JP4251120B2 - 書類管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、書類の整理及び検索を行う書類管理システムに関する。
従来、書類の整理を行うには、書類をファイル等に収納するとともに、ファイルに書類の内容を示すタイトルを印字したラベルを付して、ラベルが外部から見える状態で書棚等に収納する態様が広く用いられている。また、このラベルの印字内容、すなわちファイルに付したタイトルをラベル印字装置に接続したパソコン等に分類して格納し、管理を行う手法が考えられている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2000−335163号公報
ところが、時間の経過に伴い、ファイルや書類の数が増大するなどによりファイルの所在位置やファイルと個々の書類との関連がわかりにくくなり、求める書類に対応するファイルの所在やタイトルに基づき求める書類を得ることが困難になる不具合が起こり得る。さらに、書類を電子化した態様で保存することや書類を電子化した態様で予め作成し、電子化した書類を印字装置などにより紙媒体に印刷することが広く行われているが、書類の数が増大すると、電子化した書類に対応する紙媒体による書類の有無や電子化した書類と紙媒体による書類との対応関係もまたわかりにくくなる不具合が生じ得る。
本発明は、以上に述べた課題を解決し、電子化した書類と紙媒体による書類との対応関係を確実に把握できるようにする書類管理システムを提供するものである。
すなわち本発明に係る書類管理システムの一つは、紙媒体による書類に付され、前記書類を識別する書類識別子を記憶した書類識別子記憶媒体と、前記書類識別子記憶媒体に記憶した書類識別子を読み取る書類識別子読取要素とを利用する書類管理システムであって、前記書類識別子読取要素から書類識別子を受け付ける書類識別子取得手段と、ユーザによる書類情報の入力を促す書類情報入力手段と、前記書類識別子取得手段が取得した書類識別子及び前記書類情報入力手段が取得した書類情報とを組にした書類識別レコードを生成する識別レコード登録手段と、前記識別レコード登録手段が生成した書類識別レコードを記憶する書類識別子記憶手段と、電子化された書類の属性情報と前記書類識別子とを対応付けて記憶する書類対応テーブル記憶手段と、前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を含む書類識別レコードに対応する可視化要求情報を送信する可視化要求情報送信手段と、前記可視化要求情報が示す書類識別子に対応する電子化された書類を可視化表示する電子化書類可視化表示手段と、書類識別子取得手段が取得した実書類の書類識別子に対応する書類識別レコードが書類識別子記憶手段に記憶されているか否かを判定し、該書類識別レコードが書類識別子記憶手段に記憶されている場合には可視化要求情報送信手段を機能させるよう指示を発するとともに該書類識別レコードが書類識別子記憶手段に記憶されていない場合には新たな書類識別レコードを生成させるべく書類情報入力手段を機能させるよう指示を発する処理判定手段とを有することを特徴とする。
このようなものであれば、前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を少なくとも含む書類識別レコードを書類識別子記憶手段に記憶しておくとともに、書類対応テーブル記憶手段に前記書類識別レコードと電子化された書類の属性情報とを対応付けて記憶することにより、電子化された書類の属性情報から紙媒体による書類を確認でき、これらの間の対応関係を確実に把握できるようになる。
電子化された書類を編集して新たに紙媒体による書類を生成した場合に、前記電子化された書類が編集されたことを反映できるようにするための好適な態様として、電子化された書類の属性情報と前記書類識別子との対応付けを変更する書類対応変更処理手段を有するものが挙げられる。このように構成すれば、前記電子化された書類の属性情報に対応する書類識別子を、前記書類対応変更処理手段を介して編集の結果新たに生成した紙媒体による書類を示す書類識別子に対応付けし直すことができるようになるからである。
また、本発明に係る書類管理システムの他の一つは、紙媒体による書類に付され、前記書類を識別する書類識別子を記憶した書類識別子記憶媒体と、前記書類識別子記憶媒体に記憶した書類識別子を読み取る書類識別子読取要素とを利用する書類管理システムであって、前記書類識別子読取要素から書類識別子を受け付ける書類識別子取得手段と、前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を少なくとも含む書類識別レコードを記憶する書類識別子記憶手段と、前記書類識別子に対応付けるべき電子化された書類の選択入力を受け付けるとともに電子化された書類の属性情報と前記書類識別子とを対応付けて記憶する書類対応テーブル記憶手段と、前記選択入力の際に、他の書類識別子に対応付けられている電子化された書類が選択された際に電子化された書類の属性情報と前記書類識別子との対応付けを変更する書類対応変更処理手段とを有することを特徴とする。
このような構成であれば、前記電子化された書類の属性情報に対応する書類識別子を、前記書類対応変更処理手段を介して編集の結果新たに生成した紙媒体による書類を示す書類識別子に対応付けし直すことができるようになるので、電子化された書類を編集して新たに紙媒体による書類を生成した場合に、前記電子化された書類が編集されたことを反映することができる。
このような書類管理システムにおいて、紙媒体による書類を介して電子化された書類に関する情報を容易に管理できるようにするには、前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を含む書類識別レコードに対応する可視化要求情報を送信する可視化要求情報送信手段と、前記可視化要求情報が示す書類識別子に対応する電子化された書類を可視化表示する電子化書類可視化表示手段とを有するものであればよい。前記電子化書類可視化表示手段により前記書類識別子取得手段が取得した書類識別子に対応する電子化書類を可視化表示することにより、紙媒体による書類に対応する電子化された書類を表示し、さらに必要に応じてこの電子化された書類を編集できるようになるからである。
このような書類管理システムにおいて、電子化された書類に対応する紙媒体による書類の有無をわかりやすくするには、前記書類識別子と対応付けられた電子化された書類を示すアイコンを他の電子化された書類を示すアイコンと区別可能に可視化表示するアイコン可視化表示手段を有するものが望ましい。
さらに、前記アイコン可視化表示手段により区別されているアイコンに対する選択入力が行われたか否かを判定するとともに、前記判定の結果が「真」である場合に前記アイコンにより示される電子化された書類に対する操作の選択入力を受け付けるべく操作メニューを可視化表示する操作メニュー表示手段を有するものであれば、電子化された書類と紙媒体による書類とを関連付けるための操作等を前記操作メニューを介して行うことができるようになる。
このようにして電子化された書類と対応付けた実書類を容易に呼び出すことができるようにするための好適な態様として、前記書類識別子を含む書類識別レコードの一部又は全部の入力を受け付ける入力受付手段と、入力受付手段が受け付けた書類識別レコードの一部又は全部に対応する検知要求情報を発信する検知要求情報発信手段と、前記の検知要求情報発信手段から発信された前記検知要求情報に対応する書類識別子を記憶している書類識別子記憶媒体の存在を検知することにより該書類識別子記憶媒体を付した書類の存在を検知する書類存在検知手段と、書類存在検知手段により書類の存在を検知した際に前記書類の存在が検知されたことを示す書類存在通知信号を発する書類存在通知手段とを有するものが挙げられる。なお、「前記書類識別子を含む書類識別レコードの一部又は全部の入力を受け付ける」とは、前記検知要求情報発信手段に渡すための前記書類識別子を含む書類識別レコードの一部又は全部の指定を受け付けること全般を含む概念である。
さらに、紙媒体による書類を収納する書類収納具の管理をも容易に行えるようにするための態様として、前記紙媒体による書類を収納する書類収納具と、前記書類収納具に付され前記書類収納具を識別する収納具識別子を記憶した収納具識別子記憶媒体と、前記収納具識別子記憶媒体に記憶した収納具識別子を読み取る収納具識別子読取要素を利用するとともに、電子化された書類を記憶する電子化書類記憶手段を具備する書類管理システムであって、電子化書類記憶手段内に電子化された書類を格納するフォルダを形成しているとともに、前記収納具識別子記憶媒体からの収納具識別子を受け付ける収納具識別子取得手段と、前記収納具識別子取得手段が受け付けた収納具識別子を含む収納具識別レコードを記憶する収納具識別レコード記憶手段と、前記フォルダの属性情報と前記収納具識別子とを対応付けて記憶するフォルダ対応テーブル記憶手段とを有するものが挙げられる。
このようにして電子化された書類と対応付けた書類収納具を容易に呼び出すことができるようにするための好適な態様として、前記収納具識別子を含む収納具識別レコードの一部又は全部の入力を受け付ける第2入力受付手段と、第2入力受付手段が受け付けた収納具識別識別レコードの一部又は全部に対応する検知要求情報を発信する第2の検知要求情報発信手段と、収納具識別子を記憶している収納具識別子記憶手段と、前記検知要求情報が示す収納具識別子と前記収納具識別子記憶手段が記憶している収納具識別子とが一致している場合に該収納具識別子を付した書類収納具の存在を通知する収納具存在通知手段とを有するものが挙げられる。
そして、オペレーションシステム上において作動するファイル管理システムにより前記電子化された書類を管理する電子化書類管理装置を利用するものであって、オペレーションシステム上において作動するプログラムである機能拡張用システムを実行することにより、この電子化書類管理装置を少なくとも前記書類対応テーブル記憶手段として機能するようにしているものであれば、電子化された書類に対応する実書類の書類識別レコードをオペレーションシステムにおけるファイル管理システム上において管理しているように見せかけることができるようになる。すなわち、オペレーションシステム上において電子化された書類の属性情報を編集する操作と同様の操作により実書類との対応付け等を行うことができるようになる。
さらに、上述した本発明の効果を好適に得ることができる書類管理システムの他の一つとして、紙媒体による書類に付され、前記書類を識別する書類識別子を記憶した書類識別子記憶媒体と、前記書類識別子記憶媒体に記憶した書類識別子を読み取る書類識別子読取要素とを利用する書類管理システムであって、前記書類識別子読取要素から書類識別子を受け付ける書類識別子取得手段と、前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を少なくとも含む書類識別レコードを記憶する書類識別子記憶手段と、電子化された書類の属性情報と前記書類識別子とを対応付けて記憶する書類対応テーブル記憶手段と、電子化された書類を格納するフォルダに対応付けられた通知装置識別子又は前記書類識別子を含む書類識別レコードの一部又は全部の入力を受け付ける入力受付手段と、入力受付手段が受け付けた通知装置識別子又は書類識別レコードの一部又は全部に対応する検知要求情報を発信する検知要求情報発信手段と、前記の検知要求情報発信手段から発信された前記検知要求情報に対応する書類識別子を記憶している書類識別子記憶媒体の存在を検知するか又は前記検知要求情報に対応する通知装置識別子と通知装置に記憶した通知装置識別子とを照合することにより該書類識別子記憶媒体を付した書類の存在を検知する書類存在検知手段と、書類存在検知手段により書類の存在を検知した際に前記書類の存在が検知されたことを示す書類存在通知信号を発する書類存在通知手段とを有することを特徴とするものが挙げられる。
本発明は、前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を少なくとも含む書類識別レコードを書類識別子記憶手段に記憶しておくとともに、書類対応テーブル記憶手段に前記書類識別レコードと電子化された書類の属性情報とを対応付けて記憶するので、電子化された書類の属性情報から前記書類識別レコードを介して紙媒体による書類を確認でき、これらの間の対応関係を確実に把握できるようになる。
以下に本発明の一実施形態について述べる。
本実施形態に係る物品管理システムたる書類管理システムは、オフィス内において、書類の管理に用いられ、図1に概略図を示すように、紙媒体による書類(以下「実書類」と称する)を識別する書類識別子を記憶した物品識別子記憶媒体たるICチップ1と、書類識別子に基づき実書類の管理を行う書類管理装置2と、この書類管理装置2と連携して用いられ、オペレーションシステム(以下OSと称する)として例えばWindows(登録商標)OSが搭載された電子化書類管理装置たるパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」と記す)3と、実書類を収納する書類収納具たる複数のファイル(以下「実ファイル」と称する)Fにそれぞれ着脱可能に設けられ、収納具識別子たる通知装置識別子に対応付けられた書類存在通知装置4と、前記通知装置識別子を記憶しているとともに前記通知装置識別子に対応付けられた書類存在通知装置4に付帯される通知装置識別子記憶媒体たる第2のICチップ5とを具備する。なお、前記書類存在通知装置4及び第2のICチップ5は、必ずしも設ける必要はなく、必要に応じて省略してもよい。また、これらを設ける場合であっても、必ずしも通知装置識別子をこれらと対応付ける必要はない。
次に、この書類管理システムの各要素について述べる。
前記ICチップ1は、本実施形態では図2に示すように、書類識別子たる128ビットの数字を書き換え不能に記憶した記憶部101と、2.45GHz帯域の電磁波を受信する受信器102と、この電磁波を電力に変換する動力変換回路104と、前記書類識別子を含む信号を電磁波として発信する発信器103とを備えている。また、本実施形態では、前記書類識別子はこのICチップ1に記憶された128ビットの数字、すなわち図3に示すような32桁の16進数として表現される数字であり、全てのICチップ1はそれぞれ異なる数字を記憶している。すなわち、それぞれの書類には、全て異なる書類識別子が付与されている。また、本実施形態では、このICチップ1は書類に確実に付帯されるべく、図4に示すように、書類を綴じる媒体である書類綴じ媒体たるステープルP(ステープラの針とも称せられるもの)の内面の略中央部に脱離不能に接着している。また、前記ステープルPは、書類にICチップ1を付帯させる基材であり、電磁波を受信してICチップ1に伝えるアンテナとしての機能を有する。そして、このステープルPは前記書類管理装置2により供給される。
書類管理装置2は、図5に示すように、四角錐の下半部を取り出した形状をなしていて、図6に示すように、CPU2aと、内部メモリ2bと、画面出力装置2cと、選択入力装置2dと、受信器2eと、前記ICチップ1を接着したステープルPにより書類を綴じる書類綴じ部2fと、ICチップ読取器2gと、タイマ2hと、発信器2iとを有する。前記選択入力装置2dは、図5に示すように、第1選択ダイヤル2d1と、第2選択ダイヤル2d2と、選択ボタン2d3とを有する。前記ICチップ読取器2gは、請求項中の書類識別子読取要素及び収納具識別子読取要素として機能し、本実施形態では2.45GHz帯域の電磁波をICチップ1に向けて送信する送信部2g1と、ICチップ1からの電磁波信号を受信する受信部2g2とを有し、実書類を綴じたステープルPに接着している前記ICチップ1に記憶された書類識別子を読み取る。そして、前記内部メモリ2bの第1の所定領域に記憶した書類管理プログラムをCPU2aが実行することにより、上述したハードウェアが協働し、機能ブロックとして、図7に示すように、書類識別子記憶手段201、書類綴じ手段202、書類識別子取得手段203、書類情報入力手段204、識別レコード登録手段205、検知要求情報受信手段206、検知要求情報発信手段207、通知装置登録受付手段208、通知装置登録情報送信手段209、書類登録情報送信手段210、処理判定手段211、及び可視化要求情報送信手段212を有する。また、前記書類識別子記憶手段201内に設けられ、書類管理プログラムにより管理されるフォルダ(以下「管理装置フォルダ」と称する)fは、本実施形態では書類存在通知装置4及び該書類存在通知装置4を取り付けた実ファイルFに対応付けられていて、その内部に前記書類存在通知装置4に付された通知装置識別子を記憶している。
前記パソコン3は、図8に示すように、CPU3a、内部メモリ3b、外部記憶装置3c、日付タイマ3d、及び入出力インタフェース3e等を有するとともに、前記入出力インタフェース3eには、画面出力装置3f、キーボードやマウス等の入力装置3g等の周辺機器を接続している。さらに、このパソコン3は、前記入出力インタフェース3eを介して前記書類管理装置2に接続している。前記外部記憶装置3cの所定領域には、パソコン3をWindows(登録商標)システムとして作動させるプログラム、及びパソコン3を機能拡張用システムとして作動させるプログラムが記憶されている。そして、これらプログラムを前記CPU3aが実行することにより、以上に述べたこのパソコン3を構成するハードウェアが協働して、図9に概念図を示すように、Windows(登録商標)システム及び機能拡張用システムが作動する。Windows(登録商標)システムは、Windows(登録商標)OS及びWindows(登録商標)ファイル管理システムとして周知のものを含み、市販のWindows(登録商標)OS搭載パソコンにおけるWindows(登録商標)OSの基本機能を有する。そして、Windows(登録商標)システムは、前記外部記憶装置3gの所定領域を利用して電子化された書類を記憶する電子化書類記憶手段(図示略)としても機能していて、前記Windows(登録商標)ファイル管理システムにより電子化された書類を管理している。一方、機能拡張用システムは、Windows(登録商標)システム上において作動するプログラムであり、図7に示すように、登録情報受信手段301、フォルダ生成手段302、装置識別子対応付け手段303、書類識別レコード対応付け手段304、アイコン可視化表示手段305、操作メニュー表示手段306、検知要求手段307、可視化要求情報受信手段308、及び電子化書類可視化表示手段309として機能する。
前記書類存在通知装置4は、図10に示すように太陽電池4xを動力源としているとともに、図10及び図11に示すように、CPU4a、内部メモリ4b、受信器4c、ICチップ読取器4d、LED4e、及びブザー4fを備えている。前記ICチップ読取器4dは、2.45GHz帯域の電磁波を発信する発信部4d1と前記ICチップ1が発する前記書類識別子を示す信号を含む電磁波を受信する受信部4d2とを具備する。そして、前記内部メモリ4bの所定領域に記憶した制御プログラムをCPU4aが実行することにより、この書類存在通知装置4を構成する以上に述べたハードウェアが協働して、図12に示すように、少なくとも前記書類管理装置2の発信手段から発信された前記書類識別子を記憶しているICチップ1の存在を検知することによりこのICチップ1を付帯させた書類の存在を検知する書類存在検知手段401、書類の存在を示す書類存在通知信号を発する書類存在通知手段402、及び書類存在通知装置4を示す通知装置識別子を記憶する通知装置識別子記憶手段403を有する。
前記第2のICチップ5は、書類識別子でなく通知装置識別子を記憶している他は、前記ICチップ1と同様の構成及び機能を有する。
以下に書類管理装置2の各機能ブロックについて前記図7を参照して説明する。
書類識別子記憶手段201は、前記内部メモリ2bのメモリ空間の第2の所定領域に形成していて、本実施形態では図13に示すように書類の内容の分野を示す名前が付されたフォルダ(以下管理装置フォルダと称する)fを複数有する。そして、それぞれの管理装置フォルダfに、前記書類識別子と書類情報とを含む書類識別レコードを図14に示すように格納するようにしている。前記書類情報は、日付を示す日付情報と、書類の作成者の氏名、書類の題名を含む文字情報とを含む書類情報とを含む。また、上述したように、本実施形態では書類存在通知装置4及び該書類存在通知装置4を取り付けた実ファイルFに対応付けられていて、その内部に前記書類存在通知装置4に付された通知装置識別子を記憶している。すなわち、この書類識別子記憶手段201は、収納具識別子たる通知装置識別子を少なくとも含む収納具識別レコードを記憶する収納具識別レコード記憶手段としても機能する。
書類綴じ手段202は、前記書類綴じ部2fの機能を利用して、前記ICチップ1を接着したステープルPにより書類を綴じる。具体的には、書類管理装置2に形成した図4に示す書類挿入口2xに書類が挿入されたことを検知した際に、この書類を綴じる。
書類識別子取得手段203は、書類が綴じられたことを受けて、書類を綴じたステープルPに接着している前記ICチップ1に記憶された書類識別子を第1のICチップ読取器2gの機能を利用して取得する。具体的には、前記送信器2g1が前記ICチップ1に動力を供給し、前記ICチップ1からの書類識別子を含み電磁波として送信される信号を受信器2g2が受信する。そして、受信した信号に対応する書類識別子を取得する。
書類情報入力手段204は、画面出力装置2c、選択入力装置2d、及びタイマ2hの機能を利用して、ユーザによる書類情報の入力を促すとともに、入力された書類情報を取得する。具体的には、例えば図15に示すように、画面出力装置2cに五十音図とカーソルとを出力し、前記カーソルを前記選択入力装置2dの第1選択ダイヤル2d1及び第2選択ダイヤル2d2を用いて移動させ、前記五十音図から、カナ文字を前記選択入力装置2dの選択ボタン2d3を用いて選択すること等によりユーザが書類情報中の文字情報の入力を行い、入力された文字情報を取得する。さらに、文字情報の入力が行われた際に、タイマ2hから、日付情報を取得する。なお、カーソルは、図15では文字の地色が変化している部分として示している。
識別レコード登録手段205は、前記書類識別子取得手段203が取得した書類識別子と、前記書類情報入力手段204が取得した書類情報とを組にした書類識別レコードを生成し、生成した書類識別レコードを前記書類識別子記憶手段201に記憶する。具体的には、管理装置フォルダfの一覧を図16に示すように可視化して前記画面出力装置2cに出力し、書類の内容に対応する分野を示す名前が付された管理装置フォルダfの選択入力を、選択入力装置2dにより受け付けて、前記書類識別レコードを、選択された管理装置フォルダfに図16に示すように格納するようにしている。また、本実施形態では、書類の内容に対応する分野を示す適切な名前が付された管理装置フォルダfが存在しない場合に備えて、管理装置フォルダfの新規作成を示すコマンドを受け付けるようにも構成している。新規作成された管理装置フォルダfの名前の入力は、上述した文字情報の入力と同様の方法で受け付けるようにしている。
検知要求情報受信手段206は、パソコン3から送信され、書類識別レコードの一部又は全部に対応する検知要求情報又は通知装置識別子を含む収納具識別レコードたる通知装置識別子識別レコードの一部又は全部に対応する検知要求情報を受信する。
検知要求情報発信手段207は、発信器2iを用いて構成され、前記検知要求情報受信手段206が受信した検知要求情報を前記書類存在通知装置4に発信する。
通知装置登録受付手段208は、前記書類存在通知装置4に付帯する第2のICチップ5から、ICチップ読取器2gを介して微弱電波による信号に含まれる通知装置識別子を取得するとともに、前記書類識別子記憶手段201内に前記通知装置識別子のみを記憶した新規の管理装置フォルダfを生成する。すなわち、この通知装置登録受付手段208は、請求項中の収納具識別子取得手段として機能する。
前記通知装置登録情報送信手段209は、前記通知装置登録受付手段208が前記新規の管理装置フォルダfを生成したことを受けて、前記新規の管理装置フォルダfの名称及び前記新規の管理装置フォルダf内に記憶されている通知装置識別子を含む通知装置登録情報をパソコン3に送信する。
前記書類登録情報送信手段210は、前記書類識別子取得手段203が実書類に書類識別子を付与し、前記書類情報入力手段204が前記書類識別子に対応する書類情報を受け付けて識別レコード登録手段205により書類識別レコードが生成されたことを受けて、前記書類識別レコード及び該書類識別レコードが格納されている管理装置フォルダf内にともに記憶されている通知装置識別子を含む書類登録情報をパソコン3に送信する。
処理判定手段211は、前記書類識別子取得手段が取得した書類識別子に対応する書類識別レコードが前記書類識別子記憶手段201に記憶されているか否かを判定し、この判定の結果が「真」であれば前記可視化要求情報送信手段212を機能させるよう指示を発するとともに、前記判定の結果が「偽」であれば、新たな書類識別レコードを生成させるべく前記書類情報入力手段204を機能させるよう指示を発する。
可視化要求情報送信手段212は、処理判定手段211による判定の結果が「真」である場合に、前記書類識別子取得手段203が取得した書類識別子を含む書類識別レコードに対応する可視化要求情報を、パソコン3に送信する。なお、前記可視化要求情報は、本実施形態では書類識別子自体と、前記可視化要求情報であることを示すヘッダ情報とを含むものであるが、その他に書類情報の一部又は全部を含むようにしてもよく、また、可視化要求を行う者の氏名等を示す情報を加えてもよい。
また、パソコン3の各機能ブロックについて前記図7を参照して以下に説明する。
登録情報受信手段301は、入出力インタフェース3eを介して書類管理装置2から前記通知装置登録情報及び前記書類登録情報を受信する。
フォルダ生成手段302は、前記登録情報受信手段301が前記通知装置登録情報を受信したことを受けて、Windows(登録商標)システムに働きかけて前記電子化書類記憶手段内にWindows(登録商標)ファイル管理システムにより管理されるフォルダ(以下PCフォルダと称する)を新規に生成させる。
装置識別子対応付け手段303は、前記フォルダ生成手段302を介して生成された前記PCフォルダの属性を示すPCフォルダ属性情報、本実施形態ではPCフォルダを識別すべく付されたID番号と、前記受信手段301が受信した通知装置登録情報に含まれる通知装置識別子とを対応付けて、前記PCフォルダ属性情報と前記通知装置識別子とを含むフォルダ対応レコードを生成し、このフォルダ対応レコードの集合であるフォルダ対応テーブルを図17の(a)に示すような態様で外部記憶装置3cの所定領域に記憶している。すなわち、この装置識別子対応付け手段303は、請求項中のフォルダ対応テーブル記憶手段として機能する。なお、上述したように、書類存在通知装置4は通知装置識別子に対応付けられていて、また、書類管理装置2において前記通知装置識別子は管理装置フォルダfと対応付けられているので、前記PCフォルダは前記書類存在通知装置3及び前記管理装置フォルダfとも対応付けられている。さらに、前記PCフォルダは、前記書類存在通知装置4を取り付けた実ファイルFとも対応付けられている。
書類識別レコード対応付け手段304は、本実施形態では、Windows(登録商標)OSにより管理されている書類(以下電子化書類)と前記登録情報受信手段301が受信した前記書類登録情報が示す書類識別レコードとを対応付けて、前記電子化書類の属性を示す電子化書類属性情報、本実施形態では前記電子化書類に固有に付されたID番号と、前記書類識別レコードに含まれる書類識別子と、前記電子化書類に対応する実書類を収納している実ファイルFに取り付けられた前記書類存在通知装置4を示す通知装置識別子とを少なくとも含む書類対応レコードを生成し、この書類対応レコードの集合である書類対応テーブルを図17の(b)に示すような態様で外部記憶装置3cの所定領域に記憶している。すなわち、この書類識別レコード対応付け手段304は、請求項中の書類対応テーブル記憶手段として機能する。また、登録情報受信手段301が前記書類登録情報を受信した際には、前記書類登録情報が示す通知装置識別子に対応するPCフォルダを開くとともに、さらに前記PCフォルダ内以外のPCフォルダに前記書類登録情報が示す書類識別レコードに対応付ける電子化書類があることを示すアイコン及びパソコン3内には前記書類識別レコードに対応付ける電子化書類がないことを示すアイコンを表示し、例えば入力装置3gのマウスの右クリック等による前記書類識別レコードに対応付ける電子化書類の選択入力を受け付ける。なお、前記選択入力の際に、他の書類識別レコードに対応付けられている電子化書類を選択可能に構成していて、このような電子化書類が選択された際には、前記電子化書類と対応付ける書類識別レコードを、前記登録情報受信手段301が受信した前記書類登録情報が示す書類識別レコードに上書き修正して対応付けを変更することを可能にしている。すなわち、この書類識別レコード対応付け手段304は、請求項中の書類対応変更処理手段としても機能する。
なお、前記PCフォルダ属性情報と該PCフォルダのパス等他の属性を示す情報とは、図示しないフォルダ属性対応情報記憶手段に対応付けて格納している。また、前記電子化書類属性情報と該電子化書類のパス等他の属性を示す情報とは、図示しない電子化書類属性対応情報記憶手段に対応付けて格納している。そして、Windows(登録商標)システム上においてこれらフォルダ又は電子化書類を移動した場合に、前記フォルダ属性対応情報記憶手段及び電子化書類属性対応情報記憶手段の記憶内容を前記移動に対応して変更する対応情報変更手段をさらに設けている。
アイコン可視化表示手段305は、装置識別子対応付け手段303により管理装置フォルダfに対応付けられたPCフォルダを示すアイコンi1及び書類識別レコードに対応付けられた電子化書類を示すアイコンi2を、画面出力装置3fにより出力される画面上において、図18に示すように、その他のPCフォルダ及び電子化書類を示すアイコンと区別可能な態様で可視化表示する。なお、前記図18では、管理装置フォルダfに対応付けられたPCフォルダを示すアイコンi1及び書類識別レコードに対応付けられた電子化書類を示すアイコンi2には、例えば丸の中にRを記した登録済み識別符号mを付している。
操作メニュー表示手段306は、前記アイコン可視化表示手段305により区別されているアイコンi1、i2に対して、入力装置3gを介した選択入力、例えばマウスの右クリック等が行われた場合に、図19に示すような操作メニューを表示し、これらアイコンi1、i2が示す電子化書類又はPCフォルダに対する操作の選択入力を受け付ける。特に、アイコンi1が示すPCフォルダに対応する書類存在通知装置4を取り付けた実ファイルFの検索を要求する操作が選択された際には、このPCフォルダの属性情報に対応付けられた前記書類存在通知装置4の通知装置識別子を含む検知要求情報を生成し、前記検知要求手段307に渡す。また、アイコンi2が示す電子化書類に対応する実書類の検索を要求する操作が選択された際には、この電子化書類の属性情報に対応付けられた実書類の書類識別子を含む検知要求情報を生成し、前記検知要求手段307に渡す。
検知要求手段307は、前記操作メニュー表示手段306により表示されたメニューのうち、実書類又は書類存在通知装置4を取り付けた実ファイルFの検索を要求する操作が選択された際に、前記アイコンi1により示される管理装置フォルダfに対応付けられた書類存在通知装置4の検索を要求する検知要求情報又は前記アイコンi2により示される書類識別レコードに対応付けられた実書類の検索を要求する検知要求情報を、入出力インタフェース3eを介して書類管理装置2に渡す。
なお、前記検知要求情報を受け取った書類管理装置2は、前記書類識別レコードに含まれる書類識別子又は通知装置識別子を検知要求情報として書類存在通知装置4に発信する。すなわち、前記操作メニュー表示手段306はアイコンi1、i2が示すPCフォルダ又は電子化書類に対してこれらに対応する実ファイルF又は実書類の検索を要求する操作の選択を受け付けることにより、検索対象である実ファイルFの通知装置識別レコードの少なくとも一部、又は実書類の書類識別レコードの少なくとも一部を受け付けることになるので、この操作メニュー表示手段306は請求項中の入力受付手段及び第2の入力受付手段としての機能をも有する。
前記可視化要求情報受信手段308は、入出力インタフェース3eを介して書類管理装置2から前記可視化要求情報を受信する。
前記電子化書類可視化表示手段309は、可視化要求情報受信手段308が受信した可視化要求情報に含まれる書類識別子に対応する電子化書類の属性情報を書類識別レコード対応付け手段304から検索して取得し、この属性情報に基づき前記電子化書類を可視化表示する。
さらに、前記書類存在通知装置4の各機能ブロックについて前記図13を参照して以下に説明する。
前記書類存在検知手段401は、図13に示すように、さらに第1受信部404と、発信部405と、第2受信部406と、判定部407とを有する。第1受信部404は、前記書類管理装置2の検知要求情報発信手段207から書類識別子を受信器4cを介して受信するとともに、前記発信部405に発信開始信号を渡す。発信部405は、発信開始信号を受け取り、ICチップ読取器4dを介して2.45GHz帯域の電磁波を発信する。第2受信部406は、前記ICチップ1が発する前記書類識別子を示す信号を含む電磁波をICチップ読取器4dを介して受信する。判定部407は、前記第2受信部406が受信した書類識別子の中に前記第1受信部404が受信した検知要求情報が示す書類識別子と一致しているものがあるか否かを判定する。また、通知装置識別子記憶手段403が記憶している通知装置識別子が前記第1受信部404が受信した検知要求情報が示す書類識別子と一致しているものがあるか否かの判定も行う。
前記書類存在通知手段402は、前記判定部407による判定結果が「真」である際に、LED4eを発光させるとともに、ブザー4fを作動させ、光と音による書類存在通知信号を発する。すなわち、この書類存在通知手段402は、請求項中の収納具存在通知手段としても機能する。
通知装置識別子記憶手段403は、前記内部メモリ4bの所定領域に前記通知装置識別子を記憶している。
そして、前記第2のICチップ5は、図示はしないが上述したICチップ1と同様の構成及び機能を有し、この第2のICチップ5を付帯させた書類存在通知装置4を示す通知装置識別子を記憶している。なお、この第2のICチップ5に相当する通知装置識別子発信手段を、前記書類存在通知装置4に具備させてもよい。
しかして、この書類管理システムでは、ユーザは、書類管理装置2の通知装置登録受付手段208を介して実ファイルFに設けられる書類存在通知装置4に付された通知装置識別子と、書類管理装置2内に設けられる管理装置フォルダfと対応付けて登録するとともに、前記通知装置識別子に対応付けられるPCフォルダをパソコン3のフォルダ生成手段302により生成し、この対応付けられるPCフォルダを装置識別子対応付け手段303によりパソコン3内に記憶するようにしている。
以下に、実ファイルFを書類管理装置2及びパソコン3に登録する手順を示す。まず、書類管理装置2が行う処理の流れを図20を参照して示す。
はじめに、通知装置登録受付手段208を介して、書類存在通知装置4に付帯する第2のICチップ5に記憶された通知装置識別子を受け付ける(S101)。
次に、通知装置登録受付手段208は、管理装置フォルダfを新規に作成してその名前の入力を受け付け(S102)、該管理装置フォルダfと前記通知装置識別子とを対応付けて書類識別子記憶手段201に記憶する(S103)。
そして、通知装置登録情報送信手段209を介して前記通知装置登録情報をパソコン3に送信する(S104)。
一方、パソコン3は、フローチャートを図21に示すような処理を行う。
まず、登録情報受信手段301を介して、書類管理装置2から前記通知装置登録情報を受信する(S201)。
次いで、フォルダ生成手段302を介して新たなPCフォルダを作成する(S202)。
それから、装置識別子対応付け手段303により前記通知装置登録情報が示す通知装置識別子と新たに作成されたPCフォルダのPCフォルダ属性情報とを対応付けて記憶する(S203)。
また、この書類管理システムでは、ユーザは、前記書類綴じ部2fの機能を利用して、前記ICチップ1を接着したステープルPにより実書類を綴じ、書類管理装置2に前記ICチップ1に記憶させた書類識別子を読み取らせるとともに、書類管理装置2に前記実書類を示す書類情報を入力して、前記書類識別子と前記書類情報とを含む書類識別レコードを書類管理装置2の書類識別子記憶手段201に記憶させるようにしているとともに、前記書類識別レコードをパソコン3の書類対応付け手段304により電子化書類と対応付けるようにしている。
ここで、ユーザが以上の操作を行う際に書類管理装置2が行う処理についてフローチャートである図22を参照しつつ述べる。
まず、予め書類識別子を書き換え不能に格納したICチップ1を脱離不能に接着したステープルPを受け付ける(S301)。次いで、書類管理装置2に設けた書類挿入口2xに書類を受け付けたか否かを判定し(S302)、書類を受け付けている場合には、さらにこの書類を前記ステープルPを用いて綴じ込んだか否かを判定する(S303)。書類を綴じ込んだ場合には、前記ICチップ1に記憶された書類識別子を読み取る(S304)。さらに、この書類の作成者の氏名及びこの書類の題名、すなわち文字情報をかな文字入力により受け付けるとともに日付情報を取得してこれら文字情報と日付情報とから書類情報を生成し(S305)、これら書類識別子と書類情報とを対にした書類識別レコードを生成する(S306)。そして、管理装置フォルダfの一覧画面を出力して、前記書類識別レコードを格納する格納先の管理装置フォルダfを選択するコマンド、又は管理装置フォルダfの新規作成を行うコマンドを選択入力させ(S307)、入力されたコマンドが管理装置フォルダfを選択するコマンドであるか管理装置フォルダfの新規作成を行うコマンドであるかを判定する(S308)。入力されたコマンドが管理装置フォルダfを選択するコマンドである場合には、選択された管理装置フォルダfに前記書類識別レコードを格納し(S309)、前記実書類に対応する書類識別レコード及び該書類識別レコードが記憶された管理装置フォルダfを示す書類登録情報を書類登録情報送信手段210を介してパソコン3に送信する(S312)。一方、フォルダfの新規作成を行うコマンドが入力された場合には、管理装置フォルダfの名前のかな文字による入力を受け付け(S310)、前記書類識別レコードを新規に作成した管理装置フォルダfに格納する(S311)。そして、前記実書類に対応する書類識別レコード及び該書類識別レコードが記憶された管理装置フォルダfを示す書類登録情報を書類登録情報送信手段210を介してパソコン3に送信する(S312)。
一方、この処理を受けて、パソコン3が行う処理をフローチャートである図23を参照して以下に述べる。
まず、登録情報受信手段401を介して、書類管理装置2から前記書類登録情報を受信し(S401)、対応する電子化書類の指定を促すダイアログを表示する(S402)。
次いで、書類識別レコード対応付け手段304により、前記書類登録情報に含まれる通知装置識別子に対応するPCフォルダ内に記憶された電子化書類のリスト、他フォルダ内の電子化書類を前記書類識別レコードに対応付ける対象として指定するためのボタン(以下「対応付け指示ボタン」と称する)、及びパソコン内の電子化書類とは前記書類識別レコードとの対応付けを行わないことを示すキャンセルボタンを前記ウインドウ内に表示する(S403)。
それから、前記PCフォルダ内の電子化書類が指定されたか否かを判定し(S404)、前記ステップS404における判定の結果が「真」であった場合には書類識別レコード対応付け手段304により前記電子化書類の電子化書類属性情報、前記書類識別レコードに含まれる書類識別子、及び前記電子化書類に対応する実書類を収納している実ファイルFに取り付けられた前記書類存在通知装置4を示す通知装置識別子を含む書類対応レコードを生成して格納する(S405)。一方、前記ステップS404における判定の結果が「偽」であった場合には、続いて「対応付け指示ボタン」に対するアクセスがあったか否かを判定し(S406)、前記ステップS406における判定の結果が「真」であった場合には、他フォルダ内の電子化書類の指定を受け付け(S407)、前記管理装置フォルダfに対応するPCフォルダ内に該電子化書類のショートカットを作成し(S408)、書類識別レコード対応付け手段304により前記電子化書類の電子化書類属性情報、前記書類識別レコードに含まれる書類識別子、及び前記電子化書類に対応する実書類を収納している実ファイルFに取り付けられた前記書類存在通知装置4を示す通知装置識別子を含む書類対応レコードを生成して格納する(S409)。一方、前記ステップS406における判定の結果が「偽」であった場合には、キャンセルボタンに対するアクセスがあったか否かを判定し(S410)、前記ステップS410における判定の結果が「真」であった場合には処理を終了する。前記ステップS410における判定の結果が「偽」であった場合には、前記PCフォルダ内の電子化書類が指定されたか否かを判定するステップに戻る(S404)。
そして、本実施形態ではパソコン3を用いて実書類の検索を行うことができるようにしている。パソコン3を用いて実書類の検索を行う際には、パソコン3は以下の処理を行う。この処理の手順を図24を参照して説明する。
まず、操作メニュー表示手段306が、前記アイコン可視化表示手段305により区別されているアイコンi1、i2に対する選択入力、例えば右クリックが行われたか否かを判定する(S501)。前記判定の結果が「真」である場合は、前記操作メニューを表示する(S502)。前記判定の結果が「偽」である場合は、前記選択入力が行われたか否かを判定するステップに戻る(S501)。次いで、検知要求手段307は、前記操作メニュー表示手段306により表示されたメニューのうち、検索を要求する操作が選択されたか否かを判定する(S503)。前記判定の結果が「真」である場合は、前記アイコンi1により示される管理装置フォルダfに対応付けられた書類存在通知装置4又は前記アイコンi2により示される書類識別レコードに対応付けられた実書類の検索を要求すべく前記通知装置識別子又は書類識別レコードを含む検知要求情報を書類管理装置2に渡す(S504)。前記判定の結果が「偽」である場合は、つまり前記操作メニュー表示手段306により表示されたメニューのうち検索を要求する操作が選択されていない場合は、次いで他の操作が選択されたか否かを判定し(S505)、前記判定の結果が「真」である場合は選択内容に対応する処理を行い(S506)、前記判定の結果が「偽」である場合は、前記選択入力が行われたか否かを判定するステップに戻る(S501)。
前記実書類の検索を要求する信号を受け取った書類管理装置2は、前記検知要求情報をパソコン3から受信して、この検知要求情報を書類存在通知装置4に発信する。なお、この書類管理装置2に書類識別レコードの一部又は全部ないし検知装置識別子の入力を受け付ける検知要求情報入力手段を設け、この検知要求情報入力手段が受け付けた書類識別レコードの一部又は全部に対応する書類識別子を含む信号ないし前記検知装置識別子を含む信号を示す検知要求情報をこの書類管理装置2から書類存在通知装置4に発信するようにしてもよい。
次いで、書類存在通知装置4が行う処理の流れを図25を参照して示す。はじめに、はじめに、第1受信部404により前記書類管理装置2の前記検知要求情報発信手段207から発信された検知要求情報を受信する(S601)。続いて、通知装置識別子記憶手段403が記憶している通知装置識別子が前記第1受信部404が受信した検知要求情報が示す通知装置識別子と一致しているか否かの判定を行い(S602)、判定結果が「真」である場合には書類存在通知信号を発する(S603)。判定結果が「偽」である場合には、次いで、発信部405を介して電磁波を出力してICチップからの信号の出力を促し(S604)、第2受信部406によりICチップ1からの書類識別子を含む電磁波信号を受信する(S605)。そして、第2受信部406が受信した電磁波信号に含まれる書類識別子と第1受信部404が受信した検知要求情報が示す書類識別子とが一致するか否かの判定を行い(S606)、判定結果が「真」である場合には書類存在通知信号を発する(S603)。判定結果が「偽」である場合には、そのまま処理を終了する。
加えて、この書類管理システムでは、実書類に付したICチップ1に記憶している書類識別子を書類管理装置2に読み取らせて、この書類識別子に対応する電子化書類をパソコン3を用いて可視化表示するようにしている。この可視化表示の流れを以下に示す。
まず、書類管理装置2は、図26に示すように、書類識別子取得手段203を介して前記実書類に付したICチップ1に記憶した書類識別子を読み取って取得する(S701)。続いて、処理判定手段211により前記書類識別子取得手段203が取得した書類識別子を含む書類識別レコードが書類識別子記憶手段201に記憶されているか否かを判定する(S702)。この判定の結果が「真」であれば、この書類識別子を含む書類識別レコードに対応する可視化要求情報を生成し、可視化要求情報送信手段212を介してパソコン3に送信する(S703)。前記ステップS702における判定の結果が「偽」であれば、新規書類の登録処理を行う(S704)。なお、この場合、書類管理装置2は、新規書類の登録処理としては、具体的には上述したステップS305〜ステップS312を順次行うようにしている。
一方、パソコン3は、図27に示すように、まず、可視化要求情報受信手段308を介して、前記可視化要求情報を受け付ける(S801)。それから、電子化書類可視化表示手段309により前記可視化要求情報が示す書類識別子を含む書類識別レコードに対応する書類対応レコードを検索し(S802)、前記書類対応レコードが存在するか否かを判定する(S803)。前記判定の結果が「真」である場合には、前記書類対応レコードに基づき、該書類対応レコードに含まれる電子化書類属性情報が示す電子化書類を可視化表示する(S804)。一方、前記判定の結果が「偽」である場合には、そのまま処理を終了する。
本実施形態では、以上に述べたように、実書類に付した書類識別子を含む書類識別レコードと、前記実書類に対応する電子化書類の電子化書類属性情報とを対応付けて書類識別レコード対応付け手段304に記憶しているので、電子化書類属性情報を介して対応する実書類を確認することができる。
また、アイコン可視化表示手段305により前記書類識別子と対応付けられた電子化書類を示すアイコンi2を他の電子化された書類を示すアイコンと区別可能に可視化表示しているので、電子化書類に対応する実書類の有無をわかりやすくすることができる。
さらに、前記アイコン可視化表示手段305により区別されているアイコンi2に対する選択入力が行われたか否かを判定するとともに、前記判定の結果が「真」である場合に前記アイコンi2により示される電子化書類に対する操作の選択入力を受け付けるべく、操作メニュー表示手段306により操作メニューを可視化表示するようにしているので、電子化書類と実書類とを関連付けるための操作等を前記操作メニューを介して行うことができる。
加えて、書類識別子取得手段203を介して前記実書類に付したICチップ1に記憶した書類識別子を読み取って取得し、前記書類識別子取得手段203が取得した書類識別子に対応する電子化書類を前記電子化書類可視化表示手段309により可視化表示することにより、紙媒体による書類に対応する電子化された書類を表示し、さらに必要に応じてこの電子化された書類を編集でき、従って紙媒体による書類を介して電子化された書類に関する情報を容易に管理できる。
そして、Windows(登録商標)OS上において作動するプログラムである機能拡張用システムを実行することにより、パソコン3が書類識別レコード対応付け手段304として機能するようにしているので、電子化書類に対応する実書類の書類識別レコードを見かけ上Windows(登録商標)OSにおけるファイル管理システム上において管理しているようにすることができる。すなわち、Windows(登録商標)OS上において電子化書類の属性情報を編集する操作と同様の操作により実書類との対応付け等を行うことができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、ICチップに代表される書類識別子記憶媒体は、ステープル以外であっても、書類を綴じる機能を備えているものであればどのようなものに設けてもよい。例えば、書類識別子記憶媒体をダブルクリップやゼムクリップ等に設ける態様が考えられる。
また、電子化書類可視化表示手段を設ける代わりに、例えば操作メニュー表示手段を機能させ、該電子化書類に対して行う操作の選択入力を促すようにしてもよい。
さらに、操作メニュー表示手段を設ける代わりに、電子化された書類を示すアイコンに対する代表的操作とそれぞれの操作を受けて電子化された書類に対して行う操作とを対応付けた操作対応レコードを記憶しておく操作対応記憶手段と、電子化された書類を示すアイコンに対して操作が行われた際に前記操作対応記憶手段を参照して対応する操作を電子化された書類に対して行うよう指示する操作指示手段とを設ける態様も考えられる。なお、前記代表的操作としては、例えば右シングルクリックや、右ダブルクリックや、操作を行う対象の電子化書類を示すアイコンの周りで右ボタンを押しながらポインタを1周させる操作等が考えられる。
加えて、前記書類識別子と対応付けられた電子化された書類を示すアイコンを他の電子化された書類を示すアイコンと区別可能に可視化表示するアイコン可視化表示手段を設ける代わりに、前記書類識別子と対応付けられた電子化された書類を示すアイコンのみを表示させる命令を受け付ける表示切替指示手段を設ける態様も考えられる。このようにしても、前記書類識別子と対応付けられた電子化された書類と他の書類を区別して管理することができるようになる。
さらに、Windows(登録商標)OSを搭載したパソコンに替えて、Linux(登録商標)OS、Macintosh(登録商標)OS、及びTRON(登録商標)OSに代表される他のOSを搭載したパソコンを用いるようにしてもよく、また、UNIX(登録商標)OSを搭載した情報処理装置等を電子化書類管理装置として用いてもよい。
加えて、上述した実施形態における書類管理装置2に替えて、図28に示すように、一般的なステープラと同様の構成を有する書類綴じ器61a及びアンテナ61x1、61x2を利用してICチップ1に記憶している書類識別子を読み取るICチップ読み取り器61bを利用して構成し、第1実施形態における書類綴じ手段202及び書類識別子取得手段203の機能のみを有する書類綴じ装置61と第1実施形態における発信手段207として機能する発信器62とをパソコン3に接続して用いるとともに、パソコン3に書類管理プログラムを別に実行させることにより、パソコン3に上述した実施形態における書類管理装置2のその他の機能をさらに実現させるようにしてもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
本発明の第1実施形態に係る書類管理システムの概略図。 同実施形態に係るICチップの構成を示す図。 同実施形態に係る書類識別子、書類情報、及び書類識別レコードを示す概略図。 同実施形態に係るICチップを接着したステープルを示す図。 同実施形態に係る書類管理装置の概略図。 同実施形態に係る書類管理装置の機器構成図。 同実施形態に係る書類管理装置及びパソコン、及び書類存在通知装置の機能ブロック図。 同実施形態に係るパソコンの機器構成図。 同実施形態に係るパソコンの内部構成を示す概略図。 同実施形態に係る書類存在通知装置の概略図。 同実施形態に係る書類存在通知装置の機器構成図。 同実施形態に係る書類存在通知装置の機能ブロック図。 同実施形態に係る書類識別子記憶手段の内部構成を示す概略図。 同実施形態に係る書類識別レコードの記憶態様を示す概略図。 同実施形態に係る書類識別レコードの入力の際の画面出力装置の出力の一例を示す図。 同実施形態に係る書類識別レコードの入力の際の画面出力装置の出力の一例を示す図。 同実施形態に係るフォルダ対応テーブル及び書類対応テーブルの記憶態様を示す概略図。 同実施形態に係るPCフォルダ及び電子化書類を示すアイコンの画面表示の態様を示す図。 同実施形態に係る操作メニューの表示の態様を示す図。 同実施形態に係る書類存在通知装置と管理装置フォルダとを対応付ける際に書類管理装置が行う処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る管理装置フォルダに対応付けられたPCフォルダを生成する際にパソコンが行う処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る実書類を綴じこむ際に書類管理装置が行う処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る実書類と電子化書類とを対応付ける際にパソコンが行う処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る書類の検索を行う際にパソコンが行う処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る書類の検索を行う際に書類存在通知装置が行う処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る実書類を用いた電子化書類の可視化表示を行う際に書類管理装置が行う処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る実書類を用いた電子化書類の可視化表示を行う際にパソコンが行う処理を示すフローチャート。 本発明の他の実施態様に係る書類管理システムを示す概略図。
符号の説明
S…書類管理システム
1…ICチップ(書類識別子記憶媒体)
201…書類識別子記憶手段(収納具識別レコード記憶手段)
207…検知要求情報発信手段
208…収納具識別子取得手段
212…可視化要求情報送信手段(可視化要求手段)
303…装置識別子対応付け手段(フォルダ対応テーブル記憶手段)
304…書類識別レコード対応付け手段(書類対応テーブル記憶手段、書類対応変更処理手段)
305…アイコン可視化表示手段
306…操作メニュー表示手段(入力受付手段、第2入力受付手段)
309…電子化書類可視化表示手段
401…書類存在検知手段
402…書類存在通知手段
403…収納具識別子記憶手段
F…実ファイル(書類収納具)

Claims (11)

  1. 紙媒体による書類に付され、前記書類を識別する書類識別子を記憶した書類識別子記憶媒体と、前記書類識別子記憶媒体に記憶した書類識別子を読み取る書類識別子読取要素とを利用する書類管理システムであって、
    前記書類識別子読取要素から書類識別子を受け付ける書類識別子取得手段と、ユーザによる書類情報の入力を促す書類情報入力手段と、前記書類識別子取得手段が取得した書類識別子及び前記書類情報入力手段が取得した書類情報とを組にした書類識別レコードを生成する識別レコード登録手段と、前記識別レコード登録手段が生成した書類識別レコードを記憶する書類識別子記憶手段と、電子化された書類の属性情報と前記書類識別子とを対応付けて記憶する書類対応テーブル記憶手段と、前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を含む書類識別レコードに対応する可視化要求情報を送信する可視化要求情報送信手段と、前記可視化要求情報が示す書類識別子に対応する電子化された書類を可視化表示する電子化書類可視化表示手段と、書類識別子取得手段が取得した実書類の書類識別子に対応する書類識別レコードが書類識別子記憶手段に記憶されているか否かを判定し、該書類識別レコードが書類識別子記憶手段に記憶されている場合には可視化要求情報送信手段を機能させるよう指示を発するとともに該書類識別レコードが書類識別子記憶手段に記憶されていない場合には新たな書類識別レコードを生成させるべく書類情報入力手段を機能させるよう指示を発する処理判定手段とを有することを特徴とする書類管理システム。
  2. 電子化された書類の属性情報と前記書類識別子との対応付けを変更する書類対応変更処理手段を有することを特徴とする請求項記載の書類管理システム。
  3. 紙媒体による書類に付され、前記書類を識別する書類識別子を記憶した書類識別子記憶媒体と、前記書類識別子記憶媒体に記憶した書類識別子を読み取る書類識別子読取要素とを利用する書類管理システムであって、
    前記書類識別子読取要素から書類識別子を受け付ける書類識別子取得手段と、前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を少なくとも含む書類識別レコードを記憶する書類識別子記憶手段と、前記書類識別子に対応付けるべき電子化された書類の選択入力を受け付けるとともに電子化された書類の属性情報と前記書類識別子とを対応付けて記憶する書類対応テーブル記憶手段と、前記選択入力の際に、他の書類識別子に対応付けられている電子化された書類が選択された際に電子化された書類の属性情報と前記書類識別子との対応付けを変更する書類対応変更処理手段とを有することを特徴とする書類管理システム。
  4. 前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を含む書類識別レコードに対応する可視化要求情報を送信する可視化要求情報送信手段と、前記可視化要求情報が示す書類識別子に対応する電子化された書類を可視化表示する電子化書類可視化表示手段とを有することを特徴とする請求項記載の書類管理システム。
  5. 前記書類識別子と対応付けられた電子化された書類を示すアイコンを他の電子化された書類を示すアイコンと区別可能に可視化表示するアイコン可視化表示手段を有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の書類管理システム。
  6. 前記アイコン可視化表示手段により区別されているアイコンに対する選択入力が行われたか否かを判定するとともに、前記判定の結果が「真」である場合に前記アイコンにより示される電子化された書類に対する操作の選択入力を受け付けるべく操作メニューを可視化表示する操作メニュー表示手段を有することを特徴とする請求項記載の書類管理システム。
  7. 前記書類識別子を含む書類識別レコードの一部又は全部の入力を受け付ける入力受付手段と、入力受付手段が受け付けた書類識別レコードの一部又は全部に対応する検知要求情報を発信する検知要求情報発信手段と、前記の検知要求情報発信手段から発信された前記検知要求情報に対応する書類識別子を記憶している書類識別子記憶媒体の存在を検知することにより該書類識別子記憶媒体を付した書類の存在を検知する書類存在検知手段と、書類存在検知手段により書類の存在を検知した際に前記書類の存在が検知されたことを示す書類存在通知信号を発する書類存在通知手段とを有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の書類管理システム。
  8. 前記紙媒体による書類を収納する書類収納具と、前記書類収納具に付され前記書類収納具を識別する収納具識別子を記憶した収納具識別子記憶媒体と、前記収納具識別子記憶媒体に記憶した収納具識別子を読み取る収納具識別子読取要素を利用するとともに、電子化された書類を記憶する電子化書類記憶手段を具備する書類管理システムであって、
    電子化書類記憶手段内に電子化された書類を格納するフォルダを形成しているとともに、前記収納具識別子記憶媒体からの収納具識別子を受け付ける収納具識別子取得手段と、前記収納具識別子取得手段が受け付けた収納具識別子を含む収納具識別レコードを記憶する収納具識別レコード記憶手段と、前記フォルダの属性情報と前記収納具識別子とを対応付けて記憶するフォルダ対応テーブル記憶手段とを有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の書類管理システム。
  9. 前記収納具識別子を含む収納具識別レコードの一部又は全部の入力を受け付ける第2入力受付手段と、第2入力受付手段が受け付けた収納具識別レコードの一部又は全部に対応する検知要求情報を発信する第2の検知要求情報発信手段と、収納具識別子を記憶している収納具識別子記憶手段と、前記検知要求情報が示す収納具識別子と前記収納具識別子記憶手段が記憶している収納具識別子とが一致している場合に該収納具識別子を付した書類収納具の存在を通知する収納具存在通知手段とを有することを特徴とする請求項記載の書類管理システム。
  10. オペレーションシステム上において作動するファイル管理システムにより前記電子化された書類を管理する電子化書類管理装置を利用するものであって、オペレーションシステム上において作動するプログラムである機能拡張用システムを実行することにより、この電子化書類管理装置を少なくとも前記書類対応テーブル記憶手段として機能するようにしていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の書類管理システム。
  11. 紙媒体による書類に付され、前記書類を識別する書類識別子を記憶した書類識別子記憶媒体と、前記書類識別子記憶媒体に記憶した書類識別子を読み取る書類識別子読取要素とを利用する書類管理システムであって、
    前記書類識別子読取要素から書類識別子を受け付ける書類識別子取得手段と、前記書類識別子取得手段が受け付けた書類識別子を少なくとも含む書類識別レコードを記憶する書類識別子記憶手段と、電子化された書類の属性情報と前記書類識別子とを対応付けて記憶する書類対応テーブル記憶手段と、電子化された書類を格納するフォルダに対応付けられた通知装置識別子又は前記書類識別子を含む書類識別レコードの一部又は全部の入力を受け付ける入力受付手段と、入力受付手段が受け付けた通知装置識別子又は書類識別レコードの一部又は全部に対応する検知要求情報を発信する検知要求情報発信手段と、前記の検知要求情報発信手段から発信された前記検知要求情報に対応する書類識別子を記憶している書類識別子記憶媒体の存在を検知するか又は前記検知要求情報に対応する通知装置識別子と通知装置に記憶した通知装置識別子とを照合することにより該書類識別子記憶媒体を付した書類の存在を検知する書類存在検知手段と、書類存在検知手段により書類の存在を検知した際に前記書類の存在が検知されたことを示す書類存在通知信号を発する書類存在通知手段とを有することを特徴とする書類管理システム。
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