JP4252891B2 - 光ファイバの線引き方法 - Google Patents

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Description

本発明は、伝送損失の低い光ファイバを容易かつ安定に製造することができる光ファイバの線引き方法に関する。
一般に、光ファイバは以下のように製造される。まず、加熱用ヒーターを備えた加熱炉内に石英系ガラスからなる光ファイバ用母材を導き、前記加熱炉内で光ファイバ用母材の先端を2000℃程度に加熱、溶融し、張力をかけて延伸することにより前記加熱炉外にガラス光ファイバが細く引き出される。前記加熱炉から引き出されたガラス光ファイバには、例えば紫外線照射によって硬化する樹脂が塗布され、その後紫外線を照射して該樹脂を硬化させ、続いてキャプスタンと呼ばれる引取装置により引き取られて、被覆された光ファイバとなる。通常、被覆される前あるいは後で、非接触式の外径測定器によって、光ファイバの外径を測定し、光ファイバの外径が所定値かつ一定となるように、前記キャプスタンの引き取り速度などを制御する。
従来、伝送損失の低い高品位な光ファイバを得るために、様々な製造方法が知られていた。(例えば、特許文献1〜3)。
これらの製造方法に共通していることは、前記加熱炉の下に徐冷炉を設け、前記加熱炉内で形成されたガラス光ファイバを徐冷し、ガラス光ファイバのある温度帯における冷却速度を下げることで、仮想温度Fg(Fictive Temperature;ガラス内の原子配列が確定する温度)を下げ、レイリー散乱強度を低減するというものである。
一般に、ガラス内の構造緩和が進行する仮想温度Fgの最低温度は1200℃程度であることが知られており、レイリー散乱強度を低減するには、ガラス光ファイバの温度が1200〜1700℃であるとき、特に1200〜1400℃であるときの冷却速度を下げることが重要であるとされている。
特開2000―335934号公報 特開2001−192228号公報 特開2002−234751号公報
これらの特許文献に記載されている技術においては、前述した温度帯での冷却速度を下げることが非常に重要なため、光ファイバを線引きするに当り、光ファイバの温度を正確に測る必要があった。
ところで、光ファイバの温度測定方法としては、光ファイバの強度保証の点から、非接触式であることが必須の条件である。非接触かつ高温まで測定できる温度測定装置としては、放射温度計が一般的である。ところが、被測定物であるガラス光ファイバの外径は一般的に125μm程度と非常に細く、放射エネルギーも小さい。また、測定したい温度範囲は約1000〜1700℃と高温であり、線引き中、つまり動いているガラス光ファイバの温度を測定しなくてはならない点から、実際の温度よりも200〜300℃程度低い温度が測定されてしまう、測定値のばらつきが大きいといった問題が生じていた。このように、線引き中の光ファイバの温度を正確に測定することは非常に難しい。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ガラス光ファイバの温度測定を行わなくても伝送損失の低い光ファイバ製造することができる光ファイバの製造方法を提供することを目的とする。本発明によれば、伝送損失の低い光ファイバを容易かつ安定して製造することができる。
本発明者らは、上記の課題解決のために鋭意研究に取り組み、線引きされたガラス光ファイバの外径Dがあらかじめ定められたガラス光ファイバの製品外径dに収斂する前にガラス光ファイバを徐冷炉に進入させることで、伝送損失の低い光ファイバを製造することができることを見いだした。なお、ここで、徐冷炉の入り口におけるガラス光ファイバの外径Dとは、徐冷炉の鉛直上方約0.1mの位置における外径を指し、ガラス光ファイバの製品外径dとは、ガラス光ファイバの仕上がり外径の長手方向における平均値を指すものである。
かかる課題を解決する本発明の光ファイバの製造方法は、石英系ガラスからなる光ファイバ母材を加熱線引きする加熱工程と、線引きされたガラス光ファイバを徐冷する徐冷工程と、徐冷されたガラス光ファイバに樹脂層を被覆する樹脂被覆工程とを、この順序で行う光ファイバの線引き方法において、前記加熱工程と前記徐冷工程との間に線引きされたガラス光ファイバの外径を測定する測定手段を有し、前記測定手段にて測定されるガラス光ファイバの外径Dが、ガラス光ファイバの製品外径dよりも大きく且つ108%以下であり、前記徐冷工程における徐冷炉の最高温度が400〜1300℃であり、光ファイバの線引き速度が900m/分以上であることを特徴とする。
上記本発明の光ファイバの線引き方法によれば、前述した光ファイバの伝送損失に最も影響する温度領域におけるガラス光ファイバの冷却速度を下げることができ、伝送損失の低い光ファイバを容易かつ安定して製造することができる。
また、上記本発明の光ファイバの線引き装置によれば、光ファイバ母材から伝送損失の低い光ファイバを容易かつ安定して製造することができる。
以下、本発明の光ファイバの製造装置を図示した実施例に基づき説明する。
図1において、1は光ファイバ用母材、2は光ファイバ用母材を加熱線引きする加熱炉、3は加熱炉2内で光ファイバ用母材1が加熱線引きされることによって得られたガラス光ファイバ、4はガラス光ファイバ3を徐冷する徐冷炉、5は徐冷炉で徐冷されたガラス光ファイバを冷却する冷却装置、6は製品外径dのガラス光ファイバ、7は製品外径dのガラス光ファイバ6の上に樹脂層を被覆する樹脂被覆装置、8は樹脂層が被覆された光ファイバ、9は光ファイバ8を所定の速度で引き出す引取装置、10は光ファイバ8を巻き取り収納する巻取ボビンである。
また、11は加熱炉2と徐冷炉4との間に配置されガラス光ファイバ3の外径を測定する外径測定器、12は冷却装置5と樹脂被覆装置7との間に配置されガラス光ファイバ6の外径を測定する外径測定器、13は樹脂被覆装置7と引取装置9との間に配置され樹脂層が被覆された光ファイバ8の外径を測定する外径測定器である。
光ファイバ用母材1は、従来周知のMCVD(Modified Chemical Vapor Deposition)法、OVD(Outside Vapor Deposition)法、VAD(Vapor-phase Axial Deposition)法などによって製造される。
加熱炉2は、ヒーター21を備えており、更に図示しない加熱炉ガス供給装置から流量制御されたアルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを加熱炉2内に導入する加熱炉ガス供給口22を備えている。
徐冷炉4は、徐冷ヒーター41を備えており、更に、図示しない徐冷炉ガス供給装置から流量制御された窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを供給する徐冷炉ガス供給口42を徐冷炉4の下方に備えている。
光ファイバ用母材1は、加熱炉2の中に吊り下げられて挿入され、加熱炉2内で先端部が加熱溶融され、引取装置9によって一定の張力で引き取られ、これによってガラス光ファイバ3が得られる。
ガラス光ファイバ3は、加熱炉2の下に設置されている外径測定器11でその外径が測定され、その後徐冷炉4に入る。
ここで、ガラス光ファイバ3は、徐冷炉4によって冷却速度を下げるように制御される。徐冷炉4の炉心管は内径10〜40mm程度であり、炉内最高温度は400〜1300℃が好ましい。このとき、徐冷炉ガス供給口42から導入される不活性ガスの流量は10〜50リットル/分が好ましい。このような徐冷炉の温度および不活性ガスの流量とすることにより、前述した光ファイバの伝送損失に最も影響する温度、すなわちガラス光ファイバの温度が1200〜1700℃、特に1200〜1400℃であるときの冷却速度を下げることができる。
徐冷炉4を出た光ファイバは、冷却装置5によって樹脂被覆に最適な温度、例えば70℃以下程度に冷却される。
冷却装置5を出た光ファイバ6は、次に外径測定器12によって再度ガラス光ファイバ6の外径が測定され、このガラス光ファイバ6の外径が一定の仕上がり径となるように、光ファイバ用母材1の送り速度、及び線引き速度となる引取装置9の回転速度等が制御される。光ファイバの線引き速度は、適宜選択されるが、製造効率の点から例えば900〜1700m/分が好ましい。
その後、機械的な応力等から保護するために、ガラス光ファイバ6は樹脂被覆装置7によって樹脂被覆がなされ、光ファイバ8が形成される。樹脂被覆装置7により、ガラス光ファイバ6の上に例えば紫外線を照射することによって硬化する紫外線硬化型の樹脂を塗布し、その後紫外線を照射するなどしてガラス光ファイバ6上に樹脂が被覆される。
その後、光ファイバ8は、外径測定器13によってその仕上がり被覆外径が測定される。
このようにして樹脂被覆がなされた光ファイバ8は、引取装置9を経て巻き取りボビン10に巻き取られる。
各外径測定器11・12・13には、通常レーザー走査方式を用いた外径測定器が用いられる。これは、非接触式であるため、光ファイバの強度を劣化させず、また、単位時間あたりの走査回数、測定値の平均化回数を適切に設定することで、サブミクロンオーダーの測定精度が得られ、本発明の用途に適合しているからである。
上記製造装置を用いて1.3μm帯にゼロ分散波長を持つシングルモード光ファイバ(SMF)の製造を行った。本製造をするに当り、加熱炉2内の最高温度を2200℃に設定し、加熱炉2の下方から0.3mの位置に外径測定器11を設置し、その下方0.1mの位置に3mの長さを有する徐冷炉4を設置した。徐冷炉4の最高温度は1000℃であり、徐冷炉4の全長に渡りほぼ均一な温度分布となっている。また、徐冷炉4の下に冷却装置5を設置し、冷却装置5の下に樹脂被覆装置7を設置した。加熱炉2には、加熱炉ガス供給装置により加熱炉の下端からアルゴン3リットル/分およびヘリウム2リットル/分を供給した。徐冷炉4には、徐冷炉ガス供給装置により徐冷炉の下端からアルゴン35リットル/分を供給した。また、徐冷炉4内には内径φ20mmの炉心管を設置した。
このとき、外径測定器11におけるガラス光ファイバ3の外径Dを127μm、外径測定器12におけるガラス光ファイバ6の外径dを125μmに設定した。また、引取装置9の線引き張力を79gf、線引き速度を1000m/分に設定した。このようにして得られた光ファイバの伝送損失は、1310nmで0.320dB/km、1550nmで0.184dB/kmであった。
更に、母材加熱炉2に供給されるアルゴンを0〜20リットル/分、ヘリウムを0〜15リットル/分の範囲で調整しながら、徐冷炉の鉛直上方約0.1mの位置の光ファイバ外径を測定するように配置された外径測定器11で測定されるガラス光ファイバ3の外径Dを種々変化させて実験を行った。
なお、ガラス光ファイバ3の外径Dは、加熱炉2に供給するヘリウム流量を少なくすると太くなり、多くすると細くなる。また、アルゴンはヘリウムの流量を少なくした場合に発生する外径変動を抑えるために、適宜調整して供給した。
この結果を表1および図2に示す。図2A、図2Bはそれぞれ伝送損失とガラス光ファイバ3の外径Dの製品外径dに対する割合の関係を示しており、図2Aは1310nmの伝送損失、図2Bは1550nmの伝送損失を示している。
Figure 0004252891
表1、図2A及び図2Bから明らかなように、外径測定器11におけるガラス光ファイバ3の外径Dが製品外径dよりも大きく、且つ製品外径dの108%以下となるように光ファイバを線引きした場合に、低い伝送損失が得られることが判った。特に、外径測定器11におけるガラス光ファイバ3の外径Dが製品外径dの101〜102.5%のときに大きな効果を得ることができた。
また、外径測定器11におけるガラス光ファイバ3の外径Dが135μmより大きくなるように線引きを行った場合は、伝送損失が大きくなっている。これは、ガラス光ファイバが高温のまま徐冷炉4を出てしまい、最も重要である温度領域において徐冷の効果が得られていないためである。
また、外径測定器11におけるガラス光ファイバ3の外径Dが125μmとなるように線引きを行った場合も伝送損失が大きくなっている。これは、徐冷炉4に入る前に光ファイバが十分冷却されてしまい、最も重要である温度領域において徐冷の効果が得られないことによるものである
図3は、ガラス光ファイバ3の外径Dが127μmで製造された光ファイバの伝送損失に対するガラス光ファイバ3の外径Dが125μmで製造された光ファイバの伝送損失の差を、測定波長が1250〜1650nmの範囲内で波長5nm間隔毎に示したものである。この結果から明らかなように、ガラス光ファイバ3を外径が127μmで製造したものが、125μmで製造したものよりも、全ての波長帯域で0.003dB/kmから0.009dB/kmの範囲で低伝送損失の改善されていることが判る。
次に上記と同様に、DSF(Dispersion-Shifted Fiber)用の光ファイバ用母材及びNZDSF(Non-Zero Dispersion-Shifted Fiber)用の光ファイバ用母材について、それぞれガラス光ファイバ3の外径Dを種々変化させてガラス光ファイバの製品外径dが125μmの光ファイバを線引きした。線引き張力は140gfで行った。それ以外の各機器の設定条件は前記SMFの場合と同様である。
これらにより製造された光ファイバの伝送損失を波長1310nm及び1550nmで測定した。測定した結果を表2に示す。
Figure 0004252891
表2に示す結果をグラフ化したものが、図4A及び図4Bである。図4A及び図4Bはそれぞれ、伝送損失とガラス光ファイバ3の外径Dの製品外径dに対する割合の関係を示しており、図4Aは1310nmの伝送損失、図4Bは1550nmの伝送損失を示している。また、図4A及び図4B中の●はDSF、×はNZDSFである。
これらの結果から明らかなように、DSF及びNZDSFの場合もSMFと同様の傾向を示す結果が得られた。
次に、外径測定器11におけるガラス光ファイバ3の外径Dが127μm、外径測定器12におけるガラス光ファイバ6の外径dが125μmとなるように制御しながら、SMF用の光ファイバ用母材10本の線引きを行った。線引き速度は1000m/分とした。ここで得られた伝送損失の標準偏差は、1310nmおよび1550nmの両波長において、0.002dB/km以下であった。
これに対し、外径測定器11での外径測定は行わず、ガラス光ファイバ3の温度を管理した状態で同様にSMF用の光ファイバ用母材10本を線引きした場合は、1310nm、および1550nmにおける伝送損失の標準偏差が、ともに0.004dB/kmであった。すなわち、本実施形態例の光ファイバの線引き方法により、伝送損失の安定した光ファイバを製造することができた。
本発明の光ファイバの製造方法および光ファイバの製造装置を用いることにより、このように高速で線引きしたとしても、伝送損失の低い光ファイバを容易かつ安定に製造することができる。
本発明は、上述のように、徐冷炉に入る前のガラス光ファイバの外径を制御することで、従来必要としていた徐冷炉に入る前の光ファイバの温度を測定することなしに、伝送損失の低い光ファイバを容易かつ安定に製造することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された範囲内でさまざまな実施の形態を取り得るものである。本実施形態例においては、徐冷炉に流す不活性ガスの流量を変化させることにより、徐冷炉に入る前のガラス光ファイバの外径を制御したが、徐冷炉に入る前のガラス光ファイバの外径は、加熱炉の温度や、加熱炉に流す不活性ガスの流量、徐冷炉の温度を変化させることによっても変化させることができる。
本発明の一実施例を示す構成図。 本発明の実施例により製造された光ファイバの波長1310nmにおけるの伝送損失の特性図。 本発明の実施例により製造された光ファイバの波長1550におけるの伝送損失の特性図。 本発明の実施例により製造された光ファイバの伝送損失と比較例により製造された光ファイバの伝送損失差を示す特性図。 本発明の他の実施例により製造された光ファイバの波長1310nmにおける伝送損失の特性図。 本発明の他の実施例により製造された光ファイバの波長1550nmにおける伝送損失の特性図。
符号の説明
1 光ファイバ用母材
2 加熱炉
3 ガラス光ファイバ
4 徐冷炉
5 冷却装置
6 ガラス光ファイバ
7 樹脂被覆装置
8 光ファイバ
9 引取装置
10 ボビン
11 外径測定器
12 外径測定器
13 外径測定器
21 電気ヒーター
22 加熱炉ガス供給口
41 徐冷炉ヒーター
42 徐冷炉ガス供給口

Claims (3)

  1. 石英系ガラスからなる光ファイバ母材を加熱線引きする加熱工程と、線引きされたガラス光ファイバを徐冷する徐冷工程と、徐冷されたガラス光ファイバに樹脂層を被覆する樹脂被覆工程とを、この順序で行う光ファイバの線引き方法において、前記加熱工程と前記徐冷工程との間に線引きされたガラス光ファイバの外径を測定する測定手段を有し、前記測定手段にて測定されるガラス光ファイバの外径Dが、ガラス光ファイバの製品外径dよりも大きく且つ108%以下であり、前記徐冷工程における徐冷炉の最高温度が400〜1300℃であり、光ファイバの線引き速度が900m/分以上であることを特徴とする光ファイバの線引き方法。
  2. 前記測定されるガラス光ファイバの外径Dが、前記製品外径dの101〜102.5%であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの線引き方法。
  3. 光ファイバの線引き速度が1700m/分以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光ファイバの線引き方法。
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