JP4227563B2 - 高靱性高張力非調質厚鋼板 - Google Patents
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(厚鋼板組織)
先ず、本発明の厚鋼板組織については、母材靱性向上と、大入熱溶接時のHAZ部の軟化防止のために、ベイナイト組織分率を90%以上とする。
図1に、TS590MPa級の高張力鋼板の母材靱性とベイナイト組織分率との関係を示す。図1に示す通り、ベイナイト組織分率が50%まで増すにつれて、母材靱性は低下する。そして、ベイナイト組織分率が80%を超える領域まで母材靱性が低い状態が続き、これを超えて、ベイナイト組織分率が90%以上となると、逆に、母材靱性は急激に向上する。この傾向は、大入熱溶接時のHAZ部の軟化防止についても言える。したがって、本発明では、厚鋼板のベイナイト組織分率を90%以上として、母材靱性を向上させ、大入熱溶接時のHAZ部の軟化防止を図る。
次ぎに、本発明厚鋼板の組成について、以下に、各元素の含有量とその意義も含めて説明する。本発明厚鋼板の組成は、非調質厚鋼板を、橋梁用や建築用として、高靱性、高張力であって、溶接性にも優れさせるためのものである。また、これらの特性を保障するために、厚鋼板の組織をベイナイト組織分率90%以上とするためのものである。
Cは強度確保に有用な元素であり、かかる作用を有効に発揮させるべく、その下限を0.01%に設定した。好ましい下限は0.02%以上、特に0.03%以上である。しかし、C含有量が過剰となると、小入熱溶接後にHAZ部が硬化して割れが発生するおそれがあるため、その上限を0.10%に設定した。好ましい上限は0.09%以下、特に0.08%以下である。
Si含有量が過剰になると溶接性が阻害される為、その上限を1%に設定した。好ましい上限は0.6%以下、特に0.4%以下である。一方、Siは強度向上に有効な元素であるため、溶接性を阻害しない範囲で含有するのが望ましい。したがって、Siを1%以下(0%を含まない)と規定した。好ましいSi量の下限は0.1%、特に0.2%である。
Mnは焼入れ性向上元素であり、本発明のような低C鋼において所定の強度を確保するのに有用である。このような作用を有効に発揮させる為にその下限を1.1%に設定した。Mnの好ましい下限は1.2%以上、特に1.25%以上である。但し、Mn添加量が過剰になると溶接性が劣化する為、その上限を2.5%に設定した。Mnの好ましい上限は2.0%以下、特に1.75%以下である。
Alは、Ti、B、Nとともに、熱間圧延後の空冷や水冷によらず(冷却速度によらず)、鋼板のベイナイト組織分率を90%以上とするための、鋼板組成バランス上重要な役割を果たす。ただ、Alが過剰になると溶接性が阻害されるため、その上限を0.1%に設定し、上記規定とした。前記鋼板のベイナイト組織化の役割をより確実に果たすためには、Alを一定含有量の範囲、0.01〜0.03%とすることが好ましい。また、Alには固溶酸素を捕捉し、鋼の靭性向上に寄与する効果もある。
Moは、鋼板の焼入性向上と析出強化とによって母材の強度向上に有効な元素であるが、明瞭な効果を生じるためには0.05%以上の含有が必要である。一方、Moは炭化物を安定化して、γ’変態を助長する元素であるため、1.0%を超えて含有すると、γ’変態によって靭性が劣化する懸念が大きい。従って、本発明においてはMoの含有量を0.05〜1.0%とする。
Tiは、Al、B、Nとともに、熱間圧延後の空冷や水冷によらず(冷却速度によらず)、鋼板のベイナイト組織分率を90%以上とするための、鋼板組成バランス上重要な役割を果たす。また、Tiは、後述する、本発明にとって重要な固溶Ti量を確保できる含有範囲とする。このためには、0.03%を超える含有が必要である。一方、0.060%を超えると、粗大な酸化物や窒化物を形成して靭性や延性を劣化させるため、上限を0.060%とする。なお、前記鋼板のベイナイト組織化の役割をより確実に果たすためには、Tiを0.03%を超え、0.04%以下とすることが好ましい。
Bは、Al、Ti、Nとともに、熱間圧延後の空冷や水冷によらず(冷却速度によらず)、鋼板のベイナイト組織分率を90%以上とするための、鋼板組成バランス上重要な役割を果たす。Bは極微量で焼入性を高める元素であり、高強度化に有効な元素である。Bは固溶状態でオーステナイト粒界に偏析することによって焼入性を高めるため、極微量でも有効であるが、0.0005%未満の含有では粒界への偏析量を十分に確保できないため、焼入性向上効果が不十分となったり、効果にばらつきが生じたりしやすくなる。一方、0.0050%を超えて含有すると、鋼片製造時や再加熱段階で粗大な析出物を形成する場合が多いため、焼入性向上効果が不十分となったり、鋼片の割れや析出物に起因した靭性劣化を生じる危険性も増加する。さらにγ’変態を生じやすくなる。そのため、本発明においては、Bの範囲を0.0005〜0.0050%とする。なお、前記鋼板のベイナイト組織化の役割をより確実に果たすためには、Bを0.015〜0.0025%とすることが好ましい。
Nは、Al、Ti、Bとともに、熱間圧延後の空冷や水冷によらず(冷却速度によらず)、鋼板のベイナイト組織分率を90%以上とするための、鋼板組成バランス上重要な役割を果たす。また、NはAlやTiと結びついてオーステナイト粒微細化に有効に働く。これらの効果が明確になるためには、0.0020%以上含有させる必要がある。一方、Nは、0.0080%を超えて過剰に含有させると、TiNを形成することによって、固溶Ti量を少なくしてしまうおそれがあり、また、固溶Nが増加して靭性の劣化につながる。このため、上限を0.0080%とする。なお、前記鋼板のベイナイト組織化の役割をより確実に果たすためには、Nを0.0040〜0.0060%とすることが好ましい。
Pは不純物元素であり、極力低減することが好ましいが、靭性確保の効果もあり、この点から許容できる量として上限を0.02%とし、前記規定とした。
Sも不純物元素であり、延性、靭性を共に劣化させるため、低減が必要であるが、延性、靭性の劣化への影響度が大きくなく、実用的に許容できる上限として、その含有量を0.01%以下とし、前記規定とする。
Cuは、ミクロ組織に大きく依存せず、母材の強度と靭性を同時に向上させる。この効果を発揮させるには、0.3%以上の含有が必要である。一方、3.0%を超える含有では、熱間加工性を阻害する。このため、Cuを含有させる場合には、0.3〜3.0%の範囲とする。
Niは、母材の強度と靭性を同時に向上させる。この効果を発揮させるには、0.3%以上の含有が必要である。一方、3.0%を超えて含有しても、効果が飽和するため、経済性も考慮して、上限を3.0%とする。したがって、Niを含有させる場合には、0.3〜3.0%の範囲とする。
Crは、母材の強度向上に有効な元素であるが、明瞭な効果を生じるためには0.3%以上必要であり、一方、2.0%を超えて含有すると、焼入組織の硬さが高くなって靭性が劣化する。したがって、Crを含有させる場合には、0.3〜2.0%の範囲とする。
Vは、析出強化により鋼の母材強度向上に有効な元素であるが、効果を発揮するためには0.010%以上必要である。一方、0.050%を超えて含有すると、母材靭性、HAZ靭性が劣化し、且つ、析出物が粗大化して強化の効果も飽和する。したがって、Vを含有させる場合には、0.010〜0.050%の範囲とする。
Nbは、析出強化及び変態強化により微量で高強度化に有効な元素であり、また、焼入における加熱オーステナイト粒径微細化によって靭性向上にも有効であるが、効果を発揮するためには、0.010%以上は必要である。但し、NbはMoと同様、γ’変態を助長する元素であり、0.050%を超えて過剰に含有すると、靭性を劣化させる。したがって、Nbを含有させる場合には、0.010〜0.050%の範囲とする。
本発明では、前記した通り、鋼中の固溶Ti量を0.03%を超える量として、固溶Tiのα変態抑制効果を増大させ、鋼板組織のベイナイト組織分率を90%以上とする。固溶Tiが0.03%以下では、鋼板組織のベイナイト組織分率を90%以上の高い分率とすることができず、せいぜい50%を超える程度の低いベイナイト組織分率しか得られない。
(2)Ti析出物を形成可能な元素(C,Nなど)が多い程、固溶Ti量は少なくなる。
(3)スラブ加熱温度が高いほど、固溶Ti量は多くなる。加熱温度は、他の要件に応じて適宜設定されるが、通常、950〜1250℃程度の範囲から選択する。
(4)圧延仕上温度が高いほど、固溶Ti量は多くなる。圧延仕上温度は、他の要件に応じて適宜設定されるが、通常、900〜700℃程度の範囲から選択する。
(5)圧延後の冷却速度が速いほど、固溶Ti量は多くなる。冷却速度は、他の要件に応じて適宜設定されるが、通常、900℃〜室温の温度域を0.1〜100℃/秒程度の範囲から選択される速度で冷却する。
本発明厚鋼板は、調質処理を施さない非調質とする。従来、引張強さ(TS)780MPa級以上の厚鋼板は、高強度と高靱性をバランスよく確保するため、調質処理を施されて製造されていた。調質処理は、高強度で高靱性の優れた特性を有する製品を安定して製造できるという利点はあるが、調質処理を施された鋼板は、本発明のような圧延ままの非調質鋼板と比較して、長い製造期間を要するとともに、製造コストが高くなるという問題がある。
母材靭性:得られた鋼板から2mmVノッチ試験片を切り出し、この試験片を用いて、ハンマー荷重:294.2N(30kgf)、試験温度:室温、にてシャルピー衝撃試験を行い、試験片破面の遷移温度(v TrS: ℃)を求めた。
比較例18の鋼種Oは、Mnが下限を低めに外れている。このため、母材の強度が低い。
比較例19の鋼種Pは、Moが下限を低めに外れている。このため、固溶Ti量が0.03%を超えていても、ベイナイト組織分率が90%未満となって、靱性や張力、あるいは溶接熱影響部(HAZ部)の耐軟化性も、発明例に比して著しく低い。
比較例20の鋼種Qは、Bが下限を低めに外れている。このため、固溶Ti量が0.03%を超えていても、ベイナイト組織分率が90%未満となって、靱性や張力、あるいは溶接熱影響部(HAZ部)の耐軟化性も、発明例に比して著しく低い。
比較例21の鋼種Rは、Cが上限を高めに外れている。このため、母材の衝撃特性が、発明例に比して著しく低い。また、溶接性も必然的に悪化する。
Claims (4)
- 質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:1%以下(0%を含まない)、Mn:1.1〜2.5%、Al:0.1%以下(0%を含まない)、Mo:0.05〜1.0%、Ti:0.03%を超え、0.060%以下、B:0.0005〜0.0050%、N:0.0020〜0.0080%、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.01%以下(0%を含まない)を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、固溶Ti量が0.03%を超え、ベイナイト組織分率が90%以上である、高靱性高張力非調質厚鋼板。
- 前記元素の内、Al:0.01〜0.03%、Ti:0.03%を超え、0.04%以下、B:0.0015〜0.0025%、N:0.0040〜0.0060%、を含む請求項1に記載の高靱性高張力非調質厚鋼板。
- 更に、Cu:0.3〜3.0%、Ni:0.3〜3.0%、Cr:0.3〜2.0%、V:0.010〜0.050%、Nb:0.010〜0.050%、の一種または二種以上を含有する請求項1または2に記載の高靱性高張力非調質厚鋼板。
- 更に、Zr:0.005〜0.025%、Mg:0.0003〜0.005%、Ca:0.0005〜0.005%、REM:0.0003〜0.003%、の一種または二種以上を含有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の高靱性高張力非調質厚鋼板。
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