JP4225024B2 - 曲げ機能付きパンチプレス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、板材片を上下に曲げる加工機能を備えた曲げ機能付きパンチプレスに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来、タレットパンチプレス等のパンチプレスにおいて、孔あけ用の金型に代えて、成形用の金型を搭載し、バーリング加工やルーバ加工等の各種の成形加工を可能としたものがある(例えば特許文献1)。
しかし、従来のパンチプレスにおける成形金型は、定まった形状,寸法の成形加工しか行うことができず、似たような形状であっても、曲げ寸法や曲げ角度の異なった加工を行うことができない。例えば、L字形に突出するような曲げ片を加工する場合に、そのL字形の各辺の長さである曲げ寸法や各辺の曲げ角度の異なる加工を行うことができない。そのため、同様の曲げ片の形状であっても、曲げ寸法や曲げ角度の異なる成形形状毎に、異なる金型を用いる必要がある。したがって、種々の曲げ寸法,曲げ角度の曲げ加工を行う場合に、金型の使用個数が多くなり、タレット等の金型支持手段に対して金型を交換する段取り替えが必要となる。
なお、基端で折曲するだけの単純形状の曲げ片であれば、送り量の調整等によって曲げ寸方や曲げ角度の異なる曲げ加工が行える。しかし、L字形等の曲げ個所が2段以上となる曲げ片の場合、加工することができない。
【0003】
上述した曲げ機能を持たせパンチプレスとして、板材載置レベルにある板材を互いに挟んで固定する上型および下型と、前記板材載置レベルで板材を所定の板材送り方向に送り、前記板材から突出した板材片を上型または下型の縁部から前記板材送り方向の下流側へ突出させる板材送り機構と、前記上型に昇降自在に設けられて、下降動作により前記板材片の曲げ基端を下方に曲げる上型側曲げ型と、前記下型に昇降自在に設けられ、上昇動作により、突出した前記板材片の曲げ基端を上方に曲げる下型曲げ型とを設けたものを提案した(特願2002−44151号)。
この構成によると、上下いずれの方向にも曲げ加工することができ、L字形に屈曲した2段の曲げ加工や、コ字状の曲げ加工が行え、また曲げ寸法や曲げ角度の異なる曲げ加工が一つの金型で行える。
【0004】
上記構成においては、上型側曲げ型および下型側曲げ型を昇降駆動させる駆動機構が必要になる。上型側の曲げ型の昇降は、パンチ駆動用のラムを利用することで行える。下型側の曲げ型の昇降についてはラムのような昇降機構がないので、専用の昇降駆動機構を設ける必要がある。上記提案例では、下型側では、曲げ型を取付けた曲げ型駆動部材を、ばねにより下降側に付勢し、曲げ型駆動部材の下端を、くさび状の進退部材の傾斜面部で支持し、進退部材の進退により昇降させるようにしている。
なお、このようなばねと傾斜面の進退部材とを用いた昇降は、例えば特許文献1における成形用のダイにつき、使用位置への上昇と待機位置への下降との駆動に用いられている。
【0005】
しかし、下型側の曲げ型の昇降駆動機構を上記のように復帰用のばねと進退部材とで構成した場合、下型側のスペースにあまり余裕がないことから、曲げ型駆動部材を下降側に付勢するばねとして、あまり大きいものを用いることができない。そのため、進退部材が後退しても、潤滑不足や何らかの障害要因により、下型側曲げ型が待機位置まで十分に下降しない恐れがある。
曲げ加工の場合、特許文献1のような成形加工と異なり、単に成形加工用のダイを使用位置と待機位置との間に昇降させるのではなく、曲げ力付与のために曲げ型を上昇させるため、昇降のガイド面に曲げの抵抗による押しつけ力が加わっている場合も有り、ばね力が不足した場合の復帰不良が生じる可能性が高いと考えられる。
【0006】
【特許文献1】
特許第2889951号公報
【0007】
この発明の目的は、曲げ加工が行えて、その曲げ型復帰動作を確実に行うことのできる曲げ機能付きパンチプレスを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の曲げ機能付きパンチプレスは、板材のパンチ加工を行うパンチ加工手段と、上記板材を挟む一対の上下に開閉可能なクランプ型と、上下いずれかのクランプ型の近傍で先端がそのクランプ型から突出する曲げ位置と没入する待機位置との間に昇降可能に設けられ待機位置から曲げ位置へ移動して上記パンチ加工手段によるパンチ加工により形成された板材片をクランプ型に沿って折り曲げる曲げ型と、曲げ位置に移動した曲げ型を、この曲げ型に係合してアクチュエータの駆動により上記待機位置へ戻す曲げ型係合戻し手段と、前記曲げ型およびクランプ型が設置されたツールホルダを180°回転させる回転機構とを備えたものである。前記曲げ型係合戻し手段は、前記ツールホルダに昇降自在に支持されて昇降動作により前記曲げ型を前記曲げ位置と待機位置とに移動させる曲げ型駆動部材に設けられたカムフォロアと、このカムフォロアが係合する傾斜したカム溝を有し前記アクチュエータにより進退させられて進退により前記カムフォロアを昇降させる進退カムとを有し、前記カム溝に前記カムフォロアが係合した状態で前記ツールホルダの前記180°の回転が可能である。
この構成によると、素材となる板材は一対のクランプ型で挟んで固定される。この挟み状態で、曲げ型を待機位置から曲げ位置へ突出させると、板材のクランプ型縁部から突出した板材片が、曲げ型で押されてクランプ型に沿って折り曲げられる。この場合に、クランプ型で挟む板材片の位置を若干変えると、つまり曲げ基端の位置を変えると、曲げ寸法を変えることができる。曲げ型の移動量を変えると、曲げ角度を変えることができる。このように、一つの金型で、曲げ寸法や曲げ角度の異なる曲げ加工を行うことができる。なお、曲げ型の昇降量を一定とし、曲げ角度が常に一定になるようにしても良い。また、前記曲げ型およびクランプ型が設置されたツールホルダを回転させる回転機構を設けたため、例えば、L字状の曲げ加工、つまり曲げ部が2段となりかつ各曲げ部の曲げ方向の異なる曲げ加工が行える。
曲げ型は、通常はクランプ型から没入する待機位置にあり、曲げ加工時に曲げ位置へ移動させられる。曲げ型を待機位置へ戻す動作は、曲げ型係合戻し手段のアクチュエータの駆動により、曲げ型に係合して行われる。このように、曲げ型に係合して強制的に戻すため、曲げ型が待機位置へ確実に戻される。
なお、曲げ型は上下のクランプ型のいずれか片方のみに対して設けても良く、また両方に対して設けても良い。上下に曲げ型を設けた場合は、上下いずれの方向にも曲げ加工することができる。片方だけに設けた場合は、上下の片方への曲げ加工となる。
【0009】
この発明において、上記パンチ加工手段は、パンチ加工を行うためのパンチ金型およびダイ金型を支持する金型支持体と、上記パンチ金型を駆動するためにラムを昇降するパンチ駆動手段とを備え、上記クランプ型は上記金型支持体のパンチ金型が支持される箇所とは別の箇所で支持され、上記クランプ型は、上記ラムの下降により閉じて板材を挟むものとして良い。
この構成の場合、パンチ駆動手段によりクランプ型を閉じるようにしたため、クランプ型の閉じ用の専用の駆動源が不要となる。また、パンチ加工を行うための金型を支持した金型支持体にクランプ型を支持したため、クランプ型の専用の金型支持体が不要となり、構成が簡素でコンパクトになる。
【0010】
この発明において、上記アクチュエータの動作状態を監視する監視手段と、この監視手段の検出情報により上記曲げ型の昇降位置を確認する曲げ型位置確認手段とを設けても良い。
この構成の場合、曲げ型の昇降位置を、間接的ではあるが確認することができる。そのため、曲げ型の待機位置への復帰不良の状態で機械動作が続行されることが防止でき、機械の故障防止に寄与できる。
【0011】
また、この発明において、上記曲げ型が上記待機位置からクランプ型に沿って移動した後、クランプ型側へ横移動した曲げ位置に至るように案内する曲げ型動作案内手段を設けても良い。
この構成の場合、板材の板材片が、例えば鋭角にオーバベントするような曲げ加工が行える。このようなオーバベントの曲げ加工を行う場合でも、曲げ型係合戻し手段は、曲げ型に係合して戻し動作を行うため、曲げ型を待機位置へ確実に戻すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施形態を図面と共に説明する。図1はこの実施形態に係る曲げ機能付きパンチプレスの概略構成を示す平面図、図2はその側面図である。このパンチプレスは、フレーム1における上フレーム部1aおよび下フレーム部1bに、タレットからなる上下の金型支持体2,3が、互いに同心の垂直軸心回りに回転自在に支持されている。これら上下の金型支持体2,3には、複数のパンチ金型4およびダイ金型5と、曲げ用の上下の組立金型6,7が円周方向に並べて設置されている。曲げ用の上下の組立金型6,7は、円周方向の1か所のみに設けても、また型幅等が互いに異なる種類のものを複数箇所に設けても良い。各パンチ金型4および曲げ用の上側組立金型6は、パンチ位置Pに割り出された状態で、パンチ駆動手段9のラム8により昇降駆動される。ラム8は、ガイド部材を介して上フレーム部1aに昇降自在に支持されている。これらパンチ駆動手段9、ラム8、金型支持体2,3、並びにパンチ金型4およびダイ金型5により、板材Wのパンチ加工を行う手段であるパンチ加工手段17が構成される。パンチ駆動手段9は、上側の組立金型6における曲げ型(後述)を駆動する曲げ型駆動手段を兼用する。上下の金型支持体2,3は、フレーム1に設置された共通のモータ(図示せず)により、チェーン等の駆動伝達系を介して互いに同期回転させられる。これらモータおよび駆動伝達系により、希望の金型がパンチ位置Pに割り出される。パンチ駆動手段9は、図2に示すように、ラム8を昇降駆動するクランク機構10と、このクランク機構10を回転させるモータ等の駆動源11とからなる。なお、この曲げ機能付きパンチプレスは、タレットパンチプレスに限らず、種々の形式のパンチプレスに適用することができる。
【0013】
板材送り機構12は、テーブル13上に載せられた板材Wの任意箇所をパンチ位置Pへ送る手段である。この板材送り機構12は、前後(Y方向)移動するキャリッジ14に、左右(X方向)移動するクロススライド15を設置し、板材Wの端部を把持するワークホルダ16をクロススライド15に取付けたものとしてある。
図1に示すように、このパンチプレスは、タップ装置69を備えるものとしても良い。タップ装置69は、例えばパンチ位置Pの側方でフレーム1の上フレーム部1aに設置される。
【0014】
図3,図4は、上下の金型支持体2,3に取付けられた曲げ用の組立金型6,7の縦断面図を示す。これら上下の組立金型6,7は、板材Wを曲げ加工するときに使用される金型である。上側の組立金型6は、上クランプ型21と上型側曲げ型23と曲げ型駆動部材25とを有する。上クランプ型21および下クランプ型22は、板材載置レベルにある板材Wを互いに挟んで固定する部材である。上クランプ型21は、下面が板材Wの挟み面となる挟み型部27aを有する上クランプ型本体27と、この上クランプ型本体27を下端に固定した概形が円筒状のガイド部材29とからなる。ガイド部材29は、上金型支持体2の金型設置孔30に回転自在に支持されているツールホルダ32内に昇降自在でかつツールホルダ32と一体に回転が可能に設置されている。また、ガイド部材29は、ツールホルダ32に設けらればね34で上方に付勢された支持体35に係合しており、これにより上クランプ型21がツールホルダ32から脱落しないようにされている。複数のばね34の総力は、後に説明する複数の押えばね39の総力よりも使用範囲において発生する力が小さなものとしてある。
【0015】
上型側曲げ型23は、上クランプ型21に昇降自在に設けられて、下降動作により板材Wから突出した板材片Wa(図7)の曲げ基端を下方に曲げる部材であって、上クランプ型本体27の一側面に配置される。上側の組立金型6の曲げ型駆動部材25は、上型側曲げ型23を下降させる部材であって、上クランプ型本体27の一側面に沿って配置される作用部25aとその上方の基体部25bとを有し、基体部25bは上クランプ型21のガイド部材29内に昇降自在でかつガイド部材29と一体に回転が可能に支持されている。また、曲げ型駆動部材25の基体部25bはセットボルト36により上方の支持部材38に取付けられている。支持部材38は、曲げ型駆動手段を兼用するパンチ駆動手段9のラム8により昇降駆動される部材であり、そのT形の頭部でラム8に係合し、昇降駆動される。支持部材38は、押えばね39により上クランプ型21のガイド部材29に対して上昇付勢されている。ツールホルダ32は上金型支持体2に設置された回転機構41で回転駆動される。回転機構41は、ツールホルダ32のウォームホイル43に噛み合うウォーム45と、このウォーム45を回転駆動するモータ(図示せず)等で構成される。これにより、回転機構41の駆動で、上側の組立金型6がツールホルダ32と一体に回転する。なお、支持部材38は上記のT形の頭部を有するものでなくても良く、ラム8は、支持部材38を下降方向にのみ駆動し、支持部材38の上昇復帰は復帰ばね(図示せず)により行われるようにしても良い。また、回転機構41は、上記ウォームホイル43とウォーム45を用いるものに限らず、ラックとピニオン(図示せず)等で駆動を伝達するものとしても良い。
【0016】
上側の組立金型6の曲げ型23は、その上端が上側の曲げ型駆動部材25の下端において、上クランプ型本体27の配置側へ向けて揺動自在となるように支軸61で枢支されている。上型側曲げ型23の上クランプ型本体27に対向する一側面には上クランプ型本体27の一側面に摺動するガイド突部23aが形成され、かつ上型側曲げ型23の反対側の側面には、上クランプ型21のガイド部材29の内壁面29aに摺動するガイド突起23bが形成されている。上クランプ型本体27における上型側曲げ型23に対向する側面には、上型側曲げ型23のガイド突起23aを上クランプ型本体27寄りに摺動ガイドする傾斜面27bが形成されている。上記ガイド部材29の内壁面29aと、上クランプ型本体27の傾斜面27bとにより、上型側曲げ型23を案内する曲げ型動作案内手段53が構成される。すなわち、曲げ型動作案内手段53は、上型側曲げ型23が待機位置からクランプ型21に沿って移動した後、クランプ型21側へ横移動した曲げ位置に至るように案内する。上クランプ型本体27の上型側曲げ型23と対向する側面とは反対側の側面には、下クランプ型22側からの曲げ加工により上方に曲げられる板材Wの曲げ片を逃がす曲げ片逃がし空間63が、型幅方向に延びる溝状の凹部によって形成されている。図5は、上型側曲げ型23の取付け状態を下側からみた上クランプ型21の平面図である。
【0017】
下クランプ型22は、上面が板材Wの挟み面となる挟み型部28aを有する下クランプ型本体28と、この下クランプ型本体28を上端に固定した概形が円筒状のガイド部材49とからなる。ガイド部材49は、下金型支持体3の金型設置孔31に回転自在に支持されている。
【0018】
下型側曲げ型24は、下クランプ型22に昇降自在に設けられて、上昇動作により板材Wから突出した板材片Waの曲げ基端を上方に曲げる部材であって、下クランプ型本体28の一側面に配置される。下型側曲げ型24は、下型用の曲げ型駆動手段19により上方へ駆動される。曲げ型駆動手段19は、アクチュエータ78の駆動により、進退カム52および曲げ型駆動部材26を介して下型側曲げ型24を上方へ駆動する。曲げ型駆動部材26は、下クランプ型本体28の一側面に沿って配置される作用部26aとその下方の基体部26bとを有する。基体部26bは、下クランプ型22のガイド部材49内に昇降自在でかつガイド部材49と一体に回転が可能とされている。また、曲げ型駆動部材26の基体部26bの下部にはカムフォロワ50が設置され、このカムフォロワ50を介して曲げ型駆動部材26が、上記進退カム52に係合している。進退カム52およびその進退駆動用のアクチュエータ78は、上記曲げ型駆動手段19と、曲げ型24を待機位置へ戻す曲げ型係合戻し手段51とを兼用する。
曲げ型係合戻し手段51は、進退カム52と、この進退カム52を進退させる駆動源であるアクチュエータ78と、アクチュエータ78の出力を進退カム52に伝達する伝達機構55とで構成される。アクチュエータ78の駆動により、進退カム52のカム溝52aに係合する前記カムフォロワ50がカム溝52aに案内されることで、曲げ位置に移動した下型側曲げ型24を待機位置へ戻す。進退カム52のカム溝52aは、進退カム52の進出方向に向けて下降傾斜する傾斜溝に形成されている。アクチュエータ78にはサーボモータ等のモータが用いられている。伝達機構55は、アクチュエータ78の出力軸に連結されたピニオン56と、進退カム52からその進退方向に延びて前記ピニオン56に噛み合うラック57とからなる。アクチュエータ78には、その動作状態を監視する監視手段79が設けられている。この監視手段79はエンコーダからなる。前記ガイド部材49に対して、曲げ型駆動部材26は押えばね40により下降付勢されている。この押えばね40は、主として曲げ型駆動部材26の下降動作を安定させるためのものである。
【0019】
下ツールホルダ33は下金型支持体3に設置された回転機構42で回転駆動される。回転機構42は、下ツールホルダ33のウォームホイル44に噛み合うウォーム46と、このウォーム46を回転駆動するモータ(図示せず)とで構成される。これにより、回転機構42の駆動で、下側の組立金型7が下ツールホルダ33と一体に回転する。
【0020】
下側の組立金型7の下型側曲げ型24は、その下端が下側の曲げ型駆動部材26の上端の作用部26aにおいて、下クランプ型本体28の配置側へ向けて揺動自在となるように支軸62で枢支されている。下型側曲げ型24の下クランプ型本体28に対向する一側面には下クランプ型本体28の一側面に摺動するガイド突部24aが形成され、かつ下型側曲げ型24の反対側の側面には、下クランプ型22のガイド部材49の内壁面49aに摺動するガイド突起24bが形成されている。下クランプ型本体28における下型側曲げ型24に対向する側面には、下型側曲げ型24のガイド突起24aを下クランプ型本体28寄りに摺動ガイドする傾斜面28bが形成されている。上記ガイド部材49の内壁面49aと、下クランプ型本体28の傾斜面28bとにより、下型側曲げ型24を案内する曲げ型動作案内手段54が構成される。すなわち、曲げ型動作案内手段54は、下型側曲げ型24が上記待機位置からクランプ型22に沿って移動した後、クランプ型22側へ横移動した曲げ位置に至るように案内する。下クランプ型本体28の下型側曲げ型24と対向する側面と反対側の側面は、下側に至るに従って後退する傾斜面とされ、これにより、上クランプ型21側からの曲げ加工により下方に曲げられる板材Wの曲げ片を逃がす曲げ片逃がし空間64が広げられている。図6は、下型側曲げ型24の取付け状態を示す下クランプ型22の平面図である。
【0021】
上下のツールホルダ32,33は、互いに共通の回転軸心O回りに回転自在とされており、したがって上クランプ型21および下クランプ型22も同じ回転軸心O回りに回転自在である。上クランプ型本体27および下クランプ型本体28は前記回転軸心Oの位置に配置される。上クランプ型本体27の一側面に配置される上型側曲げ型23に対して、下型側曲げ型24は、下クランプ型本体28における上型側曲げ型23と対向する一側面とは反対側の側面に配置される。
【0022】
図9は、このパンチプレスにおける制御系を示すブロック図である。制御装置70は、この曲げ機能付きパンチプレスの全体を制御する手段であり、コンピュータ式の数値制御装置およびプログラマブルコントローラで構成される。制御装置70は、加工プログラム71の各軸の移動指令(図示せず)を演算制御部72で実行することにより、次の各軸の駆動源74〜78の駆動制御を行う。これらの各軸駆動源74〜78は、移動量の調整が自在なものであり、それぞれサーボモータからなる。X軸駆動源74およびY軸駆動源75は、それぞれ板材送り機構12における各軸方向(X方向,Y方向)の送りを行う駆動源である。C軸の駆動源76は、上クランプ型21および下クランプ型22を共通の竪方向の回転軸心O回りに回転させる駆動源であり、上記回転機構41,42(図3)の駆動源である。ラム軸の駆動源77は、ラム8を昇降させる駆動源であり、上型側曲げ型23を昇降させるパンチ側金型昇降手段9の駆動源である。下型側曲げ軸の駆動源(アクチュエータ)78は、下型側曲げ型24を昇降させる駆動源であり、進退カム52(図3)を進退させる駆動源である。また、制御装置70は、上記アクチュエータ78の状態を監視する監視手段79からの検出情報により上記下型側曲げ型24の昇降位置を確認する曲げ型位置確認手段80が設けられている。制御装置70によるこれら駆動源74〜78の制御は、ポジションコントローラ73を介して行うようにしても、また直接に行うようにしても良い。
【0023】
次に、この実施形態のパンチプレスにより、板材Wから突出した板材片Waを図10(B)に示すように2段階にわたってL字形に曲げ加工する場合の動作を図7および図8を参照して説明する。
この曲げ加工においては、金型支持体2,3に設置される上下の組立金型6,7がパンチ位置Pに割り出される。加工に先立ち、図7(A)のように下側組立金型7の下クランプ型22は、その下クランプ型本体28における挟み型部28aの上面が板材載置レベルとなり、下型側曲げ型24は板材載置レベルより若干下位置に待機している。すなわち、このとき下側の曲げ型駆動部材26の下端のカムフォロワ50は進退カム52の傾斜カム溝52aの下側に位置していて、下曲げ型駆動部材26が下降した状態にある。上側の組立金型6の上クランプ型21は、その上クランプ型本体27における挟み型部27aの下面が板材載置レベルより若干上方に退避した位置にある。このとき、上型側曲げ型23は上クランプ型本体27における挟み型部27aの下面より上方位置に退避している。この状態で、板材送り機構12により、板材Wの曲げ部がパンチ位置Pに送られる。すなわち、板材Wの板材片Waが、下クランプ型本体28の挟み型部28aよりも上型側曲げ型23の配置側に突出するように、板材Wが送られる。
【0024】
次に、パンチ駆動手段9のラム8の下降駆動により、ラム8に係合した支持部材38と共に上クランプ型21が下降し、図7(B)のように上クランプ型本体27の挟み型部27aと下クランプ型本体28の挟み型部28aとで板材Wが挟まれる。
【0025】
ラム8が下降動作すると、押えばね39に抗して上側の曲げ型駆動部材25が下降し、図7(C)のように上型側曲げ型23はその一側面のガイド突起23bがガイド部材29の内壁面29aから開放されると共に、上型側曲げ型23の他側面のガイド突起23aが上クランプ型本体27の傾斜面27bにガイドされることにより、上型側曲げ型23が上型本体27寄りに偏りながら下降する。これにより、上型側曲げ型23に対向する側に突出した板材Wの板材片Waが下方へ曲げられる。このとき、下クランプ型本体28の一側面には曲げ片逃がし空間64が形成されているので、板材片Waの下側への曲げを阻害しない。
【0026】
この後、パンチ駆動手段9の上昇駆動により、ラム8に係合した支持部材38と共に上クランプ型21が上昇し、図7(D)のように上クランプ型本体27における挟み型部27aの下面が板材Wより若干上方に退避する。このとき、上の曲げ型駆動部材25は、上クランプ型21に対して押えばね39により上方に付勢されているので、この押えばね39により上型側曲げ型23も上クランプ本体27に対して待機位置に戻される。
【0027】
次に、図8(A)のように、板材Wの板材片Wa側を上型側曲げ型23の配置側にさらに所定量だけ板材送り機構12(図1)で送ってから、上下の組立金型6,7を180°だけ回転させる。すなわち、上下のツールホルダ32,33をそれぞれ対応する回転機構41,42で回転駆動する。これにより、図8(B)のように、上側の組立金型6では上クランプ型本体27の右側面に上型側曲げ型23が配置され、下側の組立金型7では下クランプ型本体28の左側面に下型側曲げ型24が配置される。
【0028】
ついで、パンチ駆動手段9によるラム8の下降駆動により、ラム8に係合した支持部材38と共に上クランプ型21が下降し、図8(C)のように上クランプ型本体27の挟み型部27aと下クランプ型本体28の挟み型部28aとで板材Wが挟まれる。
【0029】
この後、下クランプ型22側の曲げ型駆動手段19の上昇駆動、つまりアクチュエータ78で進退カム52を進出させることにより、下曲げ型駆動部材26の下端のカムフォロワ50が進退カム52の傾斜カム溝52aに沿って上昇し、押えばね59による下降付勢に抗して下側の曲げ型駆動部材26が上昇する。このため、図8(D)のように下型側曲げ型24は、その一側面のガイド突起24bがガイド部材49の内壁面49aから開放されると共に、下型側曲げ型24の他側面のガイド突起24aが下クランプ型本体28の傾斜面28bにガイドされることにより、下型側曲げ型24が下クランプ型本体28寄りに偏りながら上昇する。これにより、下型側曲げ型24に対向する側に突出した板材Wの板材片Waが下方へ曲げられる。このようにして、図10(B)に示すような、L字状の曲げ加工、つまり曲げ部が2段となりかつ各曲げ部の曲げ方向の異なる曲げ加工が行える。
【0030】
上記曲げ加工が終了すると、パンチ駆動手段9の上昇駆動により、ラム8に係合した支持部材38と共に上クランプ型21が上昇して、上クランプ型本体27が上方に退避すると共に、曲げ型係合戻し手段51の下降駆動、つまり曲げ型駆動手段19と兼用されるアクチュエータ78による進退カム52の後退駆動により、下曲げ型駆動部材26の下端のカムフォロワ50が進退カム52の傾斜カム溝52aに沿って下降し、下型側曲げ型24が下方の待機位置に戻される。このとき、カムフォロワ50と傾斜カム溝52aの係合状態で戻し動作を行わせるので、下クランプ型22に対して下曲げ型駆動部材26が引っ掛かるようなことがあっても、下方の待機位置に確実に戻される。下曲げ型駆動部材26を下方に付勢する押えばね40は、戻し動作のためではなく、戻った下クランプ型22を安定に維持する役割のものであるため、ばね定数が小さいものであっても良い。
【0031】
また、曲げ型係合戻し手段51の駆動源であるアクチュエータ78の動作状態を監視する監視手段79の検出情報により、下型側曲げ型24の昇降位置を曲げ型位置確認手段80で確認するようにしているので、下型側曲げ型24の昇降位置を間接的ながら確実に知ることができ、戻り不良の状態で機械動作を続行させることが防止できて、機械の故障防止に寄与できる。
【0032】
この曲げ型24では、曲げ型動作案内手段54であるガイド部材49の内壁面49aと下クランプ本体28の傾斜面28bとで、下型側曲げ型24が待機位置から曲げ位置へ移動した後、板材Wの曲げ角度を強めるように、曲げ型24の先端を下クランプ型22側へ横移動するように案内するようにしているので、板材Wの板材片Waがオーバベントするような曲げ加工が行える。この場合にも、係合状態で戻し動作を行う曲げ型係合戻し手段51の採用のため、加工後に曲げ型24を曲げ位置から元の待機位置に確実に戻すことができる。
【0033】
この曲げ機能付きパンチプレスでは、上記のような曲げ加工を行うに際して、板材送りの送り量を調整することで、曲げ加工された板材片Waの各部の曲げ長さL1,L2(図10(B))を自由に調整することができ、曲げ長さL1,L2の種々異なる曲げ加工を、一組の金型で行うことができる。また、曲げ加工時における上型側曲げ型23や下型側曲げ型24の昇降量を調整することにより、板材片Waの各曲げ部の曲げ角度θ1,θ2を自由に変えることができる。曲げ角度を変更自在とするには、上側の曲げ型駆動手段を兼用するパンチ駆動手段9や、下側の曲げ型駆動手段19を昇降量調整可能なものとすること等が必要であり、例えばサーボモータを駆動源とした機構とする。曲げ角度が一定で良い場合は、パンチ駆動手段9および曲げ型駆動手段19を昇降量一定のものとして構成の簡易化を図っても良い。
【0034】
また、この曲げ機能付きパンチプレスは、図10(A)に示すような単に一方に折り曲げる曲げ加工は勿論、同図(C)に示すようなコ字状の曲げ加工や、同図(D)のような折り重ね状態の曲げ加工も行える。折り重ね状態の曲げ加工は、上型側曲げ型23や下型側曲げ型24で鋭角となるように折り曲げた後に、上クランプ型21と下クランプ型22とで板材片Waを挟み込むことで成形される。このように、多彩な加工を1組の金型で行うことができる。
図10(A)〜(C)に示すように、板材片Waにタップ孔Hを加工する場合は、板材片Waの曲げ加工よりも前に形成する。例えば、図1の金型支持体2,3に設置された孔あけ用のパンチ金型4およびダイ金型5により下孔を開けた後に、タップ装置69でタップ加工を行うことによりタップ孔Hを形成する。
【0035】
なお、この実施形態では、下型側の曲げ型駆動手段19と曲げ型係合戻し手段51とを兼用するものとしたが、曲げ型駆動手段19のアクチュエータと曲げ型係合戻し手段51のアクチュエータとを別々に設けても良い。
また、この実施形態では、上型側の曲げ型駆動手段をパンチ駆動手段9と兼用させたが、曲げ型駆動手段とパンチ駆動手段とを個別に設けても良い。
【0036】
【発明の効果】
この発明の曲げ機能付きパンチプレスは、パンチ加工手段の他に、上記板材を挟む一対の上下に開閉可能なクランプ型と、上下いずれかのクランプ型の近傍で先端がそのクランプ型から突出する曲げ位置と没入する待機位置との間に昇降可能に設けられ待機位置から曲げ位置へ移動して上記パンチ加工手段によるパンチ加工により形成された板材片をクランプ型に沿って折り曲げる曲げ型とを備えるため、パンチ加工および曲げ加工を行うことができる。また、曲げ位置の曲げ型を、この曲げ型に係合してアクチュエータの駆動により待機位置へ戻す曲げ型係合戻し手段とを設けたため、曲げ型の待機位置への復帰動作を確実に行うことができる。また、前記曲げ型およびクランプ型が設置されたツールホルダを180°回転させる回転機構を設けたため、例えば、L字状の曲げ加工、つまり曲げ部が2段となりかつ各曲げ部の曲げ方向の異なる曲げ加工が行える。
上記パンチ加工手段が、パンチ加工を行うためのパンチ金型およびダイ金型を支持する金型支持体と、上記パンチ金型を駆動するためにラムを昇降するパンチ駆動手段とを備え、上記クランプ型は上記金型支持体のパンチ金型が支持される箇所とは別の箇所で支持され、上記クランプ型は、上記ラムの下降により閉じて板材を挟むものとした場合は、クランプ型の閉じ用の専用の駆動源、およびクランプ型の支持用の専用の金型支持体が不要となる。
上記アクチュエータの動作状態を監視する監視手段と、その検出情報により曲げ型の昇降位置を確認する曲げ型位置確認手段とを設けた場合は、曲げ型の昇降位置を知ることができて、機械の故障防止に寄与できる。
上記曲げ型が待機位置からクランプ型に沿って移動した後、クランプ型側へ横移動した曲げ位置に至るように案内する曲げ型動作案内手段を設けた場合は、板材片がオーバベントするような曲げ加工が行える。このような曲げ加工においても、曲げ型の待機位置への復帰動作を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる曲げ機能付きパンチプレスの概略構成を示す平面図である。
【図2】同パンチプレスの概略構成を示す側面図である。
【図3】同パンチプレスの曲げ用の組立金型の設置状態を示す縦断面図である。
【図4】同組立金型の待機状態を示す縦断面図である。
【図5】同パンチプレスにおける上型の下面図である。
【図6】同パンチプレスにおける下型の平面図である。
【図7】同パンチプレスによる曲げ加工工程の前半を示す説明図である。
【図8】同パンチプレスによる曲げ加工工程の後半を示す説明図である。
【図9】同パンチプレスの制御系の概念構成を示すブロック図である。
【図10】この発明の曲げ機能付きパンチプレスにより曲げ加工される板材片の各種の曲げ形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
6…上側の組立金型
7…下側の組立金型
9…パンチ駆動手段(曲げ型駆動手段)
12…板材送り機構
17…パンチ加工手段
19…曲げ型駆動手段
21…上クランプ型
22…下クランプ型
23…上型側曲げ型
24…下型側曲げ型
51…曲げ型係合戻し手段
53,54…曲げ型動作案内手段
78…アクチュエータ
79…監視手段
80…曲げ型位置確認手段
Claims (4)
- 板材のパンチ加工を行うパンチ加工手段と、上記板材を挟む一対の上下に開閉可能なクランプ型と、上下いずれかのクランプ型の近傍で先端がそのクランプ型から突出する曲げ位置と没入する待機位置との間に昇降可能に設けられ待機位置から曲げ位置へ移動して上記パンチ加工手段によるパンチ加工により形成された板材片をクランプ型に沿って折り曲げる曲げ型と、曲げ位置に移動した曲げ型を、この曲げ型に係合してアクチュエータの駆動により上記待機位置へ戻す曲げ型係合戻し手段と、前記曲げ型およびクランプ型が設置されたツールホルダを180°回転させる回転機構とを備え、前記曲げ型係合戻し手段は、前記ツールホルダに昇降自在に支持されて昇降動作により前記曲げ型を前記曲げ位置と待機位置とに移動させる曲げ型駆動部材に設けられたカムフォロアと、このカムフォロアが係合する傾斜したカム溝を有し前記アクチュエータにより進退させられて進退により前記カムフォロアを昇降させる進退カムとを有し、前記カム溝に前記カムフォロアが係合した状態で前記ツールホルダの前記180°の回転が可能である曲げ機能付きパンチプレス。
- 上記パンチ加工手段は、パンチ加工を行うためのパンチ金型およびダイ金型を支持する金型支持体と、上記パンチ金型を駆動するためにラムを昇降するパンチ駆動手段とを備え、上記クランプ型は上記金型支持体のパンチ金型が支持される箇所とは別の箇所で支持され、上記クランプ型は、上記ラムの下降により閉じて板材を挟むものとした請求項1記載の曲げ機能付きパンチプレス。
- 上記アクチュエータの動作状態を監視する監視手段と、この監視手段の検出情報により上記曲げ型の昇降位置を確認する曲げ型位置確認手段とを設けた請求項1または請求項2記載の曲げ機能付きパンチプレス。
- 上記曲げ型が上記待機位置からクランプ型に沿って移動した後、クランプ型側へ横移動した曲げ位置に至るように案内する曲げ型動作案内手段を設けた請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の曲げ機能付きパンチプレス。
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