JP4250164B2 - 雲台 - Google Patents

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Description

本発明は、部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差があった場合でも、固定操作に伴う画面ズレ等の不具合(いわゆる締め狂い)がなくかつ固定解除時に滑らかで一様な回動を得ることができる雲台に関するものである。
従来、例えば三脚の上端部のねじ軸部に螺着されるベース体と、ベース体に垂直軸を中心として左右方向に回動可能に設けられたパン回動体と、パン回動体に水平軸を中心として上下方向に回動可能に設けられたティルト回動体と、ベース体に対してパン回動体を固定および固定解除するパン回動体固定手段と、パン回動体に対してティルト回動体を固定および固定解除するティルト回動体固定手段とを備えた雲台が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特公平2−35196号公報
しかしながら、上記従来の雲台では、部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差があった場合に、その誤差の影響により固定解除時に滑らかで一様な回動が得られないおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差があった場合でも、固定操作に伴う画面ズレ等の不具合がなくかつ固定解除操作により滑らかで一様な回動を得ることができる雲台を提供することを目的とする。
請求項1記載の雲台は、ベース体と、このベース体に垂直軸を中心として左右方向に回動可能に設けられたパン回動体と、前記ベース体に対して前記パン回動体を固定および固定解除するパン回動体固定手段とを具備し、前記パン回動体固定手段は、前記ベース体および前記パン回動体のいずれか一方に突出状に設けられた突出体と、縮径変形により前記ベース体および前記パン回動体のいずれか他方に圧着固定される略C字形状の本体部およびこの本体部の非変形部分から外方に向って突出し前記突出体を挟持する挟持部を有するブレーキ体とを備え、前記ブレーキ体が誤差に応じて前記突出体に対して動くようになっているものである。
請求項2記載の雲台は、請求項1記載の雲台において、突出体は、ブレーキ体の挟持部にて挟持されるボール状部を有し、前記ブレーキ体は、前記ボール状部を中心として全方向に回動可能で、かつ前記ボール状部に対して上下方向および前後方向に移動可能となっているものである。
請求項3記載の雲台は、ベース体と、このベース体に垂直軸を中心として左右方向に回動可能に設けられたパン回動体と、このパン回動体に水平軸を中心として上下方向に回動可能に設けられたティルト回動体と、前記パン回動体に対して前記ティルト回動体を固定および固定解除するティルト回動体固定手段とを具備し、前記ティルト回動体固定手段は、前記パン回動体および前記ティルト回動体のいずれか一方に突出状に設けられた突出体と、縮径変形により前記パン回動体および前記ティルト回動体のいずれか他方に圧着固定される略C字形状の本体部およびこの本体部の非変形部分から外方に向って突出し前記突出体を挟持する挟持部を有するブレーキ体とを備え、前記ブレーキ体が誤差に応じて前記突出体に対して動くようになっているものである。
請求項4記載の雲台は、請求項3記載の雲台において、突出体は、ブレーキ体の挟持部にて挟持されるボール状部を有し、前記ブレーキ体は、前記ボール状部を中心として全方向に回動可能で、かつ前記ボール状部に対して上下方向および左右方向に移動可能となっているものである。
請求項1に係る発明によれば、部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差に応じてブレーキ体が突出体に対して動くため、部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差があった場合でも、固定解除時に滑らかで一様な回動を得ることができ、しかも、ブレーキ体の挟持部が略C字形状の本体部の非変形部分から突出しているため、固定操作に伴う画面ズレ等の不具合を防止できる。
請求項2に係る発明によれば、突出体がブレーキ体の挟持部にて挟持されるボール状部を有し、ブレーキ体がボール状部を中心として全方向に回動可能でかつボール状部に対して上下方向および前後方向に移動可能となっているため、部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差を適切に吸収できる。
請求項3に係る発明によれば、部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差に応じてブレーキ体が突出体に対して動くため、部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差があった場合でも、固定解除時に滑らかで一様な回動を得ることができ、しかも、ブレーキ体の挟持部が略C字形状の本体部の非変形部分から突出しているため、固定操作に伴う画面ズレ等の不具合を防止できる。
請求項4に係る発明によれば、突出体がブレーキ体の挟持部にて挟持されるボール状部を有し、ブレーキ体がボール状部を中心として全方向に回動可能でかつボール状部に対して上下方向および左右方向に移動可能となっているため、部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差を適切に吸収できる。
本発明の雲台の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図7において、1は雲台で、雲台1は、図示しない三脚の上端部に装着して使用するアルミニウム等の金属製のオイル雲台である。
雲台1は、三脚の上端部のねじ軸部(図示せず)に着脱可能に螺着されるベース体2と、ベース体2に垂直軸Aを中心として左右方向に回動可能に設けられたパン回動体3と、パン回動体3に水平軸Bを中心として上下方向に回動可能に設けられたティルト回動体4と、ティルト回動体4に設けられカメラ等の取付対象物(図示せず)が着脱可能に取り付けられる支持台5とを備えている。
ベース体2は、垂直軸Aを中心とする略円板状の基板部11を有し、基板部11の中央には三脚のねじ軸部に螺合されるねじ孔部12が基板部11の上下面に貫通した状態に形成されている。基板部11の外周縁近傍からは、垂直軸Aを中心とする略円筒状の円筒部13が上方に向って突出し、円筒部13の上端には上方に向って縮径する略円錐台状の円錐台部14が設けられている。円錐台部14の外周面が上方に向って縮径し垂直軸Aを中心とするテーパ状のテーパ外摺動面15となっており、円錐台部14の内周面が上方に向って縮径し垂直軸Aを中心とするテーパ状のテーパ内摺動面16となっている。これらテーパ外摺動面15とテーパ内摺動面16とにてベース側摺動面17が構成されている。また、円筒部13の外周面には、略円筒面状のブレーキ圧着面18が形成されている。
なお、ベース体2は、例えば図8に示されるように、円板部材21、円板部材21に4本のねじ22にて固定される筒状部材23、円板部材21の中央のねじ孔24に螺着されるねじ部材25等にて構成されている。
パン回動体3は、ベース体2の円筒部13および円錐台部14の外周側に垂直軸Aを中心として回動可能に嵌合された略筒状の嵌合筒部31を有している。嵌合筒部31の内周面には、上方に向って縮径し垂直軸Aを中心とするテーパ状の内摺動面32が形成され、この内摺動面32がベース体2のテーパ外摺動面15と摺動可能に当接している。
また、パン回動体3は、嵌合筒部31の上部から下方に向って突出しベース体2の円筒部13および円錐台部14内に位置する突出部33を有している。突出部33は、上下方向の中心軸線が垂直軸Aと一致する軸部分34と、軸部分34の下端に設けられた円環状のフランジ部分35とにて構成されている。軸部分34の中心には、上下方向の中心軸線が垂直軸Aと一致し下方に向って開口するねじ孔部36が形成されている。フランジ部分35には、複数、例えば6つのピン挿通用孔部37が周方向に等間隔で形成されている。
そして、突出部33の軸部分34の外周面側には、筒状の可動部41がその軸部分34の外周面に沿って上下方向に移動可能に嵌合されている。可動部41の外周面には、上方に向って縮径し垂直軸Aを中心とするテーパ状の外摺動面42が形成され、この外摺動面42がベース体2のテーパ内摺動面16と摺動可能に当接している。これら嵌合筒部31の内摺動面32と可動部41の外摺動面42とにて、ベース側摺動面17と摺動可能に当接する第1パン側摺動面43が構成されている。また、可動部41の下面には、複数、例えば6つのピン嵌入用凹部44が形成されている。
さらに、パン回動体3は、嵌合筒部31の上部に設けられティルト回動体4を水平軸Bを中心として回動可能に保持する略筒状の保持部45を有している。保持部45の内周面には、側方(例えば正面からみて右方向)に向って縮径し水平軸Bを中心とするテーパ状の内摺動面46が形成されている。保持部45の内周面には、水平軸Bを中心とする円筒面状の軸受面47が形成されている。保持部45の片方の端面には、水平軸Bを中心とする円環状で内摺動面46とは反対の方向を向いた摺動面48が形成されている。保持部45の一方側に形成された内摺動面46と保持部45の他方側に形成された摺動面48とにて第2パン側摺動面49が構成されている。
なお、パン回動体3は、例えば図8および図9に示されるように、本体部材51、本体部材51に螺着されるフランジ付軸部材52、フランジ付軸部材52の外周側に上下方向に移動可能に嵌合される筒状部材53、本体部材51にねじ54にて固定されるカバー部形成部材55,56、カバー部形成部材55に対して着脱される円板状のプレート部材57等にて構成されている。カバー部形成部材55,56にて形成されたカバー部58は保持部45の側方に向って開口する開口部59を閉じる。カバー部形成部材55の中央には孔部60が形成されている。
ティルト回動体4は、パン回動体3の保持部45の軸受面47にて水平軸Bを中心として回動可能に保持された軸部61を有している。軸部61の一端にはフランジ部62が設けられ、フランジ部62には複数、例えば6つのピン挿通用孔部63が周方向に等間隔で形成されている。軸部61の一端側には、左右水平方向の中心軸線が水平軸Bと一致し側方に向って開口するねじ孔部64が形成されている。
そして、軸部61の一端近傍の外周面側には、筒状の可動部65がその軸部61の外周面に沿って左右水平方向に移動可能に嵌合されている。可動部65の外周面には、側方に向って縮径し水平軸Bを中心とするテーパ状のテーパ外摺動面66が形成され、このテーパ外摺動面66がパン回動体3の内摺動面46と摺動可能に当接している。また、可動部65は、水平軸Bを中心とする略円筒状の円筒部分67を有し、この円筒部分67の外周面には略円筒面状のブレーキ圧着面68が形成されている。また、可動部65には、複数、例えば6つのピン嵌入用凹部69が形成されている。
また、軸部61の他端にはねじ軸部71が設けられ、ねじ軸部71には本体部72が螺着されている。本体部72は、水平軸Bを中心とする円環状でパン回動体3の保持部45の円環状の摺動面48と摺動可能に当接する摺動面73を有している。可動部65のテーパ外摺動面66と本体部72の摺動面73とにて、第2パン側摺動面49と摺動可能に当接するティルト側摺動面74が構成されている。
さらに、本体部72には、ハンドル取付用孔部75が形成され、ハンドル取付用孔部75に操作ハンドル76が着脱可能に取り付けられる。操作ハンドル76は、ハンドル固定用レバー77の回動操作によってハンドル取付用孔部75に対して固定および固定解除可能となっている。また、本体部72の上面には、台取付用凹部78が形成され、台取付用凹部78にカメラ等を取り付けるねじ軸部100を有する支持台5が前後方向に移動可能に取り付けられている。支持台5は、支持台固定用摘み79の回動操作によって台取付用凹部78に対して固定および固定解除可能となっている。なお、操作ハンドル76のハンドル取付用孔部75に対する取付位置を変えることで、右利き、左利きの両方の使用者に対応可能となっている。
なお、ティルト回動体4は、例えば図5および図9に示されるように、本体部材81、本体部材81に螺着されるフランジ付軸部材82、フランジ付軸部材82の外周側に水平方向に移動可能に嵌合される筒状部材83等にて構成されている。
また一方、雲台1は、ベース体2のベース側摺動面17とパン回動体3の第1パン側摺動面43との間の摺動抵抗を調整する第1摺動抵抗調整手段86と、パン回動体3の第2パン側摺動面49とティルト回動体4のティルト側摺動面74との間の摺動抵抗を調整する第2摺動抵抗調整手段87とを備えている。
第1摺動抵抗調整手段86は、上下方向の回動中心軸線が垂直軸Aと一致した状態に配設されベース側摺動面17と第1パン側摺動面43との間の摺動抵抗の調整の際に雲台1の下方部から六角レンチ等の工具(図示せず)にて回動操作される第1調整用ねじ91を有している。
第1調整用ねじ91は、円板部材92の孔部93に挿通されてパン回動体3のねじ孔部36に螺合されている。円板部材92には複数、例えば6つののピン嵌入用凹部94が形成されている。パン回動体3のピン挿通用孔部37に挿通された複数、例えば6本のピン部材95の下端部が円板部材92のピン嵌入用凹部94に嵌入され、ピン部材95の上端部が可動部41のピン嵌入用凹部44に嵌入されている。
そして、雲台1を三脚から外した状態で工具を雲台1の下方部からベース体2のねじ孔部12に挿入し、この挿入した工具にて第1調整用ねじ91を締付け方向に回動操作すると、可動部41がピン部材95にて押される形で突出部33の軸部分34に対して上昇し、この可動部41の上昇によりベース側摺動面17に対する第1パン側摺動面43の圧接力が増大し、ベース側摺動面17と第1パン側摺動面43との間の摺動抵抗が大きくなる。
逆に、雲台1を三脚から外した状態で工具を雲台1の下方部からベース体2のねじ孔部12に挿入し、この挿入した工具にて第1調整用ねじ91を緩め方向(締付け解除方向)に回動操作すると、可動部41が突出部33の軸部分34に対して下降し、この可動部41の下降によりベース側摺動面17に対する第1パン側摺動面43の圧接力が減少し、ベース側摺動面17と第1パン側摺動面43との間の摺動抵抗が小さくなる。なお、第1調整用ねじ91、円板部材92、ピン部材95等にて第1摺動抵抗調整手段86が構成されている。
第2摺動抵抗調整手段87は、回動中心軸線が水平軸Bと一致した状態に配設され第2パン側摺動面49とティルト側摺動面74との間の摺動抵抗の調整の際に雲台1の左右いずれかの側方部、例えば正面視左方部から六角レンチ等の工具(図示せず)にて回動操作される第2調整用ねじ101を有している。
第2調整用ねじ101は、円板部材102の孔部103に挿通されてティルト回動体4のねじ孔部64に螺合されている。円板部材102には複数、例えば6つののピン嵌入用凹部104が形成されている。ティルト回動体4のピン挿通用孔部63に挿通された複数、例えば6本のピン部材105の一端部が円板部材102のピン嵌入用凹部104に嵌入され、ピン部材105の他端部が可動部65のピン嵌入用凹部69に嵌入されている。
そして、プレート部材57をカバー部形成部材55から外した状態で工具を雲台の側方、例えば正面視左方部からカバー部形成部材55の孔部60に挿入し、この挿入した工具にて第2調整用ねじ101を締付け方向に回動操作すると、可動部65がピン部材105にて押される形で軸部61に対して一方向へ水平移動し、この可動部65の移動により第2パン側摺動面49に対するティルト側摺動面74の圧接力が増大し、第2パン側摺動面49とティルト側摺動面74との間の摺動抵抗が大きくなる。
逆に、プレート部材57をカバー部形成部材55から外した状態で工具を雲台の正面視左方部からカバー部形成部材55の孔部60に挿入し、この挿入した工具にて第2調整用ねじ101を緩め方向(締付け解除方向)に回動操作すると、可動部65が軸部61に対して他方向へ水平移動し、この可動部65の移動により第2パン側摺動面49に対するティルト側摺動面74の圧接力が減少し、第2パン側摺動面49とティルト側摺動面74との間の摺動抵抗が小さくなる。なお、第2調整用ねじ101、円板部材102、ピン部材105等にて第2摺動抵抗調整手段87が構成されている。また、互いに当接する摺動面17,43,49,74間等にはオイルが塗布されている。
また、雲台1は、ベース体2に対してパン回動体3を固定および固定解除するパン回動体固定手段106と、パン回動体3に対してティルト回動体4を固定および固定解除するティルト回動体固定手段107とを備えている。
パン回動体固定手段106は、図6および図8に示されるように、パン回動体3に突出状に設けられボール状部111を有する突出体である上下方向のボールピン112と、操作体であるパン固定用レバー体113の回動操作により弾性的に縮径変形してベース体2のブレーキ圧着面18に圧着固定される弾性変形可能なブレーキ体114とを有している。
ボールピン112は、ボール状部111が軸方向の中間位置に形成された軸部116と、外周面にねじ溝117が形成されたねじ軸部118とを有している。ボールピン112のねじ軸部118は、パン回動体3のピン用ねじ孔部(図示せず)に螺合されている。
ブレーキ体114は、切欠部121が形成され弾性的な縮径変形によりベース体2のブレーキ圧着面18に圧着固定される略C字形状の本体部122と、本体部122の非変形部分(縮径変形の際にほとんど変形しない部分)から後外方に向って突出しボール状部111を左右から挟持する挟持部123と、本体部122から前外方に向って突出しパン固定用レバー体113が取り付けられる突出部であるレバー取付部124とを有している。
挟持部123は、本体部122の切欠部121が形成された部分とは反対側の後側部分(非変形部分)から後方に突出し互いに離間対向して位置する略矩形状の一対の板部分125にて構成されている。両板部分125間にボールピン112のボール状部111が嵌入されている。また、レバー取付部124は、本体部122の切欠部121が形成された前側部分から前方に突出し互いに離間対向して位置する略矩形状の一対の筒状部分126にて構成されている。一方の筒状部分126には貫通状のねじ孔部127が形成され、他方の筒状部分126には軸挿通用孔部128が形成されている。
パン固定用レバー体113は、軸部材131およびこの軸部材131にねじ132にて固定されたレバー部材133等からなるものであり、レバー部134と、レバー部134から突出する第1軸部135と、第1軸部135より径小状で第1軸部135の先端から突出する第2軸部136とを有している。第2軸部136は、一方の筒状部分126のねじ孔部127に螺合されたねじ軸部分137と、他方の筒状部分126の軸挿通用孔部128に挿通された軸部分138とにて構成されている。
そして、パン固定用レバー体113を締付け方向に回動操作すると、両筒状部分126が互いに接近移動することによりブレーキ体114の本体部122が弾性的に縮径変形してベース体2のブレーキ圧着面18に圧着固定され、パン回動体3がベース体2に対して固定される。逆に、パン固定用レバー体113を緩め方向(締付け解除方向)に回動操作すると、ブレーキ体114の本体部122の弾性復元力に基づいてブレーキ体114の本体部122の内周面とブレーキ圧着面18との圧着固定が解除され、パン回動体3のベース体2に対する固定が解除される。
ここで、図10ないし図14に示すように、パン回動体固定手段106のブレーキ体114は、各部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差を吸収できるように、誤差に応じてボールピン112のボール状部111に対してこのボール状部111を中心として全方向に回動可能でかつボール状部111に対して上下方向および前後方向に移動可能となっている。なお、図15に示すように、ブレーキ体114は垂直軸Aを中心として回動不能となっている。
ティルト回動体固定手段107は、図7および図9に示されるように、パン回動体固定手段106と同様、パン回動体3に突出状に設けられボール状部141を有する突出体である左右方向のボールピン142と、ティルト固定用レバー体143の回動操作により弾性的に縮径変形してティルト回動体4のブレーキ圧着面68に圧着固定される弾性変形可能なブレーキ体144とを有している。
ボールピン142は、ボール状部141が軸方向の中間位置に形成された軸部146と、外周面にねじ溝147が形成されたねじ軸部148とを有している。ボールピン142のねじ軸部148は、パン回動体3のピン用ねじ孔部150に螺合されている。
ブレーキ体144は、切欠部151が形成され弾性的な縮径変形によりティルト回動体4のブレーキ圧着面68に圧着固定される略C字形状の本体部152と、本体部152の非変形部分(縮径変形の際にほとんど変形しない部分)から上外方に向って突出しボール状部141を前後から挟持する挟持部153と、本体部152から下外方に向って突出する突出部154とを有している。
挟持部153は、本体部152の切欠部151が形成された部分とは反対側の上側部分(非変形部分)から上方に突出し互いに離間対向して位置する略矩形状の一対の板部分155にて構成されている。両板部分155間にボールピン142のボール状部141が嵌入されている。また、突出部154は、本体部152の切欠部151が形成された下側部分から下方に突出し互いに離間対向して位置する一対の突出部分156にて構成されている。一方の突出部分156のうち他方の突出部分156との対向面とは反対側の面には凹状部157が形成され、他方の突出部分156のうち一方の突出部分156との対向面とは反対側の面には湾曲面状のカム受面158が形成されている。
そして、ブレーキ体144の突出部154は浮き部材161の左右の板部162間に挿入され、浮き部材161のねじ孔部163に螺合された調整ねじ164の先端側が一方の突出部分156の凹状部157内に入り込んでおり、この調整ねじ164の回動操作によってブレーキ体144の切欠部151の寸法つまり突出部分156間の間隙寸法が調整可能となっている。また、浮き部材161の左右の板部162間には、カム面165を有するカム部材166が回動可能に配設され、このカム部材166のカム面165が突出部分156のカム受面158と摺動可能に当接している。
また、ティルト固定用レバー体143は、軸部材171およびこの軸部材171にねじ172にて固定されたレバー部材173等からなるものであり、レバー部174と、レバー部174から突出する軸部175とを有している。軸部175はカバー部形成部材56の孔部56aと浮き部材161の孔部161aとカム部材166の孔部166aとに挿通され、軸部175の先端部にはワッシャ176および抜止め部材177が取り付けられている。
そして、ティルト固定用レバー体143を締付け方向に回動操作すると、カム部材166が回動してカム面165がカム受面158を押すことによりブレーキ体144の本体部152が弾性的に縮径変形してティルト回動体4のブレーキ圧着面68に圧着固定され、ティルト回動体4がパン回動体3に対して固定される。逆に、ティルト固定用レバー体143を緩め方向(締付け解除方向)に回動操作すると、ブレーキ体144の本体部152の弾性復元力に基づいてブレーキ体144の本体部152の内周面とブレーキ圧着面68との圧着固定が解除され、ティルト回動体4のパン回動体3に対する固定が解除される。
なお、図示しないが、ティルト回動体固定手段107のブレーキ体144は、パン回動体固定手段106のブレーキ体114と同様、各部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差を吸収できるように、誤差に応じてボールピン142のボール状部141に対してこのボール状部141を中心として全方向に回動可能でかつボール状部141に対して上下方向および左右方向に移動可能となっている。なお、ブレーキ体144は垂直軸Aを中心として回動不能となっている。
次に、上記一実施の形態の作用等を説明する。
例えば雲台1の製造時の最終工程において、ベース体2のベース側摺動面17とパン回動体3の第1パン側摺動面43との間の摺動抵抗を調整する場合、雲台1を三脚から外してから、工具を雲台1の下方部からベース体2のねじ孔部12に挿入し、この挿入した工具にて第1調整用ねじ91を締付け方向に回動操作する。すると、可動部41が軸部分34に対して上昇し、この可動部41の上昇によりベース側摺動面17に対する第1パン側摺動面43の圧接力が増大し、ベース側摺動面17と第1パン側摺動面43との間の摺動抵抗が大きくなる。逆に、第1調整用ねじ91を緩め方向に回動操作すると、可動部41が突出部33の軸部分34に対して下降し、この可動部41の下降によりベース側摺動面17に対する第1パン側摺動面43の圧接力が減少し、ベース側摺動面17と第1パン側摺動面43との間の摺動抵抗が小さくなる。
また、例えば雲台1の製造時の最終工程において、パン回動体3の第2パン側摺動面49とティルト回動体4のティルト側摺動面74との間の摺動抵抗を調整する場合、プレート部材57をカバー部形成部材55から外してから、工具を雲台の左右いずれかの側方、例えば正面視左方部からカバー部形成部材55の孔部60に挿入し、この挿入した工具にて第2調整用ねじ101を締付け方向に回動操作する。すると、可動部65が軸部61に対して一方向へ水平移動し、この可動部65の移動により第2パン側摺動面49に対するティルト側摺動面74の圧接力が増大し、第2パン側摺動面49とティルト側摺動面74との間の摺動抵抗が大きくなる。逆に、第2調整用ねじ101を緩め方向に回動操作すると、可動部65が軸部61に対して他方向へ水平移動し、この可動部65の移動により第2パン側摺動面49に対するティルト側摺動面74の圧接力が減少し、第2パン側摺動面49とティルト側摺動面74との間の摺動抵抗が小さくなる。
一方、カメラ撮影時に、ベース体2に対してパン回動体3を固定する場合には、パン固定用レバー体113を締付け方向に回動操作することにより、ブレーキ体114を弾性的に縮径変形させてベース体2のブレーキ圧着面18に圧着固定する。また、パン回動体3に対してティルト回動体4を固定する場合には、ティルト固定用レバー体143を締付け方向に回動操作することにより、ブレーキ体144を弾性的に縮径変形させてティルト回動体4のブレーキ圧着面68に圧着固定する。
そして、雲台1によれば、第1摺動抵抗調整手段86の第1調整用ねじ91を回動操作することによってベース体2のベース側摺動面17とパン回動体3の第1パン側摺動面43との間の摺動抵抗を調整でき、第2摺動抵抗調整手段87の第2調整用ねじ101を回動操作することによってパン回動体3の第2パン側摺動面49とティルト回動体4のティルト側摺動面74との間の摺動抵抗を調整できるため、雲台1の製造時の最終工程等において、パン回動体3のベース体2に対する摺動抵抗を簡単に調整できるとともにティルト回動体4のパン回動体3に対する摺動抵抗を簡単に調整できる。
また、従来とは異なり楔体を利用しない構成であるから、アルミニウム等の金属材料にて容易に製造できるばかりでなく、構成の簡素化を図ることができ、雲台1の高さ寸法も小さくできる。
さらに、各摺動面17,43,49,74がテーパ面または円板面(平面)にて形成されているため、円筒面で形成した場合に比べて初期動作の摺動抵抗を小さくでき、操作性が良好である。
また、パン回動体固定手段106のブレーキ体114が所定範囲内においてボール状部111を中心として全方向に回動可能でかつボール状部111に対して上下方向および前後方向に移動可能となっている、つまりブレーキ体114がボール状部111にぶら下った状態になってブレーキ体114が寸法誤差および組立て誤差等の誤差に応じてボールピン(突出体)112のボール状部111に対して動くようになっているため、雲台1を構成する部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差があった場合でも、その誤差を適切に吸収でき、固定解除時にベース体2に対するパン回動体3の滑らかで一様な回動を得ることができる。
さらに、ティルト回動体固定手段107のブレーキ体144が所定範囲内においてボール状部141を中心として全方向に回動可能でかつボール状部141に対して上下方向および左右方向に移動可能となっている、つまりブレーキ体144がボール状部141にぶら下った状態になってブレーキ体144が寸法誤差および組立て誤差等の誤差に応じてボールピン(突出体)142のボール状部141に対して動くようになっているため、雲台1を構成する部材の寸法誤差および組立て誤差等の誤差があった場合でも、その誤差を適切に吸収でき、固定解除時にパン回動体3に対するティルト回動体4の滑らかで一様な回動を得ることができる。
また、ブレーキ体114,144の挟持部123,153が略C字形状の本体部122,152の非変形部分から突出しているため、パン回動体固定手段106およびティルト回動体固定手段107の固定操作に伴う被写体の画面ズレ等の不具合(いわゆる締め狂い)を防止できる。
すなわち図16(a)に示すように、パン回動体固定手段106のブレーキ体114の挟持部123は、パン固定用レバー体113の回動操作による固定操作時に縮径変形する略C字形状の本体部122のうちほとんど変形しない非変形部分に突設されているため、固定操作に伴ってカメラ等を支持した支持台5が動いてしまうことがなく、被写体の画面ズレ等の不具合を防止できる。図示しないが、ティルト回動体固定手段107のブレーキ体144についても同様で、挟持部153がティルト固定用レバー体143の回動操作による固定操作時に縮径変形する略C字形状の本体部152のうちほとんど変形しない非変形部分に突設されているため、固定操作に伴ってカメラ等を支持した支持台5が動いてしまうことがなく、被写体の画面ズレ等の不具合を防止できる。なお、図16(b)に示すような略C字形状のブレーキ体181と固定用レバー体182とからなる固定手段の場合には、固定操作に伴って支持台5が動いて画面ズレ等の不具合が生じる。
なお、上記実施の形態では、パン回動体3に突出状に設けられたボールピン(突出体)142と、縮径変形によりティルト回動体4に圧着固定される略C字形状の本体部152およびこの本体部152の非変形部分から突出した挟持部153を有するブレーキ体144とを備えた構成について説明したが、例えば図17に示すように、ティルト回動体固定手段107がティルト回動体4に突出状に設けられたボールピン(突出体)142と、縮径変形によりパン回動体3のブレーキ圧着面3aに圧着固定される略C字形状の本体部152およびこの本体部152の非変形部分から外方に向って突出しボールピン142のボール状部141を挟持する挟持部153を有するブレーキ体144とを備え、そのブレーキ体144が誤差に応じてボールピン142のボール状部141に対して動くようになっている構成でもよい。
また、例えば図示しないが、パン回動体固定手段がベース体に突出状に設けられたボールピン等の突出体と、縮径変形によりパン回動体に圧着固定される略C字形状の本体部およびこの本体部の非変形部分から外方に向って突出し突出体を挟持する挟持部を有するブレーキ体とを備え、そのブレーキ体が誤差に応じて突出体に対して動くようになっている構成でもよい。
さらに、上記実施の形態では、突出体であるボールピン112は、ブレーキ体114の挟持部123にて挟持されるボール状部111を有し、ブレーキ体114は、ボール状部111を中心として全方向に回動可能でかつボール状部111に対して上下方向および前後方向に移動可能となっている構成について説明したが、例えば図18ないし図22に示すように、パン回動体固定手段106の突出体112aが円筒状のピンにて形成され、ブレーキ体114がその円筒状の突出体112aに対して上下方向および前後方向に移動可能で、かつブレーキ体114が突出体112aに対して上下方向および水平方向に回動可能となっている構成でもよい。
また図示しないが、ティルト回動体固定手段107の突出体が円筒状のピンにて形成され、ブレーキ体がその円筒状の突出体に対して上下方向および左右方向に移動可能で、かつブレーキ体が突出体に対して上下方向および水平方向に回動可能となっている構成でもよい。
さらに図示しないが、ボールピン112,142のボール状部111,141は、真球状のものには限定されず、楕球状でもよい。
本発明の雲台の一実施の形態を示す正面図である。 同上雲台の左側面図である。 同上雲台の右側面図である。 同上雲台の背面図である。 同上雲台の背面視縦断面図である。 同上雲台の横断面図である。 同上雲台の側面視縦断面図である。 同上雲台の分解斜視図である。 同上雲台の分解斜視図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。 (a)が同上ブレーキ体の変形量を示す説明図であり、(b)が画面ズレが生じるブレーキ体の変形量を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態を示す概略斜視図である。 本発明のさらに他の実施の形態のブレーキ体の動作説明図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。 同上雲台のブレーキ体の動作説明図である。
符号の説明
1 雲台
2 ベース体
3 パン回動体
4 ティルト回動体
106 パン回動体固定手段
107 ティルト回動体固定手段
111 ボール状部
112 突出体であるボールピン
112a 突出体
114 ブレーキ体
122 本体部
123 挟持部
141 ボール状部
142 突出体であるボールピン
144 ブレーキ体
152 本体部
153 挟持部

Claims (4)

  1. ベース体と、
    このベース体に垂直軸を中心として左右方向に回動可能に設けられたパン回動体と、
    前記ベース体に対して前記パン回動体を固定および固定解除するパン回動体固定手段とを具備し、
    前記パン回動体固定手段は、
    前記ベース体および前記パン回動体のいずれか一方に突出状に設けられた突出体と、
    縮径変形により前記ベース体および前記パン回動体のいずれか他方に圧着固定される略C字形状の本体部およびこの本体部の非変形部分から外方に向って突出し前記突出体を挟持する挟持部を有するブレーキ体とを備え、
    前記ブレーキ体が誤差に応じて前記突出体に対して動くようになっている
    ことを特徴とする雲台。
  2. 突出体は、ブレーキ体の挟持部にて挟持されるボール状部を有し、
    前記ブレーキ体は、前記ボール状部を中心として全方向に回動可能で、かつ前記ボール状部に対して上下方向および前後方向に移動可能となっている
    ことを特徴とする請求項1記載の雲台。
  3. ベース体と、
    このベース体に垂直軸を中心として左右方向に回動可能に設けられたパン回動体と、
    このパン回動体に水平軸を中心として上下方向に回動可能に設けられたティルト回動体と、
    前記パン回動体に対して前記ティルト回動体を固定および固定解除するティルト回動体固定手段とを具備し、
    前記ティルト回動体固定手段は、
    前記パン回動体および前記ティルト回動体のいずれか一方に突出状に設けられた突出体と、
    縮径変形により前記パン回動体および前記ティルト回動体のいずれか他方に圧着固定される略C字形状の本体部およびこの本体部の非変形部分から外方に向って突出し前記突出体を挟持する挟持部を有するブレーキ体とを備え、
    前記ブレーキ体が誤差に応じて前記突出体に対して動くようになっている
    ことを特徴とする雲台。
  4. 突出体は、ブレーキ体の挟持部にて挟持されるボール状部を有し、
    前記ブレーキ体は、前記ボール状部を中心として全方向に回動可能で、かつ前記ボール状部に対して上下方向および左右方向に移動可能となっている
    ことを特徴とする請求項3記載の雲台。
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