JP4226133B2 - 自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック - Google Patents
自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック Download PDFInfo
- Publication number
- JP4226133B2 JP4226133B2 JP06240899A JP6240899A JP4226133B2 JP 4226133 B2 JP4226133 B2 JP 4226133B2 JP 06240899 A JP06240899 A JP 06240899A JP 6240899 A JP6240899 A JP 6240899A JP 4226133 B2 JP4226133 B2 JP 4226133B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- support member
- endless chain
- fishing support
- chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 235000021185 dessert Nutrition 0.000 description 15
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 10
- 235000015110 jellies Nutrition 0.000 description 2
- 239000008274 jelly Substances 0.000 description 2
- 235000011962 puddings Nutrition 0.000 description 2
- 235000013618 yogurt Nutrition 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上下一対のスプロケット間に張架した無端チェーンと、無端チェーンを駆動するモータと、無端チェーンの延在方向に互いに間隔を隔てて無端チェーンに取り付けられた複数の棚板とを備える自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックが特開平9−50574号等に開示されており、広く使用されている。
チェーンエレベータ式商品ラックを備える自動販売機においては、棚板上に載置された商品が、無端チェーンの作動により下方へ移動し、無端チェーンの下端部において棚板が垂下するのに伴い棚板の支持を失って落下する。商品はチェーンエレベータ式商品ラックの下方に配設されたコンベア上に落下し、コンベアにより商品取出口ヘ搬送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
落下した商品がチェーンエレベータ式商品ラックの下端とコンベアとの間に挟まって商品の搬出が不可能となるのを防止するために、チェーンエレベータ式商品ラックの下端とコンベアとの間には、商品の高さを超える上下間隔が設けられている。500ml〜1000mlの長尺の紙パック入り飲料商品をチェーンエレベータ式商品ラックに格納して販売する場合、チェーンエレベータ式商品ラックの下端とコンベアとの間の上下間隔が大きく、商品の落下距離が大きいので、落下時の衝撃で紙パックが変形するという問題を生ずる。また、プリン、ゼリー、ヨーグルト等の容器入りデザート商品をチェーンエレベータ式商品ラックに格納して販売する場合、落下時の衝撃で容器内のデザート商品が崩れるという問題を生ずる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、商品搬出時の、長尺の紙パック入り飲料商品の変形を抑制し、容器内のデザート商品の崩れを抑制することができるチェーンエレベータ式商品ラックを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、上下一対のスプロケット間に張架した無端チェーンと、無端チェーンを駆動するモータと、無端チェーンの延在方向に互いに間隔を隔てて無端チェーンに取り付けられた複数の棚板と、隣接する棚板の間で無端チェーンに取り付けられた釣支部材とを備え、商品を格納する際に商品を棚板上に載置すると共に商品の上部を釣支部材に係合させ、無端チェーンが作動して棚板が無端チェーンの下端部に到達して垂下すると商品は棚板の支持を失い、次いで釣支部材が無端チェーンの下端部に到達して垂下すると商品は釣支部材の支持を失うことを特徴とする自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックを提供する。
本発明に係る自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックにおいては、商品を格納する際に、商品を棚板上に載置すると共に商品の上部を釣支部材と係合させる。棚板上に載置された商品は、無端チェーンの作動により下方へ移動し、無端チェーンの下端部において棚板が垂下するのに伴い棚板の支持を失うが、上部が釣支部材に係合しているので、釣支部材によって釣支され、棚板の支持を失っても落下しない。無端チェーンの作動により商品が更に下方ヘ移動し、無端チェーンの下端部において釣支部材が垂下すると、商品は釣支部材の支持を失い落下する。商品が釣支部材によって釣支されることにより、商品の落下距離が減少し、長尺の紙パック入り飲料商品の変形が抑制され、容器内のデザート商品の崩れが抑制される。
【0005】
本発明の好ましい態様においては、釣支部材は着脱可能に無端チェーンに取り付けらている。
釣支部材が着脱可能に無端チェーンに取り付けらていれば、釣支部材の取り付け位置を変更して、高さの異なる種々の商品に対処することができる。
【0006】
本発明の好ましい態様においては、釣支部材は棒状部材である。
紙パック入り飲料商品の釣支部材としては棒状部材が適当である。
【0007】
本発明の好ましい態様においては、釣支部材は二股状部材である。
容器入りデザート商品の釣支部材としては二股状部材が適当である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例に係るカップ回収装置を説明する。
図1に示すように、上下一対のスプロケット間に無端チェーン1が張架されている。無端チェーン1は図示しないモータによって駆動される。
複数の棚板2が、無端チェーン1の延在方向に互いに間隔を隔てて、無端チェーン1に取り付けられている。図2に示すように、棚板2は鉤状腕2aを無端チェーン1のピン1aに係止させることにより、着脱可能に無端チェーン1に取り付けられている。棚板2は、側面2bがガイドレール3に当接することにより略水平に保持されている。
隣接する棚板2の間で、略棒状の釣支部材4が無端チェーン1に取り付けられている。図3に示すように、釣支部材4は鉤状腕4aを無端チェーン1のピン1aに係止させることにより、着脱可能に無端チェーン1に取り付けられている。
【0009】
本実施例に係る自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックの作動を説明する。
紙パック入り飲料商品100をチェーンエレベータ式商品ラックに格納する際に、図1、4(a)、4(b)に示すように、商品100を棚板2上に載置すると共に商品100の上部、より具体的には紙パックの上部に形成された凹部100aを釣支部材4と係合させる。複数の棚板2上にそれぞれ商品100を載置する。
無端チェーン1が作動し、棚板2と釣支部材4とが下方ヘ移動し、棚板2上に載置された商品100も下方へ移動する。棚板2が無端チェーン1の下端部に到達すると、棚板2はガイドレール3から離れる。棚板2は、下側のスプロケットの周囲を回りスプロケットの最下端を通過する際に、垂下する。棚板2が垂下すると商品100は棚板2の支持を失うが、紙パックの上部に形成され凹部100aが釣支部材4に係合しているので、図4(c)に示すように、商品100は釣支部材4によって釣支され、棚板2の支持を失っても落下しない。
無端チェーン1の作動により釣支部材4が更に下方ヘ移動する。釣支部材4が下側のスプロケットの周囲を回りスプロケットの最下端を通過する際に、垂下する。釣支部材4が垂下すると商品100は釣支部材4の支持を失い落下する。
商品100はチェーンエレベータ式商品ラックの下方に配設された図示しないコンベア上に落下し、コンベアにより商品取出口ヘ搬送される。
【0010】
上記説明から分かるように、本実施例に係るチェーンエレベータ式商品ラックにおいては、商品100は、釣支部材4によって釣支されるので、棚板2の支持を失っても落下せず、釣支部材4の支持を失った時に初めて落下する。この結果、商品100の落下距離が減少し、長尺の紙パック入り飲料商品の変形が抑制される。
釣支部材4は着脱可能に無端チェーン1に取り付けられているので、釣支部材4の取り付け位置を変更して、高さの異なる種々の紙パック入り飲料商品に対処することができる。
【0011】
プリン、ゼリー、ヨーグルト等の容器入りデザート商品を格納する場合には、図5に示すように、二股状の釣支部材5を使用する。二股状の釣支部材5は、棒状の釣支部材4と同様に、鉤状腕5aを無端チェーン1のピン1aに係止させることにより、着脱可能に無端チェーン1に取り付けられる。
容器入りデザート商品の容器は一般に容器本体の上部開口を閉鎖する蓋を備えているので、容器入りデザート商品をチェーンエレベータ式商品ラックに格納する際に、図6に示すように、容器入りデザート商品200を棚板2上に載置すると共に釣支部材5の二股部に挿入し、容器の蓋200aの外縁下面を釣支部材5の二股部に係合させる。容器入りデザート商品200は、釣支部材5によって釣支されるので、棚板2の支持を失っても落下しない。容器入りデザート商品200は、釣支部材5が下側のスプロケットの最下端を通過して垂下した時に、釣支部材5の支持を失い、初めて落下する。この結果、容器入りデザート商品200の落下距離が減少し、容器内のデザート商品の崩れが抑制される。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したごとく、本発明に係る自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックにおいては、商品を格納する際に、商品を棚板上に載置すると共に商品の上部を釣支部材と係合させる。棚板上に載置された商品は、無端チェーンの作動により下方へ移動し、無端チェーンの下端部において棚板が垂下するのに伴い棚板の支持を失うが、上部が釣支部材に係合しているので、釣支部材によって釣支され、棚板の支持を失っても落下しない。無端チェーンの作動により商品が更に下方ヘ移動し、無端チェーンの下端部において釣支部材が垂下すると、商品は釣支部材の支持を失い落下する。商品が釣支部材によって釣支されることにより、商品の落下距離が減少し、長尺の紙パック入り飲料商品の変形が抑制され、デザート商品の崩れが抑制される。
釣支部材が着脱可能に無端チェーンに取り付けらていれば、釣支部材の取り付け位置を変更して、高さの異なる種々の商品に対処することができる。
紙パック入り飲料商品の釣支部材としては棒状部材が適当である。
デザート商品の釣支部材としては二股状部材が適当である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックの斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックが備える棚板とチェーンの部分分解斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックが備える釣支部材の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックの作動を示す側面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックが備える釣支部材の斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラックの作動を示す側面図である。
【符号の説明】
1 無端チェーン
1a ピン
2 棚板
2a 鉤状腕
3 ガイドレール
4、5 釣支部材
4a、5a 鉤状腕
100 紙パック入り飲料商品
100a 凹部
200 容器入りデザート商品
200a 蓋
Claims (4)
- 上下一対のスプロケット間に張架した無端チェーンと、無端チェーンを駆動するモータと、無端チェーンの延在方向に互いに間隔を隔てて無端チェーンに取り付けられた複数の棚板と、隣接する棚板の間で無端チェーンに取り付けられた釣支部材とを備え、商品を格納する際に商品を棚板上に載置すると共に商品の上部を釣支部材に係合させ、無端チェーンが作動して棚板が無端チェーンの下端部に到達して垂下すると商品は棚板の支持を失い、次いで釣支部材が無端チェーンの下端部に到達して垂下すると商品は釣支部材の支持を失うことを特徴とする自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック。
- 釣支部材は着脱可能に無端チェーンに取り付けらていることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック。
- 釣支部材は棒状部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック。
- 釣支部材は二股状部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06240899A JP4226133B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06240899A JP4226133B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000259942A JP2000259942A (ja) | 2000-09-22 |
JP4226133B2 true JP4226133B2 (ja) | 2009-02-18 |
Family
ID=13199298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06240899A Expired - Fee Related JP4226133B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4226133B2 (ja) |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP06240899A patent/JP4226133B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000259942A (ja) | 2000-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1250905B1 (en) | Medicine feed apparatus | |
JP2003317143A (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
JP4226133B2 (ja) | 自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック | |
AU619248B2 (en) | A method of and an apparatus for isolating flat parts | |
JP3526603B2 (ja) | 多連式カップ容器の製造装置 | |
JPH10241034A (ja) | 自動販売機 | |
JPH0129673Y2 (ja) | ||
JPS6054720B2 (ja) | 棚式自動販売機 | |
JP4234396B2 (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
JPH0523448Y2 (ja) | ||
JPS6132468Y2 (ja) | ||
US4863011A (en) | Automatic article unloader | |
JPH08315242A (ja) | 物品払出装置 | |
JP2004164112A (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
CA1284622C (en) | Multi-access storage system | |
JPH08161625A (ja) | 自動販売機の商品収納室 | |
KR100348724B1 (ko) | 자동 판매기의 상품 반출 장치 | |
JP3337341B2 (ja) | 物品蓄積装置 | |
KR20220076694A (ko) | 로터리 파우치 포장기용 컵피딩 머신 | |
JP3695050B2 (ja) | 商品搬出装置 | |
JP2566743B2 (ja) | 自動販売機の商品払出装置 | |
JP3050821B2 (ja) | 自動販売機 | |
JPH083899Y2 (ja) | 氷垂直搬送装置の放出部構造 | |
KR970006651B1 (ko) | 상품수납컬럼 | |
JPH0610047B2 (ja) | 天地異径缶の整列装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050725 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080312 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081105 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081126 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |