JP4228670B2 - 画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として色覚障害者(色覚異常(色盲)・色弱者等)を対象とした画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータやワークステーション等で備える表示装置のみならず、ファクシミリ、携帯電話機、携帯情報端末等の装置にもカラー表示可能なディスプレイが使用されている。
【0003】
これらのカラーディスプレイによる色情報は、色盲、色弱等の色覚障害者にとって識別しにくいことがあり、情報認識の妨げになる。例えば、特許文献1、特許文献2に開示された従来の色覚障害者用のカラー表示システムは、色覚障害者が識別しにくい表示色を、他の表示色に変換するものである。
【0004】
また、特許文献3においては、さらに、写真等の画像データ部分については、普段、実物を色覚しているときに近い表示色で表示することが重要であるので、色変換しないで表示するようにしている。
【0005】
いずれにおいても上記特許文献に記載の発明では、色覚障害者が識別しにくい表示色を、他の表示色に変換するものである。例えば、赤色覚障害者に見易くする目的で、赤色を青色に変換し、青緑色は紫色に変換するとする。すると、変換された青色や紫色は、元画像においてもともと青色や紫色の部分が存在した場合、それらの差異がつかなくなり、表示色の識別性はよくならず使用者の混乱を招く。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−16129号公報
【特許文献2】
特開平11−175050号公報
【特許文献3】
特開2002−55671号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の色覚障害者用の画像表示装置では、識別しにくい表示色を他の見易い表示色に変換する際、もともと存在していた色とほぼ同一の色を選択した場合に、表示色の識別性に混乱をきたすという問題が生じる。また、従来の色覚障害者用の画像表示装置では、一般の人が使用するには明らかに違和感があり、色覚障害者と一般の人との共有は非常に困難である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、表示データを入力し、色/形状変換しない表示データと、色/点形状変換する表示データと、色/線形状変換する表示データと、色/面形状変換する表示データとに分類する表示データ種別分類手段と、予め定められた点形状データを記憶する色/点形状変換テーブルと、線形状データを記憶する色/線形状変換テーブルと、面形状データを記憶する色/面形状変換テーブルと、表示データ種別分類手段が分類した色/形状変換する表示データの中で、色覚障害を持つ使用者が識別しにくい表示色を、各種色/形状変換テーブルに記憶されている形状データを用いて識別できる形状に変換し、色/形状変換済み表示データを出力する色/形状変換部と、表示データ種別分類手段が分類した色/形状変換しない表示データと、色/形状変換部が出力した色変換済み表示データを合成し、ビデオ表示データに変換する表示データ合成部と、表示データ合成部が変換したビデオ表示データを画面上に表示するカラーディスプレイとを備える画像処理装置である。
【0009】
また、本発明は、表示データを入力し、色/形状変換しない表示データと、色/点形状変換する表示データと、色/線形状変換する表示データと、色/面形状変換する表示データとに分類する表示データ種別分類工程と、予め定められた点形状データを記憶する色/点形状変換テーブルと、線形状データを記憶する色/線形状変換テーブルと、面形状データを記憶する色/面形状変換テーブルとを用い、表示データ種別分類工程で分類した色/形状変換する表示データの中で、色覚障害を持つ使用者が識別しにくい表示色を、上記各種色/形状変換テーブルに記憶されている形状データを用いて識別できる形状に変換し、色/形状変換済み表示データを出力する色/形状変換工程と、表示データ種別分類工程で分類した色/形状変換しない表示データと、上記色/形状変換工程で出力した色変換済み表示データを合成し、ビデオ表示データに変換する表示データ合成工程と、表示データ合成工程で変換したビデオ表示データを画面上に表示する表示工程とを備える画像処理方法でもある。
【0010】
また、本発明は、表示データを入力し、色/形状変換しない表示データと、色/点形状変換する表示データと、色/線形状変換する表示データと、色/面形状変換する表示データとに分類する表示データ種別分類ステップと、予め定められた点形状データを記憶する色/点形状変換テーブルと、線形状データを記憶する色/線形状変換テーブルと、面形状データを記憶する色/面形状変換テーブルとを用い、表示データ種別分類工程で分類した色/形状変換する表示データの中で、色覚障害を持つ使用者が識別しにくい表示色を、上記各種色/形状変換テーブルに記憶されている形状データを用いて識別できる形状に変換し、色/形状変換済み表示データを出力する色/形状変換ステップと、表示データ種別分類ステップで分類した色/形状変換しない表示データと、上記色/形状変換ステップで出力した色変換済み表示データを合成し、ビデオ表示データに変換する表示データ合成ステップと、表示データ合成ステップで変換したビデオ表示データを画面上に表示する表示ステップとをコンピュータに実行させる画像処理プログラムでもある。
【0011】
このような本発明では、表示データのうちの色/形状変換を行うと判断した表示データの色を予め定められた変換テーブルによって所定の形状に変換するため、表示データの色をその色に対応した所定の形状に変換して表示できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の一例であるカラー表示システムの構成を示すブロック図である。
【0013】
すなわち、このカラー表示システムは、表示データ11を入力し、その表示データ11のうち色/形状変換するものとしないものとを分類する表示データ分類部1と、予め定められた色と形状との対応を示す変換テーブル(色/点形状変換テーブル2、色/線形状変換テーブル4、色/面形状変換テーブル6)と、表示データ分類部1によって色/形状変換するもののなかで分類された表示データ13、15、17の色を前記変換テーブルによって所定の形状に変換する色/形状変換部(色/点形状変換部3、色/線形状変換部5、色/面形状変換部7)とを備えている。
【0014】
このうち、表示データ分類部1は、表示データ11を、色/形状変換しない表示データ12と、色/点形状変換する表示データ13と、色/線形状変換する表示データ15と、色/面形状変換する表示データ17とに分類する。
【0015】
また、色/点形状変換テーブル2は、入力された表示データ11を構成する特定の色覚しにくい点形状の表示色を、丸印、四角印などの形状に変換するためのテーブルを記憶する。図2は、この色/点形状変換テーブル2の一例を示す図で、(a)はテーブルの例、(b)は点形状の例である。なお、色と点形状との対応は、使用者各自で設定できるようにしてもよい。
【0016】
また、色/線形状変換テーブル4は、入力された表示データ11を構成する特定の色覚しにくい線形状の表示色を、一点破線などの形状に変換するためのテーブルを記憶する。図3は、この色/線形状変換テーブル4の一例を示す図で、(a)はテーブルの例、(b)は線形状の例である。なお、色と線形状との対応は、使用者各自で設定できるようにしてもよい。
【0017】
また、色/面形状変換テーブル6は、入力された表示データ11を構成する特定の色覚しにくい面形状の表示色を、網点などの形状に変換するためのテーブルを記憶する。図4は、この色/面形状変換テーブル6の一例を示す図である。なお、色と面形状との対応は、使用者各自で設定できるようにしてもよい。
【0018】
色/点形状変換部3は、色/点形状変換テーブル2にもとづいて、色覚障害の使用者が識別しにくい表示色を、色をそのままにして、点形状に変換し、その変換済みの表示データ14を出力する。
【0019】
色/線形状変換部5は、色/線形状変換テーブル4にもとづいて、色覚障害の使用者が識別しにくい表示色を、色をそのままにして、線形状に変換し、その変換済みの表示データ16を出力する。
【0020】
色/面形状変換部7は、色/面形状変換テーブル6にもとづいて、色覚障害の使用者が識別しにくい表示色を、色をそのままにして、面形状に変換し、その変換済みの表示データ18を出力する。
【0021】
また、このカラー表示システムの表示データ分類部1では、色/形状変換しないと判断した表示データ12をそのまま出力するパスを備えており、このパスを介して表示データ12を表示データ合成部8へ渡している。
【0022】
表示データ合成部8は、表示データ分類部1からそのまま出力される変換対象でない表示データ12とともに、色/点形状変換部3から出力された変換後の表示データ14、色/線形状変換部5から出力された変換後の表示データ16および色/面形状変換部7から出力された変換後の表示データ18を得て合成を行い、ビデオ表示データ19を生成する。このビデオ表示データ19はカラーディスプレイ9に送られ、ここで表示される。
【0023】
このようなカラー表示システムにより、表示データ11が予め定められた色と対応する形状に変換されて出力されるようになり、例えば色覚障害者にとって識別しにくい表示色が存在する場合であっても、色の情報とともにその色に対応した形状によって他の色と区別を付けやすく表示できるようになる。
【0024】
図5は、本実施形態に係る画像処理方法を説明するフローチャートである。この画像処理方法では、先に説明した画像処理装置(図1に示すカラー表示システム)を用いた処理の流れとなっている。
【0025】
先ず、ステップST1において、画像の表示データ11が表示データ分類部1に入力され、表示データ分類部1が入力された表示データ11を読み込む。
【0026】
次いで、ステップST2において、表示データ分類部1は画像が写真形式であるかどうかをプログラムにより画像ファイルのタグを検出し、判定する。仮に画像ファイルが写真形式であれば、ステップST10に進む。
【0027】
画像ファイルが写真形式でなければステップST3に進み、画像ファイルが動画であるかないかを同様に判定する。仮に画像ファイルが動画であれば、ステップST10に進む。
【0028】
ここで、表示データ11が写真形式や動画動画の場合には、色/形状変換を行うよりも画像の再現性を重視する方が見やすい可能性があり、本実施形態ではこのような表示データ11の場合には色/形状変換を行わないでそのまま表示すべく、ステップST2、ST3を設けている。
【0029】
画像ファイルが動画形式でなければステップST4に進み、画像ファイルのなかに点形状のオブジェクトがあるかどうかを画像処理で画素毎に調べることで判定する。点形状があるか否かの判定は、例えばビットマップ形式のデータの場合、一定範囲内にある同色の画素数が一定数以下の場合に点形状であると判定する。また、表示データがコードデータの場合には、点を表すコードデータであるか否かによって判定する。
【0030】
ここで点形状のオブジェクトがあると判定されるとステップST5へ進み、点形状のオブジェクトをその色に応じて、色/点形状変換テーブルにしたがって四角印や丸印などの点形状に変換する。次にステップST10に進む。
【0031】
ステップST4において、画像ファイルのなかに点形状のオブジェクトがないと判断された場合、ステップST6に進み、同様に、画像ファイルのなかに線形状のオブジェクトがあるかどうかを画像処理で画素毎に調べることで判定する。線形状があるか否かの判定は、例えばビットマップ形式のデータの場合、一定範囲内にある同色の画素数の連続が一定数以上の場合に線形状であると判定する。また、表示データがコードデータの場合には、線分を表すコードであるか否かによって判定する。
【0032】
ここで線形状のオブジェクトがあると判定されるとST7へ進み、線形状のオブジェクトをその色に応じて、色/線形状変換テーブルにしたがって直線や一点破線などの線形状に変換する。次にステップST10に進む。
【0033】
ステップST6において、画像ファイルのなかに線形状のオブジェクトがないと判断された場合、ステップST8に進み、同様に、画像ファイルのなかに面形状のオブジェクトがあるかどうかを画像処理で画素毎に調べることで判定する。面形状があるか否かの判定は、例えばビットマップ形式のデータの場合、一定範囲内にある同色の画素の範囲が一定範囲以上の場合に面形状であると判定する。また、表示データがコードデータの場合には、面を表すコードであるか否かによって判定する。
【0034】
ここで面形状のオブジェクトがあると判定されるとST9へ進み、面形状のオブジェクトをその色に応じて、色/面形状変換テーブルにしたがって右斜め斜線や20%網点などの面形状に変換する。次にステップST10に進む。
【0035】
ステップST10において、表示データ11の分類、色/形状変換処理が終了している場合には、図5に示すすべての処理を終了する。
【0036】
表示データ合成部8は、表示データ分類部1から出力された色/形状変換しない表示データ12と、色/点形状変換3から出力された形状変換済み表示データ14と、色/線形状変換5から出力された形状変換済み表示データ16と、色/面形状変換7から出力された形状変換済み表示データ18とを合成してビデオ表示データ19に変換する。カラーディスプレイ9は表示データ合成部4から出力されたビデオ表示データ19を入力して表示する。
【0037】
以上のように、第1実施形態によれば、表示データ11の種類により、すなわち、画像のオブジェクトに応じて色/形状変換を実施するようにしているので、どのような画像オブジェクトでもその形状で色の識別ができる。また、写真など、再現性が重視される画像についてはなんら変換をせずに表示することで色覚障害者の普段の視感覚と違和感なく表示することができる。
【0038】
また、本実施形態では、色/点形状変換テーブル、色/線形状変換テーブル、色/面形状変換テーブルそれぞれの中身を各自で決めることができるので、使用者の使いやすい変換が可能となる。
【0039】
図6は本発明の第2実施形態に係る画像処理方法を説明するフローチャートである。図5に示す画像処理方法との違いは、図5に示すステップST5の色/点形状変換、同図ステップST7の色/線形状変換、同像ステップST9の色/面形状変換それぞれにおいては、もともとの色を形状変換後の形状に残しているのに対し、図6に示す処理では、それぞれの変換後に形状の色を黒単色にするか、もともとの色を形状変換後の形状に残すかどうかを使用者選択できるようにしていることである。
【0040】
すなわち、ステップST1〜ST9までの処理は図5に示すフローチャートと同じで、ステップST5、ST7、ST9の各々の処理の次にステップST11として黒単色を選択したか否かを判断する。黒単色が選択されている場合にはステップST12へ進み、黒を選択して各形状変換後のデータを黒単色のデータとして生成する。
【0041】
一方、黒単色が選択されていない場合にはステップST12をスキップしてステップST13へ進む。ステップST13は図5に示すステップST10と同じである。
【0042】
このような処理によれば、使用者選択によって、表示色を形状変換した後、黒単色で表現することも可能なので、例えば、表示画面をプリントして黒白コピーを撮った場合でも、もともとの色による情報の脱落が無くなるという効果がある。
【0043】
これにより、カラー原稿を複数枚コピーする場合、黒白コピーで済ませることが可能であり、使用者にとってはコピーコストを安く抑える効果も出る。また、これによる効果は、色覚障害をもつ使用者でも一般の使用者でも同じように享受できる。
【0044】
なお、上記実施形態で説明したカラー表示システムは、パーソナルコンピュータ、ワークステーションのみならず、携帯電話機、携帯情報端末機等にも適用できる。また、各画像処理方法のステップをプログラム処理によって実現することで画像処理プログラムを構成することも可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明のように、本発明によれば、カラーの表示データをその画像オブジェクトの形に応じて、網がけや一点破線や四角印などの形状に変換することで色覚障害のある使用者にとって識別し易く表示することが可能となる。また、本発明では、一般の人にとっても違和感なく使えるので、色覚障害を持つ人と一般の人とが共有使用することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を説明するブロック図である。
【図2】 色/点形状変換テーブルの一例を示す図である。
【図3】 色/線形状変換テーブルの一例を示す図である。
【図4】 色/面形状変換テーブルの一例を示す図である。
【図5】 本実施形態に係る画像処理方法を説明するフローチャートである。
【図6】 第2実施形態に係る画像処理方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…表示データ分類部、2…色/点形状変換テーブル、3…色/点形状変換部、4…色/線形状変換テーブル、5…色/線形状変換部、6…色/面形状変換テーブル、7…色/面形状変換部、8…表示データ合成部、9…カラーディスプレイ
Claims (5)
- 表示データを入力し、色/形状変換しない表示データと、色/点形状変換する表示データと、色/線形状変換する表示データと、色/面形状変換する表示データとに分類する表示データ種別分類手段と、
予め定められた点形状データを記憶する色/点形状変換テーブルと、線形状データを記憶する色/線形状変換テーブルと、面形状データを記憶する色/面形状変換テーブルと、
前記表示データ種別分類手段が分類した色/形状変換する表示データの中で、色覚障害を持つ使用者が識別しにくい表示色を、上記各種色/形状変換テーブルに記憶されている形状データを用いて識別できる形状に変換し、色/形状変換済み表示データを出力する色/形状変換部と、
前記表示データ種別分類手段が分類した色/形状変換しない表示データと、上記色/形状変換部が出力した色変換済み表示データを合成し、ビデオ表示データに変換する表示データ合成部と、
前記表示データ合成部が変換したビデオ表示データを画面上に表示するカラーディスプレイと
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
予め定められた色/点形状変換テーブルと、色/線形状変換テーブルと、色/面形状変換テーブルのそれぞれの形状データは、元画像の色を残したまま形状変換するか、または、黒一色にして形状変換するかの切り替え手段を備える
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、
前記表示データが写真画像データおよび動画データの場合は前記色/形状変換部による変換を行わないパスを備える
ことを特徴とする画像処理装置。 - 表示データを入力し、色/形状変換しない表示データと、色/点形状変換する表示データと、色/線形状変換する表示データと、色/面形状変換する表示データとに分類する表示データ種別分類工程と、
予め定められた点形状データを記憶する色/点形状変換テーブルと、線形状データを記憶する色/線形状変換テーブルと、面形状データを記憶する色/面形状変換テーブルとを用い、前記表示データ種別分類工程で分類した色/形状変換する表示データの中で、色覚障害を持つ使用者が識別しにくい表示色を、上記各種色/形状変換テーブルに記憶されている形状データを用いて識別できる形状に変換し、色/形状変換済み表示データを出力する色/形状変換工程と、
前記表示データ種別分類工程で分類した色/形状変換しない表示データと、上記色/形状変換工程で出力した色変換済み表示データを合成し、ビデオ表示データに変換する表示データ合成工程と、
前記表示データ合成工程で変換したビデオ表示データを画面上に表示する表示工程と
を備えることを特徴とする画像処理方法。 - 表示データを入力し、色/形状変換しない表示データと、色/点形状変換する表示データと、色/線形状変換する表示データと、色/面形状変換する表示データとに分類する表示データ種別分類ステップと、
予め定められた点形状データを記憶する色/点形状変換テーブルと、線形状データを記憶する色/線形状変換テーブルと、面形状データを記憶する色/面形状変換テーブルとを用い、前記表示データ種別分類工程で分類した色/形状変換する表示データの中で、色覚障害を持つ使用者が識別しにくい表示色を、上記各種色/形状変換テーブルに記憶されている形状データを用いて識別できる形状に変換し、色/形状変換済み表示データを出力する色/形状変換ステップと、
前記表示データ種別分類ステップで分類した色/形状変換しない表示データと、上記色/形状変換ステップで出力した色変換済み表示データを合成し、ビデオ表示データに変換 する表示データ合成ステップと、
前記表示データ合成ステップで変換したビデオ表示データを画面上に表示する表示ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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