JP4260988B2 - 水陸移動作業台 - Google Patents

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    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins

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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は脚柱を水底又は陸上に着床させて水面上や陸上域で各種の作業を行わせるために用いる水陸移動作業台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
土木工事や建設工事等においては、作業目的に応じて作業員や資材、建設機械等を適当な場所に配置して施工する必要があるが、作業現場によって種々の問題が生ずる。
【0003】
たとえば、港湾、海岸、河川や湖沼等で施工する際には、水面上に作業場所を確保するために、水面上に作業足場を架設したり、あるいは、作業台船や作業船を用意する必要があるが、作業足場の場合は、柱を水底に着床させて架設することになるため、潮の干満や波浪等の影響を受けることがなく、したがって、作業性もよく、精度のよい施工が期待できるが、工事進捗によって作業場所を移動させる場合に、解体、輸送、再架設が必要となることから、手間が掛かり、工期が長くなる等の問題があり、一方、作業台船や作業船の場合は、作業足場による場合に比して、工事進捗による移動は容易であるが、潮の干満や波浪等の影響を受け易いため、気象条件によっては作業性や施工精度が悪くなり、且つ船の吃水よりも浅い場所では船が入れないため、使用できない、という問題がある。
【0004】
又、陸上部でも、山間部等は建設機械等の配置が困難であるため、作業足場を架設することがあるが、この場合、作業足場を架設しずらいだけでなく、水面上の作業足場と同様に工事進捗による足場の移動が大変である。
【0005】
そのため、上記港湾や海岸等での施工のために、従来より、海上作業船が用いられている。この作業船は、図12にその一例の概略を示す如く、船体aの4隅に脚柱bを昇降自在に装着したもので、作業場所まで船体aを移動させた後、アンカーで位置決めして脚柱bを海底に着床させ、更に、船体aを水面より上昇させて海洋条件に左右されない作業場所を確保できるようにしたものである。
【0006】
しかしながら、かかる海上作業船の場合、作業場所を移動させる際には、船体aを海上に着水するまで下降させた後、各脚柱bを上昇させて船体aを移動させればよいので、固定式作業足場の場合のような、作業足場の再架設作業は不要であるが、吃水の浅い場所や陸上部では使用することはできないという問題がある。
【0007】
この問題を解決できるものとして、たとえば、特公平1−56210号公報や特開昭62−141217号公報に記載されたものが提案されている。
【0008】
上記特公平1−56210号公報に記載されたものは、図13に示す如く、略三角形状とした作業船体cの各コーナー部付近にターンテーブルdを組み付けると共に、各ターンテーブルdの中心を通る位置に直線状の長孔eを設けて、該長孔eの部分に、スパッド支持部材fを長孔eに沿う方向へ摺動自在に取り付け、且つ該スパッド支持部材fに、作業用スパッドgを昇降可能に貫通支持させ、更に、作業船体cの各コーナー部に、補助スパッドhを昇降可能に貫通支持させた構成の海上作業台としてある。
【0009】
又、上記特開昭62−141217号公報に記載されたものは、図14(イ)(ロ)に示す如く、互いに三角形状に形成された作業台の第1本体iと第2本体jとを、旋回操作台kを介して旋回可能に重ね合わせると共に、移動用レールlにより水平方向へ相対移動できるようにし、且つ上記第1本体iと第2本体jの各コーナー部に、それぞれ脚柱mを昇降可能に貫通支持させた構成の歩行式作業台としてある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記図13に示す海上作業台の場合、ターンテーブルdを介し進行方向へ向けた長孔eに沿わせてスパッド支持部材fを摺動させることによって作業船体cを移動させるものであるため、定点旋回を行うことはできない。又、スパッドg,hを着床させる地盤が軟弱な場所では、作業船体cを上昇させるときにスパッドg,hが沈み込むことがあるため、充分な支持力が得られるまでスパッドg,hにプレロードを掛ける必要があるが、スパッドg,hが3点配置であることから、プレロードが掛けられない。すなわち、スパッドが4点配置であれば、対角方向のスパッドを利用してプレロードを掛けることができるが、3点配置では対角方向にスパッドがないのでプレロードを掛けることができない、という問題がある。
【0011】
一方、上記図14(イ)(ロ)に示す歩行式作業台の場合は、第1本体iと第2本体jを重畳させているため、作業床面レベルが高くなり、クレーンやポンプの揚程も高くなることから、作業効率が悪く、又、作業床面積が狭くなるという問題がある。
【0012】
そこで、本発明は、作業床面を高くすることなく定点旋回が可能で且つ広い作業床面積が得られるようにし、更に、プレロードを掛けることができるようにして軟弱地盤の場所でも安定して使用することができるような水陸移動作業台を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、平面形状を矩形とした船体の4隅部付近に、前後又は左右方向に延びる長孔を設けて、該長孔内に、直進用支持ブロックを直進装置により長手方向へ摺動自在に組み付け、該各直進用支持ブロックに、直進用脚柱を、該直進用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたトラックレールと、該トラックレールに抜き差しさせるロックピンを挿通支持させた上部、下部リングフレームと、該上部リングフレームと下部リングフレームとの間に介装させる昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させ、且つ上記船体の4隅部付近に、船体中心位置を中心とする円周方向に沿うように長孔を設けて、該長孔内に、旋回用支持ブロックを旋回装置により円周方向へ摺動自在に組み付け、該各旋回用支持ブロックに、旋回用脚柱を、該旋回用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたトラックレールと、該トラックレールに抜き差しさせるロックピンを挿通支持させた上部、下部リングフレームと、該上部リングフレームと下部リングフレームとの間に介装させる昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させた構成としたり、平面形状を矩形とした船体の4隅部付近に、前後又は左右方向に延びる長孔を設けて、該長孔内に、直進用支持ブロックを直進装置により長手方向へ摺動自在に組み付け、該各直進用支持ブロックに、直進用脚柱を、該直進用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたラックレールと、該ラックレールに係合、離脱させるロック爪を回動可能に取り付けた受台部と、該上部の受台部と下部のロック爪との間に設けた昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させ、且つ上記船体の4隅部付近に、船体中心位置を中心とする円周方向に沿うように長孔を設けて、該長孔内に、旋回用支持ブロックを旋回装置により円周方向へ摺動自在に組み付け、該各旋回用支持ブロックに、旋回用脚柱を、該旋回用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたラックレールと、該ラックレールに係合、離脱させるロック爪を回動可能に取り付けた受台部と、該上部の受台部と下部のロック爪との間に設けた昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させた構成とする。
【0014】
直進用脚柱を着床させ、旋回用脚柱を離床させた状態として、直進用支持ブロックを船体に対し相対的に摺動させ、次に、旋回用脚柱を着床させ、直進用脚柱を離床させた状態として、直進用支持ブロックを摺動させる工程を繰り返すことにより、船体を前後又は左右方向に直進移動させることができる。又、旋回用脚柱を着床させ、直進用脚柱を離床させた状態として、旋回用脚柱を船体に対し相対的に摺動させ、次に、直進用脚柱を着床させ、旋回用脚柱を離床させた状態とし、旋回用支持ブロックを摺動させる工程を繰り返すことにより、船体を定点旋回移動させることができる。
【0015】
又、直進用脚柱と旋回用脚柱が昇降装置により昇降可能に貫通支持させてある各支持ブロックと長孔及び上記脚柱との摺動部に無給油ブッシュを取り付けた構成とすることにより、摺動部を長期間に亘りメンテナンスフリーとすることができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】
図1(イ)(ロ)乃至図3は本発明の実施の一形態を示すもので、平面形状を矩形に形成した船体1の4隅部に、船体1の厚み方向の中間部所要位置に拡幅部2aが形成されるようにした直線状の長孔2を、左右方向(又は前後方向)へ延びるように設けて、該各長孔2の拡幅部2aに、直進装置3により長手方向となる左右方向へ摺動できるように直進用の支持ブロック4を組み付け、該支持ブロック4に、昇降装置5により昇降できるように直進用脚柱6を貫通支持させ、又、上記船体1の長孔2部の更に外側の位置に、船体1の厚み方向の中間部所要位置に拡幅部7aが形成されるようにした円弧状の長孔7を、船体1の中心位置Oを中心とする円周方向に沿うように設けて、該各長孔7の拡幅部7aに、旋回装置8により円周方向へ摺動できるように旋回用の支持ブロック9を組み付け、該支持ブロック9に、昇降装置10により昇降できるように旋回用脚柱11を貫通支持させる。なお、上記長孔2及び7は、船体1の縦横の中心線に対しそれぞれ対称的に配置してある。
【0018】
上記直進装置3は、図2及び図3に示す如き構成としてある。すなわち、水平方向に所定のピッチ間隔でピン孔12を有するトラックレール13を、船体1の長孔拡幅部2aの両側上下部に、長手方向に沿うように取り付け、又、該各トラックレール13に、トラックレール13に沿って摺動できるようにロックフレーム14を係合支持させ、該ロックフレーム14の上下方向中間部に、ロックピン15を、トラックレール13の長手方向と直交する水平方向に移動自在に挿通支持させ、且つ該ロックピン15の基端部に、上端部をロックフレーム14の上部に上下方向へ回動可能に取り付けたレバー16の中間部を枢着連結すると共に、該レバー16の下端部とロックフレーム14の下部位置との間に、ロック用シリンダ17を介装し、該ロック用シリンダ17の伸縮動作によりレバー16の変位を介してロックピン15の先端部がトラックレール13のピン孔12に抜き差しされるようにし、更に、上記ロックフレーム14と支持ブロック4との間に、トラックレール13と平行に直進用シリンダ18を介在設置し、該直進用シリンダ18の伸縮動作と上記ロックピン15の抜き差し動作を繰り返すことにより、所謂尺取り虫動作で、支持ブロック4が長孔2に沿い移動させられるようにしてある。すなわち、ロックピン15をピン孔12に差し込んだ状態で、直進用シリンダ18を伸長させると支持ブロック4が長孔2に沿い移動し、ロックピン15を抜いて直進用シリンダ18を収縮させ、ロックピン15の位置を盛り替えるようにすることにより、直進用脚柱6を水平方向に移動できるようにしてある。
【0019】
上記直進用脚柱6用の昇降装置5は、図2及び図3に詳細を示す如き構成としてある。すなわち、上下方向に所定のピッチ間隔で多数のピン孔19を有する複数本(図では4本)のトラックレール20を、直進用脚柱6の外周面部の周方向等間隔位置に、上下方向に沿わせて取り付け、又、該直進用脚柱6に、上部リングフレーム21aと下部リングフレーム21bを上下方向へ摺動自在に嵌装して、下部リングフレーム21bを、長孔2を通して支持ブロック4の上面に固定すると共に、上部リングフレーム21aと下部リングフレーム21bとの間に複数台(図では6台)の昇降用シリンダ22を介装し、且つ上記上、下部リングフレーム21a,21bには、各トラックレール20と対応する位置に、ロックピン23a,23bを、内外径方向へ移動自在に挿通支持させ、該ロックピン23a,23bの外端部となる基端部に、一端部をリングフレーム21a,21bの外周面部に水平方向へ回動自在に取り付けたレバー24の中間部を枢着連結すると共に、該レバー24の他端部と、リングフレーム21a,21bの外周面に取り付けたブラケット25との間に、水平方向に配したロック用シリンダ26を介装し、該ロック用シリンダ26の伸縮動作によりレバー24の変位を介してロックピン23a,23bを内外径方向に変位させて、ロックピン23a,23bがトラックレール20のピン孔19に抜き差しされるようにし、このロックピン23a,23bの抜き差しと昇降用シリンダ22の伸縮動作を繰り返すことにより、所謂尺取り虫動作で直進用脚柱6が昇降させられるようにしてある。すなわち、ロックピン23bが抜きの状態で、昇降用シリンダ22が伸長すると直進用脚柱6は上昇し、昇降用シリンダ22が収縮すると直進用脚柱6は下降するので、次に、ロックピン23bをピン孔19に差し込んで直進用脚柱6の位置を固定した後、ロックピン23aを抜いてから昇降用シリンダ22を伸長又は収縮させて、ロックピンの位置の盛り替えを行うようにすることにより、直進用脚柱6を昇降できるようにしてある。
【0020】
上記旋回用脚柱11の昇降装置10は、直進用脚柱6の昇降装置5と全く同様な構成としてある。又、旋回装置8は、支持ブロック9やトラックレールが長孔7の形状に対応させて円弧状にしてあること以外は直進装置3と同様な構成としてある。
【0021】
なお、支持ブロック4及び9には、図2に支持ブロック4の部分について示す如く、長孔2や脚柱6との摺動部に無給油ブッシュ27が取り付けてある。又、無給油ブッシュ27が接する部分にはガイドレール(図示せず)が取り付けてある。
【0022】
上記構成としてある本発明の水陸移動作業台は、4本の直進用脚柱6と4本の旋回用脚柱11をそれぞれ着床させた状態として、船体1上を作業床面として使用するものである。
【0023】
工事の進捗に伴い作業床面を形成する船体1を直進移動させる必要が生じた場合には、図4(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)及び図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)に示す如き操作手順で船体1を移動させるようにする。
【0024】
すなわち、先ず、図4(イ)及び図5(イ)に示す如く、予め、船体1を直進させる方向(矢印X方向)に合わせて、各直進用脚柱6を、長孔2内の直進方向前端側に位置させておくようにしてある状態において、図4(ロ)及び図5(ロ)に示す如く、各旋回用脚柱11を、昇降装置10の作動により上昇させて離床させた後、図4(ハ)及び図5(ハ)に示す如く、各直進用脚柱6を固定点として、直進装置3の作動により船体1を矢印X方向に1ストローク分移動させるようにする。なお、この移動は、直進用脚柱6を貫通支持する支持ブロック4が長孔2に沿って相対的に摺動することにより行われ、長孔2の長さ範囲内で移動量が規定される。
【0025】
次に、図4(ニ)及び図5(ニ)に示す如く、離床させておいた各旋回用脚柱11を、昇降装置10の作動により下降させて着床させ、次いで、図4(ホ)及び図5(ホ)に示す如く、各直進用脚柱6を、昇降装置5の作動により上昇させて離床させ、しかる後、図4(ヘ)及び図5(ヘ)に示す如く、各直進用脚柱6を、直進装置3の作動により矢印X方向に移動させてから、図4(イ)及び図5(イ)に示す如く、再び着床させ、以後、上記工程を必要回数繰り返すことにより、船体1を目的位置まで直進移動させることができる。
【0026】
一方、船体1を定点旋回移動させる場合には、図6(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)及び図7(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)に示す如き操作手順で船体1を移動させるようにする。
【0027】
すなわち、先ず、図6(イ)及び図7(イ)に示す如く、予め、船体1を旋回させる方向(矢印Y方向)に合わせて、各旋回用脚柱11を、長孔7内の旋回方向前端側に位置させておくようにしてある状態において、図6(ロ)及び図7(ロ)に示す如く、各直進用脚柱6を、昇降装置5の作動により上昇させて離床させた後、図6(ハ)及び図7(ハ)に示す如く、各旋回用脚柱11を固定点として、旋回装置8の作動により船体1を矢印Y方向に所要角度(たとえば4°)だけ旋回移動させるようにする。なお、この移動は、旋回用脚柱11を貫通支持する支持ブロック9が長孔7に沿って相対的に摺動することにより行われ、長孔7の長さ範囲内で移動量が規定される。又、図1に示す如く上記各長孔7は船体1の中心位置Oを中心とする同一半径Rの円周上に位置しているため、船体1は中心位置Oをずらすことなく定点旋回することができる。
【0028】
次に、図6(ニ)及び図7(ニ)に示す如く、離床させておいた各旋回用脚柱11を、昇降装置10の作動により下降させて着床させ、次いで、図6(ホ)及び図7(ホ)に示す如く、各旋回用脚柱11を、昇降装置10の作動により上昇させて離床させ、しかる後、図6(ヘ)及び図7(ヘ)に示す如く、各旋回用脚柱11を、旋回装置8の作動により矢印Y方向に移動させてから、図6(イ)及び図7(イ)に示す如く、再び着床させ、以後、上記工程を必要回数繰り返すことにより、船体1を目的の向きまで旋回移動させることができる。
【0029】
このように、本発明においては、直進用脚柱6と旋回用脚柱11とを、船体移動目的に応じて互いの補助脚柱として使用することにより、工事進捗に伴う船体1の直進移動及び旋回移動を行わせることができ、又、船体1の本体部を重畳構造としていないことから、作業床面を低くすることができると共に、上記各直進用脚柱6と旋回用脚柱11は船体1の4隅付近に位置していることから、作業床面を広く取ることができ、且つ軟弱な地盤であっても、対向方向の脚柱を利用してプレロードを掛けることができる。更に、各支持ブロック4,9の摺動部には無給油ブッシュ27が取り付けてあるので、摺動部を長期に亘りメンテナンスフリーとすることができる。
【0030】
次に、図8(イ)(ロ)乃至図10は本発明の実施の他の形態を示すもので、図1(イ)(ロ)乃至図3に示したと同様な構成としてある水陸移動作業台において、直進用脚柱6の直進装置3及び昇降装置5と、旋回用脚柱11の旋回装置8及び昇降装置10に代えて、構造はやや異なるが機能的にはほぼ同等な直進装置3′及び昇降装置5′と、旋回装置8′及び昇降装置10′を用いたもので、同一部分には同一符号が付してあり、又、対応する部分には同一符号にダッシュが付してある。
【0031】
上記昇降装置5′は図9及び図10に詳細を示す如き構成としてある。すなわち、直進用脚柱6を貫通支持する支持ブロック4′を、上面盤4aと下面盤4bとこれらの間を部分的に連結する連結部材4cとからなる構成として、連結部材4cの部分が長孔2′内に貫通配置されるようにし、一方、直進用脚柱6には、トラックレール20に代えてラックレール28を取り付けるようにし、下端部に外方へ突出するように受台部29cを設け且つ上記ラックレール28を左右から挟み込むような形状として摺動自在に係合させた上部ロックフレーム29aを、上記支持ブロック4′の上面盤4aの上方に、固定部材30を介して設置すると共に、該上部ロックフレーム29aと同様な構成とした下部ロックフレーム29bを、上面盤4aと下面盤4bの間の位置に配置してラックフレーム28に摺動自在に係合させ、又、これらロックフレーム29a,29bの受台部29cに、ロック爪31a,31bの下端部を内外径方向へ回動できるように取り付け、且つ下部のロック爪31bの上端部と上面盤4aとの間に昇降用シリンダ22′を介在させ、更に、上記ロック爪31a,31bの外側下端部にロック用シリンダ26′を上向きに設置し、該ロック用シリンダ26′のピストンロッド先端部と、ロックフレーム29a,29bの上端部とを、エルボ状のリンクレバー32を介してピン連結すると共に、ロック用シリンダ26′のピストンロッド先端部とロック爪31a,31bの外側上端部とをリンク33を介してピン連結して、ロック用シリンダ26′の伸縮作動をリンクレバー32、リンク33を介しロック爪31a,31bに回動変位として伝えて、ロック爪31a,31bがラックレール28に係合・離脱できるようにし、このロック爪31a,31bの係合・離脱動作と昇降用シリンダ22′の伸縮動作を繰り返すことにより、所謂尺取り虫動作で直進用脚柱6が昇降させられるようにしてある。
【0032】
上記直進装置3′は、図9及び図10に示す如き構成としてある。すなわち、水平方向に所定のピッチ間隔でピン孔12′を有するトラックレール13′を、長孔2′と平行に船体1の上下面部に敷設し、又、該各トラックレール13′に、トラックレール13′に沿って摺動できるようにロックフレーム14′を係合させ、該ロックフレーム14′に、ロック用シリンダ17′の伸縮動作によりレバー16′の変位を介してトラックレール13′のピン孔12′に抜き差しできるようにしたロックピン15′を挿通支持させ、且つ上記ロックフレーム14′と支持ブロック4′の上下面盤4a,4bから張り出させた張り出し部34との間に、直進用シリンダ18′を、トラックレール13′と平行に介在設置し、該直進用シリンダ18′と上記ロックピン15′の抜き差し動作を繰り返すことにより、所謂尺取り虫動作で、支持ブロック4′が長孔2′に沿い移動させられるようにしてある。
【0033】
上記旋回用脚柱11の昇降装置10′は、直進用脚柱6の昇降装置5′と全く同様な構成としてある。又、旋回装置8′は、支持ブロック9′やトラックレール13′が長孔7′の形状に対応させて円弧状にしてあること以外は直進装置3′と同様な構成としてある。
【0034】
図8(イ)(ロ)乃至図10に示す構成を採用しても、上記実施の形態の場合と同様な作用効果を奏することができる。
【0035】
因に、図11(イ)(ロ)(ハ)はそれぞれ図14(イ)に示す作業台と図13に示す作業台と図8(イ)に示す作業台とを、作業床幅Wをすべて同じにし、図13に示す作業台と図8(イ)に示す作業台との作業床長さL1 ,L2 を同じとして考えた場合の作業床(ハッチングで示す)の面積を比較したもので、図11(ハ)に示す作業台の面積が明らかに広いということがわかる。
【0036】
なお、上記各実施の形態では、直進用脚柱6の外側に旋回用脚柱11が位置している場合を示したが、逆であってもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の水陸移動作業台によれば、平面形状を矩形とした船体の4隅部付近に、前後又は左右方向に延びる長孔を設けて、該長孔内に、直進用支持ブロックを直進装置により長手方向へ摺動自在に組み付け、該各直進用支持ブロックに、直進用脚柱を、該直進用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたトラックレールと、該トラックレールに抜き差しさせるロックピンを挿通支持させた上部、下部リングフレームと、該上部リングフレームと下部リングフレームとの間に介装させる昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させ、且つ上記船体の4隅部付近に、船体中心位置を中心とする円周方向に沿うように長孔を設けて、該長孔内に、旋回用支持ブロックを旋回装置により円周方向へ摺動自在に組み付け、該各旋回用支持ブロックに、旋回用脚柱を、該旋回用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたトラックレールと、該トラックレールに抜き差しさせるロックピンを挿通支持させた上部、下部リングフレームと、該上部リングフレームと下部リングフレームとの間に介装させる昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させた構成としたり、平面形状を矩形とした船体の4隅部付近に、前後又は左右方向に延びる長孔を設けて、該長孔内に、直進用支持ブロックを直進装置により長手方向へ摺動自在に組み付け、該各直進用支持ブロックに、直進用脚柱を、該直進用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたラックレールと、該ラックレールに係合、離脱させるロック爪を回動可能に取り付けた受台部と、該上部の受台部と下部のロック爪との間に設けた昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させ、且つ上記船体の4隅部付近に、船体中心位置を中心とする円周方向に沿うように長孔を設けて、該長孔内に、旋回用支持ブロックを旋回装置により円周方向へ摺動自在に組み付け、該各旋回用支持ブロックに、旋回用脚柱を、該旋回用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたラックレールと、該ラックレールに係合、離脱させるロック爪を回動可能に取り付けた受台部と、該上部の受台部と下部のロック爪との間に設けた昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させた構成としてあるので、直進用脚柱と旋回用脚柱を互いの補助脚柱として使用することにより、工事進捗に伴わせて、直進移動、定点旋回移動を円滑に行うことができ、又、船体の本体部を重畳させていないことから、作業床面の使用できる範囲を損なうことなく、作業床面を低くすることができ、しかも、各脚柱が4隅部付近に位置していてプレロードを掛け易いことから、軟弱地盤での使用も可能であり、したがって、港湾、海岸、河川、湖沼、山間部や建造物が多い街中等においても使用することができ、更に、直進用脚柱と旋回用脚柱が昇降装置により昇降可能に貫通支持させてある各支持ブロックと長孔及び上記脚柱との摺動部に無給油ブッシュを取り付けた構成とすることにより、摺動部を長期に亘りメンテナンスフリーとすることができる、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水陸移動作業台の実施の一形態を示すもので、(イ)は概略平面図、(ロ)は(イ)のA−A方向矢視図である。
【図2】図1(ロ)の部分拡大図である。
【図3】図2のB−B方向矢視図である。
【図4】直進移動の操作手順を示すもので、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)は各工程を示す概略平面図である。
【図5】直進移動の操作手順を示すもので、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)は図4に対応する各工程を示す概略正面図である。
【図6】旋回移動の操作手順を示すもので、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)は各工程を示す概略平面図である。
【図7】旋回移動の操作手順を示すもので、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)は図6に対応する各工程を示す概略正面図である。
【図8】本発明の実施の他の形態を示すもので、(イ)は概略平面図、(ロ)は(イ)のC−C方向矢視図である。
【図9】図8(ロ)の部分拡大図である(一部を省略してある)。
【図10】図9の平面図である。
【図11】各種作業台の作業床面を比較するもので、(イ)は従来品の一例を示す概略平面図、(ロ)は従来品の他の例を示す概略平面図、(ハ)は図8(イ)に相当する概略平面図である。
【図12】海上作業船の一例を示す概略斜視図である。
【図13】従来の作業台の一例を示す概略平面図である。
【図14】従来の作業台の他の例を示すもので、(イ)は概略平面図、(ロ)は(イ)の側面図である。
【符号の説明】
1 船体
2,2′ 長孔
3,3′ 直進装置
4,4′ 支持ブロック
5,5′ 昇降装置
6 直進用脚柱
7,7′ 長孔
8,8′ 旋回装置
9,9′ 支持ブロック
10,10′ 昇降装置
11 旋回用脚柱
20 トラックレール
21a 上部リングフレーム
21b 下部リングフレーム
22,22′ 昇降用シリンダ
23a,23b ロックピン
27 無給油ブッシュ
28 ラックレール
29c 受台部
31a,31b ロック爪

Claims (3)

  1. 平面形状を矩形とした船体の4隅部付近に、前後又は左右方向に延びる長孔を設けて、該長孔内に、直進用支持ブロックを直進装置により長手方向へ摺動自在に組み付け、該各直進用支持ブロックに、直進用脚柱を、該直進用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたトラックレールと、該トラックレールに抜き差しさせるロックピンを挿通支持させた上部、下部リングフレームと、該上部リングフレームと下部リングフレームとの間に介装させる昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させ、且つ上記船体の4隅部付近に、船体中心位置を中心とする円周方向に沿うように長孔を設けて、該長孔内に、旋回用支持ブロックを旋回装置により円周方向へ摺動自在に組み付け、該各旋回用支持ブロックに、旋回用脚柱を、該旋回用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたトラックレールと、該トラックレールに抜き差しさせるロックピンを挿通支持させた上部、下部リングフレームと、該上部リングフレームと下部リングフレームとの間に介装させる昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させた構成を有することを特徴とする水陸移動作業台。
  2. 平面形状を矩形とした船体の4隅部付近に、前後又は左右方向に延びる長孔を設けて、該長孔内に、直進用支持ブロックを直進装置により長手方向へ摺動自在に組み付け、該各直進用支持ブロックに、直進用脚柱を、該直進用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたラックレールと、該ラックレールに係合、離脱させるロック爪を回動可能に取り付けた受台部と、該上部の受台部と下部のロック爪との間に設けた昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させ、且つ上記船体の4隅部付近に、船体中心位置を中心とする円周方向に沿うように長孔を設けて、該長孔内に、旋回用支持ブロックを旋回装置により円周方向へ摺動自在に組み付け、該各旋回用支持ブロックに、旋回用脚柱を、該旋回用脚柱の外周面部に上下方向に沿わせて取り付けたラックレールと、該ラックレールに係合、離脱させるロック爪を回動可能に取り付けた受台部と、該上部の受台部と下部のロック爪との間に設けた昇降用シリンダとを備えてなる昇降装置により昇降可能に貫通支持させた構成を有することを特徴とする水陸移動作業台。
  3. 直進用脚柱と旋回用脚柱が昇降装置により昇降可能に貫通支持させてある各支持ブロックと長孔及び上記脚柱との摺動部に無給油ブッシュを取り付けた請求項1又は2記載の水陸移動作業台。
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