JP4256612B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、遊技制御手段から演出制御手段に送信されたコマンドのエラーを修復することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機では、遊技制御手段から演出制御手段にコマンドを送信していたが、送信中に静電ノイズ等の影響により、コマンドにエラーが発生することがあった。
エラーが発生すると、その旨を、受信側の演出制御手段に接続された液晶に表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のようにエラー表示を行うと、遊技者が遊技を中断されて不快な思いをしたり、或いはホール側に不満を訴え、トラブルの原因になることがあるという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、遊技制御手段から演出制御手段に送信されたコマンドの一部にエラーがある場合に、残る部分から演出を特定することができるようにしたものである。
【0004】
このため、請求項1に記載の発明によれば、特定された演出を実行することができるので、コマンドのエラーによる遊技の中断を回避することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第一に、遊技機(例えばパチンコ機10)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
【0007】
(1)遊技制御手段(100)
遊技制御手段(100)は、遊技を制御するためのものである。
(2)演出制御手段(200)
演出制御手段(200)は、遊技制御手段(100)から送信されるコマンドにもとづいて、複数種類の演出を制御するためのものである。
【0008】
第二に、演出制御手段(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(3)エラー判定手段(240)
エラー判定手段(240)は、遊技制御手段(100)から送信された前記コマンドを解析し、予め設定されたエラー判定基準に照合し、当該コマンドにエラーがあるか否かを判定するためのものである。
【0009】
(4)エラー修復手段(250)
エラー修復手段(250)は、エラー判定手段(240)によりエラーと判定された場合には、当該コマンドのエラーを修復するためのものである。
(5)演出実行手段(270)
演出実行手段(270)は、エラー判定手段(240)によりエラーが無いと判定された正規コマンド、並びにエラー修復手段(250)により修復された修復コマンドに対応する演出を実行するためのものである。
【0010】
第三に、コマンドは、例えば後述する表1〜4に示すように、識別番号と、識別番号と異なる動作番号とから構成されている。
第四に、コマンドは、例えば後述する表1及び表3に示すように、識別番号と動作番号とを合わせてコマンド全体として、実行すべき演出に対応付けられている。
【0011】
第五に、コマンドは、識別番号と動作番号との論理和が一定の数値となるように設定されている。
第六に、エラー判定手段 (240) は、遊技制御手段 (100) から送信された前記コマンドを、識別番号と動作番号とに分解し、分解した識別番号と動作番号との論理和をとり、当該論理和が一定の数値に一致する場合にエラーが無いものと判定し、論理和が一定の数値に一致しない場合にエラーが有るものと判定する。
【0012】
第七に、エラー修復手段 (250) は、エラー判定手段 (240) によりエラーが有るものと判定された場合に、識別番号と動作番号とに対応するコマンドが有るか否かをそれぞれ判定し、識別番号と動作番号とのうち、対応するコマンドが有る場合に、エラーの無い番号とし、対応するコマンドが無い場合に、エラーの有る番号とし、一定の数値と、エラーの無い番号との排他的論理和をとり、当該演算値をエラーの有る番号とし、エラーの無い番号と演算値とを組み合わせて修復コマンドとしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
(図面の説明)
図1は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、パチンコ機の概略ブロック図を示すものである。
(パチンコ機10)
図中、10は、遊技機としての一例としてのパチンコ機を示すものである。
【0014】
なお、遊技機は、パチンコ機10に限定されず、スロットマシン等でも良い。
上記パチンコ機10は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)遊技制御手段100
(2)演出制御手段200
なお、パチンコ機10の手段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(遊技制御手段100)
遊技制御手段100は、遊技を制御するためのものである。
【0015】
具体的には、遊技制御手段100は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備える。
なお、遊技制御手段100のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
【0016】
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、FD、CD−ROM、MO、DVD等でも良い。
(遊技制御手段100の入力段)
遊技制御手段100の入力段には、図1に示すように、次の手段が接続されている。
【0017】
なお、遊技制御手段100の入力段に接続される手段は、次の(1)に限定されない。
(1)入賞球検出手段20
入賞球検出手段20は、遊技球の各種の入賞を検出するためのものである。
(遊技制御手段100の出力段)
遊技制御手段100の出力段には、図1に示すように、次の装置やポートがそれぞれ接続されている。
【0018】
なお、遊技制御手段100の出力段に接続される装置やポートは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)変動入賞装置30
変動入賞装置30は、入賞球検出手段20に検出された遊技球の入賞状態に応じて、遊技球の受け入れ状態を、遊技者に有利な状態と、遊技者に不利な状態とに変動可能にしたものである。
【0019】
(2)賞球払出装置40
賞球払出装置40は、入賞球検出手段20に検出された遊技球の入賞状態に応じて、所定枚数の賞球を払い出すためのものである。
(3)出力ポート50
出力ポート50は、演出制御手段200において演出を実行させるためのコマンドを一方向で送信するためのものである。
(演出制御手段200)
演出制御手段200は、遊技制御手段100から送信されるコマンドにもとづいて、複数種類の演出を制御するためのものである。
【0020】
具体的には、演出制御手段200は、遊技制御手段100と同様に、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備える。
なお、演出制御手段200のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
【0021】
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、FD、CD−ROM、MO、DVD等でも良い。
上記CPUは、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
(1)入力信号読込手段210
(2)入力チェック手段220
(3)コマンド識別手段230
(4)エラー判定手段240
(5)エラー修復手段250
(6)コマンド無効手段260
(7)演出実行手段270
なお、演出制御手段200の手段は、上記した(1)〜(7)に限定されない。
(演出制御手段200の入力段)
演出制御手段200の入力段には、図1に示すように、次のポートが接続されている。
【0022】
なお、演出制御手段200の入力段に接続されるポートは、次の(1)に限定されない。
(1)入力ポート60
入力ポート60は、遊技制御手段100から送信されるコマンドを入力するためのものである。
【0023】
具体的には、図1に示すように、遊技制御手段100の出力ポート50に接続されている。
(演出制御手段200の出力段)
演出制御手段200の出力段には、図1に示すように、次の装置が接続されている。
【0024】
(1)演出実行装置70
なお、演出制御手段200の出力段に接続される装置は、上記した(1)に限定されない。
(演出実行装置70)
演出実行装置70は、例えば視覚的や聴覚的に演出を実行するためのものである。
【0025】
具体的には、演出実行装置70は、図1に示すように、次の装置やパーツを備える。なお、演出実行装置70の装置やパーツは、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)演出表示装置71
演出表示装置71は、後述するが、演出実行手段270により実行される演出を表示するためのものである。
【0026】
(2)スピーカ72
スピーカ72は、後述するが、演出実行手段270により実行される演出を音声的に出力するためのものであり、具体的には、各種の効果音を発生させる。
(コマンドの種類)
コマンドは、大別すると、次のコマンドを含む。
【0027】
(1)図柄コマンド
(2)画像コマンド
なお、コマンドの種類は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(図柄コマンド)
図柄コマンドは、演出表示装置71に、図柄を表示させるためのものである。
【0028】
図柄は、図示しないが、例えば左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄の3種類の特別図柄から構成されている。
なお、図柄の種類は、左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄の3種類の特別図柄に限定されない。上記3種類の各特別図柄には、例えば「1」〜「0」迄の数字を表示する。
【0029】
なお、各特別図柄は、「1」〜「0」迄の数字に限定されない。具体的には、図柄コマンドは、次の表1に示すように、複数のビット列、例えば8ビット・プラス・8ビットのデータから構成されている。
なお、図柄コマンドのビット列は、8ビット・プラス・8ビットに限定されない。
【0030】
【表1】
Figure 0004256612
【0031】
図柄コマンドは、前掲の表1に示すように、大別すると、次の二つの番号より構成されている。
(1)識別番号
(2)動作番号
なお、図柄コマンドの構成は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(識別番号)
識別番号は、図柄コマンドを識別するためのものである。
【0032】
具体的には、識別番号は、次の表2に示すように、複数のビット列、例えば8ビットのデータから構成されている。
【0033】
【表2】
Figure 0004256612
【0034】
一方、識別番号は、そのビットデータの一部をマスクしている。具体的には、8ビットの識別番号は、前掲の表2に示すように、上位4ビットのデータと、下位4ビットのデータとから構成されている。そして。下位4ビットのデータを、マスクして、「0000」としている。
(動作番号)
動作番号は、図柄コマンドの動作を示すためのものである。
【0035】
具体的には、動作番号は、前掲の表2に示すように、識別番号と同様に、複数のビット列、例えば8ビットのデータから構成されている。
具体的には、8ビットの動作番号は、前掲の表2に示すように、上位4ビットのデータと、下位4ビットのデータとから構成されている。そして。下位4ビットのデータは、特別図柄に表示する数字を示している。例えば、動作番号の下位4ビットが、「0000」の場合には、特別図柄に数字の「1」を表示し、「0001」の場合には、特別図柄に数字の「2」を表示するようにしている。
(画像コマンド)
画像コマンドは、例えば数字等の図柄以外の画像を、演出表示装置71に表示させるためのものである。
【0036】
上記画像としては、例えば、次の表3に例示するように「初期画面」や各種の「デモ画面」を表示している。
【0037】
【表3】
Figure 0004256612
【0038】
具体的には、画像コマンドは、前掲の表3に示すように、図柄コマンドと同様に、複数のビット列、例えば8ビット・プラス・8ビットのデータから構成されている。
なお、画像コマンドのビット列は、8ビット・プラス・8ビットに限定されない。
【0039】
画像コマンドは、前掲の表3に示すように、図柄コマンドと同様に、大別すると、次の二つの番号より構成されている。
(1)識別番号
(2)動作番号
なお、画像コマンドの構成は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(識別番号)
識別番号は、図柄コマンドの識別番号と同様に、画像コマンドを識別するためのものである。
【0040】
具体的には、識別番号は、次の表4に示すように、図柄コマンドの識別番号と同様に、複数のビット列、例えば8ビットのデータから構成されている。
【0041】
【表4】
Figure 0004256612
【0042】
すなわち、8ビットの識別番号は、前掲の表4に示すように、上位4ビットのデータと、下位4ビットのデータとから構成されている。
(動作番号)
動作番号は、図柄コマンドの識別番号と同様に、画像コマンドの動作を示すためのものである。
【0043】
具体的には、動作番号は、前掲の表4に示すように、識別番号と同様に、複数のビット列、例えば8ビットのデータから構成されている。
具体的には、8ビットの動作番号は、前掲の表4に示すように、上位4ビットのデータと、下位4ビットのデータとから構成されている。
動作番号は、識別番号と論理演算、例えば論理和が一定の数値、例えば「FF」H(16進数)となるように設定されている。
【0044】
なお、論理演算は、論理和に限定されない。また、一定の数値も、「FF」Hに限定されない。
例えば、前掲の表3及び表4に示すように、「初期画面設定」の画像コマンドの識別番号は、「E1」H(二進数「1110 0001」)で、動作番号は「1E」H(二進数「0001 1110」)であり、次の計算式1に示すように、両番号の論理和をとると、「FF」H(二進数「1111 1111」)となる。
(計算式1)
識別番号E1H(1110 0001)+動作番号1EH(0001 1110)
=FFH(1111 1111)
(入力信号読込手段210)
入力信号読込手段210は、入力ポート60に入力された入力信号を読み込むためのものである。
(入力チェック手段220)
入力チェック手段220は、入力信号読込手段210により入力ポート60から入力信号を複数回、例えば3回読み込んで、入力ポート60の状態をチェックするためのものである。
【0045】
その結果、入力信号を複数回、チェックすることで、入力ポート60のチャタリングを除去することができる。
なお、読込回数は、3回に限定されず、2回、或いは4回以上でも良い。
具体的には、入力チェック手段220は、入力ポート60から入力信号を3回読み込んでRAM等に一旦、格納する。その後、RAM等に格納された3個の入力信号を比較し、2個以上の入力信号が一致する場合には、当該入力信号を確定する。
【0046】
これに対し、3個の入力信号が全て異なる場合には、当該入力信号を無効とする。
なお、3個の入力信号のうち、2個以上の入力信号の一致を条件としたが、完全一致を条件としても良い。
(コマンド識別手段230)
コマンド識別手段230は、遊技制御手段100から送信されたコマンドを解析し、図柄コマンドと画像コマンドとを識別するためのものである。
(エラー判定手段240)
エラー判定手段240は、遊技制御手段100から送信されたコマンドを解析し、予め設定されたエラー判定基準に照合し、当該コマンドにエラーがあるか否かを判定するためのものである。
【0047】
なお、エラー判定手段240は、2種類のコマンドのうち、画像コマンドについてエラー判定を実行しているが、図柄コマンドについてもエラー判定を実行しても良い。
上記画像コマンドのエラー判定基準は、識別番号と動作番号との論理演算、例えば論理和を実行することにより判定している。
【0048】
なお、論理演算は、論理和に限定されない。
すなわち、識別番号と動作番号との論理和をとり、その演算結果が、一定の数値、例えば「FF」H(16進数)に一致する場合には、エラーが無いものと判定している。
なお、一定の数値は、「FF」Hに限定されない。
【0049】
これに対し、演算結果が、一定の数値、例えば「FF」H(16進数)と相違する場合には、エラーが有るものと判定している。
(エラー修復手段250)
エラー修復手段250は、エラー判定手段240によりエラーと判定された場合には、当該コマンドのエラーを修復するためのものである。
【0050】
なお、エラー修復手段250は、2種類のコマンドのうち、画像コマンドについてエラーを修復しているが、図柄コマンドについても、当該コマンドがエラーと判定された場合には、エラーを修復しても良い。
(コマンド無効手段260)
コマンド無効手段260は、エラー修復手段250によりコマンドを修復できない場合には、当該コマンドを無効とするためのものである。
【0051】
なお、コマンド無効手段260は、2種類のコマンドのうち、画像コマンドを無効としているが、図柄コマンドについても、当該コマンドを修復できない場合には無効としても良い。
(演出実行手段270)
演出実行手段270は、エラー判定手段240によりエラーが無いと判定された正規コマンド、並びにエラー修復手段250により修復された修復コマンドに対応する演出を実行するためのものである。
【0052】
なお、演出実行手段270は、2種類のコマンドのうち、画像コマンドに限らず、図柄コマンドについても同様に、対応する演出を実行している。
(説明)
つぎに、上記した構成を備えるパチンコ機10の動作について、以下に説明する。
【0053】
まず、エラー判定手段240は、入力ポート60から読み込んだコマンドのエラー判定を実行する。
(エラーの無い例)
例えば、入力ポート60から読み込んだコマンドの識別番号が、「E1」H(二進数「1110 0001」)で、動作番号が「1E」H(二進数「0001 1110」)の場合には、次の計算式2に示すように、両番号の論理和をとると、「FF」H(二進数「1111 1111」)となり、エラー判定手段240は、エラーが無いものと判定する。
(計算式2)
識別番号E1H(1110 0001)+動作番号1EH(0001 1110)
=FFH(1111 1111)
つぎに、エラーの無い識別番号(E1H(1110 0001))と、同様にエラーの無い動作番号(1EH(0001 1110))とを、前掲の表3に照合し、演出実行手段270は、コマンドに対応する演出を読み込む。
【0054】
その結果、識別番号(E1H(1110 0001))及び動作番号(1EH(00011110))は、前掲の表3の「初期画面設定」に対応するので、演出実行手段270は、演出実行装置70の演出表示装置71に「初期画面」を表示させる。
(エラーの有る例)
これに対し、チャタリング等の影響により、識別番号の二進数「1110 0001」の0ビットが、反転してしまった場合には、二進数「1110 0000」に変化し、16進数では、「E0」Hに変化する。
【0055】
このため、識別番号は、「E0」H(二進数「1110 0000」)に変化し、動作番号が「1E」H(二進数「0001 1110」)の場合には、次の計算式3に示すように、両番号の論理和をとると、「FE」H(二進数「1111 1110」)となる。
(計算式3)
識別番号E0H(1110 0000)+動作番号1EH(0001 1110)
=FEH(1111 1110)
論理和が、前掲の計算式3に示すように、「FE」H(二進数「1111 1110」)であるので、エラー判定手段240は、エラーが有るものと判定する。
(エラーの修復)
エラーが有る場合には、エラー修復手段250により修復される。
【0056】
上記識別番号(E0H(1110 0000))は、表3及び表4を参照すると、対応するコマンドが無く、エラーで有ることがわかる。
これに対し、動作番号(1EH(0001 1110))は、表3及び表4を参照すると、「初期画面設定」に対応し、エラーが無いことがわかる。
このため、論理和の一定の数値(FFH(16進数))と、エラーが無い動作番号(1EH(0001 1110))との論理演算、例えば排他的倫理和(XOR)をとることで、識別番号を修復することができる。
(計算式4)
FFH(1111 1111) XOR 動作番号1EH(0001 1110)
=識別番号E1H(1110 0001)
すなわち、上記計算式(4)より求めた識別番号(E1H(1110 0001))と、エラーが無い動作番号(1EH(0001 1110))とを組み合わせて、修復コマンド(E1H、1EH)とする。
【0057】
上記修復コマンド(E1H、1EH)は、前掲の表3の「初期画面設定」に対応するので、演出実行手段270は、演出実行装置70の演出表示装置71に「初期画面」を表示させる。
【0058】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0059】
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、遊技制御手段から演出制御手段に送信されたコマンドの一部にエラーがある場合に、残る部分から演出を特定することができる。
このため、請求項1に記載の発明によれば、特定された演出を実行することができるので、コマンドのエラーによる遊技の中断を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ機の概略ブロック図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機 20 入賞球検出手段
30 変動入賞装置 40 賞球払出装置
50 出力ポート 60 入力ポート
70 演出実行装置 71 演出表示装置
72 スピーカ 100 遊技制御手段
200 演出制御手段 210 入力信号読込手段
220 入力チェック手段 230 コマンド識別手段
240 エラー判定手段 250 エラー修復手段
260 コマンド無効手段 270 演出実行手段

Claims (1)

  1. 遊技を制御するための遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段から送信されるコマンドにもとづいて、複数種類の演出を制御するための演出制御手段とを備える遊技機において、
    前記演出制御手段には、
    前記遊技制御手段から送信された前記コマンドを解析し、予め設定されたエラー判定基準に照合し、当該コマンドにエラーがあるか否かを判定するためのエラー判定手段と、
    前記エラー判定手段によりエラーと判定された場合には、当該コマンドのエラーを修復するためのエラー修復手段と、
    前記エラー判定手段によりエラーが無いと判定された正規コマンド、並びに前記エラー修復手段により修復された修復コマンドに対応する演出を実行するための演出実行手段とを備え、
    前記コマンドは、
    識別番号と、
    前記識別番号と異なる動作番号とから構成され、
    前記識別番号と前記動作番号とを合わせてコマンド全体として、実行すべき演出に対応付けられているばかりでなく、
    前記識別番号と前記動作番号との論理和が一定の数値となるように設定され、
    前記エラー判定手段は、
    前記遊技制御手段から送信された前記コマンドを、前記識別番号と前記動作番号とに分解し、分解した前記識別番号と前記動作番号との論理和をとり、当該論理和が前記一定の数値に一致する場合にエラーが無いものと判定し、
    前記論理和が前記一定の数値に一致しない場合にエラーが有るものと判定し、
    前記エラー修復手段は、
    前記エラー判定手段によりエラーが有るものと判定された場合に、前記識別番号と前記動作番号とに対応するコマンドが有るか否かをそれぞれ判定し、
    前記識別番号と前記動作番号とのうち、前記対応するコマンドが有る場合に、エラーの無い番号とし、
    前記対応するコマンドが無い場合に、エラーの有る番号とし、
    前記一定の数値と、前記エラーの無い番号との排他的論理和をとり、当該演算値をエラーの有る番号とし、
    前記エラーの無い番号と前記演算値とを組み合わせて修復コマンドとしていることを特徴とする遊技機。
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