JP4258946B2 - Bag woven airbag - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車周安全装置の一つであるエアバッグに関するものであり、更に詳しくは、車両の側部に衝撃が加わった時に乗員と側部窓部の間に展開し、主に乗員の頭部を保護することを日的とする側面衝突用エアバッグ(カーテンエアバッグ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車安全部品の一つとしてのエアバッグは乗員の安全意識の向上に伴い、急速に装着率が向上している。エアバッグは自動車の衝突事故の際、衝撃をセンサーが感知し、インフレータ−から高温、高圧のガスを発生させ、このガスによってエアバッグを急激に展間させ、乗員を衝撃から保護するものである。
【0003】
従来、エアバッグには運転席用、助手席用のほぼ正面からの衝突時に乗員を保護するものが装着されてきたが、最近では側面からの衡突にも対応できるエアバッグも開発されつつある。
【0004】
既に提案されている側面衝突用エアバツグとしてはW096/26087号公報に示されているように、側面衝突時や横転時に感知するセンサーと連結するガス発生装置(インフレーター)と、そのガス発生装置に連結するエアバツグが開示されている。この公報には、エアバッグは表面と裏面がしつかり結合されており、また実質的に平行する細長い複数のセルから構成されており、そのセルが展開時に膨張して円筒状に形成され、乗員の頭部を保護するエアバッグが提案されている。
【0005】
また、USA特許5,098,125号や同5,011,183号には、袋織エアバツグの製造に関する記載があり、袋部を取り囲む接結1重組織部の織組織を1/1の平織にすることにより、エアバッグ展開時に織目ずれが該接結1重組織部と袋部との境界で起こりにくいとしている。
【0006】
また、特開平4―193646号には、周辺部が接結1重組織帯で接合され、内側に袋織部を有する2枚の布帛からなる袋織エアバッグにおいて、前記接結1重組織帯が袋織部から見て内側区域と外側区域とで構成され、内側区域が袋織部の2枚の布帛の対応する経糸および/又は緯糸が組織図上での同一区域に配置されるような組織で製織され、前記外側区域が前記内側区域の組織よりも平均経糸・緯糸拘束度の低い組織で製織されることを特徴とする袋織エアバッグが提案されている。これによりエアバツグ展開時に充填されたガスの漏れが該接結1重部と袋部との境界より起こりにくいとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この主に側面からの衝突に対する頭部保護を目的とするエアバッグ、特にカーテンエアバッグは、車両の横転時を想定した場合、運転席、助手席用のエアバッグと異なり展開後に内圧保持時間を数秒から10秒程度確保する必要があり、それによって車両の横転中にも乗員の頭部が保護できるように設計されている。そのためには、ごく短時間で展開を完了させ、かつバッグからのガス漏れを極力ゼロに抑える必要がある。
【0008】
またこの頭部保護エアバッグは車両のサイドピラーやセンターピラーに収納されるため、運転席、助手席用エアバッグの収納スペースと比べ、大幅に収納スペースが制限される。そのため収納性の良いエアバッグ袋体とすることが非常に重要な課題となってくる。
【0009】
上記2点の課題、
(a)バッグ(特に接結1重部と袋部との境界部)からのガス漏れ防止
(b)良好な収納性獲得
を満足させるためには、前記公報にて提案されている技術ではその課題を十分解決するには到らない。
【0010】
すなわち、USA特許5,098,125号や同5,011,183号で提案されている方法である接結1重組織帯の織組織を1/1の平織にすることにより前記(a)の課題である、接結1重部と袋部との境界での目ずれ抑制効果は確かに認められるが、1/1平織組織を用いることでその部分の織物剛性が非常に大きくなり、折り畳み収納性が悪化し、所望するサイズの収納スペースに収納時に不具合が生じる。
【0011】
また、特開平4―193646号公報で提案されている製織方法は、接結1重部を内側と外側に分けて経糸と緯糸の間の拘束度差を設けているものである。ここでは平均経糸−緯糸拘束度の差をつける方法が開示されているだけで、接結1重部の内側の織組織はどの部分でも同じ組織を採用しているに過ぎない。
【0012】
ところが、該側面衝突用エアバッグは車両窓部に沿って展開し、また窓ガラス等の破横物が乗員に当たることを防ぐ目的もあり、複雑な形状を有することが通常であり、従来の運転席用袋織エアバッグのような円形形状とはならない。そのため、袋部を囲む接結1重部を同一の織組織で製織した場合に目ずれが発生しやすい部位が認められ、その部分からガス漏出が起こり側面衝突用エアバッグとしての機能が果たせないことが判明した。
【0013】
本発明の目的は、折り畳み収納性が良好であり、所望の収納スペースに収納可能であり、かつ特に接結1重部と袋部との境界部における目ずれが発生しにくく、従ってガス漏出が起こりにくい側面衝突用エアバッグに適した袋織エアバッグ(カーテンエアバッグ)を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の袋織エアバッグは、袋織によって接結1重部と前記接結1重部に囲まれて形成された袋部(2重布帛部)とを備え、前記接結1重部の織組織が前記袋部の形状に応じて異なるものであることを特徴とする。
【0015】
かかる構成により、上述した従来技術の2つの課題を同時に解決し、折り畳み収納性が良好であり、所望の収納スペースに収納可能であり、かつ特に接結1重部と袋部との境界部における目ずれが発生しにくく、従ってガス漏出が起こりにくい側面衝突用エアバッグに適した袋織エアバッグが得られる。
【0016】
上述の袋織エアバッグにおいては、前記接結1重部の曲率半径をrとしたとき、r≦100(mm)の接結1重部の織組織の経糸と緯糸との拘束度をF(r≦100)、r>l00(mm)の接結1重部の織組織の経糸と緯糸との拘束度をF(r>l00)とした場合、
F(r≦100)≧F(r>l00)
であることが好ましく、
前記接結1重部の曲率半径をrとしたとき、r≦50(mm)の接結1重部織組織の経糸と緯糸との拘束度をF(r≦50)、r>50(mm)の接結1重部織組織の経糸と緯糸との拘束度をF(r>50)とした場合、
F(r≦50)≧F(r>50)
であることがより好ましい。
【0017】
また上述の袋織エアバッグにおいては、前記接結1重部の曲率半径をrとしたとき、r≦100(mm)の接結1重部の織組織が1/1平織であり、r>l00(mm)の接結1重部の織組織が1/1平織以外の織組織であることが好ましく、
前記接結1重部の曲率半径をrとしたとき、r≦50(mm)の接結1重部の織組織が1/1平織であり、r>50(mm)の接結1重部の織組織が1/1平織以外の織組織であることがより好ましい。
【0018】
rの値に応じて接結1重部の織組織を変更するという構成は極めて重要である。すなわちr≦100mmの場合には、袋部と接結1重部との間でエアバッグが展開した時の応力が狭い範囲で集中する傾向にあり、また特にr≦50mmの場合にその応力集中は顕著になる。すなわち織密度が同じであってもrの小さい部分は大きい部分よりも織目がずれ易くなる。その結果、ガス漏出が起こり長期内圧保持ができなくなる。r≦100mmの部分、より好ましくはr≦50mmの部分には目ずれの起こりにくい1/1平織のような経糸と緯糸の間の拘束度の大きい織組織(組織拘束力の大きい組織)を使用し、r>l00mmの部分、より好ましくはr>50mmの部分には収納性を向上させるための織組織拘束力の小さい織組織を使用することことにより、目ずれと収納性の両方を満足する袋織エアバッグを得ることができたのである。拘束度は例えばJISに規定される目ずれの測定方法により測定することが好ましい。
【0019】
本発明の袋織エアバッグは、側面衝突用カーテンエアバッグに特に好適に使用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図面に基づいて本発明の好適な実施態様を説明する。図1に示した該側面衝突用袋織エアバッグAは、インフレーターからの噴出ガスが封入され、膨出する袋部1とその周辺を取り囲むようにして前記袋部11を形成する接結1重部12、及びその外側部13から構成される。側面衝突用袋織エアバッグAはその性質上複雑な形状を有するものであり、この袋部11を形成する接結1重部12の袋部11との境界部の形状は直線部分、曲線部分に大きく分けられ、また曲線部分も曲率半径の異なる複数の部分が存在する。直線部分はr=∞とも考えられる。
【0021】
また、該エアバッグAを展開させた時に、袋部11の面積が大きすぎると棒状、球状に膨張しようとするため形態安定や乗員保護の観点からは好ましくなく、通常は図2に示したように、袋部11の内部に袋部11を構成する2枚の布帛を部分的に接結1重部12を設けて接結した綴じ部20が設けられる。この場合には袋部11の内部にある楕円形の綴じ部20の周辺及び袋部11の外側の両方に接結1重部が存在することになる。
【0022】
図3には4つの異なった曲率半径rを有する曲線部分にて形成される袋部11を有する袋織エアバッグAの例を示した。袋部11に隣接して該袋部11を形成する接結1重部12の曲線部分をR1,R2,R3,R4として示し、それぞれの曲線に接するように円を描いた場その円の半径をそれぞれr(1)、r(2)、r(3)、r(4)とした。ここではそれを接結1重部の曲率半径(r)と呼ぶことにする。
【0023】
接結1重部12の幅は任意に設定できるが目ずれやガス漏出が起こりにくいという要請に対応するには、数mmから10mmぐらいまでであることが好ましい。
【0024】
本発明の袋織エアバッグにおいては、結接一重部12の外側に外側部13として結接一重部12とは異なる織組織部を設けることは好適な態様であり、外側部13は、布帛の剛軟度や製織性から考慮して接結1重部よりは経糸と緯糸との拘束度が低く、ルーズな織組織で製織されていることが好ましい,
図2で見られる袋部11内部にある楕円形の綴じ部20の接結1重部12における曲率半径は、図2中のrfにて表される。すなわち、袋部11の形状がいかに複雑な場合でも接結1重部12の曲線部分に沿って円を描いた時にその円の中心は袋部11側か綴じ部20側に存在することになる。
【0025】
本発明の袋織エアバッグを構成する織組織は特に限定されるものではないが、袋部(2重布帛部)11は低通気性や引裂強力が要求されることから1/1平織であることが好ましく、接結1重部12には前記2つの課題、
(a)接結1重部と袋部との境界部からのガス漏れ防止
(b)良好な収納性獲得
を満足させるため、接結1重部のrにて、l/1平織(図4(1))の他、1/2組織(図4(2))、2/2バスケット織(図4(3))等、種々の織組織が選択採用される。即ち、経糸と緯糸の間の拘束度の大きい織組織とは、1/1平織のように経糸及び緯糸が、平均してみると動きにくい織組織を意味する。
【0026】
本発明における袋織エアバッグを構成する合成繊維としては、特に素材を限定するものではないが、特にナイロン66、ナイロン6、ナイロン46、ナイロン12等の脂肪族ポリアミド繊維、アラミド織維のような芳香族ポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなどのホモポリエステルが使用される。さらに全芳香族ポリエステル繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、PPS繊維、ポリエーテルケトン織維等も例示され、使用可能である。ただし、経済性を勘案するとポリエステル繊維、ポリアミド織維(ナイロン66、ナイロン46、ナイロン6)の使用が特に好ましい。また、これらの合成繊維には原糸製造工程や後加工工程での工程通過性を向上させるために、各種添加剤を含有させることは好適な態様である。かかる添加剤としては、例えば、酸化防止剤、熱安定剤、平滑剤、帯電防止剤、増粘剤、難燃剤等が例示される。
【0027】
該織物を形成する原糸繊度は特に限定するものではないが、布帛を形成する解反原糸が100dtexから700dtexであることが望ましい,100dtex来満の場合、布帛強力が満足されず、また700dtexより大きいと布帛が剛直になり収納性に問題が生じる。
【0028】
単糸織度についても特に限定するものではないが、解反原糸単糸で6dtex以下が布帛の柔軟性の観点から好ましく、更に好ましくは4dtex以下である,また原糸強度についても特に限定するものではないが、解反原糸で7.5g/d以上がエアバッグの耐圧強度を考えた際に好ましい。
【0029】
また次式で表わされる袋部のカバーファクター(CF)は2000〜2500であることが好ましい。
CF=(織物経糸解反織度(dtex))1/2 ×経織密度(本/2.54cm)+(織物緯糸解反繊度(dtex))1/2 ×緯織密度(本/2.54cm)
CFが2000より小さいと織物本体の空気透過性(通気度)が大きくなりガス漏出が多くなり、また接結1重組織帯との境界部における目ずれが発生しやすくなりエアバツグとしての機能を果さなくなる。またCFが2500より大きいと布帛が剛直になり、収納性が悪化し収納スペース内に収納することが困難となり好ましくない。
【0030】
本発明の袋織エアバッグの製織に使用する織機としては、公知の織機が特に限定なく使用可能であり、例えばウォータージェットルーム、エアジェットルーム、レピアルーム、プロジェクタイルルームなどが使用可能な織機として例示される。もっとも、繊生産性、経糸へのダメージ、糸汚れなどを考慮すると、ウォータージェットルーム、エアジェットルームを使用することが特に好ましい。
【0031】
袋織りの柄(パターン)を決定する際には、ジャカード装置やドビー装置が用いられる。特に複雑な柄出しをするためには、ジャカード装置(電子式、機械式)が必要となり、更に生産性、柄変更の容易さを考慮すると電子式ジャカード装置が好ましい。
【0032】
【実施例】
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。
なお、この中で使用した評価方法は下記の通りである。
【0033】
[目ずれ]
目ずれの測定は、JIS Ll096 6.21.1に準拠して行った。すなわち、袋部11と接結1重部12との境界を含むサンプルを切り出し、引張試験機で次の条件で引張り、その時の目ずれ量を測定する。
【0034】
1)接結1重部12が引張方向に対し直角になるよう幅10cm、長さ15cmのサンプルを接結1重部12がほぼ中央になるように切り出す。
【0035】
2)つかみの一方が縦2.5cm×横2.5cmで、他方が縦2.5×横5cmの引張試験機を用い、引張速度5cm/min,で荷重40kgf(392N)時に引張を停止し、その時の織目が最大に開いた箇所の両端の距離をメジャーで測定する(図5参照)。
【0036】
3)それぞれの部位で5回測定を行い、その平均値で表わして目ずれとする。
【0037】
[収納性]
エアバッグの収納性の評価は以下の手順により行った。
【0038】
1)接結1重部とほぼ平行するように沿って、幅l0cm、長さ20cmのサンプルを接結1重部がほぼ中央になるように切り出す。
【0039】
2)接結1重部のみを残してその外側の綴じ部は除去する。
【0040】
3)接結1重部が下側になるように袋部を開いた状態で置き、接結1重部が折り畳み方向に対して直角になるように2回織り畳み、その上に幅2.5cm、長さ30cm、重さ60gの金指を基布全体に覆いかぶさるように置いた時の接結1重部最大織物高さを測定する(図6参照)。
【0041】
(実施例1)
経、緯糸に350dtex/l08f、ナイロン66フィラメント原糸を用い、側面衝突用エアバッグをジャカード装置付き織機にて袋部で経67本/2.54cm、緯56本/2.54cmになるように製織した。図3において曲線部分Rl〜R4の曲率半径rはそれぞれ、r(1)=l0mm、r(2)=120mm、r(3)=40mm、r(4)=25mmである。袋部は1/1平織、接結1重部には図3におけるRlは平織、R2はl/2、R3は平織、(4)は平織で、幅は全て3mmとなるように製織した。
その時の目ずれと収納性についての評価結果を表lに示す。
【0042】
(比較例1)
経、緯糸に350dtex/108f、ナイロン66フィラメント原糸を用い、側面衝突用エアバッグをジャカード装置付き織機にて袋部で経67本/2.54cm、緯56本/2.54cmになるように製織した。図3においてR1〜R4の曲率半径rはそれぞれ、r(1)=10mm、r(2)=120mm、r(3)=40mm、r(4)=25mmである。袋部は1/l平織、接結1重部にはRl〜R4部位全てで2/2バスケット織の織組織を対応させ、幅は全て3mmとなるよう製織を行つた。その時の目ずれと収納性についての評価結果を表1に示す。
【0043】
(比較例2)
経、緯糸に350dtex/l08f、ナイロン66フィラメント原糸用い、側面衝突用エアバッグをジャカード装置付き織機にて袋部で経67本/2.54cm、緯56本/2.54cmになるように製織した。図3においてR1〜R4の曲率半径rはそれぞれ、r(1)=l0mm、r(2)=l20mm、r(3)=40mm、r(4)=25mmである。袋部はl/l平織、接結ー重部にも全てl/1平織の織組織を対応させ、幅は全て3mmとなるように製織を行った。その時の目ずれと収納性についての評価結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
表1に見られるように実施例1では目ずれ、収納性とも満足できる袋織エアバッグが作製されたのに対し、比較例1では収納性には優れるが、目ずれにおいて不満足な緯果となった。また比較例2の場合には目ずれに対しては良好な結果が得られたが、接結1重部全てで平織にしたため、剛直性が全体で増加し、袋体としての収納性に問題がある結果となった。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、側面衝突用袋織エアバツグとして必要な、袋部と接結1重部の境界部での目ずれが起こりにくく、かつ収納性に優れた性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋織エアバッグの袋部、接結1重部、外側部の関係を示した図
【図2】袋部に楕円形の綴じ部を設けたエアバッグの例を示した図
【図3】曲率半径の異なる4個の曲線部分と直線部分を有する袋織エアバッグの例を示した図
【図4】織組織の構造の例を示した図
【図5】目ずれの測定状況を示した図
【図6】収納性評価方法を示した図
【符号の説明】
A 袋織エアバッグ
11 袋部
12 接結1重部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an airbag that is one of the automobile peripheral safety devices, and more specifically, the airbag is deployed between an occupant and a side window when an impact is applied to the side of the vehicle, and is mainly used by the occupant. The present invention relates to a side collision airbag (curtain airbag) that protects the head.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the installation rate of an airbag as one of automobile safety parts has been rapidly improved with the improvement of safety awareness of passengers. In the event of a car crash, an air bag is a sensor that detects impact and generates high-temperature and high-pressure gas from an inflator, which rapidly spreads the air bag and protects passengers from impact. .
[0003]
Conventionally, airbags for passenger seats and passenger seats that have been installed to protect passengers in the event of a collision from almost the front have recently been developed. .
[0004]
As a side collision air bag that has already been proposed, as shown in W096 / 26087, a gas generator (inflator) that is connected to a sensor that detects when a side collision or rollover occurs, and a gas generator connected to the gas generator. An air bag is disclosed. In this publication, the airbag has a front surface and a back surface that are joined together and is composed of a plurality of elongated cells that are substantially parallel to each other. An airbag that protects the head of the vehicle has been proposed.
[0005]
In addition, in US Patent Nos. 5,098,125 and 5,011,183, there is a description relating to the manufacture of bag woven air bags, and the woven structure of the connected single tissue part surrounding the bag part is changed to 1/1 plain weave. By doing so, it is said that a texture shift hardly occurs at the boundary between the connected single tissue portion and the bag portion when the airbag is deployed.
[0006]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-193646 discloses a bag-woven airbag composed of two fabrics having a peripheral portion bonded with a single bonded tissue band and having a bag weaving portion on the inside, wherein the single bonded tissue band is a bag. It is composed of an inner area and an outer area as viewed from the weaving part, and the inner area is woven with a structure in which the corresponding warp and / or weft of the two fabrics of the bag weaving part are arranged in the same area on the organization chart. A bag-woven airbag is proposed in which the outer section is woven with a structure having a lower degree of average warp / weft restraint than the structure of the inner section. As a result, leakage of the gas filled when the air bag is deployed is less likely to occur from the boundary between the connected single portion and the bag portion.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, this airbag mainly for protecting the head against a collision from the side, especially the curtain airbag, maintains the internal pressure after deployment, unlike the airbag for the driver seat and passenger seat when the vehicle rolls over. It is necessary to secure the time from several seconds to about 10 seconds, so that the occupant's head can be protected even while the vehicle rolls over. For that purpose, it is necessary to complete the deployment in a very short time and to suppress the gas leakage from the bag to zero as much as possible.
[0008]
Further, since the head protection airbag is stored in the side pillar or center pillar of the vehicle, the storage space is greatly limited as compared with the storage space of the airbag for the driver seat and the passenger seat. Therefore, it becomes a very important subject to make an air bag body with good storability.
[0009]
The above two issues
(A) Prevention of gas leakage from the bag (especially the boundary between the connecting single part and the bag part) (b) In order to satisfy good storage performance acquisition, The problem cannot be solved sufficiently.
[0010]
That is, the above-mentioned (a) is made by making the woven structure of the single-bonded tissue band, which is a method proposed in USA Patent Nos. 5,098,125 and 5,011,183, into 1/1 plain weave. Although the problem of suppressing misalignment at the boundary between the single binding part and the bag part is certainly recognized, the use of a 1/1 plain weave structure greatly increases the rigidity of the woven fabric, and it is folded and stored. The property deteriorates, and a problem occurs when stored in a storage space of a desired size.
[0011]
In the weaving method proposed in Japanese Patent Laid-Open No. 4-193646, a single binding portion is divided into an inner side and an outer side to provide a constraint degree difference between the warp and the weft. Here, only a method of making a difference between the average warp and weft restraint degrees is disclosed, and the same texture is adopted for any portion of the woven structure inside the bonded single part.
[0012]
However, the side collision airbag is deployed along the vehicle window, and also has a purpose of preventing a broken object such as a window glass from hitting an occupant, and usually has a complicated shape. It does not have a circular shape like a seat-woven air bag. Therefore, when weaving the single connecting portion surrounding the bag portion with the same woven structure, a portion where misalignment is likely to occur is recognized, and gas leakage occurs from that portion, and the function as a side collision airbag cannot be performed. It has been found.
[0013]
An object of the present invention is that the folding storage property is good, the folding storage property can be stored in a desired storage space, and the misalignment at the boundary portion between the connecting single portion and the bag portion is particularly difficult to occur, and therefore gas leakage is prevented. An object of the present invention is to provide a bag-woven airbag (curtain airbag) suitable for a side collision airbag that is unlikely to occur.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The bag-woven airbag according to the present invention includes a single connecting portion formed by bag weaving and a bag portion (double fabric portion) formed by being surrounded by the single connecting portion, and the woven structure of the single connecting portion. Is different depending on the shape of the bag portion.
[0015]
With this configuration, the above-described two problems of the prior art can be solved at the same time, the folding storage property is good, the storage can be stored in a desired storage space, and particularly at the boundary between the connected single portion and the bag portion. It is possible to obtain a bag-woven airbag suitable for a side collision airbag in which misalignment is unlikely to occur and therefore gas leakage is unlikely to occur.
[0016]
In the above-described bag woven airbag, when the radius of curvature of the connected single portion is r, the degree of restraint between the warp and the weft of the connected single portion woven structure of r ≦ 100 (mm) is F (r ≦ 100), when the degree of restraint between the warp and weft of the woven structure of the united single part of r> 100 (mm) is F (r> 100),
F (r ≦ 100) ≧ F (r> 100)
It is preferable that
When the radius of curvature of the connected single part is r, the degree of restraint between the warp and weft of the connected single part woven structure of r ≦ 50 (mm) is F (r ≦ 50), r> 50 (mm ) When the degree of restraint between the warp and the weft of the single-part weaving structure of F) is F (r> 50),
F (r ≦ 50) ≧ F (r> 50)
It is more preferable that
[0017]
Further, in the above-described bag woven airbag, when the radius of curvature of the connected single part is r, the woven structure of the connected single part of r ≦ 100 (mm) is 1/1 plain weave, and r> 100. It is preferable that the woven structure of the united single part of (mm) is a woven structure other than 1/1 plain weave,
When the radius of curvature of the connected single part is r, the woven structure of the connected single part of r ≦ 50 (mm) is 1/1 plain weave, and the connected single part of r> 50 (mm). It is more preferable that the woven structure is a woven structure other than 1/1 plain weave.
[0018]
A configuration in which the woven structure of the single bonded portion is changed according to the value of r is extremely important. That is, when r ≦ 100 mm, the stress when the airbag is deployed between the bag portion and the connected single portion tends to concentrate in a narrow range, and particularly when r ≦ 50 mm, the stress concentration is concentrated. Becomes prominent. That is, even if the weave density is the same, the portion with a small r is more likely to be displaced than the portion with a large r. As a result, gas leaks and long-term internal pressure cannot be maintained. For the portion of r ≦ 100 mm, more preferably, the portion of r ≦ 50 mm, a weaving structure with a high degree of restraint between warp and weft (structure with a large structure restraining force) such as 1/1 plain weave is used. In addition, by using a woven structure having a small woven structure restraining force for improving the storage property in a part where r> 100 mm, more preferably r> 50 mm, both misalignment and storage ability are satisfied. A bag-woven airbag could be obtained. The degree of restraint is preferably measured, for example, by a misalignment measuring method defined in JIS.
[0019]
The bag-woven airbag of the present invention can be particularly preferably used for a side impact curtain airbag.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The side impact bag woven airbag A shown in FIG. 1 is filled with a gas ejected from an inflator and bulges the
[0021]
Further, when the airbag A is deployed, if the area of the
[0022]
FIG. 3 shows an example of a bag-woven airbag A having a
[0023]
The width of the connecting
[0024]
In the bag woven airbag of the present invention, it is a preferable aspect to provide a woven tissue portion different from the connection
The radius of curvature of the connecting
[0025]
The woven structure constituting the bag woven airbag of the present invention is not particularly limited, but the bag portion (double fabric portion) 11 is a 1/1 plain weave because low breathability and tearing strength are required. It is preferable that the connecting
(A) Prevention of gas leakage from the boundary portion between the single connecting portion and the bag portion (b) In order to satisfy the acquisition of a good storage property, at the single connecting portion r, l / 1 plain weave (FIG. 4). In addition to (1), various woven structures such as ½ structure (FIG. 4 (2)) and 2/2 basket weave (FIG. 4 (3)) are selectively employed. That is, the weaving structure having a high degree of restraint between the warp and the weft means a weaving structure in which the warp and the weft are difficult to move on average, such as a 1/1 plain weave.
[0026]
The synthetic fiber constituting the bag-woven airbag according to the present invention is not particularly limited in material, but in particular, an aliphatic polyamide fiber such as nylon 66, nylon 6, nylon 46,
[0027]
Although the fineness of the raw yarn forming the woven fabric is not particularly limited, it is desirable that the unraveling raw yarn forming the fabric is 100 to 700 dtex. If it is larger, the fabric becomes rigid and a problem arises in storage.
[0028]
The single yarn weaving degree is not particularly limited, but it is preferably 6 dtex or less from the viewpoint of fabric flexibility, more preferably 4 dtex or less, and the yarn strength is also particularly limited. However, 7.5 g / d or more of the unwinding raw yarn is preferable when considering the pressure strength of the airbag.
[0029]
Moreover, it is preferable that the cover factor (CF) of the bag part represented by following Formula is 2000-2500.
CF = (woven warp unwinding degree (dtex)) 1/2 × warp density (main / 2.54 cm) + (woven weft unwinding degree (dtex)) 1/2 × weft density (main / 2. 54cm)
If the CF is smaller than 2000, the air permeability (air permeability) of the fabric body increases, gas leakage increases, and misalignment easily occurs at the boundary with the bonded single tissue band, thereby functioning as an air bag. No longer. On the other hand, if the CF is larger than 2500, the fabric becomes rigid, the storage property is deteriorated, and it is difficult to store in the storage space.
[0030]
As the loom used for weaving the bag-woven airbag of the present invention, a known loom can be used without any particular limitation, and examples thereof include a water jet loom, an air jet loom, a rapier room, a projectile room and the like. The However, it is particularly preferable to use a water jet loom or an air jet loom in consideration of fiber productivity, damage to warps, yarn stains, and the like.
[0031]
When determining the pattern (pattern) of bag weaving, a jacquard device or a dobby device is used. In particular, in order to obtain a complicated pattern, a jacquard device (electronic type or mechanical type) is required, and an electronic jacquard device is preferable in consideration of productivity and ease of pattern change.
[0032]
【Example】
Examples and the like specifically showing the configuration and effects of the present invention will be described below.
In addition, the evaluation method used in this is as follows.
[0033]
[Missing]
The misalignment was measured in accordance with JIS L1096 6.21.1. That is, a sample including the boundary between the
[0034]
1) A sample having a width of 10 cm and a length of 15 cm is cut out so that the connected
[0035]
2) Using a tensile tester with one side of the grip 2.5 cm long x 2.5 cm wide and the other 2.5 cm long x 5 cm wide, pulling was stopped at a tensile rate of 5 cm / min and a load of 40 kgf (392 N). Then, measure the distance between the ends of the portion where the texture is maximized (see FIG. 5).
[0036]
3) Measure 5 times at each part and express the average value as misalignment.
[0037]
[Storability]
Evaluation of air bag storage was performed according to the following procedure.
[0038]
1) A sample having a width of 10 cm and a length of 20 cm is cut out so as to be substantially in the center of the connected single portion, so as to be substantially parallel to the single connected portion.
[0039]
2) Remove only the binding single part and remove the outer binding part.
[0040]
3) Place the bag part open so that the connected single part is on the lower side, weave twice so that the connected single part is at right angles to the folding direction, and
[0041]
Example 1
Using warp and weft yarns of 350 dtex / l08f, nylon 66 filament yarn, side impact air bags with a jacquard loom will be 67 / 2.54cm warp / 56 / 2.54cm warp Weaved into. In FIG. 3, the curvature radii r of the curved portions R1 to R4 are r (1) = 10 mm, r (2) = 120 mm, r (3) = 40 mm, and r (4) = 25 mm, respectively. The bag portion was 1/1 plain weave, and the bonded single portion was woven so that Rl in FIG. 3 was plain weave, R2 was 1/2, R3 was plain weave, (4) was plain weave, and the width was all 3 mm.
Table 1 shows the evaluation results of misalignment and stowage at that time.
[0042]
(Comparative Example 1)
Use 350dtex / 108f, nylon 66 filament raw yarn for warp and weft, and make side impact airbags at warp 67 / 2.54cm and weft 56 / 2.54cm on the loom with jacquard device Weaved into. In FIG. 3, the curvature radii r of R1 to R4 are r (1) = 10 mm, r (2) = 120 mm, r (3) = 40 mm, and r (4) = 25 mm, respectively. Weaving was carried out so that the bag part was 1 / l plain weave, the ligation single part was associated with a woven structure of 2/2 basket weave at all Rl to R4 parts, and the width was 3 mm. Table 1 shows the evaluation results of misalignment and storage at that time.
[0043]
(Comparative Example 2)
Use warp and weft yarns of 350 dtex / l08f, nylon 66 filament yarn, and use side impact airbags with a jacquard loom to make warp 67 / 2.54cm, weft 56 / 2.54cm Weaved. In FIG. 3, the curvature radii r of R1 to R4 are r (1) = 10 mm, r (2) = 120 mm, r (3) = 40 mm, and r (4) = 25 mm, respectively. Weaving was performed so that the bag portion was l / l plain weave, and the knot-heavy portion was all l / 1 plain weave and the width was 3 mm. Table 1 shows the evaluation results of misalignment and storage at that time.
[0044]
[Table 1]
As can be seen from Table 1, in Example 1, a bag-woven airbag that was satisfactory in terms of misalignment and storability was produced, whereas in Comparative Example 1, it was excellent in storability but was unsatisfactory in misalignment. It was. Further, in the case of Comparative Example 2, good results were obtained for misalignment, but since the flattened weave was formed in all of the bonded single parts, the rigidity increased as a whole, and there was a problem in the storage property as a bag body. There was a result.
[0045]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is difficult to cause misalignment at the boundary between the bag portion and the connecting single portion, which is necessary as a side impact bag weave air bag, and it is possible to obtain performance with excellent storage properties.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing the relationship between a bag portion, a connecting single portion, and an outer portion of a bag-woven airbag. FIG. 2 is a diagram showing an example of an airbag having an elliptical binding portion in a bag portion. 3] A diagram showing an example of a bag-woven airbag having four curved portions and straight portions having different radii of curvature. [Fig. 4] A diagram showing an example of the structure of a woven fabric. [Fig. [Figure 6] Diagram showing the method for evaluating storage performance [Explanation of symbols]
A Bag-woven
Claims (5)
前記袋部は、織組織が1/1平織であり、
前記袋織エアバッグは、前記袋部と前記接結1重部との境界部の曲率半径rが100(mm)以下の部分と、前記曲率半径rが100(mm)を超える部分とを有し、
前記曲率半径rが100(mm)以下の部分における前記接結1重部の織組織は、1/1平織であり、
前記曲率半径rが100(mm)を超える部分における前記接結1重部の織組織は、経糸と緯糸の間の拘束力が1/1平織より小さい織組織であることを特徴とする袋織エアバッグ。A bag-woven airbag comprising a single connecting part by bag fineness and a bag part (double fabric part) formed by being surrounded by the single connecting part ,
The bag portion has a 1/1 plain weave structure,
The bag-woven airbag includes a portion having a radius of curvature r of 100 (mm) or less and a portion having a radius of curvature exceeding 100 (mm) at the boundary between the bag portion and the connected single portion. ,
The woven structure of the connecting single part in the portion where the radius of curvature r is 100 (mm) or less is a 1/1 plain weave,
The woven structure of the single connecting portion in the portion where the radius of curvature r exceeds 100 (mm) is a woven structure in which the binding force between the warp and the weft is smaller than 1/1 plain weave. bag.
前記曲率半径rが50(mm)以下の部分における前記接結1重部の織組織は、1/1平織であり、
前記曲率半径rが50(mm)を超える部分における前記接結1重部の織組織は、経糸と緯糸の間の拘束力が1/1平織より小さい織組織である請求項1又は2に記載の袋織エアバッグ。 The bag-woven airbag has a portion having a radius of curvature r of 50 (mm) or less and a portion having a radius of curvature exceeding 50 (mm) at the boundary between the bag portion and the connected single portion. ,
The woven structure of the connecting single part in the portion where the radius of curvature r is 50 (mm) or less is a 1/1 plain weave,
The co-woven singlet part of weaving structure the curvature radius r in the portion exceeding 50 (mm) is claimed in claim 1 or 2 binding between warp and weft are 1/1 plain weave smaller weave Bag woven airbag.
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