JP4245852B2 - ダイレクトメモリアクセス装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイレクトメモリアクセス技術に関し、特に複数のリクエストが競合する際のダイレクトメモリアクセス技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロコンピュータに於いては、近年、高速及び高機能化が著しく、その上、低価格のためにコスト削減も重要課題とされている。低コストのためにはチップのサイズの縮小、及び、より端子の少ないパッケージにする必要があり、ダイレクトメモリアクセス(DMA)の応答に於いても1本でも端子数を減らすことは即コストダウンに直結する課題となる。
【0003】
図7は、従来技術によるDMA装置の構成を示す。マイクロコンピュータ700は、CPU及びDMAコントローラ(DMAC)を内蔵しており、複数のマクロ701〜703との間でそれぞれリクエスト信号REQ及びアクノリッジ信号ACKの入出力を行う。マクロ701〜703は、それぞれリクエスト信号REQの出力端子及びアクノリッジ信号ACKの入力端子を有する。マイクロコンピュータ700は、リクエスト信号REQの入力端子及びアクノリッジ信号ACKの出力端子をマクロ701〜703の数だけ有する。
【0004】
各マクロ701〜703は、リクエスト信号REQによりマイクロコンピュータ700にDMAのリクエストを行うことができる。マイクロコンピュータ700は、リクエスト信号REQを受けると、その許否の判断を行い、マクロ701〜703のうちの1つにアクノリッジ信号ACKを出力し、DMAを行う。すなわち、マイクロコンピュータ700は、各マクロ701〜703に対して個々にリクエスト信号REQ及びアクノリッジ信号ACKの入出力を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、マクロが1個増えると、マイクロコンピュータ700の端子が2本増加してしまう。マイクロコンピュータ700の端子数の制限からDMAを諦めるか、マイクロコンピュータ700のコストアップを覚悟して端子数を増加するかどちらかしかなかった。
【0006】
本発明の目的は、DMAC(マイクロコンピュータ)の端子数を増加せずに、複数のマクロ(リクエスト装置)からのリクエストに応じてDMAを行うことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、ダイレクトメモリアクセスコントローラ及び複数のリクエスト装置が接続されるダイレクトメモリアクセス装置であって、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラは、前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力する1個のリクエスト信号入力端子と、前記リクエスト信号を入力すると、前記複数のリクエスト装置へパルス状のアクノリッジ信号を出力するための1個のアクノリッジ信号出力端子と、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力した後に、前記リクエスト信号入力端子から入力するリクエスト信号がレベル変化するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する制御回路とを有し、前記各リクエスト装置は、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラが出力するアクノリッジ信号を入力するための1個のアクノリッジ信号入力端子と、自らリクエスト信号をハイレベルにした後、前記アクノリッジ信号入力端子に入力されるアクノリッジ信号のパルス数に基づいて、前記リクエスト信号をローレベルにするとともに、前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力するための1個のリクエスト信号入出力端子と、前記アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号を入力した後にリクエスト装置毎に異なる一定期間経過後に、前記リクエスト信号入出力端子に出力するリクエスト信号のレベルを変化させることによりデータ転送のリクエストを行う制御回路とを有することを特徴とするダイレクトメモリアクセス装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、ダイレクトメモリアクセスコントローラ及び複数のリクエスト装置が接続されるダイレクトメモリアクセス装置であって、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラは、前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力する1個のリクエスト信号入力端子と、前記リクエスト信号を入力すると、前記複数のリクエスト装置へパルス状のアクノリッジ信号を出力するための1個のアクノリッジ信号出力端子と、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力した後に、前記リクエスト信号入力端子から入力するリクエスト信号がレベル変化するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する制御回路とを有し、前記各リクエスト装置は、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラが出力するアクノリッジ信号を入力するための1個のアクノリッジ信号入力端子と、自らリクエスト信号をハイレベルにしてからローレベルにした後、前記アクノリッジ信号入力端子に入力されるアクノリッジ信号のパルス数に基づいて、前記リクエスト信号をハイレベルにするとともに、前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力するための1個のリクエスト信号入出力端子と、前記アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号を入力した後にリクエスト装置毎に異なる一定期間経過後に、前記リクエスト信号入出力端子に出力するリクエスト信号のレベルを変化させることによりデータ転送のリクエストを行う制御回路とを有し、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの制御回路は、前記リクエスト信号入力端子からリクエスト信号が入力されると、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力し、その後、前記リクエスト信号の入力が終了した後に再びリクエスト信号を入力開始するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御することを特徴とするダイレクトメモリアクセス装置が提供される。
【0008】
リクエスト信号及びアクノリッジ信号の2本の信号線を使用して、複数のリクエスト装置からのリクエストが実際はどこからきているかをダイレクトメモリアクセスコントローラ及び複数のリクエスト装置の双方にて認識することができる。これにより、ダイレクトメモリアクセスコントローラの端子数を増やすことなくダイレクトメモリアクセスのリクエストを多チャンネル入力することができ、低コスト化と高機能化を実現することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態によるダイレクトメモリアクセス(DMA)装置の構成を示す。マイクロコンピュータ100は、中央処理装置(CPU)及びDMAコントローラ(DMAC)を内蔵しており、リクエスト信号DMAREQの1個の入力端子及びアクノリッジ信号DMAACKの1個の出力端子を有する。マクロ101〜103は、リクエスト装置であり、自らリクエスト信号REQ1〜REQ3を出力し、リクエスト信号DMAREQを入力するためのリクエスト信号入出力端子、及びアクノリッジ信号DMAACKを入力するためのアクノリッジ信号入力端子を有する。
【0010】
マイクロコンピュータ100は、1本のリクエスト信号DMAREQの線及び1本のリクエスト信号DMAACKの線を介して、各マクロ101〜103に接続される。リクエスト信号DMAREQの線は、プルダウンされており、複数のマクロ101〜103のうちの少なくとも1個がリクエスト信号REQ1〜REQ3を出力している間はハイレベルになり、マクロ101〜103のいずれもリクエスト信号REQ1〜REQ3を出力していないときにローレベルになる。マイクロコンピュータ100は、同一のアクノリッジ信号DMAACKを複数のマクロ101〜103に出力する。
【0011】
マイクロコンピュータ100及び各マクロ101〜103は、バス105を介して互いに接続される。バス105には、その他、メモリ104及び106が接続される。バス105は、クロック線、アドレス線、データ線、リード/ライト制御線等を含む。
【0012】
マクロ101〜103は、リクエスト信号REQ1〜REQ3を出力することにより、マイクロコンピュータ100内のDMACにDMAをリクエストすることができる。マイクロコンピュータ100内のDMACは、そのリクエストに応じて、メモリ104及び106間のDMAを制御したり、メモリ104又は105と入出力装置(I/O装置)との間のDMAを制御する。その入出力装置は、入力及び/又は出力装置であり、例えばマクロ101〜103である。
【0013】
複数のマクロ101〜103が存在する場合には、各マクロ101〜103のリクエストが競合することがある。その際、マイクロコンピュータ100内のDMACは、リクエストしたマクロ101〜103のうちから優先順位の高いものを選択し、選択したマクロ101〜103のリクエストに応じたDMAを行う。その制御方法を、次に説明する。
【0014】
図2は、図1のDMA装置内のマイクロコンピュータ100及びマクロ(リクエスト装置)101の詳細な構成を示す。マクロ102及び103は、マクロ101と同様な構成である。
【0015】
マイクロプロセッサ100は、CPU201及びDMAC200を有する。DMAC200は、リクエスト信号受信回路211、アクノリッジ信号カウンタ212、アクノリッジ信号生成回路213、判定回路214及びアクセス制御回路202を有する。アクセス制御回路202は、転送元アドレスレジスタ203、転送先アドレスレジスタ204及びカウンタ205を有する。マクロ101は、アクノリッジ信号カウンタ221、制御回路222及びリクエスト信号生成回路223を有する。
【0016】
図3は、図2のDMA装置の動作を示すタイミングチャートである。クロックCLKは、CPU201により生成され、バス105を介してマクロ101〜103に供給される。タイミングt1〜t8は、それぞれクロックCLKの立上りエッジのタイミングである。マクロ101〜103のリクエストが競合した場合、例えば、マクロ101が第1の優先順位、マクロ102が第2の優先順位、マクロ103が第3の優先順位であると、予め決めておく。
【0017】
タイミングt1の後、3個のマクロ101〜103のリクエスト信号生成回路223がリクエスト信号REQ1〜REQ3をほぼ同時にハイレベルにした場合を例に説明する。リクエスト信号DMAREQは、リクエスト信号REQ1〜REQ3のうちのいずれかがハイレベルになるとハイレベルになり、リクエスト信号REQ1〜REQ3のすべてがローレベルのときにローレベルになる。
【0018】
次に、タイミングt2では、DMAC200のリクエスト信号受信回路211がハイレベルのリクエスト信号DMAREQを受信する。これに応答して、アクノリッジ信号カウンタ212は、カウンタ値を1に初期化し、カウンタ値をアクノリッジ信号生成回路213に出力する。アクノリッジ信号生成回路213は、第1回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKを出力する。
【0019】
次に、マクロ103の動作を説明する。アクノリッジ信号カウンタ221は、アクノリッジ信号DMAACKを受信し、アクノリッジ信号DMAACKのパルス数をカウントし、第1回目のパルスであることを認識する。制御回路222は、自己のマクロ103が最も優先順位が低い第3の優先順位であることを認識しており、上記の第1回目のパルスであるときに、リクエスト信号REQ3をローレベルにするようにリクエスト信号生成回路223を制御する。リクエスト信号生成回路223は、リクエスト信号REQ3をローレベルにして出力する。リクエスト信号DMAREQは、リクエスト信号REQ1及びREQ2がハイレベルであるのでハイレベルを維持する。制御回路222は、リクエスト信号DMAREQがハイレベルを維持していると判断し、自己のマクロ103のリクエストが受け入れられなかったことを認識することができる。
【0020】
一方、DMAC200の判定回路214も、同様に、リクエスト信号DMAREQがハイレベルのままであると判断し、マクロ103のリクエストを拒否すべきことを認識できる。なお、判定回路214は、マクロ103が第3の優先順位であり、第1回目のパルスの後のタイミング時にマクロ103のリクエストの許否を判断すべきことが予めわかっている。
【0021】
次に、タイミングt3では、DMA200のアクノリッジ信号カウンタ212がクロックCLKに応じてカウンタ値を2にし、アクノリッジ信号生成回路213は、第2回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKを出力する。
【0022】
次に、マクロ102の動作を説明する。アクノリッジ信号カウンタ221は、アクノリッジ信号DMAACKを受信し、第2回目のパルスであることを認識する。制御回路222は、自己のマクロ102が第2の優先順位であることを認識しており、上記の第2回目のパルスであるときに、リクエスト信号REQ2をローレベルにするようにリクエスト信号生成回路223を制御する。リクエスト信号生成回路223は、リクエスト信号REQ2をローレベルにして出力する。リクエスト信号DMAREQは、リクエスト信号REQ1がハイレベルであるのでハイレベルを維持する。制御回路222は、リクエスト信号DMAREQがハイレベルを維持していると判断し、自己のマクロ102のリクエストが受け入れられなかったことを認識することができる。
【0023】
一方、DMAC200の判定回路214も、同様に、リクエスト信号DMAREQがハイレベルのままであると判断し、マクロ102のリクエストを拒否すべきことを認識できる。なお、判定回路214は、マクロ102が第2の優先順位であり、第2回目のパルスの後のタイミング時にマクロ102のリクエストの許否を判断すべきことが予めわかっている。
【0024】
次に、タイミングt4では、DMA200のアクノリッジ信号カウンタ212がクロックCLKに応じてカウンタ値を3にし、アクノリッジ信号生成回路213は、第3回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKを出力する。
【0025】
次に、マクロ101の動作を説明する。アクノリッジ信号カウンタ221は、アクノリッジ信号DMAACKを受信し、第3回目のパルスであることを認識する。制御回路222は、自己のマクロ101が第1の優先順位であることを認識しており、上記の第3回目のパルスであるときに、リクエスト信号REQ1をローレベルにするようにリクエスト信号生成回路223を制御する。リクエスト信号生成回路223は、リクエスト信号REQ1をローレベルにして出力する。リクエスト信号DMAREQは、リクエスト信号REQ1〜REQ3がすべてローレベルであるのでローレベルに変化する。制御回路222は、リクエスト信号DMAREQがローレベルに変化したと判断し、自己のマクロ101のリクエストが受け入れられたことを認識することができる。
【0026】
一方、DMAC200の判定回路214も、同様に、リクエスト信号DMAREQがローレベルであると判断し、マクロ101のリクエストを受け入れるべきことを認識できる。なお、判定回路214は、マクロ101が第1の優先順位であり、第3回目のパルスの後のタイミング時にマクロ101のリクエストの許否を判断すべきことが予めわかっている。
【0027】
次に、タイミングt5では、DMA200のアクノリッジ信号カウンタ212がクロックCLKに応じてカウンタ値を4にし、アクノリッジ信号生成回路213は、第4回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKを出力する。
【0028】
次に、マクロ102及び103の動作を説明する。アクノリッジ信号カウンタ221は、アクノリッジ信号DMAACKを受信し、第4回目のパルスであることを認識する。制御回路222は、自己のマクロ102又は103のリクエストが受け入れられなかったので、再びリクエスト信号REQ2及びREQ3をハイレベルにするようにリクエスト信号生成回路223を制御する。リクエスト信号生成回路223は、リクエスト信号REQ2及びREQ3をハイレベルにして出力する。リクエスト信号DMAREQは、ハイレベルになる。
【0029】
次に、タイミングt6では、アクセス制御回路202は、判定回路214の判定結果を受けて、リクエストが受け入れられたマクロ101のリクエストに応じて、以下のDMAを行う。転送元アドレスレジスタ203、転送先アドレスレジスタ204及びカウンタ205には、それぞれ転送元アドレス、転送先アドレス及び転送データサイズ(転送回数)が格納される。アクセス制御回路202は、その格納された情報に応じて、メモリ間のDMA(データ転送)、又はメモリと入出力装置との間のDMAを制御する。
【0030】
DMAが終了すると、タイミングt7では、再びDMAC200が第1回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKを出力する。すると、マクロ103は、リクエスト信号REQ3をローレベルにする。
【0031】
次に、タイミングt8では、DMAC200が第2回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKを出力する。すると、マクロ102は、リクエスト信号REQ3をローレベルにする。リクエスト信号DMAREQもローレベルになるので、マクロ102のリクエストが受け入れられる。その後、マクロ102のリクエストに応じたDMAが行われる。
【0032】
以上のように、3個のマクロ101〜103が接続されている場合に、予め優先順位を決めておき、最も優先順位の低いマクロから順にアクノリッジ信号DMAACKのパルスに応じてリクエスト信号REQ1〜REQ3をローレベルにする。このことにより、マクロ103は、タイミングt2の後、第1回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じてリクエスト信号REQ3をローレベルにし、それでもリクエスト信号DMAREQがハイレベルになっていることから、自分以外のマクロがリクエストを出していることがわかり、自分のリクエストは受け入れられなかったことがわかる。同様に、タイミングt3の後、マクロ102もリクエストは受け入れられないことがわかる。最後のマクロ101は、タイミングt4の後、自分がリクエスト信号REQ1をローレベルにしたことでリクエスト信号DMAREQがローレベルとなったことから、自分のリクエストが受け入れられたことがわかる。その後は、タイミングt5で、第4回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKが出力され、リクエストが受け入れられなかったマクロ102及びマクロ103のリクエスト信号REQ2及びREQ3を再度ハイレベルにする。この一連の動作により、2本の信号DMAREQ及びDMAACKの線により3個のマクロ101〜103のうちのどのマクロのリクエストであるかを判定し、DMAを行うことができる。
【0033】
図4は、リクエスト信号REQ2及びREQ3が競合する場合のタイミングチャートである。
タイミングt1の後、リクエスト信号REQ2及びREQ3がハイレベル、リクエスト信号REQ1がローレベルになる。すなわち、マクロ102及び103のみがリクエストを行う場合を説明する。
【0034】
次に、タイミングt2の後、第1回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じて、リクエスト信号REQ3をローレベルにする。この際、リクエスト信号DMAREQはハイレベルのままであるので、マクロ103のリクエストは受け入れられなかったことがわかる。
【0035】
次に、タイミングt3の後、第2回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じて、リクエスト信号REQ2をローレベルにする。この際、リクエスト信号DMAREQはローレベルに変化するので、マクロ102のリクエストは受け入れられたことがわかる。
【0036】
次に、タイミングt5の後、第4回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じて、リクエストが受け入れられなかったマクロ103のリクエスト信号REQ3をハイレベルにする。
【0037】
次に、タイミングt6で、マクロ102のリクエストに応じたDMAが行われる。タイミングt7の後、再び第1回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じて、リクエスト信号REQ3をローレベルにする。この際、リクエスト信号DMAREQはローレベルに変化するので、マクロ103のリクエストは受け入れられたことがわかる。この後、マクロ103のリクエストに応じたDMAが行われる。
【0038】
以上のように、DMAC200は、リクエスト信号入力端子からリクエスト信号DMAREQが入力されると、アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号DMAACKを出力し、その後、リクエスト信号DMAREQの入力が終了するタイミングに応じて、複数のマクロ101〜103のうちの1個のマクロのリクエスト信号REQ1〜REQ3に基づくデータ転送(DMA)を制御する。その際、DMAC200は、複数のマクロ101〜103と上記のリクエスト信号の入力終了タイミングとの関係を記憶しているので、各マクロ101〜103のリクエストの許否を判断することができる。
【0039】
一方、各マクロ101〜103は、リクエスト信号入出力端子からリクエスト信号REQ1〜REQ3を出力した後、アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号DMAACKを入力すると、その後にマクロ毎に異なる一定期間経過後にリクエスト信号REQ1〜REQ3の出力を終了することによりダイレクトメモリアクセスのリクエストを行うことになる。
【0040】
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態によるDMA装置のタイミングチャートを示す。本実施形態のDMA装置は、図1及び図2の構成と同じであり、制御方法のみが異なる。3つのリクエスト信号REQ1〜REQ3が競合する場合を例に説明する。3個のマクロ101〜103が接続されている場合に予め優先順位を決めておく。
【0041】
タイミングt1の後、リクエスト信号REQ1〜REQ3がハイレベルになる。次に、タイミングt2の後、第1回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKにて一旦すべてのリクエスト信号REQ1〜REQ3をローレベルにする。
【0042】
次に、タイミングt3〜t5で、第2回目〜第4回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに対応し、最も優先順位の高いマクロから順にリクエスト信号REQ1〜REQ3をハイレベルにする。このことにより、マクロ101は、タイミングt3の後、第2回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じてリクエスト信号REQ1をハイレベルにする。その直前のタイミングt3で、リクエスト信号DMAREQがローレベルであるので、自分のリクエストが受け入れられたことがわかる。
【0043】
次に、タイミングt4の後、マクロ102がリクエスト信号REQ2をハイレベルにする。その直前のタイミングt4では、リクエスト信号DMAREQがハイレベルとなっていることから、自分のリクエストは受け入れられなかったことがわかる。
【0044】
次に、タイミングt5の後、同様に、マクロ103がリクエスト信号REQ3をハイレベルにする。その直前のタイミングt5では、リクエスト信号DMAREQがハイレベルとなっていることから、自分のリクエストは受け入れられなかったことがわかる。
【0045】
次に、タイミングt6の後、第5回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じて、リクエストが受け入れられたマクロ101のみがリクエスト信号REQ1をローレベルにする。リクエスト信号REQ2及びREQ3は、リクエストが受け入れられなかったのでハイレベルを維持する。
【0046】
次に、タイミングt7の後、リクエストが受け入れられたマクロ101のリクエストに応じたDMAが行われる。タイミングt8の後、再び第1回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じて、リクエスト信号REQ2及びREQ3をローレベルにする。以下、上記と同様の処理を行う。
【0047】
図6は、リクエスト信号REQ2及びREQ3が競合する場合のタイミングチャートである。
タイミングt1の後、リクエスト信号REQ2及びREQ3がハイレベル、リクエスト信号REQ1がローレベルになる。すなわち、マクロ102及び103のみがリクエストを行う場合を説明する。次に、タイミングt2の後、第1回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じて、リクエスト信号REQ2及びREQ3をローレベルにする。
【0048】
次に、タイミングt3〜t5で、第2回目〜第4回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに対応し、優先順位の高いマクロから順にリクエスト信号REQ2及びREQ3をハイレベルにする。このことにより、マクロ102は、タイミングt4の後、第3回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じてリクエスト信号REQ2をハイレベルにする。その直前のタイミングt4で、リクエスト信号DMAREQがローレベルであるので、自分のリクエストが受け入れられたことがわかる。
【0049】
次に、タイミングt5の後、マクロ103がリクエスト信号REQ3をハイレベルにする。その直前のタイミングt5では、リクエスト信号DMAREQがハイレベルとなっていることから、自分のリクエストは受け入れられなかったことがわかる。
【0050】
次に、タイミングt6の後、第5回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じて、リクエストが受け入れられたマクロ102のみがリクエスト信号REQ2を立ち下げる。リクエスト信号REQ3は、リクエストが受け入れられなかったのでハイレベルを維持する。
【0051】
次に、タイミングt7の後、リクエストが受け入れられたマクロ102のリクエストに応じたDMAが行われる。タイミングt8の後、再び第1回目のパルスのアクノリッジ信号DMAACKに応じて、リクエスト信号REQ3をローレベルにする。以下、上記と同様の処理を行う。
【0052】
以上のように、DMAC200は、リクエスト信号入力端子からリクエスト信号DMAREQが入力されると、アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号DMAACKを出力し、その後、リクエスト信号DMAREQの入力が終了した後に再びリクエスト信号DMAREQを入力開始するタイミングに応じて、複数のマクロ101〜103のうちの1個のマクロのリクエスト信号に基づくデータ転送(DMA)を制御する。その際、DMAC200は、複数のマクロ101〜103と上記のリクエスト信号DMAREQの入力開始タイミングとの関係を記憶しているので、各マクロ101〜103のリクエストの許否を判断することができる。
【0053】
一方、各マクロ101〜103は、リクエスト信号入出力端子からリクエスト信号REQ1〜REQ3を出力した後、アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号DMAACKを入力するとリクエスト信号REQ1〜REQ3の出力を終了し、その後にマクロ毎に異なる一定期間経過後にリクエスト信号REQ1〜REQ3の出力を開始することによりダイレクトメモリアクセスのリクエストを行うことになる。
【0054】
DMAC200は、第1の実施形態ではリクエスト信号DMAREQがローレベルになるタイミングにより、マクロ101〜103のリクエストの許否を判断し、第2の実施形態ではリクエスト信号DMAREQがハイレベルになるタイミングにより、マクロ101〜103のリクエストの許否を判断する。すなわち、DMAC200は、リクエスト信号DMAREQがレベル変化するタイミングにより、マクロ101〜103のリクエストの許否を判断することができる。
【0055】
第1及び第2の実施形態では、リクエスト信号DMAREQ及びアクノリッジ信号DMAACKの2本の信号線を使用して、アクノリッジ信号DMAACKのパルスの回数に応じてリクエスト信号DMAACK(REQ1〜REQ3)を操作することにより、複数のDMA要求元であるマクロ101〜103からのリクエストが実際はどこからきているかをDMAC(マスタ)200とマクロ(スレーブ)101〜103の双方にて認識ができる。これにより、DMAC200を内蔵するマイクロコンピュータ100のパッケージの端子数を増やすことなくDMA要求を多チャンネル入力することができ、低コスト化と高機能化を実現することができる。
【0056】
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0057】
本発明の実施形態は、例えば以下のように種々の適用が可能である。
(付記1)複数のリクエスト装置からのデータ転送のリクエスト信号を入力するための1個のリクエスト信号入力端子と、
前記複数のリクエスト装置へアクノリッジ信号を出力するための1個のアクノリッジ信号出力端子と、
前記リクエスト信号入力端子から入力されるリクエスト信号に応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する制御回路と
を有するダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記2)前記制御回路は、メモリ間のデータ転送を制御する付記1記載のダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記3)前記制御回路は、入力及び/又は出力装置とメモリとの間のデータ転送を制御する付記1記載のダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記4)前記制御回路は、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力した後に、前記リクエスト信号入力端子から入力するリクエスト信号がレベル変化するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する付記1記載のダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記5)前記制御回路は、前記リクエスト信号入力端子からリクエスト信号が入力されると、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力し、その後、前記リクエスト信号の入力が終了するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する付記4記載のダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記6)前記制御回路は、前記複数のリクエスト装置と前記リクエスト信号の前記入力終了タイミングとの関係を記憶している付記5記載のダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記7)前記制御回路は、前記アクノリッジ信号出力端子からパルス状のアクノリッジ信号を出力する付記6記載のダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記8)前記制御回路は、前記リクエスト信号入力端子からリクエスト信号が入力されると、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力し、その後、前記リクエスト信号の入力が終了した後に再びリクエスト信号を入力開始するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する付記4記載のダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記9)前記制御回路は、前記複数のリクエスト装置と前記リクエスト信号の前記入力開始タイミングとの関係を記憶している付記8記載のダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記10)前記制御回路は、前記アクノリッジ信号出力端子からパルス状のアクノリッジ信号を出力する付記9記載のダイレクトメモリアクセスコントローラ。
(付記11)ダイレクトメモリアクセスコントローラ及び複数のリクエスト装置が接続されるダイレクトメモリアクセス装置であって、
前記ダイレクトメモリアクセスコントローラは、
前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力する1個のリクエスト信号入力端子と、
前記複数のリクエスト装置へアクノリッジ信号を出力するための1個のアクノリッジ信号出力端子と、
前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力した後に、前記リクエスト信号入力端子から入力するリクエスト信号がレベル変化するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する制御回路とを有し、
前記各リクエスト装置は、
自らリクエスト信号を出力し、前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力するためのリクエスト信号入出力端子と、
前記ダイレクトメモリアクセスコントローラが出力するアクノリッジ信号を入力するためのアクノリッジ信号入力端子と、
前記アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号を入力した後にリクエスト装置毎に異なる一定期間経過後に、前記リクエスト信号入出力端子に出力するリクエスト信号のレベルを変化させることによりデータ転送のリクエストを行う制御回路と
を有するダイレクトメモリアクセス装置。
(付記12)前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの制御回路は、前記リクエスト信号入力端子からリクエスト信号が入力されると、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力し、その後、前記リクエスト信号の入力が終了するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する付記11記載のダイレクトメモリアクセス装置。
(付記13)前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの制御回路は、前記リクエスト信号入力端子からリクエスト信号が入力されると、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力し、その後、前記リクエスト信号の入力が終了した後に再びリクエスト信号を入力開始するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する付記11記載のダイレクトメモリアクセス装置。
(付記14)自らリクエスト信号を出力し、リクエスト信号線上のリクエスト信号を入力するためのリクエスト信号入出力端子と、
アクノリッジ信号を入力するためのアクノリッジ信号入力端子と、
前記アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号を入力した後の一定期間経過後に、前記リクエスト信号入出力端子に出力するリクエスト信号のレベルを変化させることによりダイレクトメモリアクセスのリクエストを行う制御回路とを有するリクエスト装置。
(付記15)前記制御回路は、前記リクエスト信号入出力端子からリクエスト信号を出力した後、前記アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号を入力すると、その後の一定期間経過後に前記リクエスト信号の出力を終了することによりダイレクトメモリアクセスのリクエストを行う付記14記載のリクエスト装置。
(付記16)前記制御回路は、前記リクエスト信号の出力終了のタイミングで、前記リクエスト線のレベルが変化するか否かに応じてリクエストの許否を判定する付記15記載のリクエスト装置。
(付記17)前記制御回路は、前記リクエスト信号入出力端子からリクエスト信号を出力した後、前記アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号を入力するとリクエスト信号の出力を終了し、その後の一定期間経過後に前記リクエスト信号の出力を開始することによりダイレクトメモリアクセスのリクエストを行う付記14記載のリクエスト装置。
(付記18)前記制御回路は、前記リクエスト信号の出力開始のタイミングで、前記リクエスト信号線のレベルが変化するか否かに応じてリクエストの許否を判定する付記17記載のリクエスト装置。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、リクエスト信号及びアクノリッジ信号の2本の信号線を使用して、複数のリクエスト装置からのリクエストが実際はどこからきているかをダイレクトメモリアクセスコントローラ及び複数のリクエスト装置の双方にて認識することができる。これにより、ダイレクトメモリアクセスコントローラの端子数を増やすことなくダイレクトメモリアクセスのリクエストを多チャンネル入力することができ、低コスト化と高機能化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるDMA装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態によるDMA装置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態によるDMA装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】第1の実施形態によるDMA装置の動作を示す他のタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態によるDMA装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】第2の実施形態によるDMA装置の動作を示す他のタイミングチャートである。
【図7】従来技術によるDMA装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 マイクロコンピュータ
101〜103 マクロ(リクエスト装置)
104,106 メモリ
105 バス
200 DMAC
201 CPU
202 アクセス制御回路
203 転送元アドレスレジスタ
204 転送先アドレスレジスタ
205 カウンタ
211 リクエスト信号受信回路
212 アクノリッジ信号カウンタ
213 アクノリッジ信号生成回路
214 判定回路
221 アクノリッジ信号カウンタ
222 制御回路
223 リクエスト信号生成回路
700 マイクロコンピュータ
701〜703 マクロ

Claims (3)

  1. ダイレクトメモリアクセスコントローラ及び複数のリクエスト装置が接続されるダイレクトメモリアクセス装置であって、
    前記ダイレクトメモリアクセスコントローラは、
    前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力する1個のリクエスト信号入力端子と、
    前記リクエスト信号を入力すると、前記複数のリクエスト装置へパルス状のアクノリッジ信号を出力するための1個のアクノリッジ信号出力端子と、
    前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力した後に、前記リクエスト信号入力端子から入力するリクエスト信号がレベル変化するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する制御回路と
    を有し、
    前記各リクエスト装置は
    記ダイレクトメモリアクセスコントローラが出力するアクノリッジ信号を入力するための1個のアクノリッジ信号入力端子と、
    自らリクエスト信号をハイレベルにした後、前記アクノリッジ信号入力端子に入力されるアクノリッジ信号のパルス数に基づいて、前記リクエスト信号をローレベルにするとともに、前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力するための1個のリクエスト信号入出力端子と、
    前記アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号を入力した後にリクエスト装置毎に異なる一定期間経過後に、前記リクエスト信号入出力端子に出力するリクエスト信号のレベルを変化させることによりデータ転送のリクエストを行う制御回路と
    を有することを特徴とするダイレクトメモリアクセス装置。
  2. 前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの制御回路は、前記リクエスト信号入力端子からリクエスト信号が入力されると、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力し、その後、前記リクエスト信号の入力が終了するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御することを特徴とする請求項記載のダイレクトメモリアクセス装置。
  3. ダイレクトメモリアクセスコントローラ及び複数のリクエスト装置が接続されるダイレクトメモリアクセス装置であって、
    前記ダイレクトメモリアクセスコントローラは、
    前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力する1個のリクエスト信号入力端子と、
    前記リクエスト信号を入力すると、前記複数のリクエスト装置へパルス状のアクノリッジ信号を出力するための1個のアクノリッジ信号出力端子と、
    前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力した後に、前記リクエスト信号入力端子から入力するリクエスト信号がレベル変化するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御する制御回路と
    を有し、
    前記各リクエスト装置は
    記ダイレクトメモリアクセスコントローラが出力するアクノリッジ信号を入力するための1個のアクノリッジ信号入力端子と、
    自らリクエスト信号をハイレベルにしてからローレベルにした後、前記アクノリッジ信号入力端子に入力されるアクノリッジ信号のパルス数に基づいて、前記リクエスト信号をハイレベルにするとともに、前記複数のリクエスト装置のうちの少なくとも1個がリクエスト信号を出力している間はリクエスト信号を入力するための1個のリクエスト信号入出力端子と、
    前記アクノリッジ信号入力端子からアクノリッジ信号を入力した後にリクエスト装置毎に異なる一定期間経過後に、前記リクエスト信号入出力端子に出力するリクエスト信号のレベルを変化させることによりデータ転送のリクエストを行う制御回路と
    を有し、
    前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの制御回路は、前記リクエスト信号入力端子からリクエスト信号が入力されると、前記アクノリッジ信号出力端子からアクノリッジ信号を出力し、その後、前記リクエスト信号の入力が終了した後に再びリクエスト信号を入力開始するタイミングに応じて、前記複数のリクエスト装置のうちの1個のリクエスト装置のリクエスト信号に基づくデータ転送を制御することを特徴とするダイレクトメモリアクセス装置。
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