JP4249076B2 - 外科針 - Google Patents

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Description

本発明は、一端を尖鋭な刃部に形成した針本体の他端に糸を固着した外科針に関し、特に、皮膚内部に金や白金等の貴金属糸を植入する美容術に用いられる外科針に関する。
従来から、一端を尖鋭とした針の他端に糸を固着して構成された、縫合手術等に用いられる外科針は知られている。例えば特許文献1に記載される針のごとくである。
縫合手術用外科針の糸としては、木綿糸や絹糸等の天然繊維やナイロン等の合成繊維の他、生体組織によって吸収されるポリグリコール酸等が用いられている。
また、これらの糸は、縫合手術後には生体組織内に残されることとなるが、最終的には抜糸されて生体組織から取り除かれるか、生体組織に吸収されて消滅するものである。
このような、外科針は、病変部を切除する等の治療を行う場合だけでなく、皮膚を切開して引っ張りあげたり、傷跡の修正を行ったりする等の美容整形術を行う場合にも用いられる。
特開平10−337291号公報
一般的に、皮膚のしわやたるみ等を改善するための美容療法としては、化粧品や薬品を皮膚に塗布したり、美容整形術により皮膚を切開して伸ばしたりすることが行われているが、化粧品等の塗布を長期間行ったとしても、有効成分の皮膚内部への吸収はあまり望めず効果を期待できるものではない。また、皮膚を切開して伸ばした場合でも、皮膚内組織の老化の進行を止めたり遅らせたりすることはできない。
そこで、近年では、金糸を皮膚内部の一定深さの部分に植入して、金(Au)が備える生理作用により皮膚細胞を活性化して老化の進行を止め、皮膚のしわ、しみ、およびたるみ等を改善することが行われている。
前述の縫合手術用外科針は、このように金糸を植入して皮膚内部に長期間留めておく美容術に用いることは想定されておらず、金糸を皮膚内部の一定の深さに植入することは困難である。
そこで、本発明は、このような、金糸を皮膚内部の一定深さの部分に植入するために用いる外科針であって、金糸等の糸を皮膚内部組織に通すときの傷を小さくするとともに、針本体に固着された糸が切断されにくい構造の外科針を提供するものである。
上記課題を解決する外科針は、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1記載の如く、一端を尖鋭な刃部に形成した直線状の針本体の他端に糸を固着した外科針であって、糸は基糸と金糸または白金糸とを撚り合わせて構成され、前記針本体の他端には糸取付用の凹部が形成され、前記糸は、可撓性部材にて形成されるチューブを介して、前記凹部に挿入され、前記チューブは、可撓性を有した樹脂製のチューブであって前記凹部に挿入され、針本体の凹部内では糸を覆い、さらに針本体の端部から外側へ延出し、前記針本体の凹部が形成されている部分を、外面側からかしめることにより前記糸およびチューブが針本体に固着されている
これにより、糸を皮膚内部に通し入れるときの傷が小さくて済む。
また、糸を皮膚内部へ植入する場合に、基糸が金糸および白金糸のガイド糸としての役割を果たすこととなって、糸を安定して皮膚内部へ植入することが容易となっている。
また、針本体を皮膚内部に通し入れる際に、糸が固着部近傍で切断されてしまうことを防止できる。
また、請求項2記載の如く、前記針本体の他端には複数本の糸が固着されており、一方の糸は基糸と金糸とを撚り合わせて構成され、他方の糸は基糸と白金糸とを撚り合わせて構成され、前記一方の糸および他方の糸は、皮膚のうちの真皮に、それぞれ深さを異ならせて平行に植入され、前記一方の糸が皮膚の表層側に、前記他方の糸が皮膚の深層側に配置される。
これにより、糸を皮膚内部に植入した場合、金糸と白金糸との間に電界が生じて磁場が形成され、イオン活性や、活動電位の活性化や、能動輸送による神経細胞と細胞膜の静止電位の活性による生理作用として物質交換(代謝)をより高めることができるとともに、その効果を長期間にわたって維持することが可能となる。
また、植入された糸により、細胞への栄養補給、酵素補給、老廃物排泄を促進させて、細胞を蘇生させることが可能となる。また、免疫力および自然治癒力を高めることができる。さらに、細胞の活動を高めることができる。また、トラブルを改善して、組織機能の低下および老化を防ぎ、皮膚細胞を強化することができる。
また、請求項3記載の如く、前記基糸は、キトサンおよびポリグルコール酸の少なくとも何れか一方にて構成される。
これにより、糸を皮膚内部へ植入した場合の、基糸および金糸や白金糸が皮膚内部に及ぼす生理的作用の効果を相乗的に向上させることが可能となる。
本発明によれば、糸を皮膚内部に通し入れるときの傷が小さくて済む。
また、糸を皮膚内部へ植入する場合に、基糸が金糸および白金糸のガイド糸としての役割を果たすこととなって、糸を安定して皮膚内部へ植入することが容易となっている。
そして、細胞への栄養補給、酵素補給、老廃物排泄を促進させて、細胞を蘇生させることが可能となる。また、免疫力および自然治癒力を高めることができる。さらに、細胞の活動を高めることができる。また、トラブルを改善して、組織機能の低下および老化を防ぎ、皮膚細胞を強化することができる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
まず、外科針1の全体構成について説明する。
図1に示すように、本発明の外科針1は、針本体2の一端を尖鋭な刃部2aに形成し、針本体2の他端に複数本の糸3a・3bを固着して構成されており、糸3a・3bを皮膚内部に植入するためのものである。該糸3a・3bは可撓性チューブ5・5を介して針本体2に固着されている。
図2〜図4に示すように、糸3aは、例えば、基糸31と金糸32とを撚り合わせて構成されており、糸3bは基糸31と白金糸33とを撚り合わせて構成されている。
金糸32を構成する金(Au)は、展性・延性が極めて大きく、電気・熱の良導体であり、空気中・水中・体液中等で極めて安定な物質である。また、酸化剤によっても酸化されず、酸やアルカリに対しても極めて安定である。金は、このような性質から、医療材料として広く用いられている。
白金糸33を構成する白金(Pt)も、空気中・水中・体液中等で極めて安定であり、熱や酸・アルカリに対しても強く耐食性に富んでいて、金に類似の性質を備える。ただ、金よりも硬度が高いことが特徴的である。白金も、このような性質により医療材料として用いられている。
基糸31は、例えば、キトサンにて構成されている。キトサンは、N−アセチル−D−グルコサミンがβ(1−4)結合した直鎖型の多糖類であり、キチン質から脱アセチル化して抽出精製したものである。
このキトサンは、医療分野では人工皮膚、縫合糸、人工透析膜、人工じん帯、および薬剤用カプセル等に用いられており、細胞活性化、免疫力・自然治癒力増強作用、代謝促進、血糖値上昇抑制作用、発ガン性物質・放射性物質・重金属の除去作用、抗カビ・抗菌作用、血液浄化作用、および抗血栓作用などの生理作用を備えていることが種々の研究により認められている。
このような生理作用を備えるキトサンにて構成された基糸31を金糸32または白金糸33と撚り合わせて糸3a・3bを構成することで、該糸3a・3bを皮膚内部へ植入した場合の、基糸31、金糸32、および白金糸33が皮膚内部に及ぼす生理的作用の効果を相乗的に向上させることが可能となっている。
また、基糸31を金糸32および白金糸33と撚り合わせることで、基糸31が金糸32および白金糸33のガイド糸としての役割を果たすこととなって、糸3a・3bを安定して皮膚内部へ植入することが容易となっている。
基糸31の材質としては、医療用の縫合糸等に良く用いられているPGA(ポリグリコール酸)を用いることもでき、PGAにキトサンを混入したものを用いることもできる。
PGAにて構成した糸3a・3bを皮膚内部に植入した場合、PGAがプラスイオンを発生する性質を備えているため、マイナス側に帯電したウイルスや細菌等を吸着して不活性化し、体外に排出する作用を発揮する。
また、基糸31を、キトサンで構成した場合、PGAで構成した場合、およびPGAにキトサンを混入して構成した場合の何れの場合も、基糸31は時間の経過とともに、生体組織に吸収されて消滅し、金糸32または白金糸33のみが皮膚組織内に残ることとなる。
針本体2は、例えばステンレススチール等の金属にて構成されており、一端部に刃部2aを備えた直線状の非傷性有刃針に圧延形成されており、糸3a・3bを皮膚内部に通し入れるときの傷を小さくするようにしている。
また、針本体2の他端部には、可撓性チューブ5・5を介して糸3a・3bを固着されており、糸3a・3bを皮膚内部に通し入れる際に糸が固着部近傍で切断されてしまうことがないようにしている。
次に、針本体2他端部の糸3a・3b固着部の構造について説明する。
図2〜図4に示すように、針本体2の他端部には凹部2bが形成されており、各糸3a・3bはそれぞれ可撓性チューブ5を介して凹部2bに挿入されている。
針本体2の凹部2bが形成されている部分は、外面側から(図2においては上下方向に、図4においては左右方向に)圧縮プレスされてかしめられていて、これにより各糸3a・3bおよび可撓性チューブ5・5が針本体2に固着されている。
凹部2bに挿入される可撓性チューブ5は、可撓性を有した樹脂製のチューブであり、針本体2の凹部2b内では糸3a・3bを覆い、さらに針本体2の端部から外側へ延出している。
この可撓性チューブ5により、糸3a・3bは凹部2bのかしめ部分、および凹部2bの端部周縁部で針本体2に直接触れることがなく、糸3a・3bが硬い金属製の針本体2と擦れたり、糸3a・3bが急角度に折れ曲がったりして、該糸3a・3bが針本体2との固着部で切断されてしまうことが防止されている。
なお、図2〜図4に示す外科針1では、糸3a・3bは、それぞれ別個の可撓性チューブ5に挿入されているが、図5、図6に示すように、糸3a・3bを一本の可撓性チューブ51に一緒に挿入して外科針1を構成することも可能である。
次に、以上のごとく構成される外科針1の梱包形態について説明する。
図7に示すように、外科針1は、板状部材である固定シート61上に載置されており、針本体2は上方から針固定パッド62が貼り付けられて、糸3a・3bは上方から糸固定パッド63が貼り付けられて、それぞれ固定シート61上に位置固定されている。
このように、外科針1が載置固定された固定シート61は、図8に示すように、減菌処理した状態でパック材64にて密封パックされ、この状態で運搬、流通等が行われる。
パック材64としては、例えば、アルミコーティングされた樹脂フィルム部材が用いられる。
次に、外科針1の使用方法について説明する。
例えば、図9に示すように、糸3a・3bを植入しようとする範囲(図9のA点からB点に至るまでの範囲)の一端(図9の場合はA点)から、外科針1を皮膚表面から一定深さの皮膚内部にまで差し入れ、一定の深さを保ったまま外科針1を進めた後に、他端(図9の場合はB点)から外科針1を抜き出す。
これにより、A点からB点までの間の皮膚内部に糸3a・3bが植入されることとなる。外科針1を抜き出した後は、A点およびB点から外へはみだしている余分な糸3a・3bを切断し、皮膚内部へ植入された部分のみを残す。
図10に示すように、人体の皮膚は表皮、表皮の内側に位置する真皮、および真皮の内側に位置する皮下組織により構成されており、表皮は表層側から順に、角質層、顕粒層、有棘層、および基底層にて構成されている。また、真皮には、コラーゲン、ヒアルロン酸、および毛細血管等が存在している。
糸3aおよび糸3bは、これらの皮膚のうち真皮に、それぞれ深さを若干異ならせて平行に植入される。図10においては金糸32を含む糸3aが表層側に、白金糸33を含む糸3bが深層側に配置されている。
糸3a・3bを構成する金糸32および白金糸33には、免疫抑制作用や代謝伝達物質の遊離抑制効果や抗炎症作用等が認められており、真皮内では金糸32および白金糸33はコラーゲン等と結合して安定させる作用を有する。また、タンパク質の分解を抑えたり、炎症を起こす物質に直接結合して不活性化させたりする作用をも有する。
これらの作用が皮膚のしわやたるみに効果的に働きかけられ、皮膚が引き締められ、引き上げられるとともに、皮膚の弾力が高まることとなる。さらに、皮膚の乾燥が抑えられ、血行が促進され、皮脂分泌のバランスが整えられる。
これにより、糸3a・3bが植入された皮膚の老化現象が抑えられ、さらには若返りを図ることが可能となる。
また、糸3a・3bを植入された皮膚組織内では毛細血管数が増え、毛細血管の隣接組織には脂肪細胞の集まりが存在する。脂肪細胞内にはヘパリン、ヒスタミン、およびセロトニンが合成・貯蓄されており、その合成・貯蓄の過程でアミン分泌が行われる。このアミン効果により凝血性が減少して血管壁の拡大がなされ、ヘパリン、ヒスタミン、およびセロトニンの浸透性が増す。
そして、若返り効果は、毛細血管数が増えた補強部分における血液供給の局所的な強化修復過程とコラーゲンの増殖過程とを行い続ける繊維芽細胞の機能の活性化、その繊維の発達および方向性、毛細血管網の発達増加等のリンパ系循環の促進、およびセリンプロテアーゼを始めとする酵素合成等といった活動電位の活性化により実現されるものである。
上述のような生理作用により、細胞核の中の微粒子を活動させて核酸を再生し、細胞への栄養補給、酵素補給、老廃物排泄を促進させて、細胞を蘇生させることが可能となる。
また、血液、リンパ液、細胞を刺激して、免疫力および自然治癒力を高めることができる。
さらに、細胞内外の電位差を正常にして細胞の活動を高めることができる。
また、トラブルを改善して、組織機能の低下および老化を防ぎ、皮膚細胞を強化することができる。
特に、本実施例のように、糸3aに金糸32を用い、糸3bに白金糸33を用いることで、金糸32と白金糸33との間に電界が生じて磁場が形成される(図10における破線の円の広がりを参照)。
これにより、イオン活性や、活動電位の活性化や、能動輸送による神経細胞と細胞膜の静止電位の活性による生理作用として物質交換(代謝)をより高めることができるとともに、その効果を長期間にわたって維持することが可能となる。
そして、上述の外科針1を用いて糸3a・3bを皮膚内に植入する美容療法は、従来の美容療法のように外科手術を行う必要がなく、体への負担が殆どない。
なお、本実施例では、糸3aに金糸32を、糸3bに白金糸33を用いているが、糸3a・3bの両方に金糸32を用いる、または両方に白金糸33を用いることも可能である。
また、糸3a・3bは、例えば、図11に示すように、頬の部分に植入を行う。この場合、複数本の糸3a・3bを、所定間隔を設けながら横方向および縦方向の網目状に植入することで、高い効果を得ることが期待できる。
その他に、額、鼻、唇、首、ヒップ、バスト、お腹、腕等といった、皮膚のしわやたるみ等が気になる箇所に糸3a・3bを植入することができる。
また、本実施例における外科針1は、複数本の糸3a・3bを備えているが、図12、図13に示すように、1本の糸3aのみを備える仕様に構成することもできる。
この場合も、糸3aに金糸32または白金糸33を用いることが可能であり、糸3aの針本体2への固着構造も図1〜図4に示すものと同様であって、針本体2の凹部2bに可撓性チューブ5を介して糸3aを挿入した状態で、該凹部2bをかしめることで、固着している。
なお、1本の糸3aを備える仕様の外科針1の場合も、複数本の糸3a・3bを備える仕様の外科針1の場合と同様の作用を奏することが可能であり、組織機能の低下および老化を防ぎ、皮膚細胞を強化することができる。
さらに、複数の糸3a・3bを備えた仕様の外科針として、前記可撓性チューブ5を備えずに、針本体の他端部に糸3a・3bを直接固着する仕様の外科針を構成することができる。
例えば、図14に示す外科針11では、針本体21の他端部に形成される糸固着孔21bに、糸3a・3bを直接固着している。
また、図15に示すように、一本の糸3aを備えた外科針12の場合も、針本体22の他端部に形成される糸固着孔22bに糸3aを直接固着する仕様に構成することが可能である。
このように、糸3a・3bを針本体21・22の他端部に直接固着した外科針11・12により、皮膚内に植入された糸3a・3bも、前述の図1〜図4に示す外科針1により植入された糸3a・3bと同様の作用を奏することができる。
外科針を示す側面図である。 針本体他端部の糸固着部を示す平面断面図である。 針本体他端部の糸固着部を示す側面断面図である。 針本体他端部の糸固着部を示す背面図である。 糸固着部の第二実施例を示す側面断面図である。 糸固着部の第二実施例を示す背面図である。 外科針を固定シート上に固定した状態を示す斜視図である。 固定シート上に固定した外科針をパック材で密封した状態を示す斜視図である。 外科針により糸を皮膚内部に植入する様子を示す斜視図である。 真皮に糸が植入された皮膚内部を示す断面図である。 人体の頬に糸を植入した様子を示す図である。 一本の糸を備えた外科針を示す側面図である。 図12に示す外科針の糸固着部を示す平面断面図である。 複数の糸を針本体に直接固着させた外科針を示す側面図である。 一本の糸を針本体に直接固着させた外科針を示す側面図である。
符号の説明
1 外科針
2 針本体
2b 凹部
3a・3b 糸
5 可撓性チューブ
31 基糸
32 金糸
33 白金糸

Claims (3)

  1. 一端を尖鋭な刃部に形成した直線状の針本体の他端に糸を固着した外科針であって、
    糸は基糸と金糸または白金糸とを撚り合わせて構成され
    前記針本体の他端には糸取付用の凹部が形成され、
    前記糸は、可撓性部材にて形成されるチューブを介して、前記凹部に挿入され、
    前記チューブは、可撓性を有した樹脂製のチューブであって前記凹部に挿入され、針本体の凹部内では糸を覆い、さらに針本体の端部から外側へ延出し、
    前記針本体の凹部が形成されている部分を、外面側からかしめることにより前記糸およびチューブが針本体に固着されている、
    ことを特徴とする外科針。
  2. 前記針本体の他端には複数本の糸が固着されており、
    一方の糸は基糸と金糸とを撚り合わせて構成され、
    他方の糸は基糸と白金糸とを撚り合わせて構成され、
    前記一方の糸および他方の糸は、皮膚のうちの真皮に、それぞれ深さを異ならせて平行に植入され、前記一方の糸が皮膚の表層側に、前記他方の糸が皮膚の深層側に配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の外科針。
  3. 前記基糸は、キトサンおよびポリグルコール酸の少なくとも何れか一方にて構成される、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の外科針。
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