JP4253360B2 - アフィリエイトシステム、アフィリエイト装置 - Google Patents
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Description
したがって、アフィリエイターサイトの実績に依存して広告主のネットワークが構成されてしまうと、広告主の顧客がアフィリエイター主導で形成されてしまい、気付いてみれば、広告主の周りには、広告主が望んでいない顧客(頻繁に解約する顧客など)ばかりが存在し、広告主が望んでいた顧客(リピート購入する顧客など)は全く存在していないという問題が生じる。
このため、アフィリエイターサイトの実績に依存して広告主のネットワークを構成するというアフィリエイター主導の顧客形成がなされる従来のアフィリエイターシステムでは、広告主の売上が、短期的に見て急上昇するかもしれないが、長期的に見てジリ貧になってしまうというおそれがある。
そこで、本発明は、広告主主導の顧客形成が可能なネットワークを構成することができるアフィリエイトシステムおよびアフィリエイト装置を提供することを目的とする。
本発明は、アフィリエイト装置と広告主装置とがネットワークで接続されたアフィリエイトシステムにおいて、前記アフィリエイト装置は、記憶手段と、アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列とを特定する報酬支払承認通知ビット列を受信した場合に、当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と報酬の支払いが承認された旨を示す報酬支払承認済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列と報酬支払承認済ビット列とを特定するチェック通知ビット列を受信した場合に、当該受信したチェック通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信したチェック通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と当該受信したチェック通知ビット列によって特定される報酬支払承認済ビット列と当該報酬支払承認済ビット列についてチェックが行われたことを示すチェック済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、広告主サイトを識別するビット列を特定する市場データ開示要求ビット列を前記広告主装置から受信した場合に、当該受信した市場データ開示要求ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列に対応付けて前記記憶手段に記憶されているアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した市場データ開示要求ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列に対応付けて前記記憶手段に記憶されているチェック済ビット列とを用いて前記市場データビット列を生成する手段と、前記生成した市場データビット列を前記広告主装置に送信する手段と、を備えた、ことを特徴とするアフィリエイトシステムである。
したがって、本発明によれば、チェック通知ビット列を報酬支払承認後のイベント発生(解約やリピート購入など)を示すビット列とすることにより、広告主装置において、商品・サービスを購入などした後の顧客の行動(解約をしたかリピート購入したかなど)を把握することができる。
このため、本発明によれば、広告主は、あるアフィリエイターサイトを閲覧している見込客群が、広告主が望んでいる顧客となり得るか否かを判断することが可能となるため、この判断の結果に基づいて、そのアフィリエイターサイトを広告主のネットワーク構成に含ませるか否かを判断することが可能となる。
よって、本発明によれば、広告主のネットワーク構成をアフィリエイターサイトの実績に依存して行う必要がなくなるため、広告主の顧客がアフィリエイター主導で形成されてしまうということがなく、広告主は、広告主主導で顧客形成を行うことが可能となる。
装置は、さらに、前記広告主装置から、前記市場データビット列に基づいて特定のアフィリエイターサイトを前記広告主装置のネットワーク構成から除外することを通知するネットワーク構成変更通知ビット列を受信した場合に、その特定のアフィリエイターサイトに関して、広告開示処理、リダイレクト処理、および前記アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列とを特定する報酬支払承認通知ビット列を受信した場合に、当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と報酬の支払いが承認された旨を示す報酬支払承認済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する処理のうちの少なくとも1つの処理を前記広告主装置について行わないまたは中止する手段を備えたとすることが好ましい。
また、本発明は、広告主装置にネットワークで接続されたアフィリエイト装置において、記憶手段と、アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列とを特定する報酬支払承認通知ビット列を受信した場合に、当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と報酬の支払いが承認された旨を示す報酬支払承認済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列と報酬支払承認済ビット列とを特定するチェック通知ビット列を受信した場合に、当該受信したチェック通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信したチェック通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と当該受信したチェック通知ビット列によって特定される報酬支払承認済ビット列と当該報酬支払承認済ビット列についてチェックが行われたことを示すチェック済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、広告主サイトを識別するビット列を特定する市場データ開示要求ビット列を前記広告主装置から受信した場合に、当該受信した市場データ開示要求ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列に対応付けて前記記憶手段に記憶されているアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した市場データ開示要求ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列に対応付けて前記記憶手段に記憶されているチェック済ビット列とを用いて前記市場データビット列を生成する手段と、前記生成した市場データビット列を前記広告主装置に送信する手段と、を備えたことを特徴とするアフィリエイト装置である。
したがって、本発明によれば、チェック通知ビット列を報酬支払承認後のイベント発生(解約やリピート購入など)を示すビット列とすることにより、広告主装置において、商品・サービスを購入などした後の顧客の行動(解約をしたかリピート購入したかなど)を把握することができる。
このため、本発明によれば、広告主は、あるアフィリエイターサイトを閲覧している見込客群が、広告主が望んでいる顧客となり得るか否かを判断することが可能となるため、この判断の結果に基づいて、そのアフィリエイターサイトを広告主のネットワーク構成に含ませるか否かを判断することが可能となる。
よって、本発明によれば、広告主のネットワーク構成をアフィリエイターサイトの実績に依存して行う必要がなくなるため、広告主の顧客がアフィリエイター主導で形成されてしまうということがなく、広告主は、広告主主導で顧客形成を行うことが可能となる。
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1の概略構成図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1は、アフィリエイト装置の一例であるアフィリエイトサーバ10と、広告主装置の一例である広告主サーバ21および広告主端末22と、がインターネット70で接続されたネットワークシステムである。このネットワークシステムには、さらに、アフィリエイターによって使用されるアフィリエイター端末31A、32Bと、アフィリエイターサイトを構成するWebページをアフィリエイター端末31A、32BからアップロードされるWebサーバ40と、Webサーバ40にアップロードされたアフィリエイターサイトをブラウザで閲覧する閲覧者端末51A、52A、53B、54Bと、が接続されている。閲覧者端末53B、54Bは、携帯電話やPDAなどのモバイルコンピュータであり、基地局60を介してアフィリエイトシステム1上の装置と通信を行う。
したがって、本発明の実施形態によれば、チェック通知ビット列を報酬支払承認後のイベント発生(解約やリピート購入など)を示すビット列とすることにより、広告主端末22において、商品・サービスを購入などした後の顧客の行動(解約をしたかリピート購入したかなど)を把握することができる。
このため、本発明の実施形態によれば、広告主は、あるアフィリエイターサイトを閲覧している見込客群が、広告主が望んでいる顧客となり得るか否かを判断することが可能となるため、この判断の結果に基づいて、そのアフィリエイターサイトを広告主のネットワーク構成に含ませるか否かを判断することが可能となる。
よって、本発明の実施形態によれば、広告主のネットワーク構成をアフィリエイターサイトの実績に依存して行う必要がなくなるため、広告主の顧客がアフィリエイター主導で形成されてしまうということがなく、広告主は、広告主主導で顧客形成を行うことが可能となる。
以下では、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1の説明を続けるが、理解を容易にするため、アフィリエイター端末31A、32Bについてはアフィリエイター端末30とし、閲覧者端末51A、52A、53B、54Bについては閲覧者端末50とする。
次に、図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1の概略動作について説明する。図2Aは、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1の概略動作を示す図(その1)であり、図2Bは、図2Aの概略動作の続きを示す、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1の概略動作を示す図(その2)である。
まず、アフィリエイター端末30が、アフィリエイトサーバ10に対して、アフィリエイター登録要求ビット列を送信する(ステップS1)。このアフィリエイター登録要求ビット列は、アフィリエイター端末30を使用しているコンピュータユーザをアフィリエイターとして登録することを要求し、且つ、Webサーバ40上のWebページ(アフィリエイター端末30を使用しているコンピュータユーザによって管理される。)をアフィリエイターサイトとして登録することを要求するビット列である。
アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイター登録要求ビット列(ステップS1参照)を受信した場合、アフィリエイター登録処理を開始する(ステップS2)。このアフィリエイター登録処理は、アフィリエイター端末30を使用しているコンピュータユーザをアフィリエイターとして登録し、且つ、Webサーバ40上のWebページ(アフィリエイター端末30を使用しているコンピュータユーザによって管理される。)をアフィリエイターサイトとして登録する処理である。
アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイター登録処理(ステップS2参照)の後、アフィリエイター端末30に対して、アフィリエイター登録完了通知ビット列を送信する(ステップS3)。このアフィリエイター登録完了通知ビット列は、アフィリエイター登録処理が完了したことを通知するビット列である。
次に、広告主端末22が、アフィリエイトサーバ10に対して、広告主登録要求ビット列を送信する(ステップS4)。この広告主登録要求ビット列は、広告主端末22を使用しているコンピュータユーザを広告主として登録することを要求し、且つ、広告主サーバ21上のWebページ(広告主端末22を使用しているコンピュータユーザによって管理される。)を広告主サイトとして登録することを要求するビット列である。
アフィリエイトサーバ10は、広告主登録要求ビット列(ステップS4参照)を受信した場合、広告主登録処理を開始する(ステップS5)。この広告主登録処理は、広告主端末22を使用しているコンピュータユーザを広告主として登録し、且つ、広告主サーバ21上のWebページ(広告主端末22を使用しているコンピュータユーザによって管理される。)を広告主サイトとして登録する処理である。
アフィリエイトサーバ10は、広告主登録処理(ステップS5参照)の後、広告主端末22に対して、広告主登録完了通知ビット列を送信する(ステップS6)。この広告主登録完了通知ビット列は、広告主登録処理が完了したことを通知するビット列である。
次に、アフィリエイター端末30が、アフィリエイトサーバ10に対して、アフィリエイターログイン要求ビット列を送信する(ステップS7)。このアフィリエイターログイン要求ビット列は、アフィリエイトサーバ10へアフィリエイターとしてアクセスすることを要求するビット列である。
アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログイン要求ビット列(ステップS7参照)を受信した場合、アフィリエイターログイン処理を開始する(ステップS8)。このアフィリエイターログイン処理は、アフィリエイター端末30のアフィリエイターとしてのアクセスを認めるか否かを判断する処理である。
アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログイン処理(ステップS8参照)の後、アフィリエイター端末30に対して、アフィリエイターログイン成功(失敗)通知ビット列を送信する(ステップS9)。ここで、アフィリエイターログイン成功(失敗)通知ビット列は、ログインが成功(失敗)したことを通知するビット列である。
次に、アフィリエイター端末30が、アフィリエイトサーバ10に対して、広告タグ一覧開示要求ビット列を送信する(ステップS10)。この広告タグ一覧開示要求ビット列は、アフィリエイトサーバ10に登録されているアフィリエイターサイトに貼り付け可能な広告タグの一覧を開示するよう要求するビット列である。なお、後述するように、広告タグ一覧開示要求ビット列には、アフィリエイターサイトIDとアフィリエイターログインセッションIDとが含まれている。
アフィリエイトサーバ10は、広告タグ一覧開示要求ビット列(ステップS10参照)を受信した場合、広告タグ一覧開示処理を開始する(ステップS11)。この広告タグ一覧開示処理は、アフィリエイトサーバ10に登録されているアフィリエイターサイトのうち、広告タグ一覧開示要求ビット列を送信したアフィリエイターによって管理されるアフィリエイターサイトに貼り付け可能な広告タグの一覧を開示する処理であり、広告開示処理の一例である。
アフィリエイトサーバ10は、広告タグ一覧開示処理(ステップS11参照)の後、アフィリエイター端末30に対して、広告タグ一覧ビット列を送信する(ステップS12)。この広告タグ一覧ビット列は、広告タグの一覧を表示するWebページを構成するビット列である。
次に、アフィリエイター端末30が、Webサーバ40に対して、アフィリエイターサイトビット列を送信する(ステップS13)。このアフィリエイターサイトビット列は、広告タグが貼り付けられたアフィリエイターサイトを構成するビット列である。これにより、Webサーバ40にアフィリエイターサイトがアップロードされる。
次に、閲覧者端末50が、Webサーバ40に対して、閲覧要求ビット列を送信する(ステップS14)。この閲覧要求ビット列は、アフィリエイターサイトの閲覧を要求するビット列である。
次に、Webサーバ40が、閲覧者端末50に対して、アフィリエイター端末30からアップロードされたアフィリエイターサイトビット列を送信する(ステップS15)。これにより、閲覧者端末50において、アフィリエイターサイトを閲覧可能となる。
次に、閲覧者端末50が、アフィリエイトサーバ10に対して、リダイレクト要求ビット列を送信する(ステップS16)。このリダイレクト要求ビット列は、広告主サーバ21へのリダイレクトを要求するビット列であり、閲覧者端末50が、アフィリエイターサイト上の広告タグによって構成される部分を選択処理(たとえばクリック)することによって、閲覧者端末50からアフィリエイトサーバ10に対して送信される。なお、後述するように、このリダイレクト要求ビット列には、アフィリエイターサイトIDと広告主サイトIDと広告原稿IDとが含まれている。
アフィリエイトサーバ10は、リダイレクト要求ビット列を受信した場合、リダイレクト処理を開始する(ステップS17)。
アフィリエイトサーバ10は、リダイレクト処理(ステップS17参照)の後、閲覧者端末50に対して、リダイレクト応答ビット列を送信する(ステップS18)。
次に、閲覧者端末50が、アフィリエイトサーバ10から受信したリダイレクト応答ビット列に基づいて、広告主サーバ21に対し、閲覧要求ビット列を送信する(ステップS19)。この閲覧要求ビット列は、広告主サイトの閲覧を要求するビット列である。
次に、広告主サーバ21が、閲覧者端末50に対して、広告主サイトビット列を送信する(ステップS20)。この広告主サイトビット列は、広告主サイトを構成するビット列である。これにより、閲覧者端末50において、広告主サイトを閲覧可能となる。なお、広告主サイトは、広告主の商品・サービスを表示し、閲覧者端末50において広告主の商品・サービスを購入可能なWebページとして作製されている。
次に、閲覧者端末50が、広告主サーバ21に対して、購入要求ビット列を送信する(ステップS21)。この購入要求ビット列は、広告主サイトに表示された広告主の商品・サービスの購入を要求するビット列である。この購入要求ビット列を受信した広告主サーバ21は、所定の購入処理を行う。
次に、広告主サーバ21が、アフィリエイトサーバ10に対して、報酬支払承認通知ビット列を送信する(ステップS22)。この報酬支払承認通知ビット列は、アフィリエイターへの報酬の支払いを承認することを通知するビット列である。なお、後述するように、報酬支払承認通知ビット列には、リダイレクトセッションIDと広告主サイトキーとが含まれている。
アフィリエイトサーバ10は、報酬支払承認通知ビット列(ステップS22参照)を受信した場合、報酬支払承認処理を開始する(ステップS23)。この報酬支払承認処理は、報酬の支払いが承認された旨を示す報酬支払承認済ビット列を記憶する処理である。
アフィリエイトサーバ10は、報酬支払承認処理(ステップS23参照)の後、広告主サーバ21に対して、報酬支払承認処理成功(失敗)通知ビット列を送信する(ステップS24)。この報酬支払承認処理成功(失敗)通知ビット列は、報酬支払承認済ビット列を記憶する処理が成功(失敗)したことを通知するビット列である。
次に、広告主サーバ21が、アフィリエイトサーバ10に対して、チェック通知ビット列を送信する(ステップS25)。このチェック通知ビット列は、報酬支払承認済ビット列についてチェックすることを通知するビット列であり、広告主によって任意に定義されるイベント(たとえば、解約やリピート購入など)が、広告主が報酬の支払いを承認した後に生じた場合に、広告主サーバ21からアフィリエイトサーバ10に対して送信される。なお、後述するように、チェック通知ビット列には、リダイレクトセッションIDと広告主サイトキーとが含まれている。
アフィリエイトサーバ10は、チェック通知ビット列を受信した場合、チェック処理を開始する(ステップS26)。このチェック処理は、報酬支払承認済ビット列についてチェックが行われたことを示すチェック済ビット列を記憶する処理である。
アフィリエイトサーバ10は、チェック処理(ステップS26参照)の後、広告主サーバ21に対して、チェック処理成功(失敗)通知ビット列を送信する。このチェック処理成功(失敗)通知ビット列は、チェック済ビット列を記憶する処理が成功(失敗)したことを示すビット列である。
次に、広告主端末22が、アフィリエイトサーバ10に対して、広告主ログイン要求ビット列を送信する(ステップS28)。この広告主ログイン要求ビット列は、アフィリエイトサーバ10へ広告主としてアクセスすることを要求するビット列である。
アフィリエイトサーバ10は、広告主ログイン要求ビット列(ステップS28参照)を受信した場合、広告主ログイン処理を開始する(ステップS29)。この広告主ログイン処理は、広告主端末22の広告主としてのアクセスを認めるか否かを判断する処理である。
アフィリエイトサーバ10は、広告主ログイン処理(ステップS29参照)の後、広告主端末22に対して、広告主ログイン成功(失敗)通知ビット列を送信する(ステップS30)。ここで、広告主ログイン成功(失敗)通知ビット列は、ログインが成功(失敗)したことを通知するビット列である。
次に、広告主端末22が、アフィリエイトサーバ10に対して、市場データ開示要求ビット列を送信する。この市場データ開示要求ビット列は、市場データビット列を開示するように要求するビット列である。ここで、本実施形態における市場データビット列とは、チェック済ビット列がいくつ記憶されているかをアフィリエイターサイトごとにカウントした数値を用いて生成されるビット列である。なお、後述するように、市場データ開示要求ビット列には、広告主ログインセッションIDが含まれている。
アフィリエイトサーバ10は、市場データ開示要求ビット列(ステップS31参照)を受信した場合、市場データ開示処理を開始する(ステップS32)。ここで、市場データ開示処理は、市場データビット列を開示するための処理である。
アフィリエイトサーバ10は、市場データ開示処理(ステップS32参照)の後、広告主端末22に対して、市場データビット列を送信する(ステップS33)。
次に、広告主端末22が、アフィリエイトサーバ10に対して、市場データビット列に基づき、ネットワーク構成変更通知ビット列を送信する。このネットワーク構成変更通知ビット列は、特定のアフィリエイターサイトを広告主サーバ21のネットワーク構成から除外することを通知するビット列である。なお、後述するように、ネットワーク構成変更通知ビット列には、広告主ログインセッションIDとアフィリエイターサイトキーとが含まれている。
アフィリエイトサーバ10は、ネットワーク構成変更通知ビット列(ステップS34参照)を受信した場合、ネットワーク構成変更処理を開始する(ステップS35)。このネットワーク構成変更処理は、特定のアフィリエイターサイトを広告主サーバ21のネットワーク構成から除外する処理である。アフィリエイターサイトが広告主サーバ21のネットワーク構成から除外された場合、そのアフィリエイターサイトについては、その広告主サーバ21上のすべての広告主サイトに関して、以後、広告タグ一覧開示処理、リダイレクト処理、および報酬支払承認処理が行われないまたは中止される。
アフィリエイトサーバ10は、ネットワーク構成変更処理(ステップS35)の後、広告主端末22に対して、ネットワーク構成変更完了通知ビット列を送信する(ステップS36)。このネットワーク構成変更完了通知ビット列は、ネットワーク構成変更処理が完了したことを通知するビット列である。
次に、図3を参照しつつ、本発明の実施形態に係るアフィリエイトサーバ10の概略構成を説明する。図3は、本発明の実施形態に係るアフィリエイトサーバ10の概略構成図である。
図3に示すように、本発明の実施形態に係るアフィリエイトサーバ10は、CPU11と、RAM12と、ブートプログラムなどが記憶されているROM13と、記憶手段の一例であるハードディスク14と、インターネット70に接続されるネットワークインターフェースカード15(NIC15)と、これらを接続するバス16と、を備えたサーバコンピュータである。
アフィリエイトサーバ10においては、ハードディスク14に記憶されているプログラムが、RAM12に読み出されてCPU11で実行されることにより、上述した各処理が実行される。また、ハードディスク14には、CPU11で処理される各種のビット列がテーブル形式で記憶されている。
次に、図4〜図7を参照しつつ、本発明の実施形態に係るアフィリエイトサーバ10のハードディスク14に記憶されているテーブルの概略構成を説明する。図4〜7は、ビット列が格納されているテーブルをアフィリエイトサーバ10に接続されている画面に表示した様子を示す図である。
図4(a)は、アフィリエイターテーブルの概略構成を示す図である。このアフィリエイターテーブルには、アフィリエイターに関するビット列が格納される。
「par_id」フィールドには、アフィリエイターIDが格納される。このアフィリエイターIDは、アフィリエイターを識別するビット列である。
「par_pw」フィールドには、アフィリエイターパスワードが格納される。このアフィリエイターパスワードは、アフィリエイター端末30がアフィリエイトサーバ10にログインする際に必要とされるビット列である。
「par_bank」フィールドには、アフィリエイターの銀行口座番号を示すビット列が格納される。アフィリエイトサーバ10において報酬支払承認済ビット列が記憶された場合には、このアフィリエイターの銀行口座番号を示すビット列に基づいて、アフィリエイターに報酬が支払われる。
図4(b)は、アフィリエイターサイトテーブルの概略構成を示す図である。このアフィリエイターサイトテーブルには、アフィリエイターサイト(Webサーバ40にアップロードされているWebページ)に関するビット列が格納される。
「par_site_id」フィールドには、アフィリエイターサイトIDが格納される。このアフィリエイターサイトIDは、アフィリエイターサイトを識別するビット列である。
「par_id」フィールドには、「par_site_id」フィールドのアフィリエイターサイトIDによって識別されるアフィリエイターサイトについて、これを管理するアフィリエイターのアフィリエイターIDが格納される。
「par_site_key」フィールドには、アフィリエイターサイトキーが格納される。このアフィリエイターサイトキーは、アフィリエイターサイトを識別する、アフィリエイターサイトIDとは異なるビット列である。
広告主端末22から特定のアフィリエイターサイトを除外できるようにするためには、広告主端末22において、アフィリエイターサイトを識別できるようにしなければならない。
しかしながら、アフィリエイターサイトを識別するビット列として、アフィリエイターサイトIDを広告主端末22に開示すると、アフィリエイターにのみ開示されるはずの情報の一部が広告主端末22に開示されてしまう。このため、アフィリエイターにのみ開示される情報が広告主に開示されないことを前提としたアフィリエイトシステムは構成できなくなる。
そこで、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1においては、アフィリエイターサイトIDではなく、アフィリエイターサイトキーを広告主端末22に開示することとした。
したがって、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1によれば、アフィリエイターにのみ開示される情報を広告主端末22に開示することなく、広告主端末22から特定のアフィリエイターサイトを除外できる。
「par_site_address」フィールドには、アフィリエイターサイトアドレスが格納される。このアフィリエイターサイトアドレスは、インターネット70におけるアフィリエイターサイトのアドレスを示すビット列である。
図5(a)は、広告主テーブルの概略構成を示す図である。この広告主テーブルには、広告主に関するビット列が格納される。
「cli_id」フィールドには、広告主IDが格納される。この広告主IDは、広告主を識別するビット列である。
「cli_pw」フィールドには、広告主パスワードが格納される。この広告主パスワードは、広告主端末22がアフィリエイトサーバ10にログインする際に必要とされるビット列である。
「cli_company」フィールドには、広告主名が格納される。この広告主名は、広告主の氏名または名称を示すビット列である。
図5(b)は、広告主サイトテーブルの概略構成を示す図である。この広告主サイトテーブルには、広告主サイト(広告主サーバ21にアップロードされているWebページ)に関するビット列が格納される。
「cli_site_id」フィールドには、広告主サイトIDが格納される。この広告主サイトIDは、広告主サイトを識別するビット列である。
「cli_id」フィールドには、「cli_site_id」フィールドの広告主サイトIDによって識別される広告主サイトについて、これを管理する広告主の広告主IDが格納される。
「cli_site_name」フィールドには、広告主サイト名が格納される。この広告主サイト名は、広告主サイトの名称を示すビット列である。
「cli_site_key」フィールドには、広告主サイトキーが格納される。この広告主サイトキーは、広告主サイトを識別する、広告主サイトIDとは異なるビット列である。
上述したように、広告主サーバ21からアフィリエイトサーバ10に対しては、報酬支払承認通知ビット列が送信されるところ、この報酬支払承認通知ビット列は、アフィリエイターへの報酬の支払いを承認することを通知するビット列である。
したがって、この報酬支払承認通知ビット列が、広告主サーバ21以外の装置からアフィリエイトサーバ10に対して不正に送信され受信されると、広告主が承認していないにもかかわらずアフィリエイターに対して報酬が支払われるという不正が可能とされてしまう。
そこで、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1においては、報酬の支払いを承認するに際しては、報酬支払承認通知ビット列に広告主サイトキーが含まれることとし、この広告主サイトキーを用いて、報酬支払承認通知ビット列が広告主サーバ21から送信されたものであるのか否かを判断することとした。
よって、本発明の実施形態に係るアフィリエイトシステム1によれば、広告主が承認していないにもかかわらずアフィリエイターに対して報酬が支払われるという不正の防止を図ることができる。
「cli_site_address」フィールドには、広告主サイトアドレスが格納される。この広告主サイトアドレスは、インターネット70における広告主サイトのアドレスを示すビット列である。
図5(c)は、広告原稿テーブルの概略構成を示す図である。この広告原稿テーブルには、アフィリエイターサイト(Webサーバ40にアップロードされているWebページ)上で表示可能な広告原稿テキストに関するビット列が格納される。
「ad_id」フィールドには、広告原稿IDが格納される。この広告原稿IDは、アフィリエイターサイト上で表示可能な広告原稿テキストを識別するビット列である。
「cli_site_id」フィールドには、「ad_id」フィールドの広告原稿IDで識別される広告原稿テキストによって広告される商品・サービスについて、これを表示する広告主サイトの広告主サイトIDが格納される。
「ad_text」フィールドには、広告原稿テキストが格納される。この広告原稿テキストは、アフィリエイターサイト上で表示可能な文字を示すビット列である。
図6(a)は、リダイレクトセッションテーブルの概略構成を示す図である。このリダイレクトセッションテーブルには、リダイレクト処理(ステップS17参照)に関するビット列が格納される。
「redirect_session_id」フィールドには、リダイレクトセッションIDが格納される。このリダイレクトセッションIDは、リダイレクト処理のセッションを識別するビット列である。
「par_id」フィールドには、閲覧者端末50によって閲覧されていたアフィリエイターサイトについて、これを管理するアフィリエイターのアフィリエイターIDが格納される。
「par_site_id」フィールドには、閲覧者端末50によって閲覧されていたアフィリエイターサイトのアフィリエイターサイトIDが格納される。
「par_site_key」フィールドには、閲覧者端末50によって閲覧されていたアフィリエイターサイトのアフィリエイターサイトキーが格納される。
「cli_id」フィールドには、閲覧者端末50がアフィリエイターサイトを経由して閲覧しようとしている広告主サイトについて、これを管理する広告主の広告主IDが格納される。
「cli_site_id」フィールドには、閲覧者端末50がアフィリエイターサイトを経由して閲覧しようとしている広告主サイトの広告主サイトIDが格納される。
「cli_site_key」フィールドには、閲覧者端末50がアフィリエイターサイトを経由して閲覧しようとしている広告主サイトの広告主サイトキーが格納される。
「s_date」フィールドには、リダイレクトセッションIDが生成された日時を示すビット列が格納される。
図6(b)は、アフィリエイターログインセッションテーブルの概略構成を示す図である。このアフィリエイターログインセッションテーブルには、アフィリエイターログイン処理(ステップS8参照)に関するビット列が格納される。
「par_session_id」フィールドには、アフィリエイターログインセッションIDが格納される。このアフィリエイターログインセッションIDは、アフィリエイターログイン処理(ステップS8参照)に関するセッションを識別するビット列である。
「par_id」フィールドには、アフィリエイトサーバ10にログインしたアフィリエイターのアフィリエイターIDが格納される。
「par_pw」フィールドには、アフィリエイトサーバ10にログインしたアフィリエイターのアフィリエイターパスワードが格納される。
「s_date」フィールドには、アフィリエイターログインセッションIDが生成された日時を示すビット列が格納される。
図6(c)は、広告主ログインセッションテーブルの概略構成を示す図である。この広告主ログインセッションテーブルには、広告主ログイン処理(ステップS29参照)に関するビット列が格納される。
「cli_session_id」フィールドには、広告主ログインセッションIDが格納される。この広告主ログインセッションIDは、広告主ログイン処理(ステップS29参照)に関するセッションを識別するビット列である。
「cli_id」フィールドには、アフィリエイトサーバ10にログインした広告主の広告主IDが格納される。
「cli_pw」フィールドには、アフィリエイトサーバ10にログインした広告主の広告主パスワードが格納される。
「s_date」フィールドには、広告主ログインセッションIDが生成された日時を示すビット列が格納される。
図7(a)は、承認テーブルの概略構成を示す図である。この承認テーブルには、報酬支払承認に関するビット列が格納される。
「approve_id」フィールドには、承認IDが格納される。この承認IDは、報酬支払承認済ビット列の一例であり、アフィリエイターへの報酬の支払いが承認されたことを示すビット列である。
「redirect_session_id」フィールドには、報酬の支払いが承認されたリダイレクト処理に関するセッションのリダイレクトセッションIDが格納される。
「par_id」フィールドには、報酬の支払いが承認されたリダイレクト処理に関するセッションにおいて、閲覧者端末50に閲覧されていたアフィリエイターサイトにつき、これを管理するアフィリエイターのアフィリエイターIDが格納される。
「par_site_id」フィールドには、報酬の支払いが承認されたリダイレクト処理に関するセッションにおいて、閲覧者端末50に閲覧されていたアフィリエイターサイトのアフィリエイターサイトIDが格納される。
「par_site_key」フィールドには、報酬の支払いが承認されたリダイレクト処理に関するセッションにおいて、閲覧者端末50に閲覧されていたアフィリエイターサイトのアフィリエイターサイトキーが格納される。
「cli_id」フィールドには、報酬の支払いが承認されたリダイレクト処理に関するセッションにおいて、閲覧者端末50がアフィリエイターサイトを経由して閲覧した広告主サイトにつき、これを管理する広告主の広告主IDが格納される。
「cli_site_id」フィールドには、報酬の支払いが承認されたリダイレクト処理に関するセッションにおいて、閲覧者端末50がアフィリエイターサイトを経由して閲覧した広告主サイトの広告主サイトIDが格納される。
「cli_site_key」フィールドには、報酬の支払いが承認されたリダイレクト処理に関するセッションにおいて、閲覧者端末50がアフィリエイターサイトを経由して閲覧した広告主サイトの広告主サイトキーが格納される。
「a_date」フィールドには、承認IDが生成された日時を示すビット列が格納される。
「market_check」フィールドには、チェック済ビット列が格納される。本実施形態においては、「1」を示すビット列をチェック済ビット列としている。なお、後述するように、本発明においては、2ビット以上はもちろんであるが、1ビットであっても「ビット列」であるとする。
「market_date」フィールドには、チェック通知ビット列を広告主サーバ21から受信した日時を示すビット列が格納される。
図7(b)は、拒否テーブルの概略構成を示す図である。この拒否テーブルには、ネットワーク構成変更に関するビット列が格納される。
「cli_id」フィールドには、広告主端末22からネットワーク構成変更通知ビット列(ステップS34参照)を送信した広告主の広告主IDが格納される。
「par_id」フィールドには、ネットワーク構成変更通知ビット列(ステップS34参照)によって除外が通知されたアフィリエイターサイトについて、これを管理するアフィリエイターのアフィリエイターIDが格納される。
「par_site_id」フィールドには、ネットワーク構成変更通知ビット列(ステップS34参照)によって除外が通知されたアフィリエイターサイトのアフィリエイターサイトIDが格納される。
「par_site_key」フィールドには、ネットワーク構成変更通知ビット列(ステップS34参照)によって除外を通知されたアフィリエイターサイトのアフィリエイターサイトキーが格納される。
次に、図8〜図21を参照しつつ、実施形態に係るアフィリエイトサーバ10の動作を説明する。上述したように、アフィリエイトサーバ10では、アフィリエイター登録処理(ステップS2)、広告主登録処理(ステップS5)、アフィリエイターログイン処理(ステップS8)、広告タグ一覧開示処理(ステップS11)、リダイレクト処理(ステップS17)、報酬支払承認処理(ステップS23)、チェック処理(ステップS26)、広告主ログイン処理(ステップS29)、市場データ開示処理(ステップS32)、およびネットワーク構成変更処理(ステップS35)が実行される。以下、順に説明する。
まず、図8を参照しつつ、アフィリエイター登録処理について説明する。図8は、アフィリエイター登録処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイター端末30からアフィリエイター登録要求ビット列(ステップS1参照)を受信した場合、次のアフィリエイター登録処理を開始する。
まず、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイター端末30にアフィリエイター登録画面ビット列を送信する(ステップS2−1)。ここで、アフィリエイター登録画面ビット列とはアフィリエイター登録画面を構成するビット列をいい、アフィリエイター登録画面とは、アフィリエイター登録データビット列を入力する際のインターフェースとなるWebページである。
なお、アフィリエイター登録データビット列は、アフィリエイターに関する情報としてアフィリエイトサーバ10に記憶されるビット列である。以下の説明では、アフィリエイターパスワード、アフィリエイターの銀行口座番号を示すビット列、およびアフィリエイターサイトアドレスをアフィリエイター登録データビット列とするが、本発明においては、これらのビット列以外のビット列についても、アフィリエイター登録データビット列とすることができる。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターパスワード、アフィリエイターの銀行口座番号を示すビット列、およびアフィリエイターサイトアドレスをアフィリエイター端末30から受信するまで待機する(ステップS2−2)。
アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターパスワード、アフィリエイターの銀行口座番号を示すビット列、およびアフィリエイターサイトアドレスをアフィリエイター端末30から受信した場合、アフィリエイターID、アフィリエイターサイトID、およびアフィリエイターサイトキーを生成する(ステップS2−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターテーブル(図4(a)参照)にアクセスし、生成したアフィリエイターID、受信したアフィリエイターパスワード、および受信したアフィリエイター銀行口座番号を示すビット列を、「par_id」フィールド、「par_pw」フィールド、および「par_bank」フィールドにそれぞれ格納する(ステップS2−4)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターサイトテーブル(図4(b)参照)にアクセスし、生成したアフィリエイターサイトID、生成したアフィリエイターID、生成したアフィリエイターサイトキー、および受信したアフィリエイターサイトアドレスを、「par_site_id」フィールド、「par_id」フィールド、「par_site_key」フィールド、および「par_site_address」フィールドに、それぞれ格納する(ステップS2−5)。
そして、アフィリエイトサーバ10は、生成したアフィリエイターIDと生成したアフィリエイターサイトIDとを含むアフィリエイター登録完了通知ビット列を生成し(ステップS2−6)、アフィリエイター登録処理を終了する。
次に、図9を参照しつつ、広告主登録処理について説明する。図9は、広告主登録処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、広告主端末22から広告主登録要求ビット列(ステップS4参照)を受信した場合、次の広告主登録処理を開始する。
まず、アフィリエイトサーバ10は、広告主端末22に広告主登録画面ビット列を送信する(ステップS5−1)。ここで、広告主登録画面ビット列とは広告主登録画面を構成するビット列をいい、広告主登録画面とは、広告主登録データビット列を入力する際のインターフェースとなるWebページである。
なお、広告主登録データビット列は、広告主に関する情報としてアフィリエイトサーバ10に記憶されるビット列である。以下の説明では、広告主パスワード、広告主名、広告主サイト名、広告主サイトアドレス、および広告原稿テキストを広告主登録データビット列とするが、本発明においては、これらのビット列以外のビット列についても、広告主登録データビット列とすることができる。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主パスワード、広告主名、広告主サイト名、広告主サイトアドレス、および広告原稿テキストを広告主端末22から受信するまで待機する(ステップS5−2)。
アフィリエイトサーバ10は、広告主パスワード、広告主名、広告主サイト名、広告主サイトアドレス、および広告原稿テキストを広告主端末22から受信した場合、広告主ID、広告主サイトID、広告主サイトキー、および広告原稿IDを生成する(ステップS5−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主テーブル(図5(a)参照)にアクセスし、生成した広告主ID、受信した広告主パスワード、および受信した広告主名を、「cli_id」フィールド、「cli_pw」フィールド、および「cli_company」フィールドにそれぞれ格納する(ステップS5−4)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主サイトテーブル(図5(b)参照)にアクセスし、生成した広告主サイトID、生成した広告主ID、受信した広告主サイト名、生成した広告主サイトキー、および受信した広告主サイトアドレスを、「cli_site_id」フィールド、「cli_id」フィールド、「cli_site_name」フィールド、「cli_site_key」フィールド、および「cli_site_address」フィールドに、それぞれ格納する(ステップS5−5)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告原稿テーブル(図5(c)参照)にアクセスし、生成した広告原稿ID、生成した広告主サイトID、および受信した広告原稿テキストを、「ad_id」フィールド、「cli_site_id」フィールド、および「ad_text」フィールドに、それぞれ格納する(ステップS5−6)。
そして、アフィリエイトサーバ10は、生成した広告主ID、生成した広告主サイトID、および生成した広告主サイトキーを含む広告主登録完了通知ビット列を生成し(ステップS5−7)、広告主登録処理を終了する。
次に、図10を参照しつつ、アフィリエイターログイン処理について説明する。図10は、アフィリエイターログイン処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイター端末30からアフィリエイターログイン要求ビット列(ステップS7参照)を受信した場合、次のアフィリエイターログイン処理を開始する。
まず、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイター端末30にアフィリエイターログイン画面ビット列を送信する(ステップS8−1)。ここで、アフィリエイターログイン画面ビット列とはアフィリエイターログイン画面を構成するビット列をいい、アフィリエイターログイン画面とは、アフィリエイターログインデータビット列を入力する際のインターフェースとなるWebページである。
なお、アフィリエイターログインデータビット列は、アフィリエイター端末30からアフィリエイトサーバ10へログインする際に必要となるビット列である。以下の説明では、アフィリエイターIDとアフィリエイターパスワードとをアフィリエイターログインデータビット列とするが、本発明においては、これらのビット列以外のビット列についても、アフィリエイターログインデータビット列とすることができる。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターIDとアフィリエイターパスワードとをアフィリエイター端末30から受信するまで待機する(ステップS8−2)。
アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターIDとアフィリエイターパスワードとをアフィリエイター端末30から受信した場合、アフィリエイターテーブル(図4(a)参照)にアクセスし、受信したアフィリエイターIDが「par_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS8−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「par_pw」フィールドからアフィリエイターパスワードを取得する(ステップS8−4)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、受信したアフィリエイターパスワードと取得したアフィリエイターパスワードとが一致するか否かを判断し(ステップS8−5)、一致する場合はステップS8−6に進み、一致しない場合はステップS8−9に進む。
受信したアフィリエイターパスワードと取得したアフィリエイターパスワードとが一致する場合、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログインセッションIDを生成する(ステップS8−6)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログインセッションテーブル(図6(b)参照)にアクセスし、生成したアフィリエイターログインセッションID、受信したアフィリエイターID、受信したアフィリエイターパスワード、およびアフィリエイターログインセッションIDを生成した日時を示すビット列を、「par_session_id」フィールド、「par_id」フィールド、「par_pw」フィールド、および「s_date」フィールドにそれぞれ格納する(ステップS8−7)。
そして、アフィリエイトサーバ10は、生成したアフィリエイターログインセッションIDを含むアフィリエイターログイン成功通知ビット列を生成し(ステップS8−8)、アフィリエイターログイン処理を終了する。
ステップS8−5で、受信したアフィリエイターパスワードと取得したアフィリエイターパスワードとが一致しなかった場合、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログインの失敗を通知するアフィリエイターログイン失敗通知ビット列を生成し(ステップS8−9)、アフィリエイターログイン処理を終了する。
次に、図11を参照しつつ、広告タグ一覧開示処理について説明する。図11は、広告タグ一覧開示処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイター端末30から広告タグ一覧開示要求ビット列(ステップS10参照)を受信した場合、次の広告タグ一覧開示処理を開始する。なお、上述したように、広告タグ一覧開示要求ビット列には、アフィリエイターサイトIDとアフィリエイターログインセッションIDとが含まれている。
まず、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログインセッション監視処理を実行する(ステップS11−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告一覧ビット列生成処理を実行する(ステップS11−2)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイター端末30に対して、生成された広告一覧ビット列を送信する(ステップS11−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主サイトIDとアフィリエイターサイトIDとアフィリエイターログインセッションIDとを含む広告選択ビット列をアフィリエイター端末30から受信するまで待機する(ステップS11−4)。
広告選択ビット列をアフィリエイター端末30から受信した場合、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログインセッション監視処理を実行する(ステップS11−5)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告タグ一覧ビット列生成処理を実行し(ステップS11−6)、広告タグ一覧開示処理を終了する。
次に、図12を参照しつつ、アフィリエイターログインセッション監視処理について説明する。図12は、アフィリエイターログインセッション監視処理を説明するフローチャートである。
まず、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログインセッションテーブル(図6(b)参照)にアクセスし、受信したアフィリエイターログインセッションIDが「par_session_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS11−1−1、S11−5−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「s_date」フィールドから、アフィリエイターログインセッションIDが生成された日時を示すビット列を取得する(ステップS11−1−2、S11−5−2)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログインセッションIDを受信した日時を示すビット列とアフィリエイターログインセッションIDが生成された日時を示すビット列とに基づいて、アフィリエイターログインセッションIDを受信した日時が、アフィリエイターログインセッションIDが生成された日時からx分以内であるか否かを判断する(ステップS11−1−3、S11−5−3)。そして、x分以内である場合はアフィリエイターログインセッション監視処理を終了し、x分以内でない場合はステップS11−1−4(S11−5−4)に進む。
x分以内でない場合、アフィリエイトサーバ10は、時間切れを通知する時間切通知ビット列をアフィリエイター端末30に対して送信し(ステップS11−1−4、S11−5−4、図2における図示略)、広告タグ一覧開示処理を終了する。
次に、図13を参照しつつ、広告一覧ビット列生成処理について説明する。図13は、広告一覧ビット列生成処理を説明するフローチャートである。
まず、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログインセッションテーブル(図6(b)参照)にアクセスし、受信したアフィリエイターログインセッションIDが「par_session_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS11−2−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「par_id」フィールドからアフィリエイターIDを取得する(ステップS11−2−2)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターサイトテーブル(図4(b)参照)にアクセスし、取得したアフィリエイターIDが「par_id」フィールドに格納されており、且つ、受信したアフィリエイターサイトIDが「par_site_id」フィールドに格納されているレコードを検索する(ステップS11−2−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、レコードが存在するか否かを判断し(ステップS11−2−4)、存在する場合は次のステップS11−2−5に進み、存在しない場合は広告タグ一覧開示処理を終了する。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主サイトテーブル(図5(b)参照)と拒否テーブル(図7(b)参照)とを「cli_id」フィールドに格納されている広告主IDをキーにして結合し、この結合されたテーブルにおいて、受信したアフィリエイターサイトIDが「par_site_id」フィールドに格納されていないレコードを特定する(ステップS11−2−5)
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「cli_site_name」フィールドと「cli_site_id」フィールドとから、広告主サイト名と広告主サイトIDとをそれぞれ取得する(ステップS11−2−6)。
そして、アフィリエイトサーバ10は、取得した広告主サイト名と取得した広告主サイトIDとアフィリエイターログインセッションIDとを含む広告一覧ビット列を生成し(ステップS11−2−7)、広告一覧ビット列生成処理を終了する。
次に、図14を参照しつつ、広告タグ一覧ビット列生成処理について説明する。図14は、広告タグ一覧ビット列生成処理を説明するフローチャートである。
まず、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターログインセッションテーブル(図6(b)参照)にアクセスし、受信したアフィリエイターログインセッションIDが「par_session_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS11−6−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「par_id」フィールドからアフィリエイターIDを取得する(ステップS11−6−2)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターサイトテーブル(図4(b)参照)にアクセスし、取得したアフィリエイターIDが「par_id」フィールドに格納されており、且つ、受信したアフィリエイターサイトIDが「par_site_id」フィールドに格納されているレコードを検索する(ステップS11−6−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、レコードが存在するか否かを判断し(ステップS11−6−4)、存在する場合はステップS11−6−5に進み、存在しない場合は広告タグ一覧ビット列生成処理を終了する。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主サイトテーブル(図5(b)参照)にアクセスし、受信した広告主サイトIDが「cli_site_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS11−6−5)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「cli_id」フィールドから広告主IDを取得する(ステップS11−6−6)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、拒否テーブル(図7(b)参照)にアクセスし、取得した広告主IDが「cli_id」フィールドに格納され、且つ、受信したアフィリエイターサイトIDが「par_site_id」フィールドに格納されているレコードを検索する(ステップS11−6−7)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、レコードが存在するか否かを判断し(ステップS11−6−8)、存在しない場合はステップS11−6−9に進み、存在する場合は広告タグ一覧ビット列生成処理を終了する。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告原稿テーブル(図5(c)参照)にアクセスし、受信した広告主サイトIDが「cli_site_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS11−6−9)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「ad_id」フィールドと「ad_text」フィールドとから、広告原稿IDと広告原稿テキストとをそれぞれ取得する(ステップS11−6−10)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターサイトIDと広告主サイトIDと広告原稿IDと広告原稿テキストとを含むタグデータを生成する(ステップS11−6−11)。
そして、アフィリエイトサーバ10は、生成したタグデータを含む広告タグ一覧ビット列を生成し(ステップS11−6−12)、広告タグ一覧ビット列生成処理を終了する。
次に、図15を参照しつつ、リダイレクト処理について説明する。図15は、リダイレクト処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、閲覧者端末50からリダイレクト要求ビット列(ステップS16参照)を受信した場合、次のリダイレクト処理を開始する。なお、上述したように、このリダイレクト要求ビット列には、アフィリエイターサイトIDと広告主サイトIDと広告原稿IDとが含まれている。
まず、アフィリエイトサーバ10は、広告主サイトテーブル(図5(b)参照)にアクセスし、受信した広告主サイトIDが「cli_site_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS17−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「cli_id」フィールドから広告主IDを取得する(ステップS17−2)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、拒否テーブル(図7(b)参照)にアクセスし、受信したアフィリエイターサイトIDが「par_site_id」フィールドに格納され、且つ、取得した広告主IDが「cli_id」フィールドに格納されているレコードを検索する(ステップS17−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、レコードが存在するか否かを判断し(ステップS17−4)、存在しない場合はステップS17−5に進み、存在する場合はステップS17−11に進む。
次に、アフィリエイトサーバ10は、ステップS17−1で特定したレコードの「cli_id」フィールド、「cli_site_key」フィールド、および「cli_site_address」フィールドから、広告主ID、広告主サイトキー、および広告主サイトアドレスをそれぞれ取得する(ステップS17−5)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターサイトテーブル(図4(b)参照)にアクセスし、受信したアフィリエイターサイトIDが「par_site_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS17−6)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「par_id」フィールドと「par_site_key」フィールドとから、アフィリエイターIDとアフィリエイターサイトキーとをそれぞれ取得する(ステップS17−7)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、リダイレクトセッションIDを生成する(ステップS17−8)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、リダイレクトセッションテーブル(図6(a)参照)にアクセスし、生成したリダイレクトセッションID、取得したアフィリエイターID、受信したアフィリエイターサイトID、取得したアフィリエイターサイトキー、取得した広告主ID、受信した広告主サイトID、取得した広告主サイトキー、およびリダイレクトセッションIDを生成した日時を示すビット列を、「redirect_session_id」フィールド、「par_id」フィールド、「par_site_id」フィールド、「par_site_key」フィールド、「cli_id」フィールド、「cli_site_id」フィールド、「cli_site_key」フィールド、および「s_date」フィールドにそれぞれ格納する(ステップS17−9)。
そして、アフィリエイトサーバ10は、取得した広告主サイトアドレスと生成したリダイレクトセッションIDとを含むリダイレクト応答ビット列を生成し(ステップS17−10)、リダイレクト処理を終了する。
ステップS17−4でレコードが存在した場合、アフィリエイトサーバ10は、リダイレクト失敗通知ビット列を含むリダイレクト応答ビット列を生成し(ステップS17−11)、リダイレクト処理を終了する。なお、リダイレクト失敗通知ビット列とは、リダイレクト処理の失敗を通知するビット列である。
次に、図16を参照しつつ、報酬支払承認処理について説明する。図16は、報酬支払承認処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、広告主サーバ21から報酬支払承認通知ビット列(ステップS22参照)を受信した場合に、次の報酬支払承認処理を開始する。なお、上述したように、報酬支払承認通知ビット列には、リダイレクトセッションIDと広告主サイトキーとが含まれている。
まず、アフィリエイトサーバ10は、リダイレクトセッションテーブル(図6(a)参照)にアクセスし、受信した広告主サイトキーと受信したリダイレクトセッションIDとが、「cli_site_key」フィールドと「redirect_session_id」フィールドとにそれぞれ格納されているレコードを特定する(ステップS23−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定できたか否かを判断し(ステップS23−2)、特定できた場合はステップS23−3に進み、特定できなかった場合はステップS23−9に進む。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「par_id」フィールド、「par_site_id」フィールド、「par_site_key」フィールド、「cli_id」フィールド、「cli_site_id」フィールド、および「cli_site_key」フィールドから、アフィリエイターID、アフィリエイターサイトID、アフィリエイターサイトキー、広告主ID、広告主サイトID、および広告主サイトキーをそれぞれ取得する(ステップS23−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、拒否テーブル(図7(b)参照)にアクセスし、取得した広告主IDと取得したアフィリエイターサイトIDとが「cli_id」フィールドと「par_site_id」フィールドとにそれぞれ格納されているレコードを検索する(ステップS23−4)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、レコードが存在するか否かを判断し(ステップS23−5)、存在する場合はステップS23−9に進み、存在しない場合はステップS23−6に進む。
次に、アフィリエイトサーバ10は、承認IDを生成する(ステップS23−6)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、承認テーブル(図7(a)参照)にアクセスし、特定したレコードの「approve_id」フィールド、「redirect_session_id」フィールド、「par_id」フィールド、「par_site_id」フィールド、「par_site_key」フィールド、「cli_id」フィールド、「cli_site_id」フィールド、「cli_site_key」フィールド、および「a_date」フィールドに、生成した承認ID、受信したリダイレクトセッションID、取得したアフィリエイターID、取得したアフィリエイターサイトID、取得したアフィリエイターサイトキー、取得した広告主ID、取得した広告主サイトID、取得した広告主サイトキー、および承認IDを生成した日時を示すビット列をそれぞれ格納する(ステップS23−7)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、報酬支払承認処理成功通知ビット列を生成し(ステップS23−8)、報酬支払承認処理を終了する。
ステップS23−2で特定できなかった場合またはステップS23−5でレコードが存在した場合、アフィリエイトサーバ10は、報酬支払承認処理失敗通知ビット列を生成し(ステップS23−9)、報酬支払承認処理を終了する。
次に、図17を参照しつつ、チェック処理について説明する。図17は、チェック処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、広告主サーバ21からチェック通知ビット列(ステップS25参照)を受信した場合に、次のチェック処理を開始する。なお、上述したように、チェック通知ビット列には、リダイレクトセッションIDと広告主サイトキーとが含まれている。
まず、アフィリエイトサーバ10は、承認テーブル(図7(a)参照)にアクセスし、受信した広告主サイトキーと受信したリダイレクトセッションIDとが、「cli_site_key」フィールドと「redirect_session_id」フィールドとにそれぞれ格納されているレコードを特定する(ステップS26−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定できたか否かを判断し(ステップS26−2)、特定できた場合はステップS26−3に進み、特定できなかった場合はステップS26−5に進む。
次に、アフィリエイトサーバ10は、承認テーブル(図7(a)参照)にアクセスし、「market_check」フィールドと「market_date」フィールドとに、チェック済ビット列とチェック通知ビット列を受信した日時を示すビット列とをそれぞれ格納する(ステップS26−3)。
そして、アフィリエイトサーバ10は、チェック処理の成功を通知するチェック処理成功通知ビット列を生成し(ステップS26−4)、チェック処理を終了する。
ステップS26−2で特定できなかった場合、アフィリエイトサーバ10は、チェック処理の失敗を通知するチェック処理失敗通知ビット列を生成し(ステップS26−5)、チェック処理を終了する。
次に、図18を参照しつつ、広告主ログイン処理について説明する。図18は、広告主ログイン処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、広告主端末22から広告主ログイン要求ビット列(ステップS28参照)を受信した場合、次の広告主ログイン処理を開始する。
まず、アフィリエイトサーバ10は、広告主端末22に広告主ログイン画面ビット列を送信する(ステップS29−1)。ここで、広告主ログイン画面ビット列とは広告主ログイン画面を構成するビット列をいい、広告主ログイン画面とは、広告主ログインデータビット列を入力する際のインターフェースとなるWebページである。
なお、広告主ログインデータビット列は、広告主端末22からアフィリエイトサーバ10へログインする際に必要となるビット列である。以下の説明では、広告主IDと広告主パスワードとを広告主ログインデータビット列とするが、本発明においては、これらのビット列以外のビット列についても、広告主ログインデータビット列とすることができる。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主IDと広告主パスワードとを広告主端末22から受信するまで待機する(ステップS29−2)。
広告主IDと広告主パスワードとを広告主端末22から受信した場合、アフィリエイトサーバ10は、広告主テーブル(図5(a)参照)にアクセスし、受信した広告主IDが「cli_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS29−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「cli_pw」フィールドから広告主パスワードを取得する(ステップS29−4)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、受信した広告主パスワードと取得した広告主パスワードとが一致するか否かを判断し(ステップS29−5)、一致する場合はステップS29−6に進み、一致しない場合はステップS29−9に進む。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主ログインセッションIDを生成する(ステップS29−6)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主ログインセッションテーブル(図6(c)参照)にアクセスし、生成した広告主ログインセッションID、受信した広告主ID、受信した広告主パスワード、および広告主ログインセッションIDを生成した日時を示すビット列を、「cli_session_id」フィールド、「cli_id」フィールド、「cli_pw」フィールド、および「s_date」フィールドにそれぞれ格納する(ステップS29−7)。
そして、アフィリエイトサーバ10は、生成した広告主ログインセッションIDを含む広告主ログイン成功通知ビット列を生成し(ステップS29−8)、広告主ログイン処理を終了する。
ステップS29−5で受信した広告主パスワードと取得した広告主パスワードとが一致しなかった場合、アフィリエイトサーバ10は、広告主ログイン失敗通知ビット列を生成し(ステップS29−9)、広告主ログイン処理を終了する。
次に、図19を参照しつつ、市場データ開示処理について説明する。図19は、市場データ開示処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、広告主端末22から市場データ開示要求ビット列(ステップS31参照)を受信した場合、次の市場データ開示処理を開始する。なお、上述したように、市場データ開示要求ビット列には、広告主ログインセッションIDが含まれている。
まず、アフィリエイトサーバ10は、広告主ログインセッション監視処理を実行する(ステップS32−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主ログインセッションテーブル(図6(c)参照)にアクセスし、受信した広告主ログインセッションIDが「cli_session_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS32−2)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「cli_id」フィールドから広告主IDを取得する(ステップS32−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターテーブル(図4(a)参照)と拒否テーブル(図7(b)参照)とを「par_id」に格納されているアフィリエイターIDをキーにして結合し、この結合されたテーブルにおいて、取得した広告主IDが「cli_id」フィールドに格納されていないレコードを特定する(ステップS32−4)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「par_site_key」フィールドからアフィリエイターサイトキーを取得する(ステップS32−5)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、承認テーブル(図7(a)参照)にアクセスし、取得した広告主IDが「cli_id」フィールドに格納され、且つ、取得したアフィリエイターサイトキーが「par_site_key」フィールドに格納されているレコードの数Nをカウントする(ステップS32−6)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、取得した広告主IDが「cli_id」フィールドに格納され、且つ、取得したアフィリエイターサイトキーが「par_site_key」フィールドに格納されているレコードのうち、「market_check」フィールドにチェック済ビット列が格納されているレコードの数Mをカウントする(ステップS32−7)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、全てのアフィリエイターサイトキーについて、N、Mをカウントしたか否かを判断し(ステップS32−8)、カウントしていればステップS32−9に進み、カウントしていなければステップS32−6に戻る。
次に、アフィリエイトサーバ10は、各アフィリエイトサイトキーについてのN、Mと各アフィリエイターサイトキーと広告主ログインセッションIDとを含む市場データビット列を生成し(ステップS32−9)、市場データ開示処理を終了する。
次に、図20を参照しつつ、ネットワーク構成変更処理について説明する。図20は、ネットワーク構成変更処理を説明するフローチャートである。アフィリエイトサーバ10は、広告主端末22からネットワーク構成変更通知ビット列(ステップS34参照)を受信した場合、次のネットワーク構成変更処理を開始する。なお、上述したように、ネットワーク構成変更通知ビット列には、広告主ログインセッションIDとアフィリエイターサイトキーとが含まれている。
まず、アフィリエイトサーバ10は、広告主ログインセッション監視処理を実行する(ステップS35−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主ログインセッションテーブル(図6(c)参照)にアクセスし、受信した広告主ログインセッションIDが「cli_session_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS35−2)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「cli_id」フィールドから広告主IDを取得する(ステップS35−3)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、アフィリエイターサイトテーブル(図4(b)参照)にアクセスし、受信したアフィリエイターサイトキーが「par_site_key」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS35−4)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「par_id」フィールドと「par_site_id」フィールドとからアフィリエイターIDとアフィリエイターサイトIDとをそれぞれ取得する(ステップS35−5)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、拒否テーブル(図7(b)参照)にアクセスし、取得した広告主ID、取得したアフィリエイターID、取得したアフィリエイターサイトID、および受信したアフィリエイターサイトキーを、「cli_id」フィールド、「par_id」フィールド、「par_site_id」フィールド、および「par_site_key」フィールドにそれぞれ格納する(ステップS35−6)。
そして、アフィリエイトサーバ10は、ネットワーク構成変更完了通知ビット列を生成し(ステップS35−7)、ネットワーク構成変更処理を終了する。
次に、図21を参照しつつ、広告主ログインセッション監視処理について説明する。図21は、広告主ログインセッション監視処理を説明するフローチャートである。
まず、アフィリエイトサーバ10は、広告主ログインセッションテーブル(図6(c)参照)にアクセスし、受信した広告主ログインセッションIDが「cli_session_id」フィールドに格納されているレコードを特定する(ステップS32−1−1、S35−1−1)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、特定したレコードの「s_date」フィールドから、広告主ログインセッションIDが生成された日時を示すビット列を取得する(ステップS32−1−2、S35−1−2)。
次に、アフィリエイトサーバ10は、広告主ログインセッションIDを受信した日時を示すビット列と広告主ログインセッションIDが生成された日時を示すビット列とに基づいて、広告主ログインセッションIDを受信した日時が、広告主ログインセッションIDが生成された日時からx分以内であるか否かを判断する(ステップS32−1−3、S35−1−3)。そして、x分以内である場合は広告主ログインセッション監視処理を終了し、x分以内でない場合はステップS32−1−4(S35−1−4)に進む。
x分以内でない場合、アフィリエイトサーバ10は、時間切れを通知する時間切通知ビット列を広告主端末22に対して送信し(ステップS32−1−4、S35−1−4、図2における図示略)、市場データ開示処理またはネットワーク構成変更処理を終了する。
したがって、本発明の実施形態によれば、チェック通知ビット列を報酬支払承認後のイベント発生(解約やリピート購入など)を示すビット列とすることにより、広告主端末22において、商品・サービスを購入などした後の顧客の行動(解約をしたかリピート購入したかなど)を把握することができる。
このため、本発明の実施形態によれば、広告主は、あるアフィリエイターサイトを閲覧している見込客群が、広告主が望んでいる顧客となり得るか否かを判断することが可能となるため、この判断の結果に基づいて、そのアフィリエイターサイトを広告主のネットワーク構成に含ませるか否かを判断することが可能となる。
よって、本発明の実施形態によれば、広告主のネットワーク構成をアフィリエイターサイトの実績に依存して行う必要がなくなるため、広告主の顧客がアフィリエイター主導で形成されてしまうということがなく、広告主は、広告主主導で顧客形成を行うことが可能となる。
他方で、あるアフィリエイターサイトを閲覧する見込客群が、広告主が管理する一の広告主サイトにとって好ましくないときであっても、その広告主が管理する他の広告主サイトについてまでも好ましくないと予測されない場合には、拒否テーブル(図7(b)参照)に、「cli_site_id」フィールドを追加し、または拒否テーブル(図7(b)参照)の「cli_id」フィールドを「cli_site_id」フィールドに代えて、上記した拒否テーブル(図7(b)参照)の「cli_id」フィールドについての処理を「cli_site_id」フィールドについて行うようにすることが好ましい。このようにすれば、ネットワーク構成の変更が、広告主サイト単位で行われるため、あるアフィリエイターサイトが一の広告主サイトについてのネットワーク構成から除外されたとしても、そのアフィリエイターサイトは、その一の広告主サイトを管理する広告主の他の広告主サイトについて、ネットワーク構成から除外されることがない。
なお、あるアフィリエイターサイトを閲覧する見込客群が、広告主が管理する一の広告主サイトにとって好ましくないときに、その広告主が管理する他の広告主サイトについても好ましくないか否かを予測することが困難な市場環境においては、広告主端末22からアフィリエイトサーバ10に送信されるネットワーク構成変更通知ビット列に、一括除外通知ビット列または選択除外通知ビット列を含ませることにより、一の広告主サイトについての除外かすべての広告主サイトについての除外かを、広告主端末22において選択できるようにすることが好ましい。この場合は、拒否テーブル(図7(b)参照)に、「cli_site_id」フィールドを追加した上、一括除外フィールドも追加して、一括除外されているのか、選択除外されているのかを判断できるようにする。そして、あるアフィリエイターサイトに関して、拒否テーブル(図7(b)参照)の一括除外フィールドに一括除外を示すビット列が格納されている場合は、上記したように、拒否テーブル(図7(b)参照)の「cli_id」フィールドについての処理を「cli_id」フィールドについて行うようにし、他方、あるアフィリエイターサイトに関して、拒否テーブル(図7(b)参照)の一括除外フィールドに選択除外を示すビット列が格納されている場合は、上記した拒否テーブル(図7(b)参照)の「cli_id」フィールドについての処理を「cli_site_id」フィールドについて行うようにする。
上記いずれの形態も、「その特定のアフィリエイターサイトに関して、広告開示処理、リダイレクト処理、および報酬支払承認済ビット列を記憶する処理のうちの少なくとも1つの処理を広告主装置について行わないまたは中止する」に含まれる。
また、本実施形態においては、広告主サーバ21からアフィリエイトサーバ10へのアクセスについて、セキュリティの向上のために、広告主サイトキーを用いたが、本発明においては、たとえば、広告主サイトキーを用いることなく、広告主サーバ21のIPアドレスを確認することにより、広告主サーバ21からアフィリエイトサーバ10へのアクセスについてのセキュリティ向上を図ることもできる。
しかしながら、本発明においては、たとえば、1つのアフィリエイターサイトについて1つのチェック済ビット列が記憶されるものとしてもよい。この場合、あるアフィリエイターサイトについてのチェック済ビット列は、それ自体が、あるアフィリエイターサイトについてアフィリエイトサーバ10が広告主サーバ21からチェック通知ビット列を受信した回数を示す。このように構成する場合、アフィリエイトサーバ10は、広告主サーバ21からチェック通知ビット列を受信した場合に、記憶されているチェック済ビット列に1を加算したビット列を新たにチェック済ビット列として記憶する。
1つのアフィリエイターサイトについて1以上のチェック済ビット列を記憶してチェック済ビット列が記憶されている数に意味を持たせる場合と、1つのアフィリエイターサイトについて1つのチェック済ビット列を記憶してチェック済ビット列それ自体に意味を持たせる場合のいずれについても、「報酬支払承認済ビット列についてチェックが行われたことを示すチェック済ビット列を記憶する」に含まれる。
しかしながら、本発明においては、たとえば、1つのアフィリエイターサイトについて1つのチェック済ビット列が記憶されるものとして、アフィリエイターサイトごとのチェック済ビット列を市場データビット列に含ませるものとしてもよい。上述したように、この場合は、あるアフィリエイターサイトについてのチェック済ビット列それ自体が、あるアフィリエイターサイトについてアフィリエイトサーバ10が広告主サーバ21からチェック通知ビット列を受信した回数を示す。
また、本発明においては、たとえば、報酬支払承認済ビット列が記憶されている数Nとチェック済ビット列が記憶されている数Mとをカウントし、これらN、Mを四則演算した数を示すビット列やNとMとを対比させたグラフを示すビット列などを市場データビット列に含ませてもよい。
これらのいずれの形態についても、「記憶されているチェック済ビット列を用いて市場データビット列を生成する」に含まれる。
実施例1によれば、広告主端末22において、アフィリエイターサイトA、Bとでは、アフィリエイターサイトAの方が売上が高く実績が良いことを把握することができるが、解約数の点からして、アフィリエイターサイトBを閲覧しているコンピュータユーザの方が広告主にとって良い顧客であることを判断できる。
そこで、実施例1では、アフィリエイターサイトAを広告主サーバ21のネットワーク構成から除外する。この場合、広告主は、アフィリエイターサイトAのアフィリエイターには、以後、無駄な広告報酬を支払う必要がなくなる。
上記実施例1と同様のケースについて検討する。ただし、比較例1では、アフィリエイターサイトの実績に基づいて、広告主のネットワークを構成する。比較例1では、実績がよければ解約数も少ないと誤解されているなどのため、アフィリエイターサイトBが広告主のネットワークから除外され、広告主は、アフィリエイターサイトAのアフィリエイターに無駄な広告報酬を支払い続けなければならない。
実施例2によれば、広告主端末22において、アフィリエイターサイトA、Bとでは、アフィリエイターサイトAの方が売上が高く実績が良いことを把握することができるが、リピート購入数の点からして、アフィリエイターサイトBを閲覧しているコンピュータユーザの方が広告主にとって良い顧客であることを判断できる。
そこで、実施例2では、アフィリエイターサイトAを広告主サーバ21のネットワーク構成から除外する。この場合、広告主は、アフィリエイターサイトAのアフィリエイターには、以後、無駄な広告報酬を支払う必要がなくなる。
上記実施例2と同様のケースについて検討する。ただし、比較例2では、アフィリエイターサイトの実績に基づいて、広告主のネットワークを構成する。比較例2では、実績がよければリピート購入数も多いと誤解されているなどのため、アフィリエイターサイトBが広告主のネットワークから除外され、広告主は、アフィリエイターサイトAのアフィリエイターに無駄な広告報酬を支払い続けなければならない。
10 アフィリエイトサーバ
21 広告主サーバ
22 広告主端末
31A、32B アフィリエイター端末
40 Webサーバ
51A、52A、53B、54B 閲覧者端末
60 基地局
70 インターネット
Claims (4)
- アフィリエイト装置と広告主装置とがネットワークで接続されたアフィリエイトシステムにおいて、
前記アフィリエイト装置は、
記憶手段と、
アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列とを特定する報酬支払承認通知ビット列を受信した場合に、当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と報酬の支払いが承認された旨を示す報酬支払承認済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、
アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列と報酬支払承認済ビット列とを特定するチェック通知ビット列を受信した場合に、当該受信したチェック通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信したチェック通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と当該受信したチェック通知ビット列によって特定される報酬支払承認済ビット列と当該報酬支払承認済ビット列についてチェックが行われたことを示すチェック済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、
広告主サイトを識別するビット列を特定する市場データ開示要求ビット列を前記広告主装置から受信した場合に、当該受信した市場データ開示要求ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列に対応付けて前記記憶手段に記憶されているアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した市場データ開示要求ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列に対応付けて前記記憶手段に記憶されているチェック済ビット列とを用いて前記市場データビット列を生成する手段と、
前記生成した市場データビット列を前記広告主装置に送信する手段と、
を備えた、
ことを特徴とするアフィリエイトシステム。 - 前記アフィリエイト装置は、さらに、前記広告主装置から、前記市場データビット列に基づいて特定のアフィリエイターサイトを前記広告主装置のネットワーク構成から除外することを通知するネットワーク構成変更通知ビット列を受信した場合に、その特定のアフィリエイターサイトに関して、広告開示処理、リダイレクト処理、および前記アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列とを特定する報酬支払承認通知ビット列を受信した場合に、当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と報酬の支払いが承認された旨を示す報酬支払承認済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する処理のうちの少なくとも1つの処理を前記広告主装置について行わないまたは中止する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のアフィリエイトシステム。
- 広告主装置にネットワークで接続されたアフィリエイト装置において、
記憶手段と、
アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列とを特定する報酬支払承認通知ビット列を受信した場合に、当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と報酬の支払いが承認された旨を示す報酬支払承認済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、
アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列と報酬支払承認済ビット列とを特定するチェック通知ビット列を受信した場合に、当該受信したチェック通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信したチェック通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と当該受信したチェック通知ビット列によって特定される報酬支払承認済ビット列と当該報酬支払承認済ビット列についてチェックが行われたことを示すチェック済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、
広告主サイトを識別するビット列を特定する市場データ開示要求ビット列を前記広告主装置から受信した場合に、当該受信した市場データ開示要求ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列に対応付けて前記記憶手段に記憶されているアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した市場データ開示要求ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列に対応付けて前記記憶手段に記憶されているチェック済ビット列とを用いて前記市場データビット列を生成する手段と、
前記生成した市場データビット列を前記広告主装置に送信する手段と、
を備えたことを特徴とするアフィリエイト装置。 - 請求項3に記載のアフィリエイト装置において、さらに、前記広告主装置から、前記市場データビット列に基づいて特定のアフィリエイターサイトを前記広告主装置のネットワーク構成から除外することを通知するネットワーク構成変更通知ビット列を受信した場合に、その特定のアフィリエイターサイトに関して、広告開示処理、リダイレクト処理、および前記アフィリエイターサイトを識別するビット列と広告主サイトを識別するビット列とを特定する報酬支払承認通知ビット列を受信した場合に、当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定されるアフィリエイターサイトを識別するビット列と当該受信した報酬支払承認通知ビット列によって特定される広告主サイトを識別するビット列と報酬の支払いが承認された旨を示す報酬支払承認済ビット列とを対応付けて前記記憶手段に記憶する処理のうちの少なくとも1つの処理を前記広告主装置について行わないまたは中止する手段を備えたことを特徴とするアフィリエイト装置。
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