JP4256069B2 - スノーボード - Google Patents
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Description
発明の属する技術分野
本発明は、一般に、ボードと、その上面上にボードの長さのほぼ3分の1の間隔を置いて取り付けられた2つのビンディング(締め具)から成るスノーボードに関する。このボードは、内方へ湾曲した両側エッジ部分を有し、両端間の中間部で最も狭くなっており、尖端部への遷移部位置する両端に向かって漸次幅が広くなっている。ボードの両尖端部は上向きに湾曲しているが、一方の尖端部の曲がりを他方の尖端部より僅かに緩やかにすることができる。
【0002】
発明の背景
現在のスノーボードは、通常、両端の尖端間にボードの滑り面である平坦なソール面(底面、単に「ソール」ともいう)を有する設計となっている。ボードの操縦性(ステアリング)を良好にするために、ボードにはエッジ(ソールの左右の縁)が付されており、プレーヤーの体重は、2つのビンディングに固定された両足の間に分配される。
【0003】
スノーボードは、アルペンスキーに関連した分野である。アルペンスキーでは、ソール面即ち滑り面の一部区域に傾斜部分を設けることは周知である。例えば、ノルウェー特許第172170号に開示されたアルペンペアスキー(対になったスキー)は、最大20cmの長さの前端部分に上向きに反り上がった滑り面を有するとともに、スチールのエッジがスキーの長手軸線から外方へ拡開している。このスキーの目的は、最少限の運動エネルギー損失で回転することである。
【0004】
PCT/NO95/00030に開示されたアルペンスキーは、20cmより長い部分に上向きに反り上がった滑り面を有するとともに、スチールのエッジがスキーの長手軸線から外方へ拡開している。このスキーの目的は、やはり、最少限の運動エネルギーの損失で回転することであるが、上記ノルウェー特許第172170号に開示されたスキーより調和のとれた設計であるという点で異なる。
【0005】
ノルウェー特許第301964号(EP748245に対応)に開示されたアルペンスキーは、平坦な第1滑り面と両側側面を有する。両側側面は、尖端部分から前方部分への遷移部を画定する第1遷移線と、本体部分から後方部分への第2遷移部を画定する第2遷移線との間にほぼ連続した内方凹入湾曲を有する。両遷移線間の下面側方エッジは、ほぼ連続した湾曲を画定する。第1滑り面の両側のソールは、第1滑り面のエッジからスキーの下面側方エッジにまで上向き湾曲の形で延長した追加の滑り面を構成する。これらの追加の滑り面は、少くとも第1及び第2遷移線からスキーの中間部の後方の横断線に向かってスキーの長手方向に延長しており、スキーの、ビンディングが取り付けられている部分では、スキーの上記横断線に沿っての幅が第1遷移線と第2遷移線との間のスキーの最小幅に等しい。前記追加の滑り面上の下面側方エッジの上向き湾曲は、前記2つの遷移線の方向にスキーの幅が増大するにつれて大きくなっている。
【0006】
上記ノルウェー特許第301964号に開示されたアルペンスキーは、アルペン競技には非常に適していることが判明しており、上記傾斜滑り面は、比較的僅かにエッジングを行ったときでも、ベース(地面又は雪面等)に食い込ませることができ、優れた回転性能と、ベースに対する優れた把持力を示す。(ここで、「エッジング」とはスキーのエッジを立てて滑ることをいい、「僅かにエッジングを行う」又は「僅かにエッジを立てる」とは、小さい角度でエッジを立てることをいう。)
【0007】
本発明は、上記ノルウェー特許第301964号に記載されたアルペンスキーの開発に基づいている。スキーもスノーボードもアルペン地形において滑降(ダウンヒル)スキー及び回転に用いられるものであるとしても、両者の間には大きな相異がある。その相異は、それらの2つの運動具(スキーとスノーボード)の設計上の相異と、それらの運動具の操作態様の相異に起因している。スキーの場合は、スキーヤーの体重は、片足づつを1つのスキーの中央部のビンディングに固定した状態で分配され、スキーは、その全長の少くとも大部分が細長く、比較的幅狭であり、中央部に圧力荷重をかけられると、ベースに対していろいろなな異なる位置をとることができる。これに対してスノーボードの場合は、プレーヤーは、両足を相当に幅の広いボード上に横断した位置に載せて身体全体の動きと、体重をボードの全部と後部の間に分配することによってボードを操る。ボードは、スキーより比較的幅広で短く、体重の分配も異なるので、スキーより高い剛性を有するばかりでなく、操縦される態様も異なる。
【0008】
発明の概要
本発明においては、上記ノルウェー特許第301964号に基づいてスキーに関して開発された幾つかの原理を異なる態様でスノーボードの開発に用いることができ、それによってスノーボードの操作性に顕著な改善をもたらすことができることが見出された。
従って、これに基づいて、本発明の目的は、改良されたスノーボードを提供するすることである。この目的は、請求項に記載された特徴を有するスノーボードによって達成される。
【0009】
本発明によるスノーボードは、特に、スノーボードの第2側方区域をねじる(らせん状に湾曲させる)ことを要件とするという点で上述した従来のスキーの構造とは異なる。ここで、「ねじる」とは、ボードの横断方向でみた、ベースに対する第2側方区域のねじれ角度をボードの中央部分から尖端の前方区域にまでほとんど増大させることをいう。
【0010】
力学的観点からみると、スノーボードは、上述したように、設計と使用態様の両方の理由から多くの点でスキーとは異なる。若干の内方(凹入)湾曲を有するスキーは、エッジを立てると、前部及び後部の尖端が上向きにねじられる。なぜなら、スキーヤーは足をスキーの中央部に押圧力を加えていることと、ベースからの反力とによってスキーがねじられるからである。又、スキーのソールはその中央部より前部と後部の方が雪面に対してより平らに接触しているために、スキーの前部と後部の雪面への食い込みを軽減する。
【0011】
スキーとは異なり、スノーボードのプレーヤーは、その両足を両端の尖端からそれほど離れていないところに載せて立つので、相対的にも絶対的にも、スノーボードのねじりモーメントの長さは、スキーのそれより短い。従って、スノーボードをねじるのはスキーに比べて容易ではない。従って、スノーボードには製造段階で力学的に適正な形状を付与することが必須要件である。それは、本発明によれば、スノーボードに特有の寸法と、スキーに関連して用いられる特定の選択された特徴とを組み合わせることによって達成される。なぜなら、これらの選択された特徴が、スノーボードに最適の力学的適合(改変)を与えるからである。スキーから知ることができた特徴を別の製品、即ちスノーボードの改良に利用することを可能にするのは、本出願の請求項に規定された特徴の組み合わせである。
【0012】
上述したように、スキーとスノーボードとの間には基本的な相異がある。本発明においては、ねじり表面の設計に関してスキーの分野から知られた特徴をスノーボードに適合させ、スノーボードのために改変することによって、スキーに適用される力学に適合するスノーボードを開発することが可能とされた。
【0013】
本発明によるねじりスノーボード(以下、単に「ボード」とも称する)を雪の上に置けば、それだけで既に、ボードが得ることができる表面より優れた力学的形状を有することができる。なぜなら、本発明によるボードは、望ましい理想的なねじりという点に関して、ソールのねじりを体重が実際にボード上に載せられる部位に適合させて製造されるからである。
【0014】
更に、スノーボードでジャンプした後着地する動作に関連して、持ち上げられた滑り面という特定の設計に随伴する安全面での重要な問題があることが判明した。スノーボードを着けたままで転倒すると、怪我をすることが多く、その怪我は、スピードによって惹起される怪我よりはるかに大きな怪我となることが多い。このことに鑑みて、本発明によるスノーボードは、又、着地する際エッジ区域が雪面に深く食い込まないので、着地の際の安全性を高めるように設計されている。
【0015】
スノーボードのエッジ区域のスチールエッジの湾曲度がきついほど、ジャンプ後着地したとき、特にほぼ平らに着地したとき、無制御の態様で脇へ滑る傾向が大きくなる。この点、本発明は、スノーボードの凹入湾曲がきついほど、より高い安全性を付与する。ボードを中央部分の全幅に沿ってほぼ平坦にすることができることによって、ボードが雪面に平らに当接したとき、かなりのエッジ把持力が得られる。ボードの前部と後部では、ソールの左右部分が上向きにねじられており、それによって、スチールエッジの食い込み作用を軽減するが、しかもなお、ボードは、回転の際に良好なエッジ把持力を発揮するような態様に形成されていなければならない。従って、断面でみてスチールエッジ近くで湾曲している船形形状は、スチールエッジのところの曲げ角度が大き過ぎて良好なエッジ把持力を得ることができないので、不適当である。ボードの前部と後部のソールが3本の直線から成る断面(図2参照)を有するスノーボードは、ジャンプ後着地したときのスチールエッジの食い込み作用を軽減し、しかも、回転の際に良好なエッジ把持力を発揮する。
【0016】
スキーとスノーボードとのもう1つの重要な相異は、幅である。幅の狭いスキーは、エッジを容易に45°立てることができる。これに対してはるかに幅の広いスノーボードは、通常、スキーよりはるかに平らな状態で滑走する。従って、スノーボードでは、第1ソール面に対して第2面をあまり鋭角に傾斜させた設計とすると、エッジ把持力が著しく失われることになる。本発明は、スノーボードに随伴するこの問題を下記の基準から得られる持ち上げられた側方区域の特殊な設計によって解決する。
【0017】
1.第2側方区域は、大抵のスキーのそれより大きい所定の最小限の幅を有することとし、それによって、第2側方区域の、ソール面の主要区域、即ち滑り面に対する傾斜角を(スキーの場合に比べて)比較的小さい傾斜角でより大きい揚圧力を得ることができること。
2.第2側方区域は、ボードの中間部分から両尖端に向かって上向きにねじることによってソール面の主要区域の平面から立ち上がっていること。
3.第2側方区域が存在するボードの部分では、断面でみてソール面が3本の直線によって区ていされる形状を有すること。
【0018】
好ましい実施形態の説明
以下に、添付図を参照して本発明のいろいろな実施形態を説明する。
図1は、本発明によるスノーボードの下面を示す。斜線陰影を付された主要区域と称される滑り面1は、ボードを平坦なベースに押圧させたときは、完全に平らになる。第2側方区域2a、2bは、図2にみられるように、線5a−5bの位置では主要区域1に対してゼロ角度をなし(傾斜しておらず)、線4a−4bの位置に至るまで主要区域1に対する傾斜角が漸次増大している。同様にして、第2側方区域2c、2dは、線7a−7bの位置では主要区域1に対してゼロ角度をなし、線8a−8bの位置に至るまで主要区域1に対する傾斜角が漸次増大している。従って、第2側方区域2は、全長に亘ってではないにしても、ねじり面の機能を果たす程度に、ねじられている。図1には、ボードの前方尖端3a及び後方尖端3bと、中央横断軸線6a−6bも示されている。
【0019】
図2は、図1のスノーボードの符号A、B及びCで示される断面でみた3つの断面図である。線5a−5bから線4a−4bまで第2側方区域2の第1ソール面1に対する傾斜角が漸次増大していることを示すために、傾斜角は僅かに誇張して示されているので、線4a−4bの部位で傾斜角が大きくなっていることが分かる。これらの断面図では、ソール面1は完全に直線として示されているが、第1ソール面1と第2側方区域2との間の遷移部に若干の丸みを付してもよい。
【0020】
図3は、第2側方区域2a〜2dをソール面1の両側スチールエッジにかなり平行に終端させた、即ち、第2側方区域2a〜2dの外側縁をソール面1の両側スチールエッジに対してほぼ平行に延長させた変型実施形態を示す。
【0021】
図4は、第2側方区域2a〜2dをボードの前方部分及び後方部分からそれぞれの尖端3,3への遷移線4a−4b及び8a−8bの位置で最も幅が広くなっており、線5a−5b及び7a−7b日かずくにつれてそれぞれ漸次幅が狭くなっている。この実施形態では、ねじり度合が、他の実施形態より小さくなっている。
【0022】
図5は、図1とほぼ同じ構成の更に他の実施形態を示す。この実施形態では、ボードを固いベースに完全に平らな状態に当接させて真直ぐに前進させることを企図した設計である。この構成は、プレーヤーの体重を主要区域1の全長に亘って均一に分配させた状態で主要区域1の外側のスチールエッジだけを雪面に接触させることを想定している。この実施形態では、例として、スノーボードの中央部分の長さを同じ側の第2側方区域の長さの和に等しくなるように設計されている。即ち、長さ4a−5aと長さ7a−8aの和が、長さ5a−7aに等しく、同様に、長さ4b−5bと長さ7b−8bの和が、長さ5b−7bに等しい。図5において、1/2Fは、ボードの全長の2分の1の長さに亙ってベースからスチールエッジに作用する力であり、1/2dは、プレーヤーの中心6からボードの一側における力の作用点までの平均距離である。Mはトルクを示す。
【0023】
図6は、図5と同様の構成であるが、ソール面1全体を平坦にした実施形態を示す。Fは、ベースからボードの全長に亙ってスチールエッジに作用する力であり、dは、プレーヤーの中心6からボードの一側における力の作用点までの平均距離である。Mはトルクを示す。
【0024】
図7及び8は、本発明に従って設計された2つの更に別の実施形態を示す。図7の実施形態では、斜線陰影を付されたソール面、即ち主要区域面1は、ボード全体に亘ってほぼ同じ、比較的狭い幅を有しているが、第2側方区域へ「柔軟な」遷移を画定する線6−6を中心とする中央部分を有する。第2側方区域は対称形とすることが好ましいが、ある程度の対称とすることも可能である。
【0025】
図8の実施形態では、斜線陰影を付された主要区域面は、線6−6から端線4−4及び8−8まで漸次幅が狭くなっており、線5−5及び7−7から狭くなっている。主要区域のこれらの2つの線5−5と7−7の間の部分は、エッジにまで延長している。上述したいずれの実施形態においても、側方区域はねじられている。
【0026】
以上に例示した各実施形態は、異なるハンドリング特性を有するが、いずれも、本発明によって得られる特別な利点を有する。
【0027】
図9及び10は、それぞれ、本発明のスノーボードを側面から見た図と、一端から見た端面図を示す。これらの図では、ねじれ角度は、本発明の原理を明瞭に示すために好ましい角度に比べて誇張して示されている。図10では、側方区域のねじれがスノーボードの下面に示されており、尖端への遷移部においてねじれ角が最大になっている。
【0028】
以下に、本発明によるスノーボードの第2側方区域のねじれ角を表す4つの表を示す。表1は、第1ソール面の断面を一定としたスノーボードの4つの例を示す。表2は、第2側方区域の幅を一定としたスノーボードの例を示し、表3は、第2側方区域においていろいろな異なる幅を有する第1ソール面を備えたスノーボードの4つの例を示す。表4は、非対称形のスノーボードの例を示す。
【0029】
これらの表は、平坦なベースに対してスノーボードの中央区域の断面から一定の長さ間隔でボードの両端に向かう方向に分配された断面にまで漸増するねじれ角を例示するためにのみ示されたものである。
【0030】
以上の説明から分かるように、一部はスキー技術から知られている特別な特徴の選択と組み合わせであるが、それらをスノーボードに適用するに当たって多くの改変が可能である。本発明によるスノーボードの開発は、スノーボードに特有の作用効果が得られるような態様で特定の選択された特徴を組み合わせることに基づいている。本発明においては、協同して改良を実現するような特徴及び寸法の選定がなされた。
【0031】
表1:一定幅の第1ソール面を備えたスノーボードの4つの例
簡略化のためにこれらの例では円形のサイドカットを有し、長手中心軸線及び横断中心軸線の両方に関して対称形を有するスノーボードを用いた。
上記角度がゼロである場合は、第1ソール面は、スチールエッジにまで延長させる。これらの例では、第1ソール面の幅は、80mmに選定されているが、40mmから160mmの間の任意の値に設定することができる。
【0032】
表2:第2側方区域の幅を一定としたスノーボードの4つの例
簡略化のためにこれらの例では円形のサイドカットを有し、長手中心軸線及び横断中心軸線の両方に関して対称形を有するスノーボードを用いた。
上記角度がゼロである場合は、第1ソール面は、スチールエッジにまで延長させる。これらの例では、第2側方区域の幅は、75mmに選定したが、40mmから105mmの間の任意の値に設定することができる。
【0033】
表3:第1ソール面をいろいろな異なる幅としたスノーボードの4つの例
簡略化のためにこれらの例では円形のサイドカットを有し、長手中心軸線及び横断中心軸線の両方に関して対称形を有するスノーボードを用いた。
上記角度がゼロである場合は、第1ソール面は、スチールエッジにまで延長させる。これらの例では、第1ソール面の幅は、線4及び8の位置で40mmに選定して、ボードの中間部に向かって増大させる。
【0034】
表4:非対称形のスノーボードの例
簡略化のためにこれらの例では円形のサイドカットを有するスノーボードを用いた。
上記角度がゼロである場合は、第1ソール面は、スチールエッジにまで延長させる。これらの例では、第1ソール面の幅は、80mmに選定したが、40mmから160mmの間の任意の値に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明によるスノーボードの下面を示す。
【図2】 図2Aは、図1のスノーボードの符号Aで示される断面でみた断面図である。
図2Bは、図1のスノーボードの符号Bで示される断面でみた断面図である。
図2Cは、図1のスノーボードの符号Cで示される断面でみた断面図である。
【図3】 図3は、図1と同様の図であるが、本発明のスノーボードの第2実施形態を示す。
【図4】 図4は、図1と同様の図であるが、本発明のスノーボードの第3実施形態を示す。
【図5】 図5は、図1と同様の図であるが、本発明のスノーボードの第4実施形態を示す。
【図6】 図6は、図1と同様の図であるが、本発明のスノーボードの第5実施形態を示す。
【図7】 図7は、図1と同様の図であるが、本発明のスノーボードの第6実施形態を示す。
【図8】 図8は、図1と同様の図であるが、本発明のスノーボードの第7実施形態を示す。
【図9】 図9は、本発明のスノーボードを側面から見た図である。
【図10】 図10は、本発明のスノーボードを一端から見た図である。
【符号の説明】
1 ソール面
2 側方区域
3a 前方尖端
3b 後方尖端
4 端線、線
4a 遷移線
5 線
5a 線
6a 中央横断軸線
6 線、中心
7a 線
8 線
8a 線
Claims (7)
- ボードと、該ボードの上面上にその長さのほぼ1/3に相当する距離だけ互いに離隔した位置に取り付けられた2つのビンディングから成り、該ボードは、内方へ湾曲した両側エッジ部分を有し、該ボードの幅は、18cmより大きい最小幅を有する中間部(6)より、両尖端(3)への遷移部(4,8)に位置する両端の方が幅が広くなっており、該両尖端は上向きに湾曲されており、随意選択として一方の端部の尖端の湾曲度が他方の端部の尖端の湾曲度より緩やかにされているスノーボードにおいて、
a)該スノーボードは、その滑り面を構成するソール面を有し、該ソール面は、前記両尖端間で、前方部分(4−5)と中央部分(5−7)と後方部分(7−8)の3つの部分に分割されており、該ソール面(1)は、該3つの部分(4−5,5−7,7−8)の全部を含めた長手方向の中間部に延在する主要区域(1)を有し、ボードがベースに押圧されたとき平坦になり、該主要区域(1)は、その平坦な面を画定するのに十分な長さに亘って該スノーボードの横断方向に4cmの最小幅を有すること、
b)前記主要区域(1)の各側において、該スノーボードのソール面は、前記前方部分(4−5)と後方部分(7−8)に第2側方区域(2)を有し、該各第2側方区域(2)は、前記尖端への前記遷移部(4,8)の位置で少なくとも4cmの幅を有すること、
c)前記前方部分及び後方部分の、該スノーボードの一方の側に位置する前記第2側方区域の合計長さは、前記主要区域(1)の長さの少なくとも1/10であること、
d)前記第2側方区域(2)は、断面でみて実質的に直線を画定すること、
e)前記第2側方区域は、剛性であり、ボードのエッジを立てない限り、地面に接触しないこと、
f)スノーボードの断面でみて前記第2側方区域が前記主要区域に対してなす角度は、前記中央部分(5−7)から前記両尖端への遷移部(4,8)に向かって大部分に亘って増大しており、それによって、該第2側方区域は、その全長に亘って、又はその全長の大部分に亘ってねじられており、該中央部分(5−7)から両尖端への遷移部(4,8)に向かって漸次地面から持ち上げられており、該持ち上げ量は、前記中央部分(5−7)から前記両尖端への遷移部(4,8)に向かって5cmごとの長さ間隔で漸次増大していることを特徴とするスノーボード。 - 前記主要区域(1)の幅は、少なくとも6cmである請求項1に記載のスノーボード。
- 一方の側の前記第2側方区域(2)は、それと同じ側の前記主要区域(1)の長さの少なくとも1/5である請求項1又は2に記載のスノーボード。
- 該ボードは、その長手軸線に関して対称である請求項1〜3のいずれか1項に記載のスノーボード。
- 該ボードは、その長手軸線に関して非対称である請求項1〜3のいずれか1項に記載のスノーボード。
- 該ボードは、その中心横断軸線に関して対称である請求項1〜5のいずれか1項に記載のスノーボード。
- 該ボードは、その中心横断軸線に関して非対称である請求項1〜5のいずれか1項に記載のスノーボード。
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