JP4249213B2 - グループ管理サーバ - Google Patents
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Description
そして、一の端末からPTT通信を行うための発信によって、PTT通話グループの情報を取得すると、その情報にある複数の端末情報に基づき対応するグループリストを作成すると共に、そのグループリストの情報を複数の端末に送信(配信)する。
例えば、加入者Aの端末TAから、加入者Bの端末TB及びの加入者Cの端末TCをPTT通信相手として発信が行われると、グループ管理サーバでは、グループIDを一つ取得し、通信グループとして端末TA、TB、TCを通信グループとした、図15のようなグループ管理テーブルを作成する。また、各端末に図16のようなグループリスト情報を送信する。ここで、仮に、加入者Aの端末TAの通話番号を090−A、加入者Bの端末TBの通話番号を090−B、加入者Cの端末TCの通話番号を090−Cと呼ぶとする。
090−B:参加中
090−C:参加中
のような表示がなされ、
加入者Bの端末TBには、
090−A:参加中
090−C:参加中
のような表示がなされ、
加入者Cの端末TCには、
090−A:参加中
090−B:参加中
のような表示がなされる。
なお、実際には、各端末内に記憶されている通話番号と名称との対応テーブル(電話帳)を参照することで、実際の端末での表示は、通話番号の代わりに電話帳に登録されている対応した名称で表示される。
加入者Aの端末TAの表示
090−B:参加中
090−C:不参加
加入者Aの端末TAの表示
090−B:参加中
090−C:参加中
加入者Aの端末TAの表示
090−B:参加中
090−C:参加中
090−D:参加中
例えば、上記加入者Cの端末TCが、代表番号090−Cと子番号050−Cである二つの番号が使用可能な設定となっている。なお、090−C、050−Cの、Cの対応する番号は同一の番号である必要はない。対応する加入者Cを分かりやすくするためにCと、本明細書では呼称している。例えば090−Cは090−12345678で050−Cは050−34567890であってもよい。他のA、Bについても同様である。
090−B:参加中
090−C:不参加
050−C:参加中
のような表示となる。
特に、電話帳に090−Cと050−Cとが同じ名称CCCで登録してあると、
090−B:参加中
CCC :不参加
CCC :参加中
と表示されてしまい、加入者CCCが参加中か不参加中かのどちらかが不明確となり、使用者が混乱するおそれがある。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、端末側の処理を変更することなく、端末側の表示の適正化を図ることが可能なグループ管理サーバを提供することを課題としている。
上記通信グループを構成する各端末の情報として当該端末の識別情報を含むグループ管理情報を記憶するグループ情報記憶部を備え、そのグループ情報記憶部のグループ管理情報に基づき、通信グループを構成する端末に対して、通信グループを構成する各端末の情報として少なくとも対応する端末の識別情報を有するグループリスト情報を送信する情報送信部と、を備えるグループ管理サーバにおいて、
上記各端末は、自己を識別するための情報として、複数の識別情報を設定可能となっており、
上記グループ管理情報を構成する各端末の識別情報として、各端末が有する上記複数の識別情報と、当該グループ情報作成時に各端末を特定するために指定された識別情報である最初の識別情報を記憶し、
上記情報送信部は、送信するグループリスト情報について各端末の識別情報を上記最初の識別情報とすることを特徴とするものである。
上記通信グループを構成する各端末の情報として当該端末の識別情報を含むグループ管理情報を記憶するグループ情報記憶部を備え、そのグループ情報記憶部のグループ管理情報に基づき、通信グループを構成する端末に対して、通信グループを構成する各端末の情報として少なくとも対応する端末の識別情報を有するグループリスト情報を送信する情報送信部と、を備えるグループ管理サーバにおいて、
上記各端末は、自己を識別するための情報として、複数の識別情報を設定可能となっており、
上記グループ管理情報を構成する各端末の識別情報として、呼処理を行うための情報である代表情報と、当該グループ情報作成時に各端末を特定するために指定された識別情報である最初の識別情報を記憶し、
上記情報送信部は、送信するグループリスト情報について各端末の識別情報を上記最初の識別情報とすることを特徴とするものである。
次に、請求項4に記載した発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載された構成に対し、上記識別情報は、端末に割り当てられた通話番号であることを特徴とするものである。
上記情報送信部は、通信グループ内の端末の通信参加/不参加の更新情報を取得すると、通信参加状態の端末に対し上記グループリスト情報を送信することを特徴とするものである。
グループ管理情報中の上記最初の識別情報として、上記グループ形成要求の発信の情報に含まれた端末の識別情報を格納し、更に、取得した上記他の識別情報もグループ管理情報として記憶することを特徴とするものである。
この結果、各端末に同一端末の情報を二重に表示されることも防止出来る。
このとき、請求項2又請求項3のように、代表情報を登録することで、端末を特定する識別情報が3個以上あっても、グループ管理テーブルに登録する項目数を減らすことが可能となる。
また、請求項4のように、識別情報が通話番号の場合には、携帯電話によるPTT通信が可能となる。
(構成)
図1は、本実施形態のPTTシステム例の概要構成図である。ここで、TAは、加入者Aの端末、TBは加入者Bの端末、TCは加入者Cの端末である。端末とは、携帯電話などの移動機やパソコンなど通信手段を介して接続できる装置を指す。以下の説明では、端末の例として携帯電話を想定し、識別情報が通話番号である場合で説明する。
HSSは、加入者の基本情報を管理する加入者情報管理装置であって、図2に示すように、通信処理部とデータベースとからなる。データベースには、各端末の加入者プロファイルとして、在圏CSCFのアドレスと、代表番号090−X、子番号050−X、発信時に相手に通知する番号(優先番号)がどちらかの情報がそれぞれ格納されている。
CSCFは、PTT呼処理(SIP呼処理)を行うもので、図4に示すように、通信処理部と加入者プロファイルとからなる。加入者プロファイルには、在圏加入者ごとに、代表番号090−X、子番号050−X、発信時に相手に通知する優先番号がとちらかの情報が格納されている。位置登録時にHSSに問い合わせを行い、これらのプロファイルをHSSから受け取り、加入者プロファイルに設定する。またSLFに問い合わせて代表番号090−X、子番号050−Xの対応情報を取得してプロファイルに設定し、その情報をPTTサーバ本体1に送る。また、各通信の呼処理は代表番号090−Xで行う。
MRFCは、MRFPを制御する制御装置で、通信処理部と、グループ情報記憶部であるテーブル記憶部4とからなる。テーブル記憶部4には、通話グループ毎にグループ管理テーブルが作成されて記憶される。このMRFCはグループ管理サーバを構成する。
上記通信処理部には、図5のように、少なくとも情報送信部2とテーブル登録更新部3とを備える。
ここで、上記CSCF、MRFC、MRFPはPTTサーバを構成する。
一方、各端末は、表示部と通信処理部とを備える。通信処理部は、PTT通話開始の際に、PTTサーバ本体1から取得したグループリスト情報に基づきリストを作成保持すると共に、グループ通話の各端末の情報を表示部に表示する。さらにPTT通信中に、PTTサーバ本体1からグループリスト情報を新たに取得すると、保持しているPTT通話のリストを更新し、表示も更新する。更新は、保持しているリストについて、新た取得したグループリスト情報との異なる部分のみ変更する。図8に各端末に保持されるリストの例を示す。
上記構成を採用すると、各端末が代表番号と子番号の二つを持っている状態で、PTT通信において、すでにグループ管理テーブルに登録されている端末の一つが不参加となって脱退した後に、その端末が新たに別の番号で参加要求されても、グループ管理テーブルに新たな参加端末として追加されることが無い。このため、端末の表示においても、同一端末について二重表示されることもなく、また参加/不参加が不明となることもない。
またPTT通信可能なメンバ数が例えば5名と制限がある場合に、グループに参加している端末が5台の状態で、一つの端末が脱退して不参加になった後にその端末が別の番号で新たに参加しようとした場合でも、参加拒否となることなくPTT通信が可能となる。
このことは、一つの端末が持てる通話番号が3つ以上であっても、端末がグループ管理テーブル上としては、識別番号として代表番号と使用する番号を持っていれば済む。
もっとも、各端末の全ての識別番号を取得してグループ管理テーブル上に記憶しておいても良い。
また、PTT通信として通話だけを考慮して説明しているが、メール送信などの通信が可能となっていても良い。
なお、本例では、加入者Aの端末TAからの発信によって、加入者A、加入者B及び加入者Cの三者からなるPTT通話グループを指定するとする。
PTT通信を行うには、通信路が形成されていることを前提とし、SIP(Session Initiation Protocol)によるRegistrationメッセージ、INVITEメッセージの後、RTP(Real Time Protocol)による発言権の取得が行われる。
(1)通信路の形成
PTT通信を行うには、前提として、通信路が形成されている状態になっている必要がある。通信路を形成するには、各端末TA、TB、TCからPTTサーバに向けて通信路確立要求メッセージを送信する。これにより、この通信路確立要求メッセージを受取ったPTTサーバは、各端末との間に通信路を形成する。これら通信路は、例えばGPRS(General Packet Radio Service)網やWLAN(Wireless Local Area Network)等のパケット通信が可能な通信路(通信手段)である。なお、PTTサーバは、加入者情報管理サーバに対して、その端末の位置登録処理等を行う。
以上の処理によって通信路を形成した後、Registration処理(位置登録処理)を行う。Registration処理においては、加入者Aの端末TA、加入者Bの端末TB、加入者Cの端末TCからそれぞれREGISTERメッセージをPTTサーバのCSCSに送信する。各CSCFは、SLFを介してHSSと交信を行い、在圏加入者毎に、代表番号090−X、子番号050−X、発信時の相手に通知する優先番号の情報を取得して加入者ファイルに記憶する。
その後、PTTサーバの在圏CSCFから端末に対し200OKメッセージが送出されると、Registration処理が完了となる。
Registration処理の後、図10、図11にシーケンスのように、Invitation処理に移行する。Invitation処理においては、加入者Aの端末TAから、同じPTT通話グループ内の加入者Bの端末TB及び加入者Cの端末TC宛に、INVITEメッセージを送信する(ステップS100)。
上記加入者Aの端末TAからのINVITEメッセージの送信時に、加入者Aの端末TAに保持されているリストは、
TB:代表番号090−B
TC:子番号050−C
となっている。
すると、CSCF1は、加入者Bの端末TBの代表番号090−XをSLFに送信して問い合わせを行い、SLFから加入者Bの端末TBの子番号050−Xを取得して記憶する(ステップS110)。同期を取って、CSCF1は、加入者Cの端末TCの子番号050−XをSLF送信して問い合わせを行い、SLFから加入者Cの端末TCの代表番号090−Xを取得して記憶する(ステップS120)。
これによって、CSCF1の加入者プロファイルには、下記のようなリスト情報がプロファイルとして保持される(ステップS150)。
加入者Bの端末TB:代表番号090−B(子番号050−B)
加入者Cの端末TC:子番号050−C(代表番号090−C)
ここで、最初の番号が端末に通知される番号である。また、加入者Aの端末TAの対応関係は、位置登録時にプロファイルとして保持される。
続いて、下記のリスト情報がCSCF1に送信されて、加入者Bの端末TBについて子番号050−Bで着信処理が行われる(ステップS170)。
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Bの端末TB:子番号050−B
加入者Cの端末TC:子番号050−C
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Cの端末TC:子番号050−C
同様に、加入者Cの端末TCについても着信処理が行われる。
すなわち、PTTサーバ本体1から下記のリスト情報がCSCF1に送信されて(ステップS300)、加入者Cの端末TCについて子番号050−Xで着信処理が行われる。
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Bの端末TB:代表番号090−B
加入者Cの端末TC:子番号050−C
この時、加入者Bの端末TBには、下記リストが保持される。
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Bの端末TB:代表番号090−B
また、PTTサーバ本体1から各端末にリスト情報を送信(配信)する場合には、端末自身の番号を子番号050−Xで通知する(ステップS400〜S450)。
上記内容では、
PTTサーバ本体1から加入者Aの端末TAへのNOTIFYのリストは、下記である。
加入者Aの端末TA:子番号050−A
加入者Bの端末TB:代表番号090−B
加入者Cの端末TC:子番号050−C
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Bの端末TB:子番号050−B
加入者Cの端末TC:子番号050−C
PTTサーバ本体1から加入者Cの端末TCへのNOTIFYのリストは、下記である。
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Bの端末TB:代表番号090−B
加入者Cの端末TC:子番号050−C
PTT通信においては、発言権を取得しないと発言できない。つまり、発言権を取得している場合にのみ話し手になり、発言権を取得していない場合は聞き手になる。
PTT通信を行っている状態において、図12のシーケンスに示すように、発言権を得るためには、RTP(Real-time Transport Protocol)に従ったメッセージを送受信して、Floor Requestメッセージを送信する必要がある。例えば、加入者Aの端末TAからFloor Requestメッセージを送信する(ステップS500)。このFloor Requestメッセージを受信したPTTサーバが発言権を許可する場合、PTTサーバはFloor Grantメッセージを加入者Aの端末TAに返信する(ステップS510)。
一方、Floor Requestメッセージを受信したPTTサーバ本体1において発言権を許可しない場合、PTTサーバはFloor Denyメッセージを返信する。このFloor Denyメッセージには、発言権が許可されなかった端末の識別情報、現在発言権を持っている端末の識別情報、許可された時間を示す情報等が含まれている。
発言権は、上記のようにボタンの押下等の操作状態を解除した場合の他、タイマによるタイムアウトによって開放される。
次に、加入者Cの端末TCの離脱後、再呼び出しの際の処理を、図13を参照して説明する。
加入者Aの端末TAからの発信によって、加入者A、加入者B及び加入者Cの三者からなるPTT通話グループを指定するとする(ステップS600)。そして、加入者Aの端末TAが、加入者Bの端末TBを代表番号090−X、加入者Cの端末TCを代表番号090−Xで発信した後に、加入者Cの端末TCが離脱下とする(ステップS610)。このときPTTサーバ本体1のテーブル登録更新部3は、加入者Cの端末TCの離脱を示すBYEメッセージを取得することで、対応するグループ管理テーブルについて、端末TCのステータスを不参加とし、情報送信部2がグループ管理テーブルのリスト情報を各端末に送信(配信)する。そのリスト情報を取得した端末では保持しているリストを更新して最新とし、更新に併せて表示を変更する
例えば、加入者Aの端末TAの保持するリストは、下記のようになる。
加入者Bの端末TB:代表番号090−B(参加)
加入者Cの端末TC:代表番号090−C(不参加)
この状態から、加入者Aの端末TAが、加入者Cの端末TCの別番号である子番号050−Cで再呼び出しを行ったとする。
加入者Aの端末TAへのNOTIFYのリストは、
加入者Aの端末TA:子番号050−A
加入者Bの端末TB:代表番号090−B
加入者Cの端末TC:代表番号090−C
加入者Bの端末TBへのNOTIFYのリストは、
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Bの端末TB:子番号050−B
加入者Cの端末TC:代表番号090−C
これにより、加入者Aの端末TAで保持するリストは、下記のようになる。
加入者Bの端末TB:代表番号090−A(参加)
加入者Cの端末TC:代表番号090−C(呼出中)
これにより、加入者Bの端末TBで保持するリストは、下記のようになる。
加入者Aの端末TA:代表番号090−A(参加)
加入者Cの端末TC:代表番号090−C(呼出中)
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Bの端末TB:代表番号090−B
また、PTTサーバ本体1は、加入者Cの端末TCからの応答のあることを確認した後に、各端末に対してNOTIFYのリストを送信し(ステップS740〜S790)、各端末は、受信したリストによって保持しているリストを更新する。
加入者Aの端末TA:子番号050−A
加入者Bの端末TB:代表番号090−B
加入者Cの端末TC:代表番号090−C
である。
また、加入者Bの端末TBへのNOTIFYリストは、
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Bの端末TB:子番号050−B
加入者Cの端末TC:代表番号090−C
である。
加入者Aの端末TA:代表番号090−A
加入者Bの端末TB:代表番号090−B
加入者Cの端末TC:子番号050−C
である。
そして、加入者Aの端末TAの保持するリストは、
加入者Bの端末TB:代表番号090−B(参加)
加入者Cの端末TC:代表番号090−C(参加)
である。
加入者Aの端末TA:代表番号090−A(参加)
加入者Cの端末TC:代表番号090−C(参加)
である。
加入者Cの端末TCの保持するリストは、
加入者Aの端末TA:代表番号090−A(参加)
加入者Bの端末TB:代表番号090−B(参加)
となる。
このように、グループ管理テーブルに二重登録されることが無く、且つ端末側でなんら処理をすることなく、各端末にも二重表示されることが無い。
2 情報送信部
3 テーブル登録更新部
4 テーブル記憶部(グループ情報記憶部)
Claims (6)
- 設定された通信グループを構成する複数の端末の全部若しくは一部と接続して1対多の通信を可能とするグループ通信システムの一部を構成し、
上記通信グループを構成する各端末の情報として当該端末の識別情報を含むグループ管理情報を記憶するグループ情報記憶部を備え、そのグループ情報記憶部のグループ管理情報に基づき、通信グループを構成する端末に対して、通信グループを構成する各端末の情報として少なくとも対応する端末の識別情報を有するグループリスト情報を送信する情報送信部と、を備えるグループ管理サーバにおいて、
上記各端末は、自己を識別するための情報として、複数の識別情報を設定可能となっており、
上記グループ管理情報を構成する各端末の識別情報として、各端末が有する上記複数の識別情報と、当該グループ情報作成時に各端末を特定するために指定された識別情報である最初の識別情報を記憶し、
上記情報送信部は、送信するグループリスト情報について各端末の識別情報を上記最初の識別情報とすることを特徴とするグループ管理サーバ。 - 設定された通信グループを構成する複数の端末の全部若しくは一部と接続して1対多の通信を可能とするグループ通信システムの一部を構成し、
上記通信グループを構成する各端末の情報として当該端末の識別情報を含むグループ管理情報を記憶するグループ情報記憶部を備え、そのグループ情報記憶部のグループ管理情報に基づき、通信グループを構成する端末に対して、通信グループを構成する各端末の情報として少なくとも対応する端末の識別情報を有するグループリスト情報を送信する情報送信部と、を備えるグループ管理サーバにおいて、
上記各端末は、自己を識別するための情報として、複数の識別情報を設定可能となっており、
上記グループ管理情報を構成する各端末の識別情報として、呼処理を行うための情報である代表情報と、当該グループ情報作成時に各端末を特定するために指定された識別情報である最初の識別情報を記憶し、
上記情報送信部は、送信するグループリスト情報について各端末の識別情報を上記最初の識別情報とすることを特徴とするグループ管理サーバ。 - 通信グループへの参加の追加要求を取得すると、対応するグループ管理情報を参照して追加要求された端末が既に登録されているか否かを判定する判定手段を備え、その判定手段は、代表情報によって既に登録されているか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載したグループ管理サーバ。
- 上記識別情報は、端末に割り当てられた通話番号であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載されたグループ管理サーバ。
- 上記グループ管理情報として、各端末の通信参加/不参加の情報を有し、
上記情報送信部は、通信グループ内の端末の通信参加/不参加の更新情報を取得すると、通信参加状態の端末に対し上記グループリスト情報を送信することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載したグループ管理サーバ。 - 一の端末からの、通信グループを構成する端末の識別情報を含むグループ形成要求の発信による通信グループ形成の情報を取得すると、上記グループ形成要求の発信の情報に含まれた通信グループを構成する端末の識別情報とは別の当該端末に割り当てられた他の識別情報も取得し、
グループ管理情報中の上記最初の識別情報として、上記グループ形成要求の発信の情報に含まれた端末の識別情報を格納し、更に、取得した上記他の識別情報もグループ管理情報として記憶することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載したグループ管理サーバ。
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