JP4248542B2 - 無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送システム及びコンテクスト転送方法 - Google Patents

無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送システム及びコンテクスト転送方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送システム及びその方法に関し、より具体的には、無線メッシュネットワーク環境において分析された無線フロートラフィックの特性に基づき、アクセスポイントの資源利用を最小化しながら、移動する無線移動端末に対するサービス遅延を最小にするために、増加的プロアクティブコンテクスト転送(incremental proactive context transfer)を行うようにした無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送システム及びその方法に関する。
これまでの典型的な大部分のインターネット接続は、イーサネットあるいはADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)のような有線網を介してなされてきた。しかしながら、無線技術の発達に伴い、無線接続方式によるインターネット接続サービスを利用することができ、転送速度も有線網と同等の速度で提供可能な技術が開発されている。
このような無線通信には、無線LAN(Wireless LAN)、モバイルIP(Mobile IP)、MANETなどの方式が最近活発に研究されている。これらのうち、代表的な接続方法は、IEEE802.11の無線LANを介してのインターネット接続である。そして無線LAN技術の中で、ユーザが無線LANを介してインターネットに接続した後、初期接続位置と関係なく、移動中にも継続的にインターネット接続を可能にするための移動性を提供する技術が研究されている。
無線LANは、一定水準のサービスを支援するという長所を有するが、一定の範囲内でだけで使用可能であるという短所も有する。すなわち、無線移動端末は、アクセスポイントのサービス適用範囲内にあるときにだけサービスを受けることができ、アクセスポイントのサービス適用範囲から外れるとサービスを受けることができない。すなわち、無線移動端末が他のアクセスポイントに移動する場合には、継続的なサービスを支援しない。
近年、中小都市や特定地域全体を対象にして超高速無線アクセスを提供するための自家(own)ネットワークアーキテクチャである無線メッシュネットワーク(Wireless Mesh Network)技術が注目されている。メトロ無線LAN(Metro Wireless LAN)とも呼ばれるこの技術は、既存の無線LANに比べて少なくとも2倍以上の適用範囲(coverage)を提供し、半径1〜2km以上でも接続することができ、無線インターネット電話(VoWLAN)などのデータ通信を可能にする。この技術は、既存のホットスポットを越えるソリューションとして注目されている。
無線メッシュネットワークは、無線LANの技術が支援する適用範囲を拡張するために、近年新しく強化された無線LANアーキテクチャであって、既存の無線LANにおけるIEEE802.11の周波数(2.4GHz/5GHz、韓国内の法的最高100mW限界出力の非許可帯域周波数)により無線でLANとLAN(LAN-to-LAN)を接続するのに用いられる。すなわち、既存の無線LANが多数ユーザとの接続用に用いられるなら、無線メッシュネットワークは、主にネットワーク間の接続用に用いられる。
特に、既存の無線LANは、各アクセスポイント(Access Point)毎に有線接続が必要であるが、無線メッシュネットワークは、アクセスポイントとアクセスポイント間を無線で通信できる。そのため1つの有線接続区間を用いて広い地域を無線LANで構築することができるので、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))ケーブルリングが無いか、又は設置が困難な地域で有用に適用することができるという長所がある。しかしながら、未だ無線メッシュネットワークのための標準化は進行中にあり、安定性、互換性、信頼性などについて市場検証が必要な段階であると指摘されている。さらには、韓国内の無線LAN出力に対する法的限界、ISM(Industrial Scientific and Medical)バンドによるインタフェース、そして定められた周波数でネットワークを構成しなければならないため、ネットワークの増設に限界があるなど本格的な市場形成のためには、解決しなければならない問題が多い。
このような未だ解決されていない問題があるにもかかわらず、IEEE802.11無線メッシュネットワークは、既存のDSL(Digital Subscriber Line)やケーブル(Cable)方式のネットワークに比べて設置費用が安価であると共に高い帯域幅支援を理由にその使用量が増加している。
無線メッシュネットワークは、無線移動端末の移動性を支援するために、無線移動端末が新しいアクセスポイントに移動する際、物理階層連結性(physical layer connectivity)、状態(state)、QoS(Quality of Service)及びAAA(Authentication、Authorization、Accounting)などのサービスコンテクスト(service context)の転送(Transfer)を必要とする。
図1は、IEEE802.11無線メッシュネットワークにおける、無線移動端末のアクセスポイント間のハンドオーバー時における既存方法に従う処理流れを示している。
無線移動端末が、あるアクセスポイントから別のアクセスポイントに接続が切り替わることをアクセスポイント間ハンドオーバー(Inter AP Handover)と言う。この過程をIEEE802.11標準では、再結合(re-association)と呼んでおり、さらに、このときのコンテクスト転送をL2コンテクスト転送(Context Transfer)と呼んでいる。また、無線移動端末の移動が、互いに異なるアクセスルータに連結されたアクセスポイント間で行われる場合には、アクセスルータ間ハンドオーバー(Inter AR Handover)が行われる。
図1のハンドオーバー処理手順は、無線移動端末が接続するアクセスポイントを変更すべきことを判定(Detect)する段階(ステップS110)と、新しく接続するアクセスポイントを探す検索(Search)段階(ステップS120)と、認証(Authentication)及び再結合(Re-association)を行う実行(Execution)段階(ステップS130)とに分けられる。
判定段階(ステップS110)では、無線移動端末120が、現在接続しているアクセスポイント(original AP)110−1とのデータ交換を通じて、現在接続しているアクセスポイント110−1との接続を維持すべきか、又は別のアクセスポイントとの接続に移行すべきかを判定する。
検索段階(ステップS120)では、無線移動端末120が新しいアクセスポイントを探すために、周囲に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにプローブ信号(probe signal)を送信し、これを受信したアクセスポイントが、前記無線移動端末が送信したプローブ信号に対して応答する処理過程を経る。
実行段階(ステップS130)は、無線移動端末120が新しく接続を設定するアクセスポイント(new AP)110−2に対し、接続をするための認証を要請すると、アクセスポイント110−2がこの無線移動端末120の認証要請に対して認証結果を伝送し、さらに無線移動端末120がアクセスポイント110−2に再結合を要請する処理過程を含む。
システムの種類によっては、実行段階(ステップS130)で、前記した処理過程に代えてIAPP(Inter Access Point Protocol)コンテクスト転送を行うことがある。IAPPコンテクスト転送処理は、アクセスポイント(new AP)110−2がアクセスポイント(original AP)110−1に対し、無線移動端末120の認証に必要な情報を要請するために、無線移動端末120から提供されるアクセスポイント110−1のMACアドレスからアクセスポイント110−1のIPアドレスを検出し、アクセスポイント110−1に対して無線移動端末120の認証に必要な情報を要請する。アクセスポイント110−1は、前記要請に応答し、アクセスポイント110−2に対して無線移動端末120の認証に必要な情報を伝送する。そしてアクセスポイント110−2は、無線移動端末120との接続を、周辺のアクセスポイントに通知し、周囲のアクセスポイントがこれに応答する処理段階を経る。
前記無線移動端末120に対する認証が成功すれば、無線移動端末120がアクセスポイント110−2に再結合を要請し、そしてこの要請にアクセスポイント110−2が応答することにより、上位プロトコルに対する認証段階に処理が進む。
このような、図1を参照しながら説明したIAPP(Inter Access Point Protocol)のコンテクスト転送段階において、無線移動端末120が新しく接続されるアクセスポイント110−2は、IAPP MOVE動作を通じて、前のアクセスポイント110−1から再結合及び認証に必要なコンテクスト情報の提供を受ける。このようなリアクティブ(Reactive)方式のコンテクスト転送は、無線移動端末120がリアルタイムでマルチメディアサービスを利用する場合に、サービス遅延を誘発させるという問題点がある。
すなわち、IEEE802.11xを支援するLANカードは、セルラー(Cellular)通信とは異なり未だソフトハンドオーバーの支援をすることができない。このため、無線移動端末120がVoIP(Voiceover Internet Protocol)やビデオストリームのようなリアルタイムマルチメディアサービスを利用しようとする場合、既存の方式であるリアクティブコンテクスト転送(Reactive Context Transfer)方式では、サービス遅延時間が1秒以上であるため、100ms以下の遅延を要求するこのようなサービスには適用することが難しいという問題がある。
本発明は、前述の従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、無線移動端末の移動に応答した情報転送の前に、無線移動端末のコンテクストをアクセスポイントに転送しながらも、アクセスポイントの不必要な資源利用を低減することのできる無線ネットワークにおける無線移動端末のハンドオーバー時のコンテクスト転送システム及びコンテクスト転送方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の一態様に係る無線ネットワークにおける無線移動端末のハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法は、無線移動端末が初めて接続した開始アクセスポイントからの位置に基づいて転送境界を設定し、設定された転送境界を基準として周辺のアクセスポイントの種類を決定するステップと、前記無線移動端末が移動することによる前記無線移動端末のハンドオーバーを実行する前に、その移動方向に位置する周辺のアクセスポイントのうち前記決定されたアクセスポイントの種類に従ってサービスコンテクスト転送政策(policy)を互いに異ならしめてサービスコンテクストを転送するステップと、を備え、前記サービスコンテクストを転送するステップは、無線移動端末が初めて任意のアクセスポイントに接続する場合に、このアクセスポイントがクライアントリストテーブルで前記無線移動端末の情報を検索するステップと、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含んでいないと判定した場合、自己から1ホップ離れた距離に位置するアクセスポイントに対してコンテクストを転送し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含むと判定した場合、前記アクセスポイントの種類に従って前記無線移動端末の移動方向に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにサービスコンテクストを転送する差別的なコンテクストの転送を行うステップと、を備えることを特徴とする。
前記開始アクセスポイントからの任意のアクセスポイントの位置判定を、ホップ(hop)単位で行われ、一例を挙げると、前記転送境界は、前記開始アクセスポイントから1ホップ、3ホップ、6ホップの距離に位置することができる。
前記アクセスポイントの種類は、前記開始アクセスポイント及び前記転送境界に位置するアクセスポイントを含む増加的境界アクセスポイントと、前記増加的境界アクセスポイントから1ホップ前に位置するプロアクティブ転送アクセスポイントとに区分される。
各アクセスポイントは、自己に接続する無線移動端末に関する情報をリスト形態で管理するクライアントリストテーブルを有し、前記クライアントリストテーブルは、無線移動端末のMACアドレス、コンテクスト転送の一連番号、無線移動端末とアクセスポイントとの接続可否、ホップカウント、アクセスポイントの状態、有効性(Validity)、コンテクスト情報に対するポインタを含む。
前記転送境界は、前記開始アクセスポイントから1ホップ、3ホップ、6ホップ単位で離れた距離に位置するアクセスポイントの3段階に設定される。
また、前記差別的なコンテクストの転送を行うステップは、前記アクセスポイントがプロアクティブ転送アクセスポイントであり、無線移動端末からプローブ要請フレームを重複して受信している場合には、前記プロアクティブ転送アクセスポイントの位置(n)の自乗(n)に該当する値(ホップ数)の距離内に位置する周囲のアクセスポイントにサービスコンテクストを転送し、前記アクセスポイントが増加的境界アクセスである場合には、前記プロアクティブ転送アクセスポイントからサービスコンテクストを受信しているか否かを確認し、受信していない場合にのみ、前記増加的境界アクセスポイントの位置(n)より1ホップをさらに追加(n+1)した値(ホップ数)の距離内に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにサービスコンテクストを転送することを特徴とする。
前記無線移動端末からのプローブ要請フレームは、新しいアクセスポイントを探すスキャン間隔周期で無線移動端末から伝送される。
前記サービスコンテクストの転送は、前記転送境界が3段階に設定される場合、2段階以下の転送境界に対してのみ適用される。
前記無線ネットワークにおいて無線移動端末のハンドオーバーするときのサービスコンテクスト転送方法は、ワイブロ(Wi-bro)ネットワークにも適用可能であるところ、本発明の他の態様に係る無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法は、無線移動端末が初めて接続した開始アクセスポイントからの位置に基づいてホップ単位で増加する転送境界を設定し、設定された転送境界を基準として周辺のアクセスポイントの種類を決定するステップと、前記無線移動端末が移動することによる前記無線移動端末のハンドオーバーを実行する前に、前記決定されたアクセスポイントの種類に従って互いに異ならしめて設定されたサービスコンテクスト転送政策(policy)に基づいて選択された少なくとも1つの転送対象アクセスポイントにサービスコンテクストを転送するステップと、を備え、前記サービスコンテクストを転送するステップは、無線移動端末が初めて任意のアクセスポイントに接続する場合に、このアクセスポイントがクライアントリストテーブルで前記無線移動端末の情報を検索するステップと、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含んでいないと判定した場合、自己から1ホップ離れた距離に位置するアクセスポイントに対してコンテクストを転送し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含むと判定した場合、前記アクセスポイントの種類に従って前記無線移動端末の移動方向に位置する少なくとも1つの転送対象アクセスポイントにサービスコンテクストを転送する差別的なコンテクストの転送を行うステップと、を備えることを特徴とする。
本発明のさらに他の態様に係る無線ネットワークにおけるアクセスポイントは、無線移動端末が初めて接続した開始アクセスポイントからの位置に基づいて増加的に単位が増加するように設定された転送境界によって区分されるアクセスポイントの種類に従ってサービスコンテクスト転送政策(policy)を異ならしめ、前記移動する無線移動端末がハンドオーバーを実行する前に、前記無線移動端末の移動方向に位置する周辺アクセスポイントに対し、予め前記コンテクスト転送政策に基づいてサービスコンテクストを転送するアクセスポイントであり、さらに、前記アクセスポイントは、無線移動端末が初めて自己に接続する場合に、クライアントリストテーブルで前記無線移動端末の情報を検索し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含んでいないと判定した場合、自己から1ホップ離れた距離に位置するアクセスポイントに対してコンテクストを転送し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含むと判定した場合、前記アクセスポイントの種類に従って前記無線移動端末の移動方向に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにサービスコンテクストを転送する差別的なコンテクストの転送を行うことを特徴とする。
本発明のさらに他の態様に係る無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送システムは、前記無線移動端末が初めて接続した開始アクセスポイントからの位置に基づいて増加的に単位が増加するように設定された転送境界によって区分されるアクセスポイントの種類に従ってサービスコンテクスト転送政策(policy)を異ならしめ、前記移動する無線移動端末がハンドオーバーを実行する前に、前記無線移動端末の移動方向に位置する周辺アクセスポイントに対し、予め前記コンテクスト転送政策に基づいてサービスコンテクストを転送する無線ネットワークにおける少なくとも1つのアクセスポイントと、前記少なくとも1つのアクセスポイントと連動すると共に、インターネットに接続されるアクセスルータと、前記無線メッシュネットワーク内において、接続するアクセスポイントを変更しながら移動する無線移動端末と、を備え、前記アクセスポイントは、無線移動端末が自己に接続する場合に、クライアントリストテーブルで前記無線移動端末の情報を検索し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含んでいないと判定した場合、自己から1ホップ離れた距離に位置するアクセスポイントに対してコンテクストを転送し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含むと判定した場合、前記アクセスポイントの種類に従って前記無線移動端末の移動方向に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにサービスコンテクストを転送する差別的なコンテクストの転送を行うことを特徴とする。
本発明によれば、無線移動端末のハンドオーバーを実行する前に、無線移動端末が初めて接続した開始アクセスポイントからの位置に基づいて設定した転送境界を基準として、周辺のアクセスポイントの種類を決定し、前記決定されたアクセスポイントの種類に従ってサービスコンテクスト転送を互いに異なる方式で行うことにより、アクセスポイントの資源利用を最小化しながら、移動する無線移動端末に対するサービス遅延を最小にすることが可能になる。
本発明によれば、無線移動端末の選択的なコンテクスト転送を通じてアクセスポイントのオーバーロードを最小化しながらも、高速で移動する無線移動端末を支援するリアルタイムアプリケーションを具現することによって、適用されるLANカードの修正無しに、既存の無線移動端末を収容し、現在進行されているIEEE802.11の標準化作業に修正を加えない独自的なルータのアクセスポイントのソリューションを提供する効果を有する。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る好ましい実施形態を具体的に説明する。
図2は、本発明の実施形態が適用されるIEEE802.11無線メッシュ(Wireless Mesh)ネットワークの概略構造を示す。図2に示すように、IEEE802.11無線メッシュネットワークは、バックホール(back-haul)と呼ばれる既存の有線インターネットに接続される各アクセスポイント110間、またはアクセスポイント110とアクセスルータ(Access Router)100間の無線メッシュ接続により、IEEE802.11装置を備えた無線移動端末にネットワークサービスを提供する技術である。
図2に示すように、一のアクセスルータ100には、多数のアクセスポイント110が接続されており、さらに、一のアクセスポイント110には、多数の移動端末(Mobile Node)である無線移動端末120が接続されている。このような構造は、上述したメッシュネットワークの特徴の一つであるアクセスポイント間において無線通信がなされることを確認することができる。無線移動端末120としては、ノートブック型のパーソナルコンピュータ(PC)、PDA(Personal Data Access)、または移動する車両に装着されたIEEE802.11装置など、種々の形態を適用することができる。
このような無線メッシュネットワークを構成するためには、アクセスポイント間のルーティングにより、インターネットバックホールとの接続を設定したり、無線移動端末間の通信を可能にし、経路設定プロトコルが動作されなければならない。
図3は、図2に示すIEEEの802.11無線メッシュネットワークにおいて、無線移動端末が移動する場合の動作の流れを示している。
図3は、図2のような構成の無線メッシュネットワークにおいて、無線移動端末120が実際に移動する場合におけるハンドオーバーの発生状況を示している。
図3の場合、無線移動端末120は元々(最初に)第1のアクセスポイント110−1に接続していたが、その後に図の右方向に移動し、第2のアクセスポイント110−2、第3のアクセスポイント110−3、第4のアクセスポイント110−4の順にハンドオーバーされている。ここで、第1のアクセスポイント110−1及び第2のアクセスポイント110−2は、第1のアクセスルータ100−1に接続されているが、第3のアクセスポイント110−3及び第4のアクセスポイント110−4は、第2のアクセスルータ100−2に接続されているので、無線移動端末120が第2のアクセスポイント110−2の適用範囲(coverage)から外れて第3のアクセスポイント110−3の適用範囲(coverage)に入る際には、第1と第2のアクセスルータ100−1,100−2の間でハンドオフ(hand-off)が行われるようになる。
本発明で提案する増加的プロアクティブコンテクスト転送(Incremental Proactive Context Transfer)プロトコルは、無線空間領域で移動するトラフィック(wireless flow traffic)の特性を分析し、その結果に着目してなされたものである。
すなわち、各種研究及び調査において明らかになった無線トラフィックの流れを見れば、無線移動端末が移動する際、ローミング流れ(Roaming Flow)の97.7%が5回以下のハンドオーバー回数を示すことを把握している。そこで本発明では、無線トラフィックのこの特性を用いて、プロアクティブコンテクスト転送をする周辺アクセスポイントのホップカウント(Hop Count)を1ホップ、2ホップ、3ホップに順次増加させながらアップデートすることで具現される。このような理由により、本発明に係るプロトコルを、増加的プロアクティブコンテクスト転送プロトコルと呼ぶことにする。
図4及び図5を参照しながら、本発明に係る実施形態による増加的プロアクティブコンテクスト転送プロトコルについて説明する。
図4は、本発明の実施形態に従う、アクセスポイント間のハンドオーバー過程における無線移動端末及びアクセスポイントの動作の流れを示しており、図5は、無線移動端末の移動過程で現れる信号と雑音(noise)の比率の変化を模式的に示してある。
本発明の実施形態に従う増加的プロアクティブコンテクスト転送プロトコルは、図4に示すように、無線メッシュネットワークを構成するアクセスポイントに対し、無線移動端末との相対的な位置関係によって異なる名称を付与する。つまり、詳しくは後述するが、無線移動端末との相対的な位置関係に従い、アクセスポントのコンテクスト転送の動作、すなわち転送政策(ポリシー)が異なる。
ここで、無線移動端末120が図4の(1)→(2)→(3)の順に経路を移動しながら接続アクセスポイントを変えて通信すると仮定する。
無線移動端末120が第1のアクセスポイント111に接続する際、第1のアクセスポイント111は、自己の保有するクライアントリストテーブル(Client List Table)を検索し、該当無線移動端末がリストに存在するか否かを確認する。
ここで、前記クライアントリストテーブルは、各々のアクセスポイントがメモリ等の記憶手段に格納して保有するものであって、各アクセスポイントが自己に接続する無線移動端末に関する情報などをリスト形態で管理するデータベース形式のテーブルを意味する。このようなクライアントリストテーブルには、表1に示すような項目が含まれている。
Figure 0004248542
表1において、クライアントIDは、無線移動端末のMACアドレスを意味し、アクセスポイントは、MACアドレスから該当無線移動端末のIPアドレスを検出できる。Seq.numberは、コンテクスト転送の一連番号を示している。接続可否は、前記クライアントIDの無線移動端末がアクセスポイントに接続した状態であるか否かを示す項目である。また、IPCTカウントは、nの変数で示されるIPCT(Incremental Proactive Context Transfer)ホップカウントである。アクセスポイントの状態は、このクライアントリストテーブルを保有するアクセスポイントが増加的境界アクセスポイントであるか、又はプロアクティブ転送アクセスポントであるか、それともこのような特別な名前が付与されない一般のアクセスポイントであるかといったように、アクセスポントの種類を示す項目である。
また、有効性(Validity)は、アクセスポイント自身が備えたタイマーによるコンテクスト情報の時間的有効性を示す項目であり、時間が長く経過した情報は無用なので、予め決められた一定の基準時間をもって管理するものである。コンテクスト(Context)項目は、無線移動端末のコンテクスト情報を格納しているメモリアドレスに対するポインタを含んでいる。
無線移動端末120が第1のアクセスポイント111に初めて接続する場合には、第1のアクセスポイント111は該当無線移動端末120についての情報を有していない。そこで第1のアクセスポイント111は、自己の保有するクライアントリストテーブルに初めて接続するこの無線移動端末120についての情報を追加する。
このとき、第1のアクセスポイント111は、増加的境界アクセスポントとなる。増加的境界アクセスポイントになる条件は、この第1のアクセスポイント111のように無線移動端末が初めて接続したアクセスポイントであるか、あるいは初めて接続したアクセスポイントから1ホップ、3ホップ、6ホップの単位で離れている周辺アクセスポイントである必要がある。ここで、境界の単位をNとすると、1ホップの場合はN=1、1ホップから3ホップ内に位置する区域はN=2、3ホップから6ホップ内に位置する区域はN=3と設定することができる。ここで、初めてアクセスポイントに接続するとは、当該無線メッシュネットワークを通じて通信を行うために無線移動端末が任意のアクセスポイントにアクセスすることを言う。
7ホップ以上の周辺アクセスポイントに対しては、前記した無線トラフィックの特性によってさらに1ホップ、3ホップ、6ホップの単位で離れている周辺アクセスポイントとして動作するようになるので、ホップカウントをリセットし、ホップカウントの無限増加を防止する。
図4では、第1のアクセスポイント111、第2のアクセスポイント112、第3のアクセスポイント113、第4のアクセスポイント114が増加的境界アクセスポイントになる。すなわち、第1のアクセスポイント111は、無線移動端末120が初めて接続したアクセスポイントであり、また、第2のアクセスポイント112は、第1のアクセスポイント111から1ホップの距離にあり、第3のアクセスポイント113及び第4のアクセスポイント114は、第1のアクセスポイント111から3ホップの距離にあるため、増加的境界アクセスポイントに設定される。なお、図示は省略するが、第1のアクセスポイント111から6ホップの距離にあるアクセスポイントも増加的境界アクセスポイントに設定される。
本発明の実施形態に従うプロトコルによれば、増加的境界アクセスポイントの他に、プロアクティブ転送アクセスポイントも設定される。具体的には、増加的境界アクセスポイントが開始アクセスポイント(この例では第1のアクセスポイント111)からNホップの境界に位置するアクセスポイントであるなら、N−1ホップの距離のアクセスポイントがプロアクティブ転送アクセスポイントとなる。すなわち、図4の例では、第5のアクセスポイント115がプロアクティブ転送アクセスポイントとなる。
このように増加的境界アクセスポイントとプロアクティブ転送アクセスポイントとが設定された無線移動端末120の周辺のアクセスポイントは、設定されたアクセスポイントの種類によって無線移動端末120のハンドオーバー時のコンテクスト転送政策(policy)が変わる。
まず、増加的境界アクセスポイントの動作から具体的に説明する。
図4の例で、無線移動端末120が(3)の位置で第5のアクセスポイント115に接続している状況にある場合、第5のアクセスポイント115は、プロアクティブ転送アクセスポイントAPであるので、信号と雑音の比率であるSNR(Signal-to-Noise Ratio)の変化に基づいて無線移動端末120の移動性(移動可能性)を予測してコンテクスト転送を行う。どのような方法で無線移動端末120の移動性を予測するかについて、図5を参照しながら説明する。
図5は、本発明の実施形態に従うハンドオーバー時のアクセスポイント間の信号と雑音の比率の変化を示すグラフである。
図5において、SNR1は、図4の第5のアクセスポイント115との通信品質(Communication Quality)の経時変化を示し、SNR2は、図4の第3のアクセスポイント113との通信品質の経時変化を示している。すなわち、無線移動端末120が(3)の位置から(4)の位置に移動することに従って、SNR1が探索開始基準値SNRcst以下になって通信品質が低下すると、無線移動端末120は、新しいアクセスポイントを探すために、当該無線移動端末120の周囲に位置するアクセスポイントの全てのチャンネルに対してプローブ要請フレーム(Probe Request Frame)を転送する。このようなプローブ要請フレームの転送は、スキャン間隔Tsl周期で行われ、SNR2がSNR1よりもハンドオーバー実行基準値SNRcomp以上に大きくなる瞬間まで続けられる。
SNR2がSNR1よりもハンドオーバー実行基準値SNRcomp以上に大きくなると、無線移動端末120は、第5のアクセスポイント115との接続を解除し、第3のアクセスポイント113との間に新しい接続を設定する。この過程で、プロアクティブ転送アクセスポイントである第5のアクセスポイント115は、無線移動端末120からプローブ要請フレームを2回以上受信すると、無線移動端末120が移動しようとしていると判断し、nホップの距離内に位置する周辺アクセスポイントに対しコンテクスト転送を行う。
このようなコンテクスト転送は、全ての無線移動端末について行われるものでなく、移動性(移動可能性)を示す無線移動端末ついてだけ選択的に行うことによって、周辺アクセスポイントの資源浪費を低減することができる。
次に、増加的境界アクセスポイントの動作について説明する。
図4で、無線移動端末120が(1)の位置から(2)の位置に移動し、第2のアクセスポイント112に接続している状況であると仮定する。この場合、第2のアクセスポイント112は、増加的境界アクセスポイントである。
増加的境界アクセスポイントは、無線移動端末が接続されたとき、直ぐ前のホップ(n−1)に位置するプロアクティブ転送アクセスポイントからIPCTを受け取らなければ、n+1ホップの距離内に位置する周辺アクセスポイントにIPCTを転送する。ここで、nは、自己のホップ数を意味する。図4では、第2のアクセスポイント112のn値は1であるから、2ホップの移動方向にある周辺アクセスポイントにIPCTを転送する。
増加的境界アクセスポイントがプロアクティブ転送アクセスポイントにIPCTを転送する場合とは、これは、無線移動端末120の移動速度が、プロアクティブ転送アクセスポイントが無線移動端末120の移動性を判断するのに用いるスキャン間隔Tsl(図5参照)よりも速い場合である。
プロアクティブ転送アクセスポイントは、無線移動端末120が移動しようとすることを検知するメカニズム(つまり2回以上のプローブ要請フレームを受信したときに移動しようとしていると判断する)によりコンテクストを転送する。一方、増加的境界アクセスポイントは、無線移動端末120が接続されるとすぐに、周囲のアクセスポイントにコンテクストを転送する。これは、無線移動端末120の移動速度が高速である場合に(約100Km/h以上)、プロアクティブ転送アクセスポイントとの接続なしに(すなわち、プロアクティブ転送アクセスポイントが無線移動端末120から2回目のプローブ要請フレームを受信しない程度の高速で無線移動端末120が移動する場合)、増加的境界アクセスポイントに接続したときに、増加的境界アクセスポイントはコンテクストを転送することを意味する。これは、無線移動端末120の移動速度が、コンテクスト転送の決定因子として作用することを意味する。
本発明は、上述のような方法を採用することにより、GPS(Global Positioning System)のような特別なハードウェアの助けがなくても、移動速度の大きい無線移動端末のためのIPCT転送効果を得ることができる。
図6は、本発明の実施形態に従う増加的プロアクティブコンテクスト転送方法の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、無線移動端末が初めて任意のアクセスポイントに接続すると連結すれば(ステップS601)、接続された該当アクセスポイントは、自己が保有するクライアントリストテーブルに前記無線移動端末の情報があるかを検索する(ステップS602)。
前記ステップS602の検索の結果、当該アクセスポイントが前記無線移動端末の情報を格納していないと判定した場合には、自己の保有するクライアントリストテーブルに前記無線移動端末の情報を追加し(ステップS603)、そして自己から1ホップ離れたアクセスポイントに対してIPCTの転送を行う(ステップS604)。すなわち、接続端末の物理階層連結性(physical layer connectivity)、状態(state)、QoS(Quality of Service)やAAA(Authentication、Authorization、Accounting)などを含むコンテクストを1ホップ離れた周囲のアクセスポイントにIPCTを予め転送する。
他方、前記ステップS602の検索の結果、前記アクセスポイントが保有するクライアントリストテーブルに前記無線移動端末の情報が存在すると判定した場合には、このクライアントリストテーブルの情報項目のうちアクセスポイントの状態(status)項目を参照し(ステップS605)、前記無線移動端末に対して該当アクセスポイントがどんな種類のアクセスポイントとして機能しているかを判断する(ステップS606)。
前記ステップS606の判断の結果、該当アクセスポイントがプロアクティブ転送アクセスポイントであると判断した場合には、前記無線移動端末から重複したプローブ要請フレームを受信しているか否かを確認し(ステップS607)、nホップの距離内に位置するアクセスポイントに対して前記無線移動端末のコンテクストを転送する(ステップS608)。他方、前記ステップS606の判断の結果、該当アクセスポイントが増加的境界アクセスポイントであると判断した場合には、プロアクティブ転送アクセスポイントからのコンテクスト転送があったか否かを確認し(ステップS609)、プロアクティブ転送アクセスポイントからのコンテクスト転送がなかった場合に限って、n+1ホップの距離内に位置するアクセスポイントに対して無線移動端末のコンテクストを転送する(ステップS610)。
コンテクストの転送は、転送境界が3段階に設定される場合には2段階以下の転送境界に対してのみ適用(動作)され、3以上である場合には、境界の範囲を定める値Nがリセット(reset)される。これは、上述した通り、開始アクセスポイントから1ホップ、3ホップ、6ホップ単位までだけを考慮して転送政策を建てたためであり、このような政策は、ローミング流れの大部分が5ホップ以内にハンドオーバー回数を示す特性を利用したものである。
上述したような増加的プロアクティブコンテクスト転送プロトコルによってリアルタイムサービスを提供した結果、実際ネットワークにおいて発生する無線移動端末へのサービス遅延時間が既存の1.1秒以上から25ミリ秒以下と急激に減少したことを確認することができた。
一方、本発明は、これまで例に挙げて説明したメッシュネットワークにおいて大きい効果を発揮し、その役目を果たすが、メッシュネットワークに限定されることはなく、他の種類の通信網にも適用可能であり、ホップ単位通信がなされるいずれの種類の網にも適用可能である。
一例として、ワイブロ(Wireless-Broadband ;Wi-bro)が挙げられるが、ワイブロは、無線LANのようにインターネットに接続したデータ通信が可能であると共に、携帯電話のような長距離通信が可能なサービスである。携帯インターネットとも呼ばれるこのサービスは、周波数帯域が2.3GHzに割り当てられており、サービス帯域幅は、約1Mbps程度のADSL級の通信になる。
ワイブロは、1ホップ単位の通信だけが可能であり、2ホップ以上の単位でコンテクスト転送がなされない特徴を有しているので、本発明をワイブロに適用する際には、無線メッシュネットワークに適用した(1ホップ、2ホップ、3ホップ)式の転送方法は使用することができず、(1ホップ、1ホップ、1ホップ、…)式の転送方法を適用することが可能である。
以上において説明した本発明は、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形及び変更が可能であるので、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態及び添付図面の記載に限定されるものではない。
IEEE802.11無線メッシュネットワークにおいて無線移動端末のアクセスポイント間ハンドオーバー時の既存方法による処理流れを示す図である。 本発明が適用されるIEEE802.11無線メッシュネットワークの概略構造を示す図である。 IEEE802.11無線メッシュネットワークにおいて無線移動端末が移動する場合の動作の流れを示す図である。 本発明の実施形態に従うアクセスポイント間のハンドオーバー過程における無線移動端末及びアクセスポイントの動作の流れを示す図である。 本発明の実施形態に従うハンドオーバー時のアクセスポイント間の信号と雑音の比率の経時変化を示す図である。 本発明の実施形態に従う増加的プロアクティブコンテクスト転送方法の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 アクセスルータ
110 アクセスポイント
110−1 アクセスポイント(new AP)
110−2 アクセスポイント(original AP)
120 無線移動端末

Claims (17)

  1. 無線メッシュネットワーク内に位置する無線移動端末がハンドオーバーするときのサービスコンテクスト転送方法であって、
    無線移動端末が初めて接続した開始アクセスポイントからの位置に基づいて転送境界を設定し、設定された転送境界を基準として周辺のアクセスポイントの種類を決定するステップと、
    前記無線移動端末が移動することによる前記無線移動端末のハンドオーバーを実行する前に、その移動方向に位置する周辺のアクセスポイントのうち前記決定されたアクセスポイントの種類に従ってサービスコンテクスト転送政策(policy)を互いに異ならしめてサービスコンテクストを転送するステップと、を備え
    前記サービスコンテクストを転送するステップは、
    無線移動端末が初めて任意のアクセスポイントに接続する場合に、このアクセスポイントがクライアントリストテーブルで前記無線移動端末の情報を検索するステップと、
    前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含んでいないと判定した場合、自己から1ホップ離れた距離に位置するアクセスポイントに対してコンテクストを転送し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含むと判定した場合、前記アクセスポイントの種類に従って前記無線移動端末の移動方向に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにサービスコンテクストを転送する差別的なコンテクストの転送を行うステップと、を備えることを特徴とする無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  2. 前記開始アクセスポイントからの任意のアクセスポイントの位置判定を、ホップ(hop)単位で行うことを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  3. 前記転送境界は、
    前記開始アクセスポイントから1ホップ、3ホップ、6ホップの距離に位置することを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  4. 前記アクセスポイントの種類は、
    前記開始アクセスポイント及び前記転送境界に位置するアクセスポイントを含む増加的境界アクセスポイントと、前記増加的境界アクセスポイントから1ホップ前に位置するプロアクティブ転送アクセスポイントとに区分されることを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  5. 各アクセスポイントは、
    自己に接続する無線移動端末に関する情報をリスト形態で管理する前記クライアントリストテーブルを有することを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  6. 前記クライアントリストテーブルは、
    無線移動端末のMACアドレス、コンテクスト転送の一連番号、無線移動端末とアクセスポイントとの接続可否、ホップカウント、アクセスポイントの状態、有効性(Validity)、コンテクスト情報に対するポインタを含むことを特徴とする請求項5に記載の無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  7. 前記転送境界は、
    前記開始アクセスポイントから1ホップ、3ホップ、6ホップ単位で離れた距離に位置するアクセスポイントの3段階に設定されることを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  8. 前記差別的なコンテクストの転送を行うステップは、
    前記アクセスポイントがプロアクティブ転送アクセスポイントであり、無線移動端末からプローブ要請フレームを重複して受信している場合には、前記プロアクティブ転送アクセスポイントの位置(n)の自乗(n)に該当する値(ホップ数)の距離内に位置する周囲のアクセスポイントにサービスコンテクストを転送し、
    前記アクセスポイントが増加的境界アクセスである場合には、前記プロアクティブ転送アクセスポイントからサービスコンテクストを受信しているか否かを確認し、受信していない場合にのみ、前記増加的境界アクセスポイントの位置(n)より1ホップをさらに追加(n+1)した値(ホップ数)の距離内に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにサービスコンテクストを転送することを特徴とする請求項に記載の無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  9. 前記サービスコンテクストの転送は、
    前記転送境界が3段階に設定される場合、2段階以下の転送境界に対してのみ適用されることを特徴とする請求項に記載の無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  10. 前記無線移動端末からのプローブ要請フレームは、
    新しいアクセスポイントを探すスキャン間隔周期で無線移動端末から伝送されることを特徴とする請求項に記載の無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  11. ワイブロ(Wi-bro)ネットワーク内に位置する無線移動端末がハンドオーバーするときのサービスコンテクスト転送方法であって、
    無線移動端末が初めて接続した開始アクセスポイントからの位置に基づいてホップ単位で増加する転送境界を設定し、設定された転送境界を基準として周辺のアクセスポイントの種類を決定するステップと、
    前記無線移動端末が移動することによる前記無線移動端末のハンドオーバーを実行する前に、前記決定されたアクセスポイントの種類に従って互いに異ならしめて設定されたサービスコンテクスト転送政策(policy)に基づいて選択された少なくとも1つの転送対象アクセスポイントにサービスコンテクストを転送するステップと、を備え
    前記サービスコンテクストを転送するステップは、
    無線移動端末が初めて任意のアクセスポイントに接続する場合に、このアクセスポイントがクライアントリストテーブルで前記無線移動端末の情報を検索するステップと、
    前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含んでいないと判定した場合、自己から1ホップ離れた距離に位置するアクセスポイントに対してコンテクストを転送し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含むと判定した場合、前記アクセスポイントの種類に従って前記無線移動端末の移動方向に位置する少なくとも1つの転送対象アクセスポイントにサービスコンテクストを転送する差別的なコンテクストの転送を行うステップと、を備えることを特徴とする無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送方法。
  12. 無線ネットワーク上においてハンドオーバーを行う無線移動端末が接続されるアクセスポイントであって、
    前記無線移動端末が初めて接続した開始アクセスポイントからの位置に基づいて増加的に単位が増加するように設定された転送境界によって区分されるアクセスポイントの種類に従ってサービスコンテクスト転送政策(policy)を異ならしめ、
    前記移動する無線移動端末がハンドオーバーを実行する前に、前記無線移動端末の移動方向に位置する周辺アクセスポイントに対し、予め前記コンテクスト転送政策に基づいてサービスコンテクストを転送するアクセスポイントであり、さらに、
    前記アクセスポイントは、無線移動端末が初めて自己に接続する場合に、クライアントリストテーブルで前記無線移動端末の情報を検索し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含んでいないと判定した場合、自己から1ホップ離れた距離に位置するアクセスポイントに対してコンテクストを転送し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含むと判定した場合、前記アクセスポイントの種類に従って前記無線移動端末の移動方向に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにサービスコンテクストを転送する差別的なコンテクストの転送を行うことを特徴とする無線ネットワークにおけるアクセスポイント。
  13. 前記開始アクセスポイントからの任意のアクセスポイントの位置判定を、ホップ単位で行うことを特徴とする請求項12に記載の無線ネットワークにおけるアクセスポイント。
  14. 前記アクセスポイントの種類は、
    前記開始アクセスポイント及び前記転送境界に位置するアクセスポイントを含む増加的境界アクセスポイントと、前記増加的境界アクセスポイントから1ホップ前に位置するプロアクティブ転送アクセスポイントとに区分されることを特徴とする請求項12に記載の無線ネットワークにおけるアクセスポイント。
  15. 前記転送境界は、
    前記開始アクセスポイントから1ホップ、3ホップ、6ホップ単位で離れた距離に位置するアクセスポイントの3段階に設定されることを特徴とする請求項12に記載の無線ネットワークにおけるアクセスポイント。
  16. 前記アクセスポイントがプロアクティブ転送アクセスポイントであり、無線移動端末からプローブ要請フレームを重複して受信している場合には、前記プロアクティブ転送アクセスポイントの位置(n)の自乗(n)に該当する値(ホップ数)の距離内に位置する周囲のアクセスポイントにサービスコンテクストを転送し、
    前記アクセスポイントが増加的境界アクセスである場合には、前記プロアクティブ転送アクセスポイントからサービスコンテクストを受信しているか否かを確認し、受信していない場合にのみ、前記増加的境界アクセスポイントの位置(n)より1ホップをさらに追加(n+1)した値(ホップ数)の距離内に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにサービスコンテクストを転送することを特徴とする請求項14に記載の無線ネットワークにおけるアクセスポイント。
  17. 無線メッシュネットワーク内に位置する無線移動端末がハンドオーバーするときのサービスコンテクスト転送システムであって、
    前記無線移動端末が初めて接続した開始アクセスポイントからの位置に基づいて増加的に単位が増加するように設定された転送境界によって区分されるアクセスポイントの種類に従ってサービスコンテクスト転送政策(policy)を異ならしめ、前記移動する無線移動端末がハンドオーバーを実行する前に、前記無線移動端末の移動方向に位置する周辺アクセスポイントに対し、予め前記コンテクスト転送政策に基づいてサービスコンテクストを転送する無線ネットワークにおける少なくとも1つのアクセスポイントと、
    前記少なくとも1つのアクセスポイントと連動すると共に、インターネットに接続されるアクセスルータと、
    前記無線メッシュネットワーク内において、接続するアクセスポイントを変更しながら移動する無線移動端末と、を備え
    前記アクセスポイントは、無線移動端末が自己に接続する場合に、クライアントリストテーブルで前記無線移動端末の情報を検索し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含んでいないと判定した場合、自己から1ホップ離れた距離に位置するアクセスポイントに対してコンテクストを転送し、前記検索結果、前記無線移動端末に関する情報を前記クライアントリストテーブルが含むと判定した場合、前記アクセスポイントの種類に従って前記無線移動端末の移動方向に位置する少なくとも1つのアクセスポイントにサービスコンテクストを転送する差別的なコンテクストの転送を行うことを特徴とする無線ネットワークにおける無線移動端末がハンドオーバーするときのコンテクスト転送システム。
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