JP4249205B2 - 温水プラグ用保護キャップ - Google Patents
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Description
温水コンセント(3)には、壁を介して室外機から延びる一対の室外側温水配管(図示せず)の先端部に連通する一対の温水接続口(31)(32)が室内側に開放している。又、温水接続口(31)(32)の間には、前記室外機から延びるリモコンケーブル(図示せず) に電気接続される電気接続部(33a)(33b)(33c)が突設されていると共に、その下方には、後述する温水プラグ(2)のロックレバー(20)が係合する係合孔(30)が開口している。
尚、温水接続口(31)(32)に続く流路にも同様な弁機構が内蔵されており、プラグ筒(21)(22)が温水接続口(31)(32)内に所定深さ挿入されると、弁体が開弁する。弁体の各々が開弁すると、プラグ筒(21)(22)の流路が温水接続口(31)(32)に続く流路に連通する。温水接続口(31)(32)からプラグ筒(21)(22)を引き抜くと、プラグ筒(21)(22)はバネ(39)の付勢力により弁体(18)が閉弁する。
保護キャップ(5)は、樹脂やゴム等の弾性材料からなり、保護筒(25)の開放端を閉塞する閉塞板(50)の内周面から、前記プラグ筒(21)(22)に、第1、第2Oリング(27)(28)を介して密に外嵌する一対のプラグキャップ(51)(52)が内方に突設されている。
尚、特許文献1の特開2000−179873号公報には、プラグ筒(21)(22)とプラグキャップ(51)(52)との間の気密空間(S)内の圧力上昇を防止するために、水が漏れない程度の空気逃がし孔を設けることが開示されているが、このような空気逃がし孔は製作が困難であると共に、すぐに目詰まりを起こし、機能しなくなるといった問題がある。
前記プラグキャップを前記プラグ筒に外嵌させたとき、前記プラグキャップの内周面のうち、前記厚肉部のみが前記プラグ筒の前記気密部材に圧接可能に設定されていると共に、
前記プラグキャップの前記プラグ筒への装着完了時に、前記厚肉部が前記気密部材にちょうど圧接するように、前記厚肉部の形成位置及び前記気密部材の装着位置がそれぞれ設定されている』ことである。
上記解決手段は次のように作用する。
プラグ筒をプラグキャップに差し込んでいく途中の段階では、プラグキャップの内周面の一部分に形成した厚肉部とプラグ筒の外周面との間の気密性は確保されないから、プラグキャップ内に密閉空間は形成されず、プラグキャップ内の圧力が上昇することはない。そして、プラグ筒がプラグキャップに最終差込位置まで差し込まれた、プラグキャップの装着完了時点で、前記厚肉部は前記気密部材にちょうど圧接してプラグキャップ内の気密状態を確保するように設定されている。このように、プラグキャップのプラグ筒への装着完了時にプラグキャップ内の気密状態が確保される構成としたから、プラグキャップ内の圧力の上昇はほとんど見られない。
本温水プラグ用保護キャップには、前記プラグ筒が前記プラグキャップに最終差込位置まで差し込まれると同時に、前記可動係合片が係合可能な係合凸部が設けられ、
前記可動係合片の前記係合凸部への係合は前記操作部の操作によって解除可能とした』ものである。
このものは、温水プラグ用保護キャップに、温水プラグに突設されている可動係合片が係合可能な係合凸部を設ける構成であり、前記プラグ筒が前記プラグキャップに最終差込位置まで差し込まれると同時に、前記可動係合片が係合凸部に係合するように設定されている。これにより、プラグキャップのプラグ筒への装着に伴って、プラグキャップ内の閉空間の圧力が上昇して、プラグキャップが取り外される方向に押されていっても、前記可動係合片が係合凸部に係合している限り、プラグキャップがプラグ筒から外れることはない。又、温水プラグに設けられている操作部を操作することにより、可動係合片の係合凸部への係合を解除して、保護キャップを取り外すことができる。
尚、請求項1から請求項3に係る発明のいずれかと、請求項4に係る発明を同時に実施することも可能であり、この場合、プラグキャップのプラグ筒への装着態様は一層確実なものとなり、操作部を操作しない限り、プラグキャップが不用意に外れることはない。
図1は、本願発明の第1番目の実施の形態における保護キャップ(1)の斜視図であり、図2は、保護キャップ(1)を温水プラグ(2)に装着した状態を示す中央縦断面図であり、図3は、温水プラグ(2)のプラグ筒(21)に保護キャップ(1)のプラグキャップ(11)を装着した状態を示す縦断面図である。
この温水プラグ(2)の不使用時において、保護筒(25)の開放端には、図1に示すような保護キャップ(1)が装着される。
第2番目の実施の形態の温水プラグ用保護キャップ(1)は、図5に示すように、保護筒(25)の開放端を閉塞している閉塞板(10)のうち、プラグキャップ(11)(12)で囲まれた各所定範囲を薄肉に形成し、それぞれ、プラグキャップ(11)(12)内の圧力の変動に応じて、内外に凹凸状態に変形可能な可動域(10a)を設ける構成としたものである。
このものでは、プラグキャップ(11)(12)がプラグ筒(21)(22)に外周気密状態に装着されて、プラグ筒(21)(22)とプラグキャップ(11)(12)との間に密閉空間(S)が形成された場合、プラグキャップ(11)(12)内の圧力の上昇に伴って、可動域(10a)が、同図の二点鎖線に示すように外方に膨らんで、上昇した内圧を吸収することができる。これにより、保護キャップ(1)がプラグキャップ(11)(12)の内圧の上昇によって離脱方向に押される力が緩和され、又、プラグキャップ(11)(12)内の弁体(37)が内圧に押されて不用意に開弁する不都合もない。
第3番目の実施の形態の温水プラグ用保護キャップ(1)は、図6に示すように、前記閉塞板(10)のうち、プラグキャップ(11)(12)で囲まれた各所定範囲に、空気は通すが、水滴は通さない通気性防水部材(10b)を嵌め込んだ構成としたものである。プラグキャップ(11)(12)内は、通気性防水部材(10b)を介して、空気の出入りが自由となり、プラグ筒(21)(22)への着脱に関係なく常時大気圧と同じ圧力に保持される。
尚、上記第2番目の実施の形態の場合も、第3番目の実施の形態の場合も、図面では、第1番目の実施の形態の保護キャップと同様、プラグキャップ(11)(12)の開放端に厚肉部が設けられた構成としているが、この厚肉部は必ずしも設ける必要はなく、プラグキャップ(11)(12)の内周面は第1Oリング(27)及び第2Oリング(28)によって気密シールされる凹凸のない筒形状でよく、又、ロックレバー(20)が係合する係合凸部(14)も必ずしも設ける必要はない。
(11)(12)・・・・・プラグキャップ
(11a)(12a)・・・・厚肉部
(2) ・・・・・・・温水プラグ
(21)(22)・・・・・プラグ筒
(27)(28)・・・・・気密部材(Oリング)
Claims (4)
- 放熱機から延びる温水配管の先端部に装着され且つ壁等に設置される温水コンセントの温水接続口に着脱自在に接続されるプラグ筒が突設されている温水プラグに装着させるための保護キャップであって、前記プラグ筒の外周面に嵌着されている環状の気密部材を介して前記プラグ筒に外嵌させるプラグキャップが具備されている温水プラグ用保護キャップにおいて、
前記プラグキャップの内周面に、周方向全域に沿って内方に突出する厚肉部が形成され、
前記プラグキャップを前記プラグ筒に外嵌させたとき、前記プラグキャップの内周面のうち、前記厚肉部のみが前記プラグ筒の前記気密部材に圧接可能に設定されていると共に、
前記プラグキャップの前記プラグ筒への装着完了時に、前記厚肉部が前記気密部材にちょうど圧接するように、前記厚肉部の形成位置及び前記気密部材の装着位置がそれぞれ設定されていることを特徴とする温水プラグ用保護キャップ。 - 放熱機から延びる温水配管の先端部に装着され且つ壁等に設置される温水コンセントの温水接続口に着脱自在に接続されるプラグ筒が突設されている温水プラグに装着させるための保護キャップであって、前記プラグ筒の外周面に嵌着されている環状の気密部材を介して前記プラグ筒に外嵌させるプラグキャップが具備されている温水プラグ用保護キャップにおいて、
前記プラグキャップの構成壁の一部に、内圧に応じて変形可能な可動域を設けることを特徴とする温水プラグ用保護キャップ。 - 放熱機から延びる温水配管の先端部に装着され且つ壁等に設置される温水コンセントの温水接続口に着脱自在に接続されるプラグ筒が突設されている温水プラグに装着させるための保護キャップであって、前記プラグ筒の外周面に嵌着されている環状の気密部材を介して前記プラグ筒に外嵌させるプラグキャップが具備されている温水プラグ用保護キャップにおいて、
前記プラグキャップの構成壁の一部を、通気性防水部材から構成したことを特徴とする温水プラグ用保護キャップ。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の温水プラグ用保護キャップにおいて、
前記温水プラグには、前記プラグ筒が前記温水接続口に接続されると同時に前記温水コンセントに設けられている係合孔に係合可能な可動係合片と、前記可動係合片の前記係合孔への係合状態を解除させる操作部とが設けられており、
本温水プラグ用保護キャップには、前記プラグ筒が前記プラグキャップに最終差込位置まで差し込まれると同時に、前記可動係合片が係合可能な係合凸部が設けられ、
前記可動係合片の前記係合凸部への係合は前記操作部の操作によって解除可能としたことを特徴とする温水プラグ用保護キャップ。
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