JP4261796B2 - Sbcモデルを用いたコラボレーション方法及びシステム装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、SBC(Server Based Computing)モデルによるAP(application)機能利用において、クライアント計算機とAPサーバ計算機との間のやり取りをプロキシエージェントでもって仲介・制御することにより、コラボレーションを実現する、SBCモデルを用いたコラボレーション方法及びシステム装置に関するものである。
【0002】
ここにおいて、コラボレーション(collaboration)とは、協調作業のことであり、具体的には、複数の利用者が同じ場所にいなくても、同じ物を見て、視覚的に協調作業を行うことをいう。
【0003】
【従来の技術】
従来、このコラボレーションを実現する一例として、Microsoft社のNetMeetingがある。これは、チャット、ホワイトボード機能を利用して、簡易なコラボレーションを実現するというものである。
また、WWWサーバ上でAPを稼動させ、利用者がWWWサーバを利用して、APの画面を共有しながら、リアルタイムコラボレーションを実現するツールも開発されている。
【0004】
ここで、本発明の前提であり、従来技術でもあるSBCモデルの概要を説明する。図3は、SBCモデルを概説する説明図である。
図中、1はAP利用者、2はクライアント計算機、21は専用クライアントソフトウェア、3はAPサーバ計算機、31はSBCモデル実現ミドルウェア、32はAP、4はネットワークである。尚、SBCモデル実現ミドルウェア31としては、有名なものして、MetaFrame(Citrix社)、VNC(AT&T)、Tarantella(SCO社)などがある。
【0005】
SBCモデルは、以下のS1乃至S4の繰り返しにより実現されるものである。即ち、S1として、AP利用者1によるキーボード、マウス操作情報がクライアント計算機2側の専用クライアントソフトウェア21でもって、APサーバ計算機3側のSBCモデル実現ミドルウェア31に送信される。
S2として、APサーバ計算機3側のSBCモデル実現ミドルウェア31はS1で送信されたキーボード、マウス操作情報をAP32に引き渡す。
【0006】
S3として、AP32の処理によって発生した画面更新情報がSBCモデル実現ミドルウェア31に引き渡される。
S4として、SBCモデル実現ミドルウェア31により、画面更新情報が、クライアント計算機2側の専用クライアントソフトウェア21に送信され、その結果クライアント計算機2上の画面が更新される。
【0007】
このS1乃至S4の繰り返しにより、クライアント計算機2にインストールしているのと同様な操作環境にて、APサーバ計算機3上のAP32を利用することができる(このような仕組みで実現されるモデル(型)を「SBCモデル」と呼ぶ。)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の技術で説明したツールなどにおいては、高度なコラボレーションが実現できないし、また、高度なコラボレーションを実現する為に大規模なAP開発を行う必要があるといった、機能面、コスト面に問題があった。
【0009】
ここにおいて、本発明の解決すべき主要な目的は以下の通りである。
【0010】
本発明の第1の目的は、SBCモデルを用い、既存のAPに変更を加えることなく、高度なコラボレーションを安価に実現できる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法及びシステム装置を提供することにある。
【0011】
本発明の第2の目的は、複数利用者の画面共有、個々の利用者に応じた権利付与ができる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法及びシステム装置を提供することにある。
【0012】
本発明の第3の目的は、APに係る画面に関する操作権と閲覧権とを結果的に付与することにより、多様なコラボレーションを実現できる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法及びシステム装置を提供することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、明細書、図面、特に特許請求の範囲における各請求項の記載から自ずと明らかとなろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明方法は、上記課題の解決に当たり、APサーバ計算機とクライアント計算機とのやり取りを制御するプロキシエージェントにおいて、APサーバ計算機に搭載されたAP機能により提供される画面更新情報を、クライアント計算機に転送すると共に、クライアント計算機の内、AP操作権を現に有しているAP利用者のクライアント計算機からの当該AP機能に係る操作情報については当該APサーバ計算機に転送する一方、AP操作権を現に有せずAP閲覧権しか有していないAP利用者のクライアント計算機からの当該操作情報にあっては当該APサーバ計算機に転送せず破棄する、特徴的構成手法を講じる。
【0015】
本発明システム装置は、上記課題の解決に当たり、AP機能を一以上有して、クライアント計算機とやり取りを行うAPサーバ計算機と、当該APサーバ計算機上で稼動する当該AP機能により提供され、プロキシエージェントを介して転送された画面更新情報を画面に反映させる専用クライアントソフトウェアを有する各クライアント計算機と、当該各クライアント計算機の内、AP操作権を現に有するAP利用者のクライアント計算機からの当該AP機能に係る操作情報については当該APサーバ計算機に転送する一方、AP操作権を現に有せずAP閲覧権しか有しないAP利用者からの当該AP機能に係る操作情報は当該APサーバ計算機に転送せずに破棄すると共に、当該APサーバ計算機からの画面更新情報を、AP操作権、AP閲覧権の何れかを現に有するAP利用者のクライアント計算機に転送することにより、そのクライアント計算機と当該APサーバ計算機との間におけるやり取りを仲介して制御する当該プロキシエージェントを有するプロキシサーバ計算機とを、具備する、特徴的構成手段を講じる。
【0016】
更に、具体的詳細に述べると、当該課題の解決では、本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手法又は手段を採用することにより、上記目的を達成するようになされる。
【0017】
本発明方法の第1の特徴は、SBC(Server Based Computing)モデルにおいて、既存のAP(application)を変更することなく、前記既存のAPの機能の利用を複数台のクライアント計算機間にてコラボレーションする方法であって、APサーバ計算機とクライアント計算機とのやり取りを仲介及び制御するプロキシエージェントが、前記複数台のクライアント計算機のAP操作権利状態を把握することにより、当該複数台のクライアント計算機からの操作を統括管理し、前記APサーバ計算機に対して一元的に操作、制御するに当たり、当該プロキシエージェントが、前記APサーバ計算機に搭載されたAP機能により提供される画面更新情報を、前記複数台のクライアント計算機にそれぞれ転送すると共に、当該複数台のクライアント計算機の内、AP操作権を現に有しているAP利用者のクライアント計算機からの当該AP機能に係る操作情報については当該APサーバ計算機に転送する一方、AP操作権を現に有せずAP閲覧権しか有していないAP利用者のクライアント計算機からの当該操作情報にあっては当該APサーバ計算機に転送せず破棄してなる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法の構成採用にある。
【0018】
本発明方法の第2の特徴は、上記本発明方法の第1の特徴における前記方法が、前記操作情報の有効性の有無を提示する為に、各クライアント計算機の画面に、AP操作権/AP閲覧権に係る情報を、リアルタイムに表示してなる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法の構成採用にある。
【0019】
本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方法の第1又は第2の特徴における前記方法が、現にAP操作権を有していないAP利用者のクライアント計算機に対して、AP操作権を取得させるには、当該クライアント計算機から前記プロキシエージェントに対して操作権取得要求を行い、当該操作権取得要求の諾否により、AP操作権及びAP閲覧権に関する権限付与の変更を行えてなる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法の構成採用にある。
【0020】
本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方法の第3の特徴における前記操作権取得要求の諾否が、当該操作権取得要求を受けたプロキシエージェントにより決定されてなる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法の構成採用にある。
【0021】
本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方法の第3の特徴における前記操作権取得要求の諾否が、当該操作権取得要求を受けたプロキシエージェントが、AP操作権を現に有しているAP利用者のクライアント計算機に対して当該受けた操作権取得要求を転送して、当該転送を受けたクライアント計算機を利用する当該AP利用者により決定されてなる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法の構成採用にある。
【0022】
本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前記AP操作権と前記AP閲覧権が、相互付与の割合をm:n(mは2以上の任意の自然数、nは任意の自然数)としてなる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法の構成採用にある。
【0023】
本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前記AP操作権と前記AP閲覧権が、相互付与の割合を1:n(nは任意の自然数)としてなる、SBCモデルを用いたコラボレーション方法の構成採用にある。
【0024】
一方、本発明システム装置の第1の特徴は、SBC(Server Based Computing)モデルにおいて、既存のAP(application)を変更することなく、前記既存のAPの機能の利用を複数台のクライアント計算機間にてコラボレーションするシステム装置であって、AP機能を一以上有して、クライアント計算機とやり取りを行うAPサーバ計算機と、当該APサーバ計算機上で稼動する前記AP機能により提供され、プロキシエージェントを介して転送された画面更新情報を画面に反映させる専用クライアントソフトウェアを有する各複数台のクライアント計算機と、前記各複数台のクライアント計算機のAP操作権利状態を利用者管理表として把握管理し、当該各複数台のクライアント計算機の内、AP操作権を現に有するAP利用者のクライアント計算機からの前記AP機能に係る操作情報については前記APサーバ計算機に転送する一方、AP操作権を現に有せずAP閲覧権しか有しないAP利用者からの当該AP機能に係る操作情報は当該APサーバ計算機に転送せずに破棄することにより当該複数台のクライアント計算機からの操作を統括管理し当該APサーバ計算機に対して一元的に操作、制御すると共に、当該APサーバ計算機からの画面更新情報を、AP操作権、AP閲覧権の何れかを現に有するAP利用者の前記各複数台のクライアント計算機に転送することにより、当該クライアント計算機と当該APサーバ計算機との間におけるやり取りを仲介して制御する前記プロキシエージェントを有するプロキシサーバ計算機とを、具備してなる、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置の構成採用にある。
【0025】
本発明システム装置の第2の特徴は、上記本発明システム装置の第1の特徴における前記クライアント計算機における前記専用クライアントソフトウェアが、AP操作権/AP閲覧権に係る情報を、リアルタイムに表示して、前記操作情報の有効性の有無をそのクライアント計算機上の画面に提示するソフトウェアである、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置の構成採用にある。
【0026】
本発明システム装置の第3の特徴は、上記本発明システム装置の第1又は第2の特徴における前記クライアント計算機が、当該クライアント計算機を利用するAP利用者で、かつ現にAP操作権を有していないAP利用者から、AP操作権の取得要求に係る入力操作があった場合には、前記プロキシエージェントに対して操作権取得要求をも行う前記専用クライアントソフトウェアを有すると共に、前記プロキシサーバ計算機が、前記操作権取得要求に対する前記操作権取得要求の諾否により、AP操作権及びAP閲覧権に関する権限付与に関する変更をも行う前記プロキシエージェントを有してなる、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置の構成採用にある。
【0027】
本発明システム装置の第4の特徴は、上記本発明システム装置の第3の特徴における前記プロキシサーバ計算機が、前記操作権取得要求を受けると、当該受けた操作権取得要求の諾否につき決定をも行う前記プロキシエージェントを有してなる、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置の構成採用にある。
【0028】
本発明システム装置の第5の特徴は、上記本発明システム装置の第3の特徴における前記プロキシサーバ計算機が、前記操作権取得要求を受けると、当該受けた操作権取得要求を、現にAP操作権を有している前記クライアント計算機に対して転送をも行う前記プロキシエージェントをも有すると共に、前記クライアント計算機が、前記プロキシエージェントから前記操作権取得要求に関する前記転送を受けると、AP利用者に当該転送を受けた旨を提示して当該操作権取得要求の諾否の決定を促すことも行う前記専用クライアントソフトウェアを有してなる、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置の構成採用にある。
【0029】
本発明システム装置の第6の特徴は、上記本発明システム装置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前記AP操作権と前記AP閲覧権が、相互付与の割合をm:n(mは2以上の任意の自然数、nは任意の自然数)としてなる、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置の構成採用にある。
【0030】
本発明システム装置の第7の特徴は、上記本発明システム装置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前記AP操作権と前記AP閲覧権が、相互付与の割合を1:n(nは任意の自然数)としてなる、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置の構成採用にある。
【0031】
本発明システム装置の第8の特徴は、上記本発明システム装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特徴における前記プロキシサーバ計算機の前記プロキシエージェントが、前記APサーバ計算機内に設けられて、当該APサーバ計算機と前記プロキシサーバ計算機とは一体である、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置の構成採用にある。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、該当図面を参照してシステム装置例及び方法例を説明する。
【0033】
(システム装置例)
図1は、本発明の一実施形態である、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置(以下、「本システム装置」とする。)の一例を示した構成図である。また、図2は、本システム装置におけるプロキシエージェントが保有する利用者管理表の一例である。
【0034】
本システム装置は、専用クライアントソフトウェア51を具備したクライアント計算機5と、SBCモデル実現ミドルウェア61及びAP62機能を一以上具備したAPサーバ計算機6と、プロキシエージェント71を具備したプロキシサーバ計算機7とを有する。
もっとも、プロキシエージェント71をAPサーバ計算機6に組み込み、APサーバ計算機6とプロキシサーバ計算機7とを一体構成でもよい(以下の説明では、一体構成でないことを前提とするも、一体構成でも同様な説明となる。)。
【0035】
尚、説明上、AP利用者1の内特定の者を指す場合には、AP利用者1a、AP利用者1b、AP利用者1cとし、クライアント計算機5を、その各AP利用者に対応させる場合に限り、それぞれ、クライアント計算機5a、クライアント計算機5b、クライアント計算機5cとして、それぞれ区別することにする。
【0036】
ここで、クライアント計算機5(専用クライアントソフトウェア51)は、AP利用者が操作したマウス、キーボード操作情報をプロキシエージェント71に送信すると共に、プロキシエージェント71から転送された画像更新情報を専用クライアントソフトウェア51の画面に反映する(即ち、専用クライアントソフトウェア51により、当該転送された画像更新情報が当該クライアント計算機5に備わる表示手段に表示される。)。
【0037】
また、APサーバ計算機6(SBCモデル実現ミドルウェア61)は、プロキシエージェント71から転送されたマウス、キーボード操作情報をAP62に反映させ、それにより変更されたAPの画像更新情報のみをプロキシエージェント71に送信する手段である。
かかるクライアント計算機5とAPサーバ計算機6とのやり取りにより、AP62の機能の遠隔利用が可能となる。
【0038】
ところで、プロキシエージェント71は、クライアント計算機5とAPサーバ計算機6とのやり取りを仲介し、その間での情報の流れを制御する手段であって、AP操作権が、AP利用者1aには付与され、AP利用者1bには付与されていないという場合を例にとって説明すると、AP利用者1aによるクライアント計算機5aからのマウス、キーボード操作情報をAPサーバ計算機6に転送する。
【0039】
一方で、AP利用者1bによるクライアント計算機5bからのマウス、キーボード操作情報をAPサーバ計算機6に転送しないという、制御を行うことになる。かかるプロキシエージェント71により一元的な仲介・制御が可能となり、もってSBCモデルを用いたコラボレーションが可能となる。
【0040】
このプロキシエージェント71には、一例として図2の利用者管理表72を実質的に保持しており、この利用者管理表72は、どのAP利用者1がプロキシエージェント71に現に接続していて、現にいかなる権利を持っているかという情報を含むテーブルである。
【0041】
また、AP操作権のないAP利用者1が、AP操作権を取得したい場合には、クライアント計算機5からAP操作権取得要求をプロキシエージェント71に送信することで、AP操作権を付与するかの調整を依頼することができる。このプロキシエージェント71が行う調整には、AP操作権を持つAP利用者に転送し、受諾を求める第一形態と、プロキシエージェント71自らが決定を行う第二形態が考えられる。
【0042】
このように、SBCモデルを用いて、クライアント計算機5とAPサーバ計算機6との間に、かかるプロキシエージェント71を設けることにより、AP利用者1間での画面共有、AP利用者1に応じた権利付与が可能となり、既存のAP62に何ら変更を加えることなく、高度なコラボレーションを安価に実現することが可能となる。
【0043】
(方法例)
ここにおいて、前述におけるシステム装置例での説明を前提として、本発明の一実施形態としての、SBCモデルを用いたコラボレーション方法を、図1を参照して説明する。
【0044】
AP利用者1aは、AP操作権を取得して、専用クライアントソフトウェア51を用いて、APサーバ計算機6上で稼動するAP62を、プロキシサーバ計算機7のプロキシエージェント71を介して利用する。
【0045】
その際、プロキシエージェント71は、クライアント計算機5aとAPサーバ計算機6との間のデータのやり取りを仲介する際、現に利用するAP利用者1の利用者名やその際の権利の種類(以下、こられを「利用者情報」とする)を利用者管理表72に保存しておく。それと共に、利用者情報をAP利用者1aの専用クライアントソフトウェア51に反映させ、AP操作権を持つAP利用者1aの存在をクライアント計算機5aの画面にリアルタイムに表示する。
【0046】
即ち、AP操作権を持つAP利用者1aのクライアント計算機5a上の画面において、図1の点線で囲んだ様に、権利取得表示欄xに「AP操作権」を表示する形態や、AP操作権が誰にあり、AP閲覧権が誰にあるかなどを表示したりする形態が考えられる(それは、提供されるAP62の内容に依存する。また、この表示などは、マウス、キーボード操作の有効性の有無を各AP利用者1にアナウンスする機能もある。)。
【0047】
一方これに対して(又はその後においては)、AP利用者1b、1cは、AP閲覧権を取得して、クライアント計算機5b、5cの各専用クライアントソフトウェア51を用いて、APサーバ計算機5上にて、AP操作権を現に持つAP利用者1aが利用している画面を、プロキシエージェント71を介して閲覧する。
【0048】
その際、クライアント計算機5b、5cからプロキシサーバエージェント71に送信されるマウス、キーボード操作情報は、プロキシエージェント71により、APサーバ計算機6に転送されることはなく、そのパケットは破棄されることになる。なお、AP閲覧権取得により、プロキシエージェント71、専用クライアントソフトウェア51においては、利用者管理表72へその取得に際した処理、権利取得表示欄yへの「AP閲覧権」の表示といったことが、AP操作権と同様になされる。
【0049】
このようにして、AP操作権とAP閲覧権とを該当AP毎に、予め又は結果的に、付与することにより、高度なコラボレーションを実現できる。
【0050】
ところで、AP操作権は、例えば、そのAP62に最初にアクセスしたAP利用者1(以下、「最初の利用者」とする。)に対しては必ず付与し、その後に同一のAP62に別のAP利用者1(以下、「別の利用者」とする。)がアクセスした場合には、その最初の利用者が、AP操作権をそのアクセスした別の利用者1に付与するかを決定できるようにする(後述の第一形態に対応)。
【0051】
また、プロキシエージェント71により、そのAP62に対しては、所定の数の利用者に対しては操作権を付与するようにすること(後述の第二形態に対応)もできる(例えば、対戦ゲームでは、所定の数は2になる。)。
【0052】
ここで、先の例において、利用者1bが、AP操作権を取得したい場合には、専用クライアント51の機能などを用いることにより、AP操作権取得要求をプロキシエージェント71に送信する。すると、AP利用者1bからのAP操作権取得要求を受信したプロキシエージェント71は、第一形態としては、AP操作権を現に持つAP利用者1aにそのAP操作権取得要求を転送してAP操作権付与の許否を委ねる。
【0053】
即ち、プロキシエージェント71からのAP操作権取得要求の転送を受けたAP利用者1aは、AP操作権をAP利用者1bに付与するか否かの判断を行い、その判断結果をプロキシエージェント71に送信する。尚、第二形態としては、プロキシエージェント71自らが判断決定を行うことになる。尚、何れの場合においても、AP62機能に問い合わせるなどの手続きを踏むことも考えられる。
【0054】
そして、AP操作権を付与する場合には、プロキシエージェント71は、AP操作権取得要求をなしたAP利用者1bにその旨報告し、AP利用者1bからのマウス、キーボード操作情報を受け取り、APサーバ計算機6に転送するようにする。これにより、AP利用者1bに、AP操作権が付与されたことになる。
【0055】
ところで、新たにAP操作権を付与する場合には、AP操作権を現に持っているAP利用者1aからAP操作権を奪う形態と、そのままAP利用者1aにAP操作権を与えたままにする形態が考えられる。
【0056】
即ち、AP操作権を現に付与されているAP利用者:AP閲覧権を現に付与されているAP利用者が、1:n(nは任意の自然数)なる関係の場合と、m:n(mは二以上の任意の自然数、nは任意の自然数)なる関係の場合とがある。前者の場合には、一方的な遠隔授業といった教育システムなどを、後者の場合には、公開持ち回り会議システムなどを実現できる。
【0057】
尚、権利付与に変更が生じた場合には、AP利用者1a、1b、1cの専用クライアントソフトウェア51上の権利取得表示欄x、y、利用者管理表72などの変更が、その権利付与の変更の際に、行われことになる。
【0058】
以上、本発明の形態であるシステム装置例、方法例を説明したが、本発明の目的を達し、下記する効果を奏する範囲において、適宜変更して実施可能である。
【0059】
【発明の効果】
本発明は、SBCモデルによる、クライアント計算機とAPサーバ計算機との間のやり取りを、プロキシエージェントに仲介・制御させることにより、既存のAPに変更を加えることなく、高度なコラボレーションを安価に実現することができ、またAP提供者にとっても利点のある有益な優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例としての、SBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置の構成図である。
【図2】図1のプロキシエージェント中の利用者管理表の一例である。
【図3】従来技術で本発明の前提でもある、SBCモデルの概要を説明する説明図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c…AP利用者
2、5、5a、5b、5c…クライアント計算機
21、51…専用クライアントソフトウェア
3、6…APサーバ計算機
31、61…SBCモデル実現ミドルウェア
32、62…AP
4…ネットワーク
7…プロキシサーバ計算機
71…プロキシエージェント
72…利用者管理表
x、y…権利取得表示欄
Claims (15)
- SBC(Server Based Computing)モデルにおいて、既存のAP(application)を変更することなく、前記既存のAPの機能の利用を複数台のクライアント計算機間にてコラボレーションする方法であって、
APサーバ計算機とクライアント計算機とのやり取りを仲介及び制御するプロキシエージェントが、前記複数台のクライアント計算機のAP操作権利状態を把握することにより、当該複数台のクライアント計算機からの操作を統括管理し、前記APサーバ計算機に対して一元的に操作、制御するに当たり、
当該プロキシエージェントが、前記APサーバ計算機に搭載されたAP機能により提供される画面更新情報を、前記複数台のクライアント計算機にそれぞれ転送すると共に、当該複数台のクライアント計算機の内、AP操作権を現に有しているAP利用者のクライアント計算機からの当該AP機能に係る操作情報については当該APサーバ計算機に転送する一方、AP操作権を現に有せずAP閲覧権しか有していないAP利用者のクライアント計算機からの当該操作情報にあっては当該APサーバ計算機に転送せず破棄する、
ことを特徴とするSBCモデルを用いたコラボレーション方法。 - 前記方法は、
前記操作情報の有効性の有無を提示する為に、各クライアント計算機の画面に、AP操作権/AP閲覧権に係る情報を、リアルタイムに表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のSBCモデルを用いたコラボレーション方法。 - 前記方法は、
現にAP操作権を有していないAP利用者のクライアント計算機に対して、AP操作権を取得させるには、当該クライアント計算機から前記プロキシエージェントに対して操作権取得要求を行い、当該操作権取得要求の諾否により、AP操作権及びAP閲覧権に関する権限付与の変更を行える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のSBCモデルを用いたコラボレーション方法。 - 前記操作権取得要求の諾否は、
当該操作権取得要求を受けたプロキシエージェントにより決定される、
ことを特徴とする請求項3に記載のSBCモデルを用いたコラボレーション方法。 - 前記操作権取得要求の諾否は、
当該操作権取得要求を受けたプロキシエージェントが、AP操作権を現に有しているAP利用者のクライアント計算機に対して当該受けた操作権取得要求を転送して、当該転送を受けたクライアント計算機を利用する当該AP利用者により決定される、
ことを特徴とする請求項3に記載のSBCモデルを用いたコラボレーション方法。 - 前記AP操作権と前記AP閲覧権は、
相互付与の割合をm:n(mは2以上の任意の自然数、nは任意の自然数)とする、
ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載のSBCモデルを用いたコラボレーション方法。 - 前記AP操作権と前記AP閲覧権は、
相互付与の割合を1:n(nは任意の自然数)とする、
ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載のSBCモデルを用いたコラボレーション方法。 - SBC(Server Based Computing)モデルにおいて、既存のAP(application)を変更することなく、前記既存のAPの機能の利用を複数台のクライアント計算機間にてコラボレーションするシステム装置であって、
AP機能を一以上有して、クライアント計算機とやり取りを行うAPサーバ計算機と、
当該APサーバ計算機上で稼動する前記AP機能により提供され、プロキシエージェントを介して転送された画面更新情報を画面に反映させる専用クライアントソフトウェアを有する各複数台のクライアント計算機と、
前記各複数台のクライアント計算機のAP操作権利状態を利用者管理表として把握管理し、当該各複数台のクライアント計算機の内、AP操作権を現に有するAP利用者のクライアント計算機からの前記AP機能に係る操作情報については前記APサーバ計算機に転送する一方、AP操作権を現に有せずAP閲覧権しか有しないAP利用者からの当該AP機能に係る操作情報は当該APサーバ計算機に転送せずに破棄することにより当該複数台のクライアント計算機からの操作を統括管理し当該APサーバ計算機に対して一元的に操作、制御すると共に、当該APサーバ計算機からの画面更新情報を、AP操作権、AP閲覧権の何れかを現に有するAP利用者の前記各複数台のクライアント計算機に転送することにより、当該クライアント計算機と当該APサーバ計算機との間におけるやり取りを仲介して制御する前記プロキシエージェントを有するプロキシサーバ計算機とを、
具備する、
ことを特徴とするSBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置。 - 前記クライアント計算機における前記専用クライアントソフトウェアは、
AP操作権/AP閲覧権に係る情報を、リアルタイムに表示して、前記操作情報の有効性の有無をそのクライアント計算機上の画面に提示するソフトウェアである、
ことを特徴とする請求項8に記載のSBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置。 - 前記クライアント計算機は、
当該クライアント計算機を利用するAP利用者で、かつ現にAP操作権を有していないAP利用者から、AP操作権の取得要求に係る入力操作があった場合には、前記プロキシエージェントに対して操作権取得要求をも行う前記専用クライアントソフトウェアを有すると共に、
前記プロキシサーバ計算機は、
前記操作権取得要求に対する前記操作権取得要求の諾否により、AP操作権及びAP閲覧権に関する権限付与に関する変更をも行う前記プロキシエージェントを有する、
ことを特徴とする請求項8又は9に記載のSBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置。 - 前記プロキシサーバ計算機は、
前記操作権取得要求を受けると、当該受けた操作権取得要求の諾否につき決定をも行う前記プロキシエージェントを有する、
ことを特徴とする請求項10に記載のSBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置。 - 前記プロキシサーバ計算機は、
前記操作権取得要求を受けると、当該受けた操作権取得要求を、現にAP操作権を有している前記クライアント計算機に対して転送をも行う前記プロキシエージェントをも有すると共に、
前記クライアント計算機は、
前記プロキシエージェントから前記操作権取得要求に関する前記転送を受けると、AP利用者に当該転送を受けた旨を提示して当該操作権取得要求の諾否の決定を促すことも行う前記専用クライアントソフトウェアを有する、
ことを特徴とする請求項10に記載のSBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置。 - 前記AP操作権と前記AP閲覧権は、
相互付与の割合をm:n(mは2以上の任意の自然数、nは任意の自然数)とする、
ことを特徴とする請求項8、9、10、11又は12に記載のSBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置。 - 前記AP操作権と前記AP閲覧権は、
相互付与の割合を1:n(nは任意の自然数)とする、
ことを特徴とする請求項8、9、10、11又は12に記載のSBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置。 - 前記プロキシサーバ計算機の前記プロキシエージェントは、
前記APサーバ計算機内に設けられて、当該APサーバ計算機と前記プロキシサーバ計算機とは一体である、
ことを特徴とする請求項8、9、10、11、12、13又は14に記載のSBCモデルを用いたコラボレーションシステム装置。
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