JP4224715B2 - 座標入力装置および表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電容量の変化に基づいて選択された位置の座標成分(位置座標)を特定する座標入力装置、およびそのような座標入力装置を備えた表示装置に関する。
従来より、表示装置の表示面を用いて選択された位置の座標成分(位置座標)を入力する技術が知られている。その中でも代表的なものとして、タッチパネル機能を備えた表示装置が挙げられる。これは、主に表示パネル上にタッチパネルシートが取り付けられた構成であり、このタッチパネルシートを用いることにより、接触する物体(接触体)の位置座標の特定および入力を行うようになっている。
このようなタッチパネルシートを用いた座標入力装置にも種々のタイプのものが存在するが、一般に普及しているものとして、静電容量を検出するタイプのものが挙げられる。これは、タッチパネルシートが静電容量を検出するようになっており、この静電容量の変化を利用することで、接触体の位置座標の特定および入力を行うものである。
例えば、特許文献1には、図11(A),(B)にそれぞれ上面図および上面図におけるB−B部分の矢視断面図で示したように、絶縁性の基板101上に導電層102および絶縁性の保護層107を一様に形成すると共に、導電層102上の四隅にそれぞれ電極103A〜103Dを形成するようにした構成のタッチパネルシート100が開示されている。
また、特許文献2には、図12に上面図で示したように、絶縁性の基板201上に絶縁層204および絶縁性の保護層207を一様に形成すると共に、この絶縁層204を間にしてそれぞれx軸またはy軸方向に延在する導電層202,205を短冊状に形成し、さらにこれら導電層202,205上にそれぞれ電極203,206を形成するようにした構成のタッチパネルシート200が開示されている。
特開2000−76014号公報 特開2002−108553号公報
ところで、上記特許文献1および特許文献2に開示されている位置座標入力装置は、上記した構成からなるタッチパネルシート100,200と、これらタッチパネルシート100,200で検出された静電容量に基づいて位置座標を特定する演算回路とから構成されている。そしてこれら位置座標入力装置では、電極103A〜103Dまたは電極203,206を介してタッチパネル100,200上に交流電流が流れるようになっており、演算回路がこの交流電流の偏りを検出し、静電容量値の変化として位置座標を特定するようになっている。
ここで、位置座標入力装置において位置座標が特定されるためには、このような交流電流からなる電流ループが形成される必要がある。例えば上記特許文献1では、タッチパネル100、接触体(例えば、指先など)、演算回路およびタッチパネル100という経路からなる電流ループが形成されるようになっている。
ところが、このタッチパネルシート100を用いた位置座標入力装置では、使用状況によっては上記したような電流ループが形成されず、位置座標を特定できないという問題があった。具体的には、タッチパネルシート100が搭載されている機器が例えばAC電源機器(例えば、タッチパネルシーが付加されている表示装置を備えたパーソナルコンピュータなど)などの場合には、ACライン(電源系)という大きな空間容量が形成されているため、人体などの大きな物体が接触体であれば電流ループが形成され、位置座標を特定することは可能である。しかしながら、搭載されている機器が例えば携帯機器(例えば、カムコーダなど)などの場合には、AC機器の場合とは異なり、機器自体が小さいことから形成される空間容量も小さくなり、電流ループが形成されないような場合が生じてしまうこととなる。機器本体と人体との間(例えば、機器本体とこれを保持している手との間)で接触点を持つようにすることにより、電流ループを形成することも考えられるが、例えば冬場に手袋などの絶縁物を介する場合などもあり、やはり電流ループが形成されない場合が生じてしまう。
ここで、タッチパネルシート200を用いた位置座標入力装置では、タッチパネルシート200との接触点において、接触体と一対の電極203,206との間に常に電流ループが形成されるようになっており、上記したタッチパネルシート100の場合のような問題は生じない。しかしながら、このタッチパネル200の構造は、上記したように導電層202,205をそれぞれ短冊状に形成すると共に、その短冊状の導電層の1つ1つに電極203,206を設けるようになっている。したがって、構成が複雑となることから、例えば電極203,206から演算回路までの配線のレイアウトに制限が生じるなど、設計する際の自由度が大きく低下してしまうという問題があった。このことは、特に透過型(光透過性)のタッチパネルを設計する際には、顕著な制限事項となってしまう。
このように、従来の技術では、構成を複雑化することなく、使用状況によらないで確実に選択された位置の座標成分(位置座標)を特定することが可能な座標入力装置を得るのが困難であった。よって、そのような座標入力装置を備えた表示装置を得るのも困難であった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、構成を複雑化することなく、使用状況によらないで確実に選択された位置の座標成分を特定することが可能な座標入力装置および表示装置を提供することにある。
本発明の第1の座標入力装置は、静電容量を検出する容量検出部を有すると共にこの容量検出部により検出された静電容量の変化に基づいて選択された位置の座標成分を特定するものであって、上記容量検出部が、一様に形成された第1導電層と、この第1導電層上に形成された絶縁層と、この絶縁層上に網目状に形成されると共に第1導電層との間に所定の電位差を有する第2導電層とを有し、この第2導電層における網目間の開口が、第2導電層の端部から中心部へ向けて、徐々に大きくなっているものである。ここで、「網目状」とは、文字通り網目が周期的に配列された形状には限られず、第2導電層において任意の形状の開口が複数設けられている態様を意味する。この場合において、上記容量検出部が、第1導電層上の四隅に形成された4つの電極を有し、上記所定の電位差が、これら4つの電極を介して印加される電圧によるものであるように構成することが可能である。
本発明の第1の表示装置は、映像を表示する表示パネルと、この表示パネル上に形成され、静電容量を検出する容量検出部を有すると共にこの容量検出部により検出された静電容量の変化に基づいて選択された位置の座標成分を特定する座標入力手段とを備え、上記容量検出部が、一様に形成された第1導電層と、この第1導電層上に形成された絶縁層と、この絶縁層上に網目状に形成されると共に第1導電層との間に所定の電位差を有する第2導電層とを有し、この第2導電層における網目間の開口が、第2導電層の端部から中心部へ向けて、徐々に大きくなっているものである。
本発明の第1の座標入力装置および第1の表示装置では、容量検出部が第1導電層、絶縁層および第2導電層からなる積層構造をなすと共に第2の導電層が網目状であることから、所定の電位差を有する第1の導電層と第2の導電層との間で静電容量が形成され、これらの間で電流ループが常に形成される。そしてこの静電容量の変化が検出されることで、選択された位置の座標成分が特定される。
また、第2導電層における網目間の開口が、この第2導電層の端部から中心部へ向けて徐々に大きくなっているため、第2導電層の端部から中心部へ向けて、開口を通り抜ける電界の大きさが徐々に大きくなる(電気力線の数が徐々に多くなる)。これにより、端部から中心部へ向けて第2導電層のインピーダンスが大きくなるのを打ち消すように作用し、中心部において位置座標を検出する感度が高まる。
本発明の第2の座標入力装置は、静電容量を検出する容量検出部を有すると共にこの容量検出部により検出された静電容量の変化に基づいて選択された位置の座標成分を特定するものであって、上記容量検出部が、一様に形成された第1導電層と、この第1導電層上に形成された絶縁層と、この絶縁層上に網目状に形成されると共に第1導電層との間に所定の電位差を有する第2導電層とを有し、この第2導電層における網目の幅が、第2導電層の端部から中心部へ向けて、徐々に太くなっているものである。
本発明の第2の表示装置は、映像を表示する表示パネルと、この表示パネル上に形成され、静電容量を検出する容量検出部を有すると共にこの容量検出部により検出された静電容量の変化に基づいて選択された位置の座標成分を特定する座標入力手段とを備え、上記容量検出部が、一様に形成された第1導電層と、この第1導電層上に形成された絶縁層と、この絶縁層上に網目状に形成されると共に第1導電層との間に所定の電位差を有する第2導電層とを有し、この第2導電層における網目の幅が、第2導電層の端部から中心部へ向けて、徐々に太くなっているものである。
本発明の第2の座標入力装置および第2の表示装置では、容量検出部が第1導電層、絶縁層および第2導電層からなる積層構造をなすと共に第2の導電層が網目状であることから、所定の電位差を有する第1の導電層と第2の導電層との間で静電容量が形成され、これらの間で電流ループが常に形成される。そしてこの静電容量の変化が検出されることで、選択された位置の座標成分が特定される。
また、第2導電層における網目の幅が、この第2導電層の端部から中心部へ向けて徐々に太くなっているため、第2導電層の端部から中心部へ向けて第2導電層のインピーダンスが小さくなり、中心部において位置座標を検出する感度が高まる。
本発明の第1の座標入力装置または第1の表示装置によれば、容量検出部を第1導電層、絶縁層および網目状の第2導電層からなる積層構造により構成すると共に、第1の導電層と第2の導電層との間で所定の電位差が生じるようにしたので、第1および第2の導電層間での電流ループを常に形成することができ、構成を複雑化することなく、使用状況によらないで確実に選択された位置の座標成分を特定することが可能となる。
また、第2導電層における網目間の開口が、この第2導電層の端部から中心部へ向けて徐々に大きくなっているようにしたので、中心部において位置座標を検出する感度を高めることができ、容量検出部内の位置によらず、位置座標を均一な感度で検出することが可能となる。
本発明の第2の座標入力装置または第2の表示装置によれば、容量検出部を第1導電層、絶縁層および網目状の第2導電層からなる積層構造により構成すると共に、第1の導電層と第2の導電層との間で所定の電位差が生じるようにしたので、第1および第2の導電層間での電流ループを常に形成することができ、構成を複雑化することなく、使用状況によらないで確実に選択された位置の座標成分を特定することが可能となる。
また、第2導電層における網目の幅が、この第2導電層の端部から中心部へ向けて徐々に太くなっているようにしたので、中心部において位置座標を検出する感度を高めることができ、容量検出部内の位置によらず、位置座標を均一な感度で検出することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る位置座標入力装置の全体構成を表すものである。この位置座標入力装置は、容量検出部1への接触体(例えば、指先など)によって選択された位置の座標成分(x軸方向およびy軸方向の位置座標)を特定して入力するものであり、容量検出部1と、電流検出部2と、差動実効値検波回路3A〜3Dと、誤差補正回路4と、位置座標演算部5とを備えている。
容量検出部1は、その四隅に設けられた4つの検出電極13A〜13Dと、その端部に設けられた固定電位電極16とを含んだ積層構造を有している。これら検出電極13A〜13Dは、電流検出部2を介して、交流の基準信号を出力する基準信号電源V2に接続されている。一方、固定電位電極16には、所定の直流電位からなる固定電位V1が供給されている。なお、検出電極13A〜13Dは、本発明における「4つの電極」の一具体例に対応する。
ここで、図2および図3を参照して、容量検出部1の構成の詳細(積層構造)について説明する。図2,図3(A),図3(B)はそれぞれ、容量検出部1の構成を斜視図、上面図および断面図で表したものである。
容量検出部1は、基材11上に、第1導電層12、検出電極13A〜13D、絶縁層14、第2導電層15、固定電位電極16および表面保護層17を積層した積層構造から構成されている。
基材11は、これら積層構造の基板であり、例えば、透明または半透明のガラス材料やプラスチック材料などにより構成される。
第1導電層12は、基材11上に一様に形成されており、例えば、ITO(Indium Tin Oxide;酸化インジウムスズ)などの透明または半透明の導電性材料により構成される。また、検出電極13A〜13Dはそれぞれ、前述のように第1導電層12の四隅に配置されており、基準信号電源V2から交流の基準信号が入力されている。これら検出電極13A〜13Dは、例えば、銀(Ag)、金(Au)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)などの金属材料により構成される。
絶縁層14は、第1導電層12上および検出電極13A〜13D上に形成されており、例えば、酸化シリコン(SiO2)などの透明または半透明の絶縁性材料により構成される。
第2導電層15は絶縁層14上に形成されており、第1導電層12と同様に、例えば、ITOなどの透明または半透明の導電性材料により構成される。この第2導電層15は、図2および図3(A)に示したように、網目状に形成されている。詳細は後述するが、第2導電層15はこのような構成により、第1導電層12との間で発生した電界(電気力線)が網目間の開口から通り抜けることができるように、すなわち電界をシールドしないようになっている。なお、この第2導電層15の形状は、図2および図3(A)に示したような一様な網目状のものには限られず、第2導電層15において任意の形状の開口が複数設けられていればよい。ただし、第2導電層15を一様な網目状に形成すれば、上記したような電界の大きさ(電気力線の数)が容量検出部1内で等方的な分布となり、位置座標を均一な感度で検出することができるので好ましい。
固定電位電極16は、前述のように第2導電層15の端部(図2の例では、第2導電層15の周辺部における検出電極13C,13D間に対応する領域)に配置されており、固定電位V1が供給されている。したがって、第2導電層15には固定電位電極16を介して固定電位V1が供給され、これにより第2導電層15は所定の固定電位V1を有するようになっている。よって、第1導電層12と第2導電層15との間には所定の電位差(交流の基準信号と固定電位V1との間の電位差)が生じることから、第1導電層12には、検出電極13A〜13Dを介して交流電流(検出電流)Ia〜Id(図1参照)が流れるようになっている。この固定電極16は、例えば、銀(Ag)、金(Au)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)などの金属材料により構成される。なお、固定電極16の配置は、図2などに示した配置には限られず、第2導電層15に固定電位V1を印加できるような配置であればよい。
表面保護層17は、基材11上に形成されたこれら積層構造(第1導電層12、検出電極13A〜13D、絶縁層14、第2導電層15および固定電位電極16)の表面を保護するものであり、例えば、酸化シリコン(SiO2)や窒化シリコン(SiNx)などの透明または半透明の絶縁性材料により構成される。
このような構成により容量検出部1は、その積層構造間に発生する静電容量を、検出電極13A〜13Dを介して検出するようになっている。詳細については、後述する。
図1の説明に戻り、電流検出部2は、4つの抵抗器Ra〜Rdを有する。これら抵抗器Ra〜Rdの一端は、それぞれ、容量検出部1の検出電極13A〜13Dおよび差動実効値検波回路3A〜3Dの第1の入力端子に接続されている。また、抵抗器Ra〜Rdの他端は、それぞれ、差動実効値検波回路3A〜3Dの第2の入力端子および基準信号電源V2に接続されている。このような構成により電流検出部2は、基準信号電源V2から容量検出部1の検出電極13A〜13Dへそれぞれ流れる検出電流Ia〜Idの大きさに応じて抵抗器Ra〜Rdの両端に電圧を発生させ、差動実効値検波回路3A〜3Dの第1および第2の入力端子へそれぞれ出力するようになっている。すなわち、電流検出部2は、電流−電圧変換を行う回路として機能している。
差動実効値検波回路3A〜3Dは、それぞれ、基準信号電源V2から第2の入力端子へ出力される基準信号と、電流検出部2から第1の入力端子へ流れる検出電流Ia〜Idの大きさに対応した電圧値(抵抗器Ra〜Rdの一端における電位)とに基づいて、第1および第2の入力端子間の差動実効値(実効値電圧Va〜Vd)を求める回路である。具体的には、基準信号と検出電流Ia〜Idの大きさに対応した電圧値との差が大きい場合、検出電流Ia〜Idの変動が大きいこととなり、実効値電圧Va〜Vdの値も大きくなる。なお、これら実効値電圧Va〜Vdは、位置座標演算部5へそれぞれ出力される。
誤差補正回路4は、下記のように位置座標演算部5において接触体の位置座標を特定する際の誤差を補正するための回路である。具体的には、容量検出部1に接触体が接触していないときに求められる位置座標をオフセット電圧((−offset)および(−offset/2))とみなし、例えばその内部に設けられている図示しない記憶手段(例えば、半導体メモリなど)に記憶するようになっている。この誤差補正回路に記憶されているオフセット電圧は位置座標演算部5へ出力され、下記のように容量検出部1に接触体が接触しているときの演算に利用されるようになっている。
位置座標演算部5は、加算回路51〜53と、除算回路54,55とを有している。加算回路51は、実効値電圧Va,Vdとオフセット電圧(−offset/2)とをそれぞれ加算し、その加算結果を除算回路54へ出力する回路である。加算回路52は、実効値電圧Vc,Vdとオフセット電圧(−offset/2)とをそれぞれ加算し、その加算結果を除算回路55へ出力する回路である。加算回路53は、実効値電圧Va〜Vdとオフセット電圧(−offset)とをそれぞれ加算し、その加算結果を除算回路54,55へそれぞれ出力する回路である。また、除算回路54は、加算回路51からの加算結果を加算回路53からの加算結果で除算し、その除算結果を出力する回路である。除算回路55は、加算回路52からの加算結果を加算回路53からの加算結果で除算し、その除算結果を出力する回路である。このような構成により位置座標演算部5は、差動実効値検波回路3A〜3Dから供給される実効値電圧Va〜Vd、および誤差補正回路4から供給されるオフセット電圧((−offset)および(−offset/2))に基づいて、接触体の位置座標(x軸方向およびy軸方向の位置座標Px,Py)を特定するための演算を行い、その演算結果である位置座標Px,Pyを出力するようになっている。
具体的には、上記した除算回路54による除算結果がx軸方向の位置座標Pxとなる一方、除算回路55による除算結果がy軸方向の位置座標Pyとなる。以上の加算回路51〜53、および除算回路54,55による位置座標Px,Pyの演算をまとめると、以下の式(1),(2)のようになる。
Px=(Va+Vd−offsetx/2)/(Va+Vb+Vc+Vd−offsetx)…(1)
Py=(Vc+Vd−offsety/2)/(Va+Vb+Vc+Vd−offsety)…(2)
ここで、式(1),(2)中のoffsetx,offsetyは、それぞれ、x軸方向およびy軸方向のオフセット電圧を表している。
次に、上記した構成からなる容量検出部1の製造方法の一例について説明する。
まず、上述した材料よりなる基材11上に、例えばスパッタリング法により、上述した材料よりなる第1導電層12を形成する。
続いて、この第1導電層12上の四隅に、例えば印刷法により、上述した材料よりなる検出電極13A〜13Dをそれぞれ形成する。
続いて、第1導電層12および検出電極13A〜13D上に、例えば塗布法により、上述した材料よりなる絶縁層14を形成する。
続いて、この絶縁層14上に、例えばスパッタリング法により上述した材料よりなる第2導電層15を成膜し、その後、例えばエッチングなどにより所定の形状に形成する。
続いて、この第2導電層15上の端部に、例えば印刷法により、上述した材料よりなる固定電位電極16を形成する。
最後に、この第2導電層15および固定電極16上に、例えば塗布法により、上述した材料よりなる表面保護層17を形成する。このようにして、図2および図3に示した容量検出部1が製造される。
次に、図1〜図4を参照して、このような構成からなる座標入力装置において、接触体の位置座標を特定する処理について説明する。ここで、図4は、接触体の位置座標を特定する際の状況を断面図で表したものであり、図4(A)は接触体が容量検出部1に接触していないときの状況を、図4(B)は接触体が容量検出部1に接触しているときの状況を、それぞれ表している。
まず、接触体が容量検出部1に接触してないときには、図4(A)に示したように、一様に形成された第1導電層12と網目状に形成された第2導電層15との間において電界E1が発生し、これらの間に静電容量C1が形成される。すなわち、前述のように第2導電層15が網目状となっていることから、発生する電界がシールドされない状態で静電容量が形成されることとなる。したがって、検出電極13A〜13Dを介して交流の基準信号が入力される第1導電層12と固定電位V1を有する第2導電層15との間に所定の電位差が生じていることから、検出電極13A〜13Dからそれぞれ交流の検出電流Ia〜Idが流れる。すなわち、この位置座標入力装置の使用状況などにはよらず、常にこれらの間に電流ループが形成されることとなる。なお、接触体が容量検出部1に接触してない場合には、部分的には電界E1の集中が生じるが、容量検出部1全体としては均一であると近似できる程度であることから、検出電流Ia〜Idの大きさはいずれも同一であるとみなすことができ、これらの大きさに偏りは生じない。
このようにして流れる検出電流Ia〜Idは、電流検出部2によって電流−電圧変換がなされ、その大きさに応じて変換された電圧が、それぞれ差動実効値検波回路3A〜3Dの第1の入力端子へ入力される。差動実効値検波回路3A〜3Dでは、これら検出電流Ia〜Idの大きさに対応した電圧値と、基準信号電源V2から第2の入力端子へ出力される基準信号とに基づいて、実効値電圧Va〜Vdが求められる。そして、位置座標検出部5によって、これら実効値電圧Va〜Vdに基づいて以下の式(3),(4)の演算を行うことにより、x軸方向およびy軸方向のオフセット電圧offsetx,offsetyがそれぞれ求められる。このようにして、接触体が容量検出部1に接触してないときの位置座標(オフセット電圧)が求められ、誤差補正回路4内の図示しない記憶手段などに記憶される。なお、上記のように接触体が容量検出部1に接触してない場合には、検出電流Ia〜Idの大きさはいずれも同一であるとみなすことができることから、このときに式(3),(4)から求められる位置座標は、それぞれ1/2(すなわち、容量検出部1の中心)となる。
offsetx=(Va+Vd)/(Va+Vb+Vc+Vd)…(3)
offsety=(Vc+Vd)/(Va+Vb+Vc+Vd)…(4)
一方、接触体6が容量検出部1に接触しているときには、図4(B)に示したように、第1導電層12と第2導電層15との間において電界E2(電界E1とは異なる)が発生し、これらの間における静電容量C1に加え、第2導電層15と接触面61との間に静電容量C2が、そして第1導電層12と接触面61との間に静電容量C3が、それぞれ形成される。すなわち、接触体6が接触してないときには「C1」であった静電容量が、接触しているときには、図4(B)から分かるように「C1+(C2×C3)/(C2+C3)」となり、静電容量の値が変化する。また、この場合も位置座標入力装置の使用状況などにはよらず、接触面61と第1および第2導電層12,15との間に常に電流ループI1が形成される。
さらに、このときの検出電流Ia〜Idの大きさはこの容量の増加分「(C2×C3)/(C2+C3)」に比例して増加し、これら検出電流Ia〜Idの偏りは、接触面61の位置座標に応じて変化する。したがって、このようにして偏りが生じた検出電流Ia〜Idが電流検出部2によってそれぞれ電流−電圧変換され、これに基づいて差動実効値検波回路3A〜3Dによって実効電圧値Va〜Vdが求められ、位置座標演算部5および誤差補正回路4によって前述の式(1),(2)の演算がなされることで、接触体6が容量検出部1に接触しているときの位置座標Px,Pyが特定される。このようにして、接触体6の位置座標Px,Pyを特定する処理が終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、容量検出部1を第1導電層12、絶縁層14および網目状の第2導電層15からなる積層構造により構成すると共に第1導電層12と第2導電層15との間で所定の電位差(交流の基準信号と固定電位V1との間の電位差)を生じさせるようにしたので、第1および第2の導電層12,15間での電流ループを常に形成することができ、使用状況によらないで確実に接触体6の位置座標Px,Pyを特定することが可能となる。
また、複雑な層構造や電極構造を必要とせず、第2導電層15を網目状に形成すると共に、検出電極13A〜13Dや固定電位電極16についても、それぞれ第1導電層12の四隅や第2導電層15の端部に形成するだけでよいので、従来と比べて構成を複雑化することなく、接触体6の位置座標Px,Pyを入力することができる。
さらに、接触体6が容量検出部1に接触してないときの位置座標をオフセット電圧(offsetx,offsety)として求め、接触体6が容量検出部1に接触しているときにはこのオフセット電圧を用いて誤差を補正するようにしたので、高い位置精度で接触体6の位置座標Px,Pyを特定することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、容量検出部1において、基板である基材11の表面に、導電層や絶縁層などが形成されている場合の例について説明してきたが、例えば図5に示した容量検出部7のように、基材11が絶縁層14を兼ねているように構成してもよい。具体的には、絶縁層14としての基材11の表面に、容量検出部1と同様に第2導電層15および表面保護層17Aを、基材11の裏面に、第1導電層12および検出電極13A〜13Dに加え、裏面側の表面保護層17Bを、それぞれ形成するようにする。このように構成した場合も、図6(A),(B)に断面図で示したように、実施の形態の場合と同様に、接触体6が接触してないときには「C4」であった静電容量が、接触しているときには「C4+(C2×C5)/(C2+C5)」となり、静電容量の値が変化する(電界についても、電界E3から電界E4へ変化する)。また、この場合も位置座標入力装置の使用状況などにはよらず、接触面61と第1および第2導電層12,15との間に常に電流ループI2が形成される。したがって、上記実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。さらに、このように構成する場合には、基材11の両面に積層構造を形成することになるので、実施の形態のように基材11の表面のみに形成する場合と比べ、製造工程をより簡素化し、製造コストを下げることが可能となる。
また、上記実施の形態では、第2導電層15を、一様な網目状により形成した場合の例について説明してきたが、例えば図7に上面図で示した容量検出部8Aように、第2導電層85Aにおける網目間の開口が、第2導電層85Aの端部(具体的には、図7の場合、検出電極13A〜13Dの位置)から中心部へ向けて、徐々に大きくなるように構成してもよい。このように構成した場合、第2導電層85Aの端部から中心部へ向けて、開口を通り抜ける電界の大きさが徐々に大きくなる(電気力線の数が徐々に多くなる)ことから、端部から中心部へ向けて第2導電層85Aのインピーダンスが大きくなるのを打ち消すように作用し、中心部において位置座標Px,Pyを検出する感度が高まる。よって、上記実施の形態における効果に加え、容量検出部8A内の位置によらず、位置座標Px,Pyを均一な感度で検出することが可能となる。
また、例えば図8に上面図で示した容量検出部8Bように、第2導電層85Bにおける網目の幅が、第2導電層85Bの端部(具体的には、図8の場合も、検出電極13A〜13Dの位置)から中心部へ向けて、徐々に太くなるように構成してもよい。このように構成した場合、第2導電層85Bの端部から中心部へ向けて第2導電層85Bのインピーダンスが小さくなることから、図7の場合と同様に、中心部において位置座標Px,Pyを検出する感度が高まる。よって、この場合も上記実施の形態における効果に加え、インピーダンスによる影響をも考慮することができることから、容量検出部8B内の位置によらず、位置座標Px,Pyをより均一な感度で検出することが可能となる。
また、上記実施の形態では、4つの検出電極13A〜13Dがそれぞれ、第1導電層12の四隅に配置されている場合に例について説明してきたが、これら検出電極の配置および数はこの場合の例には限られず、第1導電層12の端部から、基準信号が入力されるように構成すればよい。なお、上記実施の形態のように、4つの検出電極をそれぞれ第1導電層12の四隅に配置した場合、発生する電界において等電位面が形成しやすくなることから、位置座標Px,Pyの検出感度が向上するので好ましい。
また、上記実施の形態では、第1導電層12と第2導電層15との間に生ずる所定の電位差は、交流の基準信号と直流の固定電位V1との間の電位差によってなされている場合の例について説明してきたが、所定の電位差をなすものはこれらには限られず、所定の電位差が生じていればよい。
また、上記実施の形態において説明した各層の材料および厚み、または成膜方法および成膜条件などは限定されるものではなく、他の材料および厚みとしてもよく、また他の成膜方法および成膜条件としてもよい。例えば、上記実施の形態では、容量検出部1が透明または半透明の材料により構成されている場合に例ついて説明してきたが、必ずしも透明または半透明の材料により構成されているとは限らず、この位置座標入力装置の用途に応じて、不透明材料により構成するようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、座標入力装置および容量検出部1の構成を具体的に挙げて説明したが、全ての構成要素または全ての層を備える必要はなく、また、他の構成要素または他の層を備えていてもよい。
なお、本発明の座標入力装置は、例えば図9に示したような表示装置9に適用することができる。具体的には図10に示したように、例えば本発明の容量検出部1(あるいは容量検出部7,8A,8Bなど)を透明材料などにより形成すると共に、例えば有機または無機のEL(ElectroLuminescence)ディスプレイやLCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示パネル90上に配置するように構成すればよい。このように構成してなる表示装置9は、表示パネル90からの出射光LOによって映像を表示すると共に、図9に示したように、接触体6による容量検出部1への接触面61の位置座標をも表示することが可能である。特に、この表示装置9が携帯型のものであっても、その使用状況などによらず、位置座標を特定して入力することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る座標入力装置の全体構成を表す機能ブロック図である。 図1に示した容量検出部の構成の一例を表す斜視図である。 図1に示した容量検出部の構成の一例を表す上面図および断面図である。 位置座標の特定処理の一例を説明するための断面図である。 容量検出部の構成の他の例を表す斜視図である。 位置座標の特定処理の他の例を説明するための断面図である。 容量検出部の構成の他の例を表す上面図である。 容量検出部の構成の他の例を表す上面図および断面図である。 本発明の座標入力装置を用いた表示装置の構成の一例を表す模式図である。 本発明の座標入力装置を用いた表示装置の構成の一例を表す断面図である。 従来の座標入力装置における容量検出部の構成の一例を表す上面図および断面図である。 従来の座標入力装置における容量検出部の構成の他の例を表す上面図である。
符号の説明
1,7,8A,8B…容量検出部、11…基材、12…第1導電層、13A〜13D…検出電極、14…絶縁層、15,85A,85B…第2導電層、16…固定電位電極、17,17A,17B…表面保護層、2…電流検出部、3A〜3D…差動実効値検波回路、4…誤差補正回路、5…位置座標演算部、51〜53…加算回路、54,55…除算回路、6…接触体、61…接触面、9…表示装置、90…表示パネル、Ia〜Id…検出電流、Ra〜Rd…抵抗器、V1…固定電位、V2…基準信号電源、Va〜Vd…実効値電圧、Px,Py…位置座標、C1〜C5…静電容量、E1〜E4…電界、I1,I2…電流ループ、LO…出射光。

Claims (8)

  1. 静電容量を検出する容量検出部を有すると共にこの容量検出部により検出された静電容量の変化に基づいて選択された位置の座標成分を特定する座標入力装置であって、
    前記容量検出部は、
    一様に形成された第1導電層と、
    前記第1導電層上に形成された絶縁層と、
    前記絶縁層上に網目状に形成されると共に前記第1導電層との間に所定の電位差を有する第2導電層と
    を有し、
    前記第2導電層における網目間の開口が、第2導電層の端部から中心部へ向けて、徐々に大きくなっている
    座標入力装置。
  2. 前記容量検出部は、前記第1導電層上の四隅に形成された4つの電極を有し、
    前記所定の電位差は、前記4つの電極を介して印加される電圧によるものであ
    求項1に記載の座標入力装置。
  3. 前記絶縁層が、前記容量検出部の基板を兼ねており、
    前記基板の一方の面側に前記第1導電層が、前記基板の他方の面側に前記第2導電層がそれぞれ形成されてい
    求項1に記載の座標入力装置。
  4. 映像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネル上に形成され、静電容量を検出する容量検出部を有すると共にこの容量検出部により検出された静電容量の変化に基づいて選択された位置の座標成分を特定する座標入力手段と
    を備え、
    前記容量検出部は、
    一様に形成された第1導電層と、
    前記第1導電層上に形成された絶縁層と、
    前記絶縁層上に網目状に形成されると共に前記第1導電層との間に所定の電位差を有する第2導電層と
    を有し、
    前記第2導電層における網目間の開口が、第2導電層の端部から中心部へ向けて、徐々に大きくなっている
    表示装置。
  5. 静電容量を検出する容量検出部を有すると共にこの容量検出部により検出された静電容量の変化に基づいて選択された位置の座標成分を特定する座標入力装置であって、
    前記容量検出部は、
    一様に形成された第1導電層と、
    前記第1導電層上に形成された絶縁層と、
    前記絶縁層上に網目状に形成されると共に前記第1導電層との間に所定の電位差を有する第2導電層と
    を有し、
    前記第2導電層における網目の幅が、第2導電層の端部から中心部へ向けて、徐々に太くなっている
    座標入力装置。
  6. 前記容量検出部は、前記第1導電層上の四隅に形成された4つの電極を有し、
    前記所定の電位差は、前記4つの電極を介して印加される電圧によるものである
    請求項5に記載の座標入力装置。
  7. 前記絶縁層が、前記容量検出部の基板を兼ねており、
    前記基板の一方の面側に前記第1導電層が、前記基板の他方の面側に前記第2導電層がそれぞれ形成されている
    請求項5に記載の座標入力装置。
  8. 映像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネル上に形成され、静電容量を検出する容量検出部を有すると共にこの容量検出部により検出された静電容量の変化に基づいて選択された位置の座標成分を特定する座標入力手段と
    を備え、
    前記容量検出部は、
    一様に形成された第1導電層と、
    前記第1導電層上に形成された絶縁層と、
    前記絶縁層上に網目状に形成されると共に前記第1導電層との間に所定の電位差を有する第2導電層と
    を有し、
    前記第2導電層における網目の幅が、第2導電層の端部から中心部へ向けて、徐々に太くなっている
    表示装置。
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