JP4261670B2 - Strut damper dust cover mounting structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に用いられるストラットダンパのダストカバー取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ストラットダンパとして、実公平3-11467 号公報に記載の如く、ダンパのシリンダに車輪側取付部材を備えるとともに、ピストンロッドに車体側取付部材を備え、シリンダの外周に固定した下スプリングシートと、ピストンロッドの周囲に設置されるとともに、車体側取付部材にスラスト軸受を介して背面支持されてなる上スプリングシートとの間に、懸架スプリングを介装してなるものである。ストラットダンパでは、ステアリング操舵時にタイロッドを介してシリンダが回動するため、スラスト軸受の存在により、シリンダに固定の下スプリングシートの回動に懸架スプリングと上スプリングシートをともにスムースに追従して回動させ得るようにしたものである。
【0003】
また、従来のストラットダンパでは、ピストンロッドの外周に挿着したバンプラバーを上スプリングシートにより背面支持し、シリンダの端部とバンプラバーとの衝合によりダンパの収縮端を規制可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、従来のストラットダンパにおいて、シリンダの端部のピストンロッド貫通部を覆うダストカバーは、上端部をバンプラバーに固定し、下端部をシリンダまわりに間隙をおいた開放端としている。このため、ダストカバーは下部開放端からの雨水やダスト類の侵入を阻止できない。
【0005】
尚、従来技術において、ダストカバーの下端部をシリンダの外周部に隙間なく取着する場合には、前述のステアリング操舵力によるシリンダの回動時に、ダストカバーの下端部はシリンダとともに回転するが、ダストカバーの上端部はピストンロッドの外周に固く抱き付いていて不動のバンプラバーに固定されていて動かない。このとき、ダストカバーはねじれて破損するものとなる。
【0006】
本発明の課題は、ストラットダンパのダストカバー取付構造において、ダストカバーによりシリンダ端部のピストンロッド貫通部を密封するとともに、該ダストカバーにねじれを生じさせないことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、ダンパのシリンダに車輪側取付部材を備えるとともに、ピストンロッドに車体側取付部材とスラスト軸受を備え、シリンダの外周に固定した下スプリングシートと、ピストンロッドの周囲に設置されるとともに、車体側取付部材にスラスト軸受を介して背面支持されてなる上スプリングシートとの間に、懸架スプリングを介装し、ピストンロッドの外周に挿着したバンプラバーを上スプリングシートにより背面支持し、シリンダの端部とバンプラバーとの衝合によりダンパの収縮端を規制可能とし、シリンダの端部のピストンロッド貫通部を覆うダストカバーを備えてなるストラットダンパのダストカバー取付構造において、ダストカバーの下端部が下スプリングシートに付帯のスプリングラバーに固定され、該ダストカバーの上端部が上スプリングシートに付帯のスプリングラバーと、バンプラバーのための拘束キャップとの間に挟着されてなるようにしたものである。
【0008】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において更に、前記拘束キャップが金属製であるようにしたものである。
【0009】
【作用】
本発明によれば下記 (a) 〜 (c)の作用がある。
(a)ダストカバーは、シリンダの外周に固定されている下スプリングシートに下端部を取着されるとともに、ピストンロッドの周囲に設置されている上スプリングシートに上端部を取着される。従って、ダストカバーは上下両端部を閉塞状とされ、雨水やダスト類の侵入を阻止し、シリンダの端部におけるピストンロッドの貫通部を密封できる。
【0010】
(b)ストラットダンパにおいて、ステアリング操舵力によるシリンダの回動を許容するため、上スプリングシートは懸架スプリングとともに、スラスト軸受の存在により、シリンダに固定の下スプリングシートの回動に追従して回動する。即ち、本発明にあっては、ダストカバーが上下両端部のそれぞれを下スプリングシートと上スプリングシートに取着される状態で、下スプリングシートと上スプリングシートが同期的に共回りするものであり、ダストカバーにねじれを生ずることがない。尚、ダストカバーの上端部はバンプラバーに接しないようにセットされているから、ダストカバーの上端部は上スプリングシートとともに回動するに際し、バンプラバーから何らその回動に対する抵抗を付与されることがない。
【0011】
(c)ダストカバーの下端部が下スプリングシートに付帯のスプリングラバーに固定され、ダストカバーの上端部が上スプリングシートと、バンプラバーのための拘束キャップとの間に挟着されてなるようにした。これにより、ダストカバーの取着構造を簡素とし、ダンパの組立性を簡素化できる。このとき、ダストカバーは、上端部側では、拘束キャップとともに上スプリングシートにより回動され、拘束キャップはバンプラバーに接触しているが、該拘束キャップが鉄等の金属製であって摩擦係数が小さいのでバンプラバーからその回動に対する抵抗をほとんど付与されずに支障なく回動できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1はストラットダンパの全体を示す要部断面図、図2は図1の平面図、図3は図1の要部拡大断面図である。
【0013】
ストラットダンパ10は、図1に示す如く、シリンダ11とピストンロッド12とを有してなり、シリンダ11に車輪側取付部材13を備えて車輪に結合されるとともに、ピストンロッド12に車体側取付部材14を備えて車体に取付けられる。尚、車体側取付部材14は、ピストンロッド12の上端側の小径部12Aまわりで、小径部12Aに続く中径部12Bとの段差部の上に挿着した、ワッシャ15、カバー16、マウントラバー17、ワッシャ18をナット19により締結することにて構成されている。
【0014】
また、ストラットダンパ10は、シリンダ11の外周に固定した下スプリングシート21と、ピストンロッド12の周囲に設置されるとともに、車体側取付部材14にスラスト軸受25を介して背面支持されてなる上スプリングシート22との間に、懸架スプリング23を介装している。具体的には、懸架スプリング23は、下スプリングシート21のスプリングラバー21Aと上スプリングシート22のスプリングラバー22Aとに着座せしめられる。このストラットダンパ10では、ステアリング操舵時に、タイロッド(不図示)を介してシリンダ11が回動するため、スラスト軸受25の存在により、シリンダ11に固定の下スプリングシート21の回動に懸架スプリング23と上スプリングシート22をともにスムースに追従して同期的に回動させ得るようにしてある。尚、ストラットダンパ10にあっては、ピストンロッド12の中径部12Bまわりで、中径部12Bに続く大径部12Cとの段差部の上に、後述する拘束キャップ26、上スプリングシート22、ワッシャ27、スラスト軸受25を挿着し、スラスト軸受25をこのワッシャ27と前述のワッシャ15との間に介装してある。
【0015】
また、ストラットダンパ10は、ピストンロッド12の大径部12Cのまわりに固く抱き付くように挿着したバンプラバー28を拘束キャップ26を介して上スプリングシート22により背面支持し、シリンダ11の端部11Aとバンプラバー28との衝突により収縮端を規制可能としている。拘束キャップ26は、鉄等の金属製カップ状体であり、バンプラバー28の変形を規制してバンプラバー28のばね定数の発現を図る。
【0016】
即ち、ストラットダンパ10にあっては、車両が路面から受ける衝撃力を懸架スプリング23の弾発力により吸収するように伸縮する。そして、ストラットダンパ10は、その伸縮に伴うピストン(不図示)の上下動時に、該ピストンに設けられているオリフィス、減衰バルブ等をオイルが通過することによって発生する減衰力により、その伸縮振動を速やかに抑制するものである。
【0017】
然るに、ストラットダンパ10にあっては、シリンダ11の端部11Aのピストンロッド12が貫通する部分を覆う蛇腹状ダストカバー30を備えている。ダストカバー30は、図3に示す如く、下端部30Aが下スプリングシート21に取着されるとともに、上端部30Bがバンプラバー28に接しない状態で、上スプリングシート22に取着されるようになっている。
【0018】
ダストカバー30の下端部30Aは、下スプリングシート21に付帯のスプリングラバー21A(スプリングラバー21Aは下スプリングシート21の上に載る状態で懸架スプリング23により保持されている)に嵌め込み固定される。また、ダストカバー30の上端部30Bは、上スプリングシート22に付帯のスプリングラバー22A(スプリングラバー22Aは上スプリングシート22の下で懸架スプリング23に挟まれている)と、バンプラバー28のための拘束キャップ26の外周面との間に挟着される。具体的には、ダストカバー30の上端部30Bは拘束キャップ26に被着され、上スプリングシート22のスプリングラバー22Aの内径側を延長して、上スプリングシート22がスプリングラバー22Aを介してダストカバー30を拘束キャップ26に押し付ける状態である。
【0019】
従って、ストラットダンパ10におけるダストカバー30の組付手順は以下の如くなされる。
(1) シリンダ11とピストンロッド12のダンパ組付体のピストンロッド12の大径部12Cの上端部にバンプラバー28を挿着する。
【0020】
(2) ダストカバー30の下端部30Aにスプリングラバー21Aの上端縁部を嵌め込み、ダストカバー30の上端部30Bを拘束キャップ26に被着したカバー組付体を、ダンパ組付体の上部に被冠し、スプリングラバー21Aを下スプリングシート21に載せ、拘束キャップ26をバンプラバー28の上部に位置付ける。
【0021】
(3) 懸架スプリング23を挿入する。懸架スプリング23の下端部をスプリングラバー21Aを介して下スプリングシート21に載せる。
【0022】
(4) 上スプリングシート22とスプリングラバー22Aをピストンロッド12の中径部12Bまわりに挿着する。これにより、懸架スプリング23の上端部にスプリングラバー22A、上スプリングシート22を載せる。
【0023】
(5) ピストンロッド12の中径部12Bまわりで、上スプリングシート22の上に、ワッシャ27、スラスト軸受25を挿着し、更に、ピストンロッド12の小径部12Aまわりで、ワッシャ15、カバー16、マウントラバー17、ワッシャ18を挿着し、それらをナット19で締結固定し、組付完了とする。
【0024】
即ち、ダストカバー30の下端部30A、上端部30Bをシリンダ11とピストンロッド12の周囲に閉塞固定化するものでありながら、組付性は簡素である。
【0025】
従って、本実施形態によれば、以下の作用がある。
▲1▼ダストカバー30は、シリンダ11の外周に固定されている下スプリングシート21に下端部30Aを取着されるとともに、ピストンロッド12の周囲に設置されている上スプリングシート22に上端部30Bを取着される。従って、ダストカバー30は上下両端部30A、30Bを閉塞状とされ、雨水やダスト類の侵入を阻止し、シリンダ11の端部におけるピストンロッド12の貫通部を密封できる。
【0026】
▲2▼ストラットダンパ10において、ステアリング操舵力によるシリンダ11の回動を許容するため、上スプリングシート22は懸架スプリング23とともに、スラスト軸受25の存在により、シリンダ11に固定の下スプリングシート21の回動に追従して回動する。即ち、本発明にあっては、ダストカバー30が上下両端部のそれぞれを下スプリングシート21と上スプリングシート22に取着される状態で、下スプリングシート21と上スプリングシート22が同期的に共回りするものであり、ダストカバー30にねじれを生ずることがない。尚、ダストカバー30の上端部30Bはバンプラバー28に接しないようにセットされているから、ダストカバー30の上端部は上スプリングシート22とともに回動するに際し、バンプラバー28から何らその回動に対する抵抗を付与されることがない。
【0027】
▲3▼ダストカバー30の下端部30Aが下スプリングシート21に付帯のスプリングラバー21Aに固定され、ダストカバー30の上端部30Bが上スプリングシート22と、バンプラバー28のための拘束キャップ26との間に挟着されてなるようにした。これにより、ダストカバー30の取着構造を簡素とし、ダンパ10の組立性を簡素化できる。このとき、ダストカバー30は、上端部30B側では、拘束キャップ26とともに上スプリングシート22により回動され、拘束キャップ26はバンプラバー28に接触しているが、該拘束キャップ26が鉄等の金属製であって摩擦係数が小さいのでバンプラバー28からその回動に対する抵抗をほとんど付与されずに支障なく回動できる。
【0028】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、ダストカバー30の上端部30Bは、上スプリングシート22と、そのスプリングラバー22Aとの間に挟着されることにて上スプリングシート22に取着されるものであっても良い。このとき、ダンパ10はバンプラバー28の拘束キャップ26を備えることを必要としない。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ストラットダンパのダストカバー取付構造において、ダストカバーによりシリンダ端部のピストンロッド貫通部を密封するとともに、該ダストカバーにねじれを生じさせないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はストラットダンパの全体を示す要部断面図である。
【図2】 図2は図1の平面図である。
【図3】 図3は図1の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ストラットダンパ
11 シリンダ
12 ピストンロッド
13 車輪側取付部材
14 車体側取付部材
21 下スプリングシート
21A スプリングラバー
22 上スプリングシート
22A スプリングラバー
23 懸架スプリング
25 スラスト軸受
26 拘束キャップ
28 バンプラバー
30 ダストカバー
30A 下端部
30B 上端部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dust cover mounting structure for a strut damper used in an automobile.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as described in Japanese Utility Model Publication No. 3-11467, as a strut damper, a damper cylinder includes a wheel side mounting member, a piston rod includes a vehicle body side mounting member, and a lower spring seat fixed to the outer periphery of the cylinder. The suspension spring is interposed between the upper spring seat that is installed around the piston rod and supported on the back surface of the vehicle body side attachment member via a thrust bearing. In the strut damper, the cylinder rotates via the tie rod during steering, so the suspension spring and the upper spring seat both follow the rotation of the lower spring seat fixed to the cylinder and smoothly follow the presence of the thrust bearing. It is something that can be made to.
[0003]
Further, in the conventional strut damper, the bump rubber inserted on the outer periphery of the piston rod is supported on the back by the upper spring seat, and the contraction end of the damper can be regulated by the collision between the end of the cylinder and the bump rubber.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional strut damper, the dust cover that covers the piston rod penetrating portion at the end of the cylinder has an upper end fixed to the bump rubber and a lower end that is an open end with a gap around the cylinder. For this reason, the dust cover cannot prevent rainwater and dust from entering from the lower open end.
[0005]
In the prior art, when the lower end portion of the dust cover is attached to the outer peripheral portion of the cylinder without a gap, the lower end portion of the dust cover rotates with the cylinder when the cylinder is rotated by the steering steering force described above. The upper end of the dust cover is firmly attached to the outer periphery of the piston rod and is fixed to the immovable bump rubber so that it does not move. At this time, the dust cover is twisted and broken.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to seal a piston rod penetrating portion at a cylinder end with a dust cover and prevent the dust cover from being twisted in a dust cover mounting structure of a strut damper.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, the damper cylinder includes a wheel side mounting member, the piston rod includes a vehicle body side mounting member and a thrust bearing, and is fixed to the outer periphery of the cylinder. A bump rubber inserted in the outer periphery of the piston rod is mounted on the upper spring seat with a suspension spring between the upper spring seat that is installed on the vehicle body side and supported by the rear surface of the vehicle body side mounting member through a thrust bearing. A strut damper dust cover mounting structure that includes a dust cover that supports the back surface of the cylinder and can regulate the contraction end of the damper by abutting between the cylinder end and the bump rubber, and covers the piston rod penetration at the cylinder end. in the lower end of the dust cover is secured to the spring rubber attached to the lower spring seat, the A spring rubber upper end attached to the upper spring seat Sutokaba, in which as formed by sandwiched between the restraint cap for bump rubber.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the restraining cap is made of metal .
[0009]
[Action]
The present invention has the following effects (a) to (c) .
(a) The dust cover has a lower end attached to a lower spring seat fixed to the outer periphery of the cylinder, and an upper end attached to an upper spring seat installed around the piston rod. Accordingly, the upper and lower ends of the dust cover are closed, and the penetration of rainwater and dust can be prevented, and the piston rod penetration at the end of the cylinder can be sealed.
[0010]
(b) In the strut damper, the upper spring seat rotates together with the suspension spring to follow the rotation of the lower spring seat fixed to the cylinder due to the presence of the thrust bearing in order to allow the cylinder to rotate by the steering steering force. To do. In other words, in the present invention, the lower spring seat and the upper spring seat rotate together synchronously with the dust cover being attached to the lower spring seat and the upper spring seat at the upper and lower ends, respectively. The dust cover will not be twisted. In addition, since the upper end of the dust cover is set so as not to contact the bump rubber, when the upper end of the dust cover rotates together with the upper spring seat, any resistance to the rotation is given from the bump rubber. There is no.
[0011]
(c) The lower end of the dust cover is fixed to the spring spring attached to the lower spring seat, and the upper end of the dust cover is sandwiched between the upper spring seat and the restraining cap for the bump rubber. did. Thereby, the attachment structure of a dust cover can be simplified and the assembly property of a damper can be simplified. At this time, the dust cover is rotated by the upper spring seat together with the restraining cap on the upper end side, and the restraining cap is in contact with the bump rubber, but the restraining cap is made of metal such as iron and has a friction coefficient. Since it is small, it can be rotated from the bump rubber without any difficulty with almost no resistance to the rotation.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 is a cross-sectional view of the main part showing the entire strut damper, FIG. 2 is a plan view of FIG. 1, and FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of the main part of FIG.
[0013]
As shown in FIG. 1, the
[0014]
The
[0015]
Further, the
[0016]
That is, the
[0017]
However, the
[0018]
The
[0019]
Therefore, the assembly procedure of the
(1) The
[0020]
(2) A cover assembly in which the upper end edge of the
[0021]
(3) Insert the
[0022]
(4) Insert the
[0023]
(5) A
[0024]
That is, the
[0025]
Therefore, according to the present embodiment, there are the following operations.
(1) The
[0026]
(2) In the
[0027]
(3) The
[0028]
Although the embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration of the present invention is not limited to this embodiment, and there are design changes and the like without departing from the gist of the present invention. However, it is included in the present invention. For example, the
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the dust cover mounting structure of the strut damper, it is possible to seal the piston rod penetrating portion at the cylinder end with the dust cover and to prevent the dust cover from being twisted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part showing an entire strut damper.
FIG. 2 is a plan view of FIG.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a main part of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
シリンダの外周に固定した下スプリングシートと、ピストンロッドの周囲に設置されるとともに、車体側取付部材にスラスト軸受を介して背面支持されてなる上スプリングシートとの間に、懸架スプリングを介装し、
ピストンロッドの外周に挿着したバンプラバーを上スプリングシートにより背面支持し、シリンダの端部とバンプラバーとの衝合によりダンパの収縮端を規制可能とし、
シリンダの端部のピストンロッド貫通部を覆うダストカバーを備えてなるストラットダンパのダストカバー取付構造において、
ダストカバーの下端部が下スプリングシートに付帯のスプリングラバーに固定され、
該ダストカバーの上端部が上スプリングシートに付帯のスプリングラバーと、バンプラバーのための拘束キャップとの間に挟着されてなることを特徴とするストラットダンパのダストカバー取付構造。The damper cylinder includes a wheel side mounting member, and the piston rod includes a vehicle body side mounting member and a thrust bearing.
A suspension spring is interposed between the lower spring seat fixed to the outer periphery of the cylinder and the upper spring seat that is installed around the piston rod and supported on the rear surface of the vehicle body side mounting member via a thrust bearing. ,
The bump rubber inserted on the outer periphery of the piston rod is supported on the back by the upper spring seat, and the contraction end of the damper can be regulated by the collision between the end of the cylinder and the bump rubber.
In the dust cover mounting structure of the strut damper comprising a dust cover that covers the piston rod penetrating portion at the end of the cylinder,
The lower end of the dust cover is fixed to the spring rubber attached to the lower spring seat ,
A dust cover mounting structure for a strut damper, wherein an upper end portion of the dust cover is sandwiched between a spring rubber attached to the upper spring seat and a restraining cap for a bump rubber .
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