JP4252644B2 - 半対流式強制空気システム及び低輻射率コートガラス焼戻し方法 - Google Patents

半対流式強制空気システム及び低輻射率コートガラス焼戻し方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、半対流式強制空気システム及び後続処理のために板ガラスを加熱する方法に関する。さらに詳述すると、本発明のシステム及び方法は、強化工程前に低輻射率コートガラスを加熱するために使用される。
【0002】
【従来の技術】
強化などの後続処理のために板ガラスを加熱する強制通風炉は当業界では既に知られている。例えば、米国特許第4,529,380及び同第4,505,671号(マクマスター特許)には加熱炉及び板ガラスに曲げ、強化、曲げ及び強化、フィルミングなどの処理を施すために加熱された板ガラスを前処理するための処理ステーションからなる板ガラス処理システムが開示されている。これら米国特許に開示されている炉は、加熱室内のコンベア上に間隔をおいて設けられたガス噴射ノズル列から構成されている。これらガス噴射ノズルは、板ガラスが加熱室内を搬送される際に板ガラスを強制対流加熱するためにコンベアに向けて第1次ガスを供給する。
【0003】
マクマスター特許に開示されているガス噴射ノズルは、コンベアの長さ方向及び板ガラスの移動方向に対して垂直に複数の直線状の列に配されている。各々のノズル列は、共通の直線状に配された共通マニフォルドまたは導管に接続されている。各供給導管は、炉の幅方向に、コンベアの長さ方向に垂直に延びている。マクマスター特許には、ガス噴射ポンプの列が板ガラスの搬送方向に対して横手方向に互いに間隔を置いて配されており、これにより搬送される板ガラスの幅全体に亘って均一に加熱することできるということが記載されている。
【0004】
マクマスター特許に開示されているような加熱システムでは、透明ガラスを強化前に加熱する上では許容範囲の結果が得られる。また他の公知のシステムにおいても、輻射率が約0.2以上のコートガラスを強化前に加熱する場合においても許容範囲の結果が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ガラス製造業者は現在輻射率が0.15乃至0.04のコートガラス製品の製造を始めている。上記の米国特許に開示されているシステムを含む公知の加熱システムでは、このような低輻射率のガラスの強化において望ましい結果が得られない。従って輻射率が0.2以下の低輻射率板ガラスの強化ができるシステム及び方法の開発が望まれている。
【0006】
板ガラスが加熱炉に搬入される際、コンベアのローラーとの接触により板ガラスの表面より裏面の方が速く加熱される。これにより表面より裏面の方が速く膨張し、その結果板ガラスは弓状に上方にしなりボール(bowl)形状に変形してしまう。従って、板ガラスの全重量がガラスの中央部分で支持され、この中央部分が過剰に加熱されてしまう。この過度の加熱により板ガラスの中央部分に「長尺バブル(半球化)現象」という過度の歪みが生じてしまう。不均一なガラス温度はまた板ガラスの不安定性の原因となる。オイルキャニング(oil canning)及びバブル化は板ガラスが不均一に加熱される際に板ガラスに生じる望ましくない現象である。従って、このようなオイルキャニング及びバブル化を最小限にすることが可能な低輻射率コートガラスの加熱方法及び装置が望まれている。
【0007】
低輻射率の板ガラスを従来のシステムで加熱した場合、ガラスは炉の大きさにより通常、炉の長さ方向に移動される。このような低輻射率の板ガラスは通常、部屋または廊下に長手方向に取り付けられるので、処理以前に有している固有の歪みを強制するために長さ方向に搬送される。しかしながら、低輻射率板ガラスは、幅方向に搬送される時より、長さ方向に搬送される場合の方が熱の影響を受けやすい。また通常の板ガラスを従来のシステムで加熱した場合、熱は板ガラスの幅全体にのみ均一に加えられる。このような板ガラスの幅を横断する縁部から縁部への加熱を制御することができない。しかしながら、このような制御を行わないと板ガラスが均一に加熱されず、板ガラスの中央にバブル化及びオイルキャニングなどの好ましくない現象が生じる。従って板ガラスの美的品質を向上させるために長手方向に板ガラスの長さ全体に亘って均一に熱を加えることが可能なシステム及び方法が望まれている。
【0008】
本発明の目的は、輻射率が0.2以下のコートガラスの強化に有用なシステム及び方法を提供することである。本発明のシステム及び方法では、オイルキャニング及び半球化を減少あるいは除去するために板ガラスの選択された幅部分の長さ方向全体に亘って均一に熱が加えられる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係るシステムは、加熱室と、この加熱室内を長手方向に延びるコンベアと、圧縮空気源と、この空気源と流体接続した複数の長手方向に延びる空気用マニフォルドと、加熱サイクル中に所定の時間選択されたマニフォルドへの空気流れを制限するコントローラーとからなる。各空気マニフォルドは、長手方向に延びるコンベアに平行に配向され、コンベア上の板ガラスを連続的に加熱するためにコンベアに加熱空気が下向きに流れるように構成されている。
【0010】
空気マニフォルドは、長手方向に一に設けられた開口部を有し且つ該開口部が放射状に配向されている長尺の管を含むことが好ましい。これら開口部は垂直方向から約±30°の角度でコンベアに向かって下向きに配向される。開口部から噴射される空気は、コンベアに対して約±60°の入射角を形成する。各開口部は、隣接する開口部と交互に垂直方向に対し反対方向に配向される。
【0011】
マニフォルドは、コンベアの10乃至15cm上方に位置するのが好ましい。マニフォルドは長手方向に延びる列状に構成されるのが好ましい。そしてその1列がコンベアの幅方向の中央上に位置するのが好ましく、他の1列がコンベアの幅の2ヶ所の4分の1の地点上に位置するのが好ましい。これら列、好ましくは外方の列をコンベア上の幅において異なる位置に調節可能に設けてもよい。
【0012】
コンベアは加熱室内で板ガラスを水平方向に搬送するために構成された水平方向に延びたロール群を有するのが好ましい。
【0013】
空気マニフォルドは、好ましくは長手方向に約22cmほどの間隔を置いて配された直径約1mmの開口部を有する13mmパイプからなる。空気マニフォルドは、板ガラスの選択された幅方向部分の長さ全体に亘って対流熱するように構成されている。また分配マニフォルドが空気源と各空気マニフォルドを流体接続するように配されている。
【0014】
電磁弁及び流量計が、各空気マニフォルドと分配マニフォルド間で流体接続状態で配されている。空気レギュレーター及びフィルタードライヤーが空気源と分配マニフォルド間で流体接続状態で配されている。また加熱サイクル中に所定の時間に電磁弁を開閉するためにプログラム可能なコンピューターが使用される。
【0015】
本発明は、強化などの後続処理のために板ガラスを加熱する方法をも提供する。本発明の方法は、長手方向に延びるコンベア上に板ガラスを載置し、板ガラスの長手方向縁部が、コンベアの長手方向と平行になるように板ガラスを配向する初期工程と、板ガラスを加熱室に搬送する工程とからなる。板ガラスは、それからその選択された幅方向部分に近接して加熱空気を下向きに流れさせることによってその選択された幅方向部分の長さ全体に沿って特定の順序で対流加熱される。
【0016】
本発明の好ましい態様において板ガラスは、その長手方向中央部分より先に縁部が加熱される。好ましくは板ガラスは、その長手方向中央部分より先にそ板ガラスの4分の1の地点が加熱される。
【0017】
本発明の好ましい態様において、加熱工程は加熱サイクルの最初の30乃至40%で板ガラスの4分の1のポイントを継続的に対流加熱し、次の10乃至20%の加熱サイクルで板ガラスの4分の1のポイントを間欠的に対流加熱し、次の10乃至20%の加熱サイクル板ガラスの長手方向に延びる中央部分だけを間欠的に対流加熱し、最後の20乃至50%の加熱サイクルで板ガラスの中央部分だけを継続的に対流加熱する。
【0018】
本発明の方法は、板ガラスを加熱室から2つの領域からなる炉の第2加熱室に搬送する工程を含むものであってもよい。
【0019】
【発明の実施の態様】
以下に本発明を図1乃至9を参照して詳述する。尚、各図において類似部分は、同一符号をもって示してある。本発明の半対流式強制空気システムを図1に略式に示し、符号10をもって示す。システム10は、内部加熱室14を有する炉からなり、板ガラスSはこの加熱室内で強化、曲げ、フィルミング等の後続処理のために加熱サイクルの間加熱される。炉のハウジング12は、ニュージャージー州シナミンソン(Cinnaminson)所在のタムグラスエンジニアリング社所有の米国特許第4,390,359号に開示されているような公知の構造を有している。ハウジング12は、耐熱性のセラミック材から構成されるのが好ましい。炉はその上部及び底部に抵抗加熱部材16を有し、この部材16によって炉内に位置する加工物に輻射熱を供給する。
【0020】
コンベア18は、加熱室14内を長手方向に延びている。コンベア18は、好ましくは回転自在に固定された水平方向に延びる一連のローラー群からなり、これらローラー群は板ガラスSなどの加工物を加熱室内で搬送するために同時に駆動される。この種のコンベア18は、上述のタムグラスエンジニアリング社所有の特許に開示されているなどして公知のものである。システム10は、長手方向に延びる複数の空気マニフォルド20を有し、これらマニフォルドは、好ましくは加熱室14の外部に位置する圧縮空気源22と流体接続するように配されている。空気マニフォルド20は、長手方向に延びるコンベア18に平行に配され、コンベア18上に支持された板ガラスSを対流加熱するためにコンベア18に向かって加熱空気流を下向きに発生させる。空気マニフォルド20による対流熱は、抵抗加熱手段16による輻射熱を補うものである。
【0021】
圧縮空気源22は、約345kPaで約17CFM供給可能なコンプレッサー23を含むのが好ましく、このコンプレッサーは最大規模のシステムの10H.P.コンプレッサーに相当する。圧縮空気源はまた455リットル固定式空気タンク25を含むのが好ましい。この固定式タンクは、その中に蓄積する油及び水を除去するための自動排水管を底部に有する。
【0022】
システム10は、また複数の空気マニフォルド20それぞれから供給される空気流を制御するコントローラー24を有する。コントローラー24は、加熱サイクル中、所定の時間において各空気マニフォルド20またはマニフォルド列への空気量を制御することによって、加熱処理を制御し且つ板ガラスのオイルキャニング及びバブリングを最小限にする役割を果たす。
【0023】
図2乃至4に空気マニフォルドの詳細を示す。好ましい態様において、各マニフォルドは一端が中空のT字型コネクター28に接続された一対の長尺の管26からなる。この管26の外方端部は、キャップ、プラグまたは他の手段によって密閉されている。
【0024】
各長尺管26は、長手方向に一連に設けられ且つ放射状に配向されている開口部30を有する。これら開口部は、好ましくは約1mmの直径を有し、管26の長さ全体に沿って約22cmの間隔をおいて配される。管26は、好ましくは13mmのスケジュール40、タイプ304の中空ステンレスパイプからなる。
【0025】
図4に開口部が、管26の壁を横断し、垂直線から角度θでコンベア18の方へと配向された状態で示されている。角度θは、垂直線から±30°であることが好ましい。また角度θは、板ガラス上に洗浄効果並びに乱流効果が生じるように選択される。空気は開口部から排出され(図中、矢印で示すように)、約±60°度の入射角αで板ガラスSに衝突する。図3から明らかなように、開口部30は、交互に垂直方向に対し反対方向に配向されている。例えば、空気マニフォルドの第1、第3、第5開口部は、+30°の角度θで配向され、板ガラスの一側部に空気を向け、第2、第4、第6開口部は、−30°の角度θで配向され、板ガラスの他側部へ空気を向ける。
【0026】
各マニフォルド20には、供給管32が設けられており、この管は一端が
T字連結部の第3ポートに、他端が分配マニフォルド34に接続されている。分配マニフォルド34は、圧縮空気源22に流体接続しており、空気マニフォルド20それぞれに圧縮空気を分配するように配されている。
【0027】
電磁弁36と流量計38が、分配マニフォルドと各空気マニフォルド20との間に流体接続状態に配されている。各電磁弁はコントローラー24に接続されており、このコントローラーは加熱サイクルの間、異なる時間で各電磁バルブを開閉する。各流量計は、各空気マニフォルドに入り込む空気量を制御する。好ましくは各流量計は、1/2NPT(national pipe thread)接続を有するドワイヤーレートマスターフローメーター(Dwyer Rate Master Flowmeter)型番RMC−104−BVからなり、1時間200標準キュービックフィートの流量に設定されている。電磁弁は、1/2NPT接続し且つ最大作動圧力差が689kPaの16mmオリフィスを有するアスコ(ASCO)ツーウエイ電磁弁、型番8210C94からなるのが好ましい。コントロラーは、好ましくは当業界でよく知られているプログラム可能なロジックコンピューターが使用される。
【0028】
フィルター・ドライヤー40、空気レギュレーター42及び電磁バルブ44は、圧縮空気源22と分配マニフォルド34の間に流体接続状態で介在するように配されている。フィルター・ドライヤー40は、ARO社製の40ミクロンフィルター、型番F25242−111と、同じくARO社製の凝集フィルター、型番F25242−311からなるのが好ましく、空気レギュレーターは、ARO社製、型番R27241−100のものが好ましく圧力ゲージは、同じくAOR社製、型番100067が好ましく、電磁弁44は、バーカート社製、型番453058が好ましい。
空気マニフォルド20は、横列に配されている。空気マニフォルドは、板ガラスSが加熱される間中、板ガラスSの全長に亘って強制空気対流加熱することが可能である。しかしながら、後述する理由から対流加熱は、板ガラスの選択された幅部分の全長に亘って断続的に施される。
【0029】
本発明のシステムをバッチ型炉または加熱期間にのみ連続炉に使用してもよい。連続炉では、空気マニフォルド20は、このシステムの全長に亘って配されていない。好ましい態様では、常圧空気が空気マニフォルド20に供給されるが、加熱された圧縮空気は本発明のシステムの空気マニフォルド20に供給されるようにしてもよい。
上述の2つの異なる炉の各マニフォルドの好ましい配置を図5乃至8に例示する。図5及び6は、120乃至150cmの炉内の空気マニフォルドの配置を示す。この態様において、空気マニフォルドは幅方向に約15cmの間隙Wを置いて配され、板ガラスSから約10乃至15cmの高さHに位置している。図6を参照した好ましい態様において、空気マニフォルド列は、3つの長手方向に延びるマニフォルドからなる。板ガラス上の各空気マニフォルドの凡その位置は図6に示されており、この図から板ガラスS全体または板ガラスSの選択された幅方向の全長に亘って空気マニフォルドによって加熱されるということが示されている。
【0030】
このマニフォルド列の中の内の1つは、板ガラスの幅方向の略中央に位置するのが好ましく、また別の1つは、幅方向の各1/4の位置、即ち板ガラスの各縁部から幅方向へ1/4の所に位置する。例えば、板ガラスの幅が90cmの場合、マニフォルドは板ガラスの各長手縁部から22.5cmの所に位置する。180、220、または270cm炉用空気マニフォルドの位置を図7及び8に示す。この構成は、第1板ガラスS1と第2板ガラスS2を同時に加熱するために2つの別個のマニフォルド列からなるのが好ましい。各空気マニフォルド20間の幅方向における間隙W及び板ガラスからの高さHは上述した150cm炉の空気マニフォルド間の間隙W及び高さHとほぼ同じである。この態様では、各マニフォルド列は、3つの長手方向に延びるマニフォルドからなる。この炉には単独の大型の板ガラスを加熱するために炉の中央に位置する7番目の空気マニフォルド20cを設けてもよい。
【0031】
加熱処理中、コントローラー24は、加熱サイクルの所定の時間に選択されたマニフォルドに空気を供給したり、制限したりする。本発明の方法では、板ガラスの選択された幅方向部分の全長が、選択された空気マニフォルド20への空気の流れを制御することによって特定の順序に従って対流加熱される。
例えば、上述のように板ガラスが加熱炉に搬送される時、コンベアのローラーとの接触により板ガラスの底面が加熱され、頂面より速く膨張する。その結果、板ガラスの長手方向に延びる外方縁部に巻き上がりが生じる。従って本発明の好ましい態様では、このような板ガラスの巻き上がりを防ぐために、最初に板ガラスの長手縁部に近在するマニフォルドが、板ガラスの表側の縁部を対流加熱するように作動する。その後、板ガラスの長手外方縁部に近在するマニフォルドは、停止され、板ガラスの中央部を対流加熱するために板ガラスの中央に近在するマニフォルドが作動を開始する。このように板ガラスを加熱することによって板ガラスはより均一に加熱され、オイルキャニング及びバブリングを緩和することができる。
【0032】
本発明の方法は、小型の板ガラス(例えば50x50cm)または大型の板ガラス(85x85cm)にも利用できる。しかしながら、小型板ガラスは、一般的にオイルキャニング及びバブリング現象が生じにくいので、大型の板ガラスの方が本発明の効果が顕著に現れる。板ガラスが各マニフォルドによって対流加熱される実際の時間は、板ガラスに塗布された塗料の輻射率によって変化する。対流加熱は、対流熱が板ガラスの一部分から別の部分へと移動する加熱サイクルの移行段階において間欠的に行われるのが好ましい。このような間欠的な加熱は、選択されたマニフォルド列への空気の供給を時間的に制御することによって行われる。この時間的制御の間、時間間隔毎の空気供給時間を増やしたりまたは減らしたりして選択されたマニフォルドに空気が供給される。例えば空気供給時間を増やす場合は、10秒間隔毎に6秒間、次いで同じく10秒間隔毎に7秒間、そして1秒ずつ増え、最大10秒間空気がマニフォルドに供給される。
【0033】
【実施例】
75cmx187.5cmの板ガラスを図5及び6に示すマニフォルドを有する単一領域(single zone)炉内で以下の手順に従って加熱した。
1)加熱サイクルの最初の30乃至40%で板ガラスの縁部から1/4の部分上に位置するマニフォルド列に最大限空気を供給することによって板ガラスの長手縁部を一定に加熱した。この間、中央列のマニフォルドへの空気は制限された。
2)加熱サイクルの次の20乃至30%で、上記1/4の部分上に位置するマニフォルド列への空気を供給する時間を減らすことによって板ガラスの縁部を間欠的に加熱した。その後、1/4の部分上に位置するマニフォルド列への全ての空気の流れを制御した。
3)加熱サイクルの次の10乃至20%で、板ガラスの中央に位置する中央マニフォルド列への空気が流れる時間を増やすことによって板ガラスの中央部分を間欠的に加熱した。
4)上記中央マニフォルド列へ空気を最大限供給することによって板ガラスの中央部分を一定加熱した。
【0034】
本発明のシステム及び方法は、単一領域炉または2領域炉21,22に利用することが可能である。2領域炉の場合、各領域にマニフォルド列を設けることが好ましいが、マニフォルド列の構成を同じにする必要はない。例えば、120乃至150cmの2領域21,22の空気マニフォルドの位置を図10に示す。2枚の板ガラスを同時に加熱するために構成された180cm、220cmまたは290cmの2領域炉の空気マニフォルドの位置を図11に示す。1枚の大型の板ガラスを加熱するために構成された180cm、220cmまたは290cmの2領域炉の空気マニフォルドの位置を図12に示す。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である半対流式強制空気システムの略図である。
【図2】図1のシステムの空気マニフォルドの部分拡大側面図である。
【図3】図2の空気マニフォルドの底面図である。
【図4】コンベア上の板ガラスに対する図1の空気マニフォルドの拡大側面図である。
【図5】本発明の一実施例であるコンベア上の板ガラスに対して示された空気マニフォルド列の略図である。
【図6】図5に示すマニフォルドの板ガラス上の位置を示す図である。
【図7】本発明の一実施例であるコンベア上の板ガラスに対して示された空気マニフォルドの構成を示す略図である。
【図8】図7に示すマニフォルドの板ガラス上の位置を示す図である。
【図9】本発明の一実施例による制御システムの略図である。
【図10】120乃至150cmの2領域炉の空気マニフォルドの位置を示す略図である。
【図11】2枚の板ガラスを同時に加熱するための炉の空気マニフォルドの位置を示す略図である。
【図12】1枚の大型の板ガラスを加熱するための炉の空気マニフォルドの位置を示す略図である。
【符号の説明】
10:半対流式強制空気システム
14:内部加熱室
18:コンベア
20:空気マニフォルド
26:管
30:開口部
34:分配マニフォルド
42:空気レギュレーター

Claims (20)

  1. 加熱サイクルの間、板ガラスを加熱するための半対流式強制空気システムであって、加熱室と、この加熱室を介して長手方向に延びるコンベアと、圧縮空気源と、この圧縮空気源と流体接続され、前記コンベアの長手方向に平行に配され且つ前記コンベア上の板ガラスの幅方向に選択された部分の全長に亘って対流加熱するために前記コンベアに向けて、加熱空気の流れを下向きに発生させるために構成され且つ配されている長手方向に延びる複数の空気マニフォルドと、加熱サイクルの間、所定の時間、選択されたマニフォルドへの空気流を供給したり制限したりするコントローラーと、からなる半対流式強制空気システム。
  2. 前記空気マニフォルドが長手方向に一に設けられた開口部を有し且つ該開口部が放射状に配向されている長尺の管からなる請求項1記載のシステム。
  3. 前記開口部が垂直方向約±30°の角度でコンベアに向かって下方に配向されいる請求項2記載のシステム。
  4. 前記開口部が、々隣接する開口部に対して垂直方向約+30°と−30°の角度交互に配向されている請求項3記載のシステム。
  5. 前記マニフォルドが、前記コンベア上約10乃至15cmの位置に配されている請求項1記載のシステム。
  6. 長手方向に延びる列に配された前記複数のマニフォルドの内、1つが前記コンベアの幅方向中央上に位置し、前記コンベアの幅方向において2ヶ所の1/4地点上にそれぞれマニフォルドが位置する請求項1記載のシステム。
  7. 前記マニフォルドが、前記コンベア上の異なる幅方向位置に調節可能に位置している請求項1記載のシステム。
  8. 前記マニフォルドが、長手方向に約22cm間隔を置いて配された直径約1mmの開口部を有する13mm管からなる請求項1記載のシステム。
  9. 前記複数のマニフォルドが、板ガラスの幅方向の選択された部分の全長に亘って同時に対流加熱するように設けられている請求項1記載のシステム。
  10. 前記各空気マニフォルドと前記空気源と流体接続した分配マニフォルドを含む請求項1記載のシステム。
  11. 前記各空気マニフォルドと分配マニフォルド間で流体接続した電磁弁及び流量計を含む請求項10記載のシステム。
  12. 前記空気源と前記分配マニフォルド間で流体接続された空気レギュレーター及びフィルター・ドライヤーを含む請求項11記載のシステム。
  13. 前記レギュレーターが、加熱サイクルの間所定の時間前記電磁弁を開閉するためにプログラム可能なコンピューターからなる請求項12記載のシステム。
  14. 後続処理のために板ガラスを加熱する方法であって、a)長手方向に延びるコンベア上に板ガラスを載置する工程と、b)板ガラスの長手縁部がコンベアの長さに亘って平行になるように板ガラスを配向する工程と、c)板ガラスを加熱室に搬送する工程と、d)板ガラスの幅方向に選択された部分に向かって加熱空気の流れを下向きに生じさせることによって前記板ガラスの幅方向に選択された部分の全長に亘って特定の順序に従って対流加熱する工程と、からなる板ガラス加熱方法。
  15. 板ガラスの長手方向に延びる縁部がその長手方向中央部分より先に加熱される請求項14記載の方法。
  16. 板ガラスの幅方向1/4の地点がその長手方向中央部分より先に加熱される請求項14記載の方法。
  17. 前記加熱工程が、a)加熱サイクルの最初の30乃至40%で板ガラスの幅方向1/4の部分のみ継続的に対流加熱する工程と、b)加熱サイクルの次の10乃至20%で板ガラスの幅方向1/4の部分のみ間欠的に対流加熱する工程と、c)加熱サイクルの次の10乃至20%で板ガラスの長手方向中央部分のみ間欠的に対流加熱する工程と、d)加熱サイクルの最後の20乃至50%で板ガラスの長手方向中央部分のみ継続的に対流加熱する工程と、からなる請求項14記載の方法。
  18. 前記間欠的対流加熱が選択されたマニフォルド列への空気を供給する時間を増減することによって行われる請求項17記載の方法。
  19. 板ガラスを加熱室から第2の加熱室へと移動させる工程を含む請求項18記載の方法。
  20. 加熱サイクル中に板ガラスを加熱するための半対流式強制空気システムであって、a)加熱室と、b)前記加熱室を介して長手方向に延びるコンベアと、c)圧縮空気源と、d)この圧縮空気源と流体接続され、前記コンベアの長手方向に平行に配され且つ前記コンベア上の板ガラスの幅方向に選択された部分の全長に亘って対流加熱するために前記コンベアに向けて、加熱空気の流れを下向きに発生させるために構成され且つ配されている長手方向に延びる複数の空気マニフォルドと、e)加熱サイクルの間、所定の時間、選択されたマニフォルドへの空気流を供給したり制限したりするコントローラーと、からなり、前記空気マニフォルドは、長手方向に一に設けられた開口部を有し且つ該開口部が放射状に配向されている長尺の管からなり、前記開口部が垂直方向約±30°の角度でコンベアに向かって下方に配向され、前記開口部は各々、隣接する開口部と交互に垂直方向に対し反対方向に配向されており、前記マニフォルドが、前記コンベア上約10乃至15cmの位置に配され、長手方向に延びる列に配された前記複数のマニフォルドの内、1つが前記コンベアの幅方向中央上に位置し、前記コンベアの幅方向において2ヶ所の1/4地点上にそれぞれマニフォルドが位置し、前記マニフォルドが、長手方向に約22cm間隔を置いて配された直径約1mmの開口部を有する13mm管からなり、前記複数のマニフォルドが、板ガラスの幅方向の選択された部分の全長に亘って同時に対流加熱するように設けられ、前記各空気マニフォルドと前記空気源と流体接続した分配マニフォルドと、前記各空気マニフォルドと分配マニフォルド間で流体接続した電磁弁及び流量計と、前記空気源と前記分配マニフォルド間で流体接続された空気レギュレーター及びフィルター・ドライヤーとを含み、前記レギュレーターが、加熱サイクルの間所定の時間前記電磁弁を開閉するためにプログラム可能なコンピューターからなる半対流式強制空気システム。
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