JP4987149B1 - 鍼 - Google Patents

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Abstract

【課題】鍼施術用の鍼を、身体に刺激を与えると言う従来の使用方法のみならず美容形成・美容整形用にも十分に活用できるようにした鍼施術用の鍼を提供する。
【解決手段】身体に鍼を用いた刺激を与えることで疾病の治療や健康増進等を図る鍼施術用の鍼1であって、液体や気体を注入および吸引するために用いられる細孔を有する注射針2と、身体内に植入する植入用糸3と、植入用糸3の他端3a側を注射針2に沿って保持する留め具4とを備え、植入用糸3は、その一端側を所定長さ前記注射針の先端部の細孔に挿入しておき、身体の患部に注射針2を刺すときに植入用糸3も同時に体内に植入して、植入用糸3を体内に残して注射針2のみを抜き取る。留め具4は、身体の患部に注射針2を刺すときから植入用糸3を体内に植入するまで、注射針2に沿って移動しながら保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、身体に鍼を用いた刺激を与えることで疾病の治療や健康増進等を図る鍼施術用の鍼に関する。
近年、美容形成・美容整形療法では、しわ取り除去やほほ等のたるみを上げる(リフトアップ)等の方法として、様々な施術が行われている。例えば、特許文献1、2に示すように、ヒアルロン酸などの美容液やボトックス・シリコンなどを注射器で注入する施術がある。これは、しわ取りやリフトアップする箇所の皮膚内部にそれら美容液等を注入するもので、切開せず簡単で即効性があるため多くの需要がある。しかし、この注入施術は、その効果が持続する時間は短く、皮膚組織が再生される療法ではないので、継続して(頻繁に)注入・投与する必要があり、心身に負担があるだけでなく、コストも多く要するという問題があった。そして、何より、ボトックス注射を始めとする従来の体内への注入施術では、顔面麻痺、人相の変化、呼吸器系を圧迫して死に至ることもあり、身体に多くの副作用を生じていた。
そこで、身体に副作用の少ない美容形成・美容整形療法として、特許文献3に示すように、金(Au)糸・白金(Pt)糸を体内に植入する施術がある。これは、一端を尖鋭とした縫合手術等に用いられる外科用針の他端に、金糸・白金糸を装着して、それらの糸を皮膚内部に縫合するように植入するもので、金及び白金が備える生理作用により皮膚細胞を活性化して老化の進行を止め、皮膚のしわ、しみ、およびたるみ等を改善するものである。
しかしながら、上述した金糸・白金糸を外科用針で植入する美容形成・美容整形療法では、近年多い貴金属アレルギー患者には適用できないとう問題があった。また、皮膚を縫合できる広さ・深さに限界があるため、どの箇所にも植入できるものではなく、さらに、外科用針の縫合で一度に2回の刺入を複数箇所に行い、その後、金糸・白金糸を切断する施術では、多くの時間を要し、身体に多くの疲労を及ぼすものである。加えて、金糸・白金糸は高価な金属であり、多くのコストを要する。さらに、この外科用針では、他端に形成された凹部に基糸及び金糸・白金糸を挿入した後、外面側からかしめているので、針本体が変形し再利用することはできない。また、金糸・白金糸などの金属糸を身体内に埋めると、検査でレントゲンやCTスキャンを取ったときに、埋め込んだ金糸・白金糸が映ってしまい、検査に支障をきたす問題があった。特に、顔を含む頭部においては、深刻であった。
特開2011−136153号 特開2008−228993号 特開2005−304671号
ところで、整形医療や様々な分野で用いられる鍼治療による施術が、美容形成・美容整形療法で行われている。鍼施術は、自分の内部、体の中に隠されている美しさを探し出す医学であり、外傷の無い老化や身体内外の骨格、筋肉の問題などによって身体のエネルギーの流れである気血の運行に障害が起こり、それによって生じた外形の異常は、鍼治療を通して充分に元来の位置に戻すことができ、体のバランスをとり、血液循環、不均衡的な発育を改善し、筋肉と骨格を理想的な美しい姿を回復させることができる。具体的には、針を通して身体の該当部位はもちろんのこと、その他関連する経穴と経絡、
経筋に施術を併行することで、血液の循環をよくし、筋肉疲労をとり、体内のバランスを整えるなどの多くの効果がある。そして、美容形成・美容整形療法では、皮膚内部を刺激して活性化させて、老化の進行を止め、皮膚の改善を図る若返り等を図るなどの効果を得ることができるとされている。
しかし、この鍼治療は、美容形成・美容整形面においても適用されてはいるものの、即効性がなく、それ程期待できず、顕著な効果を得ることはできない。また、鍼師の能力によってその効果に大きな差がでるという問題があった。すなわち、鍼治療は、美容形成・美容整形面においても適用可能ではあるが、その使用する用具である鍼そのものは、鍼治療用のものと変らないことから、その活用範囲を広げることができないでいるのが実情である。
そこで、本発明の目的は、鍼施術用の鍼を、更に身体に刺激を与えるようにできることに加えて、美容形成・美容整形用にも十分に活用できるようにした鍼施術用の鍼を提供することにある。
本願発明の鍼施術用の鍼は、注射針と、身体内に植入させる植入用糸とを備え、身体に刺激を与えることで疾病の治療や健康増進等を図る鍼施術用の鍼において、身体の患部に前記注射針を刺すときに植入用糸も同時に体内に植入して、植入用糸を体内に残した状態で前記注射針抜き取るために、前記植入用糸は、その一端側が前記注射針先端側の細孔に挿入され、その他端側が引き出されており、前記注射針には、所定の留め具が移動可能に装着され、この留め具によって前記植入用糸の他端側が前記注射針に沿って保持されており、前記注射針が身体の患部に刺されてから前記植入用糸が体内に植入されるまでの間、前記留め具が前記植入用糸を保持しながら前記注射針の刺入方向と逆方向に移動する構成となっていることを特徴とする。
本発明によれば、身体の患部に注射針を刺すときから植入用糸を体内に植入するまで、留め具が注射針に沿って移動しながら保持するので、比較的長い植入用糸でも容易に植入することができる。
本発明によれば、身体の患部に注射針を刺す植入用糸も同時に体内に植入して行くので、皮膚内部(身体)を刺激しながら植入用糸を皮膚体内に植入させることができる。そして、刺激を与えた後に、鍼、つまり注射針を抜と、注射針の先端部の細孔に挿入し植入用糸が注射針から外れて、身体内に残る。このため、刺激効果が長く維持できる。
本願発明者は、外科用の注射針と外科手術用の縫合糸を用いて、身体の所定箇所に外科手術用の縫合糸を植入すると、疾病の治療や健康増進等の効果をより高くすることができることに加えて、皺を伸ばし、ほほ等のたるみを上げる(リフトアップ)効果を発揮することを見出した。
つまり本発明は、前記注射針が外科手術用の注射針であり、前記植入用糸が外科手術用の縫合糸であることが好ましい。また、本発明は、前記注射針の細孔からの前記植入用糸の引き出し長さが、前記注射針の細孔への前記植入用糸の挿入長さよりも長く設定されていることが好ましい。
本発明によれば、既存の外科手術用の注射針と外科手術用の縫合糸を使用して、即座に使用できる。また、外科手術用の縫合糸は、身体内に吸収されて、身体に悪影響を与えるようなことは無い。そして、この植入用糸には、刺激効果及びしわを伸ばすなどの効用のある薬液・薬剤、例えばビタミン、コラーゲン、軟膏などを付けたものを使用してもよい。また、注射針は、既存の外科手術用のものであるので安価である。また、消毒すれば何度もリサイクルできるので経済的である。金糸・白金糸などの金属糸を身体内に埋めると、検査でレントゲンやCTスキャンを取ったときに、埋め込んだ金糸・白金糸が映ってしまい、検査に支障をきたす。特に顔を含む頭部においては、深刻であったが、本発明においては、既存の外科手術用の縫合糸を用いるので、検査に支障をきたすことはない。
本発明は、前記留め具が、前記注射針の外周に沿う環状であり、クッション性のある弾性部材が用いられることが好ましい。
前記留め具としては、スポンジ、ゴム製、合成樹脂性等が好ましい。身体内に植入するものではないので、注射針や植入用糸とは、色彩を異にするものが好ましい。
本発明は、前記注射針の基端側樹脂製の操作部とが一体的に設けられているとともに、前記注射針と前記植入用糸とを覆うキャップが前記操作部と着脱容易に嵌合されている構成とされ、前記注射針及び前記留め具は、前記キャップと接触しない状態で覆われていることが好ましい。
本発明によれば、前記キャップが嵌合されていることで、前記注射針に挿入された前記植入用糸が前記注射針から外れるの防ぐと共に衛生面でも注射針及び植入用糸をそれぞれ清潔に保つことができる。前記キャップは、注射針と一体的に設けられた操作部に嵌合されたシンプルな構成で、簡単且つ容易に取り外される。
本発明によれば、身体の患部に注射針を刺すときから植入用糸を体内に植入するまで、留め具が注射針に沿って移動しながら保持するので、比較的長い植入用糸でも容易に植入することができる。
本発明によれば、身体の患部に注射針を刺す植入用糸も同時に体内に植入して行くので、皮膚内部(身体)を刺激しながら植入用糸を皮膚体内に植入させることができる。そして、刺激を与えた後に、鍼、つまり注射針を抜と、注射針の先端部の細孔に挿入し植入用糸が注射針から外れて、身体内に残る。このため、刺激効果が長く維持できる。
特に、外科用の注射針と外科手術用の縫合糸を用いて、身体の所定箇所に外科手術用の縫合糸を植入すると、疾病の治療や健康増進等により効果を高くすることできるのみならず、皺を伸ばしほほ等のたるみを上げる(リフトアップ効果を発揮する。外科手術用の縫合糸は、身体内に吸収されて、身体に悪影響を与えるようなことが無いからである
本発明の実施形態の鍼施術用の鍼を説明する外観斜視図である。 図1の鍼における注射針の先端部の細孔に植入用糸が挿入された状態を説明する断面側面図である。 図1の鍼にキャップが装着された状態を説明する外観斜視図である。 図1の注射針により植入用糸が皮膚内部に植入される様子を説明する図であり、図4(a)は、先端部を皮膚内部に刺入した図であり、図4(b)は、先端部を皮膚内部から抜いた図である。 図1の鍼の使用例であり、図5(a)は顔のしわが形成される箇所を示す図であり、図5(b)は鍼を刺入する状態を示す図である。 図1の鍼による額しわの効果の経過を説明する図であり、図6(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図6(b)は鍼による使用後の第1段階を示す図であり、図6(c)は鍼の使用後の最終段階を示す図である。 図1の鍼による目元しわに対する効果を説明する図であり、図7(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図7(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。 図1の鍼による口元しわに対する効果を説明する図であり、図8(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図8(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。 図1の鍼による額しわに対する効果を説明する図であり、図9(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図9(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。 図1の鍼による額の膨らみ施術に対する効果を説明する図であり、図10(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図10(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。 図1の鍼による鼻筋矯正に対する効果を説明する図であり、図11(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図11(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。 図1の鍼のよるお尻のヒップアップ施術に対する効果を説明する図であり、図12(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図12(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。 図1の鍼による増毛治療に対する効果を説明する図であり、図13(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図13(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を引用しながら説明する。
図1は本発明の実施形態の鍼施術用の鍼を説明する外観斜視図であり、図2は、図1の鍼における注射針の先端部の細孔に植入用糸が挿入された状態を説明する断面側面図である。図3は、図1の鍼にキャップが装着された状態を説明する外観斜視図である。
本実施の形態の鍼施術用の鍼1は、身体に鍼を用いて刺激を与えることで疾病の治療や健康増進等を図る鍼施術用の鍼であって、注射針2と、身体内に植入する植入用糸3と、植入用糸3を注射針2に沿って保持する留め具4と、注射針2に一体的に設けられる樹脂製の操作部5を有している。
注射針2は、先端側に液体や気体を注入および吸引するために用いられる細孔2bが形成され、基端2a側に操作部5が一体的に設けられている。
ここで、本実施で用いられる注射針2は、一般に用いられる外科手術用の注射針であり、複数の太さのもの(外径約1.20mm〜0.40mm、内径約0.40mm〜0.22mm)のものが用意されて、使用する箇所に応じて使い分けされる。例えば、太さの規格のG(ゲージ)で表わされ、18G(外径1.20mm及び内径0.40mm)、19G(外径1.10mm及び内径0.78mm)、20G(外径0.90mm及び内径0.66mm)、21G(外径0.80mm及び内径0.57mm)、22G(外径0.70mm及び内径0.48mm)、23G(外径0.65mm及び内径0.40mm)、24G(外径0.55mm及び内径0.37mm)、25G(外径0.50mm及び内径0.37mm)、26G(外径0.45mm及び内径0.27mm)、及び27G(外径0.40mm及び内径0.22mm)と18G〜27Gの太さの注射針が使用する箇所に応じて、選択して用いられる。痛みの少ない細い針(18G〜22G)が多く用いられるが、皮下脂肪が厚く痛みの感覚が比較的小さい箇所では、それ以外のG(ゲージ)の針も用いられる。なお、上記Gで規格される太さ以外の注射針を用いることも可能である。
そして、注射針の針先形状は、一般的な注射針の規格として、レギュラーベベル(R.B.)及びショートベベル(S.B.)の2種類が種々選択して用いられ、レギュラーベベルでは、針先の角度が12度で、針先の斜めにカットされた部分が長く、ショートベベルでは、針先の角度が18度でレギュラーベベルよりも針先の斜めにカットされた部分が短くなっている。なお、それら2つの針先形状以外も用いることも可能である。
また、注射針2は、複数の長さのもの(約3cm〜約20cm)が用意されて、使用する箇所に応じて使い分けされる。具体的には、顔の目元及び口元などに対する細部な施術では、約5cmの比較的短い注射針が用いられ、お尻整形(ヒップアップ)などに対する広範囲に施術する場合では、約15cmの注射針が用いられる。
植入用糸3は、図2に示すように、注射針2の斜めにカットされた先端側で二方に折り返されて、その一端3b側が所定長さ注射針2の先端部の細孔2bに挿入されており、その他端3a側を注射針2に沿って留め具4によって保持されている。このとき、植入用糸3の太さは、注射針2の太さよりも細く形成される方が身体患部への植入において確実に行われるので好ましい。また、植入用糸3を折り返して注射針2に付けた際、その植入用糸3の2つの折り返し長さはそれぞれ、注射針2の長さよりも短い方が好ましい。注射針2の細孔で詰らず、また、留め具4から確実に外れるためである。
ここで、本実施で用いられる植入用糸3は、外科手術用の縫合糸である。外科手術用縫合糸としては、(1)自然素材糸または合成糸、(2)編み糸(撚り糸)またはモノフィラメント、また(3)吸収されない糸(非吸収糸)または吸収される糸(吸収糸)の(1)〜(3)の組み合わせで分類される様々な糸を用いることができるが、本実施の形態の鍼施術用の鍼1では、(1)合成糸、(2)モノフィラメント、及び(3)吸収糸の特徴を有するPDS(ポリジオキサノン)が用いられる。このPDS(ポリジオキサノン)は、生体内で約6ヶ月間、十分な強度を有して存在する性質を有し、植入用糸3が体内に植入されると、1ヶ月から6ヶ月の間で徐々に分解され、植入用糸3近辺の体内組織に持続的で反復的な刺激を与えることができる。本実施の形態のように、植入用糸3をほぼ同じ長さの2方に折り返すと、PDS(ポリジオキサノン)では元の直線形状に復元しようとする力が作用して、より刺激を与えることもある。
ここで、植入用糸3は、その他端3a側が留め具4によって保持されているが、留め具4を用いずに、手などで押さえ・支えられながら長さ調節しつつ、挿入(植入)されることも可能である。
留め具4は、注射針2に装着されており、植入用糸3の他端3b側を注射針2に沿って保持している。そして、留め具4は、身体の患部に注射針2を刺すときから植入用糸3を体内に植入するまで、注射針2に沿って(図1の矢印方向に)移動しながら保持する。本実施の形態の留め具4は、スポンジ等のクッション性のある弾性部材が用いられ、注射針2に沿って移動できる範囲で適度な押し付け力を作用させる。これにより、留め具5は、方に折り返されて元に復元しようとする上記PDS(ポリジオキサノン)の植入用糸3を注射針2に確実に留める。
ここで、留め具4は、本実施の形態では、1つ使用されているが、注射針2の長さ、及び、植入用糸3の長さに応じて複数使用されてもよい。また、留め具4は、上記薬液・薬剤の種類、施術患部、また、注射針2及び植入用糸3の長さなどに応じて種々色を変更して使用されてもよい。
操作部5は、注射針2の基端2a側に一体的に設けられている。注射針2を体内へ刺入及び抜き取る際、操作部5を手で押さえながら操作する。このとき、操作部5は注射針2に一体的に設けられているので外れることはない。操作部5は、段差部5aを有しておりこの段差部5aとキャップ6(後述)とが嵌合できる構造となっている。操作部5は、種々の材料が用いられるが、例えば、樹脂製にすると、注射針2と一体成形し易く、また、軽量化を図ることができる。
キャップ6は、図3に示すように、円筒状で、その一端側(操作部5側)が開口され、他端側(注射針2の先端側)が閉口されており、注射針2と植入用糸3とを覆って、操作部5の段差部5aと嵌合して配置される。また、キャップ6は、注射針2と留め具4とに接触しないように配されている。キャップ6を配置することで、注射針2、植入用糸3、及び留め具4の外部からの接触を防止し、清潔に保つことができる。薬液・薬剤を付けた植入用糸3の場合、その薬液・薬剤の効果を長く維持することができる。
次に、本実施の形態における鍼施術用の鍼1の使用例を図を用いて説明する。図4は、図1の注射針2により植入用糸3が皮膚内部に植入される様子を説明する図であり、図4(a)は、先端部を皮膚内部に刺入した図であり、図4(b)は、先端部を皮膚内部から抜いた図である。図5は、図1の鍼1の使用例であり、図5(a)は顔のしわが形成される箇所を示す図であり、図5(b)は鍼を刺入する状態を示す図である。
図4(a)に示すように、片手7aで操作部5を握り、皮膚内部に注射針2及び植入用糸3を矢印の方向に刺入する。このとき、留め具5は、図4(a)の矢印の方向に移動する。鍼施術用の鍼1は、鍼灸施術で使われる特定の経路と特殊な経穴及び経筋に沿って施術される。ここで、皮膚内部組織の概略は、皮膚上層から順に、皮膚、リンパ 、筋肉、骨であり、より詳細には、図4(a)、(b)に示すように、表皮8、真皮9、繊維中隔10、筋膜11、繊維中隔10と筋膜11の間に配される血管12、筋肉13、及び運動神経14である。この皮膚内部組織内に対し、注射針2の先端部で刺激を与え(図4(a)においては繊維中隔10に刺激を与えている)、同時に、もしくはその直後に、もう一方の手7bで、注射針2の先端部近傍を皮膚表面から押さえる。
続いて、間を空けずに、図4(b)に示すように、注射針2を刺入した方向に沿って身体から抜き取る。このとき、身体の患部(図4(b)において真皮9及び繊維中隔10)に植入用糸3が残存される。このように、身体の患部に注射針2を刺すときに、植入用糸3も同時に体内に植入されて、植入用糸3を体内に残して注射針2のみが抜き取られる。そして、身体の患部に注射針2を刺すときから植入用糸3を体内に植入するまで、留め具5は、植入用糸3を注射針2に沿って移動しながら保持するので、植入用糸3は、確実に体内に植入されることが可能となる。
上記のように、身体内に植入用糸3が植入されることで、体内の呼吸筋を調節して血管12を疎通させ、身体の縦と横のバランスを直し、その比率と対称性を調節する。その結果、経穴の周囲の老化した真皮層と軟部組織(SMAS)が刺激を受けて筋肉が強化され、コラーゲンが生成される。この過程を通してシワが除去され、皮膚組織が安定しながらたるみが改善(リフティング)効果を得ることができるのである。また、2方に折り返されたPDS(ポリジオキサノン)からなる植入用糸3が元の直線形状に復元しようとする刺激等も加わって、筋肉が正しい位置に戻り、発達していないバストやヒップの筋肉が発達しながら弾力を得るようになる。
例えば、図5(a)に示すように、顔15内において、しわが形成される目元エリア15a、15a、口元エリア15b、15b、眉間エリア15c、額エリア15dに施術される。鍼1は、図5(b)に示すように、各エリアに形成されたしわに沿って施術される。このとき、例えば、目元エリア15aのように、しわが複数本あるときは、鍼1による施術が同本数行われたり、または、効果のある箇所に少ない本数行われたり施術方法を種々変更する。
続いて、本発明の鍼施術用の鍼1が顔15に施術された結果を実例を用いて説明する。図6は、本発明の鍼施術用の鍼1による額しわの効果の経過を説明する図であり、図6(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図6(b)は鍼の使用後の第1段階を示す図であり、図6(c)は鍼の使用後の最終段階を示す図である。
額には、図6(a)に示すように、明確に2本のしわが形成されているが、このしわ近傍に、本発明の鍼施術用の鍼1を施術すると、まず、第1段階として、図6(b)に示すように、しわ上に沿って濃いしみ(のようなもの)が浮き出てくる。その後、濃いしみ(のようなもの)は消えて、図6(c)に示すように、最終的に、しみは完全に消える。
上記経過をたどって消える顔15の各エリア15a、15b、15c、15dのしみについて、その効果を具体的に示す。図7は、本発明の鍼施術用の鍼1が目元しわに用いられた効果を説明する図であり、図7(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図7(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。また、図8は、本発明の鍼施術用の鍼1が目元しわに用いられた効果を説明する図であり、図8(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図8(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。また、図9は、本発明の鍼施術用の鍼1が額しわに用いられた効果を説明する図であり、図9(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図9(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。
図7(a)に示すように、目元エリア15aに形成された目尻の複数のしわは、本発明の鍼施術用の鍼1が目元エリア15aに施術されることで、図7(b)示すように、全部消え肌に張りがでていることが明確に分かる。また、図8(a)に示すように、口元エリア15bに明確に形成された口元八字の大きなしわは、本発明の鍼施術用の鍼1が口元エリア15bに施術されることで、図8(b)示すように、完全に消えていることが明確に分かる。さらに、図9(a)に示すように、額エリア15dに明確に形成された左右に伸びた複数のしわは、本発明の鍼施術用の鍼1が額エリア15bに施術されることで、図9(b)示すように、ほぼ完全に消えていることが明確に分かる。
上記しわの除去施術は、顔だけでなく、首に形成されたしわに対しても有効である。
次に、本発明の鍼施術用の鍼1が顔15以外のその他の身体箇所に施術された効果を実例を用いて説明する。図10は、本発明の鍼施術用の鍼1による額部施術に対する効果を説明する図であり、図10(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図10(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。
額は、図10(a)に示すように、ほぼ平坦(少し窪んでいる)であるが、本発明の鍼施術用の鍼1が額部に施術されることで、図10(b)に示すように、額部に膨らみが出て立体的な額となっているのがわかる。このように、切開施術することなく、本発明の鍼施術用の鍼1を額に施術するだけで、額部に膨らみを持たすことができる。
また、図11は、本発明の鍼施術用の鍼1による鼻筋矯正に対する効果を説明する図であり、図11(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図11(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。
鼻は、図11(a)に示すように、鼻筋があまり通っていないが、本発明の鍼施術用の鍼1が鼻周辺の筋肉に施術されることで、図10(b)に示すように、明確に鼻筋が通り立体感が出ているのが分かる。このように、切開施術することなく、本発明の鍼施術用の鍼1を鼻に施術するだけで、貧弱な鼻を立体的に作る効果を得る。加えて、眉間しわ及び口元八字しわが解消され、鼻炎などの症状も改善されるのである。
上記鼻筋整形は、わし鼻矯正に対しても効果的であり、本発明の鍼施術用の鍼1を施術することで、わし鼻が解消され直線的な鼻筋の鼻へと整形される。
また、図12は、本発明の鍼施術用の鍼1によるお尻のたるみ改善(ヒップアップ)に対する効果を説明する図であり、図12(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図12(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。
図12(a)に示すように、垂下がったお尻は、本発明の鍼施術用の鍼1がお尻に施術されることで、図12(b)に示すように、お尻のたるみが改善(ヒップアップ)する。これは、垂下がらないきれいなお尻を作るのに必要な筋肉は、大臀根、小臀根、二上根を含めた数種類の筋肉組職で、本発明の鍼施術用の鍼1により、これらの弾力を回復させ、骨盤骨と脊椎骨の均衡を直す根本的な治療が行われるのである。また、左右不均衡なヒップバランスも直すことができる。さらに、鍼治療及び植入用糸3の効用で、腰痛治療、生理不順改善、大腸機能の活性化、及び消化不良も改善される。
上記ヒップアップと同様に、胸の垂下がりに対しても、本発明の鍼施術用の鍼1により、垂下がらないバスト(いわゆるバストアップ)される効果を得ることができる。
また、図13は、本発明の鍼施術用の鍼1による増毛治療に対する効果を説明する図であり、図13(a)は鍼の使用前の状態を示す図であり、図13(b)は鍼の使用後の状態を示す図である。
図13(a)に示すように、頭皮が見え薄く(少なく)なった髪は、本発明の鍼施術用の鍼1が頭皮患部に施術されることで、図13(b)に示すように、頭皮が見えなくなるほど増毛されているのが分かる。細胞が若返ることにより、毛根が復元するためである。
また、頬骨部のでっぱり、もしくは、頬骨部の窪みにも、本発明の鍼施術用の鍼1は適用可能である。この場合、従来の美容整形手術では、ボトックスまたはシリコン注入施術といった副作用の多い施術が行われていたが、本発明の鍼施術用の鍼1により、頬骨部のでっぱり及びくぼみが解消され、顔の輪郭が滑らかになり整う。これは、顔面の黄金割合、すなわち、人間が本来的に美しいと思う約1:16の比率を最優先に考慮した鍼1の施術がされることで、個人の持つ顔の輪郭と各部位の形にあわせ一番均衡的な形が体の持つ治癒力により作られ、筋肉と骨格を理想的な形態に復元させる。その結果、大きく出た頬骨部は小さくなり、窪んだ頬肉部は膨らみ、各部位の均整がとれた全体的な顔の美しさが作りだされるのである。
また、左右対称でない歪んだ背骨にも、本発明の鍼施術用の鍼1は適用可能である。この場合、本発明の鍼施術用の鍼1が背骨全体に施術されることで、左右対称となり、バランスのとれた体になっているのが分かる。注射針2の身体患部への刺激と植入用糸3が植入されるといった針と医学的方法の併用で、気を変化(呼吸)させ、身体の軸を真っ直ぐに立て、体の左右対称と各部位と筋肉の比率を正確に復元しているのである。
以上、本実施の形態では、適用される身体患部として主に、顔、背骨、お尻、及び肩などを例に説明したが、鍼1の形状、具体的には、注射針2および植入用糸3の長さなどを種々変更可能であるから、広く身体患部に適用可能である。例えば、膝や腹部などに対しても適用可能である。
また、従来の鍼灸治療では、しばらくの間(約20分から約30分)、鍼が刺された状態でいることが必要とされていたが、本発明の鍼施術用の鍼1では、植入用糸3が鍼のような役割をしてくれるので、鍼が刺された状態でいる必要はない。これより、身体的苦痛・疲労もない。さらに、植入用糸3が完全に溶けるまでは鍼のような刺激を患部へ与え続けるので、従来よりも効果は上回る。これは、特に肩こり治療に対し、高い効果を得ている。また、本発明の鍼1では、従来に比べ少ない鍼の本数で同等以上の高い効果を得る。
また、本実施の形態では、植入用糸3にPDS(ポリジオキサノン)を使用することで、植入用糸3が身体患部へ植入された後、約1ヶ月から6ヶ月で分解され、分解後も治癒力が補助され肌の張りや患部の痛み効果は維持される。その後、植入用糸3は身体の一部へと変わり、身体への副作用はない。例えば、身体患部内の細胞が10年若返るとすると、10年若返った状態で老化していく。従って、1年後に植入用糸3を植入することで、肌のはり状態が維持されることが可能となる。
1 鍼施術用の鍼、
2 注射針、
2a 注射針の基端、
2b 注射針の細孔、
3 植入用糸、
3a 植入用糸の他端、
3b 植入用糸の一端、
4 留め具、
5 操作部、
5a 操作部の段差部、
6 キャップ、
7a 片手、
7b もう一方の手、
8 表皮、
9 真皮、
10 繊維中隔、
11 筋膜、
12 血管、
13 筋肉、
14 運動神経、
15 顔、
15a 目元エリア、
15b 口元エリア、
15c 眉間エリア、
15d 額エリア、
16 額部、

Claims (5)

  1. 注射針と、身体内に植入させる植入用糸とを備え、身体に刺激を与えることで疾病の治療や健康増進等を図る鍼施術用の鍼において、身体の患部に前記注射針を刺すときに植入用糸も同時に体内に植入して、植入用糸を体内に残した状態で前記注射針抜き取るために、前記植入用糸は、その一端側が前記注射針先端側の細孔に挿入され、その他端側が引き出されており、
    前記注射針には、所定の留め具が移動可能に装着され、この留め具によって前記植入用糸の他端側が前記注射針に沿って保持されており、前記注射針が身体の患部に刺されてから前記植入用糸が体内に植入されるまでの間、前記留め具が前記植入用糸を保持しながら前記注射針の刺入方向と逆方向に移動する構成となっていることを特徴とする鍼施術用の鍼。
  2. 前記留め具が、前記注射針の外周に沿う環状であり、クッション性のある弾性部材が用いられることを特徴とする請求項1記載の鍼施術用の鍼。
  3. 前記注射針の細孔からの前記植入用糸の引き出し長さが、前記注射針の細孔への前記植入用糸の挿入長さよりも長く設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の鍼施術用の鍼。
  4. 前記注射針の基端側樹脂製の操作部とが一体的に設けられているとともに、前記注射針と前記植入用糸とを覆うキャップが前記操作部と着脱容易に嵌合されている構成とされ、
    前記注射針及び前記留め具は、前記キャップと接触しない状態で覆われていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の鍼施術用の鍼。
  5. 前記注射針が外科手術用の注射針であり、前記植入用糸が外科手術用の縫合糸であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の鍼施術用の鍼。
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