JP4258608B2 - Three-dimensional metal complex, adsorbent and separation material - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、三次元型金属錯体、該錯体からなる吸着材および分離材に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧力スイング法や温度スイング法により混合ガスからガスを分離する際には、一般に、分離吸着材として活性炭、ゼオライト等を使用し、その平衡吸着量または吸着速度の差により分離を行ってきた(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、平衡吸着量の差により分離する場合、これまでの吸着材では片方の物質(ガス)のみを選択的に吸着することができないため、分離係数が小さくなり、装置の大型化を招いていた。一方、吸着速度の差により分離する場合、ガスの種類によっては片方の物質(ガス)のみを吸着できるが、短時間で吸着と脱着を交互に行う必要があり、装置の大型化を招いていた。
【0004】
【非特許文献1】
竹内雍監修,「最新吸着技術便覧」,第1版,株式会社エヌ・ティー・エス,1999年1月11日,p.84−163
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、ガス等の物質を選択的に吸着できる吸着材や、分離性能の高い分離材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
吸着される物質の種類、吸着圧力または吸着温度等により細孔の大きさ(構造)が変化する新規な外場応答型金属錯体を用いることにより、圧力スイング法や温度スイング法のいずれにおいても、物質を選択的に吸着することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、下記に示すとおりの三次元型金属錯体、吸着材、分離材、吸着貯蔵装置および分離装置を提供するものである。
項1. 2,5-ジヒドロキシ安息香酸と、銅、ロジウム、クロム、モリブデン、パラジウム、亜鉛およびタングステンから選択される少なくとも1種の金属と、該金属に2座配位可能な有機配位子とからなる金属錯体。
項2. 2,5-ジヒドロキシ安息香酸と、銅塩、ロジウム塩、クロム塩、モリブデン塩、パラジウム塩、亜鉛塩およびタングステン塩から選択される少なくとも1種の金属塩と、2座配位可能な有機配位子とを、溶媒中で反応させ、析出させて得られる項1に記載の金属錯体。
項3. 有機配位子が、ピラジン、4,4'-ビピリジル、トランス-1,2-ビス(4-ピリジル)エチレン、4,4'-アゾピリジン、4,4'-ビピリジルエタン、4,4'-ビスビピリジルフェニレンおよびN-(4-ピリジル)イソニコチンアミドから選択される少なくとも1種である項1または2に記載の金属錯体。
項4. 有機配位子が4,4'-ビピリジルである項3に記載の金属錯体。
項5. 金属が銅であり、且つ有機配位子が4,4'-ビピリジルである項1〜4のいずれかに記載の金属錯体。
項6. 気体または液体を吸着する多孔性の金属錯体であって、吸着される物質の種類、吸着圧力または吸着温度により、金属錯体の集積構造が変化すると共に細孔の大きさが変化する項1〜5のいずれかに記載の金属錯体。
項7. 項1〜6のいずれかに記載の金属錯体からなる吸着材。
項8. 項1〜6のいずれかに記載の金属錯体からなる分離材。
項9. 二酸化炭素、水素、一酸化炭素、酸素、窒素、炭素数1〜4の炭化水素、アンモニア、水蒸気または有機蒸気を分離するための項8に記載の分離材。
項10. メタン中の二酸化炭素、窒素中の二酸化炭素、空気中の酸素または天然ガス中のメタンを分離するための項8に記載の分離材。
項11. 項7に記載の吸着材を用いてなる吸着貯蔵装置。
項12. 項8〜10のいずれかに記載の分離材を用いてなる分離装置。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の金属錯体は、2,5-ジヒドロキシ安息香酸と、銅、ロジウム、クロム、モリブデン、パラジウム、亜鉛およびタングステンから選択される少なくとも1種の金属と、該金属に2座配位可能な有機配位子とからなる。
【0009】
[金属錯体の製造]
本発明の金属錯体を製造するには、2,5-ジヒドロキシ安息香酸と、銅塩、ロジウム塩、クロム塩、モリブデン塩、パラジウム塩、亜鉛塩およびタングステン塩から選択される少なくとも1種の金属塩と、2座配位可能な有機配位子とを、溶媒中で数時間から数日間反応させて析出させる。
【0010】
例えば、金属塩の水溶液または有機溶液と、2,5-ジヒドロキシ安息香酸および2座配位可能な有機配位子を含有する有機溶液とを、混合して反応させると、結晶性の良い(純度が高くて吸着性能が良い)金属錯体を得ることができる。
【0011】
得られた混合液から吸引ろ過により沈殿物を集め、メタノールによる洗浄後、100℃程度で数時間真空乾燥することにより、外場応答型金属錯体の結晶を製造することができる。
【0012】
2,5-ジヒドロキシ安息香酸のモル濃度は、0.01〜0.5mol/lが好ましく、0.05〜0.3mol/lがより好ましい。
【0013】
金属塩としては、銅塩、ロジウム塩、クロム塩、モリブデン塩、パラジウム塩、亜鉛塩およびタングステン塩から選択される金属塩を使用することができ、銅塩が好ましい。また、これらの金属塩としては、酢酸塩、ギ酸塩等の有機酸塩、硫酸塩、硝酸塩、炭酸塩等の無機酸塩を使用することができる。金属塩のモル濃度は、前記2,5-ジヒドロキシ安息香酸の1/2程度であり、0.002〜0.25mol/lが好ましく、0.02〜0.15mol/lがより好ましい。
【0014】
2座配位可能な有機配位子としては、ピラジン、4,4'-ビピリジル、トランス-1,2-ビス(4-ピリジル)エチレン、4,4'-アゾピリジン、4,4'-ビピリジルエタン、4,4'-ビスビピリジルフェニレンおよびN-(4-ピリジル)イソニコチンアミドから選択される有機配位子を使用することができ、4,4'-ビピリジルが好ましい。2座配位可能な有機配位子のモル濃度は、前記金属塩と同程度であり、0.002〜0.25mol/lが好ましく、0.02〜0.15mol/lがより好ましい。
【0015】
溶媒としては、有機溶媒、水またはそれらの混合溶媒を使用することができる。具体的には、メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類、ジエチルエーテル、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ヘキサン、アセトン、水またはこれらの混合溶媒を使用することができる。
【0016】
反応温度としては、−20〜100℃程度が好ましく、常温でも反応する。
【0017】
[金属錯体の構造]
以上のようにして得られる本発明の金属錯体においては、図1に示すように、2,5-ジヒドロキシ安息香酸のカルボキシル基の2個の酸素とジヒドロキシ基の2個の酸素が金属イオン(例えば、銅イオン)に配位してなる一次元鎖が、2座配位可能な有機配位子(例えば、4,4'-ビピリジル)により連結された二次元シートが形成されている。そして、これらの二次元シートが集積することにより、パッキング構造をとる。a軸方向には、細孔(チャンネル)が生成している。図1においては、便宜的に、2,5-ジヒドロキシ安息香酸と、銅イオンと、有機配位子として4,4'-ビピリジルとからなる金属錯体の構造を概略的に示す。
【0018】
[吸脱着のメカニズム]
本発明の金属錯体は、二次元シート同士がかみ合うようなπスタックによるピラードレイヤー構造をとっており、a軸方向に細孔(チャンネル)を有している。
【0019】
例えば、本発明の金属錯体が、2,5-ジヒドロキシ安息香酸と、銅と、有機配位子として4,4'-ビピリジルとからなる場合には、この構造の細孔の大きさは約3.0×3.6Åであり、一般に、この細孔より大きな分子を吸着することはできない。しかしながら、本発明の金属錯体におけるこれらの二次元シートが集積したパッキング構造は、合成後の結晶においても変化できるため、その変化に伴って、細孔の構造や大きさも変化する。すなわち、物質を吸着する結果、構造的により安定なエネルギー状態を有する細孔構造に変化できる。この構造が変化する条件は、吸着される物質の種類、吸着圧力、吸着温度に依存する。このようにして細孔が大きくなり、大きくなった細孔に大きな分子が吸着される。吸着された物質が脱着した後は、元の構造に戻るので、細孔の大きさも元に戻る。図2に、吸着と脱着により集積構造と細孔の大きさが変化するメカニズムを模式的に示す。
【0020】
本発明の金属錯体は、吸着される物質の種類、吸着圧力または吸着温度により、金属錯体の集積構造が変化すると共に細孔の大きさが変化するので、一定の吸着圧力になると急に吸着が始まり、瞬時に最大吸着量に達する。吸着の開始圧力は、吸着される物質の種類または吸着温度により異なる。
【0021】
従って、本発明の金属錯体からなる吸着材は、ガス等の物質を選択的に吸着することができる。また、本発明の金属錯体からなる分離材は、分離性能が優れている。
【0022】
本発明の分離材は、二酸化炭素、水素、一酸化炭素、酸素、窒素、炭素数1〜4の炭化水素(メタン、エタン、エチレン等)、アンモニア、水蒸気または有機蒸気を、効率よく分離することができる。有機蒸気とは、常温、常圧で液体状の有機物質の気化ガスを意味する。このような有機物質としては、メタノール、エタノール等のアルコール;トリメチルアミン等のアミン類;アセトアルデヒド等のアルデヒド類;炭素数5〜16の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、アニリン等の芳香族化合物;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;フッ化炭化水素;塩化メチル、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素等が挙げられる。本発明の分離材は、特に、メタン中の二酸化炭素、窒素中の二酸化炭素、空気中の酸素、天然ガス中のメタン等を、圧力スイング法や温度スイング法により分離するのに適している。
【0023】
本発明の吸着材を用いてなる吸着貯蔵装置は、吸着効率が優れている。また、本発明の分離材を用いてなる分離装置は、分離効率が優れている。
【0024】
【発明の効果】
本発明の金属錯体からなる吸着材は、ガス等の物質を選択的に吸着することができる。
【0025】
また、本発明の金属錯体からなる分離材は、分離性能が優れている。特に、圧力スイング法や温度スイング法により分離するのに適している。
【0026】
【実施例】
以下に、本発明を実施例により詳細に説明する。本発明は、実施例に限定されるものではない。
【0027】
実施例1
硝酸銅0.13g(0.56mmol)を水20mlに溶解させ、2,5-ジヒドロキシ安息香酸0.50g(3.2mmol)と4,4'-ビピリジル0.13g(0.8mmol)をジエチルエーテル20mlに溶解させた。硝酸銅水溶液にジエチルエーテル溶液を拡散させながら、室温で1週間反応させた。その後、沈殿物を吸引濾過し、メタノールで3回洗浄し、真空下100℃で約2時間加熱乾燥し、目的物の金属錯体(単結晶)を0.18g得た。
【0028】
X線解析により得られたこの金属錯体の構造を、図3に示す。図3中の(a)、(b)、(c)は、それぞれ異なる方向から見た金属錯体の構造を示す。
【0029】
実施例2
実施例1で得られた金属錯体について、各種ガス(窒素、酸素、メタン、炭酸ガス(二酸化炭素))の室温(298K)における吸脱着等温線を、重量法により測定した。その結果を図4〜図7に示す。図から明らかなように、吸着の開始は吸着圧力に依存し、所定の圧力で急に吸着が始まり、瞬時に最大吸着量に達した。この圧力は、ガスの種類により異なった。
【0030】
この特徴を利用することにより、従来の分離材を用いる場合に比べて、分離性能の高いガス分離が可能である。
【0031】
実施例3
実施例1で得られた金属錯体について、メタンガスの各種温度における吸脱着等温線を、重量法により測定した。その結果を図8に示す。図8から、吸着の開始点(吸着が始まる圧力)は温度に依存し、制御可能であることが判明した。
【0032】
この特徴を利用することにより、従来の分離材を用いる場合に比べて、温度スイング法により分離性能の高いガス分離が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属錯体の構造を示す概略図である。
【図2】本発明の金属錯体における吸脱着のメカニズムを示す模式図である。
【図3】X線解析により得られた本発明の金属錯体の構造を示す図である。
【図4】本発明の金属錯体についての窒素の吸脱着等温線を示すグラフである。
【図5】本発明の金属錯体についての酸素の吸脱着等温線を示すグラフである。
【図6】本発明の金属錯体についてのメタンの吸脱着等温線を示すグラフである。
【図7】本発明の金属錯体についての炭酸ガスの吸脱着等温線を示すグラフである。
【図8】本発明の金属錯体についての各種温度の吸脱着等温線を示すグラフである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a three-dimensional metal complex, an adsorbent comprising the complex, and a separating material.
[0002]
[Prior art]
When separating a gas from a mixed gas by a pressure swing method or a temperature swing method, in general, activated carbon, zeolite, or the like is used as a separation adsorbent, and the separation has been performed by the difference in the equilibrium adsorption amount or adsorption rate (for example, Non-Patent Document 1).
[0003]
However, when separation is performed due to the difference in the amount of equilibrium adsorption, conventional adsorbents cannot selectively adsorb only one substance (gas), resulting in a small separation factor and an increase in the size of the apparatus. . On the other hand, when separating by the difference in adsorption speed, depending on the type of gas, only one substance (gas) can be adsorbed, but it is necessary to perform adsorption and desorption alternately in a short time, leading to an increase in the size of the apparatus. .
[0004]
[Non-Patent Document 1]
Supervised by Satoshi Takeuchi, "Handbook of latest adsorption technology", 1st edition, NTS Corporation, January 11, 1999, p. 84-163
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide an adsorbent capable of selectively adsorbing a substance such as a gas or a separation material having high separation performance.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
By using a novel external field-responsive metal complex whose pore size (structure) changes depending on the type of substance to be adsorbed, adsorption pressure, adsorption temperature, etc., in either pressure swing method or temperature swing method, The inventors have found that substances can be selectively adsorbed and have completed the present invention.
[0007]
That is, the present invention provides a three-dimensional metal complex, an adsorbent, a separation material, an adsorption storage device, and a separation device as shown below.
Item 2. 2,5-dihydroxybenzoic acid, at least one metal salt selected from copper salt, rhodium salt, chromium salt, molybdenum salt, palladium salt, zinc salt and tungsten salt, and organic coordination capable of bidentate coordination Item 2. The metal complex according to
Item 3. Organic ligands include pyrazine, 4,4'-bipyridyl, trans-1,2-bis (4-pyridyl) ethylene, 4,4'-azopyridine, 4,4'-bipyridylethane, 4,4'-bis Item 3. The metal complex according to
Item 4. Item 4. The metal complex according to Item 3, wherein the organic ligand is 4,4'-bipyridyl.
Item 5. Item 5. The metal complex according to any one of
Item 6. Item 1-5, which is a porous metal complex that adsorbs a gas or a liquid, wherein the integrated structure of the metal complex changes and the pore size changes depending on the type of adsorbed substance, the adsorption pressure, or the adsorption temperature. The metal complex in any one of.
Item 7. The adsorbent which consists of a metal complex in any one of claim | item 1 -6.
Item 8. Item 7. A separating material comprising the metal complex according to any one of
Item 9. Item 9. The separation material according to Item 8, for separating carbon dioxide, hydrogen, carbon monoxide, oxygen, nitrogen, hydrocarbons having 1 to 4 carbon atoms, ammonia, water vapor, or organic vapor.
Item 11. An adsorption storage device using the adsorbent according to Item 7.
Item 12. Item 11. A separation device using the separation material according to any one of Items 8 to 10.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The metal complex of the present invention includes 2,5-dihydroxybenzoic acid, at least one metal selected from copper, rhodium, chromium, molybdenum, palladium, zinc and tungsten, and an organic compound capable of bidentate coordination with the metal. Consisting of a ligand.
[0009]
[Production of metal complexes]
In order to produce the metal complex of the present invention, 2,5-dihydroxybenzoic acid and at least one metal salt selected from a copper salt, a rhodium salt, a chromium salt, a molybdenum salt, a palladium salt, a zinc salt, and a tungsten salt are used. And an organic ligand capable of bidentate coordination are allowed to react in a solvent for several hours to several days to be precipitated.
[0010]
For example, when an aqueous solution or an organic solution of a metal salt and an organic solution containing 2,5-dihydroxybenzoic acid and an organic ligand capable of bidentate coordination are mixed and reacted, good crystallinity (purity A metal complex having a high adsorption performance and high adsorption performance.
[0011]
A precipitate is collected from the obtained mixed solution by suction filtration, washed with methanol, and then vacuum-dried at about 100 ° C. for several hours to produce an external-field-responsive metal complex crystal.
[0012]
The molar concentration of 2,5-dihydroxybenzoic acid is preferably 0.01 to 0.5 mol / l, more preferably 0.05 to 0.3 mol / l.
[0013]
As the metal salt, a metal salt selected from a copper salt, a rhodium salt, a chromium salt, a molybdenum salt, a palladium salt, a zinc salt and a tungsten salt can be used, and a copper salt is preferable. As these metal salts, organic acid salts such as acetates and formates, and inorganic acid salts such as sulfates, nitrates and carbonates can be used. The molar concentration of the metal salt is about ½ of 2,5-dihydroxybenzoic acid, preferably 0.002 to 0.25 mol / l, and more preferably 0.02 to 0.15 mol / l.
[0014]
Organic ligands capable of bidentate coordination include pyrazine, 4,4'-bipyridyl, trans-1,2-bis (4-pyridyl) ethylene, 4,4'-azopyridine, 4,4'-bipyridylethane , 4,4′-bisbipyridylphenylene and N- (4-pyridyl) isonicotinamide can be used, with 4,4′-bipyridyl being preferred. The molar concentration of the organic ligand capable of bidentate coordination is about the same as that of the metal salt, preferably 0.002 to 0.25 mol / l, and more preferably 0.02 to 0.15 mol / l.
[0015]
As the solvent, an organic solvent, water, or a mixed solvent thereof can be used. Specifically, alcohols such as methanol, ethanol, and propanol, diethyl ether, benzene, toluene, acetonitrile, tetrahydrofuran, dimethylformamide, hexane, acetone, water, or a mixed solvent thereof can be used.
[0016]
As reaction temperature, about -20-100 degreeC is preferable, and it reacts also at normal temperature.
[0017]
[Metal complex structure]
In the metal complex of the present invention obtained as described above, as shown in FIG. 1, two oxygens in the carboxyl group and two oxygens in the dihydroxy group of 2,5-dihydroxybenzoic acid are converted into metal ions (for example, , A copper ion), a two-dimensional sheet is formed in which a one-dimensional chain formed by coordination with a bidentate organic ligand (for example, 4,4′-bipyridyl) is formed. These two-dimensional sheets are accumulated to form a packing structure. In the a-axis direction, pores (channels) are generated. For convenience, FIG. 1 schematically shows the structure of a metal complex composed of 2,5-dihydroxybenzoic acid, copper ions, and 4,4′-bipyridyl as an organic ligand.
[0018]
[Adsorption / desorption mechanism]
The metal complex of the present invention has a pillared layer structure with a π stack such that two-dimensional sheets are engaged with each other, and has pores (channels) in the a-axis direction.
[0019]
For example, when the metal complex of the present invention comprises 2,5-dihydroxybenzoic acid, copper, and 4,4′-bipyridyl as an organic ligand, the pore size of this structure is about 3 0.0 × 3.6 cm, and in general, molecules larger than these pores cannot be adsorbed. However, since the packing structure in which these two-dimensional sheets in the metal complex of the present invention are integrated can be changed in the synthesized crystal, the structure and size of the pores change with the change. That is, as a result of adsorbing the substance, it can be changed to a pore structure having a structurally more stable energy state. The conditions for changing the structure depend on the type of substance to be adsorbed, the adsorption pressure, and the adsorption temperature. In this way, the pores become large, and large molecules are adsorbed in the enlarged pores. After the adsorbed substance is desorbed, it returns to its original structure, so the pore size also returns. FIG. 2 schematically shows the mechanism by which the accumulation structure and the pore size change due to adsorption and desorption.
[0020]
In the metal complex of the present invention, the accumulation structure of the metal complex and the size of the pores change depending on the kind of the substance to be adsorbed, the adsorption pressure or the adsorption temperature. It starts and reaches the maximum amount of adsorption instantly. The starting pressure of adsorption varies depending on the type of substance to be adsorbed or the adsorption temperature.
[0021]
Therefore, the adsorbent comprising the metal complex of the present invention can selectively adsorb substances such as gas. Moreover, the separation material comprising the metal complex of the present invention has excellent separation performance.
[0022]
The separation material of the present invention efficiently separates carbon dioxide, hydrogen, carbon monoxide, oxygen, nitrogen, hydrocarbons having 1 to 4 carbon atoms (methane, ethane, ethylene, etc.), ammonia, water vapor, or organic vapor. Can do. The organic vapor means a vaporized organic substance that is liquid at normal temperature and pressure. Examples of such organic substances include alcohols such as methanol and ethanol; amines such as trimethylamine; aldehydes such as acetaldehyde; aliphatic hydrocarbons having 5 to 16 carbon atoms; aromatic compounds such as benzene, toluene and aniline; acetone And ketones such as methyl ethyl ketone; fluorinated hydrocarbons; halogenated hydrocarbons such as methyl chloride and chloroform. The separation material of the present invention is particularly suitable for separating carbon dioxide in methane, carbon dioxide in nitrogen, oxygen in air, methane in natural gas, and the like by a pressure swing method or a temperature swing method.
[0023]
The adsorption storage device using the adsorbent of the present invention is excellent in adsorption efficiency. Moreover, the separation apparatus using the separation material of the present invention is excellent in separation efficiency.
[0024]
【The invention's effect】
The adsorbent comprising the metal complex of the present invention can selectively adsorb substances such as gas.
[0025]
Moreover, the separation material comprising the metal complex of the present invention has excellent separation performance. In particular, it is suitable for separation by a pressure swing method or a temperature swing method.
[0026]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples. The present invention is not limited to the examples.
[0027]
Example 1
0.13 g (0.56 mmol) of copper nitrate was dissolved in 20 ml of water, 0.50 g (3.2 mmol) of 2,5-dihydroxybenzoic acid and 0.13 g (0.8 mmol) of 4,4′-bipyridyl were dissolved in diethyl ether. Dissolved in 20 ml. The mixture was reacted at room temperature for 1 week while diffusing the diethyl ether solution into the copper nitrate aqueous solution. Thereafter, the precipitate was suction filtered, washed with methanol three times, and dried by heating at 100 ° C. for about 2 hours under vacuum to obtain 0.18 g of the target metal complex (single crystal).
[0028]
The structure of this metal complex obtained by X-ray analysis is shown in FIG. (A), (b), and (c) in FIG. 3 show the structure of the metal complex as seen from different directions.
[0029]
Example 2
For the metal complex obtained in Example 1, adsorption / desorption isotherms of various gases (nitrogen, oxygen, methane, carbon dioxide (carbon dioxide)) at room temperature (298 K) were measured by a gravimetric method. The results are shown in FIGS. As is apparent from the figure, the start of adsorption depends on the adsorption pressure, and the adsorption started suddenly at a predetermined pressure, and reached the maximum adsorption amount instantly. This pressure varied depending on the type of gas.
[0030]
By utilizing this feature, it is possible to perform gas separation with high separation performance as compared with the case of using a conventional separation material.
[0031]
Example 3
For the metal complex obtained in Example 1, adsorption / desorption isotherms at various temperatures of methane gas were measured by a gravimetric method. The result is shown in FIG. From FIG. 8, it was found that the starting point of adsorption (pressure at which adsorption begins) depends on temperature and can be controlled.
[0032]
By utilizing this feature, it is possible to perform gas separation with high separation performance by the temperature swing method as compared with the case of using a conventional separation material.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing the structure of a metal complex of the present invention.
FIG. 2 is a schematic view showing a mechanism of adsorption / desorption in the metal complex of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing the structure of the metal complex of the present invention obtained by X-ray analysis.
FIG. 4 is a graph showing an adsorption / desorption isotherm of nitrogen for the metal complex of the present invention.
FIG. 5 is a graph showing oxygen adsorption / desorption isotherms for the metal complexes of the present invention.
FIG. 6 is a graph showing an adsorption / desorption isotherm of methane for the metal complex of the present invention.
FIG. 7 is a graph showing carbon dioxide adsorption and desorption isotherms for the metal complex of the present invention.
FIG. 8 is a graph showing adsorption / desorption isotherms at various temperatures for the metal complex of the present invention.
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