JP4263236B2 - 家庭用ワゴン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は家庭用ワゴンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の家庭用ワゴンとして以下の如きものは知られている。
下部に車輪ユニットを有するワゴン本体と、このワゴン本体に固定された天板とを有するものは知られている。(参考文献:特開平7−51,130号公報)
【0003】
【従来技術の欠点】
前記従来の家庭用ワゴンには以下の如き欠点があった。
天板がワゴン本体に固定されたものであったため、所望位置に天板上の物品を移載する際、物品各々を1個ずつ移載せざるを得ず、その作業が面倒であるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。
請求項1の発明は、ワゴン本体と、このワゴン本体に取り外し自在となされた天板とを有し、前記天板に把手が設けられており、前記ワゴン本体が、前後方向に所定間隔をあけて対向する前後一対の枠体と、これら枠体の上部に渡し止められた、少なくとも2本の上部連結材とを有しており、前記天板の下面に所要個の支持脚が設けられ、前記天板が上部連結材に載置された状態において、前記支持脚が、上部連結材の内側方又は外側方に位置するようになされて天板の左右動を阻止するストッパーとなるようになされているものである。
請求項2の発明は、前記把手が、天板上面に上方突出状に設けられたものである請求項1記載のものである。
請求項3の発明は、ワゴン本体と、このワゴン本体に取り外し自在となされた天板とを有し、前記天板に把手が設けられており、前記把手が天板上面に上方突出状に設けられたものであり、前記天板の下面に支持脚が設けられ、前記把手と支持脚とが天板を挟んで対向するようになされて把手と支持脚とがねじにより天板を挟持するようにして天板に固定されているものである。
【0005】
【発明の効果】
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
本発明によれば、天板をワゴン本体より外して所望の位置に置くことにより天板上の物品を一挙に所望位置に移動することが出来、他方、ワゴン本体より外した天板を所定位置に置いた後、その天板に物品を載置し、その後、物品が載置された天板をワゴン本体に載せることにより、物品を一挙にワゴンに載せることが出来る。また、把手を利用して天板の移動をスムーズに行なうことが出来る。
本発明によれば、把手が天板上面に上方突出状に設けられたものであるので、把手を握る作業が行ないやすい。
本発明によれば、枠体と上部連結材とを有するので、天板の、ワゴン本体への取り付け(載置)が行ないやすい。
本発明によれば、天板の下面に支持脚が設けられているので、ワゴン本体より取り外した天板をテーブル上面や厨房キャビネットの作業面に載置した際、支持脚のみがテーブル上面や厨房キャビネットの作業面に当たるものであるから、テーブル上面や厨房キャビネットの作業面が濡れていても、天板の持ち上げが行ないやすい。換言すれば、支持脚がない場合、天板下面全体が濡れたテーブル上面や厨房キャビネットの作業面に当接して、表面張力により天板の持ち上げが行ないにくくなるが、本発明によれば、そのようなことがないということである。
本発明によれば、支持脚が天板の左右動を阻止するストッパーとなされているので、少ない部品点数で、天板がワゴン本体の左右方向から脱落するという事故を防止することが出来る。
本発明によれば、把手と支持脚とがねじにより天板を挟持するようにして天板に固定されているので、把手と支持脚との天板への固定を一挙に且つ簡単に行なうことが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、2つの発明の実施の形態を説明する。
なお、これらの説明において同一の部材は同一の符号で示す。
【0007】
[第1の実施の形態](図1〜図3参照)
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
【0008】
家庭用ワゴン1は、台所に設置の作業テーブルの下方空間や下方に空間を有する厨房キャビネットの下方空間に収納されるようになされている。
【0009】
家庭用ワゴン1は、ワゴン本体3と、このワゴン本体3に取り外し自在となされた天板4とを有している。
【0010】
前記ワゴン本体3は、前後方向に所定間隔をあけて対向する前後一対の枠体6と、これら枠体6の下部に渡し止められた底板7と、底板7の下部の4隅に直接又は間接に設けられた車輪ユニット8と、前記枠体6の上端より下の部分に渡し止められた2本の上部連結材9とを有している。前側の枠体6に、把手12を有する装飾前板11が取り付けられている。
【0011】
前記天板4は、前後の枠体6の間に嵌まり込む状態で上部連結材9に載置されようになされている。天板4は、本体14と、本体14の、枠体6の支柱部6aに対向する部分に設けられた弾性体15と、本体14の上面左右部に上方突出状に設けられた把手16とを有している。前記弾性体15は、天板4を前後の枠体6の間に嵌めた際、支柱部6aに強く当たるようになされている。
【0012】
前記把手16は、前後の垂直部16aと、垂直部16aの上端に渡された前後方向に長い水平部16bとを有している。図3に示すごとく、垂直部16a間の、水平部16bの下方が指通過間隙18となされている。この指通過間隙18の前後長さHは、(天板4の前後長さW)×(0.8)以上の長さとなされている。このような構成により、水平部16bの、手で掴むことが出来る部分を長くして、把手16の握持を行ないやすくしている。
【0013】
前記垂直部16aに対向するようにして天板4の下面に支持脚20が当てられている。前記支持脚20と把手16とは、支持脚20に形成された上下方向に貫通する貫通孔21を通じて下方からねじ22を垂直部16aに形成されたねじ孔23にねじ嵌めることにより、天板4を挟持するかたちで天板4に一挙に固定されている。
【0014】
前記支持脚20は、天板4を前後の枠体6の間に嵌めた際、上部連結材9の外側方に位置するようになされ、天板4を左右動させる力を天板4に加えると支持脚20が上部連結材9に当たるようになされていて、支持脚20が天板4の左右動を阻止するストッパーとストッパーとして機能するようになされている(図2参照)。なお、支持脚20は、上部連結材9の内側方又は外側方に位置し、少なくとも1つの支持脚20が天板4の、左側への移動を阻止するストッパーとして作用し、別の、少なくとも1つの支持脚20が天板4の、右側への移動を阻止するストッパーとして作用するようになされていればよい。
【0015】
[第2の実施の形態](図4参照)
なお、この説明において、前とは図4下側を、後とは同図上側をいい、左とは図4左側を、右とは同図右側をいう。
【0016】
天板25は、左右部に前後方向に長い指通過間隙26が形成され、これら指通過間隙26の外側部が把手27となされている。前記指通過間隙26の前後長さhは、(天板25の前後長さW)×(0.8)以上の長さとなされている。支持脚20はねじ(図示略)により天板25に取り付けられている。
【0017】
【変形例等】
以下に変形例等について説明を加える。
(1)把手12は指通過間隙18を有せず、上部に握持膨出部を有するものであってもよい。
(2)天板の素材は任意である。
(3)上部連結材9より上方には前後の枠体6の上部が突出することがない構造とし、即ち、上部連結材9に天板4を載置した際、天板4が、前後の枠体6の間に嵌まり込む状態とはならないような構造とし、支持脚20が上部連結材9の内側方又は外側方に位置するようにして、天板4を左右動させる力を天板4に加えると支持脚20が上部連結材9に当たるようにして、支持脚20を天板4の左右動を阻止するストッパーとしてもよい。この場合、少なくとも1つの支持脚20が天板4の、左側への移動を阻止するストッパーとして作用し、別の、少なくとも1つの支持脚20が天板4の、右側への移動を阻止するストッパーとして作用するようにすればよい。
(4)弾性体15はない場合もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す一部破砕の正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う一部破砕の矢視図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う中間省略の拡大矢視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す天板の平面図である。
【符号の説明】
1 家庭用ワゴン
3 ワゴン本体
4 天板
16 把手
Claims (3)
- ワゴン本体と、このワゴン本体に取り外し自在となされた天板とを有し、前記天板に把手が設けられており、
前記ワゴン本体が、前後方向に所定間隔をあけて対向する前後一対の枠体と、これら枠体の上部に渡し止められた、少なくとも2本の上部連結材とを有しており、前記天板の下面に所要個の支持脚が設けられ、前記天板が上部連結材に載置された状態において、前記支持脚が、上部連結材の内側方又は外側方に位置するようになされて天板の左右動を阻止するストッパーとなるようになされていることを特徴とする家庭用ワゴン。 - 前記把手が、天板上面に上方突出状に設けられたものである請求項1記載の家庭用ワゴン。
- ワゴン本体と、このワゴン本体に取り外し自在となされた天板とを有し、前記天板に把手が設けられており、
前記把手が天板上面に上方突出状に設けられたものであり、前記天板の下面に支持脚が設けられ、前記把手と支持脚とが天板を挟んで対向するようになされて把手と支持脚とがねじにより天板を挟持するようにして天板に固定されていることを特徴とする家庭用ワゴン。
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JP2004201769A JP2004201769A (ja) | 2004-07-22 |
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2002
- 2002-12-24 JP JP2002372086A patent/JP4263236B2/ja not_active Expired - Fee Related
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