JP4247212B2 - 光伝送システム - Google Patents
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Description
既存の全光ネットワークにおいては、送信端ノードと受信端ノードとを繋ぐパスを各リンク上に1つ、または負荷分散のため同じトポロジで複数割り付けるようになっている。しかしながら、全光ネットワークにおいてリンク上、またはパス上でトラフィックの輻そうや伝送路障害などが生じた際にトラフィックを迂回させる機能は知られていない。よって伝送トラフィックは輻そうや障害などの影響をそのまま受けてしまうことになる。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、耐障害性能を高めた光伝送システムを提供することにある。
この実施形態では複数本の伝送パスをまとめてパストンネルに束ねる手順を開示する。図1は伝送ネットワークの一例を示す図である。同図中、ノードA〜B,A〜D,A〜E,A〜F,A〜L,B〜D,B〜E,G〜D,G〜E,G〜M,H〜D,H〜K,H〜Lの13本のパスが既に設定されているとする。
この実施形態では、複数本の伝送パスの各々について遠回りを最小にできる迂回経路を検索し、一斉プロテクションを行うためのパストンネルを作成する方法を開示する。
図18は、この実施形態におけるパストンネルおよび迂回パストンネルの作成方法を示すフローチャートである。このフローチャートの処理手順は、実行する前段階で伝送ネットワーク上に既に伝送パスが設定されていることを条件とし、2段階の手順から成る。
まず、伝送パスの迂回経路を検索し、その迂回経路(となるリンク)の始点ノード・終点ノードを判定する手順につき図19を参照して説明する。図20はその前提となるネットワーク例である。図19のステップS191においては、「該当パスの伝送を行う各ノードで、該当パスが通過するリンクの中から連続する2ホップ以上の長さを持つリンクの組み合わせを抽出する」という処理が行われる。ネットワーク上のノードA〜Eの各ノードはルーティングプロトコルによりネットワークトポロジ情報を交換し、図20に示されるネットワークトポロジを既知であるとする。よって各ノードは自律的に、”該当パスが通過するリンクの中から連続する2ホップ以上の長さを持つリンクの組み合わせ”として、AC,AD,AE,BD,BE,CE(隣り合わないノードによるリンク組み合わせ)を抽出できる。
ステップS194では、始点ノード・終点ノードの候補のうち、区間が重なるものがあるか否かが判定される。図20では候補が1組しかないため”No”分岐となり、ステップS195へ進む。この時点で候補{A,E}が迂回経路の始点ノード・終点ノードとして確定する。この認識はノードA〜Eの各々が持つことができるが、後でパストンネルを設定する際は始点となるノードAのみがこの認識を適用する。
ステップS182における手順の詳細を以下に述べる。ステップS182では、複数本の伝送パスが各々持つ迂回経路の始点ノード・終点ノード情報から、定められた評価指標に従って各パスを束ねることが可能なパストンネルおよび当該パストンネルに対応する迂回パストンネルを見つけて設定する処理がなされる。
この実施形態では、想定される伝送路障害に対して予め当該障害状況の通知経路を設定しておき、障害の発生/解除時には設定された通知経路を用いることにより滞りなく障害状況通知を行う手順を説明する。ここでは図25に示すネットワークを例とする。
(1−1)A〜C:C→D→F→A{RC=9}
(1−2)A〜D:[C→]D→F→A{RC=9}
(1−3)A〜E:[C→]D→F→A{RC=9}
(1−4)A〜L:[C→K→]L→D→F→A{RC=10}
(1−5)B〜D:[C→]D→L→K→J→I→B{RC=9}
(1−6)B〜E:[C→]D→L→K→J→I→B{RC=9}
(1−7)G〜D:[C→]D→L→K→J→I{RC=8}
(1−8)G〜E:[C→]D→L→K→J→I{RC=8}
(1−9)G〜M:[C→]K→J→I{RC=5}
(1−10)H〜D:[C→]D→L→K→J→I{RC=8}
(1−11)H〜K:[C→]K→J→I{RC=5}
(1−12)H〜L:[C→]K→J→I{RC=5}
さらに、ノードCからリンクB〜Cを挟んだ1ホップ上流のノードBまでのLink disjointな経路を次に示す(1−13)。
(1−13){B〜C}:C→K→J→I→B{RC=6}
ノードAまでの通知経路として(1−1)〜(1−4)のRCを、ノードBまでの通知経路として(1−5)〜(1−6)および(1−13)のRCを、ノードIまでの通知経路として(1−7)〜(1−12)のRCを各々比較し、ノードAまでの通知経路をC→D→F→A、ノードBまでの通知経路をC→K→J→I→B、ノードIまでの通知経路をC→K→J→Iと設定する。
図49のノードLにおいてリンクK〜Lを通過するパスA〜Lについて、ノードL(終点ノード)から始点ノード(ノードA)までの迂回経路は(2−1)となる。
(2−1)A〜L:L→D→F→A{RC=8}、
そしてノードLからリンクK〜Lを挟んだ1ホップ上流のノードKまでのLink disjointな経路は、(2−2)となる。
(2−2){K〜L}:L→D→C→K{RC=4}
以上の結果から、ノードAまでの通知経路をL→D→F→A、ノードKまでの通知経路をL→D→C→Kと設定する。
(3−1){K〜L}:L→D→C→K{RC=4}
よって、ノードKまでの通知経路としてL→D→C→Kが選択されるが、図49においては既に当該通知経路が設定されているので、重ねて当該経路を設定はしない。以上の障害状況通知経路設定は、当該伝送ネットワークの運用準備段階で行われる(図44の点線囲み部分)。
Claims (3)
- ネットワークを形成する複数のノードを備える光伝送システムにおいて、
前記ネットワーク上に設定済みの伝送パスのイングレスノードを上流側端点とし当該伝送パスのイーグレスノードを下流側端点とする複数の伝送パスに共通するパスの断片を、これらの伝送パス間に共通するパスの断片の本数×ホップ数(経由ノード数)を最大とすべく、前記複数の伝送パスに関係するノードが各伝送パスの経路情報を用いて自律的に検出する検出手段と、
この検出手段により検出された前記パスの断片をパストンネルとして設定し、このパストンネルにおいて前記複数の伝送パスを束ねて伝送する伝送手段とを具備することを特徴とする光伝送システム。 - 前記伝送手段は、
伝送パスに輻そうが発生した状況でその輻そう発生箇所を判定し、当該輻そう発生箇所がパストンネルとして設定されるパスの断片に含まれる場合、当該パスを対象にパストンネルに束ねて伝送することを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。 - 前記伝送手段は、
伝送パス毎に「パストンネルに束ねられることへの可否」を示す属性を与え、この属性が「可」である伝送パスのみを対象として前記パストンネルに束ねることを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
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JP2007019954A JP2007019954A (ja) | 2007-01-25 |
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