JP4240040B2 - 冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置 - Google Patents

冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置 Download PDF

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本願発明は、空気調和機等の冷凍装置に関し、特に同空気調和機等冷凍装置用の熱交換器の複数のパスに適切に冷媒を分流させる冷媒分流器制御装置の構成に関するものである。
一般に空気調和機等冷凍装置の室内熱交換器などの複数のパスを有する熱交換器では、当該熱交換器本体に流入する冷媒を当該熱交換器本体の各パスに分配するために、複数の分流パスを有する冷媒分流器を設けており、同冷媒分流器では、定格運転時に合わせて各分流パスの冷媒の分配比を決めている。
したがって、定格運転時には同熱交換器の出口側各パスの出口側冷媒温度はほぼ等しくなる。しかし、一方冷媒量が少なくなる低負荷(部分負荷)時になると、例えば熱交換器の送風通路位置に応じて異なる風速分布の影響により、風速が速いパスの冷媒は熱交換容量に余裕があるために出口側温度が高くなる一方、逆に風速の遅いパスの冷媒は、熱交換容量に余裕がなくなるために、同冷媒の出口側温度はそれよりも低くなる問題が生じる。
そこで、このような問題を解決する方法の一つとして、従来例では、例えば上述のような複数のパスの各パスに各々冷媒流量調整弁を設け、各パスの出口側に設けた各温度検出器の検出温度に応じて各パスの冷媒流量を調節することにより、各パスの出口側温度(乾き度)を合わせる方法を採用していた(例えば特許文献1を参照)。
特開平5−118682号公報(明細書第1〜第3頁、図1−2)
しかし、このような従来の冷媒分流装置の構成の場合、次のような問題が生じる。
すなわち、複数のパスの各々に弁開度調節機能を備えた電動膨張弁よりなる高価かつ大型の冷媒流量調節弁を設ける必要があるため、必然的に装置のサイズアップ/コストアップにつながる。
特に上記空気調和機等冷凍装置用の熱交換器1として、例えば図9に示すように、冷房運転時における快適性を高めるために、冷房運転サイクルにおいて圧縮機の能力又はファン風量を絞ることにより室内空気の湿度を低下させる除湿運転を行うことができるようにするとともに、同除湿運転における運転方式として、室内空気を冷却して除湿し、そのまま室内へ吹き出す通常の「ドライ運転」と、室内空気を冷却して除湿した後、さらに吸込温度近くまで再熱して室内へ吹き出す「再熱ドライ運転」の2種のドライ運転が可能な構造を採用した場合、蒸発器用熱交換器11は、前面側(空気流上流側)に除湿用熱交換器12を、後方側(空気流下流側)上部に再熱ドライ用熱交換器13を備えた構成となり、それら蒸発器用熱交換器11、除湿用熱交換器12、再熱ドライ用熱交換器13に対して、図示のような関係で冷媒分流器3の複数(第1〜第4)のパスP1〜P4が接続され、冷媒供給配管4からの冷媒が供給される。
同構成の熱交換器1の場合、上記蒸発器用熱交換器11および除湿用熱交換器12は、前述したように、その上部11a,12a、中央部11b,12b、下部11c,12cの各部分で、それぞれ空気流の流速が異なり、それによる熱交換容量の相違によって各パスP1〜P4の冷媒の出口側温度が異なる問題が生じる。
このようにした場合、複数のパスP1〜P4各々の冷媒流量調整弁V1〜V4に加えて、さらに再熱ドライ用熱交換器13のための再熱ドライ弁V5,V6が必要となり、全部で6ケの冷媒流量調整弁(電動膨張弁)が必要となる。したがって、相当な装置のサイズアップ/コストアップにつながる。
同構成の熱交換器1を、仮に「再熱ドライ運転」機能を有しないものとした場合にも、例えば図10に示すように、少なくとも4つの冷媒流量調整弁(電動膨張弁)V1〜V4が必要である。
本願発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、小型で低コストなON/OFF型の電磁開閉弁を採用し、それらの単位時間当たりの開閉回数の差によって、各パスの流量を相対的に調整することによって、同問題を解決した空気調和機用熱交換器の分流器を提供することを目的とするものである。
本願発明は、上記の目的を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 第1の課題解決手段
この発明の第1の課題解決手段は、複数のパスを有する冷凍装置用熱交換器の各パスに対して、同じく複数のパスを備えた冷媒分流器を介して冷媒を供給するようにするとともに、上記冷媒分流器の複数のパスの各々に電磁開閉弁を設け、それら電磁開閉弁の単位時間当たりの開閉回数の差によって、上記各パスの単位時間当りの冷媒流量を相対的に調整するようにしてなる冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置であって、上記電磁開閉弁を異なるデューティー比の自励振動制御信号により昇降振動状態に開閉制御することによって、上記各パスの単位時間当たりの冷媒流量を相対的に調整するようにしたことを特徴ととしている。
磁開閉弁のON状態とOFF状態を、異なるデューティー比の開閉制御信号で開閉制御するようにすると、その単位時間当たりの冷媒流量を複数のパスの内の各パスの負荷状態(偏流状態)に応じて適切に調整することができるようになる。
そして、その場合において、上記電磁開閉弁の開閉を特に異なるデューティー比の自励振動制御信号により昇降振動状態に開閉制御することによって、上記各パスの単位時間当たりの冷媒流量を相対的に調整するようにすると、異なるデューティー比の自励振動制御信号で弁体部を昇降振動状態に開閉制御するだけで、その単位時間当たりの冷媒流量を複数のパスの内の各パスの負荷状態(偏流状態)に応じて適切に調整することができるようになる。
したがって、このような構成によると、従来のようなバルブ開度の可変により流量を高精度に調整する電動膨張弁よりなる冷媒流量調整弁が不要となり、バルブ部のサイズアップ/コストアップが抑制される。
また、同電磁開閉弁は再熱ドライ弁の機能とも兼用させることができ、再熱ドライ弁をも同様に構成することができる。
(2) 第2の課題解決手段
この発明の第2の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、上記電磁開閉弁が直動型のものであることを特徴としている。
このような構成によると、小型で構成がシンプルかつ安価な直動型の電磁開閉弁で上述のような冷媒流量の適切な調節が可能となり、従来のようなバルブ開度の可変により流量を高精度に調整する電動膨張弁よりなる冷媒流量調整弁が不要となり、バルブ部のサイズアップ/コストアップが抑制される。
また、同直動型の電磁開閉弁は再熱ドライ弁の機能とも兼用させることができ、再熱ドライ弁をも同様に構成することができる。
以上の結果、本願発明によると、高価、かつ高精度な弁開度可変構造を備えた電動膨張弁等従来型の電磁流量調整弁に代えて、低価格、かつ簡易な構造の直動型電磁弁等を冷媒流量調整弁として使用することができるようになり、冷媒分流器の制御装置の小型化、低コスト化に寄与させることができる。
このため、前述のような再熱ドライ運転用熱交換器を備えた空気調和機等の冷凍装置用熱交換器の複数のパスに適切に冷媒を分流させる冷媒分流器制御装置として最適なものとなる。
(最良の実施の形態1)
先ず図1(a),(b)は、本願発明の最良の実施の形態1に係る空気調和機等冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置部分の構成を、また図2は、同制御装置の制御信号を示している。
図1(a),(b)は、前述の図9、図10のような複数のパスP1〜P4を備えた空気調和機用熱交換器1の冷媒分流器3の各パスP1〜P4の冷媒流量を制御するのに使用される本実施の形態の冷媒流量調整弁V1〜V4の構成を示している。
該本実施の形態の冷媒流量調整弁V1〜V4は、例えばプランジャヘッド(弁体)6aおよびプランジャロッド6bよりなる電磁プランジャ6と、該電磁プランジャ6の上記プランジャロッド6bを上昇作動させるソレノイドコイル7と、上記電磁プランジャ6のプランジャロッド6bを下降付勢する閉弁スプリング10とを備え、上記電磁プランジャ6のプランジャヘッド6aを各パスP1〜P4のスリーブ状のパイロット口部8内の弁座壁9に対応させたON,OFF作動型の直動式の電磁弁によって構成されている。
そして、同直動式電磁弁のON状態(通電状態:図1の(a)参照)とOFF状態(非通電状態:図1の(b)参照)を、例えば図2の(a)〜(d)に示すような異なるデューティー比の開閉制御信号で開閉制御することによって、その単位時間当たりの冷媒流量を各パスP1〜P4の負荷状態(偏流状態)に応じて適切に調整するようにしたことを特徴とするものである。
このような構成によると、高価、かつ高精度な弁開度可変構造を備えた電動膨張弁等従来型の電磁流量調整弁に代えて、低価格、かつ簡易な構造の直動型電磁弁を冷媒流量調整弁として使用することができるようになり、冷媒分流装置の小型化、低コスト化に寄与させることができる。
このため、前述のような再熱ドライ運転用熱交換器を備えた空気調和機等の冷凍装置用熱交換器の複数のパスに適切に冷媒を分流させる冷媒分流装置として最適なものとなる。
(最良の実施の形態2)
次に図3(a),(b)は、本願発明の最良の実施の形態2に係る空気調和機等の冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器の制御装置部分の構成を、また図4は、同制御装置の制御信号を示している。
先ず図3(a),(b)は、前述の図9、図10のような複数のパスP1〜P4を備えた空気調和機用熱交換器1の冷媒分流器3の各パスP1〜P4の冷媒流量を制御するのに使用される本実施の形態の冷媒流量調整弁V1〜V4の構成を示している。
該本実施の形態の冷媒流量調整弁V1〜V4は、例えばプランジャヘッド(弁体)6aおよびプランジャロッド6bよりなる電磁プランジャ6と、該電磁プランジャ6の上記プランジャロッド6bを上昇作動させるソレノイドコイル7と、上記電磁プランジャ6のプランジャロッド6bを下降付勢する閉弁スプリング10とを備え、上記電磁プランジャ6のプランジャヘッド6aを各パスP1〜P4のスリーブ状のパイロット口部8内の弁座壁9に対応させたON,OFF作動型の直動式の電磁弁によって構成されている。
そして、この実施の形態の場合、同直動式電磁弁のON状態(通電状態:図3の(a)参照)とOFF状態(非通電状態:図3の(b)参照)を、例えば図4の(a)〜(d)に示すような弁体部を完全に閉弁させない異なるデューティー比の自励振動制御信号で昇降振動状態に開閉制御することによって、その単位時間当たりの冷媒流量を各パスP1〜P4の負荷状態(偏流状態)に応じて適切に調整するようにしたことを特徴とするものである。
このような構成によっても、上記最良の実施の形態1のものと同様に、高価、かつ高精度な弁開度可変構造を備えた電動膨張弁等従来型の電磁流量調整弁に代えて、低価格、かつ簡易な構造の直動型電磁弁を冷媒流量調整弁として使用することができるようになり、冷媒分流装置の小型化、低コスト化に寄与させることができる。
このため、前述のような再熱ドライ運転用熱交換器を備えた空気調和機等の冷凍装置用熱交換器の複数のパスに適切に冷媒を分流させる冷媒分流装置として最適なものとなる。
(最良の実施の形態3)
次に図5〜図6は、本願発明の最良の実施の形態3に係る空気調和機等冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置部分の構成を、また図7は、同制御装置の制御信号を示している。
本実施の形態の場合、前述の図9、図10のような複数のパスP1〜P4を備えた空気調和機用熱交換器1の冷媒分流器3の各パスP1〜P4の冷媒流量を制御するのに使用される冷媒流量調整弁V1〜V4を、例えば図5〜図6に示すロータリー式の電磁弁により構成し、図7(a)〜(d)に示すようなロータリー弁回転制御信号により回転制御するようにしたことを特徴とするものである。
このロータリー式の電磁弁は、例えば図5に示すように、上記各パスP1〜P4に対応した分流器本体部を若干大径にし、その内側に第1〜第4の各パスP1〜P4に対応した通路孔を有する固定部材19と第1および第2の通路孔18a,18bを有する回転部材18を相互に接面する状態で設ける一方、上記回転部材18に対応する位置の外側に上記回転部材18を電磁力で回転駆動するソレノイドコイル16を設けて構成されている。
そして、上記回転部材18は、例えば上記ソレノイドコイル16に対して印加される図7の(a)〜(d)に示すような周期およびON電圧レベルの異なる回転制御信号によって、例えば図6の(a)又は(b)のように固定部材19側第1〜第4のパスP1〜P4に対応した通路孔と回転部材18側第1および第2の通路孔18a,18bとの対応関係(重なり関係と重なり量)を可変コントロールすることにより、当該各パスP1〜P4を流れる冷媒の流量を所望の量に調節制御(例えば図6(a)の状態では多く、図6(b)の状態では少なく)し、それによって偏流を防止する。
このような構成によっても、上記最良の実施の形態1,2のものと同様に、高価、かつ高精度な弁開度可変構造を備えた電動膨張弁等従来型の電磁流量調整弁に代えて、低価格、かつ簡易な構造の1個のロータリー式電磁弁を各パスの冷媒流量調整弁として兼用することができるようになり、冷媒分流装置の小型化、低コスト化に大いに寄与させることができる。
このため、前述のような再熱ドライ運転用熱交換器を備えた空気調和機等の冷凍装置用熱交換器の複数のパスに適切に冷媒を分流させる冷媒分流装置として最適なものとなる。
(最良の実施の形態4)
さらに図8は、本願発明の最良の実施の形態4に係る空気調和機等冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置部分の構成を示している。
本実施の形態では、前述の図9、図10のような複数のパスP1〜P4を備えた空気調和機用熱交換器1の冷媒分流器3の各パスP1〜P4の冷媒流量を制御するのに使用される冷媒流量調整弁V1〜V4を、例えば図8に示すようなスライド型の可動弁22とし、同スライド型の可動弁22をパルス制御可能なステッピングモータ20によって所望にスライド作動させることによって、各パスP1〜P4への冷媒流量を任意に調節し、冷媒の偏流を防止するようにしたことを特徴とするものである。
この場合、上記可動弁22は、その上端側に設けた軸部23のラックギヤ23a部分に上記ステッピングモータ20のピニオンギヤ20a部分が係合されており、ステッピングモータ20のピニオンギヤ20aの回転方向と回転数に応じて上記可動弁22が所望のストロークで昇降作動するようになっている。
一方、冷媒分流器3の方は、その分流器本体の冷媒入口側が大径の1本の通路に、出口側が複数のパスP1〜P4に形成されており、それらの間に位置して上記可動弁22が昇降可能に嵌装されている。そして、可動弁22の途中には、大径の第1の通路孔22aと小径の第2の通路孔22bとが所定の位置関係で設けられており、上記可動弁22の昇降ストローク量に応じて、それら第1,第2の通路孔22a,22bと各パスP1〜P4の通路孔との対応関係(重なり関係と重なり量)を変えるようになっている。
このような構成によっても、上記最良の実施の形態1,2,3のものと同様に、高価、かつ高精度な弁開度可変構造を備えた電動膨張弁等従来型の電磁流量調整弁に代えて、低価格、かつ簡易な構造の1個のスライド型電磁弁を各パスの冷媒流量調整弁として兼用することができるようになり、冷媒分流装置の小型化、低コスト化に大いに寄与させることができる。
このため、前述のような再熱ドライ運転用熱交換器を備えた空気調和機等の冷凍装置用熱交換器の複数のパスに適切に冷媒を分流させる冷媒分流装置として最適なものとなる。
本願発明の最良の実施の形態1に係る空気調和機等冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置の構成を示す図である。 同制御装置の制御信号を示すタイムチャートである。 本願発明の最良の実施の形態2に係る空気調和機等冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置の構成を示す図である。 同制御装置の制御信号を示すタイムチャートである。 本願発明の最良の実施の形態3に係る空気調和機等冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置の構成を示す図である。 同制御装置の要部の構成を示す図である。 同制御装置の制御信号を示すタイムチャートである。 本願発明の最良の実施の形態4に係る空気調和機等冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置の構成を示す図である。 再熱ドライ運転機能を設けた空気調和機等冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置の構成を示す図である。 再熱ドライ運転機能を設けない空気調和機等冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置の構成を示す図である。
符号の説明
1は熱交換器、3は冷媒分流器、4は冷媒供給配管、6は電磁プランジャ、6aはプランジャヘッド、6bはプランジャロッド、7はソレノイドコイル、10は閉弁スプリング、11は蒸発器用熱交換器、12は除湿熱交換器、13は再熱ドライ用熱交換器、P1〜P4は第1〜第4の分流パス、V1〜V4は冷媒流量調整弁、V5,V6は再熱ドライ弁である。

Claims (2)

  1. 複数のパスを有する冷凍装置用熱交換器の各パスに対して、同じく複数のパスを備えた冷媒分流器を介して冷媒を供給するようにするとともに、上記冷媒分流器の複数のパスの各々に電磁開閉弁を設け、それら電磁開閉弁の単位時間当たりの開閉回数の差によって、上記各パスの単位時間当りの冷媒流量を相対的に調整するようにしてなる冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置であって、上記電磁開閉弁を異なるデューティー比の自励振動制御信号により昇降振動状態に開閉制御することによって、上記各パスの単位時間当たりの冷媒流量を相対的に調整するようにしたことを特徴とする冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置。
  2. 上記電磁開閉弁が、直動型のものであることを特徴とする請求項記載の冷凍装置用熱交換器の冷媒分流器制御装置。
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