JP4258314B2 - コンテンツ提供方法及びシステム及びコンテンツ提供プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ提供方法及びシステム及びコンテンツ提供プログラムに係り、特に、利用者が情報端末を利用して、コンテンツの提供を受けるシステムにおいて、コンテンツの取得、利用の履歴をコンテンツ提供者側が把握することを困難にし、利用者のコンテンツサービスの継続的な利用における匿名性を高めた上で、さらに利用者の状況に合わせたコンテンツの提供を実現するためのコンテンツ提供方法及びシステム及びコンテンツ提供プログラムに関する。
従来のコンテンツ提供システムでは、ユーザ固有のIDや、端末固有のIDを用いることで、利用者を特定することを実現し、利用者に対して最適なコンテンツの提供を行うことが実現されている。
また、利用者は、システム利用時にIDを通知する、または、コンテンツ取得時にIDを通知することにより、システムにIDを通知し、自らに最適な情報を入手することが可能である。
ところで、従来から「その時」、「その場所」などの、状況に応じたコンテンツを取得する方法が存在する。しかし、当該方法は、利用者に固定されたIDを付与し、位置情報、時刻情報などの「状況の情報」を検索キーとして、関連するコンテンツを検索し、取得するものである(例えば、特許文献1参照)。
さらに、近年、マーケティング分野において、CRM(Customer Relationship Management)などの普及により、利用者個人の履歴情報に注目が集められている。協調フィルタリングやデータマイニングなどの手法によっては、利用者が行った消費行動に関する長期間のログといった履歴情報を用いることで、利用者の趣味趣向に合わせた商品情報の提示などが行われている。実際、これらの手法を組み込み、消費者に商品を推薦することにより消費を促す効果が高まったとされている。
特開平11−72347号「位置対応情報提供システム」
しかしながら、上記従来の方法では、利用者は、そのような履歴情報が取得されていると意識しないままにサービスを利用している。それにもかかわらず、様々な履歴情報がコンテンツ提供者側に勝手に利用され、自分自身の行動を全て把握されてしまうなど、単なる履歴情報だったものが、「プライバシーの侵害」に結びついてしまうという問題が発生している。
上記の問題は、例えば、利用者に固定されたIDを利用しない、といったサービスの提供により回避できることもある。即ち、履歴情報を統合するための統一のキーがなければよい。しかし、それは、メリットであった「利用者に合わせた情報提示」ということまでもなくなってしまう。
近年では、携帯電話までもがインターネットに接続可能となっており、ますますネットワークを介したコンテンツ利用が高まっていくと考えられる。携帯電話などを持ち歩く限り、常に履歴情報を収集され、自分の行動を勝手に分析されてしまう可能性を忘れることはできない。
そのような社会状況になったとき、利用者が安全に、そして安心してサービスの利用を行える仕組みが必要である。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、利用者の履歴情報によるプライバシーの侵害を回避し、それでもかつ利用者に適したコンテンツを配信するためのコンテンツ提供方法及びシステム及びコンテンツ提供プログラムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明(請求項1)は、コンテンツを提供するサーバ装置と情報端末からなるシステムにおいて、利用者へコンテンツを提供するためのコンテンツ提供方法において、
情報端末において、
当該情報端末の位置情報及び時刻情報を取得し、取得した該位置情報及び該時刻情報を組み合わせた情報を利用して、時間的かつ空間的に唯一性を保つ仮IDを生成して(ステップ1)、サーバ装置に送信し(ステップ2)
サーバ装置では、受信した仮IDが既に登録されていれば、オフセットを生成し(ステップ3)、該仮IDに該オフセットを付与して本IDを生成し(ステップ4)、生成した該本IDを保存して(ステップ5)、該本IDを情報端末に送信し(ステップ6)、
情報端末では、受信した本IDをID記憶手段に格納し(ステップ7)
サーバ装置において、
時刻条件及び位置条件を含むコンテンツの提供条件、及び、コンテンツをコンテンツ入力装置から受け取り、コンテンツ条件記憶手段に格納し(ステップ8)、
生成された本IDを解析し、解析された位置情報及び時刻情報と、コンテンツ条件記憶手段に格納されたコンテンツの提供条件とが合致する場合に、提供条件が合致するコンテンツと本IDを関連付けてID・コンテンツ記憶手段に登録し(ステップ9)
情報端末から送信されたコンテンツ要求を取得すると、コンテンツ要求に含まれる本IDを検索キーとして、ID・コンテンツ記憶手段からコンテンツを検索し(ステップ10)
検索されたコンテンツを情報端末に送信し(ステップ11)、
情報端末において、
サーバ装置から送信されたコンテンツを表示手段に表示する(ステップ12)
また、本発明(請求項2)は、情報端末において、一定時間経過後に、ID記憶手段に登録されたIDを削除する。
また、本発明(請求項3)は、サーバ装置において、一定時間経過後に、ID・コンテンツ記憶手段に登録されたID及びコンテンツを削除する。
図2は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項4)は、コンテンツを提供するサーバ装置200と、該サーバ装置200からコンテンツを取得する情報端末100とからなるコンテンツ提供システムであって、
情報端末100は、
当該情報端末の位置情報及び時刻情報を取得し、取得した該位置情報及び該時刻情報を組み合わせた情報を利用して、時間的かつ空間的に唯一性を保つ仮IDを生成して、サーバ装置に送信する仮ID生成手段120と、
サーバ装置200から受信した本IDをID記憶手段130に格納する手段と、
サーバ装置から送信されたコンテンツを表示する表示手段160と、を有し、
サーバ装置200は、
情報端末100から受信した仮IDが既に登録されていれば、オフセットを生成し、該仮IDに該オフセットを付与して本IDを生成し、生成した該本IDを保存して、該本IDを情報端末に送信する本ID生成手段241と、
時刻条件及び位置条件を含むコンテンツの提供条件、及び、コンテンツをコンテンツ入力装置から受け取り、コンテンツ条件記憶手段270に格納するコンテンツ条件格納手段と、
生成された本IDを解析し、解析された位置情報及び時刻情報と、コンテンツ条件記憶手段270に格納されたコンテンツの提供条件とが合致する場合に、提供条件が合致するコンテンツと本IDを関連付けてID・コンテンツ記憶手段220に登録するコンテンツ登録手段242と、
情報端末100から送信されたコンテンツ要求を取得すると、コンテンツ要求に含まれる本IDを検索キーとして、ID・コンテンツ記憶手段220からコンテンツを検索し、検索された該コンテンツを情報端末100に送信する検索手段251と、を有する
また、本発明(請求項5)は、情報端末100において、一定時間経過後に、ID記憶手段130に登録されたIDを削除する手段を有する。
また、本発明(請求項6)は、サーバ装置において、一定時間経過後に、ID・コンテンツ記憶手段220に登録されたID及びコンテンツを削除する手段を有する。
本発明(請求項7)は、コンテンツを提供するサーバ装置と、該サーバ装置からコンテンツを取得する情報端末とからなるシステムにおける該情報端末に搭載されるコンテンツ提供プログラムであって、
当該情報端末の位置情報及び時刻情報を取得し、取得した該位置情報及び該時刻情報を組み合わせた情報を利用して、時間的かつ空間的に唯一性を保つ仮IDを生成して、サーバ装置に送信する仮ID生成ステップと、
サーバ装置から受信した、仮IDに該オフセットが付与された本IDをID記憶手段に格納するステップと、
本IDを含むコンテンツ要求をサーバ装置に送信するステップと、
サーバ装置から本IDを解析して得られた位置情報及び時刻情報とコンテンツの提供条件とが合致していることにより、該本IDと関連付けられているコンテンツを受信するステップと、
サーバ装置から受信したコンテンツを表示手段に出力する出力ステップと、
からなる。
また、本発明(請求項8)は、一定時間経過後に、ID記憶手段に登録されたIDを削除するステップを更に有する。
本発明(請求項9)は、コンテンツを提供するサーバ装置と、該サーバ装置からコンテンツを取得する情報端末とからなるシステムにおける該サーバ装置に搭載されるコンテンツ提供プログラムであって、
情報端末から受信した仮IDが既に登録されていれば、オフセットを生成し、該仮IDに該オフセットを付与して本IDを生成し、生成した該本IDを保存して、該本IDを情報端末に送信する本ID生成ステップと、
時刻条件及び位置条件を含むコンテンツの提供条件、及び、コンテンツをコンテンツ入力装置から受け取り、コンテンツ条件記憶手段に格納するコンテンツ条件格納ステップと、
生成された本IDを解析し、解析された位置情報及び時刻情報と、コンテンツ条件記憶手段に格納されたコンテンツの提供条件とが合致する場合に、提供条件が合致するコンテンツと本IDを関連付けてID・コンテンツ記憶手段に登録するコンテンツ登録ステップと、
情報端末から送信されたコンテンツ要求を取得すると、コンテンツ要求に含まれる本IDを検索キーとして、ID・コンテンツ記憶手段からコンテンツを検索し、検索された該コンテンツを情報端末に送信する検索ステップと、からなる。
また、本発明(請求項10)は、一定時間経過後に、ID・コンテンツ記憶手段に登録されたID及びコンテンツを削除するステップを更に有する。
本発明では、コンテンツの取得の際、使い捨てのIDを利用してコンテンツを取得することから、同じIDを使い続けてコンテンツを取得したときのように、利用者のコンテンツ取得履歴をコンテンツ提供者側に把握される心配はなく、安心してコンテンツを利用できる。
また、コンテンツ提供者側は、コンテンツ送信先IDが常に使い捨てられるIDであっても、サーバ装置に登録されているIDに、状況の情報を示す部分が存在することにより、利用者の状況の情報に合致した利用者のIDに対して情報を送信することが可能である。よって、匿名性を保ったままでも、効果的なコンテンツ提供を行うことができる。
また、状況の情報を情報端末が取得し、その状況の情報の一意性を利用し、IDを発行することにより、サーバ装置との間で通信負荷を最小限に抑えながら、一意性の高いIDを発行することができる。
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図3は、本発明の一実施の形態におけるコンテンツ提供システムの概念図である。
同図に示すコンテンツ提供システムは、移動可能な携帯情報端末等の情報端末100を用い、ネットワーク網400(410、420)を介してサーバ装置200に接続する。利用者は、情報端末100(以下では、携帯情報端末と記す)を用いてサーバ装置200から必要なコンテンツを取得し、携帯情報端末100上でコンテンツの閲覧を行うことができる。なお、以下では、情報端末100として携帯情報端末を例として説明する。
ネットワーク網400は、携帯電話網、公衆LANサービス(ホットスポット等)など、様々なものが考えられるが、いずれであってもよい。
配信されるコンテンツは、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータなどのコンテンツ入力装置300からサーバ装置200に対して登録される。このコンテンツ入力装置300は、パーソナルコンピュータのような固定端末でもよいし、前述のコンテンツを取得するための携帯情報端末100に同等のソフトウェアを搭載することでも実現できる。
図4は、本発明の一実施の形態におけるシステム構成を示す。
携帯情報端末100は、状況の情報を取得するセンサ110(例えば、位置情報、時刻情報を保持、取得、生成する状況の情報の取得部)、状況の情報からIDを生成するID生成部120、サーバ装置200に登録したIDを端末側でも保持するためのID記憶部130、サーバ装置200と通信を行うためのネットワークインタフェース部140、コンテンツを表示したり、利用者へのメニュー提示などを行う表示部160、利用者からの入力を受け付ける入力インタフェース150、これらの各構成要素を制御する制御機構(CPU)170から構成される。
上記の位置情報は、例えば、GSP(Global
Positioning System)500や、携帯電話の基地局600からの電波情報を元に生成する技術が実現されている。
また、時刻情報は、携帯情報端末100に予め設定しておき、内部のタイマで保持するだけの方法の他に、GPSの電波に含まれる時刻情報を利用する方法や、携帯電話の基地局600から発信される電波に含まれる情報を利用する方法、ネットワーク上に存在するNTP(NTP:Network Time Protocol)サーバの情報を利用する方法があり、複数の端末間で誤差の少ない方式を利用することができる。
本実施の形態では、IDの生成には位置情報と時刻情報を組み合わせた情報を利用している。そして、携帯情報端末100が同じ瞬間に同じ位置に存在することは物理的に不可能であるため、ID発行時点でそのIDの唯一性は論理的に保証される。
但し、携帯情報端末100の位置測定精度、時刻測定精度には技術的な限界が存在するのも事実である。例えば、GPSを用いて、高度情報を取得する際には、4つの衛星からの電波を受信する必要があり、条件によっては困難なことがある。
結果として、誤差の範囲で同一の位置情報、時刻情報が発行されてしまうことも考えられる。そこで、ID発行時に一度だけサーバ装置200に問い合わせることで、位置情報、時刻情報を追加する修飾情報(オフセット情報)を取得し、IDの一意性を保証することができる。携帯情報端末100が取得できるさまざまな状況の情報を組み合わせることによって、十分な一意性を確保したIDを生成することができるので、十分な精度のIDを発行してもらうために必要だったネットワーク負荷は相当軽減されることになる。
なお、上記の携帯情報端末100のセンサ110においてセンシングされる状況の情報は、位置情報と時刻情報だけでなく、携帯情報端末100に備えられるセンサデバイスにより、利用者を取り巻く様々な状況の情報を取得することができる場合がある。例えば、RFID(Radio Frequency Identification)レシーバ、カメラ、指紋認識装置などの生体情報認証モジュール、バーコードスキャナ、赤外線などの信号受信モジュール、電子コンパス、気圧計、照度計、臭いセンサ、温度センサ、湿度センサ、加速度センサなどのセンサデバイスが考えられる。
さらに、上記のようなハードウェアによる情報取得だけでなく、ソフトウェアで構成されるセンサを用いて状況の情報を取得することも可能である。例えば、利用者が利用中のソフトウェアアプリケーションの操作情報を取得することにより、例えば、テレビのリモートコントローラの操作情報を取得できれば現在視聴中の番組情報を取得することも可能である。
さらに、上記のような状況の情報の取得手段を、ネットワーク400経由で利用する場合もある。例えば、携帯電話の位置情報を取得するデーターベースが存在し、それを携帯電話網を介してアクセスすれば、携帯電話自体にセンサデバイスを搭載することなく、位置情報が取得できる。その他にも上記で述べた様々なセンサをネットワーク経由で利用することができれば、携帯情報端末100上に全てのセンサを搭載することなく、様々な状況の情報を取得することが可能になる。
本発明では、このように各種センサをネットワーク400を介して利用することも考慮している。これら様々なセンサで取得された状況の情報は、ID生成部120でIDされ、コンテンツ受け渡しで利用することができる。また、様々なセンサ情報を組み合わせることにより、IDの複雑さが生まれ、唯一性が高まる上に、IDの推定が困難になる。しかしながら、複雑なIDも解釈ルールが決定していることにより、コンテンツ提供者が特定の状況に対応するIDを検索することが容易であり、最適なコンテンツを利用者に提供することが可能である。
ID記憶部130は、上記のようにして生成されたIDを保持し、ネットワークインタフェース140を介してサーバ装置200にIDを送信する。
また、ID記憶部130を、外部に設ける構成とすることも可能であり、このような構成をとることにより、IDの管理の端末依存性がなくなり、利用者は外部に置かれたID記憶部130にアクセスできる端末を利用するならば、IDを生成した以外のどの端末を利用しても自分で登録したIDに関する情報を利用できる。また、携帯情報端末100のメモリ容量など物理的制約を緩和することも可能である。
表示部160は、ネットワークインタフェース140を介してサーバ装置200から取得したコンテンツを表示する。
サーバ装置200は、携帯情報端末100と通信を行う、及び、コンテンツ入力装置300との通信を行うためのネットワークインタフェース部210、IDとIDに対応するコンテンツを保存するためのID・コンテンツDB220、携帯情報端末100から取得したIDをID・コンテンツDB220に登録するID登録機構230、携帯情報端末100から送信されるコンテンツ取得要求に応じて、送信されてきたIDに対応するコンテンツを抽出するためのID検索部251を有するコンテンツ出力機構250、コンテンツとIDを対応付けてID・コンテンツDB220に登録するためのコンテンツ登録機構240、これらの各構成要素を制御する制御機構260、ID毎に状況情報の範囲や条件及びコンテンツを記憶する条件・コンテンツDB270及び、IDを検索するためのID検索用DB280から構成される。
ID登録機構230は、ID重複検査部231と、ID登録部232を有し、ID重複検査部231は、IDをID・コンテンツDB220に登録する際に、そのIDが重複しているかどうかの判定を行う。この重複に関しては、前述した位置情報、時刻情報のみを利用する場合、そのセンサ110の精度と信頼性の問題となっており、そのシステムの要求精度と信頼性に依存し、重複除去のための仕組みの有無が決定する。重複が発見された場合、ID重複検査部231は、携帯情報端末100に対し、重複があったことを追加すべきオフセット値を返却する。IDの唯一性が確認された場合には、ID登録部232がID・コンテンツDB220に登録する。
ID登録部232は、ID重複検査部231において、重複がないか、または、重複が除去された場合に、携帯情報端末100から取得したIDをID・コンテンツDB220に登録する。
コンテンツ入力装置300から送信されたコンテンツは、IDと結びつけてID・コンテンツDB220に保存される。このID・コンテンツDB220は、IDに対して対応するコンテンツが登録されることから、IDを「アカウント」という名称で管理する一般的な電子メールの仕組みにも類似している。従来の電子メールと、本発明におけるコンテンツ送受信のモデルの違いは、図5〜図7に示すとおりである。
電子メールの場合は、利用者は固定した一つのIDを持ち、サーバ上にIDに対応する「メールボックス」と呼ばれる記憶部を持つ。送信者はそのIDに対してコンテンツを送信する。利用者は、ID宛に届けられたメッセージを端末で閲覧することになる。一方、本発明においては、利用者は固定されたIDを持たず、任意のタイミングで発行されたIDを利用してコンテンツの送受信を行う。
サーバ装置200上には、携帯情報端末100において任意に発行されたIDに対応するID・コンテンツDB220の領域を生成する。サーバ装置200上のID・コンテンツDB220には、複数の領域が存在するが、それぞれのIDは位置情報、時刻情報などで分類可能である。コンテンツの登録者は、ID自体が持つ意味を解析する機能であるコンテンツ登録機構240のID解釈部241を利用することで、コンテンツを登録したい目的のIDを導き出し、コンテンツをIDに対して登録する。そして、利用者は、ID宛に届けられたメッセージを携帯情報端末100で閲覧することになる。また、複数のIDを携帯情報端末100のID記憶部130で管理しているため、様々なコンテンツを閲覧することが可能になる。
図8は、本発明の一実施の形態におけるID・コンテンツDBの構成を示す。同図(A)は、1つのIDに対して1つのコンテンツが対応し、同図(B)は、1つのIDに対して複数のコンテンツが対応する例を示す。同図(B)に示すように、1つのIDに対して、1つの管理IDを設け、当該管理ID毎に複数のコンテンツが対応するように構成することも可能である。当該(B)に示す構成のDB220からコンテンツを取得する場合は、まず、携帯情報端末100からの要求に基づき、サーバ装置200は、B1のIDをキーにして管理IDを取得する。その後、得られた管理IDをキーとして、B2からコンテンツを取得する。また、コンテンツの登録時には、B1から条件に合致するIDを検索した後、さらに、当該IDに対応する管理IDを取得し、次に、B2から取得した管理IDとコンテンツを結び付けて保存する。
上記の方法により、IDの特徴上、重複などがふさわしくない場合でも、管理IDを介することにより、一つのIDに対して複数のコンテンツを配信することが可能になる。
また、上記の携帯情報端末100のID記憶部130、及びサーバ装置200のID・コンテンツDB220は、物理的な記憶容量が決定されているため、IDの発行が続けられ、最終的にこれ以上登録できなくなったときや、一定期間を設定することによって、保持するための条件を満たさないIDの削除を行うことがある。一定の条件としては、使用頻度、保持時からの経過時間、他の保持しているIDとの類似度、等がある。
次に、コンテンツ入力装置300について説明する。
コンテンツ入力装置300は、図4に示すように、通信ネットワーク400を介してサーバ装置200に接続される。そして、既にID・コンテンツDB220に登録されているIDに対して、コンテンツを対応付け、登録する。これにより、サーバ装置200は、この登録されたコンテンツを携帯情報端末100に配信することで、利用者が閲覧できるようになる。
電子メールなどと同様に、コンテンツ入力装置300は、配信先IDを予め知っている必要がある。しかしながら、配信したいIDをピンポイントで特定することなく、各々の情報に関して条件や範囲を入力することで、目的となるIDを選択することが可能である。
IDには、状況の情報が含まれており、本実施の形態では、その場所、その時刻といった情報が含まれている。コンテンツ入力時には、コンテンツ入力装置300から時刻や場所といった条件を指定することにより、サーバ装置200において、登録されているIDに含まれる位置情報、時刻情報などを解釈するID解析部241が条件に合致するIDを選択し、選択されたIDに対してコンテンツ入力装置300が、コンテンツを入力することにより、サーバ装置200において、状況の情報の条件に合致したIDに対してコンテンツを提供することを実現する
なお、コンテンツ入力装置300は、従来のパーソナルコンピュータなどを用いるものとし、コンテンツ入力用のソフトウェアは、専用のソフトウェアである場合や、CGIやJSP(Java(登録商標) Server
Page)やASP(Active Server Page)などの技術を利用してサーバ装置200側で生成された入力フォームをブラウザ等で取得し、入力する。そして、入力された情報、及び配信先ID,または配信条件などを、サーバ装置200に送信することで、サーバ装置200は、これらの情報を条件・コンテンツDB270に書き込む。
また、更に、コンテンツ入力装置300は、携帯情報端末のソフトウェア(ブラウザ等)で代替することも可能である。この場合、サーバ装置200は、携帯情報端末100が取得した位置情報、時刻情報を用いて配信条件を自動的か、もしくは、利用者の操作により決定し、その条件に基づいてID・コンテンツDB220に登録してあるIDと入力したコンテンツとを結びつけて書き込むこともできる。
次に、上記の構成における動作を説明する。
図9は、本発明の一実施の形態における動作のフローチャートである。
利用者が情報を取得したいタイミングで入力を与えたり、また、利用者の移動を携帯情報端末100のセンサ110で感知し、一定間隔や一定の移動距離毎にコンテンツの取得要求を発行するなどして、IDの発行要求が実行される(ステップ101)。
IDの発行要求に伴い、携帯情報端末100のセンサ110は、感知した情報を取得する(ステップ102)。ID生成部120は、センサ110で取得された各種センサ情報を統合し、統合や変換を行い仮IDを生成し、ID記憶部130に格納する(ステップ103)。
仮IDが生成されたら、その仮IDをサーバ装置200に送信する(ステップ104)。
以上が、携帯情報端末100におけるID発行動作である。
サーバ装置200では、受信した仮IDが既にシステムに登録されていないかをID重複検査部231でID・コンテンツDB220を検索する(ステップ105)。もし、同一IDが発行済みであったら、仮IDは一意性がないことになるため、一意性を保証するためにオフセット値を生成し(ステップ106)、IDに追加し(ステップ107)、一意性が保証された本IDを生成する(ステップ108)。生成された本IDは、サーバ装置200のID・コンテンツDB220に登録される(ステップ109)と同時に、携帯情報端末100に送信される。
携帯情報端末100では、本IDを取得し、ID記憶部130に保存する(ステップ110)。
携帯情報端末100において取得したコンテンツを閲覧する場合には、利用者の操作、もしくは、一定間隔のトリガにより、ID記憶部130に蓄積されたIDを検索キーとして、サーバ装置200にIDに関連付けられたコンテンツの送信要求を発行し、送信要求を受け取ったサーバ装置200は、IDに対応するコンテンツを検索して、携帯情報端末100に送信する。この作業は、携帯情報端末100のID記憶部130に保存された複数のIDそれぞれについて行われる。この一連の処理により、利用者は、複数のIDを利用することで、自分の履歴情報をコンテンツ提供者側に渡すことなく、必要な情報を得ることができる。
次に、携帯情報端末100からのIDが登録される際に、サーバ装置200において、コンテンツ入力装置300からの条件に基づいて、IDを解釈し、IDに含まれる状況の情報が条件に合致した場合に、コンテンツを登録する場合について図10を用いて説明する。
まず、コンテンツ入力装置300が、種々の情報に関して条件や範囲、及びそれらに対するコンテンツを入力し、サーバ装置200に渡す。これにより、サーバ装置200は、条件・コンテンツDB270に入力された情報を格納する(ステップ201)。
携帯情報端末100からIDが送信されると(ステップ202)、サーバ装置200は、当該IDを受信し(ステップ203)、当該IDをID登録部232に渡す(ステップ204)。これにより、ID登録部232は、当該IDをID・コンテンツDB220に登録する(ステップ205)。
さらに、受信したIDをID解釈部241に渡すことで、ID解釈部241は、IDに含まれる状況の情報を抽出し(ステップ206)、抽出された状況の情報と、条件・コンテンツDB270に含まれる条件に合致するレコードが存在するかを判定し(ステップ207)、存在しない場合には、コンテンツを登録せずに処理を終了し(ステップ208)、存在する場合には、コンテンツ登録部242が、条件・コンテンツDB270から検索されたコンテンツと、先に登録したIDと結び付けて、ID・コンテンツDB220に登録する(ステップ209)。
これにより、状況の情報の条件に合致したIDに対してコンテンツを提供することが可能となる。
しかし、この方法では、コンテンツ登録時に常にIDの解釈、選択が行われるので効率が悪いことがある。そのときは、図12に示すID検索用DB280として、サーバ装置200において、ID登録時に条件情報を解釈し、予め検索しやすい形で用意しておいてもよい。図12に示すID検索用DB280は、各ID毎に、緯度、経度、標高、時刻等の各状況の情報が登録されている例を示している。
また、サーバ装置200において、登録されていないIDに対してのコンテンツ配信を行う場合は、条件・コンテンツDB270を作成しておき、新たに携帯情報端末100からIDが登録されるタイミングで、ID解釈部241でIDを解析し、解析されたIDと登録されているコンテンツの登録条件が合致したときには、サーバ装置200のID・コンテンツDB220にIDとコンテンツを対応付けて登録し、携帯情報端末100からコンテンツ要求を受信した際に、IDに対応するコンテンツを検索して提供する。
次に、携帯情報端末100において、コンテンツを閲覧する場合について説明する。
携帯情報端末100において取得したコンテンツを閲覧する場合には、利用者の操作、もしくは、一定間隔のトリガにより、ID記憶部130に蓄積されたIDを検索キーとして、サーバ装置200にIDに関連付けられたコンテンツ要求を発行し、コンテンツ要求を受け取ったサーバ装置200は、当該コンテンツ要求に含まれるIDに対応するコンテンツをID検索部251で検索し、携帯情報端末100に送信する。これにより、利用者は、複数のIDを利用することで、自分の履歴情報をシステム側に渡すことなく、必要な情報を得ることができる。
以下に、上記のコンテンツ提供システムの一連の動作と効果について、図13に基づいて説明する。
上記のように、携帯情報端末100は、利用者の要求に応じて、利用者本人の状況の情報をセンサ110を用いてセンシングし(ステップ301)、センシングされた情報を元にIDを生成する(ステップ302)。例えば、利用者本人が「その位置に存在する」ということは、他の誰もが取得することが不可能である。従って、現在の時刻情報及び位置情報は、そのとき、その場所に存在した本人しか取得することはできない。
従って、例えば、時刻情報及び位置情報をセンサ110によりセンシングし、得られた情報を組み合わせてIDを生成することにより、一意性の高いIDを情報端末上で生成することが可能である。
また、例えば、時刻情報、位置情報以外にセンサを用いてセンシングできる状況の情報をも組み合わせることによってIDを生成すれば、更に、一意性が高まったIDを発行することができる。
従来、これらの状況の情報は、コンテンツ取得時の検索キーとして利用されることが主であり、それ自体をIDとして利用することはなかった。また、IDというものは、一般的にそのID体系を一意に集約的に管理するシステムが存在し、そのシステムがIDを発行することにより一意性を保証していた。
本発明では、このIDを、複数存在している情報端末のそれぞれが、状況の情報を取得し、ルールに基づいたコードに自動的に変換し、得られた多量のコードを自動的に情報端末およびサーバ装置が管理する、という仕組みを利用することにより、自律分散した端末においても重複したIDを生成しにくくすることができる。
また、さらに、IDには状況の情報が含まれているため、予め利用者や端末に付与した固有のIDを利用することなく、その「状況に存在した」という事実を特定できるIDに対して特定の情報を配信することができる。
即ち、その状況下で自動的に取得された特定の情報を含むIDに対して最も価値のあるコンテンツを配信することにより、その状況を実際に体験していた本人に対しコンテンツを配信することが可能となる。
また、IDは利用者や端末に固定されたものではないので、利用者個人のコンテンツ利用履歴などがシステム上に残されることはない。
本発明では、携帯情報端末100で生成されたIDは、端末100内のID記憶部130に保存される(ステップ303)。コンテンツを必要とする度に次々とIDが生成されるが、それらはすべて携帯情報端末100のID記憶部130に保存されたIDを管理することで実現される。携帯情報端末100でこのIDを利用し、コンテンツ提供サービスを受けるとき、このIDをサーバ装置200に送信する(ステップ304)。
サーバ装置200は、このIDを受信すると、ID・コンテンツDB220にこのIDを保管する(ステップ305)。ここでは、前述したIDのみが管理され、送信した利用者や携帯情報端末100が識別できる情報は必要とされないことが重要である。利用者とコンテンツ提供者との間でコンテンツの流通は、ここで登録されたIDを通じて行われる。
コンテンツ提供者(コンテンツ入力装置300)は、ID・コンテンツDB220に登録されたIDに対し、コンテンツを登録する(ステップ306)。サーバ装置200は、登録されたコンテンツをID・コンテンツDB220に保存する(ステップ307)。このとき、特定のIDに対してコンテンツを登録したり、全てのIDに対してコンテンツを登録することが可能なだけではなく、コンテンツ提供者は、「状況の情報」に関する条件や範囲を指定することにより、IDの内容を解析することにより得られる「状況の情報」と比較した結果、合致するIDを導出できる。それら単数もしくは複数の合致したIDに対してコンテンツを提供することもできる。結果として、状況が限定されているコンテンツを必要としている利用者に対し、必要なコンテンツを提供することが可能となる。
携帯情報端末100は、一定期間毎に、もしくは、利用者の要求に応じて、ID記憶部130に保存されているIDを用いてコンテンツ要求として、ネットワークインタフェース140から送信する(ステップ308)。携帯情報端末100から送信されたIDは、サーバ装置200のネットワークインタフェース210で受信される。
サーバ装置200で受信されたIDは、ID検索部251において、IDを検索キーとして、当該IDに関連付けられたコンテンツを検索する(ステップ309)。
検索されたコンテンツは、ネットワークインタフェース210からネットワーク400を介して、携帯情報端末100のネットワークインタフェース140に送信される(ステップ310)。
携帯情報端末100では、ネットワークインタフェース140に届けられたコンテンツを取得し、表示部160で利用者に対して情報を提供する(ステップ311)。
また、上述したコンテンツ提供システムでは、使い捨てのIDが大量に生成される。しかしながら、利用者とコンテンツ提供者が必要であり、かつ、提供したいと考える接点で利用され得る範囲は限られている。そこで、携帯情報端末100及びサーバ装置200は、一定のタイミング(時間経過、携帯情報端末が取得する状況の情報の大幅な変化、その組み合わせなど)により、それぞれID記憶部130、ID・コンテンツDB220より、IDを削除する機能を備えるようにしてもよい。
また、条件・コンテンツDB270に予めコンテンツと状況の情報の範囲や条件を登録しておき、その後、ID・コンテンツDB220にIDの登録が行われるタイミングで、登録されようとしているIDを解析し、解析後、得られた状況の情報が条件・コンテンツDB270で指定されている内容と合致するならば、その時点でIDとコンテンツを対応付けてID・コンテンツDB220に登録することも可能である。
この場合、必ずしもコンテンツを入力する時点で、IDが必ず登録されている必要はなく、その上で登録されるIDに対して適したコンテンツを対応付けることが可能となる。
また、携帯情報端末100のID記憶部130を外部に設けてもよく、当該外部のID記憶部へのアクセス可能な端末を利用することにより、利用者は、端末を固定されることなく、しかも本人の登録したIDに関する情報を利用することができる。
また、上記の情報端末、及びサーバ装置の動作をそれぞれプログラムとして構築し、情報端末、サーバ装置のCPUに実行させる、または、ネットワークを介して流通させることも可能である。
また、構築されたプログラムを、情報端末、サーバ装置として利用されるコンピュータに接続されるハードディスクや、メモリ、または、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納し、実行時にインストールすることも可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本発明は、一般のパーソナルコンピュータや、携帯電話機を情報端末として利用し、インターネット等のネットワークを介してサーバからコンテンツを取得するようなシステムに適用可能である。
本発明の原理を説明するための図である。 本発明の原理構成図である。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツ提供システムの概念図である。 本発明の一実施の形態におけるシステム構成図である。 本発明におけるID管理方式と従来の方式を比較したモデル図(その1)である。 本発明におけるID管理方式と従来の方式を比較したモデル図(その2)である。 本発明におけるID管理方式と従来の方式を比較したモデル図(その3)である。 本発明の一実施の形態におけるID・コンテンツDBの例である。 本発明の一実施の形態における動作のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における条件付きでコンテンツを登録する場合の動作を示す図である。 本発明の一実施の形態における条件・コンテンツDBの例である。 本発明の一実施の形態におけるID検索用DBの例である。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツ提供システムの一連の動作のシーケンスチャートである。
符号の説明
100 情報端末、携帯情報端末
110 ンサ
120 ID生成手段、ID生成部
130 ID記憶手段、ID記憶部
140 ットワークインタフェース
150 入力インタフェース
160 表示手段、表示部
170 制御機構
200 サーバ装置
210 ットワークインタフェース
220 ID・コンテンツ記憶手段、ID・コンテンツ記憶部
230 ID登録機構
240 コンテンツ登録機構
241 本ID生成手段、ID解釈部
242 コンテンツ登録手段、コンテンツ登録部
250 コンテンツ出力機構
251 検索手段、ID検索部
260 制御機構
270 コンテンツ条件記憶手段、条件・コンテンツDB
271 コンテンツ条件格納手段
280 ID検索用DB
300 コンテンツ入力装置
400 ネットワーク
410 無線ネットワーク
420 有線ネットワーク
500 GPS衛星
600 携帯基地局等
700 各種の状況の発信源

Claims (10)

  1. コンテンツを提供するサーバ装置と情報端末からなるシステムにおいて、利用者へコンテンツを提供するためのコンテンツ提供方法において、
    前記情報端末において、
    当該情報端末の位置情報及び時刻情報を取得し、取得した該位置情報及び該時刻情報を組み合わせた情報を利用して、時間的かつ空間的に唯一性を保つ仮IDを生成して、前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置では、受信した仮IDが既に登録されていれば、オフセットを生成し、該仮IDに該オフセットを付与して本IDを生成し、生成した該本IDを保存して、該本IDを前記情報端末に送信し、
    前記情報端末では、受信した前記本IDをID記憶手段に格納し、
    前記サーバ装置において、
    時刻条件及び位置条件を含むコンテンツの提供条件、及び、コンテンツをコンテンツ入力装置から受け取り、コンテンツ条件記憶手段に格納し、
    前記生成された本IDを解析し、解析された位置情報及び時刻情報と、前記コンテンツ条件記憶手段に格納された前記コンテンツの提供条件とが合致する場合に、提供条件が合致するコンテンツと前記本IDを関連付けてID・コンテンツ記憶手段に登録し、
    前記情報端末から送信されたコンテンツ要求を取得すると、前記コンテンツ要求に含まれる本IDを検索キーとして、前記ID・コンテンツ記憶手段からコンテンツを検索し、
    検索された前記コンテンツを前記情報端末に送信し、
    前記情報端末において、
    前記サーバ装置から送信された前記コンテンツを表示手段に表示することを特徴とするコンテンツ提供方法。
  2. 前記情報端末において、
    一定時間経過後に、前記ID記憶手段に登録された本IDを削除する請求項1記載のコンテンツ提供方法。
  3. 前記サーバ装置において、
    一定時間経過後に、前記ID・コンテンツ記憶手段に登録された本ID及びコンテンツを削除する請求項1記載のコンテンツ提供方法。
  4. コンテンツを提供するサーバ装置と、該サーバ装置からコンテンツを取得する情報端末とからなるコンテンツ提供システムであって、
    前記情報端末は、
    当該情報端末の位置情報及び時刻情報を取得し、取得した該位置情報及び該時刻情報を組み合わせた情報を利用して、時間的かつ空間的に唯一性を保つ仮IDを生成して、前記サーバ装置に送信する仮ID生成手段と、
    前記サーバ装置から受信した本IDをID記憶手段に格納する手段と、
    前記サーバ装置から送信されたコンテンツを表示する表示手段と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記情報端末から受信した仮IDが既に登録されていれば、オフセットを生成し、該仮IDに該オフセットを付与して本IDを生成し、生成した該本IDを保存して、該本IDを前記情報端末に送信する本ID生成手段と、
    時刻条件及び位置条件を含むコンテンツの提供条件、及び、コンテンツをコンテンツ入力装置から受け取り、コンテンツ条件記憶手段に格納するコンテンツ条件格納手段と、
    前記生成された本IDを解析し、解析された位置情報及び時刻情報と、前記コンテンツ条件記憶手段に格納された前記コンテンツの提供条件とが合致する場合に、提供条件が合致するコンテンツと前記本IDを関連付けてID・コンテンツ記憶手段に登録するコンテンツ登録手段と、
    前記情報端末から送信されたコンテンツ要求を取得すると、前記コンテンツ要求に含まれる本IDを検索キーとして、前記ID・コンテンツ記憶手段からコンテンツを検索し、検索された該コンテンツを前記情報端末に送信する検索手段と、を有する
    ことを特徴とするコンテンツ提供システム。
  5. 前記情報端末は、
    一定時間経過後に、前記ID記憶手段に登録された本IDを削除する手段を有する請求項4記載のコンテンツ提供システム。
  6. 前記サーバ装置は、
    一定時間経過後に、前記ID・コンテンツ記憶手段に登録された本ID及びコンテンツを削除する手段を有する請求項4記載のコンテンツ提供システム。
  7. コンテンツを提供するサーバ装置と、該サーバ装置からコンテンツを取得する情報端末とからなるシステムにおける該情報端末に搭載されるコンテンツ提供プログラムであって、
    当該情報端末の位置情報及び時刻情報を取得し、取得した該位置情報及び該時刻情報を組み合わせた情報を利用して、時間的かつ空間的に唯一性を保つ仮IDを生成して、前記サーバ装置に送信する仮ID生成ステップと、
    前記サーバ装置から受信した、前記仮IDに該オフセットが付与された本IDをID記憶手段に格納するステップと、
    前記本IDを含むコンテンツ要求を前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記サーバ装置から前記本IDを解析して得られた位置情報及び時刻情報とコンテンツの提供条件とが合致していることにより、該本IDと関連付けられているコンテンツを受信するステップと、
    前記サーバ装置から受信したコンテンツを表示手段に出力する出力ステップと、
    からなることを特徴とするコンテンツ提供プログラム。
  8. 一定時間経過後に、前記ID記憶手段に登録された本IDを削除するステップを更に有する請求項7記載のコンテンツ提供プログラム。
  9. コンテンツを提供するサーバ装置と、該サーバ装置からコンテンツを取得する情報端末とからなるシステムにおける該サーバ装置に搭載されるコンテンツ提供プログラムであって、
    前記情報端末から受信した仮IDが既に登録されていれば、オフセットを生成し、該仮IDに該オフセットを付与して本IDを生成し、生成した該本IDを保存して、該本IDを前記情報端末に送信する本ID生成ステップと、
    時刻条件及び位置条件を含むコンテンツの提供条件、及び、コンテンツをコンテンツ入力装置から受け取り、コンテンツ条件記憶手段に格納するコンテンツ条件格納ステップと、
    前記生成された本IDを解析し、解析された位置情報及び時刻情報と、前記コンテンツ条件記憶手段に格納された前記コンテンツの提供条件とが合致する場合に、提供条件が合致するコンテンツと前記本IDを関連付けてID・コンテンツ記憶手段に登録するコンテンツ登録ステップと、
    前記情報端末から送信されたコンテンツ要求を取得すると、前記コンテンツ要求に含まれる本IDを検索キーとして、前記ID・コンテンツ記憶手段からコンテンツを検索し、検索された該コンテンツを前記情報端末に送信する検索ステップと、からなる
    ことを特徴とするコンテンツ提供プログラム。
  10. 一定時間経過後に、前記ID・コンテンツ記憶手段に登録された本ID及びコンテンツを削除するステップを更に有する請求項9記載のコンテンツ提供プログラムシステム。
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