JP4257538B2 - 心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システム - Google Patents

心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システム Download PDF

Info

Publication number
JP4257538B2
JP4257538B2 JP2005512197A JP2005512197A JP4257538B2 JP 4257538 B2 JP4257538 B2 JP 4257538B2 JP 2005512197 A JP2005512197 A JP 2005512197A JP 2005512197 A JP2005512197 A JP 2005512197A JP 4257538 B2 JP4257538 B2 JP 4257538B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
heart sound
air
personal authentication
heart
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005512197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2005058160A1 (ja
Inventor
誠次郎 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPWO2005058160A1 publication Critical patent/JPWO2005058160A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4257538B2 publication Critical patent/JP4257538B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B7/00Instruments for auscultation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/117Identification of persons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/117Identification of persons
    • A61B5/1171Identification of persons based on the shapes or appearances of their bodies or parts thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/15Biometric patterns based on physiological signals, e.g. heartbeat, blood flow

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)

Description

この発明は、自律的に変化する心音の波形パターン及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システムに関する。尚、この発明において、「心音」とは、心臓の搏動により生じる音で、心室の収縮・弛緩に伴って反復して発する音をいい、心拍1周期ごとに聞こえる2つの音であり、弁膜の閉音に由来する。低くやや長い第1音とやや高く短い第2音が存在する。また、上記第1音とは、心室収縮期の始めに、房室弁(僧帽弁と三尖弁)が閉じる際に発する音をいい、第2音とは、心室収縮期の直後に、動脈弁(大動脈弁と肺動脈弁)が閉じる際に発する音をいう。心音は、弁の開放や拍動に関係しており、それらから発生する短い振動の総称である。一方「心拍」とは、心臓の鼓動(ピッチ)をいい、心拍は、体表面からは心筋の電気的活動が記録される心電図で計測され、一回の拍動にともない記録される筋電図は大きく三つの波(P波、QRS波、T波)に分類される点で、本明細書でいう「心音」とは区別される。
近年、急速な情報化社会の進展に伴い、建物や部屋から情報機器、ネットワークまで、個人認証技術が要求される状況は急速に増えている。認証が必要な状況は、小人数から不特定多数が利用する場まで多岐にわたっている。特に、不特定多数の人間が利用する装置や入退出管理における個人認証技術には、接触性が低く、認証される人(以下、本人という。)が衛生面から不快感を抱かないことと、偽造ができないことが重要になる。
現在利用されている主な個人認証の手段には、免許証などの本人所有物による認証をはじめ、暗証番号、パスワードによる認証、指紋や虹彩などの生物学的特徴に基づくバイオメトリクスを利用した個人認証が提案されている。
バイオメトリクス(Biometrics)とは「身体測定学」を意味し、このバイオメトリクスを利用した個人認証とは、他人に貸すことが不可能な指紋,声紋,虹彩,顔,署名などさまざまな肉体的および行動的特徴を個人認証に利用することを意味する。長所として、バイオメトリクスによる個人認証は、鍵やクレジットカードなどの「所有物による認証」、暗証番号など「知識による認証」と比較して、紛失しない、盗まれない、忘れない、偽造・変造されないといった利点がある。身体の一部あるいは行動による認証のため、物を携帯する必要がほとんどなく、本人であることを証明する情報を記憶する必要がない。また、一次情報(身体の特徴など)を盗まれる心配がほとんどない、という長所を有している。
Bates Physical Examination. 7ed(3,P282)
内科診断学[91,P209]
Lange Clinical Cardiology,6ed[6,P58]
医科生理学展望[95,P561]
ところで、バイオメトリクスを利用した従来の個人認証法として、心電図データを採取する心拍・心電図計測システムが公知である。このシステムでは、電極板が身体から離れた場合には計測できなくなり、また、電極を被験者の身体に24時間貼り付け続けなければならないため、被験者の行動の自由度が拘束され、これが心理的な負担となって、被験者の24時間における真の身体反応データ(被験者に心理的な負担を掛けていない状態をいう。以下、同じ。)をリアルタイムで採取することは、厳密な意味において不可能であり、汎用性に乏しい、という課題を有していた。
このように、従来の個人認証技術にあっては、多くの不具合があり、この不具合が解消されていないのが現状であるが、これに加えて、従来の上記各個人認証技術を利用した各種システムでは、一度個人認証が承認された後は、再度同じ個人認証を実施しないシステムとなっている。
このため、従来の個人認証システムにおいては、他人が本人に成り変ってそのシステムを利用し続ける(なりすまし)ことは可能である。例えば、コンピュータの起動時に一度パスワードを入力し、これが認証された後の当該コンピュータを本人以外の者が使用するのを阻止する手段が普及していないのが現状である。
即ち、このような一度だけの認証システムでは、最も優れていると言われる上記バイオメトリクスを利用した認証システムにおいても、一度認証された後は、本人以外の者が当該システムを利用しても、これを検知しその利用を阻止する手段が全く講じられていないのが現状であり、パスワードや指紋等をコピーする不法行為が横行するのを完全に阻止できていないのが現状である。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、従来は全く検討されていなかった、個人の意思ではコントロールが不可能な自律動である心音の波形パターン及び/又は呼吸波形パターンを、本人の心音及び/又は呼吸に基づいてリアルタイムに検出し、これを予め登録されている本人の心音波形及び/又は呼吸波形パターンと照合させることで、個人認証を迅速かつ高精度に判別することができる個人認証システムを提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、本発明に係る心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システムは、以下のように構成したことを特徴とするものである。
即ち、請求項1に記載の発明である心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システムは、心音波形及び/又は呼吸の波形パターンを検出する波形検出手段と、この波形検出手段で検出された心音波形パターン及び/又は呼吸波形パターンと予め登録されている登録心音波形パターン及び/又は呼吸波形パターンとを比較し判別する手段と、を有して個人認証装置を構成し、上記波形検出手段は、内部に発泡性樹脂並びに空気が封入されたエアーパッドと、該エアーパッド内の空気圧の変化を検知する圧電センサと、備えて構成し、前記圧電センサのエアーパッド側に形成された室内の空気圧は封入され、他側は大気に開放し、上記空気封入室側と大気開放側とで圧力差が形成されるように構成し、該波形検出手段で検出された波形パターンと登録波形パターンとが一致したときに、同一人であることを認証することを特徴とする。
次に、請求項2に記載の発明は、請求の範囲1に記載の心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システムを技術的前提とし、前記エアーパッドの身体接触面の反対側面には、板材を配設し、該板材は、一方向に厚さ寸法が減少する楔状に形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、心音波形及び/又は呼吸の波形パターンを検出する波形検出手段と、この波形検出手段で検出された心音波形パターン及び/又は呼吸波形パターンと予め登録されている登録心音波形パターン及び/又は呼吸波形パターンとを比較し判別する手段と、を有して個人認証装置を構成し、上記検出された波形パターンと登録波形パターンとが一致したときに、同一人であることを認証するように構成したので、個人の意思ではコントロールが不可能な自律動である心音又は呼吸波形或はこれらを組み合わせることで、当該被認証者の予め登録された心音波形及び/又は呼吸波形パターンに基づいてリアルタイムで簡単に照合させることができ、当該被認証者の個人認証を、迅速かつ非常に高精度で判別することができる。
そして、上記波形検出手段は、内部に発泡性樹脂並びに空気が封入されたエアーパッドと、該エアーパッド側に形成された室内の空気圧の変化を検知する圧電センサと、備えて構成したので、該エアーパッドを、例えば、衣服と身体との間に配置させることにより、心音(心臓の脈動による振動)の変化を確実に検出することができ、しかも、前記圧電センサのエアーパッド側を気密に保持し、他側は大気に開放するように構成して上記空気封入室側と大気開放側とで圧力差が形成されるように構成したので、エアーパッドに加えられる心音波形及び/又は呼吸波形パターンによる微妙な圧力変化を、忠実に圧電素子へと伝えることができるので、心音波形及び/又は呼吸波形データを高精度に抽出することができ、しかも、上記検出は、直接肌に接触させたり肌を露出させることなく検出することができるため、簡単に上記検出作業を被個人認証者の身体を拘束せずに行うことができる。
次に、請求項2に記載の発明によれば、前記エアーパッドの身体接触面の反対側面には、板材を配設し、該板材を、一方向に厚さ寸法が減少する楔状に形成したので、心音波形及び/又は呼吸による圧力変化を計測する部分は可動部のみとなり、上記板部は、計測には関与しないので、連続する心音又は呼吸の変化を高感度で確実に検出することができると共に、身体のどの部分にエアーパッドの可動側が当たっても、上記楔型の板材によって可動側が身体方向に自然に押し付けられて身体に密着し、内部の空気圧を均一化させることができるので、心音波形及び呼吸の微妙な変化を、より高感度で確実に検出することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を用いて説明する。
図1乃至図12は、本発明に係る心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システムを実現するために用いられる波形検出装置の一実施例を示しており、図1は本発明に係る心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システムを実現するために用いられる波形検出装置のセンサ部の一構成例を示す一部断面平面図を、図2は図1に示した心音検出センサの図1A−A線に沿う断面図を、図3は図1に示した心音検出センサの図1B−B線に沿う断面図を、図4は波形検出装置の構成例を示すブロック図を、図5は心音波形を示す波形図を、図6は呼吸波形および心音波形の検出例を示す図を、図7は波形検出装置の基本的構成を示すブロック図を、図8は波形検出装置をコンピュータのマウスに配設した場合の断面図を夫々示している。
本実施例に係る波形検出装置は、個人認証の対象である本人1の指や手等の身体が接触する部位に取り付けられた心音・呼吸検出センサ20を備えて構成されており、該心音・呼吸検出センサ20は、発泡樹脂として内部に含気スポンジ等の発泡ウレタン樹脂23が封入されたエアーパッド21と、該エアーパッド21内の空気圧の変化を検知する圧電センサ24と、該圧電センサ24とエアーパッド21内を気密状態を保持して連通接続する可撓性を有するパイプ25と、電源である圧電発電装置(図示せず)と、から構成されている。
発泡ウレタン樹脂23は、エアーパッド21内を一定の膨張状態を保つようにエアーパッド21内に充填されており、エアーパッド21が外力により変形した後、該外力が作用しなくなったときに、素早く元の膨張状態に復元するように作用する。
また、上記エアーパッド21は、平面形状が2枚の表皮22,23で形成された矩形の袋状体で構成されており、その気密性が保持されるように、両表皮22,23の周縁部が気密性を保持できる接着剤で貼合されて形成されている。尚、このエアーパッド21の表皮22,23は、例えば、ゴムや軟質合成樹脂等の気密性に優れた材質を用いるのが望ましく、また、より気密性を高めるためには、複数層で形成するのが望ましい。
さらに、上記エアーパッド21の内部には、図2と図3に示すように、硬質の板材28が配置され、この板材28は、一方向に厚さ寸法が減少する楔状に形成されている。このため、エアーパッド21を、例えば、衣服と身体との間に配置した場合には、該エアーパッド21の可動側(表皮側)が身体側に配置されるので、心臓の脈動変化及び呼吸に伴うエアーパッド21内の空気の圧力変化を確実に採取することができ、その結果、波形検出装置1の感度を良好なものとすることができると共に、該エアーパッド21を衣服のポケットなどに挿入して身体に装着した場合、該エアーパッド21の可動側は、凹凸がある身体部分であっても、上記楔型の板材28によって可動側が身体方向に自然に押し付けられて身体に密着するので、心音波形及び/又は呼吸波形パターンの検出感度をより向上させることができる。尚、本実施例では、図1に示すように、圧電センサ24のエアーパッド側24Aを気密に保持し、他側24Bは大気に開放するように構成することで、空気封入室側と大気側とで圧力差が生じるように構成し、エアーパッド21に加えられる心音振動や呼吸振動による微妙な圧力変化を確実に圧電センサ24へと伝えることができるので、心音波形及び/又は呼吸波形データを高精度に抽出することができる。また、上記実施例では、圧電センサ24のエアーパッド側24Aを、気密を保持するように構成した場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、圧電センサ24が取り付けられたセンサ部24Cの空気封入室側と大気側とを連通させる微細な孔24Dを貫通形成し、空気封入室側のエアーを、抵抗を持たせて抜けるように構成することもでき、この場合には、押圧され収縮した発泡ウレタン樹脂23が、気密状態では元に戻らなくなるのを防止し、スムーズに元の状態に復帰させることができる。
また、この実施例において、上記エアーパッド21には、空気圧補充のためのエアーポンプ(図示せず)が連通接続可能な流路27が形成されていると共に、該流路27には、エアーパッド21内の空気の流出を防止する逆止弁(図示せず)が配設されている。これは、エアーパッド21と圧電センサ24とを気密状態で連結したとしても、経時使用によりエアーパッド21内の圧力が低下するため、前記エアーポンプで圧力を一定値まで昇圧させることができるように構成されている。尚、上記エアーポンプによってエアーパッド21内の圧力が一定値となったときには、例えば、上記逆止弁によってそれ以上昇圧しないように構成するのが望ましい。
次に、上記圧電センサ24は、エアーパッド21内の空気圧の変動を検知する公知の圧電圧力センサが用いられる。
そして、この実施例では、上記したように、圧電センサ24を、上記パイプ25の先端部に連通接続されたセンサ部24Cの室内24Fに配設されており、該圧電センサ24によって上記室内を形成する底部24Eに開設されてなる穴部24Gを接着剤を介して閉塞するように取り付けられている。
従って、上記圧電センサ24のエアーパッド側24Aに形成された室内24Fは、空気圧を保持するように構成され、かつ、圧電センサ24の他側は、上記穴部24Gを介して大気側と連通し、圧電センサ24の空気封入室側と大気側とで圧力差が形成されるように構成されている。このように圧電センサ24の空気封入室側と大気側とで圧力差が生じるように構成することで、エアーパッド21に加えられた心音振動及び呼吸振動を確実に圧電センサ24で捕らえることができる。
次に、前記心音・呼吸検出センサ20からの信号を、心音波形及び/又は呼吸波形パターンとして出力する心音波形及び/又は呼吸波形の出力手段12について説明する。
図4は、該出力手段12の概略的な構成を示しており、該出力手段12は、エアーパッド21および圧電センサ24からなる心音・呼吸検出センサ20で検出された心音や呼吸の波形を検出する波形検出回路121と、心音波形と呼吸波形とを分離する心音・呼吸波形分離手段122と、から構成されている。
そして、この波形分離回路122は、後記する比較回路13に接続されており、誤動作・誤判定が防止されるように構成されている(心音波形と呼吸波形の分離のためのアルゴリズムについては、PCT出願番号PCT/03/05711参照)。また、上記検出された心音波形・呼吸波形データは、内蔵されている通信回路(図示せず)を介して伝送することができるように構成することもできる。勿論、この発明にあっては、心音・呼吸検出センサ20によって検出され分離された心音波形のみを個人認証手段として用い、或は、呼吸波形のみを個人認証手段として用い、または、両方の波形により個人認証を行うように構成することができる。
また、本発明において、上記心音波形や呼吸波形の比較は、公知の一般的な比較法を応用して適用することができる。例えば、上記心音波形や呼吸波形の比較法として、図5に示すように、1音と2音とで構成される心音を、1音と2音の振幅比(AとB)を比較したり、時間幅を比較することで同一波形であるかの比較をすることができる。また、1音と2音に含まれる波形の特徴点aを抽出して比較してもよい。さらに、FFT(Fast Fourier Transform:フーリエ変換法)を使って、心音に含まれる周波数成分を時間軸変換したデータを比較してもよい。またさらに、心音変動のうち、ゆっくりとした周期的ゆらぎ(サーカディアンリズム)を検出して比較する方法もある。
このようにして得られた心音波形信号・呼吸波形信号は、図6に示す比較回路13に送出された後、判定出力手段14へと送出される。尚、図6中、符号16は情報格納手段を示しており、該情報格納手段16は、磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク、固体メモリ、ICチップ、マイクロチップ等、公知の任意のものを使用できる。
上記比較回路13は、出力手段12からの検出された心音波形及び/又は呼吸波形と上記情報格納手段16に予め登録されている本人の心音波形及び/又は呼吸波形パターンとを比較し、これを判定した結果を判定出力手段14へと送る。
判定出力手段14では、出力手段12からの検出された心音波形及び/又は呼吸波形と上記情報格納手段16に予め登録されている本人の心音波形及び/又は呼吸波形パターンとが一致した場合と不一致の場合の情報を、当該個人情報が必要な機器類へと送り、該機器類は、それぞれの判定に基づく必要な処理を行うことで、個人認証作業が終了する。
このように、各種装置や各種器具或は各種システムの情報格納手段に、本人の心音波形及び/又は呼吸波形パターンを記録しておくことにより、個人認証が必要なときに、この記録された心音波形及び/又は呼吸波形パターンと、リアルタイムに検出される心音波形及び/又は呼吸波形とを比較し照合することで、個人認証を簡単なシステムであっても、極めて高精度に判別し実施することができる。
このように構成されてなる心音・呼吸検出センサ20を備えた波形検出装置は、例えば、図9に示すように、コンピュータに接続されたマウスMに組み込み、このマウスMに組み込まれた心音・呼吸検出センサ20で検出される心音波形及び/又は呼吸波形を、コンピュータ本体(図示せず)側に登録されている本人の心音波形及び/又は呼吸波形パターンと比較し、これが一致した場合にのみ、当該コンピュータを使用することができ、一致しなかった場合には、当該コンピュータの電源を自動的にOFFして、特定の方法により再起動しなければ、当該コンピュータを使用することができないように構成することができる。そして、上記個人認証を連続的に実施し、本人がマウスMに指や手を触れ続けていなければ継続使用することができないように構成することもでき、コンピュータの使用中に、異なる心音及び/又は呼吸が検出されたときには、直ちに当該コンピュータを自動的にログオフして、その後の継続使用を強制的に禁止させることができる。勿論、この場合には、マウスMに指や手を触れ続けていなければならない、という連続性ではなく、本人が一度マウスMに触れた後、手や指を離しても、次にマウスMに触れたときの人物が、本人であればよい、という連続性も含まれる。
また、上記心音・呼吸検出センサ20の配設部位は、上記マウスMに限定されるものではなく、他の入力手段、例えば、キーボードの各キィーボタン、コンピュータの手の平が接触する部位或はコンピュータ用タブレットに配設しても同様の作用効果が得られる。
さらに、この発明にあっては、前記個人認証処理を、本人の身体が前記心音・呼吸検出センサ20に触れている間に2回以上実施されるように構成し、心音波形及び/又は呼吸波形パターンが継続して検出され個人認証が2回以上連続しなければ、同一人による使用とは認められないように構成することもでき、その後の当該コンピュータの使用を阻止する等の不正使用対策を講じることが可能となる。
勿論、上記個人認証作業を、前記心音・呼吸検出センサ20が連続して複数回検出し、これら検出された心音波形及び/又は呼吸波形パターンと登録心音波形及び/又は呼吸波形パターンとを、任意のタイミングで2回以上比較して判別するように構成してもよい。この場合には、個人認証のタイミングが任意で予測不能であるため、より確実に不正使用を防止することができる。尚、この実施例において「任意」とは、「一定時間毎」以外の全てのタイミングをいい、不規則なタイミングが連続する場合や、アトランダムなタイミングの個人認証が連続する場合等も含むものとする。
また、この実施例において、上記認定作業は、前記心音・呼吸検出センサ20が連続して検出した心音波形及び/又は呼吸波形と登録心音波形及び/又は呼吸波形パターンとを、一定時間毎(例えば、心臓の脈動間隔毎)に複数回比較し判別するように構成してもよい。
この実施例に係る心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システムは、以上説明したように、心音・呼吸検出センサ20で検出された心音波波形及び/又は呼吸形パターンと登録心音波形及び/又は呼吸波形パターンとが一致したときに、同一人であることを認証するように構成したので、意思ではコントロールが不可能な自律作用による心臓の脈動によって発生する心音と完全には自律作用ではない呼吸を利用し、該心音波形及び/又は呼吸波形は個人によって異なる波形パターンを有しているので、これを比較判別することで確実に個人認証を行なうことができ、しかも、この心音波形及び/又は呼吸波形パターンによる認証は、物を携帯する必要がなく、本人であることを証明する情報を記憶する必要もなく、また、盗まれる心配がなく、紛失しない、盗まれない、忘れない、偽造・変造されないといった効果を有する。
また、一度本人認証がなされた後であっても、その後の各種装置、各種器具或は各種システムの使用継続の認否を連続して行なうことで、これらの不正使用を従来の個人認証とは比較にならないレベルで阻止することができる。
さらに、この発明にあっては、前記心音・呼吸検出センサ20よって検出された本人の心音波形及び/又は呼吸波形をデータとして逐一記録して保存し、該記録データを解析する学習機能手段を設けることで、本人の健康状態や体調の変化によって心音波形及び/又は呼吸波形パターンが変化しても、逐一これを自動的に書換えて更新させることで、年をとる度に少しづつ心音波形及び/又は呼吸波形が変化したとしても、本人認証システムを変更することなく正確に判別することができ、しかも、認証速度を向上させることができる。勿論、本システムを用いることで、社員や家族等の健康管理も、個人に知られること無く行うことも可能となる。
尚、上記実施例では、前記心音・呼吸検出センサ20をコンピュータのマウスM等に配設した場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、例えば、携帯電話、携帯端末、コピー機、ファクシミリ機、プリンター、照明器具、電化製品の身体接触部位に配設することもできる。
また、上記心音・呼吸検出センサ20は、建物のドアノブに配設して構成したので、本人がドアノブを握持し、本人(心音波形及び/又は呼吸波形パターンが登録されている者)であることが認証された場合にのみ、ドアノブを開錠方向に可動可能とし、或は、ロック装置が開錠動作するように構成することができる。
さらに、上記心音・呼吸検出センサ20は、電車、自動車、大型建設機械、耕耘機、航空機、船舶、自転車、自動二輪車のギアシャフト、ハンドルその他の身体接触部位に配設することができ、本人(心音波形及び/又は呼吸波形パターンを登録している者)しか当該車両等を運転操作することができなくなり、登録された心音波形及び/又は呼吸波形パターン以外の心音が検出された場合には、当該車両等の電源を自動的にOFFして特定の方法でなければ再起動できないように構成したり、ハンドル等がロックされるように構成することができ、当該車両等の盗難防止及び不正使用を確実に防止することができる。
さらにまた、上記心音・呼吸検出センサ20は、テレビやエアコン、車両ドア開閉用等の無線式リモコンに配設することができ、本人以外の第三者が操作キィに触れても、登録された心音波形及び/又は呼吸波形パターンと同じ心音及び/又は呼吸が検出され認証された本人のみが正常に信号を発信することができ、もし、異なる心音及び/又は呼吸が検出された場合には、当該操作キィから制御のための信号が発信されず、他人がこれを盗んで使用しても、当該各種機器・器具・システムの作動をコントロールすることができず、これらの不正使用を確実に防止することができる。
尚、上記実施例では、心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証を、バイオメトリクスの中の「心音波形及び/又は呼吸波形パターン」で実施する場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、従来の暗証番号による個人認証、パスワードによる個人認証、指紋や声紋又は虹彩或は顔、署名、指静脈パターン、心電図による心電図波形データのいずれかを利用した生物学的特徴に基づくバイオメトリクスを利用した個人認証システムと組み合わせることで、既存の個人認証システムを廃止することなく本個人認証システムとハイブリット化させることができ、この場合には、既存システムのインフラを活用することができるので、本個人認証システムを少ない設備投資で汎用させることができる。
また、この発明にあっては、前記波形検出装置10によって検出された本人の心音波形及び/又は呼吸波形パターンピッチが、登録されている心音波形及び/又は呼吸波形パターンピッチと異なるほどに本人が極度に緊張していたり興奮しているときには、本人の心音波形及び/又は呼吸波形パターンであっても、その波形パターンのピッチが平常心のときの心音波形及び/又は呼吸波形パターンのピッチよりも短くなることから、当該個人認証作業を一度中断又は中止し、その旨を警告或は警告音で本人に告知して再度、最初から個人認証を行わしめ、或は、該状態を警察や契約警備会社等の第三者に通報することで、脅迫等による不正使用を未然に防止することができるように構成してもよい。
本発明に係る心音波形 パターンを利用した個人認証システムを実現するために用いられる波形検出装置のセンサ部の一構成例を示す一部断面平面図である。 図1に示した心音検出センサの図1A−A線に沿う断面図である。 図1に示した心音検出センサの図1B−B線に沿う断面図である。 波形検出装置の構成例を示すブロック図である。 波形検出装置の構成例を示すブロック図である。 心音波形を示す波形図である。 呼吸波形および心音波形の検出例である。 波形検出装置の基本的構成を示すブロック図である。 波形検出装置をコンピュータのマウスに配設した場合の断面図である。

Claims (2)

  1. 心音波形及び/又は呼吸の波形パターンを検出する波形検出手段と、この波形検出手段で検出された心音波形パターン及び/又は呼吸波形パターンと予め登録されている登録心音波形パターン及び/又は呼吸波形パターンとを比較し判別する手段と、を有して個人認証装置を構成し、上記波形検出手段は、内部に発泡性樹脂並びに空気が封入されたエアーパッドと、該エアーパッド内の空気圧の変化を検知する圧電センサと、備えて構成し、前記圧電センサのエアーパッド側に形成された室内の空気圧は封入され、他側は大気に開放し、上記空気封入室側と大気開放側とで圧力差が形成されるように構成し、該波形検出手段で検出された波形パターンと登録波形パターンとが一致したときに、同一人であることを認証することを特徴とする心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システム。
  2. 前記エアーパッドの身体接触面の反対側面には、板材を配設し、該板材は、一方向に厚さ寸法が減少する楔状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システム。
JP2005512197A 2003-12-17 2003-12-17 心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システム Expired - Lifetime JP4257538B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2003/016185 WO2005058160A1 (ja) 2003-12-17 2003-12-17 心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2005058160A1 JPWO2005058160A1 (ja) 2007-08-23
JP4257538B2 true JP4257538B2 (ja) 2009-04-22

Family

ID=34685700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005512197A Expired - Lifetime JP4257538B2 (ja) 2003-12-17 2003-12-17 心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060293606A1 (ja)
JP (1) JP4257538B2 (ja)
AU (1) AU2003289401A1 (ja)
WO (1) WO2005058160A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9594892B2 (en) 2014-08-26 2017-03-14 Samsung Electronics Co., Ltd. User authentication method and apparatus based on electrocardiogram (ECG) signal
US10572637B2 (en) 2014-09-01 2020-02-25 Samsung Electronics Co., Ltd. User authentication method and apparatus based on electrocardiogram (ECG) signal

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9100493B1 (en) * 2011-07-18 2015-08-04 Andrew H B Zhou Wearable personal digital device for facilitating mobile device payments and personal use
US20060142648A1 (en) * 2003-01-07 2006-06-29 Triage Data Networks Wireless, internet-based, medical diagnostic system
US7066890B1 (en) * 2005-08-31 2006-06-27 Lam Phillip L Combined computer mouse and blood pressure sphygmomanometer
EP1986548B1 (en) 2006-02-15 2013-01-02 Hologic, Inc. Breast biopsy and needle localization using tomosynthesis systems
US8920343B2 (en) 2006-03-23 2014-12-30 Michael Edward Sabatino Apparatus for acquiring and processing of physiological auditory signals
JP4406460B2 (ja) * 2008-02-27 2010-01-27 東海電子株式会社 呼気アルコール測定装置
KR20100086161A (ko) * 2009-01-22 2010-07-30 주식회사 팬택 바람 인식을 통한 동작 제어 장치 및 방법
US20120022392A1 (en) * 2010-07-22 2012-01-26 Washington University In St. Louis Correlating Frequency Signatures To Cognitive Processes
US8786698B2 (en) 2010-09-23 2014-07-22 Sony Computer Entertainment Inc. Blow tracking user interface system and method
US8638364B2 (en) * 2010-09-23 2014-01-28 Sony Computer Entertainment Inc. User interface system and method using thermal imaging
PT106102B (pt) * 2012-01-19 2014-08-11 Inst Superior Técnico Dispositivo e método para reconhecimento biométrico contínuo baseado em sinais eletrocardiográficos
AR091741A1 (es) 2012-07-13 2015-02-25 Sicpa Holding Sa Metodo para autenticar un reloj
CN104471492B (zh) * 2012-07-13 2017-08-08 锡克拜控股有限公司 鉴定计时器的方法和系统
AR091742A1 (es) * 2012-07-13 2015-02-25 Sicpa Holding Sa Metodo para autenticar un reloj
KR101369754B1 (ko) 2012-11-16 2014-03-06 서울대학교산학협력단 심탄도를 이용한 개인인증 시스템 및 방법
TW201525625A (zh) 2013-08-23 2015-07-01 Sicpa Holding Sa 用於使用一石英振盪器驗證的方法及系統
JP6453060B2 (ja) * 2014-11-26 2019-01-16 日本電信電話株式会社 健康情報管理システム及び健康情報管理方法
US20160147986A1 (en) * 2014-11-26 2016-05-26 Intel Corporation Energy harvesting wearable authentication
KR102299819B1 (ko) 2014-12-30 2021-09-08 삼성전자주식회사 생체 신호를 이용한 사용자 인증 방법 및 장치
CN114545355A (zh) * 2015-04-20 2022-05-27 瑞思迈传感器技术有限公司 由特征信号对人类的检测和识别
DE102015109442A1 (de) * 2015-06-12 2016-12-15 Peter Dörner Human- oder veterinärdiagnostischer Körperschallaufnehmer
KR102466995B1 (ko) * 2015-12-21 2022-11-14 삼성전자주식회사 사용자 인증 장치 및 방법
US10130307B2 (en) 2016-01-06 2018-11-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Electrocardiogram (ECG) authentication method and apparatus
JPWO2018074576A1 (ja) * 2016-10-21 2019-08-29 Wvs株式会社 生体情報監視装置及びシステム
JP6818878B2 (ja) * 2017-04-27 2021-01-20 マクセル株式会社 生体認証装置、生体認証システム、及び携帯端末
US11597470B2 (en) 2018-07-09 2023-03-07 Shimano Inc. Human-powered vehicle component, mobile electronic device, and equipment for human-powered vehicle
US11527981B2 (en) 2018-07-09 2022-12-13 Shimano Inc. Human-powered vehicle control device, electronic device, and human-powered vehicle control system
US11731723B2 (en) 2018-07-09 2023-08-22 Shimano Inc. Rider recognition device for human-powered vehicle and control system of human-powered vehicle
US11527980B2 (en) 2018-07-09 2022-12-13 Shimano Inc. Electronic device and human-powered vehicle system
US11968202B2 (en) 2019-05-24 2024-04-23 AVAST Software s.r.o. Secure authentication in adverse environments

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2048485B (en) * 1979-05-11 1984-01-11 Pye Electronic Prod Ltd Detecting changes in body shape
JPH0632746B2 (ja) * 1985-05-20 1994-05-02 シャープ株式会社 洗濯機の水位検知装置
JPH01274027A (ja) * 1988-04-27 1989-11-01 Teijin Ltd 圧力計,呼吸検出器並びに呼吸同調式酸素供給装置
JPH0832261B2 (ja) * 1988-06-10 1996-03-29 三菱電機株式会社 精神緊張度モニター
US5853005A (en) * 1996-05-02 1998-12-29 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Acoustic monitoring system
JPH1048197A (ja) * 1996-08-05 1998-02-20 Toray Eng Co Ltd 魚類を使った水質監視方法および装置
JP2000148985A (ja) * 1998-11-17 2000-05-30 Hitachi Ltd 個人認証システム
JP2001000422A (ja) * 1999-06-24 2001-01-09 Fuji Xerox Co Ltd 生体識別装置
JP2001167280A (ja) * 1999-12-13 2001-06-22 Masahiko Okuno 指紋識別装置、方法および指紋識別プログラムを記録した記録媒体
US7441123B2 (en) * 2001-03-23 2008-10-21 Ensign Holdings Method and apparatus for characterizing and estimating the parameters of histological and physiological biometric markers for authentication
JP2003323412A (ja) * 2002-04-26 2003-11-14 Ntt Docomo Inc 個人認証方法、個人認証装置およびクライアントサーバ型の個人認証システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9594892B2 (en) 2014-08-26 2017-03-14 Samsung Electronics Co., Ltd. User authentication method and apparatus based on electrocardiogram (ECG) signal
US10572637B2 (en) 2014-09-01 2020-02-25 Samsung Electronics Co., Ltd. User authentication method and apparatus based on electrocardiogram (ECG) signal

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005058160A1 (ja) 2005-06-30
JPWO2005058160A1 (ja) 2007-08-23
US20060293606A1 (en) 2006-12-28
AU2003289401A1 (en) 2005-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4257538B2 (ja) 心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システム
Muaaz et al. Smartphone-based gait recognition: From authentication to imitation
Zheng et al. You are how you touch: User verification on smartphones via tapping behaviors
Wang et al. Unlock with your heart: Heartbeat-based authentication on commercial mobile phones
Abdeldayem et al. A novel approach for ECG-based human identification using spectral correlation and deep learning
US20190133474A1 (en) Biometric identification by garments having a plurality of sensors
US9030294B2 (en) Systems and methods for collecting biometrically verified actigraphy data
US9832206B2 (en) System, method and authorization device for biometric access control to digital devices
CA2835460C (en) System and method for enabling continuous or instantaneous identity recognition based on physiological biometric signals
JP2006346221A (ja) 個人認証方法及び装置
Huang et al. BreathLive: Liveness detection for heart sound authentication with deep breathing
Chauhan et al. A survey of emerging biometric modalities
US8230496B2 (en) Method for improving security of the security token and apparatus therefor
Wang et al. Toothsonic: Earable authentication via acoustic toothprint
Ghazali et al. Security, comfort, healthcare, and energy saving: A review on biometric factors for smart home environment
Shrestha et al. ZEMFA: zero-effort multi-factor authentication based on multi-modal gait biometrics
Martinovic et al. Pulse-response: Exploring human body impedance for biometric recognition
Derawi Smartphones and biometrics: Gait and activity recognition
Liu et al. Mandipass: Secure and usable user authentication via earphone imu
Huang et al. NF-heart: A near-field non-contact continuous user authentication system via ballistocardiogram
Gupta et al. Fighting coercion attacks in key generation using skin conductance
Ivanciu et al. A review of ECG based biometric systems
Alotaiby et al. Recurrence quantification analysis for ppg/ecg-based subject authentication
Azam et al. Time variability analysis of photoplethysmogram biometric identification system
Yang et al. EchoLock: Towards low effort mobile user identification

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4257538

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130213

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130213

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140213

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term