JPS6154731B2 - - Google Patents

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JPS6154731B2
JPS6154731B2 JP2427282A JP2427282A JPS6154731B2 JP S6154731 B2 JPS6154731 B2 JP S6154731B2 JP 2427282 A JP2427282 A JP 2427282A JP 2427282 A JP2427282 A JP 2427282A JP S6154731 B2 JPS6154731 B2 JP S6154731B2
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JP
Japan
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heating
conveyor
pump
heating chamber
rolls
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JP2427282A
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JPS57166327A (en
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Atsushurei Makumasutaa Harorudo
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Publication of JPS6154731B2 publication Critical patent/JPS6154731B2/ja
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テンパリング(調質)、曲げ、曲げ
とテンパリング(調質)、フイルム流延などの加
工作業の準備に、ころコンベヤに載せてガラス板
を加熱する炉に関する。米国特許第3806312号、
第3934970号、第3947242号及び第3924711号に
は、炉に組込まれた加熱炉を通つてガラス板が概
ね水平方向に搬送される間にこのガラス板を加熱
するころコンベヤを含む炉が開示されている。搬
送されるガラス板の上下の両表面間の対流と加熱
室内に充満するガスとは或る程度の加熱を行な
う。コンベヤの熱ロールと搬送される各ガラス板
の下表面との間の伝熱も又若干の加熱を行なう。
加えて、これらの加熱炉の好ましい構造によれ
ば、電気抵抗素子がコンベヤロールの上方と下方
に配置されていて、ガラス板の上と下の両表面が
輻射によつても加熱されるようになつている。言
うまでもないことであるが、ロールは各ガラス板
の下表面をコンベヤの下方に配置された抵抗から
或る程度遮蔽し、それによつてガラスに伝達され
る輻射エネルギを減少させる。
最終製品が建築用板ガラスであろうと乗物に使
用するような曲げガラスであろうとこれには関係
なく、ころコンベヤに載せて加熱する間、ガラス
板を概ね平面に維持することが肝要である。ロー
ルからの伝熱に起因して、ガラス板の上表面は下
表面よりいつそう迅速に熱くなり、ガラス板をそ
の下表面が凸面を程するようにすると共にロール
と接触していた中心区域が過熱されるようにし、
そのためにガラス板が反り返るばかりでなくその
中心区域にロールの跡が印されることになる。通
常、板ガラスはテンパリング(調質)を施される
が、これは先ずガラス板を金属膜で被覆して加熱
し、次いで熱ガラス板の急冷により調質を行なう
ことである。平坦な最終製品を望むのであれば加
熱時のガラス板の温度は均一温度から極端に逸脱
することがあつてはならない。使用する曲げ装置
の型によつては、加熱されたガラス板の温度が均
一温度から極端な程度に逸脱する場合、得べき曲
げガラスの形を正確に制御するのが難かしいこと
を有り得る。
加工のためガラス板を所望の温度に加熱するに
は、熱損失を低下させるため炉長を短かく保つよ
う、また能う限り小さな歪を生じるように、加熱
を出来るだけ迅速に行なうことが非常に好まし
い。
米国特許第3778244号、第4202681号及び第
4222763号には、ガラス板を内部で加熱するころ
コンベヤ型加熱炉と組合わせて使用される噴気ポ
ンプを含む曲げステーシヨンが開示されている。
熱ガラス板を曲げの準備に支持するため、あるい
はころコンベヤの上方に配置された湾曲面に熱ガ
ラス板を当接させてこのガラス板を曲げるため、
これらの噴気ポンプは二次ガス流を誘起する一次
ガス流を生じるようにノズル口を通つて加圧ガス
を供給される。
米国特許第4059426号及び第4059427号に開示の
ガス支持型ガラス板加熱炉によれば、加圧ガスを
逃がす通路を有する支持ベツドが設けられてい
て、噴気ポンプがこの支持ベツドの下方に配置さ
れた充気室を加圧し、ガラス板を支持ベツドに沿
つて搬送すると共に炉の加熱室内で加熱するため
ガラス板を支持ベツドの上に支持する。ガラス板
を載せて搬送する支持ベツドに設けられた通路を
通つてガスを供給する前記充気室を加圧するため
の極めて大きい増巾度をもつた二次ガス流を誘起
するように、加熱室の外側から噴気ポンプに供給
された加圧ガスは絞られて湾曲面に沿つた一次ガ
ス流を生じる。また、米国特許第4059426号は熱
ガス流を下方に向けてガス支持ベツドに載つて搬
送されるガラス板の上表面に当てるようにするた
めこのガス支持ベツドの上方に配置された噴気ポ
ンプを更に開示している。かかる噴気ポンプに供
給された圧縮ガスを電気抵抗方式で加熱すること
によりこの炉内のガスの加熱状態を維持するエネ
ルギ入力が得られる。
米国特許第4204854号はガラス板を曲げ金型に
付着させる準備として熱ガスを上向きに吹付けて
コンベヤのロールからガラス板を離しコンベヤの
上方に配置されたホルダに当接させるようにする
ポンプであつて、ころコンベヤ型のガラス板加熱
炉に使用される噴気ポンプを開示する。
米国特許第4282026号に開示のガラス板曲げ装
置によれば、熱板ガラスは水平コンベヤから上方
に持上げられ、曲げの準備のため、ホルダの下向
きの表面に当接するようガスの差圧を利用して支
持される。ガスの差圧の供給が止むと、熱ガラス
板はホルダから開放されて落下して曲げ金型の上
に付着する。ガラス板のテンパリング(調節)に
先立ち曲げの程度を調節するのに丁度よい時に、
アクチユエータが作動して金型を急冷ユニツトに
移動させる。
本発明の目的は加熱炉のころコンベヤに載せら
れたガラス板の搬送中にガラス板の強制対流加熱
を行ない、この加熱中に、搬送されるガラス板の
均一温度と概ね平坦な状態とを得ることにある。
本発明の他の目的はガラス板の所望温度への迅
速加熱を行なうため、加熱炉のころコンベヤに載
せられガラス板の搬送中に、ガラス板の強制対流
加熱を行なうことにある。
上記の諸目的及び他の諸目的を達成するため、
本発明に従つて構成されたガラス板加熱炉は加熱
室を形成するハウジングを含み、またこのガラス
板加熱炉は加熱のため加熱室を通りガラス板を水
平に搬送するための水平に延びるロールを有する
コンベヤを含む。
炉の少なくとも1つの、尖つた形体の輪郭面を
持つ噴気ポンプが加熱室に内設され、二次ガス流
を誘起し熱ガスの複合流を得るため、加熱室の外
側に配置された圧縮ガスの供給源が噴気ポンプと
連通して一次ガス流をこのポンプに供給する。こ
の噴気ポンプは下表面を絶えずコンベヤのロール
に係合させてコンベヤに載せられたガラス板の搬
送中に搬送されるガラス板の強制対流加熱が行な
われるよう前記ポンプから噴出する熱ガスの複合
流がコンベヤに向かつて差向けられるように輪郭
面の尖つた形体をローラコンベヤに差向けて配向
される。
噴気ポンプの1実施例は強制対流加熱を行なう
熱ガスの複合流を得るため、外部供給源から圧縮
ガスを供給されて二次ガス流を誘起する一次ガス
流のジエツトを生じる簡単な噴口を含む。
噴気ポンプの別の実施例は外部供給源から尖つ
た輪郭面の大きな端部に圧縮ガスを供給される制
限開口を含み、またこのポンプは二次ガス流を誘
起しそれによつて強制対流加熱を行なう熱ガスの
複合流を得るため前記開口から噴出された一次ガ
ス流が沿つて案内される輪郭面を含む。かかる噴
気ポンプは簡単な噴口を備えたポンプよりも遥か
に大程度の二次ガス流を生じ、従つてコンベヤの
ロールに載せられたガラス板の搬送中に搬送され
るガラス板のより大程度の強制対流加熱を行な
う。噴気ポンプの更に別の実施例は開口から噴出
した一次ガス流が沿つて案内される輪郭面のほか
に制限開口を含むばかりでなく、その上に、この
輪郭面に沿つて一次ガス流を最初に案内するそら
せ装置を含む。
搬送される各ガラス板をその全幅にわたつて均
一に加熱するように搬送方向に対して互に横に隔
設された噴気ポンプの配列を使用すれば最良の結
果が得られる。開示の炉の実施例においては、噴
気ポンプの上部配列と下部配列が設けられる。噴
気ポンプのの上部配列は下に向かうガス流によつ
て搬送されるガラス板の上表面の強制対流加熱を
行なうためころコンベヤの上方に配置される。噴
気ポンプの下方配列はロール間を上に向かうガス
流によつて搬送されるガラス板の下表面の強制対
流加熱を行なうためころコンベヤの下方に配置さ
れる。各噴気ポンプの配列は、加熱室内に設けた
コンベヤの上下に配設され且つ加熱室の外側に配
置された外部供給源から圧縮ガスを噴気ポンプに
供給する導管支持装置を又は導管支持体を含むも
のとして開示されている。導管支持装置の垂直方
向の調節を可能にし、また導管支持装置により配
設された噴気ポンプの配列のコンベヤに対する適
当な相対位置の調節を可能にするため、各導管支
持部材に位置調節装置が設けられる。
炉の好ましい開示実施例の1つにおいて、炉は
加熱室を加熱するためハウジングによつて支持さ
れた抵抗素子を含み、噴気ポンプの運転によつて
生じた強制対流加熱は加工の準備として均一温度
を得るため及び加熱された各ガラス板の平面性を
維持するために利用される。噴気ポンプを導管支
持装置に配設することはこの実施例にとつて特に
有用であるが、それは搬送されるガラス板は輻射
熱を遮られることが最少になるからである。
炉のころコンベヤに載せられたガラス板の搬送
中に、均一温度を生じると共に加熱すべきガラス
板の平面性を維持する強制対流加熱を行なうた
め、噴気ポンプの上方配列と下方配列のうちのど
ちらかの配列を他の配列を設けずに使用すること
ができる。通常、透明ガラスの従来の加熱法は、
コンベヤのロールとの接触によつてガラスの下表
面に供給された伝導性の熱と釣合わせるためガラ
スの上表面の強制対流加熱を行なう噴気ポンプの
上方配列を使用することを含んでいる。ガラス板
の下表面の、ロールによる伝導性加熱が下表面か
らの輻射熱の、ロールによる遮蔽量を補う程には
大きくないとき要求されるような若干の場合に
は、ガラスの下表面の強制対流加熱を行なうため
噴気ポンプの下部配列が上部配列を設けることな
く使用される。また、金属フイルムで上表面を覆
われたガラス板が搬送されるとき、このフイルム
は上表面の多量の加熱を生じ、従つて、その場合
は、ポンプの下部配列による下表面の強制対流加
熱が下表面の追加の加熱を行なうため特に望まし
い。
別の、炉の好ましい開示実施例において、炉は
加熱室に内設されたコンベヤの長さに沿つて隔設
され且つ尖つた形体の輪郭面を持つ複数の噴気ポ
ンプを含む。同様に配設されている電熱器が外部
供給源により噴気ポンプに供給された圧縮ガスを
加熱し、この電熱器は炉を加熱するための主熱源
となる。各噴気ポンプに供給された熱ガスの一次
ガス流は二次ガス流を誘起して強制対流加熱を行
なう熱ガスの複合流を生じる。噴気ポンプの上方
配列と下方配列は、導管支持装置によつて、コン
ベヤの長さに沿つて配設され、また熱ガスを噴気
ポンプに供給する導管支持装置が搬送されるガラ
ス板を輻射によつて加熱するのを阻止するため断
熱材が各噴気ポンプを取囲んで設けられる。
炉の両実施例において、ガラスの上下両表面の
所望の加熱を行なうため、噴気ポンプの上部配列
及び/又は下部配列に供給される圧縮ガスの流量
を調節することが可能である。かかる調節は上に
向かうガス流が搬送されるガラス板を上方に持上
げコンベヤから離すようにするのを阻止するため
にも利用される。すなわち、かかる調節によつて
ガラスの下表面は、加熱の行なわれている間じゆ
うコンベヤのロールと係合したままでいる。
本発明の諸目的、諸特徴及び諸利益は、添付図
面を参照して、本発明の最善の実施態様を述べる
以下の詳細な記載を読めば直ちに明らかになる。
図面の第1図を参照して、同図は参照数字10
で一般に表示されたガラス板加工装置を略示す
る。装置10は本発明に従つて構成されたガラス
板加熱炉12を含み、同装置はまた加熱されたガ
ラス板を加工して曲げ、テンパリング(調質)、
曲げとテンパリング(調質)、フイルム流延など
の作業を行なう加工ステーシヨン14を含む。
第1図と第2図に示す炉12は加熱室18を形
成するハウジング16を含み、この加熱室の中で
ガラス板が加熱される。炉のころコンベヤ20は
加熱室を通つてガラス板Gを搬送する水平に延び
るロール22を含み、搬送中にこのガラス板は室
温から加工ステーシヨン14で加工するに必要な
温度にまで加熱される。炉12は加熱室内に少な
くとも1つの噴気ポンプ24を含み、以下に詳述
するように、均一加熱を生じるようにするため炉
は複数個の噴気ポンプを含むことが好ましい。圧
縮ガスの供給源26が加熱室18の外側に配置さ
れ、二次ガス流を誘起し加熱室に熱ガスの複合流
を生じるためこのガス供給源26は各噴気ポンプ
24と連通してこの噴気ポンプの一次ガス流を供
給する。各噴気ポンプ24の配設される向きは、
下表面を絶えずコンベヤのロール22に係合させ
てコンベヤに載せられたガラス板の搬送中に搬送
されるガラス板の強制対流加熱が行なわれるよう
前記ポンプから噴出する熱ガスの複合流がコンベ
ヤ20に向かつて差向けられるようなものであ
る。
第1図と第2図に図示の、炉12のころコンベ
ヤ20は米国特許第3806312号、第3907132号、第
3934970号及び第3994711号に開示されている型の
ものであることが好ましく、それによれば、1対
の連続駆動ループ28がコンベヤのロール22の
対向する両端をそれぞれに支持し、かつ、この両
端を摩擦駆動する。駆動ループ28はピンで接線
された歯付リンクチエーンとして実施するのが好
ましく、このリンクチエーンは炉12の各側面に
おける対向両端に設けられた相手の鎖車30と係
合する。鎖車30が駆動されると各駆動ループ2
8の上方部分は炉の側面に隣接して加熱室に外設
された相手の支持面32上を端から端まで滑動す
る。駆動ループ28の運動がロール端を摩擦駆動
してロールの回転を生じ、これに伴つてロールに
支持されたガラス板の搬送が加熱室18内で生じ
るように、ロール位置設定装置34が支持面32
から上方に突出してロール端の中心ピンを捕捉す
る。支持されるためと駆動ループによつて摩擦駆
動されるために、各ロール22の両端はハウジン
グ16の上部及び下部熱シール36を貫通して加
熱室18から外に向けて突出する。
第2図に図示の炉のハウジング16は二分割型
であつて、固定の下部区画38と垂直方向に可動
な上部区画40とを含む。下部区画38の架構4
2は床44に載る脚を有すると共に波形金属ライ
ナ46を支持し、こんどは、この波形ライナが下
部ハウジング区画を断熱材するセラミツクのブロ
ツク48を支持する。セラミツクのT形保持装置
52によつて固定された電気抵抗素子50は電力
を供給されて下部ハウジング区画38と上部ハウ
ジング区画40との間に配置されたころコンベヤ
20の下から室18の加熱を行なう。上部ハウジ
ング区画40は米国特許第3947242号に開示の様
式で図示しない架構から釣合重錘54を介して懸
垂し、ころコンベヤ20の上方に支持される。上
部ハウジング区画40は概ね半円の形をとり、概
ね半円形の金属枠58上に支持される。概ね半円
形の外側セラミツクブロツク62と内側セラミツ
クブロツク64とが金属枠58の内側に配置され
上部ハウジング区画40を熱絶縁する。電気抵抗
素子66がセラミツクのT形保持装置68によつ
て固定され、電力の供給を受けてころコンベヤ2
0の上方に配置された室18の加熱を行なう。上
部ハウジング区画40が半円形のため、直角の縁
を有する下方の開いたU形区画の場合に比して、
区画内を搬送されるガラス板は遥かに均一な輻射
加熱を受ける。
第1図、第2図及び第3図に示すように、炉1
2は噴気ポンプ24の上部配列70と下部配列7
2を加工ステーシヨン14のすぐ上流に内設され
て有する。各配列70と72は搬送方向に対して
横方向に隔設された複数個の噴気ポンプ24を含
む。噴気ポンプ24の上部配列70はころコンベ
ヤ20の上方に配置されて搬送されるガラス板の
上表面の強制対流加熱を行なう。噴気ポンプ24
の下部配列72はころコンベヤ20の下方に配置
されて搬送されるガラス板の下表面の強制対流加
熱を行なう。上部配列及び/又は下部配列によつ
て行なわれる強制対流加熱は、加工の準備とし
て、各ガラス板の上部表面と下部表面の均一温度
を得るため及び搬送されるガラス板の平面性を維
持するために使用される。
第2図と第3図に図示の上部導管支持装置74
と下部導管支持装置は、噴気ポンプの上部配列7
0と下部配列72を、ころコンベヤ20の上方と
下方とにそれぞれ配設する。上部導管支持装置7
4は上部ハウジング区画40に穿設された適当な
穴を貫通し、更に位置調節装置80を貫通して下
方に突出する導管78を含む。この位置調節装置
80は上部ハウジング区画に固定された適当なカ
ラーを含むほかこれに組合わされた締付ねじも含
んでいて、噴気ポンプを垂直方向に調節しころコ
ンベヤ20に対する所望の相対高度に設定し得る
ようになつている。導管78の上端は導管82を
介して圧縮ガスの供給源26に接続され、導管7
8の下端はユニオン継手84に接続される。垂直
に延びる導管86はその上端がユニオン継手84
に接続されると共にその下端がT継手88に接続
される。このT継手から横方向に延びる導管90
が互に反対の方向に突出する。傾斜導管92は、
ユニオン継手84のすぐ下で導管86に接続され
ると共に横方向に下向きかつ外向きに延びて導管
94に達する。この導管94の内端はユニオン継
手96を介して導管90の外端に接続される。導
管86は導管92の両方と共に圧縮ガスを導管9
0と導管94とに供給して、横方向に隔設された
噴気ポンプ24の上部配列70に均一分布の圧縮
ガスを供給する。
第2図に示す下部導管支持装置76は下部ハウ
ジング区画38に穿設された適当な開口を貫通し
更に位置調節装置100を貫通して上方に突出す
る導管98を含む。この位置調節装置100は架
構42に取付けられたカラーを含むほかこれに組
合わされた締付ねじも含み、噴気ポンプ24の下
部配列72をころコンベヤ20に対して垂直方向
に調節し得るようになつている。導管98の下端
は適当な導管102を介して圧縮ガスの供給源2
6に接続された方の導管82に接続され、導管9
8の上端は加熱室18の内部にあるユニオン継手
104に接続される。導管106はその下端がユ
ニオン継手104に接続されると共にその上端が
T継手108に接続される。この継手108はま
た互に反対の向きに横方向に突出する1対の導管
110に接続される。傾斜導管112は、ユニオ
ン継手104のすぐ上で導管106に接続される
と共にこの導管106から上向きかつ外向きに互
に反対の横方向に延びて導管114に接続され
る。この導管114の内端はユニオン継手116
を介して導管110の外端に接続される。導管1
06と導管112の両方は圧縮ガスを導管110
と導管114とに供給して、ガラス板の搬送方向
に対して横方向に隔設された噴気ポンプ24に均
一分布の圧縮ガスを供給する。
上述の構造の導管支持装置74と76の場合、
搬送されるガラス板の上表面と下表面とは、噴気
ポンプによるガラス板の強制対流加熱をなお許容
しつつ、この噴気ポンプに起因する輻射熱エネル
ギを最少限度に遮蔽される。前述のように、噴気
ポンプの上部配列70と下部配列72は適当な弁
装置の制御のもとで単独にも又同時にも動作で
き、そうすることによつて均一なガラス温度を得
ることができるばかりでなく加工ステーシヨン1
4のすぐ上流でガラスの平面性を確保することの
できる上表面及び/又は下表面の強制対流加熱が
可能になる。
利用することのできる、噴気ポンプ24の異な
る実施例を第4図、第5図及び第6図を参照して
以下に説明する。
第4図に示すように、噴気ポンプ24aは前述
の外部供給源から圧縮ガスを供給される導管Cに
付設される。熱ガスの複合流を得るため、導管C
の簡単な噴口118は、加熱室内のガスの二次ガ
ス流を誘起する一次ガス流120のジエツトを生
じる。噴口118の向きは下表面を絶えずコンベ
ヤのロールに係合させてコンベヤに載せられたガ
ラス板の搬送中に搬送されるガラス板の強制対流
加熱が行なわれるよう前記ポンプから噴出する熱
ガスの複合流がコンベヤに向かつて差向けられる
ようなものである。
噴気ポンプの別の実施例を第5図に図示し、こ
れは参照数字24bで表示される。噴気ポンプ2
4bの管継手124は、前述のように圧縮ガスを
供給される導管に螺入する第1の螺刻端126を
含む。管継手124の第2の螺刻端128は概ね
尖つた部材130に穿設された螺刻穴に螺入す
る。この部材130はその大きい方の端と小さい
方の端との間で丸い断面を有する尖つた形体の輪
郭面132を形成する。管継手124の軸方向通
路134は圧縮ガスを1つ以上の半径方向通路1
36に供給し、これらの通路を通つて前記ガスは
半径方向に流れて部材130に穿設された、管継
手124の螺刻端128が螺入する螺刻穴の開放
端に隣接してこの部材130の大きい方の端に配
設された環状溝により形成された環状間隙138
に達する。環状の制限開口140は、圧縮ガスが
輪郭面132を完全に取囲みその外周に沿つて供
給されるように、管継手124の軸方向の肩と部
材130の大きい方の端における軸方向の面とに
よつて形成される。直線から逸れる輪郭を表面が
もつにも拘らずこの表面に沿つて流れるガスはそ
の表面に沿つて流れようとする傾向を有するた
め、矢印142で示すような一次ガス流が生じ
る。この一次ガス流は、熱ガスの複合流を生じる
ため、加熱室内のガスの、矢印144で示す、二
次ガス流を誘起する。噴気ポンプ24bの配設さ
れる向きは、下表面を絶えずコンベヤのロールに
係合させてコンベヤに載せられたガラス板の搬送
中に搬送されるガラス板の強制対流加熱が行なわ
れるよう前記ポンプから噴出する熱ガスの複合流
がコンベヤに向かつて差向けられるように輪郭面
の尖つた形体をローラーコンベヤに差向けて配向
される。尖つた部材130は管継手124を調節
自在に螺入させて制限開口140の大きさを調節
し、二次ガス流を誘起するためポンプを通つて供
給される一次ガス流の供給量をそれによつて制御
する。部材130の尖つた端から螺入する止めね
じ146は管継手124の螺刻端128の軸方向
の面と係合して尖つた部材130を任意の調節位
置に固定する。
第6図に図示の噴気ポンプ24cは第5図に示
す噴気ポンプと概ね類似している。そのような訳
で、類似の部品には同一の参照数字が付され、特
に記さない限り類似の部品は同じ構造をもち、同
じ動作をする。噴気ポンプ24cは、尖つた部材
130の大きい方の端において、管継手124か
ら外方に突出する環状ラジアルフランジ148を
含む。矢印142によつて示す一次ガス流を尖つ
た部材の輪郭面132に沿つて最初に導くため、
環状案内150がフランジ148から半径方向に
突出する。一次ガス流は、ついで、矢印144で
示すような二次ガス流を前述と同じ様式で加熱室
内で誘起する。
第5図と第6図に図示の噴気ポンプの型を用い
れば、第4図に図示のポンプの簡単な噴口型を用
いて得られるよりも遥かに高かい二次ガス流量対
一次ガス流量比を得ることが出来る。第5図と第
6図に図示の噴気ポンプの型を用いれば、一次ガ
スの流量の20倍程度の二次ガスの流量を得ること
が出来る。従つて、二次ガス流が輻射熱を出す電
熱器によつて加熱されたガスであるか、又は炉に
内設された別の型の加熱器によつて加熱されたガ
スであるような炉の中でこの型の噴気ポンプを使
用するとき、ポンプにガスを供給する導管を通つ
て流れる間に受ける加熱を別にすれば、一次ガス
を供給する圧縮ガスを予熱する必要はない。
第7図と第8図を参照して説明するに、一般に
参照数字10′によつて表示するガラス板加工装
置の別実施例は、その旨記す場合を別にすれば、
前述の実施例と同一のものである。そのような訳
で、同一の参照数字が類似の部品に付され、この
場合前の説明がそのまゝ適用されるのでこれを繰
り返すことはしない。
第7図から分かるように、ガラス板加工装置1
0′の炉12は加熱炉内に設けられたコンベヤの
全長にわたつて隔設された複数個の噴気ポンプ2
4を含む。加熱室に内設された噴気ポンプ24に
外部供給源26によつて供給される圧縮ガスを加
熱するため、任意適当な型の加熱器152(第8
図)がまた設けられる。装置10′のハウジング
16は前述の実施例に示したような、熱を輻射す
る加熱器を何も含んでいないし、また噴気ポンプ
24に供給された熱圧縮ガスが炉を加熱するため
の主たる熱源となるような他のどんな内設加熱器
も含んでいない。装置の運転中に、噴気ポンプ2
4に供給された熱ガスは、二次ガス流を誘起して
強制対流加熱を行なう熱ガスの複合流を得るた
め、一次ガス流を生じる。この型の装置の場合、
噴気ポンプ24を通つて供給された熱ガスが炉の
周囲温度を曲げ及び/又はテンパリング(調節)
などの加工準備のためガラス板の加熱を行なうに
必要な温度に上昇させるまでには若干の始動時間
を要する。
ガラス板の下表面をコンベヤのロール22に絶
えず係合させたままで搬送されるガラス板の上下
両表面の強制対流加熱を行なうため、第7図と第
8図に図示の装置10′はコンベヤの全長に沿つ
て隔設された噴気ポンプ24の上部配列70と下
部配列72とを含む。上部導管支持装置74と下
部導管支持装置76は上部配列と下部配列から成
る噴気ポンプ24を同ポンプから噴出した熱ガス
の複合流が搬送面に向かつて差向けられるように
輪郭面の尖つた形体を搬送面に差向けて配向され
る。導管を通つて流れ噴気ポンプに至る熱ガスに
よつて比較高い温度にまで必然的に加熱される導
管支持装置74と76がその輻射熱によつて搬送
されるガラス板を加熱するのを阻止するため、任
意適当な形の略示断熱材154が各噴気ポンプ2
4を取囲む。また指摘しておきたいのは、炉12
の上部ハウジング区画40が、前述の実施例の場
合のような半円形ではなくて、角形の縁をもち下
方に開いたU字形をしているということである。
上部ハウジング区画40が角形の縁をもつような
実施例によつて容積がより少ない加熱室18が形
成され、そのため噴気ポンプ24に供給される熱
ガスの流量をより少なくして炉の周囲温度を所要
温度に維持することが可能になる。
第4図、第5図及び第6図に図示の噴気ポンプ
24a,24b又は24cのどれもが第7図と第
8図に図示の装置10′に使用し得る。装置1
0′の噴気ポンプ24が噴気ポンプ24aのよう
な簡単な噴口を含みはするがこの噴気ポンプに関
連する導管支持装置74又は76に付設されたニ
ツプルを使用してこの噴口を形成させるようにす
るのが好ましい。かかる噴気ポンプ24は断熱材
154からコンベヤに向かつて充分な程度に突出
してこのポンプに供給された熱ガスの二次流を誘
起し、又それによつて装置の有効な動作を可能に
する。
上述の装置10及び10′の両方の場合、熱ガ
ラスが変形してコンベヤのロールとロールの間か
ら下がるのを阻止すると共にガラス板が上方に持
上げられてその下表面がコンベヤのロールから離
れるようになるのを阻止するため噴気ポンプ24
から噴出される熱ガスの流量を制限しなくてはな
らない。この点に関して指摘しておきたいこと
は、ガラス板の上表面に加わる力と下表面に加わ
る力が相殺され、それによつてそうしないとき得
られるはずのものよりも大量の強制体流加熱が可
能となるようにするため、噴気ポンプ24の上部
配列70と下部配列72は互に対向し合うように
するのが好ましいということである。
以上本発明の最善の実施態様を詳細に記載して
きたけれども、本発明の関連技術分野の当業者は
種々の代替設計及び冒頭に記載の特許請求の範囲
を実施するための種々の実施態様を思いつくこと
ができるはずである。
【図面の簡単な説明】
第1図は噴気ポンプによる加熱を本発明に従つ
て取入れたころコンベヤ式加熱炉を含むガラス板
加工装置の略側面図である。第2図は第1図の線
2−2に概ね沿つた加熱炉の断面図であつて、炉
のころコンベヤに載せられたガラス板の搬送中に
ガラス板の強制対流加熱を行なう噴気ポンプの上
部配列と下部配列を図示する。第3図は第2図の
線3−3に概ね沿つた側面図であつて、噴気ポン
プの上部配列と下部配列をいつそう詳しく図示す
る。第4図、第5図及び第6図は炉のころコンベ
ヤに載つて搬送されるガラス板の噴気ポンプによ
る加熱を行なうため使用することのできる異なる
型の噴気ポンプを図示する。第7図は噴気ポンプ
による加熱を本発明に従つて取入れたころコンベ
ヤ式加熱炉を含む別のガラス板加工装置の略側面
図である。第8図は第7図の線8−8に概ね沿つ
た断面図であつて、炉のころコンベヤに載せられ
たガラス板の搬送中にガラス板の強制対流加熱を
行なう噴気ポンプの上部配列と下部配列とを図示
する。 12……ガラス板加熱炉、16……ハウジン
グ、18……加熱室、20……コンベヤ、22…
…ロール、24,24a,24b,24c……噴
気ポンプ、26……供給源(圧縮ガスの)、5
0,66……電気抵抗素子、70……上部配列、
72……下部配列、74……上部導管支持装置、
76……下部導管支持装置、80,82……位置
調節装置、118……噴口、120……一次ガス
流、122……二次ガス流、132……輪郭面、
140……制限開口、142……一次ガス流、1
44……二次ガス流、150……そらせ装置、1
52……加熱器、154……断熱材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱室を構成するハウジングと、ガラス板を
    加熱するため加熱室を通してガラス板を水平方向
    に搬送するための水平方向に延びたロールを含む
    ローラーコンベヤと、加熱室内に配置され且つと
    がつた形体の輪郭面を持つ少くとも1つの噴気ポ
    ンプと、二次ガス流を誘起して加熱ガスの複合流
    を形成するため一次ガス流を噴気ポンプの輪郭面
    に供給するように噴気ポンプと連通し且つ加熱炉
    の外部に配置された圧縮ガス源とを有し、前記噴
    気ポンプは、ガラス板が下表面を絶えずコンベヤ
    のロールに係合させてコンベヤのロール上を搬送
    される間、搬送されるガラス板を強制対流加熱す
    るため噴気ポンプからの加熱ガスの複合流がコン
    ベヤに差向けられるように、輪郭面のとがつた形
    体をローラーコンベヤに差向けて配向されること
    を特徴とするガラス板加熱炉。 2 前記噴気ポンプは前記圧縮ガス源から圧縮ガ
    スが供給される噴口を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の炉。 3 前記噴気ポンプが、前記ガス源からとがつた
    輪郭面の大きな端部に圧縮ガスを供給する制限開
    口を有し、この開口からの一次ガス流は、前記輪
    郭面に沿つて案内されて二次ガス流を誘起するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の炉。 4 前記噴気ポンプは更に制限開口からの一次ガ
    ス流を輪郭面に沿つて最初に案内するそらせ装置
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載の炉。 5 搬送方向に対して互に横方向に隔設された噴
    気ポンプの配列を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、第2項、第3項及び第4項の何
    れか1項記載の炉。 6 搬送されるガラス板の上表面を強制対流加熱
    するため前記噴気ポンプの配列がころコンベヤの
    上方に配置されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の炉。 7 搬送されるガラス板の下表面を強制対流加熱
    するため前記噴気ポンプの配列がころコンベヤの
    下方に配置されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の炉。 8 噴気ポンプの上部配列と下部配列を有し、各
    配列の噴気ポンプは搬送方向に対して互に横方向
    に隔設され、且つとがつた形体の輪郭面を有し、
    搬送されるガラス板の上表面と下表面との両方を
    強制対流加熱するため噴気ポンプの上部配列と下
    部配列はコンベヤのロールの上方と下方にそれぞ
    れ配置されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項、第2項、第3項及び第4項のうちの何
    れか1項記載の炉。 9 噴気ポンプの上部及び下部配列をコンベヤの
    上方と下方にそれぞれ配設する上部導管支持体及
    び下部導管支持体を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第8項記載の炉。 10 加熱室内でコンベヤの長さに沿つて隔設さ
    れ且つ尖つた形体の輪郭面を持つ複数の噴気ポン
    プと、炉を加熱する主たる熱源を得るため外部供
    給源によつて噴気ポンプに供給される圧縮ガスを
    加熱する加熱器とを有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の炉。 11 炉の長さにそつて隔設された噴気ポンプの
    上部配列及び下部配列と、配列の噴気ポンプを配
    設する導管支持体と、搬送されるガラス板が導管
    支持体によつて輻射加熱されるのを阻止するため
    各噴気ポンプを取囲む断熱材とを有することを特
    徴とする特許請求の範囲第10項記載の炉。 12 加熱室を形成するハウジングと、加熱室を
    加熱するためにハウジングによつて加熱室内に支
    持された電気抵抗素子と、ガラス板を加熱するた
    め加熱室を通してガラス板を水平方向に搬送する
    ための水平方向に延びるロールを含むころコンベ
    ヤと、搬送方向に対して互に横方向に隔設され且
    つとがつた形体の輪郭面を持つ噴気ポンプの列
    と、加熱室の外部に配置された圧縮ガス源と、噴
    気ポンプ列を加熱室内に取付けると共に二次ガス
    流を誘起して加熱ガスの複合流を得るため前記噴
    気ポンプ列を圧縮ガス源に連通させて一次ガス流
    を噴気ポンプのとがつた輪郭面に供給する導管支
    持体とを有し、前記噴気ポンプは、ガラス板が下
    表面を絶えずコンベヤのロールに係合させてコン
    ベヤのロール上を搬送される間搬送されるガラス
    板を強制対流加熱するため前記ポンプから噴出す
    る加熱ガスの複合流がコンベヤに差向けられるよ
    うに、輪郭面のとがつた形体をローラーコンベヤ
    に差向けて配向され、各噴気ポンプは前記ガス源
    からとがつた輪郭の大きな端部に圧縮ガスを供給
    する制限開口を有し、前記開口からの一次ガス流
    は前記輪郭面に沿つて案内されて二次ガス流を誘
    起することを特徴とするガラス板加熱炉。 13 導管支持体及び導管支持体に設置した噴気
    ポンプの配列を垂直方向に調節するための位置調
    節装置を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第12項記載の炉。 14 加熱室を形成するハウジングと、加熱室を
    加熱するためにハウジングによつて加熱室内に支
    持された電気抵抗素子と、ガラス板を加熱するた
    め加熱室を通してガラス板を水平方向に搬送する
    ための水平方向に延びるロールを含むころコンベ
    ヤと、コンベヤの上方に配置され、且つ、搬送方
    向に対して互に横方向に隔設され且つとがつた形
    体の輪郭面を持つ噴気ポンプの配列と、加熱室の
    外部に配置された圧縮ガス源と、噴気ポンプの配
    列を加熱室内に取付けると共に二次ガス流を誘起
    して加熱ガスの複合流を形成するため前記噴気ポ
    ンプの配列を圧縮ガス源に連通させて一次ガス流
    を噴気ポンプの輪郭面に供給する導管支持体とを
    有し、前記噴気ポンプは、ガラス板が下表面を絶
    えずコンベヤのロールに係合させてコンベヤのロ
    ール上を搬送される間搬送されるガラス板の上表
    面を強制対流加熱するため、前記ポンプから噴出
    する加熱ガスの複合流がコンベヤに向かつて差向
    けられるように輪郭のとがつた形体をローラーコ
    ンベヤに差向けて配向され、各噴気ポンプは前記
    源からとがつた輪郭面の大きな端部に圧縮ガスを
    供給する制限開口を有し、前記開口からの一次ガ
    ス流は、前記輪郭面に沿つて案内されて二次ガス
    流を誘起することを特徴とするガラス板加熱炉。 15 加熱室を形成するハウジングと、加熱室を
    加熱するためハウジングによつて加熱室内に支持
    された電気抵抗素子と、ガラス板を加熱するため
    加熱室を通してガラス板を水平方向に搬送するた
    めの水平方向に延びるロールを含むころコンベヤ
    と、コンベヤの下方に配置され、且つ、搬送方向
    に対して互に横方向に隔設されとがつた形体の輪
    郭を持つ噴気ポンプの配列と、加熱室の外部に配
    置された圧縮ガス源と、噴気ポンプの配列を加熱
    室に取付けると共に二次ガス流を誘起して加熱ガ
    スの複合流を形成するため前記噴気ポンプの配列
    を圧縮ガス源に連通させて一次ガス流を噴気ポン
    プの輪郭面に供給する導管支持体とを有し、前記
    ポンプは、ガラス板が下表面を絶えずコンベヤの
    ロールに係合させてコンベヤのロール上を搬送さ
    れる間搬送されるガラス板の下表面を強制対流加
    熱するため前記ポンプから噴出する加熱ガスの複
    合流がコンベヤのロールとロールの間から上方に
    差向けられるように輪郭面のとがつた形体をロー
    ラーコンベヤに差向けて配向され、各噴気ポンプ
    は前記源からとがつた輪郭面の大きな端部に圧縮
    ガスを供給する制限開口を有し、前記開口からの
    一次ガス流は前記輪郭面に沿つて案内されて二次
    ガス流を誘起することを特徴とするガラス板加熱
    炉。 16 加熱室を形成するハウジングと、加熱室を
    加熱するためハウジングによつて加熱室内に支持
    された電気抵抗素子と、ガラス板を加熱するため
    加熱室を通してガラス板を水平方向に搬送するた
    めの水平方向に延びるロールを含むころコンベヤ
    と、加熱室内でころコンベヤの上方と下方とにそ
    れぞれ配置され、搬送方向に対して互に横方向に
    隔設され且つとがつた形体の輪郭面を持つ噴気ポ
    ンプを各々有する上噴気ポンプの上部及び下部配
    列と、加熱室の外部に配置された圧縮ガス源と、
    上部及び下部配列の噴気ポンプをそれぞれ加熱室
    内に取付けると共に二次ガス流を誘起して加熱ガ
    スの複合流を形成するため前記上下の噴気ポンプ
    の配列を夫々圧縮ガス源に連通させて一次ガス流
    をこれらの噴気ポンプの配列の噴気ポンプの輪郭
    面に供給する上導管支持体及び下導管支持体とを
    有し、各噴気ポンプは前記源からとがつた輪郭面
    の大きな端部に圧縮ガスを供給する制限開口を有
    し、前記開口からの一次ガス流は前記輪郭面に沿
    つて案内されて二次ガス流を誘起し、上部配列の
    前記噴気ポンプは、ガラス板が下表面を絶えずコ
    ンベヤのロールに係合させてコンベヤのロール上
    を搬送される間、搬送されるガラス板の上表面を
    強制対流加熱するため前記ポンプから噴出する加
    熱ガスの複合流が搬送されるガラス板の上表面に
    向かつて下方に差向けられるように輪郭面のとが
    つた形体がローラーコンベヤに差向けられるよう
    に配向され、下部配列の前記ポンプは、ガラス板
    が下表面を絶えずコンベヤのロールに係合させて
    コンベヤのロール上を搬送される間、搬送される
    ガラス板の下表面を強制対流加熱するため前記ポ
    ンプから噴出する加熱ガスの複合流が搬送される
    ガラス板の下表面に向かつてコンベヤのロールと
    ロールの間から上方に差向けられるように輪郭面
    のとがつた形体がローラーコンベヤに差向けられ
    るように配向されることを特徴とするガラス板加
    熱炉。 17 加熱室を形成するハウジングと、ガラス板
    を加熱するため加熱室を通してガラス板を水平方
    向に搬送するための水平方向に延びるロールを含
    むころコンベヤと、加熱室内でコンベヤの長さに
    沿つて隔設され、搬送方向に対して互に横方向に
    隔設され且つとがつた形体の輪郭面を持つた複数
    の噴気ポンプを含む噴気ポンプの配列と、加熱室
    の外部に配置された圧縮ガス源と、圧縮ガス源に
    よつて供給されたガスを加熱する加熱器と、噴気
    ポンプの配列を加熱室内に取付けると共に炉の主
    加熱源を形成するため前記配列を圧縮ガス源に連
    通させて加熱ガスの一次ガス流をポンプの輪郭面
    に供給する導管支持体とを有し、前記一次ガス流
    は二次ガス流を誘起して加熱ガスの複合流を形成
    し、前記噴気ポンプは、下表面を絶えずコンベヤ
    のロールに係合させてコンベヤのロール上を搬送
    される間、搬送されるガラス板の下表面を強制対
    流加熱するため前記ポンプから噴出する加熱ガス
    の複合流がコンベヤに差向けられるように輪郭面
    のとがつた形体をローラーコンベヤに差向けて配
    向されることを特徴とするガラス板加熱炉。 18 搬送されるガラス板が導管支持体によつて
    輻射加熱されるのを阻止するため噴気ポンプを取
    囲む断熱材を有し、前記噴気ポンプがこの断熱材
    からコンベヤに向かつて突出することを特徴とす
    る特許請求の範囲第17項記載の炉。 19 加熱室を形成するハウジングと、ガラス板
    を加熱するため加熱室を通してガラス板を水平方
    向に搬送するめたの水平方向に延びるロールを有
    するころコンベヤと、加熱室内でコンベヤの長さ
    に沿つて、このコンベヤの上方と下方とに隔設さ
    れ、搬送方向に対し互に横方向に隔設され且つと
    がつた形体の輪郭面を持つ複数の噴気ポンプを有
    する、噴気ポンプの上部及び下部配列と、加熱室
    の外部に配置された圧縮ガス源と、圧縮ガス源に
    よつて供給されたガスを加熱する加熱器と、上部
    及び下部配列の噴気ポンプをそれぞれに配設する
    と共に炉の主加熱源を形成するため前記ポンプを
    圧縮ガス源に連通させて加熱ガスの一部ガス流を
    これらの噴気ポンプ列の噴気ポンプの輪郭面に供
    給する上導管支持体及び下導管支持体とを有し、
    前記一次ガス流は二次ガス流を誘起して加熱ガス
    の複合流を形成し、各噴気ポンプは加熱された圧
    縮ガスが供給される噴口を有し、上部及び下部配
    列の前記ポンプは、ガラス板が下表面を絶えずコ
    ンベヤのロールに係合させてコンベヤのロール上
    を搬送されていく間、搬送されるガラス板の上表
    面と下表面とを強制対流加熱するため前記ポンプ
    から噴出加熱ガスの複合流が、搬送されるガラス
    板の上表面と下表面とに向かつてそれぞれ下方及
    び上方に差向けられるように輪郭面のとがつた形
    体をローラーコンベヤに差向けて配向され、搬送
    されるガラス板が導管支持体によつて輻射加熱さ
    れるのを阻止するため噴気ポンプを取囲む断熱材
    を有し、前記噴気ポンプ列の各々がこの断熱材か
    らコンベヤに向かつて突出することを特徴とする
    ガラス板加熱炉。
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