JP2023089982A - 作業台船 - Google Patents

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Abstract

【課題】海洋設置物を運搬して設置する作業台船を提供する。【解決手段】合わせ面に沿って2分割可能である、海洋設置物の支柱を挿通するための第1支持穴と、一側ベースおよび他側ベースとを有するベースと、ベースの上であり且つ第1支持穴の周囲に配設されて、合わせ面に沿って2分割可能な一側第1クランプおよび他側第1クランプを有する第1クランプと、第1クランプの上に配設されて、合わせ面に沿って2分割可能である、第2支持穴と一側第2クランプおよび他側第2クランプとを有する第2クランプと、第2クランプを昇降可能に支持する支柱昇降装置とを備え、第1クランプにおけるクランプおよびクランプ解除と、第2クランプにおけるクランプおよびクランプ解除とを組み合わせることによって、支柱のクランプおよびクランプ解除と、支柱の昇降とを行う。【選択図】図1

Description

この発明は、作業台船に関する。
例えば、特許文献1は、風力発電施設を海洋に設置するとき、自己昇降式の作業台船(SEP:Self Elevating Platform:以下、単に作業台船という。)を使用することを開示する。従来、作業台船に搭載された大型クレーンなどの重機を用いることにより、支柱の設置や風力発電施設の組立などの各種作業が、海洋の設置場所で行われる。
特開2004-001750号公報
海洋での作業は、危険が伴うこと、天候の影響を受けやすいこと、大型クレーンなどの重機が必要になることなどによって、高度な熟練技術が必要になるとともにコストが高くなるなどの問題を有する。
そこで、この発明の課題は、海洋での作業を簡便化するとともにコストを低減できる、海洋設置物を運搬して設置する作業台船を提供することである。
上記課題を解決するため、この発明の一態様に係る作業台船は、
合わせ面に沿って2分割可能である、海洋設置物の支柱を挿通するための第1支持穴と、一側ベースおよび他側ベースとを有するベースと、
前記ベースの上であり且つ前記第1支持穴の周囲に配設されて、前記合わせ面に沿って2分割可能な一側第1クランプおよび他側第1クランプを有する第1クランプと、
前記第1クランプの上に配設されて、前記合わせ面に沿って2分割可能である、第2支持穴と一側第2クランプおよび他側第2クランプとを有する第2クランプと、
前記第2クランプを昇降可能に支持する支柱昇降装置とを備え、
前記第1クランプにおけるクランプおよびクランプ解除と、前記第2クランプにおけるクランプおよびクランプ解除とを組み合わせることによって、前記支柱のクランプおよびクランプ解除と、前記支柱の昇降とを行うことを特徴とする。
この発明によれば、海洋設置物の運搬や、支柱の昇降による海洋設置物の設置が行われるので、海洋での作業を簡便化できるとともにコストを低減できる。
一実施形態に係る、海洋設置物をベースに搭載した状態での作業台船の模式的側面図である。 図1に示した作業台船におけるベースの模式的側面図である。 図1に示した作業台船による海洋設置物の設置を説明する模式的側面図である。 作業台船のベースが閉じた状態を示す平面図である。 作業台船のベースが開いた状態を示す平面図である。 作業台船のベースが閉じた状態のヒンジレグ昇降装置およびヒンジを示す側面図である。 作業台船のベースが開いた状態のヒンジレグ昇降装置およびヒンジを説明する側面図である。 ヒンジレグ昇降装置を説明する模式的断面図である。 作業台船のベースが閉じた状態のヒンジを示す平面図である。 作業台船のベースが開いた状態のヒンジを示す平面図である。 支柱昇降装置を説明する模式的側面図である。 図11に示した支柱昇降装置における、延伸状態にある第2駆動シリンダを説明する側面図である。 図11に示した支柱昇降装置における、短縮状態にある第2駆動シリンダを説明する側面図である。 図11に示した支柱昇降装置における、第1クランプを説明する平面図である。 図11に示した支柱昇降装置における、第2クランプを説明する平面図である。 図14に示した第1クランプおよび図15に示した第2クランプにおける支柱クランプ装置を説明する平面図である。 図5に示した作業台船におけるベースロック装置の係合解除状態を説明する平面図である。 図4に示した作業台船におけるベースロック装置の係合状態を説明する平面図である。
以下、図面を参照しながら、この発明に係る作業台船1の実施の形態を説明する。
〔全体構造〕
図1から図5を参照しながら、作業台船1の全体構造を説明する。図1は、一実施形態に係る、海洋設置物2をベース10に搭載した状態での作業台船1の模式的側面図である。図2は、図1に示した作業台船1におけるベース10の模式的側面図である。図3は、図1に示した作業台船1による海洋設置物2の設置を説明する模式的側面図である。図4は、作業台船1のベース10が閉じた状態を示す平面図である。図5は、作業台船1のベース10が開いた状態を示す平面図である。
作業台船1は、ベース10と、複数のレグ14と、ヒンジレグ34とを備える自己昇降式の作業台船(SEP:Self Elevating Platform)である。ベース10は、作業のために海洋に一時的に設置される海洋構造体として働く。レグ14は、支持柱として働き、断面が矩形状である。ヒンジレグ34は、ヒンジ柱として働き、断面が円形状を有する。作業台船1は、クレーンなどの港湾設備で予め組み立てられた海洋設置物2を搭載し、当該海洋設置物2を海洋運搬するとともに、海洋設置物2を海底Bに設置する機能を有する。
図1および図3において、海洋設置物2は、長期間にわたって海洋に設置される構造物であり、例えば、海底Bに固定して設置される海洋風力発電施設2である。海洋風力発電施設2は、支柱21と、複数のブレード25と、ナセル26とを備えるタワー型の構造物である。支柱21は、海底Bに着床する基礎支持部23と、支柱21の長手方向の中央部に配設されるフランジ部24と、基礎支持部23の上境界とフランジ部24との間に形成される被クランプ部22とを有する。複数のブレード25は、支柱21の上端部に設けられるナセル26に取り付けられる。支柱21の基礎支持部23を海底Bに埋設するための複数の埋設凹部が、設置場所の海底Bに予め形成される。海洋風力発電施設2は、杭基礎として働く支柱21を用いて、海底Bに固定して設置される。海洋風力発電施設2において、例えば、支柱21の高さが240m、ブレード25の径が225mである。
予め組み立てられた海洋設置物2を搭載した作業台船1は、設置場所まで曳航される。そして、設置場所において、図示しないレグ昇降装置により、レグ14をベース10に対して下方に相対移動させる。レグ14は、中空の角形(断面が、例えば略正方形)の鋼管からなる。
レグ14のレグ先端が海底Bに押し込まれて埋設されると、海底Bからの反力を得ることができ、この反力によりベース10を海面Aよりも上方に移動させることができる。ベース10は、波浪の影響を受けない高さ(例えば約10m)まで持ち上げられる。このような状態で、自己昇降式のベース10が海洋に設置される。海面Aよりも高い位置に自己昇降式のベース10を配置することにより、ベース10が波浪などの影響を受けにくくなって動揺しにくくなるので、海洋設置物2の設置にかかる作業が安定する。ヒンジレグ34も、レグ14と同様に、海底Bに押し込まれて埋設される。作業台船1は、杭基礎として働くヒンジレグ34および複数のレグ14を用いて、一時的に海底Bに設置される。
ベース10は、図2および図4に示すように、高さが低い略直方体形状を有し、上方から見ると長手方向および短手方向に延在する略長方形を有し、上板、底板、側板および隔壁板を備える。ベース10の長手方向の中央であり且つ短手方向の中央である位置には、第1支持穴15が形成される。第1支持穴15は、ベース10の高さ方向(上下方向)に貫通する貫通穴である。第1支持穴15の径は、支柱21を挿通可能に寸法構成される。図5に示すように、第1支持穴15は、合わせ面13に沿って2分割される。合わせ面13は、ベース10の長手方向の中央において、ベース10の短手方向に沿って直線状に延在する。ベース10は、例えば、縦140m×横100m×高さ10mである。
図4に示すように、ベース10の高さ方向(上下方向)に貫通するレグ穴が、例えば、ベース10の四隅と、ヒンジレグ34の反対側の2箇所に形成される。レグ穴は、例えば角形のレグ14がレグ穴を上下方向に挿通できるように、例えば角形である。レグ昇降装置は、レグ穴を取り囲むように、ベース10に取り付けられる。上板と底板と側板とで囲まれる内部空間は、複数の隔壁板によって間仕切りされて、水密構造を有する。
ベース10は、ベース10の長手方向において2分割される一側ベース11および他側ベース12を有する。ヒンジレグ34は、合わせ面13の外側に配設される。一側ベース11および他側ベース12は、ヒンジレグ34を中心に回動することによって合わせ面13に沿って分割される。
レグ14が海底Bから引き上げられる一方でヒンジレグ34が海底Bに埋設された状態で、図5に示すように、第7駆動シリンダ16を延伸させると、一側ベース11および他側ベース12が、ヒンジレグ34を中心に回動することによって、平面視でV字状に開いて分割される。これにより、ベース10を一側ベース11および他側ベース12に簡単に2分割できる。また、第7駆動シリンダ16を短縮させると、一側ベース11および他側ベース12は、ヒンジレグ34を中心に閉じる方向に回動して、一側ベース11および他側ベース12が合体する。
一側ベース11および他側ベース12の内部空間は、水密構造であるので、一側ベース11および他側ベース12は浮力を得ることができ、作業台船1全体が水に浮くことができる。したがって、レグ14およびヒンジレグ34を海底Bから引き上げて作業台船1を海面Aの上に浮かせた状態にすることで、作業台船1を曳航して所定場所まで移動させることができる。また、作業台船1は、スクリュープロペラなどの推進装置を備えることによって、自航して所定場所まで移動する態様にすることもできる。
〔ベースロック装置〕
図4、図17および図18を参照しながら、作業台船1のベースロック装置80を説明する。図17は、図5に示した作業台船1におけるベースロック装置80の係合解除状態を説明する平面図である。図18は、図4に示した作業台船1におけるベースロック装置80の係合状態を説明する平面図である。
図4に示すように、複数のベースロック装置80は、合わせ面13に沿うとともに合わせ面13と交差するように配設される。ベースロック装置80は、一側ベース11および他側ベース12を連結してロック固定する。
図17および図18に示すように、ベースロック装置80は、例えば、一側ベース11に配設される連結出没部81およびベースロック部80aと、他側ベース12に配設されるベース被ロック部80bとを含む。ベースロック装置80は、1つの連結出没部81と、一対のベースロック部80a,80aとを有する。
連結出没部81は、第3駆動シリンダ82と、第3駆動シリンダ82によって出没自在に移動する連結突起83とを有する。ベースロック部80aは、略L字形状のベースロック片84を有する。ベースロック片84は、基部側に位置する連結受部84aと、先端側に位置する連結凸部84bと、連結受部84aおよび連結凸部84bの間に位置するベースロック軸85とをそれぞれ有する。一対の連結受部84a,84aが開状態になることによって、連結空間88が形成される。
ベース被ロック部80bは、連結凹部89bが形成される被連結突出部89を有する。
第4駆動シリンダ86の延伸によって一対のベースロック片84,84をベースロック軸85を中心にして回動させることにより、連結凸部84bが連結凹部89bに係合する。そのあと、第3駆動シリンダ82の延伸によって連結突起83を連結空間88に挿入する。その結果、図18に示すように、一側ベース11および他側ベース12を連結してロック固定する。
第3駆動シリンダ82の短縮によって連結突起83を連結空間88から引き出し、第4駆動シリンダ86の短縮によってベースロック軸85を中心にして一対のベースロック片84,84を反対方向に回動させる。その結果、図17に示すように、連結凹部89bに対する連結凸部84bの係合が解除され、一側ベース11および他側ベース12のロック固定が解除される。これにより、一側ベース11および他側ベース12のロック固定・ロック解除を容易に切り替えることができる。
第3駆動シリンダ82および第4駆動シリンダ86は、油圧などの液圧で駆動される。これにより、他の駆動シリンダ(第1駆動シリンダ76、第2駆動シリンダ60、第5駆動シリンダ42、第6駆動シリンダ44、第7駆動シリンダ16)と液圧回路を共用できるので、コストを低減できる。
〔ヒンジレグ昇降装置〕
図6から図10を参照しながら、作業台船1のヒンジレグ昇降装置30を説明する。図6は、作業台船1のベース10が閉じた状態のヒンジレグ昇降装置30およびヒンジ31を示す側面図である。図7は、作業台船1のベース10が開いた状態のヒンジレグ昇降装置30およびヒンジ31を説明する側面図である。図8は、ヒンジレグ昇降装置30を説明する模式的断面図である。図9は、作業台船1のベース10が閉じた状態のヒンジ31を示す平面図である。図10は、作業台船1のベース10が開いた状態のヒンジを示す平面図である。
図8に示すように、ヒンジレグ34は、中空の円筒形(断面が、例えば円形)の鋼管である。ヒンジレグ34は、対向する2つの面のそれぞれにおいて係合面を有する。2つの係合面の幅方向中央には、それぞれ、複数のテーパー状の係合凹部35が、ヒンジレグ34の長手方向に形成される。係合凹部35は、ヒンジレグ34の長手直交方向(横方向)に貫通していない有底形状を有する。好ましくは、複数の係合凹部35が、ヒンジレグ34の長手方向に連続的に形成される。当該構成によれば、ヒンジレグ34を上下方向に微少量で相対移動させることができるので、微小な位置合わせを行うことができる。係合凹部35は、ヒンジレグ34の内側に向けて先細の円錐台形状を有する。
ヒンジレグ昇降装置30は、ヒンジレグ昇降シリンダとして働く第5駆動シリンダ42と、ヒンジレグロックシリンダとして働く第6駆動シリンダ44とを備える。上側の第6駆動シリンダ44は、ブラケットを介して可動台41に取り付けられて、第5駆動シリンダ42によってヒンジレグ34の長手方向(上下方向)に可動である。第5駆動シリンダ42は、油圧などの液圧で駆動される。下側の第6駆動シリンダ44は、ブラケットを介して固定台43に取り付けられて、ヒンジレグ34の長手方向(上下方向)に不動である。固定台43は、ベース10に固定される。
ヒンジレグ34をロック固定するために、上の第6駆動シリンダ44および下の第6駆動シリンダ44が、各係合面に対向するようにそれぞれ配設される。第6駆動シリンダ44の先端には、ヒンジレグ係合部45が設けられる。ヒンジレグ係合部45は、大略円錐状の先細形状を有する。すなわち、ヒンジレグ係合部45は、係合凹部35に向けて先細の円錐台形状を有する。第6駆動シリンダ44は、油圧などの液圧で駆動される。第6駆動シリンダ44は、ヒンジレグ係合部45を、水平方向(横方向)に駆動する。第6駆動シリンダ44の延伸により、ヒンジレグ係合部45を、ヒンジレグ34に形成された係合凹部35に向けて移動させると、ヒンジレグ係合部45が、係合凹部35に係合してヒンジレグ34をロック固定する。第6駆動シリンダ44の短縮により、ヒンジレグ係合部45を、係合凹部35とは反対側に移動させると、ヒンジレグ係合部45が引っ込んで係合凹部35に対して非係合になり、ヒンジレグ34のロック固定を解除する。
〔ヒンジ〕
図6、図7、図9および図10を参照しながら、作業台船1のヒンジ31を説明する。
図9および図10に示すように、ヒンジ31は、一側ベース11の長手方向の側端部に接続される一側ヒンジ31aと、他側ベース12の長手方向の側端部に接続される他側ヒンジ31bとを有する。断面が円形状のヒンジレグ34は、一側ヒンジ31aおよび他側ヒンジ31bに形成される円筒状のヒンジ貫通穴に挿通される。これにより、一側ヒンジ31aおよび他側ヒンジ31bは、ヒンジレグ34を中心に回動する。
図9および図10に示すように、一側ヒンジ31aおよび他側ヒンジ31bは、交互に配設される複数のヒンジ片を有し、ヒンジ片の間隙に配設される潤滑部材32を介して回動可能に支持される。潤滑部材32は、例えば、三菱樹脂製のMCナイロン(MC901)などの潤滑性および耐摩耗性を有する強化プラスチックからなる。これにより、大きな荷重が負荷される一側ベース11および他側ベース12は、ヒンジレグ34を中心にして円滑に回動できる。
〔ヒンジレグ昇降装置〕
図11から図16を参照しながら、作業台船1の支柱昇降装置50を説明する。図11は、支柱昇降装置50を説明する模式的側面図である。図12は、図11に示した支柱昇降装置50における、延伸状態にある第2駆動シリンダ60を説明する側面図である。図13は、図11に示した支柱昇降装置50における、短縮状態にある第2駆動シリンダ60を説明する側面図である。図14は、図11に示した支柱昇降装置50における、第1クランプ51を説明する平面図である。図15は、図11に示した支柱昇降装置50における、第2クランプ55を説明する平面図である。図16は、図14に示した第1クランプ51および図15に示した第2クランプ55における支柱クランプ装置70を説明する平面図である。
図11に示すように、支柱昇降装置50は、第1クランプ51と、第2クランプ55と、第2駆動シリンダ60とを備え、第2駆動シリンダ60によって第2クランプ55を昇降可能に支持する。
図14に示すように、第1クランプ51は、第1支持穴15と、一側第1クランプ51aと、他側第1クランプ51bと、2つの支柱クランプ装置70とを備える。第1クランプ51は、ベース10に固設され、合わせ面13に沿って一側第1クランプ51aおよび他側第1クランプ51bに2分割される。一側第1クランプ51aは、一側ベース11の上に固設され、他側第1クランプ51bは、他側ベース12の上に固設される。一側第1クランプ51aおよび他側第1クランプ51bは、第1支持穴15の周囲に配設される。一側第1クランプ51aおよび他側第1クランプ51bには、それぞれ、複数の(例えば4つの)第1受凹部52が形成される。
一側第1クランプ51aおよび他側第1クランプ51bは、第1分割穴をそれぞれ有する。第1分割穴は、第1支持穴15を合わせ面13に沿って平面視で分割することによって形成される半円状の穴である。図11に示すように、分割されたスライドメタル17が、分割穴に装着される。第1クランプ51を2分割する第1隙間53は、平面視で、合わせ面13に重なる。2つの支柱クランプ装置70は、第1支持穴15を挟んだ対向位置に配設される。一側第1クランプ51aおよび他側第1クランプ51bは、支柱クランプ装置70によって、第1支持穴15に挿通される支柱21の側面をクランプする。例えば、第1クランプ51aおよび他側第1クランプ51bは、スライドメタル17を介して支柱21の側面をクランプする。支柱クランプ装置70の詳細は、後述する。
図15に示すように、第2クランプ55は、一側第2クランプ55aと、他側第2クランプ55bと、第2支持穴59と、2つの支柱クランプ装置70とを備える。第2クランプ55は、合わせ面13に沿って一側第2クランプ55aおよび他側第2クランプ55bに2分割される。第2支持穴59も、合わせ面13に沿って2分割される。一側第2クランプ55aは、一側第1クランプ51aに対応して、一側第1クランプ51aの直上に位置する。他側第2クランプ55bは、他側第1クランプ51bに対応して、他側第1クランプ51bの直上に位置する。一側第2クランプ55aおよび他側第2クランプ55bには、それぞれ、複数の(例えば4つの)第2受凹部56が形成される。
一側第2クランプ55aおよび他側第2クランプ55bは、その内側下部において、支持フランジ57をそれぞれ有する。支持フランジ57は、径方向内側に突出しており、フランジ部24の下部を支持する。これにより、支柱21を容易に且つ確実に支持できる。それとともに、支持フランジ57の側面は、支柱21の側面をクランプする。第2支持穴59は、第1支持穴15の直上に位置して、支柱21が挿通可能に構成される。一側第2クランプ55aおよび他側第2クランプ55bは、第2分割穴をそれぞれ有する。第2分割穴は、第2支持穴59を合わせ面13に沿って平面視で分割される半円状の穴である。第2クランプ55を二分割する第2隙間58は、平面視で、合わせ面13に重なる。2つの支柱クランプ装置70は、第2支持穴59を挟んだ対向位置に配設される。一側第2クランプ55aおよび他側第2クランプ55bは、支柱クランプ装置70によって、第2支持穴59に挿通される支柱21をクランプする。
図11に示すように、第2駆動シリンダ60は、第1クランプ51と第2クランプ55との間に配設され、具体的には、第1クランプ51の第1受凹部52と、第2クランプ55の第2受凹部56との間に配設される。支柱昇降装置50には、複数の(例えば8つの)第2駆動シリンダ60が、周方向に沿って均等に配設される。
図12に示すように、第2駆動シリンダ60は、多段のテレスコープ型の駆動シリンダであり、上シリンダ61と、下シリンダ62と、液圧ポート63とを備える。液圧ポート63の上側には複数段の(例えば7段の)上シリンダ61が配設され、液圧ポート63の下側には複数段の(例えば7段の)下シリンダ62が配設される。
第2駆動シリンダ60は、油圧などの液圧で駆動される。これにより、第2駆動シリンダ60の液圧によって大きな延伸力が得られるので、重量物の海洋風力発電施設2を容易に持ち上げることができる。液圧ポート63に液圧(例えば油圧)を供給すると、上シリンダ61が上方に延伸するとともに下シリンダ62が下方に延伸することによって、第2駆動シリンダ60が長尺の延伸状態になる。長尺の第2駆動シリンダ60は、第2クランプ55で支持される支柱21を、高く(例えば100mの高さに)上昇させる。
図13に示すように、液圧ポート63から液圧(例えば油圧)を除去すると、上シリンダ61および下シリンダ62が共に短縮して、第2駆動シリンダ60が短縮状態に(例えば10mの高さに)なる。短縮した第2駆動シリンダ60は、第2クランプ55を、すなわち支柱21を、下降させる。これにより、短胴のシリンダであっても長尺のストロークが得られるので、第2クランプ55で支持される支柱21を、高く持ち上げることができる。
図16に示すように、支柱クランプ装置70は、支柱ロック部71aと、支柱被ロック部71bとを備える。例えば、支柱ロック部71aは、一側第1クランプ51aおよび一側第2クランプ55aのそれぞれに設けられる。そして、支柱被ロック部71bは、他側第1クランプ51bおよび他側第2クランプ55bに固設され、例えば断面が矩形状である。
支柱ロック部71aは、係合切替部73と、支柱係合部75と、第1駆動シリンダ76とを有する。
係合切替部73は、ガイド部72と、揺動軸74と、回動部77とを有し、支柱被ロック部71bに対する支柱係合部75の係合・係合解除を切り替える。ガイド部72は、一側第1クランプ51aおよび一側第2クランプ55aに固設され、例えば断面がJ字形状を有する。ガイド部72は、平坦に延在する平坦部72aと、平坦部72aに続いて上向きに湾曲して延在する湾曲部72bとを有する。揺動軸74は、第1駆動シリンダ76のロッド76aに対して支柱係合部75を揺動可能に連結する。回動部77は、支柱係合部75の基部に設けられるとともに、揺動軸74の下方に位置する回動軸77aを有する。回動部77は、例えば、コロである。
支柱係合部75は、逆U字形状を有し、先端側に位置する先端係合部75aと、基部側に位置する揺動軸74および回動軸77aとを有する。先端係合部75aは、支柱係合部75が揺動軸74を中心に回動することにより、支柱被ロック部71bと係合可能に構成される。第1駆動シリンダ76は、油圧などの液圧で駆動され、支柱係合部75を駆動する。係合検出センサ79が、支柱係合部75の上下に配設される。
第1駆動シリンダ76のロッド76aが支柱被ロック部71bに向けて前進する場合、回動部77が平坦部72aから湾曲部72bに移動して支柱係合部75の先端係合部75aが上向きに回動することにより、支柱被ロック部71bに対する支柱係合部75の係合が解除される。このとき、上の係合検出センサ79によって係合解除が検出される。支柱被ロック部71bに対する支柱係合部75の係合解除により、第1クランプ51および第2クランプ55のそれぞれによる支柱21のクランプの解除が行われる。これにより、支柱被ロック部71bに対する支柱係合部75の係合・係合解除を容易に切り替えることができる。
また、第1駆動シリンダ76のロッド76aが支柱被ロック部71bから後退する場合、回動部77が湾曲部72bから平坦部72aに移動して支柱係合部75の先端係合部75aが下向きに回動することにより、支柱被ロック部71bに対する支柱係合部75の係合が行われる。このとき、下の係合検出センサ79によって係合が検出される。そして、ロッド76aがさらに後退することにより、他側第1クランプ51bおよび他側第2クランプ55bを一側第1クランプ51aおよび一側第2クランプ55aにそれぞれ引き寄せるので、第1クランプ51および第2クランプ55のそれぞれが支柱21をクランプする。これにより、第1駆動シリンダ76の液圧によって大きなクランプ力が得られるので、第1クランプ51および第2クランプ55が支柱21を強固にクランプできる。
〔作業台船の状態〕
作業台船1は、第1クランプ51におけるクランプおよびクランプ解除と、第2クランプ55におけるクランプおよびクランプ解除とを組み合わせることによって、支柱21のクランプおよびクランプ解除と、支柱21の昇降とを行うことができる。
第1状態では、支柱昇降装置50によって持ち上げられて上位置にある支柱21を第1クランプ51および第2クランプ55がクランプする。第1状態を保つことにより、ブレード25およびナセル26が支柱21に予め組み立てられた着床式の海洋風力発電施設2を、港湾などから海洋の設置場所まで容易に且つ確実に海洋運搬できる。
第2状態では、第2クランプ55による支柱21のクランプと第1クランプ51による支柱21のクランプ解除とを行うとともに支柱昇降装置50による第2クランプ55(すなわち支柱21)の下降を行う。第2状態を保つことにより、海洋の設置場所において、予め組み立てられた海洋風力発電施設2を容易に設置できる。なお、海洋風力発電施設2の設置にあたり、支柱21の基礎支持部23を埋設するための埋設凹部を海底Bに形成する作業と、支柱21を海底Bの埋設凹部に正確に位置決めするためにレグ14やヒンジレグ34を細かく昇降させる作業が行われる。
第3状態では、第2クランプ55による支柱21のクランプ解除を行う。第3状態を保つことにより、海洋に設置された海洋風力発電施設2を作業台船1から容易に切り離すことができる。
第4状態では、第3状態のあとにベース10を一側ベース11および他側ベース12に2分割する。第4状態を保つことにより、作業台船1が海洋風力発電施設2と干渉することなく容易に移動できる。
第5状態では、第4状態のあとに一側ベース11および他側ベース12を合体する。第5状態を保つことにより、海洋風力発電施設2の設置を終了した作業台船1が、海洋移動できるようになる。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
第2駆動シリンダ60の段数は、海洋風力発電施設2の支柱21の高さおよび支柱21を持ち上げる高さに応じて、適宜に決定される。
作業台船1は、支柱21にブレード25およびナセル26が予め設置された、着床式の海洋風力発電施設2を海洋の設置場所に運搬して設置する態様が好ましい。これにより、海洋の設置場所での組立作業が不要になるので、危険度が低減され、天候の影響を受けにくくなり、大型クレーンなどの重機が不要になる。しかしながら、この発明は、作業台船1が支柱21を運搬して、ブレード25およびナセル26を海洋の設置場所で設置する態様や、作業台船1が、ナセル26を支柱21に予め組み立てた中間物を海洋の設置場所に運搬して、ブレード25を海洋の設置場所で取り付ける態様にも適用可能である。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の一態様に係る作業台船1は、
合わせ面13に沿って2分割可能である、海洋設置物2の支柱21を挿通するための第1支持穴15と、一側ベース11および他側ベース12とを有するベース10と、
前記ベース10の上であり且つ前記第1支持穴15の周囲に配設されて、前記合わせ面13に沿って2分割可能な一側第1クランプ51aおよび他側第1クランプ51bを有する第1クランプ51と、
前記第1クランプ51の上に配設されて、前記合わせ面13に沿って2分割可能である、第2支持穴59と一側第2クランプ55aおよび他側第2クランプ55bとを有する第2クランプ55と、
前記第2クランプ55を昇降可能に支持する支柱昇降装置50とを備え、
前記第1クランプ51におけるクランプおよびクランプ解除と、前記第2クランプ55におけるクランプおよびクランプ解除とを組み合わせることによって、前記支柱21のクランプおよびクランプ解除と、前記支柱21の昇降とを行うことを特徴とする。
上記構成によれば、海洋設置物2の運搬や、支柱21の昇降による海洋設置物2の設置が行われるので、海洋での作業を簡便化できるとともにコストを低減できる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記一側ベース11および前記他側ベース12は、前記合わせ面13の外側に設けられるヒンジレグ34を中心に回動することによって、平面視でV字状に開いて分割される。
上記実施形態によれば、ベース10を一側ベース11および他側ベース12に簡単に2分割できる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記支柱21は、前記支柱21の長手方向の中央部においてフランジ部24を有し、
前記第2クランプ55は、前記フランジ部24を支持する。
上記実施形態によれば、支柱21を容易に且つ確実に支持できる。
また、一実施形態の作業台船1では、
上位置にある前記支柱21を前記第1クランプ51および前記第2クランプ55でクランプすることによって前記海洋設置物2を運搬する。
上記実施形態によれば、海洋風力発電施設2を、港湾などから海洋の設置場所まで容易に且つ確実に海洋運搬できる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記第2クランプ55による前記支柱21のクランプと前記第1クランプ51による前記支柱21のクランプ解除とを行うとともに前記支柱昇降装置50による前記第2クランプ55の下降を行うことによって、前記海洋設置物2を海洋に設置する。
上記実施形態によれば、海洋の設置場所において、海洋風力発電施設2を容易に設置できる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記第2クランプ55による前記支柱21のクランプ解除を行うことによって、前記海洋設置物2を前記作業台船1から切り離す。
上記実施形態によれば、海洋に設置された海洋風力発電施設2を作業台船1から容易に切り離すことができる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記海洋設置物2を海洋に設置したあと前記ベース10を前記一側ベース11および前記他側ベース12に分割することによって、前記海洋設置物2から離れるように移動する。
上記実施形態によれば、作業台船1が海洋風力発電施設2と干渉することなく容易に移動できる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記一側ベース11および前記他側ベース12を合体することによって、海洋移動する。
上記実施形態によれば、海洋風力発電施設2の設置を終了した作業台船1が、海洋移動できるようになる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記第1クランプ51および前記第2クランプ55は、支柱ロック部71aと支柱被ロック部71bとを有する支柱クランプ装置70をそれぞれ備え、
前記支柱ロック部71aは、支柱被ロック部71bと係合可能である支柱係合部75と、前記支柱被ロック部71bに対する前記支柱係合部75の係合・係合解除を切り替える係合切替部73と、前記支柱係合部75を駆動する第1駆動シリンダ76とを有し、
前記支柱被ロック部71bに対する前記支柱係合部75の係合により、前記第1クランプ51および前記第2クランプ55のそれぞれによる前記支柱21のクランプが行われ、
前記支柱被ロック部71bに対する前記支柱係合部75の係合解除により、前記第1クランプ51および前記第2クランプ55のそれぞれによる前記支柱21のクランプの解除が行われる。
上記実施形態によれば、支柱被ロック部71bに対する支柱係合部75の係合・係合解除を容易に切り替えることができる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記係合切替部73は、
前記第1駆動シリンダ76のロッド76aに対して前記支柱係合部75を揺動可能に連結する揺動軸74と、
前記支柱係合部75の基部に設けられるとともに、前記揺動軸74の下方に位置する回動軸77aを有する回動部77と、
平坦に延在する平坦部72aと、前記平坦部72aに続いて上向きに湾曲して延在する湾曲部72bとを有するガイド部72とを備え、
前記第1駆動シリンダ76の前記ロッド76aが、前記支柱被ロック部71bに向けて前進する場合、前記支柱係合部75の先端係合部75aが上向きに回動することにより、前記支柱被ロック部71bに対する前記支柱係合部75の係合が解除され、
前記第1駆動シリンダ76の前記ロッド76aが、前記支柱被ロック部71bから後退する場合、前記支柱係合部75の先端係合部75aが下向きに回動することにより、前記支柱被ロック部71bに対する前記支柱係合部75の係合が行われる。
上記実施形態によれば、支柱被ロック部71bに対する支柱係合部75の係合・係合解除を容易に切り替えることができる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記第1駆動シリンダ76は、液圧で駆動される。
上記実施形態によれば、第1駆動シリンダ76の液圧によって大きなクランプ力が得られるので、第1クランプ51および第2クランプ55が支柱21を強固にクランプできる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記支柱昇降装置50は、多段のテレスコープ型の第2駆動シリンダ60を有する。
上記実施形態によれば、短胴のシリンダであっても長尺のストロークが得られるので、第2クランプ55で支持される支柱21を、高く持ち上げることができる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記第2駆動シリンダ60は、上方に向けて多段で伸縮する上シリンダ61と、下方に向けて多段で伸縮する下シリンダ62とを有する。
上記実施形態によれば、短胴のシリンダであっても、より長尺のストロークが得られるので、第2クランプ55で支持される支柱21を、より高く持ち上げることができる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記第2駆動シリンダ60は、液圧で駆動される。
上記実施形態によれば、第2駆動シリンダ60の液圧によって大きな延伸力が得られるので、重量物の海洋風力発電施設2を容易に持ち上げることができる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記一側ベース11および前記他側ベース12をロック固定するベースロック装置80を備え、
前記ベースロック装置80は、前記一側ベース11に配設される連結出没部81およびベースロック部80aと、前記他側ベース12に配設されるベース被ロック部80bとを含み、
前記連結出没部81は、第3駆動シリンダ82と、前記第3駆動シリンダ82によって出没自在に移動する連結突起83とを有し、
前記ベースロック部80aのベースロック片84は、先端側に位置する連結凸部84bと、基部側に位置する連結受部84aと、前記連結凸部84bおよび前記連結受部84aの間に位置するベースロック軸85とをそれぞれ有し、
前記ベース被ロック部80bは、連結凹部89bが形成される被連結突出部89を有し、
一対の前記連結受部84aが開状態になることによって、連結空間88が形成され、
前記ベースロック片84が第4駆動シリンダ86によって前記ベースロック軸85を中心にして回動することにより、前記連結凸部84bが前記連結凹部89bに係合し、そのあと、前記第3駆動シリンダ82の延伸によって前記連結突起83を前記連結空間88に挿入することによって、前記一側ベース11および前記他側ベース12を連結してロック固定する。
上記実施形態によれば、一側ベース11および他側ベース12のロック固定・ロック解除を容易に切り替えできる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記第3駆動シリンダ82および前記第4駆動シリンダ86は、液圧で駆動される。
上記実施形態によれば、他の駆動シリンダと液圧回路を共用できるので、コストを低減できる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記海洋設置物2は、前記支柱21にブレード25およびナセル26が予め設置された、着床式の風力発電施設2である。
上記実施形態によれば、海洋の設置場所での組立作業が不要になるので、危険度が低減され、天候の影響を受けにくくなり、大型クレーンなどの重機が不要になる。
また、一実施形態の作業台船1では、
前記作業台船1は、自己昇降式である。
上記実施形態によれば、海面Aよりも高い位置にベース10を配置することにより、ベース10が波浪などの影響を受けにくくなって動揺しにくくなるので、海洋設置物2の設置にかかる作業が安定する。
1…作業台船
2…海洋風力発電施設(海洋設置物)
10…ベース
11…一側ベース
12…他側ベース
13…合わせ面
14…レグ
15…第1支持穴
16…第7駆動シリンダ
17…スライドメタル
21…支柱
22…被クランプ部
23…基礎支持部
24…フランジ部
25…ブレード
26…ナセル
30…ヒンジレグ昇降装置
31…ヒンジ
31a…一側ヒンジ
31b…他側ヒンジ
32…潤滑部材
34…ヒンジレグ
35…係合凹部
41…可動台
42…第5駆動シリンダ
43…固定台
44…第6駆動シリンダ
45…ヒンジレグ係合部
50…支柱昇降装置
51…第1クランプ
51a…一側第1クランプ
51b…他側第1クランプ
52…第1受凹部
53…第1隙間
55…第2クランプ
55a…一側第2クランプ
55b…他側第2クランプ
56…第2受凹部
57…支持フランジ
58…第2隙間
59…第2支持穴
60…第2駆動シリンダ
61…上シリンダ
62…下シリンダ
63…液圧ポート
70…支柱クランプ装置
71a…支柱ロック部
71b…支柱被ロック部
72…ガイド部
72a…平坦部
72b…湾曲部
73…係合切替部
74…揺動軸
75…支柱係合部
75a…先端係合部
76…第1駆動シリンダ
76a…ロッド
77…回動部
77a…回動軸
79…係合検出センサ
80…ベースロック装置
80a…ベースロック部
80b…ベース被ロック部
80c…シリンダ取付部材
81…連結出没部
82…第3駆動シリンダ
83…連結突起
84…ベースロック片
84a…連結受部
84b…連結凸部
85…ベースロック軸
86…第4駆動シリンダ
88…連結空間
89…被連結突出部
89b…連結凹部
A…海面
B…海底

Claims (18)

  1. 合わせ面に沿って2分割可能である、海洋設置物の支柱を挿通するための第1支持穴と、一側ベースおよび他側ベースとを有するベースと、
    前記ベースの上であり且つ前記第1支持穴の周囲に配設されて、前記合わせ面に沿って2分割可能な一側第1クランプおよび他側第1クランプを有する第1クランプと、
    前記第1クランプの上に配設されて、前記合わせ面に沿って2分割可能である、第2支持穴と一側第2クランプおよび他側第2クランプとを有する第2クランプと、
    前記第2クランプを昇降可能に支持する支柱昇降装置とを備え、
    前記第1クランプにおけるクランプおよびクランプ解除と、前記第2クランプにおけるクランプおよびクランプ解除とを組み合わせることによって、前記支柱のクランプおよびクランプ解除と、前記支柱の昇降とを行うことを特徴とする、作業台船。
  2. 前記一側ベースおよび前記他側ベースは、前記合わせ面の外側に設けられるヒンジレグを中心に回動することによって、平面視でV字状に開いて分割されることを特徴とする、請求項1に記載の作業台船。
  3. 前記支柱は、前記支柱の長手方向の中央部においてフランジ部を有し、
    前記第2クランプは、前記フランジ部を支持することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の作業台船。
  4. 上位置にある前記支柱を前記第1クランプおよび前記第2クランプでクランプすることによって前記海洋設置物を運搬することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の作業台船。
  5. 前記第2クランプによる前記支柱のクランプと前記第1クランプによる前記支柱のクランプ解除とを行うとともに前記支柱昇降装置による前記第2クランプの下降を行うことによって、前記海洋設置物を海洋に設置することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の作業台船。
  6. 前記第2クランプによる前記支柱のクランプ解除を行うことによって、前記海洋設置物を前記作業台船から切り離すことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の作業台船。
  7. 前記海洋設置物を海洋に設置したあと前記ベースを前記一側ベースおよび前記他側ベースに分割することによって、前記海洋設置物から離れるように移動することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の作業台船。
  8. 前記一側ベースおよび前記他側ベースを合体することによって、海洋移動することを特徴とする、請求項7に記載の作業台船。
  9. 前記第1クランプおよび前記第2クランプは、支柱ロック部と支柱被ロック部とを有する支柱クランプ装置をそれぞれ備え、
    前記支柱ロック部は、支柱被ロック部と係合可能である支柱係合部と、前記支柱被ロック部に対する前記支柱係合部の係合・係合解除を切り替える係合切替部と、前記支柱係合部を駆動する第1駆動シリンダとを有し、
    前記支柱被ロック部に対する前記支柱係合部の係合により、前記第1クランプおよび前記第2クランプのそれぞれによる前記支柱のクランプが行われ、
    前記支柱被ロック部に対する前記支柱係合部の係合解除により、前記第1クランプおよび前記第2クランプのそれぞれによる前記支柱のクランプの解除が行われることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の作業台船。
  10. 前記係合切替部は、
    前記第1駆動シリンダのロッドに対して前記支柱係合部を揺動可能に連結する連結軸と、
    前記支柱係合部の基部に設けられるとともに、前記連結軸の下方に位置する回動軸を有する回動部と、
    平坦に延在する平坦部と、前記平坦部に続いて上向きに湾曲して延在する湾曲部とを有するガイド部とを備え、
    前記第1駆動シリンダの前記ロッドが、前記支柱被ロック部に向けて前進する場合、前記支柱係合部の先端係合部が上向きに回動することにより、前記支柱被ロック部に対する前記支柱係合部の係合が解除され、
    前記第1駆動シリンダの前記ロッドが、前記支柱被ロック部から後退する場合、前記支柱係合部の先端係合部が下向きに回動することにより、前記支柱被ロック部に対する前記支柱係合部の係合が行われることを特徴とする、請求項9に記載の作業台船。
  11. 前記第1駆動シリンダは、液圧で駆動されることを特徴とする、請求項9または請求項10に記載の作業台船。
  12. 前記支柱昇降装置は、多段のテレスコープ型の第2駆動シリンダを有することを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の作業台船。
  13. 前記第2駆動シリンダは、上方に向けて多段で伸縮する上シリンダと、下方に向けて多段で伸縮する下シリンダとを有することを特徴とする、請求項12に記載の作業台船。
  14. 前記第2駆動シリンダは、液圧で駆動されることを特徴とする、請求項12または請求項13に記載の作業台船。
  15. 前記一側ベースおよび前記他側ベースをロック固定するベースロック装置を備え、
    前記ベースロック装置は、前記一側ベースに配設される連結出没部およびベースロック部と、前記他側ベースに配設されるベース被ロック部とを含み、
    前記連結出没部は、第3駆動シリンダと、前記第3駆動シリンダによって出没自在に移動する係合突起とを有し、
    前記ベースロック部のベースロック片は、先端側に位置する係合凸部と、基部側に位置する係合受部と、前記係合凸部および前記係合受部の間に位置するベースロック軸とをそれぞれ有し、
    前記ベース被ロック部は、係合凹部が形成される被連結突出部を有し、
    一対の前記係合受部が開状態になることによって、係合空間が形成され、
    前記ベースロック片が第4駆動シリンダによって前記ベースロック軸を中心にして回動することにより、前記係合凸部が前記係合凹部に係合し、そのあと、前記第3駆動シリンダの延伸によって前記係合突起を前記係合空間に挿入することによって、前記一側ベースおよび前記他側ベースを連結してロック固定することを特徴とする、請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の作業台船。
  16. 前記第3駆動シリンダおよび前記第4駆動シリンダは、液圧で駆動されることを特徴とする、請求項15に記載の作業台船。
  17. 前記海洋設置物は、前記支柱にブレードおよびナセルが予め設置された、着床式の風力発電施設であることを特徴とする、請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の作業台船。
  18. 前記作業台船は、自己昇降式であることを特徴とする、請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の作業台船。
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