JP4242112B2 - ソフトウェアインストール認証方法、ソフトウェアインストール認証プログラム及びソフトウェアインストール認証プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ソフトウェアインストール認証方法、ソフトウェアインストール認証プログラム及びソフトウェアインストール認証プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソフトウェアの端末へのインストールを認証するソフトウェアインストール認証方法、ソフトウェアインストール認証プログラム及びソフトウェアインストール認証プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(以下、単に「記録媒体」という。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ソフトウェアの無断インストールを防ぐために、認証サーバ側で確実にソフトウェアのインストールを認識できるソフトウェアインストール認証方法が要求される。かかるソフトウェアインストール認証方法の従来技術として、例えば認証サーバが予めインストールされる端末の個体番号を格納しておき、格納された個体番号とインストール時に端末から送信される個体番号とを照合した上、端末側にソフトウェアを動作可能な状態にするためのキー情報を送信する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のソフトウェアインストール認証方法には、インストールされる端末が限定されないソフトウェアには適用できないという問題点があった。
【0004】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、認証サーバ側で確実にソフトウェアのインストールを認識でき、インストールされる端末が限定されないソフトウェアにも適用できるソフトウェアインストール認証方法等を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のソフトウェアインストール認証方法は、ソフトウェアの端末へのインストールを認証するソフトウェアインストール認証方法であって、端末が、ソフトウェアに含まれるプログラムの指令に従って、乱数を生成する乱数生成ステップと、端末が、プログラムの指令に従って、2行2列の行列と、ソフトウェアの固体番号及び乱数を成分とする一列の行列との積を算出するワンタイムパスワード算出式に、インストール対象のソフトウェアの固体番号及び乱数生成ステップにより生成した乱数を代入することにより得られる一列の行列の成分を、それぞれ乱数演算用の認証データ及びワンタイムパスワードとする第1のワンタイムパスワード生成ステップと、端末から認証サーバへ乱数を演算するための認証データを送信する乱数送信ステップと、端末から認証サーバへインストール対象のソフトウェアの個体番号を送信する個体番号送信ステップと、認証サーバが、ワンタイムパスワード算出式に、受信した個体番号及び認証データを代入して乱数を逆算し、ワンタイムパスワード算出式に受信した個体番号及び算出した乱数を代入することにより得られる一列の行列の成分からワンタイムパスワードを生成する第2のワンタイムパスワード生成ステップと、認証サーバから端末へ第2のワンタイムパスワード生成ステップにおいて生成されたワンタイムパスワードを送信するワンタイムパスワード送信ステップと、第1のワンタイムパスワード生成ステップにおいて生成されたワンタイムパスワードと、ワンタイムパスワード送信ステップにおいて送信されたワンタイムパスワードとを照合するワンタイムパスワード照合ステップとを含むことを特徴とする。
【0006】
ソフトウェアに含まれるプログラムの指令に従って乱数が生成される。所定のワンタイムパスワード算出式に乱数が代入されることによってインストールする度に異なるワンタイムパスワードが生成され、これがワンタイムパスワード照合ステップにおける照合の対象になる。一方、認証サーバは、乱数送信ステップによって乱数を共有し、さらに上記所定のワンタイムパスワード算出式に乱数を代入することによって上記ワンタイムパスワードを生成する。そこで、端末側では、ワンタイムパスワード照合ステップをクリアするために認証サーバから上記ワンタイムパスワードを受信することが必要になる。すなわち、認証手続きにおいて認証サーバを介することが必要になる。また、認証サーバは、個体番号送信ステップによりソフトウェアの個体番号を取得するので、認証の対象になっているソフトウェアを特定することができる。そのため、認証サーバ側で確実にソフトウェアのインストールを認識できる。また、端末の個体番号の照合が要求されないので、インストールされる端末が限定されないソフトウェアにも適用できる。
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のソフトウェアインストール認証方法は、ソフトウェアの端末へのインストールを認証するソフトウェアインストール認証方法であって、認証サーバが乱数を生成する乱数生成ステップと、端末から認証サーバへインストール対象のソフトウェアの個体番号を送信する個体番号送信ステップと、認証サーバが、2行2列の行列と、ソフトウェアの固体番号及び乱数を成分とする一列の行列との積を算出するワンタイムパスワード算出式に、受信した固体番号及び乱数生成ステップにより生成した乱数を代入することにより得られる一列の行列の成分を、それぞれ乱数演算用の認証データ及びワンタイムパスワードとする第1のワンタイムパスワード生成ステップと、認証サーバから端末へ乱数を演算するための認証データを送信する乱数送信ステップと、端末が、ソフトウェアが有するプログラムの指令に従って、ワンタイムパスワード算出式に、インストール対象のソフトウェアの個体番号及び受信した認証データを代入して乱数を逆算し、ワンタイムパスワード算出式にインストール対象のソフトウェアの個体番号及び算出した乱数を代入することにより、ワンタイムパスワードを生成する第2のワンタイムパスワード生成ステップと、認証サーバから端末へ第1のワンタイムパスワード生成ステップにおいて生成されたワンタイムパスワードを送信するワンタイムパスワード送信ステップと、第2のワンタイムパスワード生成ステップにおいて生成されたワンタイムパスワードと、ワンタイムパスワード送信ステップにおいて送信されたワンタイムパスワードとを照合するワンタイムパスワード照合ステップとを含むことを特徴とする。
【0008】
当該発明のソフトウェアインストール認証方法は、認証サーバ側で乱数が生成される点で上記のソフトウェアインストール認証方法と相違するが、乱数送信ステップによって認証サーバと端末とが乱数を共有することになり、その後は上記のソフトウェアインストール認証方法と同一の手順を踏む。したがって、乱数送信ステップにおけるセキュリティを確保することにより、上記のソフトウェアインストール認証方法と同一の作用・効果を得ることができる。
【0009】
本発明のソフトウェアインストール認証プログラムは、ソフトウェアの端末へのインストールを認証するために使用されるソフトウェアインストール認証プログラムであって、コンピュータを、インストール対象のソフトウェアの固体番号を認証サーバへ送信する送信手段と、乱数を生成する乱数生成手段と、2行2列の行列と、ソフトウェアの固体番号及び乱数を成分とする一列の行列との積を算出するワンタイムパスワード算出式に、インストール対象のソフトウェアの固体番号及び乱数生成手段により生成した乱数を代入することにより得られる一列の行列の成分を、それぞれ乱数演算用の認証データ及びワンタイムパスワードとするワンタイムパスワード生成手段と、ワンタイムパスワード生成手段により生成されたワンタイムパスワードと、コンピュータが認証サーバから受信したワンタイムパスワードとを照合するワンタイムパスワード照合手段として機能させることを特徴とする。
【0010】
本発明のソフトウェアインストール認証プログラムが実行されることにより、乱数生成手段が乱数を生成する。また、ワンタイムパスワード生成手段が、所定のワンタイムパスワード算出式に乱数を代入することによってインストールする度に異なるワンタイムパスワードを生成し、これがワンタイムパスワード照合手段による照合の対象になる。そこで、端末側では、ワンタイムパスワード照合手段による照合をクリアするために、上記ワンタイムパスワードを生成する認証サーバから上記ワンタイムパスワードを受信することが必要になる。すなわち、認証手続きにおいて認証サーバを介することが必要になる。また、認証サーバは、ソフトウェアの個体番号を取得することにより、認証の対象になっているソフトウェアを特定することができる。そのため、認証サーバ側で確実にソフトウェアのインストールを認識できる。また、端末の個体番号の照合が要求されないので、インストールされる端末が限定されないソフトウェアにも使用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態のソフトウェアインストール認証方法、ソフトウェアインストール認証プログラム及びソフトウェアインストール認証プログラムを記録した記録媒体の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0012】
まず、本実施形態のソフトウェアインストール認証方法を適用したソフトウェアインストール認証システムYの機能的構成を説明する(ただし、具体的機能の詳細は後述のソフトウェアインストール認証システムYの動作において説明する。)。図1は、ソフトウェアインストール認証システムYの機能的構成を示す図である。本実施形態のソフトウェアインストール認証方法では、認証サーバ3が、本実施形態のソフトウェアインストール認証プログラムXを含むソフトウェア1の端末2へのインストールの履歴を記録する。
【0013】
ソフトウェアインストール認証プログラムXは、乱数生成モジュール12、認証データ生成モジュール14、認証データB照合モジュール16及び認証データA、シリアルナンバ送信モジュール18を含んで構成される。ソフトウェア1が端末2の読み取り装置にインストールされるとソフトウェアインストール認証プログラムXが起動し、乱数生成モジュール12は、端末2を、インストール開始時刻を種として乱数Rを生成する乱数生成手段として機能させる。また、認証データ生成モジュール14は、端末2を、乱数R及びシリアルナンバSn(ソフトウェア1の個体番号)を所定のワンタイムパスワード算出式に代入することで認証データA及び認証データBを生成する認証データ生成手段として機能させる。認証データB照合モジュール16は、端末2を、端末2に入力された認証データB(認証データBは、認証サーバ3から送信される。)と、認証データ生成手段により生成され、端末2の格納部(図示されていない。)に格納された認証データBとを照合する認証データB照合手段として機能させる。認証データA、シリアルナンバ送信モジュール18は、端末2を、入力された指示に従い認証データA及びシリアルナンバSn´(後述するチェックコードが付されたシリアルナンバ)を認証サーバ3に送信する認証データA、シリアルナンバ送信手段として機能させる。
【0014】
認証サーバ3は、格納部32、利用許可判断部34、乱数R逆算部36及び認証データB生成部38を備える。格納部32は、認証データベース32aを格納している。図2は、認証データベース32aの構成図である。認証データベース32aは、ソフトウェア1のシリアルナンバSn´が記録されるシリアルナンバSn´フィールド、ソフトウェア1が過去にいずれかの端末にインストールされた回数が記録されるインストール回数フィールド及び予め設定されたソフトウェア1のインストール制限回数が記録されるインストール制限回数フィールドにより構成されている。
【0015】
利用許可判断部34は、端末2から通信回線を介してシリアルナンバSn´及び認証データAが送信された際に、認証データベース32aを参照して、該当するレコード(シリアルナンバSn´をキーとする検索により抽出されたレコード)のインストール回数がインストール制限回数に達していないことを確認する機能を有する。
【0016】
乱数R逆算部36は、シリアルナンバSn及び認証データAから乱数Rを逆算する機能を有する。
【0017】
認証データB生成部38は、乱数R逆算部36により逆算された乱数R及びシリアルナンバSnを上記の所定のワンタイムパスワード算出式に代入することで認証データBを生成する機能を有する。
【0018】
次に、ソフトウェアインストール認証システムYが端末2へのソフトウェア1のインストールを認証する動作を説明する。図3及び4は、ソフトウェアインストール認証システムYがソフトウェア1の端末2へのインストールを認証する動作の手順を示したフローチャートである。
【0019】
ユーザがソフトウェア1を端末2の読み取り装置にインストールすると(S302)、ソフトウェアインストール認証プログラムXが起動し、端末2のスクリーンの表示部に図5に示すソフトウェア認証手続開始画面が表示される(S304)。
【0020】
ユーザがダイヤルアップした上(S306)、ソフトウェア認証手続開始画面においてソフトウェアインストール認証手続きの開始を指示することにより、ソフトウェアインストール認証手続きが開始される。
【0021】
端末2のスクリーンの表示部に図6に示す認証データ請求画面が表示される(S308)。ユーザが、ソフトウェア1の記録媒体又はパッケージに表示されたシリアルナンバSn´を認証データ請求画面に入力した上認証請求データ生成ボタンをクリックすると(S310)、乱数R及び認証データが生成される。ここで、シリアルナンバSn及びシリアルナンバSn´を説明する。シリアルナンバSnは、各製品メディアに付された通し番号である。シリアルナンバSn´は、シリアルナンバSnに偽造防止用のチェックコードが付されたものである。例えば、シリアルナンバSnを1234、該当する製品ロットの通し番号Lnを1357とすると、次のようにしてチェックコードが決定される。
(1)SnとLnからそれぞれ一桁ずつ抜き出したものを乗算し、それらの和
をとる。
(1×1)+(2×3)+(3×5)+(4×7)=1+6+15+ 28=50
(2)上記で得た和を16進数に変換し、これをチェックコードとする。
50→32
(3)シリアルナンバSnの末尾にチェックコードを付加する。
Sn´=123432
【0022】
乱数Rは、端末2の乱数生成部(乱数生成モジュール12の指令に従って動作する端末2の構成要素)によりインストール開始時刻を種として生成される(S312)。
【0023】
認証データは、端末2の認証データ生成部(認証データ生成モジュール14の指令に従って動作する端末2の構成要素)により次の式▲1▼に示す認証データ算出式(ワンタイムパスワード算出式)に従って生成され(S314)、認証データ請求画面に認証請求データとして認証データAが表示される。
Figure 0004242112
【0024】
認証請求データB(ワンタイムパスワード)は、認証データ請求画面に表れず、端末2の格納部に格納される(S316)。
【0025】
認証データA、シリアルナンバ送信部(認証データA、シリアルナンバ送信モジュール18の指令に従って動作する端末2の構成要素)は、ユーザが認証データ請求画面の送信ボタンをクリックすると、認証データA及びシリアルナンバSn´を認証サーバ3に送信する(S318)。なお、認証データA及びシリアルナンバSn´は自動的に認証サーバ3に送信されてもよい。
【0026】
認証サーバ3は、認証データA、シリアルナンバ送信部により送信された認証データA及びシリアルナンバSn´を受信すると、ソフトウェア1のインストールの認証手続きを開始する(S320)。
【0027】
利用許可判断部34が認証データベース32aを参照して、該当するシリアルナンバSn´を検索する(S322)。また、利用許可判断部34は、検索の結果抽出されたレコードに記録されているインストール回数がインストール制限回数に達しているか否かを判断する(S324)。既にインストール回数がインストール制限回数に達していた場合には、認証サーバ3は、新たなインストールは不可であると判断し、利用不可通知をする(S325)。
【0028】
インストール回数がインストール制限回数に達していなかった場合には、乱数R逆算部36が、端末2から受信した認証データA、シリアルナンバSn及び行列式M1から乱数Rを逆算する(S426)。このようにして乱数Rは認証データA及びシリアルナンバSn´にカバーされて送信される。すなわち、認証データA、シリアルナンバ送信部は、乱数Rを送信する機能を有することになる。
【0029】
認証データB生成部38は、次の式▲2▼に示す認証データ算出式、すなわち式▲1▼と同一の算出式に従って認証データBを生成する(S428)。
Figure 0004242112
【0030】
認証サーバ3は、S430で生成された認証データBを端末2に送信し(S430)、認証データベース32aのインストール回数を更新する(S431)。
【0031】
端末2が認証データBを受信すると(S432)、端末2の表示部に図7に示すライセンス認証データ画面が表示される。ライセンス認証データ画面に認証データとして認証サーバ3から受信した認証データB(11216)が表れる(S434)。
【0032】
端末2の表示部に図8に示す認証データ入力画面が表示され、ユーザが、この画面にライセンス認証データ画面に表れた認証データBを入力し、OKボタンをクリックすると(S436)、端末2の認証データB照合部(認証データB照合モジュール16の指令に従って動作する端末2の構成要素)が入力された認証データBと、格納部に格納された認証データBとを照合する(S438)。入力した認証データBが誤っていた場合には、エラー表示がなされ(S439)、S434の処理に戻る。
【0033】
認証データBの一致が確認された場合には、認証データ照合部はソフトウェア1を動作可能な状態にする(S440)。
【0034】
次に、本実施形態のソフトウェアインストール認証方法及びソフトウェアインストール認証プログラムによる効果を説明する。乱数Rに基づいてインストール毎に異なる認証データB(ワンタイムパスワード)が生成され、ユーザはソフトウェア1を動作可能な状態にするためには認証データ入力画面において認証データBを入力することが要求される。認証データBはインストール時にユーザに開示されないので、ユーザは、認証サーバ3から認証データBを取得する必要がある。そのため、ソフトウェア1がインストールされる度に認証サーバ3を介した認証手続きがなされることになる。その結果、認証サーバ3側で確実にソフトウェア1のインストールを把握することができる。また、ソフトウェアインストール認証プログラムXを実行できるものである限りどの端末にもソフトウェア1をインストールした上、本実施形態の認証を受けることができる。
【0035】
なお、上記の実施形態では、端末側で乱数が生成され、端末から認証サーバへ乱数が送信されたが、認証サーバ側で乱数が生成され、認証サーバから端末へ乱数が送信されてもよい。すなわち、乱数送信ステップにおけるセキュリティを確保することにより、認証サーバが乱数生成部を備えても上記の実施形態と同一の効果を得ることができる。認証サーバから端末へ乱数が送信される実施形態では、個体番号(シリアルナンバ)送信ステップ及び乱数送信ステップにより同一のシリアルナンバ及び乱数を共有することになる端末と認証サーバの双方が、乱数及びシリアルナンバを前述の認証データ算出式に代入することにより認証データA及び認証データBを計算する。認証データBの要求時に端末側から認証サーバへ認証データAが送信される。認証サーバは、認証サーバにより算出された認証データAと端末から送信された送信された認証データAとを照合し、一致した場合に認証データBを端末に送信する。その後は、S432以降と同一の手順で認証手続きが行われる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のソフトウェアインストール認証方法、ソフトウェアインストール認証プログラム及びソフトウェアインストール認証プログラムを記録した記録媒体によれば、認証サーバ側で確実にソフトウェアのインストールを認識でき、インストールされる端末が限定されないソフトウェアにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソフトウェアインストール認証システムYの機能的構成を示す図である。
【図2】認証データベース32aの構成図である。
【図3】ソフトウェアインストール認証システムYがソフトウェア1の端末2へのインストールを認証する動作の手順を示した第1のフローチャートである。
【図4】ソフトウェアインストール認証システムYがソフトウェア1の端末2へのインストールを認証する動作の手順を示した第2のフローチャートである。
【図5】ソフトウェア認証手続開始画面を示す図である。
【図6】認証データ請求画面を示す図である。
【図7】ライセンス認証データ画面を示す図である。
【図8】認証データ入力画面を示す図である。
【符号の説明】
1…ソフトウェア(記録媒体)、12…乱数生成モジュール、14…認証データ生成モジュール、16…認証データB照合モジュール、18…認証データA、シリアルナンバ送信モジュール、2…端末、3…認証サーバ、32…格納部、32a…認証データベース、34…利用許可判断部、36…乱数R逆算部、38…認証データB生成部。

Claims (4)

  1. ソフトウェアの端末へのインストールを認証するソフトウェアインストール認証方法であって、
    前記端末が、前記ソフトウェアに含まれるプログラムの指令に従って、乱数を生成する乱数生成ステップと、
    前記端末が、前記プログラムの指令に従って、2行2列の行列と、前記ソフトウェアの固体番号及び乱数を成分とする一列の行列との積を算出するワンタイムパスワード算出式に、インストール対象の前記ソフトウェアの固体番号及び前記乱数生成ステップにより生成した前記乱数を代入することにより得られる一列の行列の成分を、それぞれ乱数演算用の認証データ及びワンタイムパスワードとする第1のワンタイムパスワード生成ステップと、
    前記端末から前記認証サーバへ前記乱数を演算するための前記認証データを送信する乱数送信ステップと、
    前記端末から前記認証サーバへインストール対象の前記ソフトウェアの前記個体番号を送信する個体番号送信ステップと、
    前記認証サーバが、前記ワンタイムパスワード算出式に、受信した前記個体番号及び前記認証データを代入して前記乱数を逆算し、前記ワンタイムパスワード算出式に受信した前記個体番号及び算出した前記乱数を代入することにより得られる一列の行列の成分からワンタイムパスワードを生成する第2のワンタイムパスワード生成ステップと、
    前記認証サーバから前記端末へ前記第2のワンタイムパスワード生成ステップにおいて生成された前記ワンタイムパスワードを送信するワンタイムパスワード送信ステップと、
    前記第1のワンタイムパスワード生成ステップにおいて生成された前記ワンタイムパスワードと、前記ワンタイムパスワード送信ステップにおいて送信された前記ワンタイムパスワードとを照合するワンタイムパスワード照合ステップとを含む
    ことを特徴とするソフトウェアインストール認証方法。
  2. ソフトウェアの端末へのインストールを認証するソフトウェアインストール認証方法であって、
    前記認証サーバが乱数を生成する乱数生成ステップと、
    前記端末から前記認証サーバへインストール対象の前記ソフトウェアの個体番号を送信する個体番号送信ステップと、
    前記認証サーバが、2行2列の行列と、前記ソフトウェアの固体番号及び乱数を成分とする一列の行列との積を算出するワンタイムパスワード算出式に、受信した前記固体番号及び前記乱数生成ステップにより生成した前記乱数を代入することにより得られる一列の行列の成分を、それぞれ乱数演算用の認証データ及びワンタイムパスワードとする第1のワンタイムパスワード生成ステップと、
    前記認証サーバから前記端末へ前記乱数を演算するための前記認証データを送信する乱数送信ステップと、
    前記端末が、前記ソフトウェアが有するプログラムの指令に従って、前記ワンタイムパスワード算出式に、インストール対象の前記ソフトウェアの前記個体番号及び受信した前記認証データを代入して前記乱数を逆算し、前記ワンタイムパスワード算出式にインストール対象の前記ソフトウェアの前記個体番号及び算出した前記乱数を代入することにより、前記ワンタイムパスワードを生成する第2のワンタイムパスワード生成ステップと、
    前記認証サーバから前記端末へ前記第1のワンタイムパスワード生成ステップにおいて生成された前記ワンタイムパスワードを送信するワンタイムパスワード送信ステップと、
    前記第2のワンタイムパスワード生成ステップにおいて生成された前記ワンタイムパスワードと、前記ワンタイムパスワード送信ステップにおいて送信された前記ワンタイムパスワードとを照合するワンタイムパスワード照合ステップとを含む
    ことを特徴とするソフトウェアインストール認証方法。
  3. ソフトウェアの端末へのインストールを認証するために使用されるソフトウェアインストール認証プログラムであって、
    コンピュータを、
    インストール対象の前記ソフトウェアの固体番号を認証サーバへ送信する送信手段と、
    乱数を生成する乱数生成手段と、
    2行2列の行列と、前記ソフトウェアの固体番号及び乱数を成分とする一列の行列との積を算出するワンタイムパスワード算出式に、インストール対象の前記ソフトウェアの固体番号及び前記乱数生成手段により生成した前記乱数を代入することにより得られる一列の行列の成分を、それぞれ乱数演算用の認証データ及びワンタイムパスワードとするワンタイムパスワード生成手段と、
    前記ワンタイムパスワード生成手段により生成された前記ワンタイムパスワードと、前記コンピュータが前記認証サーバから受信した前記ワンタイムパスワードとを照合するワンタイムパスワード照合手段として機能させる
    ことを特徴とするソフトウェアインストール認証プログラム。
  4. 請求項3記載のソフトウェアインストール認証プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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