JP4233132B2 - もみ殻軽量人工培地 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、園芸および林業・・・などに於ける植物の栽培に用いる人工培地に関するものです。特に、微生物の増殖初期段階における一時的な窒素成分欠乏現象を回避するための改良が施されているもみ殻の細粉であって、さらに詳しくは、農産廃棄物として発生するもみ殻の培地へ向けての有効活用および該培地機能を一層向上させるための工夫に関するものです。
【0002】
【従来の技術】
本発明者は、もみ殻の細粉を植物の栽培用培地に用いる提案の幾つかを既にしています。係る提案のひとつに、微生物の増殖初期段階における一時的な窒素成分欠乏現象を回避するための改良が施されたもみ殻軽量人工培地があります。
ところで、係るもみ殻軽量人工培地は、例えば鉢上げ直後に於ける植物の生育に対しては非常に良好な効果を発揮しますが、その後の生育を向上させるために実施する施肥場面においては幾つかの積み残し課題があります。
さらに、植物の生育場面に化学肥料のみを多施用する従来の手法は、土壌を酸性化させたり、土壌から栄養分を流亡させたり、逆に塩類を集積させたりし、各種植物の生理障害を発生させています。係る生理障害は、該植物の生育を妨げるだけで無く、収穫物の品質を著しく悪くしています。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、市場に於ける他の何れの人工培地よりも本発明者の提案するもみ殻軽量人工培地が、その保水機能および保肥機能の点で優れている事に鑑み、前記生育を一層向上させるための施肥場面に於ける積み残し課題を解決し、さらに、各種植物の前記生理障害をも解決しようとするものです。
【0004】
【課題を解決するための手段】
これが為には、鉢上げ直後に於ける植物の生育を一層向上させるためにも、初めて使用するもみ殻軽量人工培地に含まれている易分解性糖質を微生物の増殖初期段階において素早く分解・除去するに必要且つ充分な窒素源の添加が必須であり、且つ植物の生育過程において要求される施肥成分の初期段階に於ける添加も必要です。しかるに、本発明に於いては、もみ殻の細粉と、該もみ殻の細粉に含まれている易分解性糖質を微生物の増殖初期段階において分解・除去するに必要且つ充分な即効性の窒素成分である窒素源と、植物の生育過程において要求される必要且つ充分な緩効性の窒素成分である施肥成分の窒素源とから成るもみ殻軽量人工培地になすものであって、前記窒素源の窒素量が、もみ殻の細粉1kg当り0.56〜0.83gに相当す窒素量であるものです。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に就いて実施の形態を説明します。
本発明に於けるもみ殻軽量人工培地は、その保水機能および保肥機能を一層向上させるためにも、乾燥状態で1.2〜0.6mm粒度のもみ殻の細粉を25重量%以上含んでいる事がより好ましい。
本発明に於けるもみ殻の細粉は、その保水機能および保肥機能を一層向上させるためにも、もみ殻に擂り潰し状態の処理を施すことによって得られる擂潰細粉である事がより好ましい。
【0006】
また、本発明に於けるもみ殻軽量人工培地は、もみ殻自身の単一資材で構成させるためにも、或いは自然の土壌により近ずけるためにも、三相分布調整の施されている状態のもみ殻の細粉である事がより好ましい。
更に、本発明に於けるもみ殻軽量人工培地は、その保水機能および保肥機能を一層向上させるためにも、前記窒素源および前記施肥成分の何れか一つ以上に、擂り潰し状態の処理を施してある事がより好ましい。
【0007】
そして、均等に混合されたもみ殻軽量人工培地を得る為には、前記施肥成分を液体状および/又は粉体状と成す事がより好ましい。
一方、優れた植物の生育状況を発揮させる為にも、前記施肥成分に所要量の微量要素を含むもみ殻軽量人工培地である事がより好ましい。
他方、その取扱いを容易にする点からも粒状のもみ殻軽量人工培地である事、又は所望の定量を容器詰めしたもみ殻軽量人工培地である事がより好ましい。
【0008】
【実施例1】
育苗の栽培場面に於いて、もみ殻の細粉(又は擂潰細粉)のみを人工培地として用い且つ通常の施肥管理で栽培を試みた場合には、鉢上げ直後の生育が不安定で且つ葉の黄色化が見受けられます。
係る原因を解決するためには、第1に、栽培植物の生育初期に必要且つ充分な窒素量を的確に供給する事です。第2に、優れた生育状況を発揮させ且つ継続させる為に要求される生育過程での施肥成分(化学肥料および/又は動植物質資材)の添加を初期段階から実施する事が必要です。
【0009】
他方、当業者に於いて、もみ殻の炭素含有率が平均36%、同窒素含有率が平均0.48%であり、全炭素量Cに対する全窒素量Nが極めて少ない(C/N比が極めて高い)ことは既に知られています。これが為に、もみ殻へ多量の窒素成分を添加する事に依って製造される従来対策の堆肥化物(C/N比が20〜40)では、窒素成分が濃くなり過ぎ、その用途も限定されている状況が現状です。ところで、もみ殻を細粉化して得られるもみ殻の細粉には、易分解性糖質の含まれている事が出願人の先願特許に開示されています。具体的な易分解性糖質の量は、もみ殻擂潰細粉1kg当り60〜100g(6〜10%)程度です。そこで、本実施例にあっては、鉢上げ直後に於ける微生物の増殖初期段階において、該微生物による窒素の収奪過程で前記易分解性糖質を素早く分解・除去する事を提案します。具体的には、前記微生物により収奪される窒素の量は、もみ殻擂潰細粉1kg当り0.56〜0.83gです。
【0010】
故に、前記した第1の原因を解決するためには、微生物による窒素の収奪過程で必要且つ充分な窒素量(もみ殻擂潰細粉1kg当り0.56〜0.83gに相当する即効性の窒素成分量)が含まれている窒素源の添加を実施します。これに依って、微生物の増殖初期段階における一時的な窒素成分欠乏現象を回避する事が可能となります。
【0011】
次に、前記した第2の原因を解決するためには、栽培植物の鉢上げ直後に該植物の生育過程において要求される必要且つ充分な窒素量(主に緩効性の強い窒素成分)を含有する施肥成分(化学肥料および/又は動植物質資材)の添加を実施します。
【0012】
ところで、もみ殻の細粉は自然土と異なり、表1に示す通りの多量のカリ成分を含んでいますが石灰および苦土は少量です(分析:発明者)。従って、普通の施肥感覚で、しかも自然土同様の窒素・燐酸・カリがバランス良く配合されている配合肥料をそのままに用いると、当然にカリが過剰となり且つ苦土欠乏が起こります。この点を配慮した施肥成分の添加が重要です。
【0013】
【表1】
【0014】
本実施例に依れば、微生物の増殖初期段階における一時的な窒素成分欠乏現象を回避する事が可能となり、更に植物の生育初期過程で必要且つ充分な窒素量をも満足する量の窒素成分が供給され、従来の課題(鉢上げ直後の植物生育が不安定で且つ葉が黄色化する)は容易に解決されます。
【0015】
本実施例に於ける窒素源としては、硫安・尿素・硝安・硝酸カルシウム・・・・等が有ります。
また、化学肥料としては、肥料三要素の窒素・燐酸・カリが有ります。
更に、動植物質資材としては、腐植酸質資材・泥炭・くん炭・バ−ク堆肥・・・・等が有ります。
【0016】
【実施例2】
もみ殻の細粉のみを人工培地として用いる時は、その保水機能および通気機能が重要と成ります。ちなみに、同じ出願人の特開平9−70223号公報に依ると、もみ殻擂潰細粉の粒度分布は表2に示す通りであり、その保水機能は表3に示す通りです。
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
該表によれば、乾燥状態で1.2〜0.6mm粒度の粒子が水分率71%とその保水機能に優れており、且つ100重量%中の42.1重量%が同粒度の粒子で占められています。また、大きな粒子は、保水機能が低く且つ水の通り道が出来易い事から乾燥も早いと言う特徴を内包しています。
そこで、通気機能に優れた1.2mm以上粒度の粗粒子と、保水機能に優れた1.2〜0.6mm粒度の中粒子と、夫々の各粒子空間を埋める0.6mm以下粒度の細粒子と、から成る各粒子の粒度分布を適宜組合せた複合体は、その保水機能および通気機能の選択が自由自在であり、固相率、液相率、気相率の三相分布調整が任意に選択可能な且つあらゆる植物の栽培に適合させる事が可能な全く新しい優れた人工培地です。
【0020】
【実施例3】
具体的な栽培例を表4に示すと共に、用いたもみ殻軽量人工培地の成分例を表5に示し、対照区培地例を表6に示します。
【0021】
【表4】
【0022】
【表5】
【0023】
【表6】
【0024】
本実施例からも明らかな通り、基本培地であるもみ殻軽量人工培地は、多量のカリ成分に対応させた施肥設計ノウハウを取入れ、該カリ成分を積極的に肥料成分として利用する為の多くの工夫が成されており、従って,苦土欠乏の発生しない優れた植物への生育機能を有しています。
【0025】
【実施例4】
もみ殻軽量人工培地には、鉱物由来の微量要素が少なく、さらに特徴的な事は、弱アルカリ性(〜PH7.5)です。
そこで、使用場面に於いて重要な点は、第1に前記PHを下げ酸性側へ移して、微量要素の溶け出しを促す事、および該微量要素の含まれた施肥成分(化学肥料および/又は動植物質資材)を追肥としても用いる事がより好ましいことです。第2に液相へ溶け出す肥料分が多くなり過ぎる傾向に有る事から、前記PHおよび肥料濃度(EC)を夫々確かめながらその都度に緩効性肥料で対応することが重要です。係る管理手法は、手軽であり、更に良好な結果が得られます。
【0026】
なお、もみ殻軽量人工培地の施水に際しての経験則は、鉢に対する底面からの灌水よりも、上部からの散水が良好な結果を得ています。
【0027】
【実施例5】
もみ殻軽量人工培地を細粉状態で容器詰めに成したり、或いは粒の状態で容器詰めに成したりする為には、例えば用いる容器を袋あるいはコンテナパックとなし、細粉状態或いは粒状態にて計量器で計量し前記容器へその一定の所要量を詰めます。
また、もみ殻軽量人工培地を粒の状態に加工して粒状と成す為には、市販されている造粒機(商品名ペレタイザ−など)を用いて実施します。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、微生物の増殖初期段階における一時的な窒素成分欠乏現象で発生していた、植物の生育初期過程に於ける不安定な成長および葉の黄色化を回避すると共にその後の生育過程に於ける成長をも良好にする優れた提案です。
また、もみ殻外皮のケイ酸質層を積極的に破壊する為の擂り潰しを実施して得られた擂潰細粉及び同様の擂り潰しを窒素源及び/又は施肥成分に実施して得られた軽量人工培地は、その保水機能および保肥機能を一層向上させてより良好な成育結果を得る事も可能です。
【0029】
さらに、施肥成分(化学肥料および/又は動植物質資材)に所要量の微量要素を含ませる事によって優れた植物の生育状況が得られる著効を奏します。
そして、粒状又は容器詰めと成す事によって、その取扱いが一段と容易になります。
Claims (10)
- もみ殻の細粉と、該もみ殻の細粉に含まれている易分解性糖質を微生物の増殖初期段階において分解・除去するに必要且つ充分な即効性の窒素成分である窒素源と、植物の生育過程において要求される必要且つ充分な緩効性の窒素成分である施肥成分の窒素源とから成るもみ殻軽量人工培地であって、
前記窒素源の窒素量が、もみ殻の細粉1kg当り0.56〜0.83gに相当する窒素量であることを特徴とするもみ殻軽量人工培地。 - 前記もみ殻の細粉が、乾燥状態で1.2〜0.6mm粒度のものを25重量%以上含んでいる請求項1記載のもみ殻軽量人工培地。
- 前記もみ殻の細粉が、もみ殻に擂り潰し状態の処理を施すことによって得られる擂潰細粉である請求項1又は2記載のもみ殻軽量人工培地。
- 前記もみ殻の細粉が、三相分布調整の施されている状態である請求項1〜3の何れか記載のもみ殻軽量人工培地。
- もみ殻および前記窒素源の夫々に、擂り潰し状態の処理を施して得られる請求項1〜4の何れか記載のもみ殻軽量人工培地。
- もみ殻および前記窒素源並びに前記施肥成分の何れにも擂り潰し状態の処理を施して得られる請求項1〜5の何れか記載のもみ殻軽量人工培地。
- 前記施肥成分が、液体状および/又は粉体状である請求項1〜6の何れか記載のもみ殻軽量人工培地。
- 前記施肥成分が、所要量の微量要素を含むものである請求項1〜7の何れか記載のもみ殻軽量人工培地。
- 前記もみ殻軽量人工培地が、粒状である請求項1〜8の何れか記載のもみ殻軽量人工培地。
- 前記もみ殻軽量人工培地の定量が、容器詰めされて成る請求項1〜9の何れか記載のもみ殻軽量人工培地。
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