JP4258433B2 - 放電ランプ - Google Patents

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本発明は、冷陰極型低圧放電蛍光ランプや無電極放電ランプなどの放電ランプに関する。
冷陰極型低圧放電蛍光ランプや無電極放電ランプでは、熱電極のような初期電子発生源を有していないため、バルブ内に偶然存在する電子によって放電を開始する。明所では、紫外線や可視光によりバルブ内の放電ガスがある程度電離し、初期電子が比較的多く存在しているため、ランプの始動までの時間が比較的短い。これに対して、暗所では、紫外線や可視光が少なく、バルブ内の放電ガスがほとんど電離しておらず、初期電子が少ないため、ランプの始動まで時間がかかる。そのため、従来から、冷陰極型放電ランプや無電極放電ランプなどでは、暗所での点灯開始時間を短縮するために、暗所始動補助材を使用することが行われている。暗所始動補助材としては、例えばセシウム(Cs)やナトリウム(Na)などの金属単体あるいはその酸化物など、仕事関数の小さい物質を用い、バルブ内の適所に配置している。
例えば特許文献1では、暗所始動補助材を開口を有する容器(保持体)に入れ、その容器をワイヤの先端に固定し、そのワイヤをバルブの中央に形成されたステムに植設している。特に、その図4に示す実施例では、ステム及び容器は、バルブの中央に形成された断面がドーナツ状の中空部の内部に設けられている。そのため、バルブを形成する際、あらかじめステムとなる部分のガラスを溶融させた状態で、暗所始動補助材を入れた容器が取り付けられたワイヤを植設しなければならず、作業性が悪い。また、ワイヤの植設状態が不十分であれば、ランプ使用中の振動などによって、ワイヤがステムから抜け落ちる可能性もある。
また、特許文献2では、金網を円筒状に形成した保持体の表面に暗所始動補助材を塗布し、バルブの中央に形成された通気管の上部に配置している。この場合、例えばその図3に示すように、通気管の内周面に複数の突起を形成し、あらかじめ突起の間に保持体を嵌装させた状態でガラスの溶融及びバルブの密封作業を行う。特許文献2では、ランプ使用中の振動などによって保持体が抜け落ちる可能性は低いものの、保持体を突起の間に嵌装する際に保持体が変形する可能性があり、変形した保持体を整形するのに手間が掛かるという問題がある。
特開2002−260594号公報(図4) 特開平10−12198号公報(特許第3402074号)(図3)
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、製造時に取り付けが容易で、かつ、作業性を低下させず、使用時に振動などによって外れる可能性の少ない暗所始動補助材の保持体の取り付け構造を有する放電ランプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、放電ランプであって、内部に放電ガスが充填されたバルブと、前記バルブの内部に連通されると共に、係止部が設けられた通気管と、暗所始動補助材を保持する保持体と、一端に前記保持体が固定され、他端に、前記通気管に嵌装されると共に、前記係止部により係止される被嵌装部が形成された支持体とを備え、前記係止部は、前記通気管の軸を中心として全周にわたって前記通気管の内周面から内側に突出した環状体であり、前記支持体は線材又は帯材を曲げて形成され、前記被嵌装部は、前記通気管の軸方向に延びた延伸部と、前記延伸部から連続して形成され、前記通気管の内径とほぼ等しい最大幅を有する被係止部を有し、前記延伸部は前記通気管の内周面に沿うように形成され、前記被嵌装部は、前記係止部との干渉をさけるために、少なくとも一部分が前記係止部の断面形状に沿うように形成された部分をさらに有することを特徴とする。
請求項2の発明は、放電ランプであって、内部に放電ガスが充填されたバルブと、前記バルブの内部に連通されると共に、係止部が設けられた通気管と、暗所始動補助材を保持する保持体と、一端に前記保持体が固定され、他端に、前記通気管に嵌装されると共に、前記係止部により係止される被嵌装部が形成された支持体とを備え、前記係止部は、前記通気管の軸を中心として全周にわたって前記通気管の内周面から内側に突出した環状体であり、前記支持体は線材又は帯材を曲げて形成され、前記被嵌装部は、前記通気管の軸方向に延びた延伸部と、前記延伸部から連続して形成され、前記通気管の内径とほぼ等しい最大幅を有する被係止部を有し、前記延伸部は前記通気管の中心軸に沿って形成され、前記被係止部は、前記通気管の内径と略等しい距離を隔てて互いに平行に、かつ、前記通気管の軸方向に形成された部分を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、放電ランプであって、内部に放電ガスが充填されたバルブと、前記バルブの内部に連通されると共に、係止部が設けられた通気管と、暗所始動補助材を保持する保持体と、一端に前記保持体が固定され、他端に、前記通気管に嵌装されると共に、前記係止部により係止される被嵌装部が形成された支持体とを備え、前記支持体の被嵌装部を前記通気管に嵌装する方向において、前記通気管の内周面の前記係止部よりも下側に設けられ、前記支持体の被嵌装部の前記通気管の軸周りの回転を規制する回転規制手段を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項の放電ランプにおいて、前記回転規制手段は、前記通気管の内周面から内側に互いに対向するように突出された一対の突起であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項の放電ランプにおいて、前記回転規制手段は、前記支持体の被嵌装部に結合され、アマルガムが装填されたアマルガム容器、及び前記通気管の内周面に形成され、前記アマルガム容器に設けられた係合溝と係合する係合突部であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の放電ランプにおいて、前記バルブの内部と前記通気管の内周面との接合部のエッジに、前記支持体と係合し、前記支持体の前記通気管の軸周りの回転を規制する回転止め部を設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1に記載の放電ランプにおいて、前記被嵌装部は、前記延伸部に対して90度以上の角度を成すように曲げられた折り返し部と、前記延伸部に対して略直交するように前記折り返し部から前記延伸部側に曲げられ、前記係止部に係止されると共に、前記通気管の内径とほぼ等しい長さを有する被係止部とを有することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の放電ランプにおいて、前記保持体は、暗所始動補助材を塗布した金網であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、上記特許文献2のように暗所始動補助材の保持体を通気管の内部に直接配置するのではなく、保持体を支持体の一端に固定し、支持体の他端に形成された被嵌装部を通気管に嵌装することにより、保持体を取り付ける。そのため、保持体を取り付ける際に保持体が変形する可能性が低減され、変形した保持体を整形する手間から解放される。また、支持体は、その被嵌装部を通気管に嵌装させるだけであり、特許文献1のようにガラスを溶融させた状態で植設するワイヤを植設する工程は不要である。その結果、製造時に取り付けが容易になり、かつ、作業性が向上する。さらに、支持体の被嵌装部は、通気管に設けられた係止部によって係止されるので、ランプ使用時の振動などによって支持体及びそれに固定された保持体がバルブから外れる可能性が非常に小さくなる。また、線材又は帯材を曲げて支持体の被嵌装部を形成し、通気管の内周面から内側に突出した鍔状体の係止部に係止させる。被嵌装部のうち、係止部に係止される被係止部の最大幅が通気管の内径とほぼ等しく、かつ、鍔状体の係止部が通気管の軸を中心として180度以上の角度範囲にわたって設けられているので、一旦支持体の被嵌装部を通気管の係止部に嵌装すると、被嵌装部を通気管の軸方向に抜くことができなくなる。その結果、ランプ使用時の振動などによって支持体及びそれに固定された保持体がバルブから外れる可能性はほとんどなくなる。さらに、支持体及びそれに固定された保持体は回転する可能性があるものの、支持体の被嵌装部の延伸部が環状の係止部に乗り上げることはなく、バルブなどに対する支持体及び保持体の位置関係は一定である。そのため、支持体や保持体の回転に起因するバルブの損傷などを防止することができる。また、暗所始動性能も損なわれない。
請求項2の発明によれば、請求項1の場合と同様に、保持体を取り付ける際に保持体が変形する可能性が低減され、変形した保持体を整形する手間から解放される。また、支持体は、その被嵌装部を通気管に嵌装させるだけであり、ガラスを溶融させた状態で植設するワイヤを植設する工程は不要である。その結果、製造時に取り付けが容易になり、かつ、作業性が向上する。さらに、支持体の被嵌装部は、通気管に設けられた係止部によって係止されるので、ランプ使用時の振動などによって支持体及びそれに固定された保持体がバルブから外れる可能性が非常に小さくなる。また、一旦支持体の被嵌装部を通気管の係止部に嵌装すると、被嵌装部を通気管の軸方向に抜くことができなくなる。その結果、ランプ使用時の振動などによって支持体及びそれに固定された保持体がバルブから外れる可能性はほとんどなくなる。さらに、支持体及びそれに固定された保持体は回転する可能性があるものの、支持体の被嵌装部の延伸部が環状の係止部に乗り上げることはなく、バルブなどに対する支持体及び保持体の位置関係は一定である。そのため、支持体や保持体の回転に起因するバルブの損傷などを防止することができる。さらに、支持体の被嵌装部を通気管に挿入する際の方向性がなくなり、組み立て作業性が向上する。
請求項3の発明によれば、請求項1の場合と同様に、保持体を取り付ける際に保持体が変形する可能性が低減され、変形した保持体を整形する手間から解放される。また、支持体は、その被嵌装部を通気管に嵌装させるだけであり、ガラスを溶融させた状態で植設するワイヤを植設する工程は不要である。その結果、製造時に取り付けが容易になり、かつ、作業性が向上する。さらに、支持体の被嵌装部は、通気管に設けられた係止部によって係止されるので、ランプ使用時の振動などによって支持体及びそれに固定された保持体がバルブから外れる可能性が非常に小さくなる。また、一旦支持体の被嵌装部を通気管の係止部に嵌装すると、被嵌装部を通気管の軸方向に抜くことができなくなる。その結果、ランプ使用時の振動などによって支持体及びそれに固定された保持体がバルブから外れる可能性はほとんどなくなる。さらに、通気管に嵌装された支持体の被嵌装部の通気管の軸周りの回転が規制されるので、支持体及び支持体に固定された保持体は回転せず、保持体の位置は変化しない。そのため、支持体や保持体の回転に起因するバルブの損傷などを防止することができる。また、暗所始動性能も損なわれない。
請求項4の発明によれば、通気管の内周面に突起を形成するという非常に簡単な構成により、ガラスを加工する際の作業性が向上する。
請求項5の発明によれば、支持体の被嵌装部にアマルガム容器を結合し、通気管の内周面に設けられた係合突部によりこのアマルガム容器の回転を規制しているので、アマルガムの固定構造が簡単になると同時に、支持体及び保持体の回転規制を行うことができる。
請求項6の発明によれば、さらにバルブの内部と通気管の内周面との接合部のエッジに、支持体と係合し、支持体の通気管の軸周りの回転を規制する回転止め部を設けたので、支持体及びそれに固定された保持体がバルブからさらに外れにくくなる。特に、請求項2の構成と組み合わせることにより、支持体及びそれに固定された保持体がバルブから外れる可能性はほとんどなくなる。
請求項7の発明によれば、線材又は帯材の先端を略三角形状に曲げて支持体の被嵌装部を形成しているので、支持体の被嵌装部の形成が容易であると共に、通気管の係止部への嵌装も容易になる。
請求項8の発明によれば、暗所始動補助材の保持体として金網を用い、その表面に暗所始動補助材を塗布しているので、暗所始動補助材の表面積が広くなり、暗所でのランプの始動開始直後に初期電子を多数放出することができ、点灯開始時間を短縮することができる。
(第1の実施の形態)
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。本発明の第1の実施の形態に係る無電極放電ランプの構成を図1に示す。また、無電極放電ランプをランプ部とパワーカプラ部に分離した状態を図2に示す。なお、以下の説明において、図面の上側を「上」、下側を「下」とする。
図1及び図2に示すように、第1の実施の形態に係る無電極放電ランプ1は、扁平な球状のバルブ2と、バルブ2の中央部に設けられ、内側に略ドーナツ状断面を有する中空部3が形成されたステム4と、中空部3に嵌装されたパワーカプラ部20などで構成されている。バルブ2とステム4とでランプ部10を構成し、パワーカプラ部20と分離可能である。
ステム4は、例えば上端が塞がれた筒状体であり、その中央部には通気管5が設けられている。そのため、上記のようにステム4の内部に略ドーナツ状断面を有する中空部3が形成される。バルブ2及びステム4は共に透光性を有するガラスなどで形成され、バルブ2の下側のネック部2aとステム4の下端のフランジ部4aとを溶融し、密封することにより、バルブ2の内部に密封された空間2bが形成されている。通気管5は、このバルブ2の空間2bから空気を排気すると共に、水銀や希ガスなどの放電ガスを充填するために用いられる。また、バルブ2の内面2cには、蛍光物質が塗布されている。
通気管5の上部には、一端に保持体6が固定された支持体7が嵌装されている。支持体7は、線材を曲げて形成したものであり、通気管5の内部に嵌装される被嵌装部7aと、ステム4の上面4bに当接する直線部7bと、直線部7bに対して略直角下向きに曲げられ、ステム4の円筒面4cに沿う支持部7cとを有する。被嵌装部7aは、通気管5の内径とほぼ等しく、それよりも若干小さい外径を有するように螺旋状に巻回されている。保持体6は、例えば金網であり、支持体7の支持部7cの下端に溶接などにより固定されている。暗所始動補助材としては、例えばセシウム(Cs)化合物などが用いられ、保持体6の表面に塗布されている。また、通気管5の中央部近傍には、バルブ2の内部2bにおける放電ガスの蒸気圧を制御するためのアマルガム8が設けられている。なお、通気管5の内周面には、アマルガム8を固定するための突起5bが設けられている。
パワーカプラ部20は、円筒状の放熱シリンダ21と、放熱シリンダ21の上端側に嵌装された円筒状のフェライトコア22と、フェライトコア22の外周部に巻回された誘導コイル23などで構成されている。パワーカプラ部20の各部は、略環状断面を有し、その外径は、それぞれステム4の中空部3の内径とほぼ等しく、かつ、それよりも若干小さくなるように設定されている。また、放熱シリンダ21の内径は、通気管5の外径とほぼ等しく、かつ、それよりも若干大きくなるように設定されている。これにより、パワーカプラ部20をステム4の中空部3に嵌装することができる。なお、ランプ部10の下端には口金9が設けられており、これによってランプ部10とパワーカプラ部20とが結合されている。
誘導コイル23に高周波電力を供給すると、誘導コイル23から高周波磁界が発生される。バルブ2の内部に充填された放電ガスは、高周波磁界のエネルギーを受けて励起され、放電し、紫外線を放射する。放射された紫外線は、バルブ2の内面2cに塗布された蛍光物質により可視光に変換される。無電極放電ランプは、バルブの内部に電極を持たないため、電極切れによる不点灯がなく、一般的な蛍光ランプに比べて寿命が長いという特徴を有している。
次に、ステム4の上部、特に、通気管5と支持体7の係合部分の拡大図を図3に示す。通気管5の内周面には、被嵌装部7aと係合することにより、支持体7の通気管5の軸方向の動きを規制するための突起(係止部)5aが設けられている。支持体7の被嵌装部7aは、線材を螺旋状に巻回させたコイル状であるが、内周面に突起5aを有する通気管5との関係では、実質的にコイル状の被嵌装部7aが雄ねじで、通気管5の内周面は雌ねじ(突起5aはねじ山)に相当する。そのため、支持体7の被嵌装部7aをそのまま通気管5に押し込んでも嵌装させることは困難であるが、支持体7を所定方向に回転させることにより、容易に被嵌装部7aを通気管5に嵌装することができる。また、一旦、支持体7の被嵌装部7aを通気管5に嵌装させると、支持体7を逆方向に回転させなければ外すことができないので、ランプ使用時の振動などによって支持体7及びそれに固定された保持体5がステム4から外れてバルブ2の内部に脱落する(バルブ2から外れる)可能性は小さくなる。
さらに、ステム4の上面4bの形状を図4に示す。図4に示すように、ステム4の上面4b、すなわち、バルブ2の内部2bと通気管5の内周面との接合部のエッジに、溝状の回転止め部41が形成されている。支持体7の被嵌装部7aは螺旋状に巻回されているのでねじりばねとしても機能する。そのため、支持体7のうち直線部7bを被嵌装部7aに対してねじることにより、付勢力を発生させることができる。従って、この回転止め部41に支持体7の直線部7bをねじりながら係合させることにより、支持体7の通気管5の軸周りの回転を規制することができる。これにより、ランプ使用中の振動などによっては、支持体7が通気管5の軸の周りに回転させられることがほとんどなくなり、ランプ使用中に支持体7及びそれに固定された保持体6が外れることを防止することができる。
なお、図5に示すように、溝状の回転止め部41を複数箇所(図5では3箇所)に設けてもよい。支持体7の螺旋状に巻回された被嵌装部7aの巻き始めの位置、すなわち、直線部7bの突出位置と、通気管5の内周面に設けられた突起5aとの係合位置は、部品の寸法誤差などにより一定でない。そのため、回転止め部41が1箇所しかない場合は、支持体7の直線部7bを回転止め部41に係合させるためのねじり角度のばらつきが大きく、螺旋状に巻回された被嵌装部7aによる付勢力のばらつきも大きくなる可能性がある。それに対して、回転止め部41を複数箇所に設けることにより、製造工程が複雑になるものの、支持体7の直線部7bを最適な位置の回転止め部41に係合させることにより、螺旋状に巻回された被嵌装部7aによる付勢力を一定の範囲に管理することが可能となる。
また、図6及び図7に示すように、ステム4の上面4b、すなわちバルブ2の内部2bと通気管5の内周面との接合部のエッジに、突起状の回転止め部42を形成してもよい。さらに、突起状の回転止め部42は1箇所に限定されず、複数箇所に設けてもよい。このように、突起状の回転止め部42を設けても、溝状の回転止め部41と同様の効果が得られる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、支持体7の被嵌装部及び通気管5の内周面に設けられた突起(係止部)の形状が異なる。そのため、図1に示す第1の実施の形態と共通する部分は同一の符号で示し、その説明を省略する。
第2の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管5と支持体7の係合部分の拡大図を図8に示す。支持体7は、第1の実施の形態の場合と異なり、螺旋状に巻回されていないので、線材の他、帯材を曲げて形成することも可能である。また、図8に示すように、支持体7の被嵌装部71は、通気管5の内周面に沿って軸方向に延びた延伸部71aと、延伸部71aに対して90度以上の角度を成すように曲げられた折り返し部71bと、延伸部71aに対して略直交するように折り返し部71bから延伸部71a側に曲げられた被係止部71cとを有する。また、被係止部71cは、通気管5の内径とほぼ等しい長さを有している。すなわち、被嵌装部71は、線材又は帯材の先端を略三角形状に曲げて形成されている。一方、通気管5の内周面に形成された係止部51は、図9又は図10の(a)に示すように、通気管5の軸を中心として、180度以上の角度範囲にわたって通気管5の内周面から内側に突出した鍔状体である。
図10の(b)に示すように、係止部51を設ける角度範囲が180度以下の場合、通気管5の係止部51の部分における開口部の最大幅は、通気管5の内径に等しくなる。一方、図8に示すように、支持体7の被嵌装部71の最大幅を有する部分は被係止部71cであって、通気管5の内径とほぼ等しい。そのため、支持体7の位置によっては、支持体7が通気管5から抜けてしまう可能性がある。これに対して、図10の(a)に示すように、係止部51を180度以上の角度範囲にわたって設ければ、通気管5の係止部51の部分における開口部の最大幅は、必ず通気管5の内径よりも小さくなるので、支持体7がどの位置にあっても、通気管5の軸に垂直な方向における支持体7の被嵌装部71の寸法の方が係止部51における通気管5の開口部の幅よりも大きくなる。そのため、一旦支持体7の被嵌装部71を通気管5の係止部51に嵌装すると、被嵌装部71を通気管5の軸方向に抜くことができなくなる。その結果、ランプ使用時の振動などによって支持体及びそれに固定された支持体7が通気管5(すなわちバルブ2)から外れる可能性はほとんどなくなる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管5と支持体7の係合部分の拡大図を図11に、ステム4の上面の形状図12に示す。図11中、(a)は通気管5の係止部51の部分における開口部の最大幅を有する方向の断面図であり、(b)はそれに直交する方向の断面図(A−A矢視図)である。
第3の実施の形態では、上記第2の実施の形態の構成に、さらに通気管5の係止部51の下方に、支持体7の被嵌装部71の回転を規制するための一対の突起52を設けたものである。突起52は、通気管5の内周面から互いに対向するように突出され、かつ、突起52の間に形成される隙間が通気管5の係止部51の部分における開口部の最大幅を有する方向に対して略平行となるように形成されている。突起52は、例えば通気管5を絞り加工することにより形成することができる。
突起52を設けていない場合、被嵌装部71が回転する可能性があり、例えば図13に示すように、延伸部71aが係止部51に乗り上げた状態になると、保持体6がステム4から離れ、パワーカプラ部20(図1参照)からも離れることになる。その結果、暗所始動性能が低下する可能性がある。逆に、保持体6がステム4に接近しすぎると、振動や衝撃が加えられた場合に、金網である保持体6がステム4に接触し、ステム4に傷をつけたり、あるいはステム4を破損する可能性もある。また、ステム4の表面に蛍光物質が塗布されている場合は、保持体6がステム4に接触することによって蛍光物質が剥がれ、光出力が低下する可能性もある。
上記のように突起52を設けることにより、通気管5の形状が複雑になり、加工工程が増加して若干のコストアップになるが、支持体7の被嵌装部71が突起52間の隙間に保持され、事実上支持体7がほとんど回転されなくなる。その結果、上記被嵌装部71の回転に伴う問題は生じない。なお、上記第2の実施の形態において、支持体7をばね性を有する材料で形成し、被嵌装部71を通気管5に嵌装した状態で、延伸部71aと折り返し部71bにより、それぞれ通気管5の内周面を押圧するように構成しても、被嵌装部71の回転をある程度規制することは可能である。しかしながら、ランプ点灯中は、被嵌装部71も高温になるため、長期間ばね性を維持することは困難であり、経時変化によりばね性が失われ、被嵌装部が回転する可能性が高くなる。従って、長期間にわたって無電極放電ランプ1の性能を維持しようとする場合は、第3の実施の形態のように、支持体7の被嵌装部71の回転規制手段を設けることが好ましい。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管5と支持体7の係合部分の拡大図を図14に、ステム4の上面の形状図15に示す。第4の実施の形態では、通気管5の内周面の全周にわたって環状の係止部53を設けると共に、支持体7の延伸部71aに、環状の係止部53と係合する係合部71dを形成したものである。図14に示すように、係合部71dは、環状の係止部53と対向する位置に形成され、係止部53の断面形状と同様の形状(図では山形を例示する)となるように折り曲げられている。そのため、被嵌装部71が通気管5の内周部に嵌装された状態で、係合部71dが係止部53と係合される。係止部53は、通気管5の内周面の全周にわたって形成されているため、通気管5を加工する際のひずみが均一になり、通気管5の強度低下は少ない。
第4の実施の形態では、被嵌装部71が通気管5の内部で回転する可能性があるが、被嵌装部71の回転にかかわらず、係合部71dが係止部53と係合された状態が維持され、延伸部71aが係止部53に乗り上げることはなく、図13に示すような状態になることはない。その結果、保持体6がステム4から離れたり、あるいは保持体6がステム4に接近したりすることはなく、保持体6はパワーカプラ部20に対して一定の位置関係に保たれる。従って、振動や衝撃が加えられたとしても、保持体6がステム4を傷つけたり、破損したりすることはなく、また暗所始動性能が低下することもない。
第4の実施の形態の変形例を図16に示す。図16に示す変形例では、支持体7の延伸部71aのうち、係止部53に対向する部分を斜めに折り曲げて係合部71eを形成し、係合部71eよりも上の部分を保持体6から遠い側の通気管5の内周面に沿って軸方向に延伸させ、係合部71eよりも下の部分を保持体6に近い側の通気管5の内周面に沿って軸方向に延伸させている。このような構成によっても、延伸部71aが係止部53に乗り上げることはなく、上記と同様の効果が得られる。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。第5の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管5と支持体7の係合部分の拡大図を図17に示す。第5の実施の形態では、支持体7の被嵌装部72は、通気管5の中心軸に沿って軸方向に延びた延伸部72aと、通気管5の内周面に形成された環状の係止部53よりも下側に設けられた略六角形の被係止部72bを有する。被係止部72bは、通気管5の内径とほぼ等しい最大幅を有している。支持体7の被嵌装部72をこのような形状とすることにより、被嵌装部72を通気管5に嵌装する際の方向性がなくなると共に、延伸部72aが持ちやすくなるため、組み立て作業性が向上する。
被嵌装部72は通気管5の内部で回転する可能性があるが、被嵌装部72の回転にかかわらず、係合部72bが係止部53に係止された状態が維持され、延伸部72aも通気管5の中心軸とほぼ同軸状に位置し、延伸部72aが係止部53に乗り上げることはなく、図13に示すような状態になることはない。その結果、保持体6がステム4から離れたり、あるいは保持体6がステム4に接近したりすることはなく、保持体6はパワーカプラ部20に対して一定の位置関係に保たれる。従って、振動や衝撃が加えられたとしても、保持体6がステム4を傷つけたり、破損したりすることはなく、また暗所始動性能が低下することもない。
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。第6の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管5と支持体7の係合部分の拡大図を図18に、ステム4の上面の形状図19に示す。第6の実施の形態では、上記第2の実施の形態の構成に、さらに支持体7の被嵌装部71の下端にアマルガム容器80を取り付けたものである。
アマルガム容器80の構成を図20に示す。図20中、(a)はアマルガム容器80の平面図、(b)は側面図である。アマルガム容器80は、底壁81と、底壁81に対して略垂直に形成された略C字状断面を有する側壁83を有する。アマルガム容器80の上端部82は、内部にアマルガム(図示せず)が装填された後、加締めにより変形されている。これにより、内部に装填されたアマルガムの脱落が防止される。支持体7とアマルガム容器80の固定方法は、支持体7の延伸部71aの下端部とアマルガム容器80の上端部82とを溶接してもよいし、アマルガム容器80の上端部82を加締める際に、同時に支持体の延伸部71aの下端部を加締めて固定してもよい。
通気管5の内周面で、かつ、係止部51の下方には、アマルガム容器80の側壁83の開口溝84と係合する係合突部54が形成されている。係合突部54は、通気管5の内周面から内側に突出するように、通気管5の軸方向に沿って形成されている。なお、アマルガム容器80及びそれに結合された支持体7は、上方から通気管5の内部に挿入されるため、通気管5の軸に直交する方向において、アマルガム容器80の断面は、通気管5の内周面に設けられた係止部51を通過しうる形状であることは言うまでもない。
このような構成によれば、通気管5の内部に挿入されたアマルガム容器80の開口溝84と通気管5の内周面に形成された係合突部54とが係合し、通気管5の軸周りのアマルガム容器80の回転が規制される。その結果、アマルガム容器80に結合された支持体7の回転も規制され、延伸部71aが係止部51に乗り上げることはなく、図13に示すような状態になることはない。その結果、保持体6がステム4から離れたり、あるいは保持体6がステム4に接近したりすることはなく、保持体6はパワーカプラ部20に対して一定の位置関係に保たれる。従って、振動や衝撃が加えられたとしても、保持体6がステム4を傷つけたり、破損したりすることはなく、また暗所始動性能が低下することもない。
また、このような構成によれば、図2に示すようなアマルガム8を通気管5の内部に固定するための突起5bが不要になる。この突起は、例えばアマルガム8を通気管5の内部に挿入した後、通気管5を加熱して形成されるため、組み立て作業性を低下させる要因となっていた。それに対して、第6の実施の形態では、アマルガム容器80を必要とするけれども、アマルガム容器80を通気管5の内部に挿入するよりも前に係合突部54が形成されているので、組み立て作業性が改善される。
上記各実施の形態では、放電ランプとして無電極放電ランプを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、冷陰極を用いた放電ランプにも適用できることは言うまでもない。さらに、保持体6として、金網を用いセシウム(Cs)化合物などの暗所始動補助材を表面に塗布したが、これに限定されるものではなく、その他の形状の保持体、例えば開口を有する容器を用い、その中に暗所始動補助材を収容するものであってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る無電極放電ランプの構成を示す正面断面図。 上記第1の実施の形態における無電極放電ランプをランプ部とパワーカプラ部に分離した状態を示す正面断面図。 上記第1の実施の形態におけるステムの上部、特に、通気管と支持体の係合部分の構成を示す正面拡大断面図。 上記第1の実施の形態におけるステムの上面の形状を示す図。 上記第1の実施の形態におけるステムの上面の変形例の形状を示す図。 上記第1の実施の形態におけるステムの上面の他の変形例の形状を示す図。 図6に示す他の変形例のステムの上面の形状を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管と支持体の係合部分の構成を示す正面拡大断面図。 上記第2の実施の形態におけるステムの上面の形状を示す図。 上記第2の実施の形態における通気管の内周面に設けられた係止部の角度範囲による差異の比較図。 本発明の第3の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管と支持体の係合部分の構成を示す正面拡大断面図。 上記第3の実施の形態におけるステムの上面の形状を示す図。 支持体及びそれに固定された保持体が回転した場合の問題点を示す図。 本発明の第4の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管と支持体の係合部分の構成を示す正面拡大断面図。 上記第4の実施の形態におけるステムの上面の形状を示す図。 上記第4の実施の形態に係る無電極放電ランプの変形例の構成を示す正面拡大断面図。 本発明の第5の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管と支持体の係合部分の構成を示す正面拡大断面図。 本発明の第6の実施の形態に係る無電極放電ランプにおける通気管と支持体の係合部分の構成を示す正面拡大断面図。 上記第6の実施の形態におけるステムの上面の形状を示す図。 上記第6の実施の形態におけるアマルガム容器の形状を示す図。
符号の説明
1 無電極放電ランプ
2 バルブ
3 中空部
4 ステム
41、42 回転止め部
5 通気管
5a 突起(係止部)
51、53 係止部
52 突起
54 係合突部
6 保持体
7 支持体
7a、71、72 被嵌装部
7b 直線部
7c 支持部
71b 折り返し部
71a、72a 延伸部
71c、72b 被係止部
71d、71e 係合部
8 アマルガム
80 アマルガム容器
81 (アマルガム容器の)底壁
82 (アマルガム容器の)上端部
83 (アマルガム容器の)側壁
84 (アマルガム容器の)係合溝
10 ランプ部
20 パワーカプラ部

Claims (8)

  1. 内部に放電ガスが充填されたバルブと、
    前記バルブの内部に連通されると共に、係止部が設けられた通気管と、
    暗所始動補助材を保持する保持体と、
    一端に前記保持体が固定され、他端に、前記通気管に嵌装されると共に、前記係止部により係止される被嵌装部が形成された支持体とを備え、
    前記係止部は、前記通気管の軸を中心として全周にわたって前記通気管の内周面から内側に突出した環状体であり、
    前記支持体は線材又は帯材を曲げて形成され、前記被嵌装部は、前記通気管の軸方向に延びた延伸部と、前記延伸部から連続して形成され、前記通気管の内径とほぼ等しい最大幅を有する被係止部を有し、
    前記延伸部は前記通気管の内周面に沿うように形成され、
    前記被嵌装部は、前記係止部との干渉をさけるために、少なくとも一部分が前記係止部の断面形状に沿うように形成された部分をさらに有することを特徴とする放電ランプ。
  2. 内部に放電ガスが充填されたバルブと、
    前記バルブの内部に連通されると共に、係止部が設けられた通気管と、
    暗所始動補助材を保持する保持体と、
    一端に前記保持体が固定され、他端に、前記通気管に嵌装されると共に、前記係止部により係止される被嵌装部が形成された支持体とを備え、
    前記係止部は、前記通気管の軸を中心として全周にわたって前記通気管の内周面から内側に突出した環状体であり、
    前記支持体は線材又は帯材を曲げて形成され、前記被嵌装部は、前記通気管の軸方向に延びた延伸部と、前記延伸部から連続して形成され、前記通気管の内径とほぼ等しい最大幅を有する被係止部を有し、
    前記延伸部は前記通気管の中心軸に沿って形成され、
    前記被係止部は、前記通気管の内径と略等しい距離を隔てて互いに平行に、かつ、前記通気管の軸方向に形成された部分を有することを特徴とする放電ランプ。
  3. 内部に放電ガスが充填されたバルブと、
    前記バルブの内部に連通されると共に、係止部が設けられた通気管と、
    暗所始動補助材を保持する保持体と、
    一端に前記保持体が固定され、他端に、前記通気管に嵌装されると共に、前記係止部により係止される被嵌装部が形成された支持体とを備え、
    前記支持体の被嵌装部を前記通気管に嵌装する方向において、前記通気管の内周面の前記係止部よりも下側に設けられ、前記支持体の被嵌装部の前記通気管の軸周りの回転を規制する回転規制手段を設けたことを特徴とする放電ランプ。
  4. 前記回転規制手段は、前記通気管の内周面から内側に互いに対向するように突出された一対の突起であることを特徴とする請求項3に記載の放電ランプ。
  5. 前記回転規制手段は、前記支持体の被嵌装部に結合され、アマルガムが装填されたアマルガム容器、及び前記通気管の内周面に形成され、前記アマルガム容器に設けられた係合溝と係合する係合突部であることを特徴とする請求項3に記載の放電ランプ。
  6. 前記バルブの内部と前記通気管の内周面との接合部のエッジに、前記支持体と係合し、前記支持体の前記通気管の軸周りの回転を規制する回転止め部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の放電ランプ。
  7. 前記被嵌装部は、前記延伸部に対して90度以上の角度を成すように曲げられた折り返し部と、前記延伸部に対して略直交するように前記折り返し部から前記延伸部側に曲げられ、前記係止部に係止されると共に、前記通気管の内径とほぼ等しい長さを有する被係止部とを有することを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ。
  8. 前記保持体は、暗所始動補助材を塗布した金網であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の放電ランプ。
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