JP2007534247A - グループ招待 - Google Patents

グループ招待 Download PDF

Info

Publication number
JP2007534247A
JP2007534247A JP2007508923A JP2007508923A JP2007534247A JP 2007534247 A JP2007534247 A JP 2007534247A JP 2007508923 A JP2007508923 A JP 2007508923A JP 2007508923 A JP2007508923 A JP 2007508923A JP 2007534247 A JP2007534247 A JP 2007534247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
invitation
poc
server
identity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007508923A
Other languages
English (en)
Inventor
イルッカ ウェストマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Oyj
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FI20040576A external-priority patent/FI20040576A0/fi
Priority claimed from FI20040594A external-priority patent/FI20040594A0/fi
Application filed by Nokia Oyj filed Critical Nokia Oyj
Publication of JP2007534247A publication Critical patent/JP2007534247A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/403Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences
    • H04L65/4046Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences with distributed floor control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/4061Push-to services, e.g. push-to-talk or push-to-video
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/186Processing of subscriber group data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/1016IP multimedia subsystem [IMS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • H04W4/08User group management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/40Connection management for selective distribution or broadcast

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

グループ通信サービスを提供し、グループメンバーとして他のグループを含むグループをサポートするシステムにおいて、グループをホストしているサーバによってホストされていないグループメンバーは、グループメンバーをホストしているサーバにグループに加わるように招待を送ることによって、グループに加わるよう招待される(4−4、4−7)。
【選択図】図4

Description

本発明は、グループ通信サービスを提供する通信システムにおけるグループ通信に関し、更に詳細には、セッションセットアップ中のグループ招待(invitation)、或いはグループ定義がネストグループを許容するときのグループトランザクションに関する。
モバイル通信システムにおいて提供される1つの特殊機能は、グループ通信である。本明細書で使用される用語「グループ」は、同じグループ通信に加わることを意図した2人又はそれ以上のユーザのあらゆる論理的グループを意味する。グループ通信の1つの実施例は、グループ通話であり、これは全ての参加者が互いに交互に話し聞くことができる通話である。
従来、グループ通信は、公共業務用移動無線又は専用移動無線(PMR)システム、TETRA(地上トランク無線)などのトランクモバイル通信システムにおいてのみ利用可能であったが、これらは主に業務用及び政府関連ユーザを対象とした特殊無線システムである。しかしながら、グループ通信により、会議通話よりもより汎用に優れた可能性があることが開拓されて以来、グループ通信サービスは現在では公衆モバイル通信システムにおいて利用可能になりつつある。このようなサービスの実施例には、Push−to−talk over Cellular(PoC)であり、これは、モバイルネットワークを通じて単一の受信者との間(1対1)、及びグループチャットセッションにおいて受信者のグループ間(1対多)で共有されるユーザ音声及びデータ通信を可能にする。
PoCは、モバイルセルラーネットワークにおけるオーバレイスピーチサービスであり、ここでは、2つ又はそれ以上のパーティ間の接続は、一般的に長期間設定されるが、エア・インターフェイスにおける実際の無線チャンネルは、誰かが話しているとき又はデータを送信しているときにだけ起動される。これは、従来の無線電話の使用に相当し、ここでは、使用される無線周波数は、パーティ(例えば、軍/警察無線通信、LA無線通信)間で合わせており、或いは恒久的に設定(トランシーバータイプの無線通信)され、話したいときにはタンジェントを押すか、又は音声活動検出器(VAD)或いは何らかの適切な手段を用いて、選択されたチャンネル上で無線送信を起動する。PoCサービスは半二重であり、1つのパーティだけが同時に会話し又は送信できるようになる。
PoCシステムは、独立型PoCシステムから統合システムにまで進化している。2つ又はそれ以上の別個に動作されるPoCシステム及び/又はPoCサーバを備えた統合システムでは、既存のホームPoCサーバがその固有のユーザ及びホストするグループに関する情報を管理するだけである。これは、グループリストが別のグループをグループメメンバーとして含むことができ、例えばグループAのグループメンバーリストがグループBを含むことができるので、幾つかの問題が発生する。グループA及びBが異なるPoCサーバによってホストされる場合、グループAをホストしているPoCサーバは、アイデンティティBが個々のユーザすなわち個々のアイデンティティであるか、又はグループすなわちグループアイデンティティであるかを認識することができない。システムは、個々のグループメンバーをグループセッションに加わるように招待する場合にのみ個々のアイデンティティを使用することができるので、この情報は必要不可欠である。グループアイデンティティBに送られた招待は成功せず、そのグループのどのグループメンバーもグループセッションへの参加を招待されないことになる。
1つの解決策は、セッションのセットアップを開始する前に個々のグループメンバーを返す別のPoCサーバ又はグループ及びリスト管理サーバ(GLMS)などの当該グループのメンバーリストを記憶するエンティティに問合せを送ることによって、グループメンバーリスト内のメンバを検索することである。この問合せは、グループに加わるための招待が個々のユーザに送られることを確認するために、グループAのグループメンバーリストにおいてPoCサーバによりホストされていない単一のアイデンティティ毎に送る必要がある。従って、これは、セッションセットアップの開始を遅延させる。更に、グループのメンバーリストは、別のPoCサーバ、又は当該グループのホスト側PoCサーバをサービスしているGLMS内に保持されている可能性があるので、グループAをホストしているPoCサーバは、グループBのメンバーリストを含むGLMS又は他のPoCにも問合せを送る必要がある。同じことが、他のPoCサーバによってホストされている個々のアイデンティティにも当てはまる。これは、問合せPoCサーバをサービスしていないGLMSに問合せを送るために新しいインターフェイスを必要とする。新しいインターフェイスはまた、グループのメンバーリストを含む他のPoCサーバに問合せを送るよう要求される。
本発明の目的は、上述の問題を克服するように本方法を実装する方法及び装置を提供することである。本発明の目的は、独立請求項に記載されるものによって特徴付けられる方法、ユーザ装置、及びグループ通信サーバにより達成される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項で開示される。
本発明の1つの態様は、アイデンティティをホストしているグループ通信サーバすなわちPoCサーバが、そのアイデンティティが個々のアイデンティティかグループのアイデンティティであるかを認識している事を利用する着想に基づく。この事を用いて、当該特定のPoCサーバによってホストされていないアイデンティティに向けられた招待を当該アイデンティティをホストしているPoCサーバに送るようPoCサーバを構成し、該アイデンティティがグループアイデンティティであるかどうかに留意しないことにより、事前にではなくセッションセットアップ手順中にグループアイデンティティを解決する。各PoCサーバがそれがホストしているグループを識別するので、本発明による各PoCサーバは、ホストされたグループのメンバを順番に招待するか、或いはグループメンバーリストを集め、次いでこれを用いて、グループ通信に加わるように個々のグループメンバーを招待する。
本発明の上述の態様の利点は、ネットワーク境界にわたるGLMS間、すなわち種々のネットワークに位置付けられた種々のGLMS間、或いはネットワーク境界にわたりGLMS又は別のPoCサーバに問合せを送るPoCサーバ間に追加のインターフェイスが必要でないことである。更に、招待されるアイデンティティの中のグループアイデンティティが他のグループメンバーの招待を遅らせることがなく、更に招待が最終的に個々のアイデンティティに送られるので、セッションセットアップは、遅延することなく開始することができる。
以下では、本発明を添付図面を参照しながら好ましい実施形態により更に詳細に説明する。
本発明は、グループ通信サービスを提供するあらゆる通信システムに適用可能である。本明細書で使用されるグループ通信とは、データを転送する目的でグループ内のメンバ間のマルチポイント通信関係を意味する。通信は、データ通話、音声通話、ビデオ通話、マルチメディア通話、グループメッセージング、ショートメッセージング、電子メール、インスタントメッセージングなどを含むことができる。従って、通信は、既存又は将来のメディア、或いは又は同様のもの全てと、これらのあらゆる組合せを含む。グループのメンバは、特定のユーザを特別なグループに関連付ける特殊なグループ通信情報で定義される。
以下では、本発明は、本発明を実施することができるシステム環境の実施例としてPoCを備えたモバイル通信システムを用いて説明されるが、本発明はこのようなシステムに限定されない。PoC業界仕様は現在、OMA(オープンモバイルアライアンス)下のPoCワーキンググループによって開発中である。元来、PoC仕様は、既存の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)IPマルチメディアサブシステム(IMS)仕様に準拠する目的で協会のグループによって作成された。PoCに関する詳細な情報は、インターネットページwww.openmobilealliance.orgにより見ることができる。
当業者であれば、本発明は、例えばTETRA、電子会議開催、グループへのインスタントメッセージング、グループへのメッセージセッション、RLS(リソースリストサーバ)、グループへのプッシュサービス、又はグループ又はグループに拡張できるアイデンティティ/複数のアイデンティティに対するいずれかのサービス、又はいずれの類似のアプリケーション、又は同様のものにグループ通信サービスを提供することができる通信システムの他のタイプにも適用可能であることは明らかである。更に、本発明は特定のメディアタイプに限定されず、メディア、メディアタイプ、メディアパラメータ、及びメディアの他の特徴に関係なく適用でき、更に、本明細書で説明される本発明は、PoCに加えて或いはその代わりに、他の機能、サーバ、サービス、システム、ネットワーク、又は同様のものと共に使用することができる点は当業者には明らかである。グループ通信サービスを提供する通信システム及び特に無線通信システムの仕様は、急速に発展している。この発展は、本発明に対して変更を追加することが必要となる可能性がある。従って、全ての用語及び表現は広義に解釈すべきであって、本発明を例証するものとし、本発明を限定するものではない。更に、本発明の機能が実行される要素は、本発明に必須ではない。
PoCによりグループ通信サービスを提供する通信システムの一般的なアーキテクチャが図1に示されている。図1は、幾つかの要素だけを示した簡易的なシステムアーキテクチャである。図1に示されるネットワークノードは、論理ユニットであり、その実装は図示のものとは異なる場合がある。論理ユニットは、互いに組み合わせることができ、すなわち以下に説明される1つの論理ユニットの機能は、以下に説明される別の論理ユニットの機能及び/又は従来技術のネットワークノード(論理ユニット)の機能を含むように拡張することができる。ネットワークノード間の図1に示される接続は論理的接続であり、実際の物理的接続は、論理的接続とは異なる可能性がある。システムはまた、本明細書で詳細に説明する必要のない他の機能及び構造を含むことは当業者には明らかである。ネットワーク内のサーバ及び/又はサーバ構成要素のようなグループ通信サービスを提供するデバイス及びシステムエンティティの実装は、本発明が適用される特定の通信システムに応じて、及び使用される実施形態に応じて異なる可能性がある。
図1に示されるネットワーク要素は、PoCクライアント1−11、アクセスネットワーク1−12、コアネットワーク1−13、GLMS1−14及びPoCサーバ1−15を含むホームネットワーク1−1、及びPoCサーバ1−25を有するリモートネットワーク1−2(PoCサーバを備えた1つだけのリモートネットワークが図1に示されている)である。リモートネットワークは、ホームネットワークと同様のネットワーク要素及び機能を含むのが好ましい。GLMSはここでは、XDMS(XML文書管理サーバ)及びグループ管理サーバなどの全ての対応するサーバをカバーする。
PoCクライアント1−11は、PoCサーバにアクセスするのに使用される。PoCクライアント1−11は、とりわけPoCセッション開始を可能にし、コンタクトリストなどの種々のPoCグループリストへアクセスする。PoCクライアント1−11は、ユーザ装置に常駐する。PoCクライアントが常駐できるユーザ装置の実施例は、モバイル端末、パーソナルコンピュータ、及びコンピュータ又は同様のものを含む何らかのデバイスである。PoCクライアント又はPoCクライアントが常駐するユーザ装置は、以下に更に詳細に説明されるネストグループに対する限界値をグループ通信招待に加えるように構成することができる。限界値は、これを得るユーザに応答して招待に加えることができ、或いは一般的なデフォルト値として、又は例えばグループ固有値として記憶することができる。
PoCにおいて、グループ通信サービス機能は、ユーザ又はアプリケーションレベルサービスであるので、ベースとなる通信システムだけが、ユーザ端末に常駐しているPoCクライアントアプリケーションとPoCサーバによって供給されるグループ通信サービス機能との間の基本接続(すなわち、IP接続)を提供する。ベースとなる通信システムは、アクセスネットワーク1−12及びコアネットワーク1−13を含む。PoCアーキテクチャによって使用されるアクセスネットワーク1−12は、IP接続性及びIP移動性を得るのに必要な無線アクセス及び他のノードの両方を含む。しかしながら、アクセスネットワークはIPネットワークに限定されず、WLAN、PSTN、GSM、或いはいずれかの回線交換型ネットワーク又はIPベースネットワーク又はいずれかの類似のネットワーク、又は同様のものとすることができる。コアネットワーク1−13は、SIP/IP(セッション開始プロトコル/インターネットプロトコル)ネットワークである。このようなネットワークの実施例には、3GPP又は3GPP2又はIETFによって規格化されたAII−IPシステムなどのIMSに対して定義された類似の機能を有し、IPベースセッション制御プロトコルをサポートするIMSネットワーク及びSIP/IPネットワークがある。SIP/IPコアネットワーク1−13は、幾つかのSIPプロキシ及びSIPレジストラを含み、PoCクライアント1−11とPoCサーバ1−15との間のSIP信号送信を経路指定するなどの、PoCのサポートに必要な機能を実行する。しかしながら、上述のように、コアネットワークは、SIP/IPネットワークに限定されず、本発明を実装することができる同じサービスを利用するプロトコルを供給するどのような通信ネットワークであってもよい。
加入者及びグループ管理機能、或いはPoCサービスに必要とされるその一部は、グループ及びリスト管理サーバGLMS1−14において実装される。この機能又は機能の一部は、PoCサーバ1−15上で実装することができる。GLMSは、同じホームネットワークにおいてPoCクライアント1−11にグループ及びリストを作成、修正、検索、及び削除するために、グループ及びリストのための記憶装置とリスト管理オペレーションとを供給する。PoCでのグループ情報は、グループ、コンタクトリスト、及びアクセスリストに構成される。コンタクトリストは、GLMS1−14にコンタクトエントリを記憶するために使用され、これらは、他のPoCユーザ又はPoCグループとのインスタントトークセッションを設定する際にPoCユーザのためのアドレスブックとしての役割を果たす。PoCユーザは、1つ又はそれ以上のコンタクトリストを有することができ、各コンタクトリストは、そのSIP URI(ユニフォームリソース識別子)によって固有に識別される。SIP URIは、SIP要求の発信者、現在の宛先、及び最後の受信者を示し、宛先変更アドレスを指定するためにSIPメッセージ内で使用される。通常、SIP URIは、ユーザ@ホストの形式である。PoCユーザは、タイプ「ユーザ」のリストにユーザコンタクトを記憶し、タイプ「グループ」のリストにグループコンタクトを記憶する。しかしながら、グループ及びリスト管理の詳細は、本発明とは無関係である。
上述のシステム要素についての詳細な技術的仕様、その実装、及び機能は、本発明には無関係であり、本明細書では更に詳細に説明する必要はない。更に、これらは、3GPP仕様、OMA仕様、及びIETF仕様などの種々の仕様で公的に利用可能であるので、当業者には公知とみなされる。
PoCサーバ1−15は、PoCのためのアプリケーションレベルのネットワーク機能を実装する。言い換えると、PoCサーバ1−15は、SIP、転送プロトコル、及びリアルタイム転送プロトコル(RTP)及びリアルタイム転送制御プロトコル(RTCP)信号送信などの転送制御プロトコルのエンドポイントであるメディア通信サーバを表わす。本発明によるPoCサーバの機能は、使用される実施形態に依存し、以下に詳細に説明される。PoCサーバは、本明細書ではグループ通信機能を実装するサーバを表わす。グループ通信機能、すなわち本発明によるPoCサーバは、PoCサーバ固有の機能として以下に説明される機能の少なくとも1つを含む。グループ通信機能は、これらのうちの1つより多い機能を含むことができ、これらの全てを含むこともできる。明確にするために、用語「PoCサーバ」は、以下ではグループ通信機能を実装する全サーバをカバーするよう使用される。
図2は、本発明の第1の実施形態による機能的なPoCアーキテクチャを示す。PoCサーバは、PoC制御機能PoC制御機能2−1及び/又はPoC参加機能2−2を実行することができる。PoCグループセッションにおいて、PoC制御機能PoC制御機能を実行する唯一のPoCサーバが存在するが、PoC参加機能を実行する1つ又はそれ以上のPoCサーバが存在することができる。PoC制御機能及びPoC参加機能は、PoCサーバの異なる役割である。PoCサーバの役割の決定(PoC制御機能又はPoC参加機能PoC参加機能、或いはその両方)は、PoCグループセッションセットアップ中に行われ、全PoCグループセッションの持続時間の間続く。1対1PoCグループセッション及びアドホックPoCグループセッションの場合、招待するユーザのPoCサーバは、PoC制御機能を実行することになる。チャットPoCグループ及び既定のグループセッションの場合、グループアイデンティティを所有/ホストしているPoCサーバは、PoC制御機能を実行することになる。
更に、本発明の第1の実施形態によれば、図2に示されるように2つの種類のPoC制御機能、すなわちメインPoC制御機能2−11とサブ制御機能2−12、2−13が存在する。従って、第1の実施形態は、分散型制御解決策とみなすことができる。メインPoC制御機能を実行するPoCサーバは、上述のPoC制御機能を実行するPoCサーバを意味し、よってPoCグループセッションには1つのメインPoC制御機能だけが存在することができる。しかしながら、サブPoC制御機能はメインPoC制御機能ではないので、同じPoCグループセッションに対してゼロ又はそれ以上のサブ制御機能が存在することができる。サブPoC制御機能及びPoC参加機能はまた、メインPoC制御機能と共に1つのPoCサーバ内に常駐することができる。1つ又はそれ以上のサブPoC制御機能は、メインPoC制御機能を備えた同じPoCサーバ内に常駐するが、PoC参加機能(又は複数の機能)は常駐しない可能性がある。
メインPoC制御機能、又はサブPoC制御機能をサポートしない実施形態におけるPoC制御機能は、集中型PoCセッション処理、メディア分散、話者識別を含むフロア制御機能、SIPセッション処理、グループセッションへの参加の実施方針、参加者の情報、請求レポートを提供し、集中型メディア品質情報を収集し提供する。従って、(メイン)PoC制御機能は、ホストしているアイデンティティから、並びにサブPoC制御機能からトークバースト(talk burst)予約要求を受信することができ、ホストしているアイデンティティ、及びサブPoC制御機能によってホストされているアイデンティティ(場合によっては1つ又はそれ以上のサブPoC制御機能を介して)に対するトークバーストを開始する権利を認可する。以下では、メインPoC制御機能は、簡単にするためにPoC制御機能と呼ばれる。
サブPoC制御機能は、第1の実施形態において当該サブ制御機能とPoC制御機能との間にどれ程多くのサブPoC制御機能が存在するか示す制御レベルを有する。PoC制御機能2−11が、値が1である制御レベルを有すると仮定すると、サブPoC制御機能2−12は、制御レベル2を有し、サブPoC制御機能2−13は、図2に示される実施例においては制御レベル3を有する。(制御レベルの決定は、図3及び4で更に詳細に説明する。)サブPoC制御機能は、ホストしているアイデンティティから、及び/又はその自己の制御レベルに比べて次に上の制御レベル(すなわち、制御レベルが3である場合は4)を有する他のサブPoC制御機能からトークバースト予約要求を受け取り、ホストしているアイデンティティから、或いはその自己の制御レベルに比べ次に高い制御レベルを有するサブPoC制御機能からトークバースト予約要求をパスし、更に、次に下の制御レベル(すなわち、制御レベルが3である場合2)を有するPoC機能からのトークバースト認可をホストしているアイデンティティ又はす次に上の制御レベルを有する他のサブPoC制御機能(又は複数の機能)にパスすることができる。
本発明の別の実施形態において、サブ制御機能は、サブ制御機能があるセッションにおいてホストしているアイデンティティに対してのみ存在することができる。本発明の別の実施形態において、サブ制御機能はまた、ダウンストリーム側の他のサブ制御機能に対して、すなわちより高い制御レベルを有するサブ制御機能に対してサブ制御サーバであるように構成することができる。例えば、サブPoC制御機能2−12は、サブPoC制御機能2−13に対するサブ制御機能として働くことができるが、あるセッションにおいてはPoC機能2−11に何も送信することができない。この特徴は、例えば2つの種類のトークバーストが存在する場合に使用することができる。トークバーストの第1のタイプは、サブ制御サーバ内でローカルとすることができ、従ってアップストリームにはパスされないがダウンストリーム及びホストされたアイデンティティにはパスされ、トークバーストの第2のタイプは、一般的、すなわちアップストリームにもパスされる可能性がある。
制御レベルは、例えば競合するトークバースト予約試行が存在する(1人より多いユーザがトークバーストを送る権利を得るためにボタンを押す)場合に使用することができ、トークバーストを送る権利は、制御レベルに応じて取得することができ、レベルが高い程優先順位は低い。或いは、全ユーザは、当該個々のアイデンティティに招待を送った(サブ)PoC制御機能に関連する制御レベルに関係なく同じ優先順位を有することができる。
PoC参加機能2−2は、PoCセッション処理及び入りPoCグループセッションのための実施方針(例えば、アクセス制御、利用可能度状態)を提供し、PoCクライアント機能2−3とPoC制御機能2−11との間のメディアリレー機能、PoCクライアント機能2−3とPoC制御機能2−11との間のフロア制御メッセージリレー機能、PoCクライアント機能2−3とサブPoC制御機能2−12、2−13との間のメディアリレー機能、及びPoCクライアント機能2−3とサブPoC制御機能2−12、2−13との間のフロア制御メッセージリレー機能を提供することができる。
図3は、本発明の第1の実施形態によるPoCサーバの機能を示すフローチャートである。第1の実施形態において、上述の制御レベルは、ネストグループに対する限界値NLとして使用され、カスケードの深さ(すなわち、ネストグループの深さ)を制限する。ネストグループに対して限界値を使用する別の利点は、あるグループ定義が別のグループ定義を含み、別のグループ定義が更に別のグループ定義を含む、等々よって引き起こされる無限のカスケードを防ぐことができる点である。ネストグループに対する限界値は、例えば、グループアイデンティティの構成におけるユーザによって(例えば、グループアイデンティティに関連するパラメータを有する)、及び/又は初期要求の送信者によって(例えば限界値を初期要求に挿入することによって)、及び/又は送信者のPoCサーバによって(例えば限界値を初期要求に挿入することによって)、及び/又は受信PoCサーバのいずれかによって、及び/又はグループアイデンティティの作成時のネットワークによって定義することができる。従って、各グループは、グループ又はユーザ定義の値に使用されるデフォルト値とすることができる関連するNLをその定義で有することができる。NLはまた、PoC機能専用、ネットワーク全体のPoC特定システムデフォルト値などのネットワーク専用、又はPoCサーバ専用に定義することができる。NLに対する値が得られず、又は定義されない場合、空値は、無限又は1、或いは構成に応じてこれらの間のいずれかと解釈することができる。
図3は、PoCサーバがグループ通信招待、すなわち後での招待を受け取るステップ301から始まる。理解しやすいように、受信された招待におけるターゲットアイデンティティは、PoCサーバによってホストされるターゲットアイデンティティであると仮定する。招待に応答して、ステップ302でセッションが既にPoC制御機能を有しているかどうかがチェックされる。これは、例えば既存の「制御役割取得」パラメータの値に基づいてチェックすることができる。このようなパラメータの実施例は、「isfocus」機能パラメータ/機能タグである。PoC制御機能が既に存在している(ステップ302)場合、ステップ303で招待のターゲットアイデンティティがPoCサーバによってホストされているグループであるかどうかがチェックされる。そうでない場合、ターゲットアイデンティティは、ステップ304で招待される。言い換えると、招待は、PoCサーバによってホストされている個々のアイデンティティ、或いは招待がアイデンティティ(グループアイデンティティ又は個々のアイデンティティとすることができる)をホストするPoCサーバにルート指定されるターゲットネットワークのいずれかに転送される。
ターゲットアイデンティティがPoCサーバによってホストされているグループである場合(ステップ303)、ステップ305でネストグループに対する限界値NLが見つけられ、ステップ306で制御レベル値CLが見つけられる。制御レベル値は、招待要求における指標から見つけられる。該指標は、例えばレベルを示すための付加的な数字を備えた既存の「制御役割取得」パラメータと共に送信者の制御レベルを示すことができる。招待における「制御レベル指標」は、カスケードレベルを明らかにする。初期PoCグループをホストしているPoCサーバ、すなわちPoC制御機能を実行する制御PoCサーバは、この実施形態では制御レベル1を取り、1に設定された「制御レベル指標」を有する初期グループの「ホストされていない」メンバに招待を送る。また、「制御役割取得」パラメータを用いて、制御レベルを示すことができる。例えば、「制御役割取得」パラメータの値は、サブ制御機能がトリガされる毎に更新することができる。
NL及びCLが既知であるときには、これらの値はステップ307で比較される。CLがNLよりも小さい場合、ステップ308でCLはこれに1を加えることによって更新され、PoCサーバは、ステップ309で更新された制御レベルを有するサブPoC制御機能の実行を開始し、ステップ310で更新されたCLを有する招待をグループメンバーリストにある各ターゲットアイデンティティに送る。言い換えると、各招待は、PoCサーバによってホストされている個々のアイデンティティ、或いはアイデンティティ(グループアイデンティティ又は個々のアイデンティティとすることができる)をホストしているPoCサーバに招待が経路指定されるターゲットネットワークのいずれかに転送される。
CLがNLより小さくない場合(ステップ307)、招待は、エラー応答を送信することでステップ311で拒否される。
セッションがPoC制御機能を持たない場合(ステップ302)、ステップ312で、PoCサーバが、PoC制御機能を実行するPoCサーバであることに関する条件を満たすかどうかがチェックされる。この条件は、図2と共に上述されている。条件が満たされた場合、PoCサーバは、ステップ313でPoC制御機能の実行を開始し、ステップ314でグループメンバーリスト上の各メンバに招待を送り、制御レベルが1であることを示すための付加的な数字を有する「制御役割取得」パラメータを有するホストされていないメンバに招待を送る。条件が満たされない場合(ステップ312)、招待は、ステップ315でターゲットネットワークに転送される。
上記では明記されていないが、第1の実施形態による招待は、オリジナルの招待がNLを含んでいた場合には、NLを含むのが好ましい。しかしながら、オリジナル招待がNLを含んでいた状況でもNLの無い招待を送ることができ、及びその逆の場合も同様である。更に、PoCサーバに対するデフォルトNLを定義することができる(1つ又はそれ以上の各PoCサーバは、固有のデフォルトNLを有することができる)。構成に応じて、PoCサーバ固有のデフォルトNLは、招待で受け取ったNL又はグループに対して定義されたNL、PoC機能に対して定義されたNL、或いは当該ネットワークに対して定義されたNLにより優先される場合があり、或いはこれらに優先する場合もある。
別の実施形態において、ステップ307で、CLがNL以下であるかどうか、或いはこれらの間の差が事前に決められたレベルに達するか又は越えるかどうかをチェックすることができる。
また、例えば、サブ制御PoCサーバが「制御」経路から自己を除外することができ、すなわち幾つかの特別な場合にステップ308及び309をスキップできるように最適な経路指定が使用される可能性がある。このような特別な場合の実施例は、当該グループに唯一のメンバが存在する場合である。唯一のメンバが存在する場合、実際には制御するグループがなく、従って、PoC参加機能が要求された機能に対応するので、当該PoCサーバは、サブPoC制御機能を除外することができる。サブPoC制御機能及びPoC参加機能が同じPoCサーバ無いにない場合、サブ制御PoCサーバは経路から自己を除外することができる。
図4は、本発明の第1の実施形態による信号送信を示す信号送信図である。図4では、本発明を例証するための関連するネットワーク要素(機能)だけが示され、更に実際の信号送信の一部だけが示されている。更に、理解しやすいように、1つのネットワークにおいて唯一のPoCサーバ(すなわち、PoC機能)が存在するが、1つのネットワークは、1つのネットワーク内に様々なグループをホストする1つより多いPoCサーバを含むことができると仮定する。図4で使用される実施例では、Tinaが、自分のホームPoCネットワーク内に1つのグループであるtinas−friends@homeを定義し、以下のメンバ:mary@home、tom@foreign1、及びtoms−friends@foreign1を含む。最後のtoms−friends@foreign1は、Tomによって定義されたグループであり、以下のメンバ:anne@foreign1、maria@foreign2、及びmarias−friends@foreign2を含む。同様に、最後のmarias−friends@foreign2は、以下のメンバ:jack@forein2、harry@foreign3、及びharrys−freinds@foreign3を含むグループである。これらの実施例では、名前は、理解しやすいように、そのアイデンティティが個々のアイデンティティか又はグループのアイデンティティであるかどうかが明らかになるように選択される。しかしながら、PoCサーバは、グループ名に基づいてその情報を推定することができない。例えば、ドメインforeign1は、ターゲットアイデンティティtom@foreign1をホストしているPoCサーバY1と、ターゲットアイデンティティtoms−friends@foreign1をホストしているPoCサーバY2とを有することができるが、以下では、理解しやすいように唯一のPoCサーバ、すなわちYがドメインforeign1の全ターゲットアイデンティティをホストしていると仮定する。
図4を参照すると、Tinaは、PoCクライアントAを使用し、ポイント4−1で自分の友人達をPoCグループセッションに招待する。PoCクライアントAは、招待メッセージ4−2を送信する。この実施例では、招待している人がネストグループに対する限界値、すなわちNLを設定するよう仮定されている。Tinaは、Tomのグループ、個々のメンバだけを招待する意図がないので、Tina(及び/又は自分のユーザ装置)はNLに対して値2を与え、これはメッセージ4−2に加えられる。ドメインホーム内でグループをホストしているPoCサーバXは、メッセージ4−2を受け取り、制御レベル値1を有する制御PoCサーバとなる。次いで、PoCサーバXは、ポイント4−3でmary@homeを招待することによってグループメンバーへ招待を送信し始める。更に詳細には、ポイント4−3では以下のことを含む。すなわち、PoCグループ「tinas−friends@home」の制御PoCサーバとしてのPoCサーバXは、MaryのホームPoCサーバである参加PoCサーバに招待を送り、更に参加PoCサーバがMaryのPoCクライアントに招待を送る。しかしながら、理解しやすいように、これらのステップは、図4に示されていない。MaryのホームPoCサーバがPoCサーバXである場合、招待は、PoCサーバXの内部で処理され、次いで、制御PoCサーバXから参加PoCサーバXに招待を送るのではなく、PoCサーバXからMaryのPoCクライアントに送ることができる。
次のメンバであるtom@foreign1は、NL値2及びCL値1を有するメッセージ4−4をドメインforeign1のPoCサーバYに送ることによって招待される。ターゲットアイデンティティ、すなわちtom@foreign1は、PoCサーバYによってホストされているグループではないので、PoCサーバYは、ポイント4−5でターゲットアイデンティティを招待し(サブ制御PoCサーバになることなく)、メッセージ4−6で肯定応答を送る。次に、PoCサーバXは、NL値2及びCL値1を有するメッセージ4−7をドメインforeign1のPoCサーバYに送ることによって最後のメンバであるtoms−friends@foreign1を招待する。
ターゲットアイデンティティがPoCサーバYによってホストされているグループであり、CLがNLよりも小さいので、PoCサーバYは、制御レベル2を有するサブ制御PoCサーバになり、ポイント4−3で上述されたのと同じ方法でポイント4−8でanne@foreign1を招待することによってホストされるグループのメンバに招待を送り始める。次に、maria@foreign2は、NL値2及びCL値2を有するメッセージ4−9をドメインforeign2のPoCサーバZに送ることによって招待される。ターゲットアイデンティティがPoCサーバZによってホストされるグループではないので、PoCサーバZは、ポイント4−10でターゲットアイデンティティmaria@foreign2を招待し(サブ制御PoCサーバになることなく)、メッセージ4−11で肯定応答を送る。次に、PoCサーバYは、NL値2及びCL値2を有するメッセージ4−12をドメインforeign2のPoCサーバZに送ることによって、最後のメンバmarias−friends@foreign2を招待する。ターゲットアイデンティティはPoCサーバZによってホストされるグループであるが、CLはNLより小さくないので、グループアイデンティティは拡張されない。従って、Jack、Harry、及びHarryの友人達は招待されないが、代わりに、エラーメッセージ4−13がPoCサーバYに送られ、PoCサーバYは次に、肯定応答メッセージ4−14をPoCサーバXに送り、PoCサーバXは、肯定応答メッセージ4−15をPoCクライアントAに送る。
図5は、本発明の第1の実施形態による別の実装を説明する信号送信図である。図5で使用される実施例は、同じ仮定を備えた図4と同じである。この実施例では、NLに対するデフォルト値が使用され、値は2である。デフォルト値の例は、上記で示されている。デフォルト値が使用されるので、NL値はメッセージで送信されない。別の相違点は、図5に示された実装において、制御PoCサーバはCL値のない招待メッセージを他のPoCサーバに送るが、サブ制御PoCサーバは、CL値を有し、任意選択的にNL値も有する招待メッセージを送ることである。言い換えると、この例示的な実装では、PoCサーバは、別のPoCサーバからの招待メッセージの受信に応答して制御PoCサーバが存在することを認識し、CLをデフォルトNLと比較した場合に招待メッセージによって示されるCLを使用し、更に更新されたCL値を有し別の招待メッセージを送るように構成されている。PoCサーバは、別のPoCサーバから受信されたCL値のない招待メッセージに基づいて、比較で使用されるCL値が1であることを推論するように構成されている。
図5を参照すると、Tinaは、PoCクライアントAを使用し、ポイント5−1で自分の友人達をPoCグループセッションに招待する。PoCクライアントAは、招待メッセージ5−2を送る。ドメインホーム内のグループをホストしているPoCサーバXは、メッセージ5−2を受け取り、メッセージが別のPoCサーバによって送られていないことを通知し、更に制御レベル値1を有する制御PoCサーバになる。PoCサーバXは次に、ポイント4−3で上述されたのと同じ方法でポイント5−3でmary@homeを招待することによってグループメンバーに招待を送り始める。次のメンバtom@foreign1は、メッセージ5−4をドメインforeign1のPoCサーバYに送ることによって招待される。ターゲットアイデンティティ、すなわちtom@foreign1がPoCサーバYによってホストされるグループではないので、PoCサーバYは、ポイント5−5でターゲットアイデンティティを招待し(サブ制御PoCサーバになることなく)、メッセージ5−6で肯定応答を送る。次に、PoCサーバXは、メッセージ5−7をドメインforeign1のPoCサーバYに送ることによって、最後のメンバtoms−friends@foreign1を招待する。PoCサーバXは制御PoCサーバであるので、招待メッセージはCL値を含まない。
ターゲットアイデンティティは、PoCサーバYによってホストされるグループであり、更にこの実施例では招待はCL値の無い別のPoCサーバから受信されたので、PoCサーバYはこの実施例では、CLが1であり且つ制御PoCサーバが存在すると仮定する。CLがNLよりも小さいので、PoCサーバYは、制御レベル2を有するサブ制御PoCサーバになり、ポイント4−3で上述されたのと同じ方法でポイント5−8でanne@foreign1を招待することにより、ホストされるグループのメンバに招待を送り始める。次に、maria@foreign2は、CL値2を有するメッセージ5−9をドメインforeign2のPoCサーバZに送ることによって招待される。ターゲットアイデンティティがPoCサーバZによってホストされるグループではないので、PoCサーバZは、ポイント5−10でターゲットアイデンティティmaria@foreign2を招待し(サブ制御PoCサーバになることなく)、メッセージ5−11で肯定応答を送る。次に、PoCサーバYは、CL値2を有するメッセージ5−12をドメインforeign2のPoCサーバZに送ることによって最後のメンバmarias−friends@foreign2を招待する。ターゲットアイデンティティは、PoCサーバZによってホストされるグループであるがCLはNLより小さくないので、グループアイデンティティは拡張されない。従って、Jack、Harry、及びHarryの友人達は招待されないが、代わりにエラーメッセージ5−13がPoCサーバYに送られ、次いで、PoCサーバYが肯定応答メッセージ5−14をPoCサーバXに送り、PoCサーバXが肯定応答メッセージ5−15をPoCクライアントAに送る。
サブ制御機能になり招待を開始する代わりにネスト制限デフォルト値NLが図5に示された上述の実施例において1であった場合、toms−friends@foreign1に向けられたポイント5−7での招待を受け取ると、PoCサーバYは、ターゲットアイデンティティがPoCサーバYによってホストされるグループであるがCLはNLより小さくないので、PoCサーバXにエラー応答を送ることになる。従って、グループアイデンティティは、拡張されないことになる。すなわち、Anne、Maria、及びMariaの友人達(Jack、Harry、及びHarryの友人達)は招待されないが、代わりにエラーメッセージがPoCサーバXに送られ、PoCサーバXが肯定応答メッセージをPoCクライアントAに送ることになる。
図6は、本発明の第2の実施形態によるPoCサーバの機能を示すフローチャートであり、グループをホストしているPoCサーバによってホストされるグループのメンバを直接招待するのではなく、メンバのリストがグループをホストしているPoCサーバに集められる。第2の実施形態において、サブPoC制御機能は存在せず、従って、第2の実施形態は、集中型解決策と見なすことができる。しかしながら第2の実施形態において、制御レベルは、ネストグループに対する限界値によってカスケードの深さを制限するのに使用される。制御レベルはまた、図2と共に上記で説明された他の目的のためにも使用される。用語「制御レベル」の代わりに、用語「カスケードレベル」を第2の実施形態で同様に使用することができる。
図6は、PoCサーバがグループ通信招待、すなわち後での招待を受け取るステップ601から始まる。理解しやすいように、受信された招待のターゲットアイデンティティは、PoCサーバによってホストされるターゲットアイデンティティに対するものと仮定される。招待に応答して、ステップ602でセッションが既にPoC制御機能を有しているかどうかがチェックされる。これは、例えば既存の「制御役割取得」パラメータの値に基づいてチェックすることができる。PoC制御機能が既に存在している場合、ターゲットアイデンティティを直接招待する代わりに、ターゲットアイデンティティに関する個々のアイデンティティ(又は複数のアイデンティティ)が招待しているPoCサーバに返信される指標を招待が含むかどうかがステップ603でチェックされる。言い換えると、招待がリターンリスト指標RLを含むかどうかがチェックされる。
RLを備えた招待は、例えばINVITE及びOPTIONS要求で実装することができる。従って、RLを備えた招待は、実際には招待リストを収集する問合せとすることができる。
招待がRLを含む場合(ステップ603)、ステップ604で、招待のターゲットアイデンティティがPoCサーバによってホストされるグループであるかどうかがチェックされる。そうでない場合、ターゲットアイデンティティは、個々のアイデンティティであり、ステップ605で招待リストに挿入され、次いでステップ606で招待しているPoCサーバに戻される。言い換えると、招待リストが戻され、招待しているPoCサーバは、招待リストが個々のアイデンティティだけを含むことを認識する。招待リストは、例えば3xx、2xx、又は1xx応答と共に返すことができる。
ターゲットアイデンティティがPoCサーバによってホストされるグループである場合(ステップ604)、ネストグループに対する限界値NLは、ステップ607で見つけられ、制御レベル値CLはステップ608で見つけられる。カスケードレベルを明らかにする制御レベル値は、上述のように招待要求の指標から見つけられる。初期PoCグループをホストしているPoCサーバ、すなわちPoC制御機能を実行している制御PoCサーバは、この実施形態でも制御レベル1を採用し、招待を1に設定された「制御レベル指標」と共に初期グループの「ホストされていない」メンバに送る。
NL及びCLが既知であるときには、これらの値はステップ609で比較される。CLがNLよりも小さい場合、ステップ610でCLはこれに1を加えることによって更新され、次いでステップ611で、RL及び更新CL値を有する招待が、ホストされるグループメンバーリストの各ホストされていないターゲットアイデンティティに送られる。言い換えると、各招待は、アイデンティティ(グループアイデンティティ又は個々のアイデンティティとすることができる)をホストするPoCサーバに招待が経路指定されるターゲットネットワークに転送される。招待を送った後、PoCサーバは、ステップ612で招待応答として招待リストを受信し、ステップ613で、受信された招待リスト及びPoCサーバがホストしているグループメンバーの個々のアイデンティティをその固有の招待リストに追加する。(ホストされている個々のアイデンティティを備えたPoCサーバの固有の招待リストは先に形成しておくことができる。)全ての招待に対する応答が受信されると、PoCサーバは、ステップ606で、このように形成された結合招待リストを招待PoCサーバに返す。
CLがNLより小さくない場合(ステップ609)、空の招待リストが、招待に対する応答としてステップ614で送られる。
招待がRLを持たない場合(ステップ603)、ステップ615で招待のターゲットアイデンティティがPoCサーバによってホストされるグループであるかどうかがチェックされる。そうでない場合、ターゲットアイデンティティは、ステップ616で招待される個々のアイデンティティである。
ターゲットアイデンティティがPoCサーバによってホストされるグループである場合(ステップ615)、ネストグループに対する限界値NLは、ステップ617で見つけられ、制御レベル値CLはステップ618で見つけられる。NL及びCLが既知であるときには、これらの値はステップ619で比較される。CLの値がNLの値よりも小さい場合、CLは、ステップ620で1をこの値に加えることによって更新される。次いで、PoCサーバは、ステップ621で更新されたCL値を有する招待をホストされるグループメンバーリスト上の各ホストされる個々のターゲットアイデンティティに送る。PoCサーバはまた、ステップ611に対応するステップ621で、RL及び更新されたCLを備えた招待をホストされるグループメンバーリスト上の各ホストされていないターゲットアイデンティティに送る。RLを備えた招待を送った後、PoCサーバは、招待応答としてステップ622で招待リストを受信し、ステップ623で、受信された招待リスト上の各個々のターゲットアイデンティティを招待する。
CLがNLより小さくない場合(ステップ619)、招待は、ステップ624でエラー応答を送ることによって拒否される。
セッションがPoC制御機能を持たない場合(ステップ602)、ステップ625で、PoC制御機能を実行するPoCサーバに関する条件をPoCサーバが満たすかどうかがチェックされる。この条件は、図2と共に上述されている。条件が満たされた場合、PoCサーバは、ステップ626でPoC制御機能の実行を開始し、ステップ627で、グループメンバーリスト上の各メンバに招待を送り、制御レベルが1であることを示すための付加的な数字を有する「制御役割取得」パラメータを有するホストされていないメンバに招待を送る。条件が満たされない場合(ステップ625)、招待はステップ628でターゲットネットワークに向けて転送される。
上記から分かるように、第1の実施形態の利点は、各PoCグループセッションが、PoCグループを所有/ホストする全く同じPoCサーバによってホストされる点である。許可データへアクセスし、且つ通常は許可を与える全く同じサーバで許可が与えられるので、これによって、サブ制御PoCサーバによってホストされるPoCセッションへのユーザの追加又はPoCセッショからのンユーザの削除が可能になる。
第2の実施形態において、第1の実施形態と同様に、招待はNL及び/又はCLを含むことができ、或いは含まない場合もある。上述のNL及びCLに関する全ての他の詳細は、第2の実施形態でも有効である。また、リターンリスト指標RLは省略されてもよいが、この場合、招待リストが要求されていることをPoCサーバが認識することに基づき、招待は、NL又はCL、或いは別のパラメータを含むのが好ましい。
図7は、本発明の第2の実施形態による信号送信を示す信号送信図である。図7で使用される実施例は、同じ仮定を備えた図4と同様である。
図7を参照すると、TinaはPoCクライアントAを使用し、ポイント7−1で自分の友人達をPoCグループセッションに招待する。PoCクライアントAは、招待メッセージ7−2を送る。この実施例では、招待する人がネストグループの限界値、すなわちNLを設定するものと仮定する。TinaはNLに対して値2を与え、これはメッセージ7−2に加えられる。ドメインホーム内でグループをホストしているPoCサーバXは、メッセージ7−2を受信し、制御レベル値1を有する制御PoCサーバになる。次いで、PoCサーバXは、ポイント4−3で上述されたのと同じ方法でポイント7−3でmary@homeを招待することでグループメンバーに招待を送り始める。次のメンバtom@foreign1は、NL値2、CL値1、及びRL値「はい」を有するメッセージ7−4をドメインforeign1のPoCサーバYに送ることによって招待される。メッセージ7−4がリターンリスト指標RLを含み、ターゲットアイデンティティ、すなわちtom@foreign1が、PoCサーバYによってホストされるグループでないので、PoCサーバYは、ポイント7−5でターゲットアイデンティティを招待リストに挿入し、メッセージ7−6で招待リストを送る。ステップ7−6aで、PoCサーバXは、NL、CL、及びRLを使用することなくtom@foreign1を招待する。言い換えると、招待メッセージは、メッセージ7−4に似ているが、NL、CL、及びRLが存在しない。次にPoCサーバXは、NL値2、CL値1、及びRL値「はい」を有するメッセージ7−7をドメインforeign1のPoCサーバYに送ることによって最後のメンバtoms−friends@foreign1を招待する。
或いは、PoCサーバYは、ポイント7−5でターゲットアイデンティティ(tom@foreign1)を招待し、実装とCL、NL、及びRLの値(例えばCL=1の場合)とに応じてメッセージ7−6で肯定応答を送ることができる。次にPoCサーバXは、ステップ7−6aでどのようなメッセージも送る必要はない。
ターゲットアイデンティティがPoCサーバYによってホストされるグループであり、CL値がNL値よりも小さいので、PoCサーバYは、招待リストにポイント7−8でanne@foreign1を挿入することによって、制御レベル2を有する招待リストを収集する。次に、PoCサーバYは、NL値2、CL値2、及びリターンリスト指標RLを備えたメッセージ7−9をドメインforeign2のPoCサーバZに送ることによって、第2のメンバmaria@froeign2を招待する。メッセージ7−9に含まれるRL及びターゲットアイデンティティは、PoCサーバZによってホストされるグループではないが個々のアイデンティティであるので、PoCサーバZは、ポイント7−10で招待リストにターゲットアイデンティティmaria@foreign2を挿入し、招待リストをメッセージ7−11でPoCサーバYに送る。
次に、PoCサーバYは、NL値2、CL値2、及びリターンリストRL指標を有するメッセージ7−12をドメインforeign2のPoCサーバZに送ることによって最後のメンバmarias−friends@foreign2を招待する。ターゲットアイデンティティはPoCサーバZによってホストされるグループであるが、CL値はNL値より小さくないので、グループアイデンティティは拡張されない。従って、Jack、Harry、及びHarryの友人達は招待されないが、代わりに空招待リストがメッセージ7−13でPoCサーバYに送られ、次いで、PoCサーバYは、その招待リストに受信された招待リストをポイント7−14で付加し、メッセージ7−15にこのようにして形成され結合された招待リストをPoCサーバXに送る。リストの受信に応答して、PoCサーバXは、ポイント7−16でNL、CL、及びRLなしのターゲットアイデンティティを招待する。招待に対する応答を受信した後、PoCサーバは、肯定応答メッセージ7−17をPoCクライアントAに送る。
或いは、ポイント7−5で上述されたように、PoCサーバYは、ポイント7−8でターゲットアイデンティティ(anne@foreign1)を招待することができ、実装とCL、NL、及びRLの値(例えば、CL=1である場合)とに応じて新しいメッセージで肯定応答を送ることができる。次にPoCサーバXは、ステップ7−16又はそれより前にanne@foreign1を招待できる。
本明細書では明確に説明していないが、上記の図5で例証された実装原理は、本発明の第2の実施形態にも適用可能であることは当業者には明らかである。
上記から分かるように、第2の実施形態の利点は、フロア制御を処理する制御PoCサーバすなわち第1PoCサーバが全ユーザを招待するので、フロア制御が簡単になる点である。PoCセッションにユーザを追加し、又はPoCセッションからユーザを削除するために、通常はPoCグループを所有しているPoCサーバだけがグループの許可データへアクセスするので、GLMS(許可データを含む)と制御PoCサーバ間のインターフェイスが必要となる。
本発明の第3の実施形態において、PoCサーバは、PoC制御機能が既に存在している状況において、ホストされるグループに向けられた招待の受信に応答してサブPoC制御機能をサポートするかどうかを識別するように構成されている。PoCサーバがサブPoC制御機能をサポートする場合には、PoCサーバは第1の実施形態に従って動作する。PoCサーバがサポートしない場合には、PoCサーバは、第2の実施形態に従って動作する。PoCサーバが第2の実施形態に従って動作する場合、カスケードにおける下流側の以下のPoCサーバの全て(すなわち、現在のPoCサーバの制御レベルよりも大きな「制御レベル」を備え、このPoCサーバから送られた要求を受け取るPoCサーバ)はまた、サブPoC制御機能をサポートする場合にも第2の実施形態に従って動作しなければならない。従って、第2の実施形態に従って動作する第1PoCサーバにより送られた招待並びに更なる招待は、グループのメンバを招待する代わりに、ホストしているPoCサーバがグループのメンバのリストを戻したことを知らせる指標を含む。「第2の実施形態」の特徴の指標(すなわち、直接招待する代わりにメンバのリストを求める)は、OPTIONS方法でSIPプロトコルにおいて実装することができ、その後で、メンバーリストが、例えば200 OK又は300多重選択などの1xx、2xx、又は3xx応答メッセージで戻されることになる。
第3の実施形態の基本原理が図8に示されている。図8は、ステップ801でセッションがPoC制御機能を有することを示す招待が受信されたときに開始する。次いで、PoCサーバは、ステップ802で招待が要求リストRLなどの「第2の実施形態」の指標を有するかどうかをチェックする。指標がある場合、PoCサーバは、ステップ803で第2の実施形態に従って動作する。招待が「第2の実施形態」の指標を持たない場合(ステップ802)、PoCサーバがサブPoC制御機能を利用することができるかどうかをステップ804でチェックする。例えば、サブPoC制御機能がPoCサーバによってサポートされないか、或いはPoCサーバの利用可能な容量が使用を許可されないので、PoCサーバはサブPoC制御機能を利用することができない可能性がある。サブPoC制御機能を使用することができる場合(ステップ804)、PoCサーバは、ステップ805で第1の実施形態に従って動作する。サブPoC制御機能を使用できない場合(ステップ804)には、PoCサーバは、ステップ803で第2の実施形態に従って動作する。必然的に、招待がPoCサーバによってホストされる個々のアイデンティティに対するものである場合、サブPoC制御機能がサポートされるかどうかのチェックはスキップすることができる。
本発明の更に別の実施形態において、PoCサーバは、サブ制御PoCサーバとして機能する代わりに、第2の実施形態に従って動作するよう決定することができる。この決定は、招待が送られるとき(招待がRL=「はい」を含むとき)に行うことができ、或いは受信された招待に対する応答として招待リストを送ることによって行うことができる。この実施形態によるPoCサーバは、1つ又はそれ以上の基準を含むことができ、この基準に基づいて決定を行うことが可能である。基準は、負荷、能力などに関連することができる。
本発明の更に別の実施形態において、第2の実施形態に基づく実施形態はデフォルトである。この実施形態において、招待にはRLは必要とされない。
本発明の更に別の実施形態において、RLのない招待又は招待/OPTIONSメッセージは、招待リストが要求されていることを示すが、拡張パラメータ(又は対応するパラメータ)を有するメッセージは、サブPoC制御機能が要求されていることを示す。
理解しやすいように、ホストされるグループのメンバがPoCサーバによってホストされる別のグループを含む場合に、本発明によるPoCサーバがどのように機能するかを上記では説明されていない。構成によっては、PoCサーバは、メンバーリスト内のホストされるグループをホストされないアイデンティティとしてみなし、すなわち招待をこのグループ(すなわちこれ自体に)に送ることができ、或いはCL及びNLを利用する場合としない場合のいずれかで図9で以下に説明されるように動作することができる。
図9は、ホストされるグループのメンバをPoCサーバが通過する場合の本発明によるPoCサーバの機能を示す。この機能は、上記で説明されている実施形態と共に用いることができるが、必須ではない。図9に示されるこの機能はまた、上記の実施形態が用いられない場合、例えば分離されたシステムにおいて、或いは「本発明の背景」の部分で上記で説明された解決策を用いても利用することができる。図9によって示される機能は、上述の制御レベル及びネストグループに対する限界値NLを利用し、カスケードの深さ(すなわち、ネストグループの深さ)を制限する。用語「制御レベル」の代わりに、用語「カスケードレベル」を同様に使用することができる。ネストグループに対する限界値を使用する利点は、上記に説明されている。更に、図9の機能を実装するPoCサーバは、招待を自己に送ることを防ぐ。これは、グループメンバーがPoCサーバによってホストされるグループであるかどうかをチェックすることなく、該PoCサーバが各グループメンバーに招待を送る場合に生じる可能性がある。
図9は、PoCサーバが招待を受信した後に始まり、ここでターゲットアイデンティティは、PoCサーバによってホストされるグループであり、招待は、セッションが既にPoC制御機能を有していることを示す。ホストされるグループの処理は、上述のようにネストグループに対する限界値NLを見つけることによりステップ901で始まる。次いで、ステップ902で、カスケードレベルを明らかにする制御レベル値CLが、上述のように招待要求の指標から見つけられる。招待の制御レベル値の代わりに、或いは招待が制御レベル値を含まない場合に、1又はゼロのような事前設定制御レベル値を使用することができ、すなわちステップ902に見ることができる。
NL及びCLが既知であるときには、これらの値はステップ903で比較される。CLがNLより小さくない場合、カスケードレベルが達成されており、「空」がステップ904で返される。「空」を返すことによって、図9で説明された機能は、返されるべき全グループメンバーが返ったこと、及び図9で説明された機能が完了したことをPoCサーバすなわちPoCサーバの他の機能に対して示す。
CLがNLよりも小さい場合(ステップ903)、当該グループのメンバが、ステップ905で対応するCLを有する(又はCLに対する指標を有する)一時的な「チェックリスト」に追加され、処理されるのを待機する。メンバを通過するためには、1つのメンバがステップ906で処理されるべきチェックリストから取られる。次いでステップ907で、メンバのアイデンティティが、PoCサーバによってホストされるグループアイデンティティであるかどうかがチェックされる。アイデンティティがホストされるグループアイデンティティである場合には、アイデンティティに対応するCLは、ステップ908でこれに1を加えることによって更新され、その後、更新されたCLは、ステップ909でNLと比較される。CLがNLよりも小さい場合、この機能は、ステップ905でこのホストされるグループアイデンティティのメンバをチェックリストに追加することで続く。このとき、対応するCLは更新されたCLである。
更新されたCL(ステップ909)がNLより小さくない場合、グループアイデンティティは拡張されず、すなわちグループメンバーは、グループ通信に招待されない。その代わりに、ステップ910でチェックリストが空かどうか、すなわちチェックリストにいずれかの未処理のグループメンバーが残っているかどうかがチェックされる。チェックリストが空である場合、全ての可能性のあるメンバは処理されており、「空」が返される(ステップ904)。
チェックリストが空でない場合(ステップ910)、機能は、処理されるべき1つのメンバを取ることによってステップ906に続く。
メンバがPoCサーバによってホストされるグループアイデンティティでない場合(ステップ907)、機能は、ステップ911でメンバのアイデンティティを返し、ステップ910でチェックリストが空であるかどうかをチェックすることによって続く。ステップ911で返されたアイデンティティは、PoCサーバによってホストされる個々のアイデンティティ、又は別のPoCサーバによってホストされるアイデンティティとすることができ、すなわちこれは、個々のアイデンティティ又はグループアイデンティティとすることができる。(他のPoCサーバによってホストされるグループを含むグループを形成することが許容される場合は後者のみ。)少なくともアイデンティティがPoCサーバによってホストされる個々のアイデンティティではない場合に、対応するCLは、ステップ911でアイデンティティと共に戻されるのが好ましい。その後、この対応するCLは、当該アイデンティティがグループに加わるよう招待されたときに追加することができる。
図9で説明された機能が上述の実施形態で実装される場合に、重複ステップが二度は実行されないことは当業者には明らかである。
ドメイン2の全アイデンティティをホストしているPoCサーバZのような、ドメインの全アイデンティティをホストしている1つのドメインにつき唯一のPoCサーバが存在することは上記で仮定されている。しかしながら、各々がドメインの幾つかのアイデンティティをホストしている1つのドメイン当たりの2つ又はそれ以上のPoCサーバが存在する場合に本発明を実装する方法は、当業者には明らかである。例えば、ドメインforeign2は、ターゲットアイデンティティmaria@foreign2をホストしているPoCサーバZ1、及びターゲットアイデンティティmarias−friends@foreign2をホストしているPoCサーバZ2を有することができる。
上記では、PoC制御機能の制御レベルが1であるか、或いは初期グループのカスケードレベルが1であり、更に後で増大すると仮定されているが、ネストグループに対する限界値NLを開始制御レベル又はカスケードレベルとして設定し、次いでこれがゼロになる(又は別の所与の限界値に達する)まで段階的に減少させることにより、本発明を適用することができることは当業者には明らかである。初期グループの制御レベル又はカスケードレベルは負であることができ、更に所与の限界値に達するまで増大されることも明らかである。これら、並びに上記で開示された比較は、CLとNLの比較に関する事前に定められた定義の種々の実施例である。制御レベル又はカスケードレベルは比較を行う前に更新することができる点も明らかである。
本発明は、制御レベルをカスケード限界値又はカスケードレベルとして用いる実施形態と共に上記で説明されているが、カスケード限界値を有することなく本発明を実装する方法は当業者には明らかである。例えば、ステップ305、307、及び311は、第1の実施形態ではスキップすることができ、ステップ307での答えが「はい」であった場合にプロセスは続行し、他の目的に使用されない限り招待メッセージでNLを定義し、及び/又はCLを送信する必要はない。エンドレスのカスケードの場合でも、グループメンバーは、グループのメンバを見つると同時に前のグループの既に見つけられたメンバに招待が送られるので、グループに加わるよう招待される。
値を有する上述のパラメータNL、CL、及びRLの1つ又はそれ以上はまた、バイナリ表示とすることができる。これらの1つ又はそれ以上は、SIPヘッダ、SIP P−ヘッダ、要求本体、URI−パラメータ、ヘッダパラメータ、トークンなどにおけるものとすることができる。
通信システムは、例えば、種々の仕様のリリースに従って構築されることに起因する種々の能力を備えたPoC機能、PoCサーバ、及び/又はPoCクライアントを含むことができる。PoCサーバなどのネットワーク要素、又はPoCクライアントのようなユーザ装置が、CL又はNLなどの上述の拡張を理解するように構成されていない場合には、要求で受け取った拡張は単に無視される。
本発明は、グループが既定又は事前定義のPoCグループのいずれかであるものと仮定して上記で説明してきた。しかしながら、アドホックPoCグループセッションも設定することができ、ユーザ/グループをアドホックPoCグループセッションに加わるように招待することができる。この場合、PoCクライアントは、招待の本体で運ばれるURI−リストと共にカンファレンス−ファクトリURIに向けられたINVITE要求などの招待を送ることができる。URI−リスト(使用される実際のフォーマットは本発明に対する有意性を持たないので、以下はコンテンツを示すが、実際のフォーマットではない)は、例えばanne@home.net;peter@foreign.net;anns−friends@foreign.net;peters−friends@foreign.net;susan@home.netのようなものとすることができる。URI−リストの他の実施例は、インターネット草案「draft−ietf−sipping−uri−list−conferencing−01.txt」に見ることができる。例えば、事前に設定されたセッションの場合には本体でURI−リストを運ぶREFER要求を使用することができる。実施例は、インターネット草案「draft−ietf−sipping−multiple−refer−00.txt」に見ることができる。使用される招待方法及び招待要求は、実際の発明には関連しないことを理解されたい。従って、アドホック招待方法は図面では説明していないが、「tinas−friends@home」などの簡単な招待が使用される。上述の招待は、PoCクライアントがユーザ/グループを招待する方法の例証に過ぎず、本発明はまた、(初期)招待が別の方法で行われる場合にも適用可能である。
上記には説明していないが、本発明はまた、一般的な会議環境にも適用できる。上述のPoCグループセッションは、実際には会議の実施に過ぎず、同様にPoCグループセッションアイデンティティ/URIは、会議URIの実施例であり、PoCクライアントは、会議に接続するのに使用されるユーザ装置の実施例である。
上述の本発明は、グループトランザクション、すなわちネストグループ又はリストがセッションセットアップなしで必要とされる場合にも使用することができることは当業者には明らかである。この種の状況の実施例は、1つ又はそれ以上のグループをメンバとして有するグループにインスタントメッセージが送られる場合である。これらのグループアイデンティティは、上述のPoCサーバに対応するグループリスト(管理)サーバ、又はリソースリストサーバRLS、又は同様のものにおいてホストすることができる。
上述の本発明は他の種類の要求でも使用することができることは、当業者には明らかである。例えば、本発明は、インスタントメッセージ、「蓄積転送」メッセージ、及びセッション生成メッセージなどの種々の種類のメッセージ要求で使用することができる。このようなメッセージ要求の実施例は、メンバとして1つ又はそれ以上のグループを有するグループに送られるインスタントメッセージ要求である。これらのグループアイデンティティは、上述のPoCサーバに対応するグループリスト(管理)サーバ又はリソースリストサーバRLS又は同様のものでホストすることができる。「蓄積転送」メッセージは、インスタントメッセージのようなものであるが、これらは通常、メッセージを受信者が直ちに受信するか、又は直ぐ連絡可能でない場合は後で受信したことを確認するために記憶される。セッション生成メッセージは、ベアのトランザクションではないが、セッション、ダイアログ、又は同様のものを生成する。セッション生成メッセージを使用することができる実施例は、チャットセッションである。
図3から9に示されたステップ及び信号送信メッセージは、絶対的な時間順ではなく、ステップの幾つかは、同時に、或いは所与の順序とは異なって実行することができる。他の機能もまた、ステップ間又はステップ内で実行することができる。またステップの幾つか又はステップの一部を省くことができる。信号送信メッセージは、単に例証に過ぎず、同じ情報を送信するための幾つかの別個のメッセージを含むことができる。更に、メッセージも他の情報を包含することができる。メッセージはまた、自由に組み合わせ、或いは幾つかの部分に分割することができる。更に、メッセージの名前は、上述の名前とは異なる場合があり、プロトコルはSIP以外のものである可能性がある。ネットワーク構造に応じて、種々の機能がその間で分割される他のネットワークノードは、データ送信及び信号送信に参加することができる。
本発明の機能を実装する通信システム、ユーザ装置、及びグループ通信サーバは、従来技術の手段だけではなく上述の機能の1つ又はそれ以上を提供する手段をも含む。本グループ通信サーバは、本発明に従う機能で利用できるプロセッサ及びメモリを含む。本発明を実装するのに必要な全ての修正及び構成は、付加又は更新されたソフトウェアルーチン、アプリケーション回路(ASIC)、及び/又はEPLD(電気的プログラム可能論理デバイス)及びFPGA(書替え可能ゲートアレイ)などのプログラム可能回路として実装できるルーチンとして実行することができる。
技術が進歩するにつれて、本発明の概念は種々の方法で実装することができることは当業者には明らかであろう。本発明及びその実施形態は、上述の実施例に限定されず、請求項の範囲内で変更することができる。
グループ通信サービスを提供する通信システムの一般的なアーキテクチャの実施例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による種々の制御機能を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるPoCサーバの機能を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による信号送信を示す信号送信図である。 本発明の第1の実施形態による信号送信を示す信号送信図である。 本発明の第2の実施形態によるPoCサーバの機能を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による信号送信を示す信号送信図である。 本発明の第3の実施形態を示すフローチャートである。 PoCサーバの機能を示すフローチャートである。
符号の説明
1−11 PoCクライアント
1−12 アクセス
1−13 コア
1−14 GLMS
1−15 PoCサーバ
1−25 PoCサーバ
2−11 PoC制御機能
2−12 サブPoC制御機能
2−13 サブPoC制御機能
2−2 PoC参加機能
2−3 PoCクライアント機能

Claims (18)

  1. グループメンバーリストが個々のアイデンティティとグループアイデンティティの両方を収容することが可能なグループ通信サービスを提供する通信システムにおいて、グループ通信に加わるようにグループメンバーを招待する方法であって、前記方法が、
    第1サーバにおいて、該第1サーバによってホストされる第1ターゲットアイデンティティへの招待を受け取る段階と、
    第2ターゲットアイデンティティを収容したグループメンバーリストを有するグループアイデンティティである前記第1ターゲットアイデンティティに応じて、前記第1サーバによってホストされない各第2ターゲットアイデンティティへ招待を送る段階と、
    を含み、
    前記招待は前記第2ターゲットアイデンティティをホストしている第2サーバに送られることを特徴とする方法。
  2. グループメンバーリストが個々のアイデンティティとグループアイデンティティの両方を収容することが可能なグループ通信サービスを提供する通信システムにおいて、グループ通信に加わるようにグループメンバーを招待する方法であって、前記方法が、
    第1サーバにおいて、該第1サーバによってホストされる第1ターゲットアイデンティティへの招待を受け取る段階と、
    第2ターゲットアイデンティティを収容したグループメンバーリストを有するグループアイデンティティである前記第1ターゲットアイデンティティに応じて、前記第1サーバによってホストされない各第2ターゲットアイデンティティに対して招待を送る段階と、
    を含み、
    前記招待は前記第1サーバに前記第2ターゲットアイデンティティのメンバーリストを提供するよう要求し、前記招待は前記第2ターゲットアイデンティティをホストしている第2サーバに送られ、
    前記方法が更に、
    前記第2サーバからの前記メンバーリストの受け取りに応じて、前記メンバーリストの各メンバを招待する段階と、
    を含む方法。
  3. グループアイデンティティである前記招待のターゲットアイデンティティに応じて、ネストグループに対する限界値を前記招待で示されたカスケード値と比較する段階と、
    前記限界値と前記カスケード値との間の差が事前に定義された範囲内である場合にのみ、前記第2ターゲットアイデンティティに前記招待を送る段階と、
    を更に含む請求項1又は2に記載の方法。
  4. グループメンバーリストは個々のアイデンティティ及びグループアイデンティティの両方を収容することが可能なグループ通信サービスを提供する通信システムにおいて、グループ通信に加わるようにグループメンバーを招待する方法であって、前記方法は、
    第1サーバにおいて、該第1サーバによってホストされるターゲットアイデンティティへの招待を受け取る段階と、
    メンバーリストを提供する必要がある旨の指標を収容した前記招待に応じて、前記ターゲットアイデンティティによってカバーされる前記アイデンティティを収容するメンバーリストを送る段階と、
    を含む方法。
  5. グループアイデンティティである前記招待のターゲットアイデンティティに応じて、ネストグループに対する限界値を前記招待で示されたカスケード値と比較する段階と、
    前記限界値と前記カスケード値との差が事前に定義された範囲内である場合にのみ前記メンバーリストを送る段階と、
    を更に含む請求項4に記載の方法。
  6. 通信システムにおいてグループメンバーリストが個々のアイデンティティとグループアイデンティティの両方を収容することが可能なグループ通信サービスを提供する方法であって、
    グループ通信に関する招待を受け取る段階と、
    グループアイデンティティである前記招待のターゲットアイデンティティに応じて、ネストグループに対する限界値をカスケード値と比較する段階と、
    前記限界値と前記カスケード値との差が事前に定義された範囲内である場合にのみ前記グループメンバーリスト上で前記アイデンティティを見つける段階と、
    を含む方法。
  7. 前記グループメンバーリスト上のホストされるグループアイデンティティに応じて、
    前記カスケード値を更新する段階と、
    ネストグループに対する限界値と前記カスケード値を比較する段階と、
    前記限界値と前記カスケード値との差が事前に定義された範囲内である場合にのみ前記ホストされるグループアイデンティティのグループメンバーリスト上で前記アイデンティティを見つける段階と、
    を更に含む請求項6に記載の方法。
  8. グループ通信サービス機能を提供するネットワークサーバであって、前記ネットワークサーバは、サブ制御グループ通信サービス機能を含むことを特徴とするネットワークサーバ。
  9. 前記ネットワークサーバは、
    グループ通信に関する招待の受け取りに応じて、前記グループ通信用の制御グループ通信サービス機能が存在することを前記招待が示すかどうかをチェックし、
    制御グループ通信サービス機能が存在することに応じて、ネストグループに対する限界値を前記招待によって示されたカスケード値と比較し、
    更に、
    前記限界値と前記カスケード値との差が事前に定義された範囲内である場合にのみ前記サブ制御グループサービス機能を起動することによってサブ制御グループ通信サーバになる、
    ように構成されていることを特徴とする請求項8に記載のネットワークサーバ。
  10. 前記ネットワークサーバが、サブ制御グループ通信サーバになることに応じて、
    前記カスケード値を更新し、
    前記更新されたカスケード値を前記グループメンバーへの招待に加え、
    前記招待を送る、
    ように構成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のネットワークサーバ。
  11. 前記ネットワークサーバが更に、制御グループ通信サービス機能を含み、制御グループ通信サービス機能が存在しないことに応じて、
    前記制御グループサービス機能を起動することによって制御グループ通信サーバになり、
    前記グループ通信に加わるよう前記グループメンバーを招待する、
    ように構成されていることを特徴とする請求項8、9、又は10に記載のネットワークサーバ。
  12. グループメンバーリストが個々のアイデンティティとグループアイデンティティの両方を収容することが可能なグループ通信サービスを提供するネットワークサーバであって、
    グループアイデンティティであるグループに関する受け取られた招待のターゲットアイデンティティに応じて、ネストグループに対する限界値とカスケード値を比較し、
    前記限界値と前記カスケード値との差が事前に定義された範囲内である場合にのみ前記グループアイデンティティのグループメンバーリスト上で前記アイデンティティを見つける、
    ように構成されていることを特徴とするネットワークサーバ。
  13. 前記ネットワークサーバは、別のネットワークサーバからの招待の受け取りに応じて、前記比較を実行するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載のネットワークサーバ。
  14. 前記ネットワークサーバは、前記招待の送信者に基づいて前記カスケード値を推測するように更に構成されていることを特徴とする請求項12又は13に記載のネットワークサーバ。
  15. 前記ネットワークサーバは、前記招待が収容していたカスケード値を使用するように更に構成されていることを特徴とする請求項12又は13に記載のネットワークサーバ。
  16. 前記ネットワークサーバは、前記招待が収容していたネストグループに対する限界値を使用するように更に構成されていることを特徴とする請求項12、13、又は14に記載のネットワークサーバ。
  17. 前記ネットワークサーバは、ネストグループに対するプリセットデフォルト限界値を使用するように構成されていることを特徴とする請求項12、13、又は14に記載のネットワークサーバ。
  18. グループ通信サービスをサポートするユーザ装置であって、該ユーザ装置は、グループ通信招待にネストグループに対する限界値を加えるように構成されているユーザ装置。
JP2007508923A 2004-04-23 2005-04-25 グループ招待 Pending JP2007534247A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI20040576A FI20040576A0 (fi) 2004-04-23 2004-04-23 Ryhmälutsu
FI20040594A FI20040594A0 (fi) 2004-04-27 2004-04-27 Ryhmäkutsu
PCT/FI2005/050132 WO2005104594A1 (en) 2004-04-23 2005-04-25 Group invitation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007534247A true JP2007534247A (ja) 2007-11-22

Family

ID=35197381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007508923A Pending JP2007534247A (ja) 2004-04-23 2005-04-25 グループ招待

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20070208809A1 (ja)
EP (1) EP1757136A1 (ja)
JP (1) JP2007534247A (ja)
KR (1) KR20070004103A (ja)
AU (1) AU2005236965A1 (ja)
WO (1) WO2005104594A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090170511A1 (en) * 2005-07-04 2009-07-02 Yoshihiko Takei Group network forming method and group network system
KR20070014482A (ko) * 2005-07-28 2007-02-01 삼성전자주식회사 PoC 그룹 세션의 재초청 방법 및 그 시스템
DE102005037569B4 (de) * 2005-08-09 2011-03-03 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Vergeben eines Kommunikationsrechts, Kommunikationskonferenz-Sitzung-Server und Kommunikationskonferenz-Sitzung-Server-Anordnung
MX2008003177A (es) * 2005-10-13 2008-03-18 Ericsson Telefon Ab L M Metodo y aparato para manejar invitaciones a una sesion de comunicacion de multiples usuarios.
KR101278323B1 (ko) * 2005-11-23 2013-06-25 삼성전자주식회사 PoC 시스템에서 애드 혹 PoC 세션 개설을 위한방법과 단말장치 및 그 시스템
KR101225403B1 (ko) 2005-12-12 2013-01-22 삼성전자주식회사 PoC 시스템에서 PoC 그룹 세션 개설을 위한 방법과단말기 및 그 시스템
JP2009522830A (ja) * 2005-12-28 2009-06-11 ヴァントリックス コーポレーション マルチメディアセッションのためのマルチユーザリアルタイムトランスコーディングシステムおよび方法
KR101177948B1 (ko) * 2006-01-13 2012-08-28 삼성전자주식회사 PoC 시스템에서 미디어 전송 시간 정보 제공을 위한단말 장치 및 방법과 미디어 전송 시간 정보 제공을 위한PoC 시스템
US8015247B1 (en) 2006-05-24 2011-09-06 Aol Inc. Joint communication sessions
US20080005232A1 (en) * 2006-06-28 2008-01-03 Hui Feng Enhanced group advertisement to allow rejection and receive group member details
US8019383B2 (en) * 2007-01-17 2011-09-13 Nokia Corporation Techniques to increase coverage of push-to-talk wireless networks
EP2189017A4 (en) * 2007-09-10 2014-01-22 Ericsson Telefon Ab L M SIMPLIFIED RADIO BROADCAST FOR GROUP COMMUNICATION
US7865563B2 (en) * 2008-08-28 2011-01-04 Brian Scott Moudy Persisting a group in an instant messaging application
GB0819312D0 (en) * 2008-10-21 2008-11-26 Nokia Siemens Networks Oy Active session search
KR101590365B1 (ko) * 2009-04-10 2016-02-01 삼성전자주식회사 특정 조건을 만족할 때 세션을 개설하기 위한 시스템 및 방법
CN102377763A (zh) * 2010-08-25 2012-03-14 腾讯科技(深圳)有限公司 邀请信息推送方法和系统
US9356987B2 (en) 2012-10-09 2016-05-31 Vantrix Corporation System and method for optimizing a communication session between multiple terminals involving transcoding operations
US10148710B2 (en) * 2013-11-27 2018-12-04 At&T Intellectual Property I, L.P. Method, computer-readable storage device and apparatus for establishing persistent messaging sessions
US9769225B2 (en) * 2014-01-30 2017-09-19 Motorola Solutions, Inc. Method and apparatus for coordinating an operation of multiple mobile devices in a group call
US10587698B2 (en) * 2015-02-25 2020-03-10 Futurewei Technologies, Inc. Service function registration mechanism and capability indexing
CN104811473B (zh) * 2015-03-18 2018-03-02 华为技术有限公司 一种创建虚拟非易失性存储介质的方法、系统及管理系统
CN105099876A (zh) 2015-06-26 2015-11-25 阿里巴巴集团控股有限公司 团体用户的资料管理及即时通讯群组的维护方法、装置
US11397708B2 (en) 2017-02-17 2022-07-26 Nokia Technologies Oy Voting-consensus distributed ledger
KR102507608B1 (ko) * 2022-06-29 2023-03-08 이승화 Did를 통해 비식별성을 확보한 멀티미디어 커뮤니케이션의 세션 생성 시스템 및 방법

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9323329D0 (en) * 1993-11-11 1994-01-05 Philips Electronics Uk Ltd Communications system
US5668860A (en) * 1995-11-16 1997-09-16 Lucent Technologies Inc. Call screening at a hierarchical switch based on organizational membership of the parties
US6115613A (en) * 1997-07-02 2000-09-05 Telefonaktiebolaget L M Ericsson System and method for providing telephone service to each member of a group of radio telephone subscribers
GB2368493B (en) * 2000-10-23 2003-02-26 Motorola Israel Ltd Access permissions for group calls
US7408948B2 (en) * 2001-04-17 2008-08-05 Nokia Corporation Packet mode speech communication
US6999783B2 (en) * 2001-11-01 2006-02-14 Nokia Corporation Method for creating a dynamic talk group
US7184790B2 (en) * 2002-04-02 2007-02-27 Dorenbosch Jheroen P Method and apparatus for establishing a talk group
US7512788B2 (en) * 2002-12-10 2009-03-31 International Business Machines Corporation Method and apparatus for anonymous group messaging in a distributed messaging system
US7231223B2 (en) * 2002-12-18 2007-06-12 Motorola, Inc. Push-to-talk call setup for a mobile packet data dispatch network
US7480723B2 (en) * 2003-04-08 2009-01-20 3Com Corporation Method and system for providing directory based services
US9015338B2 (en) * 2003-07-23 2015-04-21 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for suppressing silence in media communications
US20050031109A1 (en) * 2003-08-05 2005-02-10 Fernandez Christopher Lawrence Group communication system
FI20041169A0 (fi) * 2004-09-08 2004-09-08 Nokia Corp Ryhmäpalveluiden ryhmätiedot

Also Published As

Publication number Publication date
AU2005236965A1 (en) 2005-11-03
US20070208809A1 (en) 2007-09-06
WO2005104594A1 (en) 2005-11-03
EP1757136A1 (en) 2007-02-28
KR20070004103A (ko) 2007-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007534247A (ja) グループ招待
JP4981027B2 (ja) プッシュツートークオーバーセルラー網のメディア格納サービス実行方法及びそのシステム
JP4865803B2 (ja) PoCシステムにおけるアドホックPoCセッション開設のための方法、端末装置、及びそのシステム
JP5318243B2 (ja) PoCシステムにおけるマルチメディア通信サービスのための発言権管理システム及びその方法並びに端末装置
KR101225403B1 (ko) PoC 시스템에서 PoC 그룹 세션 개설을 위한 방법과단말기 및 그 시스템
EP1708455A1 (en) Method and system for transmitting information of respondent participating in push-to-talk over cellular network session
US20060230168A1 (en) Method and system for establishing ad-hoc session in push-to-talk over cellular network
JP5522855B2 (ja) PoCセッションにおける発言権管理規則の伝達、適用方法、及びこれを実現するためのシステム
US20070189203A1 (en) Method and system for adding clients in push-to-talk over cellular network
JP2010539734A (ja) マルチメディア通話サービスを遂行するためのマルチメディアPoCセッション開設及び管理システムとその方法及びユーザー端末
KR101322990B1 (ko) Pt 서비스의 자동 응답 모드에서의 프라이버시 확보 방법
CN1965604A (zh) 群邀请

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090119

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090420

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091005