JP4262727B2 - 超音波振動子 - Google Patents

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本発明は、生体の断層像を得るための超音波振動子に関する。
医療分野において、超音波振動子から生体組織内に超音波パルスを繰り返し送信し、生体組織から反射される超音波パルスのエコーを、同一あるいは別体に設けた超音波振動子で受信して、この超音波パルスを送受信する方向を徐々にずらすことによって、生体内の複数の方向から収集した情報を可視像の超音波断層画像として表示する超音波診断装置が、従来より種々提案されている。
超音波診断装置は、超音波振動子を備えた超音波プローブを装置本体に接続して超音波パルスの送受信を行うようになっており、被検者の体表面より診断を行う体外式の超音波プローブや、体腔内に挿入する体内式の超音波プローブなどが広く用いられている。体外式の超音波プローブでは、術者が被検者の腹部等の体表面に超音波プローブを当接させ、電子走査により超音波振動子で超音波パルスを送受信し、得られたエコー信号を基に超音波断層画像を生成するようになっている。
体外式の超音波プローブを用いる場合は、超音波プローブを体表面上で自在に配置できるため、モニタ上に表示される超音波断層画像が超音波プローブのどちらの方向から走査して得られた画像であるか、すなわち、超音波断層画像と超音波走査方向との対応関係を把握することが重要である。そこで、従来より術者が超音波プローブの走査方向を認識できるようにするための手段が提案されており、例えば実開昭55−138911号公報には、超音波プローブの外面に超音波振動子の走査方向を明示する表示体を設けたものが開示されている。
超音波診断において、術者としては一旦良好な画像が得られたらその画像をじっくり見て診断を行いたいという要望がある。しかし、前記従来の構成では、超音波プローブの表示体が把持する箇所以外の部分に付いているため、表示体を目視で確認しなければ走査方向がわからず、モニタを見たままでは走査方向を認識できなかった。すなわち、モニタから目を離さずに表示されている超音波断層画像がどちらの方向から見た断面を示しているのかを認識しづらいという問題点があった。
一方、上述した如き超音波振動子を備えた超音波プローブにおいては、当該超音波プローブにおける圧電素子の分割作業時の作業性の向上が望まれていた。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたもので、圧電素子の分割作業時の作業性の向上を図った超音波振動子を提供することを目的としている。
本発明の第1の超音波振動子は、矩形状を呈した圧電材を列設するよう分割して形成された複数の圧電素子と、前記圧電材の一面に設けられた電極部から延設されたフレキシブルプリント基板と、を備え、前記フレキシブルプリント基板は、前記圧電材における前記電極部に接続された、複数の銅箔パターン部により構成される複数の信号パターンであって、隣接するパターン間に所定の隙間を形成して前記電極部から一定の方向へ延設された複数の信号パターンと、前記複数の信号パターンを当該銅箔パターン部の裏面側から被覆した、光透過性を有する樹脂製フィルムで形成されたベースフィルムと、前記ベースフィルムの外表面において、隣接する前記信号パターン間の隙間をまたがるように当該信号パターンに対して略垂直方向に延設された光反射部であって、前記信号パターンの表面側から見たときに当該隣接する信号パターン間の隙間から露出した部分のみにおいて所定光を反射する光反射部と、を有し、前記複数の圧電素子は、当該隣接する信号パターン間の隙間から露出した部分のみにおいて所定光を反射する前記光反射部の位置に対応して分割形成されることを特徴とする。
本発明の第2の超音波振動子は、上記第1の超音波振動子において、前記光反射部は前記ベースフィルムの外表面上に印刷された光反射性塗料であることを特徴とする。
本発明の第3の超音波振動子は、上記第1または第2の超音波振動子において、前記樹脂製フィルムはポリイミドフィルムであることを特徴とする。
本発明によれば、圧電素子の分割作業時の作業性を向上した超音波振動子を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図4は本発明の一実施形態に係り、図1は超音波プローブの構成を示す平面図、図2は術者が超音波プローブを把持して被検者の体表面に当接させた診断時の状態を示す作用説明図、図3及び図4は把持部に設けられる滑り止め手段の変形例を示す平面図である。
超音波プローブ1は、生体の断層像を得るための超音波振動子を内蔵したハウジングからなるプローブ本体2と、プローブ本体2より延出した超音波コード3と、超音波コード3の端部に設けられたプローブコネクタ4とを有して構成されており、プローブコネクタ4を介して図示しない超音波観測装置に接続されるようになっている。プローブコネクタ4にはハンドル5が設けられ、超音波観測装置に超音波プローブ1を接続する際にはプローブコネクタ4をコネクタ受けに装着してハンドル5を回動させることによりプローブコネクタ4を固定できるように構成されている。
プローブ本体2の端面は超音波の放射面となっており、ここに音響レンズ6が配設され内部に電子走査式の超音波振動子が配置されている。超音波振動子は、複数の圧電素子が直線状に並んで配列されたリニア配列型のもので構成されている。プローブ本体2の後方は把持部7となっており、診断時には術者がこの把持部7を把持して音響レンズ6表面を被検部位へ当接させ、体内へ超音波を放射するようになっている。本実施形態では、図1においてプローブ本体2の上から下(図1の矢印で示す方向)に向かって超音波の走査がなされるようになっている。
プローブ本体2の把持部7には、滑り止め手段として複数(図では3つ)の溝8が両面に設けられている。溝8は、超音波振動子の走査方向と略平行な水平部を有し、この水平部の途中から斜めに傾斜した傾斜部8aが形成された形状となっている。傾斜部8aの傾斜方向は、超音波振動子の一方(図1において上側)の端部、すなわち超音波の走査を開始する側の端部を指している。
本実施形態の滑り止め手段は、把持部7の滑り止め機能と超音波の走査開始方向を指示する機能とを兼ね備えている。洗浄性を良好にするためには、プローブ本体2の表面にはなるべく凹凸が少ない方が望ましいので、本実施形態では滑り止めとは別に指標を設けることなく、指標を兼ねた滑り止めとして溝8を片面に3つずつ両面に設けている。なお、溝の代わりに同様な形状の突起を設けても良い。
超音波診断を行う際は、まず、被検者をベッドに横にならせ、腹部などの診断を行いたい部分の体表面にプローブ本体2の音響レンズ6表面を当接させる。このとき、被検者の体表面または音響レンズ6表面に音響ゼリーを塗付して超音波振動子と生体との音響的結合をはかるようにする。そして、プローブ本体2内部の超音波振動子をパルス駆動してリニア走査による超音波パルスの放射及び受信を行い、得られたエコー信号を基に超音波観測装置によって生体の被検部位の超音波断層画像を生成し、モニタに表示する。
超音波走査を行っているときには、図2に示すように、術者はプローブ本体2の把持部7を把持して被検部位に対してプローブ本体2を位置させている。このように小指をガイドにしながら把持した状態で、他の指9で溝8の傾斜部8aを触ることによって、触覚により超音波振動子の走査開始点の方向を認識することができる。
このように本実施形態では、超音波プローブの把持部7に溝8を設けることにより、プローブ本体2を把持した状態で触覚により容易に超音波振動子の一方の端部、すなわち走査開始する第1番目の素子がどちらの方向にあるかを認識することができる。これにより、モニタ上の画像を見たままで超音波断層画像と走査方向との対応関係を把握することができ、どちらの方向から見た断面を示した画像であるかを認識することが可能である。従って、術者は観察している画像から目を離さずに被検部位の状態を把握しながら診断を行えるため、診断時の操作性などの診断性能が向上する。
図3及び図4に滑り止め手段の変形例を示す。図3(a)に示す第1の変形例は、プローブ本体2の把持部7に超音波振動子の走査方向と略平行な水平部とこの水平部の途中から略直角に折れ曲がった垂直部とを有する複数の突起または溝からなる滑り止め11を設け、超音波の走査開始方向(図において左側の端部)を示すようにしたものである。図3(b)に示す第2の変形例は、プローブ本体2の把持部7に全体が傾斜部となった複数の突起または溝からなる滑り止め12を設け、超音波の走査開始方向(図において左側の端部)を示すようにしたものである。
図4は滑り止め手段の第3の変形例を示したものであり、(a)はプローブ本体の正面図、(b)はプローブ本体の側面図である。プローブ本体2の把持部7には超音波の走査開始方向を示す滑り止めとして傾斜部を有する段差部13が設けられている。この例では、傾斜部を延長した方向(図4(a)において左側)が超音波振動子の走査開始する第1番目の素子の方向となっており、術者が把持した状態で走査開始方向を認識可能である。
これらの変形例においても、前述と同様にプローブ本体2を把持した状態で触覚により容易に超音波の走査開始方向を認識でき、モニタ上の画像から目を離すことなく超音波断層画像と走査方向との対応関係を把握することができる。
次に、図5ないし図10を参照してプローブ本体2内部の構成を説明する。図5はプローブ本体2のハウジングを取り除いた状態での内部構造を示したものである。プローブ本体2の内部には、音響レンズ6が取り付けられた電子走査式リニア配列型の超音波振動子21が設けられている。
超音波振動子21は、後述する圧電素子にフレキシブルプリント基板(以下、FPCと略記する)22が接続され、このFPC22の略中央部に第1のコネクタ23が取り付けられている。また、プローブ本体2内には第2のコネクタ24が取り付けられたプリント基板25が設けられ、このプリント基板25には超音波コード3の一端が接続されている。前記第1のコネクタ23と第2のコネクタ24とを嵌合接続することによりFPC22とプリント基板25とを着脱可能に電気接続できるようになっている。
図6は音響レンズ6及び整合層を除いた状態での超音波振動子21の詳細構成を示す斜視図である。複数の圧電素子26が一列に並んで配設され、これらの圧電素子26の裏面部には超音波を吸収するバッキング材27が接着等により取り付けられている。バッキング材27の後端面には、ガラスエポキシ等からなる補強板28が接着されている。圧電素子26の両面には、それぞれ電極が蒸着等により設けられており、表面電極には各圧電素子26をつなぐようにグランド線29がハンダ付けにより接続されている。圧電素子26の裏面電極には、それぞれFPC22の信号パターンがハンダ付けまたは導電性接着剤等により接続されており、バッキング材27の側面部にFPC22が接着されている。
図7はフレキシブルプリント基板22のコネクタ接続部の構成を示したものである。FPC22の信号パターン30は、複数の銅箔パターンが並列に設けられて形成されており、信号パターン30の端部には第1のコネクタ23接続用のランド31が設けられている。FPC22の端部には、広い面積に渡ってグランド用銅箔電極32が設けられており、前記グランド線29が電気的に接続されるようになっている。グランド用銅箔電極32とグランド線29との接続は、例えばバッキング材27の側面部の周囲に銅箔テープを巻き付け、この銅箔テープにグランド線29を接続した後、銅箔テープとグランド用銅箔電極32とを銅線などで接続することによって、グランド線29をグランドに落とすようにする。
グランド用銅箔電極32の一部は、2列に配設されたランド31の間に延設され、クロストーク低減用パターン33を形成している。このランド31間のクロストーク低減用パターン33により、近接する信号パターン30間における信号の混入を低減し、意図しない素子からの超音波の発生を防止することができる。これにより、放射した本来の超音波ビームのエコーによって得られる断層像以外に生じる虚像等のアーチファクトを抑制することができる。
なお変形例として、隣同士の信号パターン30間のクロストークを低減するために、各信号パターン30の間にグランド用銅箔電極32を延出してクロストーク低減用パターン33を設けるようにしても良い。
前記圧電素子26、FPC22、バッキング材27の結合部を拡大した断面図を図8に示す。FPC22は、ベースフィルム34上に銅箔による信号パターン30を形成し、その表面をカバーフィルム35で被覆したフィルム状のもので構成されている。FPC22の端部は略直角方向に折り曲げられ、露呈した信号パターン30の端部が圧電素子26の裏面電極に接続されている。圧電素子26とバッキング材27との間には、接着剤36が充填されている。
図9は図8のFPC22の端部を伸ばした状態でベースフィルム34側から見た平面図である。FPC22のベースフィルム34の外表面には、信号パターン30の端部近傍に各信号パターン30とは略垂直にまたがるようにシルク印刷等による塗付部37が設けられ、この塗付部37の塗料において光線を反射するようになっている。なお、ベースフィルム34及びカバーフィルム35は、ポリイミドフィルム等の光透過性を有する樹脂製フィルムで構成されている。
ここで、図10を参照して複数の圧電素子26に分割する際の手順を説明する。図10は圧電素子を分割している途中の状態を示している。まず、1枚の細長い矩形の圧電材となった状態での圧電素子26の裏面電極側に、FPC22の信号パターン30端部に各パターンがつながって形成された共通電極部を接続した後、圧電素子26の裏面電極側をバッキング材27に接着し、FPC22の端部を折り曲げてバッキング材27の側面部に接着する。すると図10の右側に示すような組み付け状態となり、この状態でダイシングソーを用いて図10の左側に示すように圧電素子26を信号パターン30端部の共通電極部と共に複数に切断して分割する。
このとき、FPC22内面側の端部における共通電極部近傍にはシルク印刷等による塗付部37が設けられており、信号パターン30の間は塗付部37の塗料がベースフィルム34及びカバーフィルム35を透過して外側から見えるため、信号パターン30の輪郭がより認識しやすくなる。このように塗付部37によって明確にされた信号パターン30のパターン間にダイシングソーのダイヤモンドブレードが位置するように位置決めを行う。そして、各信号パターン30の間にダイヤモンドブレードを順次移動させて所定のピッチでダイシングソーにより圧電素子26を分割する。
このようにFPC22に塗付部37を設けることにより、信号パターン30間の隙間の位置を認識しやすくすることができ、ダイシングソーのダイヤモンドブレードの位置決めを容易に行うことが可能である。これにより、圧電素子の分割時の作業性を向上できる。
[付記]
(1) 生体の断層像を得るための超音波振動子を収納するハウジングを備え、前記ハウジングに把持部を有する超音波プローブであって、
前記ハウジングの把持部に、術者が把持した状態のまま触覚にて前記超音波振動子の走査開始方向を認識可能とする形態の滑り止め手段を設けたことを特徴とする超音波プローブ。
(2) 前記超音波振動子は電子走査式リニア配列型振動子からなる付記1に記載の超音波プローブ。
(3) 前記滑り止め手段は、超音波走査のために術者が前記ハウジングの把持部を把持して被検部位に該ハウジングを当接させた際に、把持している指を移動することなく接触可能な位置に設けられていることを特徴とする付記1に記載の超音波プローブ。
(4) 前記滑り止め手段は、超音波走査時に術者が前記ハウジングの把持部を把持して手の小指側を被検体に接触させながら該ハウジングを被検部位に当接させた際に、小指を除く残りの指を移動することなく接触可能な位置に設けられていることを特徴とする付記1に記載の超音波プローブ。
(5) 前記滑り止め手段は、前記超音波振動子による電子リニア走査の開始点側の方向を指示するよう設けられることを特徴とする付記2に記載の超音波プローブ。
(6) 圧電材を複数に分割し所定数の振動素子を形成した配列型超音波振動子であって、各振動素子の信号電極にプリント基板に設けられた信号パターンが接続され、各信号パターンにはランドが形成されてコネクタが接続された超音波振動子において、
前記プリント基板に設けられた信号パターンのランド間にグランド用パターンを設けたことを特徴とする超音波振動子。
(7) 前記プリント基板には信号パターンのランドが2列に並んで配設され、これらのランドの列の間にグランド用パターンを設けたことを特徴とする付記6に記載の超音波振動子。
(8) 共通電極部を有する信号パターンを形成したフレキシブルプリント基板における該共通電極部を圧電材に接続し、前記圧電材及び共通電極部を分割して複数の振動素子を形成した配列型超音波振動子において、
前記フレキシブルプリント基板は、信号パターンを被覆し光透過性を有する樹脂製フィルムを両面に有してなり、前記フィルムの一方の共通電極部近傍に光波を反射する光反射手段を設けたことを特徴とする超音波振動子。
(9) 前記樹脂製フィルムはポリイミドフィルムであり、前記光反射手段は該フィルムに印刷された塗料であることを特徴とする付記8に記載の超音波振動子。
本発明の一実施形態に係る超音波プローブの構成を示す平面図 術者が超音波プローブを把持して被検者の体表面に当接させた診断時の状態を示す作用説明図 把持部に設けられる滑り止め手段の変形例を示すもので、(a)は第1の変形例のプローブ本体の平面図、(b)は第2の変形例のプローブ本体の平面図 把持部に設けられる滑り止め手段の第3の変形例を示す平面図で、(a)はプローブ本体の正面図、(b)はプローブ本体の側面図 プローブ本体のハウジングを取り除いた状態での内部構造を示す斜視図 音響レンズ及び整合層を除いた状態での超音波振動子の詳細構成を示す斜視図 フレキシブルプリント基板のコネクタ接続部の構成を示す平面図 圧電素子、フレキシブルプリント基板、バッキング材の結合部を拡大して示した断面図 フレキシブルプリント基板の端部を伸ばした状態でベースフィルム側から見た平面図 圧電素子を分割している途中の状態を示す組立手順説明図
符号の説明
1…超音波プローブ
2…プローブ本体
6…音響レンズ
7…把持部
8…溝
8a…傾斜部
21…超音波振動子
22…フレキシブルプリント基板
26…圧電素子

Claims (3)

  1. 矩形状を呈した圧電材を列設するよう分割して形成された複数の圧電素子と、
    前記圧電材の一面に設けられた電極部から延設されたフレキシブルプリント基板と、
    を備え、
    前記フレキシブルプリント基板は、
    前記圧電材における前記電極部に接続された、複数の銅箔パターン部により構成される複数の信号パターンであって、隣接するパターン間に所定の隙間を形成して前記電極部から一定の方向へ延設された複数の信号パターンと、
    前記複数の信号パターンを当該銅箔パターン部の裏面側から被覆した、光透過性を有する樹脂製フィルムで形成されたベースフィルムと、
    前記ベースフィルムの外表面において、隣接する前記信号パターン間の隙間をまたがるように当該信号パターンに対して略垂直方向に延設された光反射部であって、前記信号パターンの表面側から見たときに当該隣接する信号パターン間の隙間から露出した部分のみにおいて所定光を反射する光反射部と、
    を有し、
    前記複数の圧電素子は、当該隣接する信号パターン間の隙間から露出した部分のみにおいて所定光を反射する前記光反射部の位置に対応して分割形成される
    ことを特徴とする超音波振動子。
  2. 前記光反射部は前記ベースフィルムの外表面上に印刷された光反射性塗料であることを特徴とする請求項1に記載の超音波振動子。
  3. 前記樹脂製フィルムはポリイミドフィルムであることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波振動子。
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