JP4224511B2 - 芳香族カーボネート類を工業的に製造する方法 - Google Patents
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Description
〔特許文献34〕:特開平11−92429号公報(欧州特許1016648号明細書、米国特許第6262210号明細書)参照)
〔特許文献35〕:特開平9−255772号公報(欧州特許0892001号明細書、米国特許第5747609号明細書参照)
1.ジアルキルカーボネートと芳香族モノヒドロキシ化合物とのエステル交換反応によって得られるアルキルアリールカーボネートを原料として、ジアリールカーボネートを主生成物とする芳香族カーボネート類の製造方法であって、
(i)該原料を、触媒が存在する連続多段蒸留塔内に連続的に供給する工程と、
(ii)ジアルキルカーボネートとジアリールカーボネートを生成するように、該原料を反応させる工程と、
(iii)生成するジアルキルカーボネートを含む低沸点反応混合物を塔上部よりガス状で連続的に抜出し、ジアリールカーボネートを含む高沸点反応混合物を塔下部より液状で連続的に抜出す工程と、を含み、
(a)該連続多段蒸留塔内に連続的に供給される該原料が、該原料の質量に対して、5〜38質量%の該ジアルキルカーボネートと5〜61質量%の該芳香族モノヒドロキシ化合物を含み、
(b)該連続多段蒸留塔が、長さL(cm)、内径D(cm)の円筒形の胴部の上下に鏡板部を有し、内部に段数nをもつインターナルを有する構造をしており、塔頂部またはそれに近い塔の上部に内径d1(cm)のガス抜出し口、塔底部またはそれに近い塔の下部に内径d2(cm)の液抜出し口、該ガス抜出し口より下部であって塔の上部および/または中間部に少なくとも1つの導入口、該液抜出し口より上部であって塔の下部に少なくとも1つの導入口を有するものであって、
(1)長さL(cm)が式(1)を満足するものであり、
1500 ≦ L ≦ 8000 式(1)
(2)塔の内径D(cm)が式(2)を満足するものであり、
100 ≦ D ≦ 2000 式(2)
(3)長さL(cm)と塔の内径D(cm)の比が、式(3)を満足するものであり、
2 ≦ L/D ≦ 40 式(3)
(4)段数nが式(4)を満足するものであり、
10 ≦ n ≦ 80 式(4)
(5)塔の内径D(cm)とガス抜出し口の内径d1(cm)の比が、式(5)を満足するものであり、
2 ≦ D/d1 ≦ 15 式(5)
(6)塔の内径D(cm)と液抜出し口の内径d2(cm)の比が、式(6)を満足するものであり、
5 ≦ D/d2 ≦ 30 式(6)
であることを特徴とする方法、
2.前記工程(ii)にて、蒸留も同時に行われることを特徴とする前項1に記載の方法、
3.ジアリールカーボネートを主生成物とする該芳香族カーボネート類が連続的に製造され、該ジアリールカーボネートの生産量が、1時間あたり1トン以上であることを特徴とする前項1または2に記載の方法、
を提供する。
また、本発明に係る製造法の別の態様では、
4.ジアルキルカーボネートと芳香族モノヒドロキシ化合物とのエステル交換反応によって得られるアルキルアリールカーボネートを原料とし、この原料を触媒が存在する連続多段蒸留塔内に連続的に供給し、該塔内で反応と蒸留を同時に行い、生成するジアルキルカーボネートを含む低沸点反応混合物を塔上部よりガス状で連続的に抜出し、ジアリールカーボネートを含む高沸点反応混合物を塔下部より液状で連続的に抜出す反応蒸留方式によって、ジアリールカーボネートを主生成物とする芳香族カーボネート類を連続的に製造するにあたり、
(a)該連続多段蒸留塔内に連続的に供給される該原料が、該原料の質量に対して、5〜38質量%の該ジアルキルカーボネートと5〜61質量%の該芳香族モノヒドロキシ化合物を含み、
(b)該連続多段蒸留塔が、長さL(cm)、内径D(cm)の円筒形の胴部の上下に鏡板部を有し、内部に段数nをもつインターナルを有する構造をしており、塔頂部またはそれに近い塔の上部に内径d1(cm)のガス抜出し口、塔底部またはそれに近い塔の下部に内径d2(cm)の液抜出し口、該ガス抜出し口より下部であって塔の上部および/または中間部に1つ以上の導入口、該液抜出し口より上部であって塔の下部に1つ以上の導入口を有するものであって、
(1)長さL(cm)が式(1)を満足するものであり、
1500 ≦ L ≦ 8000 式(1)
(2)塔の内径D(cm)が式(2)を満足するものであり、
100 ≦ D ≦ 2000 式(2)
(3)長さL(cm)と塔の内径D(cm)の比が、式(3)を満足するものであり、
2 ≦ L/D ≦ 40 式(3)
(4)段数nが式(4)を満足するものであり、
10 ≦ n ≦ 80 式(4)
(5)塔の内径D(cm)とガス抜出し口の内径d1(cm)の比が、式(5)を満足するものであり、
2 ≦ D/d1 ≦ 15 式(5)
(6)塔の内径D(cm)と液抜出し口の内径d2(cm)の比が、式(6)を満足するものであり、
5 ≦ D/d2 ≦ 30 式(6)
ことを特徴とするジアリールカーボネートを主生成物とする芳香族カーボネート類の工業的製造方法、
5.ジアリールカーボネートの生産量が、1時間あたり1トン以上であることを特徴とする前項4に記載の方法、
6.該原料が、該原料の質量に対して、0.5〜15質量%のアルキルアリールエーテルをさらに含むものであることを特徴とする前項1ないし5のうち何れか一項に記載の方法、
7.該d1と該d2が式(7)を、
1 ≦ d1/d2 ≦ 6 式(7)
満足することを特徴とする前項1ないし6のうち何れか一項に記載の方法、
8.該連続多段蒸留塔のL、D、L/D、n、D/d1、D/d2 がそれぞれ、2000 ≦ L ≦ 6000、 150 ≦ D ≦ 1000、 3 ≦ L/D ≦30、 15 ≦ n ≦ 60、 2.5 ≦ D/d1 ≦ 12、 7 ≦D/d2 ≦ 25であることを特徴とする前項1ないし7のうち何れか一項に記載の方法、
9.該連続多段蒸留塔のL、D、L/D、n、D/d1、D/d2 がそれぞれ、2500 ≦ L ≦ 5000、 200 ≦ D ≦ 800、 5 ≦ L/D ≦ 15、 20 ≦ n ≦ 50、 3 ≦ D/d1 ≦ 10、 9 ≦ D/d2 ≦ 20であることを特徴とする前項1ないし8のうち何れか一項に記載の方法、
10.該連続多段蒸留塔が、該インターナルとして充填物およびトレイを有する蒸留塔であることを特徴とする前項1ないし9のうち何れか一項に記載の方法、
11.該連続多段蒸留塔が、該インターナルとして充填物を上部に、トレイを下部に有する蒸留塔であることを特徴とする前項10に記載の方法、
12.インターナルの該充填物が規則充填物であることを特徴とする前項9または10に記載の方法、
13.インターナルの該トレイが多孔板部とダウンカマー部を有する多孔板トレイであることを特徴とする前項10または11に記載の方法、
14.インターナルの該充填物が1基または2基以上の規則充填物であり、該トレイが多孔板部とダウンカマー部を有する多孔板トレイであることを特徴とする前項10または11に記載の方法、
15.該規則充填物が、メラパック、ジェムパック、テクノパック、フレキシパック、スルザーパッキング、グッドロールパッキング、グリッチグリッドから選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする前項12または14に記載の方法、
16.該多孔板トレイが該多孔板部の面積1m2あたり100〜1000個の孔を有するものであることを特徴とする前項13または14に記載の方法、
17.該多孔板トレイの孔1個あたりの断面積が0.5〜5cm2であることを特徴とする前項13、14、16のうち何れか一項に記載の方法、
18.該規則充填物が、メラパック、ジェムパック、テクノパック、フレキシパック、スルザーパッキング、グッドロールパッキング、グリッチグリッドから選ばれた少なくとも一種であり、該多孔板トレイが該多孔板部の面積1m2あたり100〜1000個の孔を有するものであり、該多孔板トレイの孔1個あたりの断面積が0.5〜5cm2であることを特徴とする前項14に記載の方法、
を提供する。
を提供することができる。
本発明の原料であるアルキルアリールカーボネートを得るために用いられるジアルキルカーボネートとは、一般式(8)で表されるものである。
R1OCOOR1 (8)
ここで、R1は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数3〜10の脂環族基、炭素数6〜10のアラールキル基を表す。このようなR1としては、例えば、メチル、エチル、プロピル(各異性体)、アリル、ブチル(各異性体)、ブテニル(各異性体)、ペンチル(各異性体)、ヘキシル(各異性体)、ヘプチル(各異性体)、オクチル(各異性体)、ノニル(各異性体)、デシル(各異性体)、シクロヘキシルメチル等のアルキル基;シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等の脂環族基;ベンジル、フェネチル(各異性体)、フェニルプロピル(各異性体)、フェニルブチル(各異性体)、メチルベンジル(各異性体)等のアラールキル基が挙げられる。なお、これらのアルキル基、脂環族基、アラールキル基において、他の置換基、例えば低級アルキル基、低級アルコキシ基、シアノ基、ハロゲン等で置換されていてもよいし、不飽和結合を有していてもよい。
Ar1OH (9)
ここでAr1は炭素数5〜30の芳香族基を表す。このようなAr1を有する芳香族モノヒドロキシ化合物としては、例えば、フェノール;クレゾール(各異性体)、キシレノール(各異性体)、トリメチルフェノール(各異性体)、テトラメチルフェノール(各異性体)、エチルフェノール(各異性体)、プロピルフェノール(各異性体)、ブチルフェノール(各異性体)、ジエチルフェノール(各異性体)、メチルエチルフェノール(各異性体)、メチルプロピルフェノール(各異性体)、ジプロピルフェノール(各異性体)、メチルブチルフェノール(各異性体)、ペンチルフェノール(各異性体)、ヘキシルフェノール(各異性体)、シクロヘキシルフェノール(各異性体)等の各種アルキルフェノール類;メトキシフェノール(各異性体)、エトキシフェノール(各異性体)等の各種アルコキシフェノール類;フェニルプロピルフェノール(各異性体)等のアリールアルキルフェノール類;ナフトール(各異性体)及び各種置換ナフトール類;ヒドロキシピリジン(各異性体)、ヒドロキシクマリン(各異性体)、ヒドロキシキノリン(各異性体)等のヘテロ芳香族モノヒドロキシ化合物類等が用いられる。
<鉛化合物>PbO、PbO2、Pb3O4等の酸化鉛類;PbS、Pb2S等の硫化鉛類;Pb(OH)2、Pb2O2(OH)2等の水酸化鉛類;Na2PbO2、K2PbO2、NaHPbO2、KHPbO2等の亜ナマリ酸塩類;Na2PbO3、Na2H2PbO4、K2PbO3、K2[Pb(OH)6]、K4PbO4、Ca2PbO4、CaPbO3等の鉛酸塩類;PbCO3、2PbCO3・Pb(OH)2等の鉛の炭酸塩及びその塩基性塩類;Pb(OCOCH3)2、Pb(OCOCH3)4、Pb(OCOCH3)2・PbO・3H2O等の有機酸の鉛塩及びその炭酸塩や塩基性塩類;Bu4Pb、Ph4Pb、Bu3PbCl、Ph3PbBr、Ph3Pb(又はPh6Pb2)、Bu3PbOH、Ph3PbO等の有機鉛化合物類(Buはブチル基、Phはフェニル基を示す。);Pb(OCH3)2、(CH3O)Pb(OPh)、Pb(OPh)2等のアルコキシ鉛類、アリールオキシ鉛類;Pb−Na、Pb−Ca、Pb−Ba、Pb−Sn、Pb−Sb等の鉛の合金類;ホウエン鉱、センアエン鉱等の鉛鉱物類、及びこれらの鉛化合物の水和物;
<銅族金属の化合物>CuCl、CuCl2、CuBr、CuBr2、CuI、CuI2、Cu(OAc)2、Cu(acac)2、オレイン酸銅、Bu2Cu、(CH3O)2Cu、AgNO3、AgBr、ピクリン酸銀、AgC6H6ClO4、[AuC≡C−C(CH3)3]n、[Cu(C7H8)Cl]4等の銅族金属の塩及び錯体(acacはアセチルアセトンキレート配位子を表す。);
<アルカリ金属の錯体>Li(acac)、LiN(C4H9)2等のアルカリ金属の錯体;
<亜鉛の錯体>Zn(acac)2等の亜鉛の錯体;
<カドミウムの錯体>Cd(acac)2等のカドミウムの錯体;
<鉄族金属の化合物>Fe(C10H8)(CO)5、Fe(CO)5、Fe(C4H6)(CO)3、Co(メシチレン)2(PEt2Ph)2、CoC5F5(CO)7、Ni−π−C5H5NO、フェロセン等の鉄族金属の錯体;
<ジルコニウム錯体>Zr(acac)4,ジルコノセン等のジルコニウムの錯体;
<ルイス酸類化合物>AlX3、TiX3,TiX4、VOX3、VX5、ZnX2、FeX3、SnX4 (ここでXはハロゲン、アセトキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基である。)等のルイス酸及びルイス酸を発生する遷移金属化合物;
<有機スズ化合物>(CH3)3SnOCOCH3、(C2H5)3SnOCOC6H5、Bu3SnOCOCH3、Ph3SnOCOCH3、Bu2Sn(OCOCH3)2、Bu2Sn(OCOC11H23)2、Ph3SnOCH3、(C2H5)3SnOPh、Bu2Sn(OCH3)2、Bu2Sn(OC2H5)2、Bu2Sn(OPh)2、Ph2Sn(OCH3)2、(C2H5)3SnOH、Ph3SnOH、Bu2SnO、(C8H17)2SnO、Bu2SnCl2、BuSnO(OH)等の有機スズ化合物;
等の金属含有化合物が触媒として用いられる。これらの触媒は多段蒸留塔内に固定された固体触媒であってもいいし、反応系に溶解する可溶性触媒であってもよい。
具体的には、
(1)長さL(cm)が式(1)を満足するものであって、
1500 ≦ L ≦ 8000 式(1)
(2)塔の内径D(cm)が式(2)を満足するものであって、
100 ≦ D ≦ 2000 式(2)
(3)長さL(cm)と塔の内径D(cm)の比が、式(3)を満足するものであって、
2 ≦ L/D ≦ 40 式(3)
(4)段数nが式(4)を満足するものであって、
10 ≦ n ≦ 80 式(4)
(5)塔の内径D(cm)とガス抜出し口1の内径d1(cm)の比が、式(5)を満足するものであって、
2 ≦ D/d1 ≦ 15 式(5)
(6)塔の内径D(cm)と液抜出し口2の内径d2(cm)の比が、式(6)を満足するものであって、
5 ≦ D/d2 ≦ 30 式(6)
であることが必要である。
なお、本発明で用いる用語「塔頂部またはそれに近い塔の上部」とは、塔頂部から下方に約0.25Lまでの部分を意味し、用語「塔底部またはそれに近い塔の下部」とは、塔底部から上方に約0.25Lまでの部分を意味する。また、「L」は、前述の定義とおりである。
1 ≦ d1/d2 ≦ 6 式(7)
[実施例1]
<連続多段蒸留塔>
図1に示されるようなL=3100cm、D=500cm、L/D=6.2、n=30、D/d1=3.85、D/d2=11.1 である連続多段蒸留塔を用いた。なお、この実施例では、インターナルとして、上部にメラパック2基(合計理論段数11段)を設置し、下部に孔1個あたりの断面積=約1.3cm2、孔数=約250個/m2 を有する多孔板トレイを用いた。
<反応蒸留>
ジメチルカーボネート/フェノール=1.3(質量比)からなる混合物をエステル交換反応させることによって得られた、メチルフェニルカーボネートを18質量%含む混合物を原料として用いた。この原料中には、ジメチルカーボネート26質量%、アニソール6質量%、フェノール48質量%、ジフェニルカーボネート1質量%が含まれており、さらに触媒がPb(OPh)2として約100ppm含まれていた。この原料にはハロゲンは実質的に含まれていなかった(イオンクロマトグラフィーでの検出限界外で1ppb以下)。
実施例1と同じ連続多段蒸留塔を用いて、下記の条件で反応蒸留を行った。
<反応蒸留>
ジメチルカーボネート/フェノール=1.9(質量比)からなる混合物をエステル交換反応させることによって得られた、メチルフェニルカーボネートを21質量%含む混合物を原料として用いた。この原料中には、ジメチルカーボネート32質量%、アニソール5質量%、フェノール41質量%、ジフェニルカーボネート1質量%が含まれており、さらに触媒がPb(OPh)2として約250ppm含まれていた。この原料にはハロゲンは実質的に含まれていなかった(イオンクロマトグラフィーでの検出限界外で1ppb以下)。
多孔板トレイの孔1個あたりの断面積=約1.8cm2とする以外は実施例1と同じ連続多段蒸留塔を用いて、下記の条件で反応蒸留を行った。
<反応蒸留>
ジメチルカーボネート/フェノール=1.4(質量比)からなる混合物をエステル交換反応させることによって得られた、メチルフェニルカーボネートを16質量%含む混合物を原料として用いた。この原料中には、ジメチルカーボネート27質量%、アニソール7質量%、フェノール49質量%、ジフェニルカーボネート0.5質量%が含まれており、さらに触媒がPb(OPh)2として約200ppm含まれていた。この原料にはハロゲンは実質的に含まれていなかった(イオンクロマトグラフィーでの検出限界外で1ppb以下)。
Claims (18)
- ジアルキルカーボネートと芳香族モノヒドロキシ化合物とのエステル交換反応によって得られるアルキルアリールカーボネートを原料として、ジアリールカーボネートを主生成物とする芳香族カーボネート類の製造方法であって、
(i)該原料を、触媒が存在する連続多段蒸留塔内に連続的に供給する工程と、
(ii)ジアルキルカーボネートとジアリールカーボネートを生成するように、該原料を反応させる工程と、
(iii)生成するジアルキルカーボネートを含む低沸点反応混合物を塔上部よりガス状で連続的に抜出し、ジアリールカーボネートを含む高沸点反応混合物を塔下部より液状で連続的に抜出す工程と、を含み、
(a)該連続多段蒸留塔内に連続的に供給される該原料が、該原料の質量に対して、5〜38質量%の該ジアルキルカーボネートと5〜61質量%の該芳香族モノヒドロキシ化合物を含み、
(b)該連続多段蒸留塔が、長さL(cm)、内径D(cm)の円筒形の胴部の上下に鏡板部を有し、内部に段数nをもつインターナルを有する構造をしており、塔頂部またはそれに近い塔の上部に内径d1(cm)のガス抜出し口、塔底部またはそれに近い塔の下部に内径d2(cm)の液抜出し口、該ガス抜出し口より下部であって塔の上部および/または中間部に少なくとも1つの導入口、該液抜出し口より上部であって塔の下部に少なくとも1つの導入口を有するものであって、
(1)長さL(cm)が式(1)を満足するものであり、
1500 ≦ L ≦ 8000 式(1)
(2)塔の内径D(cm)が式(2)を満足するものであり、
100 ≦ D ≦ 2000 式(2)
(3)長さL(cm)と塔の内径D(cm)の比が、式(3)を満足するものであり、
2 ≦ L/D ≦ 40 式(3)
(4)段数nが式(4)を満足するものであり、
10 ≦ n ≦ 80 式(4)
(5)塔の内径D(cm)とガス抜出し口の内径d1(cm)の比が、式(5)を満足するものであり、
2 ≦ D/d1 ≦ 15 式(5)
(6)塔の内径D(cm)と液抜出し口の内径d2(cm)の比が、式(6)を満足するものである、
5 ≦ D/d2 ≦ 30 式(6)
ことを特徴とする方法。 - 前記工程(ii)にて蒸留も同時に行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- ジアリールカーボネートを主生成物とする該芳香族カーボネート類が連続的に製造され、該ジアリールカーボネートの生産量が、1時間あたり1トン以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
- ジアルキルカーボネートと芳香族モノヒドロキシ化合物とのエステル交換反応によって得られるアルキルアリールカーボネートを原料とし、この原料を触媒が存在する連続多段蒸留塔内に連続的に供給し、該塔内で反応と蒸留を同時に行い、生成するジアルキルカーボネートを含む低沸点反応混合物を塔上部よりガス状で連続的に抜出し、ジアリールカーボネートを含む高沸点反応混合物を塔下部より液状で連続的に抜出す反応蒸留方式によって、ジアリールカーボネートを主生成物とする芳香族カーボネート類を連続的に製造するにあたり、
(a)該連続多段蒸留塔内に連続的に供給される該原料が、該原料の質量に対して、5〜38質量%の該ジアルキルカーボネートと5〜61質量%の該芳香族モノヒドロキシ化合物を含み、
(b)該連続多段蒸留塔が、長さL(cm)、内径D(cm)の円筒形の胴部の上下に鏡板部を有し、内部に段数nをもつインターナルを有する構造をしており、塔頂部またはそれに近い塔の上部に内径d1(cm)のガス抜出し口、塔底部またはそれに近い塔の下部に内径d2(cm)の液抜出し口、該ガス抜出し口より下部であって塔の上部および/または中間部に1つ以上の導入口、該液抜出し口より上部であって塔の下部に1つ以上の導入口を有するものであって、
(1)長さL(cm)が式(1)を満足するものであり、
1500 ≦ L ≦ 8000 式(1)
(2)塔の内径D(cm)が式(2)を満足するものであり、
100 ≦ D ≦ 2000 式(2)
(3)長さL(cm)と塔の内径D(cm)の比が、式(3)を満足するものであり、
2 ≦ L/D ≦ 40 式(3)
(4)段数nが式(4)を満足するものであり、
10 ≦ n ≦ 80 式(4)
(5)塔の内径D(cm)とガス抜出し口の内径d1(cm)の比が、式(5)を満足するものであり、
2 ≦ D/d1 ≦ 15 式(5)
(6)塔の内径D(cm)と液抜出し口の内径d2(cm)の比が、式(6)を満足するものである、
5 ≦ D/d2 ≦ 30 式(6)
ことを特徴とするジアリールカーボネートを主生成物とする芳香族カーボネート類の工業的製造方法。 - ジアリールカーボネートの生産量が、1時間あたり1トン以上であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 該原料が、該原料の質量に対して、0.5〜15質量%のアルキルアリールエーテルをさらに含むものであることを特徴とする請求項1ないし5のうち何れか一項に記載の方法。
- 該d1と該d2が式(7)を、
1 ≦ d1/d2 ≦ 6 式(7)
満足することを特徴とする請求項1ないし6のうち何れか一項に記載の方法。 - 該連続多段蒸留塔のL、D、L/D、n、D/d1、D/d2 がそれぞれ、2000≦ L ≦ 6000、 150 ≦ D ≦ 1000、 3 ≦ L/D ≦ 30、 15 ≦ n ≦ 60、 2.5 ≦ D/d1 ≦ 12、 7 ≦ D/d2 ≦ 25であることを特徴とする請求項1ないし7のうち何れか一項に記載の方法。
- 該連続多段蒸留塔のL、D、L/D、n、D/d1、D/d2 がそれぞれ、2500≦ L ≦ 5000、 200 ≦ D ≦ 800、 5 ≦ L/D ≦ 15、 20 ≦ n ≦ 50、 3 ≦ D/d1 ≦ 10、 9 ≦ D/d2 ≦ 20であることを特徴とする請求項1ないし8のうち何れか一項に記載の方法。
- 該連続多段蒸留塔が、該インターナルとして充填物およびトレイを有する蒸留塔であることを特徴とする請求項1ないし9のうち何れか一項に記載の方法。
- 該連続多段蒸留塔が、該インターナルとして充填物を上部に、トレイを下部に有する蒸留塔であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- インターナルの該充填物が規則充填物であることを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
- インターナルの該トレイが多孔板部とダウンカマー部を有する多孔板トレイであることを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
- インターナルの該充填物が1基または2基以上の規則充填物であり、該トレイが多孔板部とダウンカマー部を有する多孔板トレイであることを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
- 該規則充填物が、メラパック、ジェムパック、テクノパック、フレキシパック、スルザーパッキング、グッドロールパッキング、グリッチグリッドから選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項12または14に記載の方法。
- 該多孔板トレイが該多孔板部の面積1m2あたり100〜1000個の孔を有するものであることを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
- 該多孔板トレイの孔1個あたりの断面積が0.5〜5cm2であることを特徴とする請求項13、14、16のうち何れか一項に記載の方法。
- 該規則充填物が、メラパック、ジェムパック、テクノパック、フレキシパック、スルザーパッキング、グッドロールパッキング、グリッチグリッドから選ばれた少なくとも一種であり、該多孔板トレイが該多孔板部の面積1m2あたり100〜1000個の孔を有するものであり、該多孔板トレイの孔1個あたりの断面積が0.5〜5cm2であることを特徴とする請求項14に記載の方法。
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