JP4226340B2 - 発光装置及び光センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平行度の高い光束が要求される光エンコーダ等に用いられる発光装置及びこの発光装置と受光素子とから成る光センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
光学装置を用いた光エンコーダとして、物体の移動速度を検出するリニアエンコーダや回転角度を検出するロータリーエンコーダが知られている。光エンコーダにおいては、電気信号によりLED等の発光素子から出力された光を、光学部品を介して測定対象に照射し、測定対象から戻ってくる光を受光素子で受光し、電気信号に変換する。例えば透過型の光エンコーダであれば、発光素子から出力された光を、コリメータレンズで平行化し、固定スリット板のスリット、可動スリット板のスリットの順に通過させて、受光素子で受光し、電気信号に変換して位置情報として検出するスリットシャッタ方式のものが例としてあげられる。
【0003】
ここで、受光素子の出力信号のS/N比を向上させるためには、各スリット板における複数のスリットに対する光の入射角を一定(90度)にするとともに、複数のスリットを通過した光を同時に検出することにより、鋭い波形の出力信号を得ることが必要である。そのために、各スリット板に入射する光は、高精度な平行光であることが要求される。測定対象に照射する光は、照射領域内において平行光である上に均一な光強度が求められ、照射領域外への光強度を抑えノイズとなる迷光成分を除去することも重要になる。一方で光エンコーダは、分解能を低下させずに小型・低価格化することが求められている。
【0004】
一般的に、発光素子とレンズとの間に空間を設けると、レンズ体の屈折率は、空気(又は不活性ガス)より高いので屈折作用が強く、空間を設けない場合に対してレンズと発光素子を接近させることができ、小型化が可能である。更に、高分解能な光エンコーダに対応する場合、照射光の平行度を得るために電流狭窄型LED等を用いて、光源自体を点光源または線光源化すれば、レンズの枚数を抑えることができ、1枚レンズでも容易に平行光が得られ低価格化しやすい。小型・低価格化を実現した発光装置として、基板上に発光素子を固着し、一体成形したレンズ付キャップをこの基板に固着したものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭63−62257号公報(特許請求の範囲、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の発光装置では、レンズ付キャップを基板に固着するために、接着剤を用いるか、熱による圧着接合が必要になるが、接着剤による固着では、接着剤の厚みのバラツキが発光素子とレンズ間距離のバラツキとなり、また、熱圧着による固着では、レンズ付キャップに変形が生じるため同様の問題が生じ、発射光の平行精度が低下する。また、レンズ付キャップは透光性を有するので、発光素子からの光が周囲に散乱してしまい、光エンコーダ等では受光素子へ外乱信号として影響を及ぼすという問題もあった。
【0007】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その第1の目的は、平行精度の高い照射光を得ることができる小型・低価格な発光装置及びこの発光装置と受光素子とから成る光センサを得るものである。また、第2の目的は、外乱信号となる散乱光が発生しない発光装置及びこの発光装置と受光素子とから成る光センサを得るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る発光装置においては、底面が基準面として平坦に仕上げられ、遮光性を有する箱形の基体と、前記底面に設置された発光素子と、レンズ部と脚部とを有し、この脚部下面を前記底面に直接当接させて前記基体内に設置され、上部が前記基体の側壁上部と接着され、前記発光素子から照射される光を前記レンズ部で平行光に変換するレンズ体と、を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における発光装置の平面図、図2は図1のA−A線に沿う縦断面図、図3は図1のB−B線に沿う縦断面図、図4は基体の平面図、図5はレンズ体の斜視図である。
【0010】
図において、1は、遮光性材料である積層セラミックスシートの焼結により方形箱形に成形された基体であり、その底面1aは基準面として平坦に精密仕上げされていて、その中心にダイパッド1bが形成され、その近傍にボンディングパッド1cが形成され、それぞれに電力を供給する配線パターン1dが形成されている。配線パターン1dは基体1の側壁1eを貫通して側壁1eの外側面に設けられた接続端子1fに接続している。
【0011】
ダイパッド1b上には発光ダイオードからなる発光素子2が設置され、半田や導電性接着剤等からなるダイボンド剤3により固着される。発光素子2の表面に形成された他方の電極(図示せず)とボンディングパッド1cとは、例えば金などの金属細線からなるボンディングワイヤ4により結線され電気的に接続される。2aは発光素子2の光源である。レンズ部5aと脚部5bを一体成形したレンズ体5が脚部下面5cを基体1の底面1aに直接当接させて基体1内に設置され、レンズ中心5dと光源2aの中心とを精密に整合させ、側壁1eの上部とレンズ体5の上部を接着剤6で接着する。なお、この接着は、レンズ体5の固定を目的とするので、接着剤6を全面に塗布する必要はない。脚部下面5cを底面1aに直接当接させたとき、光源2aの高さがレンズの焦点距離になるように脚部5bの高さが設定されている。
【0012】
このように構成された実施の形態1の発光装置では、発光素子2から照射される光のうちレンズ体5のレンズ部5aに入射しない光、すなわちレンズ体5の外周部へ向かう光は、遮光性材料で製作された基体1の側壁1eによって遮られるので、発光装置外への不要な光の放出を抑えることができる。また、発光素子2及びレンズ体5は、何れも基体1の底面1aを基準面として設置されているため、図2に示すように、光軸方向の寸法精度を決める因子は、発光素子2の厚み(ア)、発光素子2とダイパッド1bとを接着するダイボンド剤3の厚み(イ)、レンズ体5の脚部下面5cの当接面となる底面1aの平坦度(ウ)と、レンズ体5の成形精度(キ)のみとなり、従来の構造に対して、基体とレンズ付キャップとを接着する接着剤の厚み公差分を無くすことができる。
【0013】
次に実施の形態1の発光素子2の詳細を説明する。図6は図3のC部拡大図、図7は発光パターンを示す図、図8は集光阻害部のある発光パターンを示す参考図、図9は発光素子に線光源を用いる場合の発光素子設置方向を示す平面図、図10は図9のL−L線に沿う縦断面図、図11〜図14は発光素子表面の線光源部分の形状形態を示す図である。
【0014】
本実施の形態では、複数レンズ群を用いずに1枚のレンズのみで平行光を得るために、光源を点光源または線光源としている。図6の破線で示す光線Jは、レンズ部5aに入射する光線のうち最も放射角の大きい光線を示しているが、発光素子2に電力を供給するボンディングワイヤ4を、光線Jと干渉しないように低い位置でボンディングする。発光素子2から発する光線は、ボンディングワイヤ4に遮られることなくレンズ部5aに到達し、隈なく平行光に変換され照射されるので、発光パターン5eは、図7に示すように集光阻害のないパターンが得られる。ボンディングワイヤ4が光線Jと干渉すると、図8に示すように集光阻害部5fが発生してしまう。
【0015】
次に、発光素子2として線光源LEDを用いた形態を示す。1枚レンズでは光の平行性が損なわれるので光源の線方向は図9に示すように測定対象7のスリット7aの長手方向と平行にする。測定対象7は矢印Mの方向に動くので、矢印M方向に関して光の平行性が要求される、一方矢印Mに垂直な方向に関しては、分解能は要求されないので光線の平行性が崩れていても良い。線光源を用いる場合でも、ボンディングワイヤ4を低く打つことができるので、ワイヤが光線を遮ることはなく、平行で均一な光強度の発光パターンが得られる。
【0016】
線光源は細線状のものが理想的であるが、リソグラフィによってパターンを作製するため幅のあるものとなり、基本形状として図11に示すような長方形の形状となる。長方形の角は応力が集中するので、図12に示すように角を丸めたり、図13に示すような楕円形や、図14に示すようなトラック形にすると良い。
【0017】
次に実施の形態1における光源2a中心とレンズ中心5dを整合させるためのアライメントマークの詳細を説明する。図15はレンズ体5の平面図、図16は基体1の平面図、図17はレンズ体5を基体1に設置した状態の図16のN−N線に沿う縦断面図である。
【0018】
レンズ体5の成形時に、レンズ部5a外の上面平坦部5hの対向する角隅部2ヶ所に予め凹形のアライメントマーク5gを形成する。基体1の底面1aの対向する角隅部2ヶ所にも配線パターン1dのメッキ形成時に同様にアライメントマーク1gがメッキ形成されている。アライメントマーク1gがレンズ体5の脚部5bの下になるときは、脚部5bがその上に乗らないように、その部分を切欠いておく。アライメントマーク5g、1gを脚部5bと重ならない位置に形成すると良い。アライメントマークは、マーク5gと1gが整合したときにレンズ中心5dと光源2aの中心が整合するように高精度で形成する。レンズ体5成形時及び基体1配線メッキ時にそれぞれアライメントマーク5g及び1gを形成するので、部品コスト及び組立コストを抑えることができる。
【0019】
次に実施の形態1におけるアライメントマークの他の形態について説明する。図18は十字線状のラインマークを設けたレンズ体5の斜視図、図19はレンズ体5の平面図、図20は十字線8が設けられた顕微鏡で基体1の底面1a中心部を見たときの視野を示す図、図21は基体1内にレンズ体5を設置後に顕微鏡で見たときの視野を示す図である。レンズ体5の成形時に、レンズ部5aの周囲の上面平坦部5hの4ヶ所にレンズ中心5dを通る高精度な十字線状のラインマーク5iを形成している。
【0020】
次に、上記のラインマーク5iを形成したレンズ体5のレンズ中心5dを発光素子2の光源2aの中心に位置整合させる手順を示す。図20に示すように、発光素子2を設置した基体1の光源2aの中心を、顕微鏡視野の十字線15の交点位置に整合させ基体1を固定する。次に、図21に示すように、基体1と顕微鏡を固定したまま、レンズ体5を基体1内に挿入・設置し、レンズ体5の4ヶ所のラインマーク5iを顕微鏡の十字線15に整合させ、基体1とレンズ体5とを固定・接着する。このようにすれば、基体1にアライメントマークを設けなくても、光源2aの中心とレンズ中心5dを整合させることができる。
【0021】
実施の形態2.
図22はこの発明の実施の形態2における発光装置の平面図、図23は図22のD−D線に沿う縦断面図、図24はレンズ体の斜視図、図25は実施の形態2における発光装置の発光パターンの概念図である。図22〜図24中の図1〜図21と同一符号は同一部品を示し、レンズ体25の形状以外は、前述の実施の形態1の発光装置と同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0022】
レンズ体25は、レンズ部25a下方、すなわちレンズ部25aと発光素子2の間の中空部分を円筒形25jに形成している。図23に示すように、発光素子2から照射される光のうち円筒側面に入射する光は、1点鎖線矢印Gで示されるように光軸から遠ざかる方向に屈折し、一方、レンズ部25aに入射する光は光軸に平行になるように屈折するので、レンズ部25aに入射する光と円筒側面に入射する光が分離される。さらに、円筒側面に入射する光は、基体1の側壁1eにより遮光される。すなわち、円筒形空間25jが絞りの効果を発揮し、外乱光を完全に抑えることができる。
【0023】
図25は実施の形態2における発光装置の発光パターンの概念図であり、X軸は光軸を基準とした照射位置を示し、点H、Iはレンズ部25aの端に対応し、Y軸は図23の計測面F−Fにおける発光強度を示す。光軸からレンズ部25aの端より内側の特定範囲の光強度をほぼ均一にすることができ、かつ、その外側へは外乱光が一切出ないようにすることが可能となり、ノイズとなる迷光成分を除去することができる。
【0024】
実施の形態3.
図26はこの発明の実施の形態3における発光装置の縦断面図、図27はその製造方法を示す図、図31〜図33はレンズ体の斜視図である。図26、図27、図31〜図33中の前記実施の形態1を示す図1〜図21と同一符号は同一部品を示し、レンズ体35の形状以外は、前述の実施の形態1の発光装置と同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0025】
図31に示すレンズ体35は、その上部の4辺に鍔部35kを設けて成形され、図32及び図33に示すレンズ体35は、その上部の2辺のみに鍔部35kを設けて成形されている。鍔部35kを2辺のみに設けるようにすれば成形性が良くなる。実施の形態1のレンズ体5の構造の場合、レンズ体5を基体1内に挿入・設置した後に接着剤6を塗布しないと底面1aまで接着剤6が流れ込んでしまい、レンズ体5と基体との全周の均質な接着が困難となる。本実施の形態では、レンズ体35を基体1に挿入する前に、図27に示すように基体1の側壁1eの上端面に接着剤6を塗布する。接着剤の粘度は、後から挿入するレンズ体35の鍔部35kと側壁1e上端面との間の隙間より厚く塗布できるような粘度の高いものとする。次に、レンズ体35を基体1内に挿入し脚部35bを底面1aに当接させ、当接させたまま光軸ズレを調整するか、あるいは、光軸ズレ調整を行なった後、当接させる。このとき、側壁1e上端面と顎部35kが接着され、接着剤6を硬化させることによりレンズ体35を基体1に固着することができる。鍔部35kを設けることにより、位置合せした後に接着剤を塗布する工程がなくなり、塗布工程とレンズ位置合せ工程を分離することができ、組立性が向上する。なお、脚部35bは熱膨張・熱収縮するため、所定の温度、所定の圧力で脚部35bと底面1aとを当接させ接着固定しても、温度変化により当接状態が変化するが、脚部35bと底面1aとを直接当接させることで、精度良く容易に組立が可能なことに変わりはない。
【0026】
実施の形態4.
図28はこの発明の実施の形態4における発光装置の縦断面図である。図28中の前記実施の形態1を示す図1〜図21と同一符号は同一部品を示し、基体41の形状以外は、前述の実施の形態1の発光装置と同一であるので、その詳細な説明は省略する。基体41は、その側壁41eの高さが実施の形態1の基体1の側壁1eに比べ高くなっていて、レンズ体5のレンズ部5aが隠れる程度の高さになっている。
【0027】
図1〜図5に示すように、レンズ体5の上面には、レンズ部5a以外の平坦部5hが存在し、発光素子2から照射される光のうち、図3の破線矢印Eで示すように、レンズ部5aを通過せずに平坦部5hを通過して外部に放出される光があり、これが外乱光となる。上記の実施の形態4の発光装置では、基体41の側壁41eの高さを高くすることにより、このような外乱光を遮断する。側壁41eの高さをレンズ部5aより高くすることにより、レンズ部保護の効果も得られる。
【0028】
実施の形態5.
図29はこの発明の発光装置を用いた光センサを示す縦断面図である。図29中の前記実施の形態1を示す図1〜図21と同一符号は同一部品を示し、前述の実施の形態1の発光装置と同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0029】
基体51は、発光素子2を収納する方形箱形の発光装置基体51mに受光素子を収納する方形箱形の受光部基体51nを側壁51eの一部を共有させて一体的に成形したものである。受光部基体51nの底面51aaは、発光装置基体51mの底面51aより高くしてある。底面51aには発光素子2が設置され、ボンディングワイヤ4で結線され、底面51aaには受光素子8が設置されボンディングワイヤ4で結線されている。レンズ体55は、レンズ部55aと脚部55bと鍔部55kを有し鍔部55kは受光部基体51n側に伸びて受光素子8の透光保護カバー55nとなっている。レンズ体55と基体51とは側壁51eの上端部で接着剤6により接着されている。光センサの上側には発光装置から照射された光を反射させて受光装置に入射させるプリズム9が設置され、受光部とプリズム9の間には、スリットが多数設けられ、回転軸7bにより回転される円盤(測定対象7)が配置される。測定対象7は直線運動をするものでも測定が可能である。
【0030】
上記のように構成された光センサにあっては、発光装置から平行光を照射させ、プリズム9により折り返し、測定対象7に照射し、スリットを透過する光を受光素子8で受光し、これを電気信号に変換して測定対象7の位置情報を得る。発光素子2から照射される光は、側壁51eにより遮光され、受光素子8の外乱光となることはない。受光素子8表面の受光部分もパターン化されており、測定対象7のスリットを通り抜ける光パターン情報と受光素子のパターンとの位置関係により受光量が変化する。この場合、測定対象7と受光素子8の受光面の距離関係は、分解能を左右する要因となり、受光素子8を設置する底面51aaと発光素子2を設置する底面51aとを異なった高さとし、受光素子8の高さを最適な位置に設定することにより、高分解能な光センサを得ることができる。
【0031】
実施の形態6.
図30はこの発明の発光装置を用いた他の光センサを示す縦断面図である。図30中の前記実施の形態5を示す図29と同一符号は同一部品を示し、前述の実施の形態5の光センサと同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0032】
基体51は、実施の形態5の基体と同一であり、レンズ体35は、実施の形態3のレンズ体と同一であるが、実施の形態1または2のレンズ体を用いてもよい。プリズムや測定対象は図示を省略してあるが、実施の形態5と同様である。実施の形態5と異なるところは、受光素子8をレンズ体の一部で保護する代わりに、受光部基体51nの凹部に透光樹脂10を充填して受光素子8を封止する。これにより受光面とボンディングワイヤ4を保護することができ、受光面と保護面との距離も短くすることができ、受光面と測定対象との距離を短くすることができ、光学設計の自由度を、より高くすることができる。
【0033】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、平行性の高い光源を得ることができる小型・低価格な発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す発光装置の平面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う縦断面図である。
【図3】 図1のB−B線に沿う縦断面図である。
【図4】 基体の平面図である。
【図5】 レンズ体の斜視図である。
【図6】 図3のC部拡大図である。
【図7】 発光パターンを示す図である。
【図8】 集光阻害部のある発光パターンを示す参考図である。
【図9】 発光素子に線光源を用いる場合の発光素子設置方向を示す平面図である。
【図10】 図9のL−L線に沿う縦断面図である。
【図11】 発光素子表面の線光源部分の形状形態を示す図である。
【図12】 発光素子表面の線光源部分の形状形態を示す図である。
【図13】 発光素子表面の線光源部分の形状形態を示す図である。
【図14】 発光素子表面の線光源部分の形状形態を示す図である。
【図15】 レンズ体の平面図である。
【図16】 基体の平面図である。
【図17】 レンズ体を基体に設置した状態の図16のN−N線に沿う縦断面図である。
【図18】 十字線状のラインマークを設けたレンズ体の斜視図である。
【図19】 レンズ体の平面図である。
【図20】 十字線が設けられた顕微鏡で基体の底面中心部を見たときの視野を示す図である。
【図21】 基体内にレンズ体を設置後に顕微鏡で見たときの視野を示す図である。
【図22】 この発明の実施の形態2を示す発光装置の平面図である。
【図23】 図22のD−D線に沿う縦断面図である。
【図24】 レンズ体の斜視図である。
【図25】 実施の形態2における発光装置の発光パターンの概念図である。
【図26】 この発明の実施の形態3を示す発光装置の縦断面図である。
【図27】 発光装置の製造方法を示す図である。
【図28】 この発明の実施の形態4を示す発光装置の縦断面図である。
【図29】 この発明の実施の形態5を示す光センサの縦断面図である。
【図30】 この発明の実施の形態6を示す光センサの縦断面図である。
【図31】 この発明の実施の形態3を示すレンズ体の斜視図である。
【図32】 この発明の実施の形態3を示すレンズ体の斜視図である。
【図33】 この発明の実施の形態3を示すレンズ体の斜視図である。
【符号の説明】
1 基体、1a 底面、1b ダイパッド、1c ボンディングパッド、1d配線パターン、1e 側壁、1g アライメントマーク、2 発光素子、2a光源、3 ダイボンド剤、4 ボンディングワイヤ、5 レンズ体、5a レンズ部、5b 脚部、5c 脚部下面、5d レンズ中心、5g アライメントマーク、5i アライメントマーク、6 接着剤、7 測定対象、7a スリット、8 受光素子、9 プリズム、10 透光樹脂、25j 円筒形空間、35k 鍔部、51 基体。

Claims (9)

  1. 底面が基準面として平坦に仕上げられ、遮光性を有する箱形の基体と、
    前記底面に設置された発光素子と、
    レンズ部と脚部とを有し、この脚部下面を前記底面に直接当接させて前記基体内に設置され、上部が前記基体の側壁上部と接着され、前記発光素子から照射される光を前記レンズ部で平行光に変換するレンズ体と、
    を備えたことを特徴とする発光装置。
  2. 前記発光素子は点光源型または線光源型であり、この発光素子と前記基体の底面に形成されたボンディングパッドとを結線するボンディングワイヤを前記光源から照射され前記レンズ部を通る光束の外側に位置するように配置したことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記レンズ体は樹脂一体成形品であり、前記発光素子の光源中心とこのレンズ体のレンズ中心とを整合させるための少なくとも2個のアライメントマークが前記レンズ部の外側のレンズ体上面に一体成形されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記アライメントマークは、レンズ中心を通る直交十字線の一部として線状に4ヶ所成形されていることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記レンズ体の脚部のレンズ部下方には、円筒形空間が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の発光装置。
  6. 前記レンズ体の上部には前記基体の側壁上端部と対向する鍔部が形成され、この顎部と前記側壁上端部とがこの側壁上端部に塗布された接着剤により接着されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の発光装置。
  7. 前記基体の側壁の高さが、前記レンズ体のレンズ部の外側を通って外方へ屈折する散乱光を遮る高さに成形されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の発光装置。
  8. 請求項6に記載の発光装置の基体と受光素子を収納する基体とを一体的に成形し、前記レンズ体の鍔部を受光部基体側へ延長してこの受光部基体と接着し前記受光素子の保護カバーとしたことを特徴とする光センサ。
  9. 請求項1〜7のいずれか一つに記載の発光装置の基体と受光素子を収納する基体とを一体的に成形し、前記受光素子の収納部に透光樹脂を充填してこの受光素子を封止したことを特徴とする光センサ。
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