JP4253451B2 - 打設ブロックのリフトスケジュール方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリートダムの提体建造時における、打設ブロックのリフトスケジュール方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンクリートを主な構築材料として用いる、コンクリートダムは、ダムの壁をある決められたサイズのブロックに分割し、前記ブロックを打設して建造される。なお、前記ブロックの打設長さは、一般的にダム軸方向からみて15m、上下流方向からみて40mから60mとされる。また、前記ブロックの打設高さは、一般的には1.5mであり、さらに前記ブロックが直接地盤に打設される所謂着岩部の場合には0.75mとされる。そして、ダムの壁をブロック毎に打設した際における、各ブロックの段を、一般にリフトと称している。
【0003】
次に、コンクリートダムの建造時における、打設回数に関して、数式を用いて説明を行う。例えば、提頂長210m、提高60mのダムでは、
(210/15.0)×(60/1.5/2)×1=280
となり、都合300回前後の打設を行うことになる。
【0004】
ところで、前記リフトの打設には、数々の制限事項が設けられている。より具体的には、打設したリフトの直上にリフトを打設するためには、打設したリフトのコンクリートが硬化した後に、打ち継ぎ面の処理をする、型枠を移動する等の作業が必要となる。さらに、隣接する各ブロックにおいて、打設する当該ブロックの型枠が隣接するブロックの型枠と重複させないための条件等も設けられている。また、この他にもコンクリートダムの打設には、数々の制限事項が設けられている。よってコンクリートダムを効率的に建造するには、効率的なリフト打設の計画を作成することが重要である。
【0005】
故に、リフト打設の計画を立案することは、多大な時間と労力を必要とした。
【0006】
このため従来から、前記制限事項を考慮してリフト打設の計画を作成する、コンピュータプログラム等が生成されてきた。
【0007】
だが、実際のコンクリートダムの建造現場では、打設する箇所の地形や提内構造物の配置等のリフトの打設条件が一様ではないため、前記制限事項のみを考慮したリフト打設の計画は困難であり、故に現場での打設条件を考慮したリフト打設の計画を立案する必要があった。
【0008】
よって、実際のコンクリートダムの建造現場では、前記コンピュータプログラムによってリフト打設の計画を作成することは殆ど無かった。より具体的には、ダム建造の計画時における、ごく初期の立案段階では前記プログラム等が用いられることはあっても、その後打設条件を考慮した正確且つ詳細なリフト打設の計画の立案は、従来からの手計算等によって行われることが多々あった。
【0009】
また、前記コンピュータプログラムでは、前記制限事項によって、算出が終了しない場合がある。より具体的には、制限事項を考慮した結果、ある位置以降の算出が不可能になってしまう場合である。このような場合には、前記算出の初期条件を変更して再度算出を実施したり、技術者が手計算で算出していた。
【0010】
この他に、前記コンピュータプログラムでは、前記建造現場の打設条件等を全て反映することができないために、実際のコンクリートダムの建造には適さない、或いは実施不可能なリフト打設の計画を立案してしまうことも多々あった。
【0011】
さらに、前記コンピュータプログラムでは、一度算出を実行すると、算出終了まで停止することが無いため、技術者が算出途中で計画の問題点に気づいても、対策の手段を講じることができなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記事項に鑑みて為されたものであり、容易且つ正確に実施することが可能であり、またユーザの意志を反映することも可能である、コンクリートダム建造時の打設ブロックのリフトスケジュール作成技術を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明は以下の手段とした。
【0014】
即ち、断面弯曲河床面に対してダム軸に沿って上方に所定幅および高さを有するブロック単位でコンクリートを打設及び水平方向に数ブロックずつ積層を行う打設ブロックのリフトスケジュール方法であって、表示手段上に断面弯曲河床面に対してダム軸に沿って上方に所定幅および高さを有するブロックをマトリクス状に表示し、記憶手段に記憶されたリフト規則を読み出し、前記リフト規則に従って打設可能なブロックを選定し、打設順位付けを前記リフト規則に従って決定し、前記表示手段上において、前記で決定された打設可能なブロックの表示属性を順番に変化させることにより、オペレータに対して打設ブロックのリフトスケジュールを目視で把握可能とさせる打設ブロックのリフトスケジュール方法である。
【0015】
また、前記に加えて、強制打設順指定手段を備えており、この強制打設順指定手段が選択されたときには、前記ブロックの表示属性の変化を一時停止させ、入力手段により、表示されている任意のブロックの選択と、選択されたブロックの打設順の指定とを受け付け、前記で選択されたブロックの表示属性を変化させることにより、オペレータに対して強制打設順指定の結果を目視で把握可能とさせる請求項記載の打設ブロックのリフトスケジュール方法である。
【0016】
さらに、前記において、選択されたブロックが記憶手段に記憶されたリフト規則に反するときには前記リフト規則に反するブロックを前記とは異なった表示属性の変化で表示させる請求項記載の打設ブロックのリフトスケジュール方法である。
【0017】
前記した課題を解決するために、本発明は以下の手段とした。
【0018】
断面弯曲河床面に対してダム軸に沿って上方に所定幅および高さを有するブロック単位でコンクリートを打設及び水平方向に数ブロックずつ積層を行う打設ブロックのためのリフトスケジュール表示装置であって、表示手段上に断面弯曲河床面に対してダム軸に沿って上方に所定幅および高さを有するブロックをマトリクス状に表示する手段と、打設ブロックの打設順を規定する複数のリフト規則を記憶する手段と、前記で記憶されたリフト規則を読み出してこのリフト規則にしたがって打設可能なブロック順を決定する手段と、前記での決定順に打設可能なブロックの表示属性を順番に変化させる手段とからなるリフトスケジュール表示装置である。
【0019】
前記した課題を解決するために、本発明は以下の手段とした。
【0020】
即ち、断面弯曲河床面に対してダム軸に沿って上方に所定幅および高さを有するブロック単位でコンクリートを打設及び水平方向に数ブロックずつ積層を行う打設ブロックのリフトスケジュールプログラムであって、表示手段上に断面弯曲河床面に対してダム軸に沿って上方に所定幅および高さを有するブロックをマトリクス状に表示するステップと、記憶手段に記憶されたリフト規則を読み出すステップと、前記リフト規則に従って打設可能なブロックを選定し、打設順位付けを前記リフト規則に従って決定するステップと、前記表示手段上において、前記決定するステップで決定された打設可能なブロックの表示属性を順番に変化させることにより、オペレータに対して打設ブロックのリフトスケジュールを目視で把握可能にするステップとからなる、コンピュータで実行可能な打設ブロックのリフトスケジュールプログラムである。
【0021】
また、前記に加えて、強制打設順指定手段を備えており、この強制打設順指定手段が選択されたときには、前記ブロックの表示属性の変化を一時停止させるステップと、入力手段により、表示されている任意のブロックの選択と、選択されたブロックの打設順の指定とを受け付けるステップと、前記で選択されたブロックの表示属性を変化させるステップとにより、オペレータに対して強制打設順指定の結果を目視で把握可能とさせる請求項記載の打設ブロックのリフトスケジュールプログラムである。
【0022】
さらに、前記において、選択されたブロックが記憶手段に記憶されたリフト規則に反するときには前記リフト規則に反するブロックを前記とは異なった表示属性の変化で表示させる請求項記載の打設ブロックのリフトスケジュールプログラムである。
【0023】
この構成によれば、打設ブロックのリフトスケジュールプログラムが、業務用モニタ付きコンピュータやインターネットに接続可能なモニタ付きコンピュータ等に読み込まれることにより、業務用モニタ付きコンピュータやインターネットに接続可能なモニタ付きコンピュータ等を打設ブロックのリフトスケジュール作成装置として機能させることができる。
【0024】
前記した課題を解決するために、本発明は以下の手段とした。
【0025】
即ち、断面弯曲河床面に対してダム軸に沿って上方に所定幅および高さを有するブロック単位でコンクリートを打設及び水平方向に数ブロックずつ積層を行う打設ブロックのリフトスケジュールプログラムであって、表示手段上に断面弯曲河床面に対してダム軸に沿って上方に所定幅および高さを有するブロックをマトリクス状に表示するステップと、記憶手段に記憶されたリフト規則を読み出すステップと、前記リフト規則に従って打設可能なブロックを選定し、打設順位付けを前記リフト規則に従って決定するステップと、前記表示手段上において、前記決定するステップで決定された打設可能なブロックの表示属性を順番に変化させることにより、オペレータに対して打設ブロックのリフトスケジュールを目視で把握可能にするステップとからなる、コンピュータで実行可能な打設ブロックのリフトスケジュールプログラムを記録した媒体である。
【0026】
また、前記に加えて、強制打設順指定手段を備えており、この強制打設順指定手段が選択されたときには、前記ブロックの表示属性の変化を一時停止させるステップと、入力手段により、表示されている任意のブロックの選択と、選択されたブロックの打設順の指定とを受け付けるステップと、前記で選択されたブロックの表示属性を変化させるステップとにより、オペレータに対して強制打設順指定の結果を目視で把握可能とさせる請求項記載の打設ブロックのリフトスケジュールプログラムを記録した媒体である。
【0027】
さらに前記において、選択されたブロックが記憶手段に記憶されたリフト規則に反するときには前記リフト規則に反するブロックを前記とは異なった表示属性の変化で表示させる請求項記載の打設ブロックのリフトスケジュールプログラムを記録した媒体である。
【0028】
この構成によれば、本発明の各請求項に係わる打設ブロックのリフトスケジュール作成装置における全ての構成要件を当該プログラム及び当該プログラムを記録した記録媒体の構成要件として、各々の発明とすることができる。また、当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、ROM(Read Only Memory)、MO(Magnet Optical)、CD(Compact Disk)、FD(Floppy Disk) 等が例示できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参考にして、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する本実施の形態は、本発明の打設ブロックのリフトスケジュール方法をコンピュータプログラムとしてパーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータによって実行し、前記コンピュータをリフトスケジュール作成装置として、コンクリートダム壁の建造計画を作成した場合の例を示している。
【0030】
本実施の形態に示すリフトスケジュール作成装置100は、図1に示す以下の要素を以て構成される。なお、図1は前記リフトスケジュール作成装置100のハードウエアの概略構成図である。
【0031】
まず、リフトスケジュール表示装置100には、CPU(central processing unit)101とメインメモリ(MM)102とから構成され、アプリケーションプログラムに基づいて処理を行う、演算処理部103が設けられている。
【0032】
前記演算処理部103には、バス108を介して、記憶手段として記憶装置104が接続される。なお、記憶装置104には、ハードディスク装置等の大容量記憶媒体を用いるものとする。そして、前記記憶装置104には、本装置100が正常に機能するために必要なオペレーティングシステム(OS)や、通常のアプリケーションプログラムの他に、本発明のリフトスケジュール表示装置100を実現するために作成された、コンピュータで実行可能なリフトスケジュールプログラムがインストールされている。
【0033】
これらのプログラムは、図示しないCD−ROM等の記憶媒体に格納されて本装置100に提供され、図1に示されるCD−ROMドライブ装置109等を通じて、前記記憶装置104内に実行可能な状態でインストールされる。
【0034】
そして、CPU101が必要に応じて記憶装置104内のリフトスケジュールプログラムをメインメモリ102にロード(読み込み)し、順次実行することによって、本実施の形態である、リフトスケジュール作成装置100を実現している。
【0035】
ここで、本実施の形態である、リフトスケジュールプログラムによって実施される処理について説明を行う。
【0036】
まず、本装置100の演算処理部103は、リフトスケジュール作成に関する情報の入力を受けて、リフトスケジュール入力データ処理を行い、その後入力された前記リフトスケジュールに基づいて打設条件を設定する処理を行う。さらに、本装置100の演算処理部103は、入力された情報からリフトスケジュールを作成する、リフトスケジュール作成処理を行う。その上、本装置100の演算処理部103は、オペレータが指定したリフト打設順に沿ったリフトスケジュール作成処理として、強制打設処理を行う。加えて、本装置100の演算処理部103は、リフトスケジュール作成処理を実施時に、トラブル等でリフトスケジュール作成が停止した場合には、トラブル解析処理を行う。この他に、本装置100の演算処理部103は、作成したリフトスケジュールを出力装置や表示装置から出力する、出力処理を行う。
【0037】
なお、前記記憶装置104内には、本装置100を用いてダムのリフト打設に関する情報を格納する、入力データデータベースが設けられている。さらに、前記記憶装置104内には、リフトスケジュール作成に関する打設条件情報を格納する、打設条件データベース等が設けられている。この上さらに、前記記憶装置104内には、作成したリフトスケジュール等を格納する、リフトスケジュールデータベースが設けられている。
【0038】
また、本装置100の演算処理部103には、バス108を介して入力装置や出力装置或いは表示装置が接続されている。まず、入力装置として、各種情報や操作命令を入力するためのキーボード107やマウス等の各種ポインティングデバイスがバス108を介して前記演算処理部103に接続される。また、出力装置として、表計算アプリケーションソフトやCAD(Computer Aided Design)アプリケーションソフトの印刷に対応したプリンタ105等が、バス108を介して演算処理部103に接続される。さらに、表示装置として、CRT式や液晶式の各種ディスプレイ106がバス108を介して前記演算処理部103に接続されている。
【0039】
続いて、本装置100によって実現される機能について、図2を用いて説明を行う。
【0040】
まず、リフトスケジュール作成装置100には、リフトスケジュール作成に必要な基礎データをデータベースに入力する、データベース入力機能100aが備えられている。また本装置100には、入力されたパラメータを基にデータベースを構築する、データベース構築機能100bが備えられている。
【0041】
さらに、リフトスケジュール作成処理に必要な工事期間中の稼働日や作業時間等を入力する稼働日データや或いは打設能力を示す打設機械データや、一日あたりの最多打設ブロック数や隣接ブロックとの高低差等のリフト規則及び打設順序を決定する打設パターン等のリフト規則であるパラメータデータを入力する、データ入力機能100cがリフトスケジュール作成装置100に備えられている。
【0042】
また、本装置100には、前記データ入力機能100cによって入力された前記作成データの入力状態を表示する、入力状態表示機能100dが備えられている。
【0043】
そして、本装置100には、データベース構築機能100bとデータ入力機能100cとからのデータの入力に基づいてリフトスケジュールの作成処理を行う、リフトスケジュール作成機能100eが備えられている。なお、前記リフトスケジュール作成機能100eには、リフトをオペレータの意向に沿って打設させるために本装置100に強制的に打設順序を指示する、強制打設順序設定機能を含む、シミュレーション機能100fが接続している。
【0044】
加えて、予めオペレータによってシミュレーション停止の条件を設定してシミュレーションを停止する、シミュレーション停止機能や、前記シミュレーション停止機能からの指令を前記リフトスケジュール作成機能100eに与えるリフトスケジュール作成停止機能や、或いはシミュレーション停止の原因を解析する、トラブル解析機能を有する、トラブル対処機能100gが本装置100に備えられている。
【0045】
この他に、本装置100の演算処理部103は、前記リフトスケジュール作成機能100eによるリフトスケジュール作成結果を表示装置に表示する、結果表示機能100hを備え、さらには前記結果を表計算アプリケーションソフトやCADアプリケーションソフトのファイル形式で紙媒体等にプリンタ105を介して出力する、出力機能100iを備えている。
【0046】
なおここで、コンクリートダムにおける、従来からのリフトスケジュール作成の流れについて、図3に示すフローチャートを用いて説明を行う。
【0047】
始めに、ダムを設計者等のオペレータは、打設するダムをリフト毎のブロックに分割する。そして、本装置100の演算処理部103は、前記ブロックの表示を基に当該ダムに関する提頂長や提高等のデータを入力して、ダムをマトリックス表示に変換し、各ブロックの体積等を入力して図4のような打設マトリックス画面50を作成する(図3のステップ101、以下S101と省略)。
【0048】
一日あたりの最多打設ブロック数や、隣接ブロックとの高低差等の設定や、打設順序を決定する打設パターン等の打設条件データをキーボード107等の入力装置からの入力を受けて、本装置100の演算処理部103は、図7に示す初期条件入力画面10に入力する処理を行う(S102)。
【0049】
また、本装置100のディスプレイ106に表示された、本装置100のディスプレイ106には、休日等の稼働日カレンダー画面20の基本的な設定を行う、図15に示す休日設定画面30が表示される。その後、図14に示す稼働日カレンダー画面20にルール通りのリフトスケジュール作成処理に必要な稼働日等の詳細な情報を設定する。なお、前記稼働日カレンダー画面20及び前記休日設定画面30への入力は、キーボード107等の入力装置を用いて行う。
【0050】
さらに、打設する際に用いる機械データを入力する、図16に示す打設運搬機械入力画面40が本装置100のディスプレイ106から出力され、オペレータはこれらの画面からキーボード107等の入力装置を用いて各種指示を与えることができる。
【0051】
なお、前記ステップ101及びステップ102は、一般に初期処理と称されている。
【0052】
続いて、コンピュータは、全てのブロックが打設完了したか否かの判断を行い(S103)、その上でダムの工法をブロック工法で行うか或いはレヤー工法で行うか否かを初期処理に従って分岐を行う(S104)。
【0053】
ここで、前記ダムの工法について、説明を行う。本実施の形態で取り扱うコンクリートダムの工法は、大きく分けてブロック工法とレヤー工法とがある。ブロック工法とは、ダムの提体を水平方向に幅15m、上下流方向に40mから60mのブロックに分割し、各ブロック毎に高さ1.5mずつ打設していく工法である。また、レヤー工法とは、1日の打設可能量に合わせて提体を水平方向からみて数ブロックずつの幾つかの部分に分割し、各部分毎に水平に打設する。そして打設後に幅15m毎に目地切りを行う工法である。なお、前記ブロック工法とレヤー工法の概念図を図5に示す。
【0054】
前記ステップ104でブロック工法を選択した場合には、打設可能なブロックのチェックを行う(S105)。前記チェック項目としては、打設の間隔や隣接ブロックとの高低差等、或いは洪水時に排水を行う洪水吐きブロックの設置の有無等が挙げられる。
【0055】
さらに続いて、コンピュータは、打設可能なブロックの中から、打設を行うブロックの選択を行う(S106)。前記選択の行う際の項目として、打設するブロックのコンクリートの体積を読み出す、打設機械の稼働可能な時間を算出する、また所用の打設時間と稼働可能時間との比較等を行う。
【0056】
その後、前記打設可能なブロックの中で初期処理で設定したルールに従って打設順位付けを行う(S107)。
【0057】
そして、打設順位付けが完了後、実際に打設可能ブロックが存在するか否かの判断が実施される(S108)。打設可能なブロックが存在すれば、ブロックの打設を行う(S109)。
【0058】
また、前記S104において、レヤー工法を選択した場合には、レヤー工法向けの処理を行う。まず、打設可能なレヤーのチェックを行う(S110)。前記チェック項目としては、打設の間隔や打設の方向、或いは打設の開始日等が挙げられる。
【0059】
さらに続いて、打設可能なレヤーの中から、打設を行うレヤーの選択を行う(S111)。前記選択の行う際の項目として、打設するレヤーのコンクリートの体積を読み出す、或いは打設機械の稼働可能な時間を算出する、所用の打設時間と稼働可能時間の比較等を行う。
【0060】
そして、打設レヤーのチェック及び選択が完了後、実際に打設可能レヤーが存在するか否かの判断が実施される(S112)。打設可能なレヤーが存在すれば、レヤーの打設を行う(S113)。
【0061】
前記ステップ108及びステップ112において、打設可能であると判断された場合には、前記ステップ109或いは前記ステップ113を終了した後、再びステップ103に戻ることになる。
【0062】
また、前記ステップ108及びステップ112において、打設不可能であると判断された場合には、当該ダムに減勢工が存在するか否かの判断が行われる(S114)。なお、減勢工についての説明を行うと、ダムに設けられる各種放流設備から放流された水が持つ巨大なエネルギーを消散させるために、ダム提体の下流に、図6中に示すように設置される設備である。なお図6は、減勢工200を説明した図である。
【0063】
前記ステップ114で減勢工が存在すると判断された場合には、減勢工を打設する際の打設可能なブロックのチェックをステップ105と同様に行い(S115)、さらに打設可能なブロックの選択をステップ106と同様に行う(S116)。
【0064】
前記ステップ115及びステップ116との処理が完了後、減勢工200に打設可能なブロックが存在するか否かの判断が為され(S117)、減勢工200の打設が行われる(S118)。
【0065】
そして一般に、ステップ104からステップ116の処理をルール通りの作成処理と称している。なお、ルール通りとは、コンクリートダムの打設する際における、技術書等で定められた方法によって行われる処理である。また、本発明におけるリフト規則とルール通りの打設とは同義語である。
【0066】
次に、本実施の形態における、強制打設を指定した場合における、リフトスケジュール作成処理について、図8のフローチャートを用いて説明を行う。
【0067】
ここで、本実施の形態における、強制打設の概念について説明を行う。強制打設とは、前記したルール通りのリフトスケジュール作成処理の手順では対応することが不可能である打設箇所や、或いはダム設計者等の技術者の経験や判断に基づいて、一部箇所のブロックの打設についてはルール通りの打設順とは異なる処理を行った方が効率的な作業結果を得るような場合に、ルール通りのブロックの打設から外れた打設処理を行うことを指す。
【0068】
まず、本装置100の演算処理部103は、前記したステップ101及び102に示した初期処理を実施する(図8におけるステップ201、以下S201のように省略する)。
【0069】
なお、前記ステップ102の初期条件入力において、強制打設を実施する場合には以下の項目も含まれる。
【0070】
前記初期条件入力の際において、該処理を停止させたいリフトの標高や、図面上の座標位置の指定等の指示を与える。前記指示は、ディスプレイ106に表示された図9に示す停止条件入力画面1内の停止位置入力部1aに、本装置100のキーボード107等の入力装置より入力する。なお、処理を停止させる方法は、シミュレーション中にマウス等のポインティングデバイスにより指示して停止するような方法であってもよい。
【0071】
その後、当該ダムにおいて、全ブロックの打設が完了したか否かの判断を行い(S202)、打設が完了している場合には処理を終了する。
【0072】
全ブロックの打設が完了していない場合には、まず前記したルール通りのリフトスケジュール作成処理を実施する(S203)。前記ルール通りのリフトスケジュール作成処理は、前記オペレータが指示した位置まで実施される。
【0073】
そして、ルール通りのリフトスケジュール作成処理から外れて強制打設の実施が必要とされる位置に達した時に、本装置100の演算処理部103が該処理の停止処理を命ずる(S204)。
【0074】
ルール通りのリフトスケジュール作成処理が停止した後に、前記オペレータは、本装置100のディスプレイ106に表示された図10に示す強制打設ブロック指示画面3を確認しながら、本装置100に対して強制打設を実施したいブロックを複数のグループに分けて指示することができる(S205)。
【0075】
さらに、オペレータは強制打設を実施するブロックのそれぞれを、本装置100のディスプレイ106に表示された、図10に示す強制打設ブロック指示画面3で指示する(S206)。前記強制打設ブロック指示画面3には、ポインティングデバイスの指示部3bによって指示された強制打設指示ブロック3aが表示されている。なお、前記強制打設指示ブロック3aは、指示されていないブロック部3cとは、画面色等の表示属性を変化させて、オペレータが強制打設指示の有無を一目で確認できるようにされている。
【0076】
また、前記強制打設ブロック指示画面3において、強制打設指示ブロック3aを前記ポインティングデバイスの指示部3bによって指示する順序によって、強制打設を実施する順序が決定される(S207)。なお、強制打設を実施する順序の指示は、強制打設ブロックの指示とは別個にキーボード107等によって行われるような方法であってもよい。
【0077】
そして本装置100は、オペレータに対して強制打設ブロック指示設定が完了したか否かを確認する(S208)。当該確認は、強制打設を実施するブロックの指示及び打設順序の指示を完了した旨をオペレータが本装置100に指示するまで行われる。
【0078】
なお、前記ステップ205から208までの処理は、強制打設を実施したいグループの個数が複数個に及ぶ場合には、前記グループの個数回だけ実施する(S209)。
【0079】
強制打設指示が完了すると、本装置100の演算処理部103は、強制打設を実施する(S210)。該強制打設処理は、全ての強制打設を実施し、終了したか否かを本装置100の演算処理部103によって確認される(S211)。
【0080】
次に、本実施の形態による、本装置100の演算処理部103によって実現されるリフトスケジュール作成処理のトラブル対処機能100gについて、図11に示すフローチャートを用いて説明を行う。
【0081】
まず、本装置100の演算処理部103は、前記したステップ101及び102に示した初期処理を実施する(図11におけるステップ301、以下S301のように省略する)。
【0082】
なお、前記ステップ102の初期条件入力において、強制打設を実施する場合には以下の項目も含まれる。
【0083】
前記初期条件入力の際において、該処理を停止させたいリフトの標高や、図面上の座標位置の指定等の指示を与える。前記指示は、ディスプレイ106に表示された図9に示す停止条件入力画面1内の停止位置入力部1aに、本装置100のキーボード107等の入力装置より入力する。なお、処理を停止させる方法は、シミュレーション中にマウス等のポインティングデバイスにより指示して停止するような方法であってもよい。
【0084】
続いて、本装置100は、全てのブロックの打設が完了したか否かを判断する(S302)。
【0085】
全ブロックの打設が完了していない場合には、まず前記したルール通りのリフトスケジュール作成処理を実施する(S303)。
【0086】
しかし、何らかの理由によってプログラムが実行されず、或る箇所以降の打設が実施不可能になり、時間のみが進行してしまう(S304)。さらにそのまま放置されると、本装置100の演算処理部103は実施不可能となったブロックの、ディスプレイ10における表示を変更し、オペレータに対してリフトスケジュールプログラムを一時停止指示を促す通知を行う。そして、前記通知を受けてオペレータが本装置100にプログラムの一時停止指示を行い、前記指示により本装置100の演算処理部103は前記プログラムを停止させる(S305)。
【0087】
プログラムが停止した後、オペレータはプログラム停止トラブルの解析を本装置100の演算処理部103に指示し、前記演算処理部103は解析を実行する(S306)。
【0088】
そして、本装置100のディスプレイ106等には、図12に示すトラブル時打設状況確認画面4が表示され、リフトスケジュール作成処理が停止した箇所の座標表示が、トラブル時打設座標確認部4aに示される(S307)。さらに、トラブル時打設状況確認画面4には、どのような理由によって本プログラムが停止したかが、図13に示すエラーコード表示部4bに示される。
【0089】
そして、本装置100の演算処理部103は、前記エラーコード表示部4bをディスプレイ106に表示し、オペレータにトラブルの原因を通知する。その後、本装置100の演算処理部103は、トラブルを回避するようなオペレータからの強制打設指示を受けて、前記指示に従って打設順序を指定し、始めからリフトスケジュール作成を実施する(S309)。
【0090】
前記ステップ309の後、本装置100の演算処理部103は、図8を用いて説明を行った、強制打設の実施手順のステップ202からステップ211までと同様の処理を実施するため、説明を省略する。
【0091】
なお、強制打設を実施する際には、本装置100の演算処理部103は強制打設を実施する箇所の下位にあるブロックの打設が完了しているか否かを確認する(S310)。
【0092】
そして、前記ステップ310において、下位ブロックの打設が完了している場合には、強制打設を実施する(S311)。
【0093】
続いて、本実施の形態のリフトスケジュールプログラムにおける、強制打設処理の関係について、説明を行う。
【0094】
まず、、本装置100の演算処理部103は、前記したステップ101及び102に示した初期処理を実施する。
【0095】
続いて、本装置100は、全てのブロックの打設が完了したか否かを判断する。
【0096】
そして、本装置100の演算処理部103によって全ブロックの打設が完了していないと判断された後には、事前に停止位置を指定してある場合と、リフトスケジュール実行中に一時停止処理を行う場合とがあり、いずれの場合にも停止位置に達したか否かの判断がなされ、停止位置に達した場合には、リフトスケジュール作成の停止処理が実行される。
【0097】
リフトスケジュール作成処理の停止後に、本装置100の演算処理部103は、前記したステップ203から205と同様の強制打設ブロック指示の処理を実行する。
【0098】
尚、本発明の打設ブロックのリフトスケジュール方法は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0099】
また、本実施の形態において、ダムの提体を示す、打設マトリックス画面50等の表示画面は平面図であったが、立体的に描画された画面であってもよい。
【0100】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の打設ブロックのリフトスケジュール方法によれば、容易且つ正確に実施することが可能であり、またユーザの意志を反映することも可能である、コンクリートダム建造時の打設ブロックのリフトスケジュール作成技術を提供する、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である、リフトスケジュール表示装置100のハードウエアの概略構成図。
【図2】本実施の形態である、リフトスケジュール表示装置100によって実現される機能を示した図。
【図3】本実施の形態における、従来のリフトスケジュール作成処理のフローチャート。
【図4】本実施の形態における、打設マトリックス画面を示した図。
【図5】本実施の形態における、ブロック工法とレヤー工法との概念図。
【図6】本実施の形態における、減勢工の一例を示した図。
【図7】本実施の形態における、初期条件入力画面を示した図。
【図8】本実施の形態における、強制打設を実施した場合のリフトスケジュール作成処理を示したフローチャート。
【図9】本実施の形態における、停止条件入力画面を示した図。
【図10】本実施の形態における、強制打設ブロック指示画面を示した図。
【図11】本実施の形態における、トラブル対処機能に関するフローチャート。
【図12】本実施の形態における、トラブル時打設状況確認画面のトラブル時打設座標確認部を示した図。
【図13】本実施の形態における、トラブル時打設状況確認画面のエラーコード表示部を示した図。
【図14】本実施の形態における、稼働日カレンダー画面を示した図。
【図15】本実施の形態における、休日設定画面を示した図。
【図16】本実施の形態における、打設運搬機械入力画面を示した図。
【符号の説明】
1 停止条件入力画面
1a 停止位置入力部
3 強制打設ブロック指示画面
3a 強制打設指示ブロック
3b 指示部
3c ブロック部
4 トラブル時打設状況確認画面
4a トラブル時打設座標確認部
4b エラーコード表示部
10 初期条件入力画面
20 稼働日カレンダー画面
30 休日設定画面
40 打設運搬機械入力画面
50 打設マトリックス画面
100 リフトスケジュール作成装置
100a データベース入力機能
100b データベース構築機能
100c データ入力機能
100d 入力状態表示機能
100e リフトスケジュール作成機能
100f シミュレーション機能
100g トラブル対処機能
100h 結果表示機能
100i 出力機能
101 CPU
102 メインメモリ
103 演算処理部
104 記憶装置
105 プリンタ
106 ディスプレイ
107 キーボード
108 バス
109 CD−ROMドライブ装置
200 減勢工

Claims (9)

  1. コンクリートダムの建造において、コンクリートを所定幅および高さを有するブロック単位で打設する場合の打設の順番を計画するリフトスケジュール方法であって、
    記憶手段に記憶されたリフト規則を読み出し、
    前記リフト規則に従って打設可能なブロックを選定し、打設順位を決定するとともに、
    前記リフト規則に従った打設順位の決定を処理途中で停止し、オペレータによる打設順の指定を受け付けることで、前記打設順位の一部を強制的に設定し、
    前記処理途中における打設順位の決定の停止は、前記リフト規則に従った打設順位では打設が不可能になること、又は該リフト規則とは異なる打設順序の方が打設が効率的になることを基準として予め決定される停止条件に基づいて行われる、
    リフトスケジュール方法。
  2. 前記ブロックを表示手段上に表示し、
    前記表示手段上に表示されている任意のブロックの選択と、選択されたブロックの打設順の指定とを受け付け、
    指定された打設順に従って、選択されたブロックの打設順位を決定することで、前記打設順位の一部を強制的に設定する、
    請求項1記載のリフトスケジュール方法。
  3. 前記打設順位を強制的に設定した後に、前記リフト規則に従った打設順位の決定を再開することで、前記リフト規則に従った決定処理と、前記強制的な決定処理とを複数回繰り返すことを可能とする、
    請求項1または請求項2に記載のリフトスケジュール方法。
  4. コンクリートダムの建造において、コンクリートを所定幅および高さを有するブロック単位で打設する場合の打設の順番を計画するリフトスケジュール装置であって、
    記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたリフト規則を読み出す手段と、
    前記リフト規則に従って打設可能なブロックを選定し、打設順位を決定する手段と、
    前記リフト規則に従った打設順位の決定を処理途中で停止し、オペレータによる打設順の指定を受け付けることで、前記打設順位の一部を強制的に設定する手段と、を備え、
    前記打設順位の一部を強制的に設定する手段では、前記処理途中における打設順位の決定の停止を、前記リフト規則に従った打設順位では打設が不可能になること、又は該リフト規則とは異なる打設順序の方が打設が効率的になることを基準として予め決定される停止条件に基づいて行う、
    リフトスケジュール装置。
  5. 表示手段を更に備え、
    前記打設順位の一部を強制的に設定する手段は、
    前記ブロックを前記表示手段に表示させ、
    前記表示手段に表示されている任意のブロックの選択と、選択されたブロックの打設順の指定とを受け付け、
    指定された打設順に従って、選択されたブロックの打設順位を決定することで、前記打設順位の一部を強制的に設定する、
    請求項4記載のリフトスケジュール装置。
  6. 前記打設順位を強制的に設定した後に、前記リフト規則に従った打設順位の決定を再開することで、前記リフト規則に従った決定処理と、前記強制的な決定処理とを複数回繰り返すことを可能とする、
    請求項4または請求項5に記載のリフトスケジュール装置。
  7. コンクリートダムの建造において、コンクリートを所定幅および高さを有するブロック単位で打設する場合の打設の順番を計画するためのリフトスケジュールプログラムであって、
    記憶手段を備えるコンピュータを、
    前記記憶手段に記憶されたリフト規則を読み出す手段と、
    前記リフト規則に従って打設可能なブロックを選定し、打設順位を決定する手段と、
    前記リフト規則に従った打設順位の決定を処理途中で停止し、オペレータによる打設順の指定を受け付けることで、前記打設順位の一部を強制的に設定する手段と、として機能させ
    前記打設順位の一部を強制的に設定する手段は、前記処理途中における打設順位の決定の停止を、前記リフト規則に従った打設順位では打設が不可能になること、又は該リフト規則とは異なる打設順序の方が打設が効率的になることを基準として予め決定される停止条件に基づいて行う、
    リフトスケジュールプログラム。
  8. 前記コンピュータは表示手段を更に備え、
    前記打設順位の一部を強制的に設定する手段は、
    前記ブロックを前記表示手段に表示させ、
    前記表示手段に表示されている任意のブロックの選択と、選択されたブロックの打設順の指定とを受け付け、
    指定された打設順に従って、選択されたブロックの打設順位を決定することで、前記打設順位の一部を強制的に設定する、
    請求項7記載のリフトスケジュールプログラム。
  9. 前記打設順位を強制的に設定した後に、前記リフト規則に従った打設順位の決定を再開することで、前記リフト規則に従った決定処理と、前記強制的な決定処理とを複数回繰り返すことを可能とする、
    請求項7または請求項8に記載のリフトスケジュールプログラム。
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