JP4224496B2 - 移動機および位置登録方法 - Google Patents

移動機および位置登録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4224496B2
JP4224496B2 JP2006028984A JP2006028984A JP4224496B2 JP 4224496 B2 JP4224496 B2 JP 4224496B2 JP 2006028984 A JP2006028984 A JP 2006028984A JP 2006028984 A JP2006028984 A JP 2006028984A JP 4224496 B2 JP4224496 B2 JP 4224496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
management server
location registration
packet
packet communication
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006028984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007235186A (ja
Inventor
勝広 野口
剛 奥泉
英生 望田
哲通 田辺
正臣 金内
健智 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
NEC Corp
Panasonic Mobile Communications Co Ltd
Original Assignee
NTT Docomo Inc
NEC Corp
Matsushita Communication Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc, NEC Corp, Matsushita Communication Industrial Co Ltd filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2006028984A priority Critical patent/JP4224496B2/ja
Priority to US11/668,894 priority patent/US8626159B2/en
Priority to CN2007100069191A priority patent/CN101014191B/zh
Priority to KR1020070009871A priority patent/KR100855196B1/ko
Priority to TW096103562A priority patent/TW200737801A/zh
Priority to EP07002129A priority patent/EP1814348B1/en
Priority to AT07002129T priority patent/ATE514306T1/de
Publication of JP2007235186A publication Critical patent/JP2007235186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4224496B2 publication Critical patent/JP4224496B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W60/00Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration
    • H04W60/02Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration by periodical registration
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/06Registration at serving network Location Register, VLR or user mobility server
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/08Mobility data transfer
    • H04W8/12Mobility data transfer between location registers or mobility servers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/02Inter-networking arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/24Interfaces between hierarchically similar devices between backbone network devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、自機の位置情報を登録する移動機および位置登録方法に関する。
現在において、音声通話およびパケット通信を行うことができる携帯電話機等の移動機が一般に知られている。この移動機は、予め定められた時間で、パケット通信用管理サーバ(例えばSGSN、すなわちServing GPRS Support Node)に対して自機の位置を登録し、また音声通話用管理サーバ(例えばVLR/MSC、すなわちVisitor Location Register/Mobile Switching Center)に対して自機の位置を登録することができる。
このように、移動機は、予め定められた時間ごとに位置情報をそれぞれの管理サーバに対して登録することができるため、管理サーバ側では、移動機がどこに位置しているのかを把握することができ、移動機に対する呼び出し処理などを行うことができる。なお、位置情報を登録することができる技術として下記特許文献1に記載されている技術が知られている。この特許文献1には、移動局の移動速度の遅速に拘わらず、必要最小限の位置登録通信で移動局の位置を高精度に効率良く管理する位置情報通知方法及び装置が記載されている。
特開2000−23232号公報
ところで、ネットワークの輻輳を防止するために、発信規制及び着信規制を含めた通信規制が行われることがある。具体的には、移動機の位置確認などのための情報としての報知情報が、基地局から移動機に対して配信されている。この報知情報には、任意の端末に対する通信規制が発生したことを示す情報が含まれており、この報知情報を受信した移動機は、自機が通信規制の対象であるか否かを判断することができる。この通信規制には、パケット通信の規制及び音声通話の規制のいずれか、または両方である場合がある。
一方、移動機は、タイマにより計時された、予め定められた時間(例えば54分)ごとにパケット通信用管理サーバに位置登録を行い、パケット通信用管理サーバから音声通話用管理サーバに対する位置登録(いわゆるCombined Update)を行わせることにより、予め定められた時間(例えば54分)ごとにパケット通信用管理サーバおよび音声通話用管理サーバに対して位置登録を行わせている。
しかし、パケット通信用管理サーバにおいて通信規制状態となったとき、このようなCombined Updateを行うことができない。このため、現在のシステムでは、パケット通信用管理サーバにおいて通信規制状態となった場合には、移動機はタイマの計時周期を切り替えて、少なくとも音声通話用管理サーバ(パケット通信用管理サーバの通信規制が解除された場合には、当該パケット通信用管理サーバを含む)に対して予め定められた時間(例えば、上記54分より長く設定された180分)ごとに位置登録を行わせるように構成されている。このように音声通話用管理サーバに対して位置登録を行うことにより、少なくとも音声通話を行うための呼び出し処理を音声通話用管理サーバは行うことができる。
この構成によれば、パケット通信用管理サーバにおいて通信規制状態となった場合に、パケット通信用管理サーバが移動機の位置を把握することができるのは、180分を経過した後となる。すなわち、移動機の位置を長時間把握することができない。このため、例えばパケット通信用管理サーバの通信規制が解除されたとしても、位置登録されていないことから、移動機に対する呼び出し処理を行うことができないという問題が生じる。
そこで、上述の課題を解決するために、本発明は、パケット通信の通信規制が発生して位置登録を行うことができない状態となった場合でも、通信規制が解除した場合には迅速に位置登録を行うことができる移動機および位置登録方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の移動機は、パケット通信を行うための通信端末の位置情報を記憶するパケット通信用管理サーバに対して所定のパケット用時間ごとに位置登録を行うとともに、当該位置登録に基づいて前記パケット通信用管理サーバから、音声通話を行うための通信端末の位置情報を記憶する音声通話用管理サーバに対して、位置登録を行わせるコンバイン位置登録を行うとともに、前記パケット通信用管理サーバにおいて通信規制が発生したときには、前記音声通信用管理サーバに対して前記パケット用時間より長く設定された音声用時間ごとに位置登録を行う移動機において、予め定められたパケット用時間を計時するパケット通信用計時手段と、上記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行う位置登録手段と、上記パケット通信用管理サーバにおいて通信規制が発生した場合、上記パケット通信用計時手段が予め定められたパケット用時間を計時すると当該パケット通信用計時手段の計時動作を一時停止するよう制御する計時制御手段と、上記パケット通信用計時手段が計時するパケット用時間ごとに、上記位置登録手段による上記パケット通信用管理サーバに位置登録を行わせるとともに、上記パケット通信用管理サーバにおける通信規制が解除された場合であって、上記計時制御手段により上記パケット通信用計時手段の計時動作が停止状態である場合には、上記位置登録手段に対して、上記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行うよう制御する位置登録制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の位置登録方法は、パケット通信を行うための通信端末の位置情報を記憶するパケット通信用管理サーバに対して所定のパケット用時間ごとに位置登録を行うとともに、当該位置登録に基づいて前記パケット通信用管理サーバから、音声通話を行うための通信端末の位置情報を記憶する音声通話用管理サーバに対して、位置登録を行わせるコンバイン位置登録を行うとともに、前記パケット通信用管理サーバにおいて通信規制が発生したときには、前記音声通信用管理サーバに対して前記パケット用時間より長く設定された音声用時間ごとに位置登録を行う位置登録方法において、予め定められたパケット用時間で計時するパケット通信用計時ステップと、上記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行う位置登録ステップと、上記パケット通信用管理サーバにおいて通信規制が発生した場合、上記パケット通信用計時ステップにおいて、予め定められたパケット用時間が計時されると計時動作を一時停止するよう制御する計時制御ステップと、上記パケット通信用計時ステップにおいて計時されるパケット用時間ごとに、上記位置登録ステップにおける上記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行わせるとともに、上記パケット通信用管理サーバにおける通信規制が解除された場合であって、上記計時制御ステップにより上記パケット通信用計時ステップの計時動作が停止状態である場合には、上記位置登録ステップにおいて、上記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行うよう制御する位置登録制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の移動機または位置登録方法によれば、まず、予め定められたパケット用時間ごとにパケット通信用管理サーバに対する位置登録を行い、パケット通信の通信規制が発生した場合、予め定められた時間を繰り返し計時することなく予め定められたパケット用時間が計時されたことをもって計時動作を一時停止するよう制御する。そして、パケット通信の通信規制が解除された場合であって、計時動作が停止されている場合には、パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行うよう制御することができる。
これにより、パケット通信用管理サーバにおいて、移動機の位置を把握することができず、パケット通信用管理サーバの管理エリアに移動機が存在しないと誤って判断してしまうことを防止することができる。よって、パケット通信用管理サーバにおいては、通信規制が解除した場合には迅速に位置登録が行われ、移動機の存在を正しく把握することが可能となる。この結果、当該移動機に対する呼び出し処理を確実に行うことができ、移動機においては確実に着信を受けることができる。
また、移動機は、音声通話用管理サーバに対する位置登録が完了した場合に、計時動作を開始する音声通話用計時手段を更に備え、位置登録制御手段は、音声通話用計時手段により設定された音声用時間が計時された場合、音声通話用管理サーバに対する位置登録を行うよう位置登録手段を制御するのも好ましい。
これにより、音声通話用管理サーバに対する位置登録が完了した場合に、音声通話用管理サーバに対する位置登録を行うための計時動作を行う。そして、設定された時間が計時された場合、音声通話用管理サーバに対する位置登録を行うことができる。このため、音声通話用管理サーバにおいては、移動機の位置を把握することができず、音声通話用管理サーバの管理エリアに移動機が存在しないと誤って判断してしまうことを防止することができる。よって、音声通話用管理サーバは、移動機の存在を正しく把握することができるため、当該移動機に対する呼び出し処理を確実に行うことができ、移動機においては確実に着信を受けることができる。
本発明によれば、パケット通信において通信規制が発生して位置登録を行うことができない状態となった場合でも、通信規制が解除した場合には迅速に位置登録を行うことができる。
本発明は、一実施形態のために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態である移動機について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、移動機1とパケット通信用管理サーバ2と音声通話用管理サーバ3との間の通信関係を模式的に示す模式図である。また、図2は、移動機1の機能構成図である。また、図3は、移動機1のハードウェア構成図である。
移動機1は、図1に示すように、パケット通信用管理サーバ2と、音声通話用管理サーバ3とに対して、位置登録を行う携帯電話機等の通信端末である。移動機1は、他の移動機(図示せず)との間で音声通話及びパケット通信といった通信を行う場合、それぞれの管理サーバに対して自機の位置を登録しておく必要がある。移動機1は、このような位置登録を行う通信端末であれば特に限定されず、PDAまたはパーソナルコンピュータ等であってもよい。ここでは、移動機1は、携帯電話機であるとして説明する。
なお、移動機1と、パケット通信用管理サーバ2または音声通話用管理サーバ3との間には、移動機1とこれら管理サーバとの間で行われる音声通話、パケット通信、位置登録通信といった通信を中継する通信網NWと、移動機1を管理する無線制御装置19(例えばRNC、すなわちRadio Network Controller)とが介在している。無線制御装置19は、管理エリア内にある基地局を介して移動機1を管理している。
パケット通信用管理サーバ2は、移動機1(通信端末)の位置情報をパケット通信用として記憶するサーバ(例えばSGSN)である。すなわち、パケット通信用管理サーバ2は、移動機1から行われる位置登録を、通信網NWを介して受け付けて、この移動機1の位置情報をパケット通信用として記憶するサーバ(PSドメインサーバ)である。この位置情報は、経路R1または経路R2を通ることとなる(経路R1及び経路R2のそれぞれが選択される条件については後述する)。位置情報をパケット通信用として記憶して登録することによって、移動機1と他の移動機との間のパケット通信を行わせることができるようになる。パケット通信用管理サーバ2は、物理的には、CPU(中央演算処理装置)といった演算装置、メモリといった記憶装置、ハードディスクといった格納装置、モデム及びLANカードといった通信装置、マウス及びキーボードといった入力装置、ディスプレイといった表示装置等を備えたコンピュータ(又はコンピュータの集合体)として構成されている。
音声通話用管理サーバ3は、移動機1(通信端末)の位置情報を音声通話用として記憶するサーバ(例えばVLR/MSN)である。すなわち、音声通話用管理サーバ3は、移動機1から行われる位置登録を、通信網NWを介して受け付けて、この移動機1の位置情報を音声通話用として記憶するサーバ(CSドメインサーバである。この位置登録は、移動機1からパケット通信用管理サーバ2を経由して間接的に行われる場合(経路R1)と、移動機1からパケット通信用管理サーバ2を経由せずに直接的に行われる場合(経路R3)とがある(経路R1及び経路R3のそれぞれが選択される条件については後述する)。位置情報を音声通話用として記憶して登録することによって、移動機1と他の移動機との間の音声通話を行わせることができるようになる。音声通話用管理サーバ3は、物理的には、パケット通信用管理サーバ2と同様の構成を有している。
引き続いて、移動機1の各構成要素について説明する。移動機1は、機能的には、図2に示すように、受信部11と、計時制御部12(計時制御手段)と、パケット計時部13(パケット通信用計時手段)と、音声計時部14(音声通話用計時手段)と、位置登録制御部15(位置登録制御手段)と、位置登録部16(位置登録手段)とを備えている。なお、これら機能的な構成要素それぞれを物理的に分散させて、これら構成要素の集合体を移動機1としてもよい。
また、移動機1は、物理的には、図3に示すように、CPU101(中央演算処理装置)といった演算装置、RAM102及びROM103といった記憶装置、テンキー等のボタンといった操作部104、基地局と通信可能な無線通信モジュール105、及び移動機1のユーザに対して自機の状態などを表示するディスプレイ106などを含む携帯電話機として構成されている。図2において説明した計時制御部12と、パケット計時部13と、音声計時部14と、位置登録制御部15との各機能は、図3に示すCPU101、RAM102、ROM103等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、操作部104に基づくCPU101の制御のもとで無線通信モジュール105、ディスプレイ106を動作させるとともに、RAM102におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
以下、図2を用いて各機能要素について詳細に説明する。
受信部11は、パケット通信用管理サーバ2及び音声通話用管理サーバ3等のサーバから、報知情報等を含む各種情報を、基地局(図示せず)を経由して受信する部分である。報知情報には、移動機1の位置確認などのための位置確認情報と、任意の移動機に対する通信規制(発信規制及び着信規制を含む)が発生したことを示す通信規制情報と、音声通話用管理サーバ3に対する位置登録の時間周期を示す時間情報が含まれている。報知情報は、所定時間(例えば数秒〜数分)ごとに移動機1に送信される。移動機1がこの報知情報を受信することにより、自機が通信規制の対象であるか否かが判断可能となる。なお、この通信規制には、パケット通信の規制及び音声通話の規制のいずれか、または両方である場合がある。
計時制御部12は、パケット通信用管理サーバ2においてパケット通信規制が発生したことを示す報知情報を受信部11が受信した場合(すなわち、パケット通信用管理サーバ2において着信を含む通信規制が発生した場合)、パケット計時部13が予め定められた時間(例えば54分)を計時した後で(計測すると)パケット計時部13の計時動作を一時停止するよう制御する部分である。パケット計時部13は、後述するように、予め定められた時間を計時する部分である。
パケット計時部13は、予め定められた時間(例えば54分)を繰り返し計時するタイマである。この時間は、後述するように、パケット通信用管理サーバ2における通信規制が発生していない間に、移動機1の位置情報が自動的にパケット通信用としてパケット通信用管理サーバ2に登録される周期を定めたものである。
音声計時部14は、音声通話用管理サーバ3に対する位置登録処理を行うための計時動作の実行を開始するタイマであり、音声通話用管理サーバ3に対する位置登録処理が完了したときに計時動作を開始する。音声計時部14が計時する計時時間は、パケット計時部13における時間(例えば54分)より長く設定されている場合があり、例えば180分である。この計時時間は、後述するように、移動機1の位置情報が自動的に音声通話用として音声通話用管理サーバ3には登録されることが停止されている時間である。
位置登録制御部15は、パケット計時部13が計時する時間(例えば54分)ごとに、位置登録部16によるパケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行わせるよう制御する部分である。位置登録部16は、後述するように、上記2つの管理用サーバに対する位置登録を行う部分である。また、位置登録制御部15は、パケット通信用管理サーバ2における通信規制が解除された場合であって、計時制御部12によりパケット計時部13の計時動作が停止状態である場合には、位置登録部16に対して、パケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行うよう制御する。この位置登録が行われるときに、パケット計時部13は、計時動作を再開する。さらに、位置登録制御部15は、音声計時部14により設定された時間(例えば180分)が計時された場合、音声通話用管理サーバ3に対する移動機1の位置登録を行うよう位置登録部16を制御する。
位置登録部16は、パケット通信用管理サーバ2または音声通話用管理サーバ3に対する、移動機1の位置登録を行う部分である。パケット通信用管理サーバ2において通信規制が発生されていないことが報知情報によって示されている場合、位置登録部16は、予め定められた時間(例えば54分ごと)でパケット通信用管理サーバ2に対する位置登録(Combeind Update処理を含む)を行う。また、音声計時部14により設定された時間(例えば180分)が計時された場合に、音声通話用管理サーバ3に対する位置登録を行う。
引き続いて、パケット通信用管理サーバ2及び音声通話用管理サーバ3における通信規制の発生状況に応じて変化する、計時動作及び位置登録のタイミングについて、図4を用いて説明する。図4は、通信規制の発生状況の一例に応じて変化する、計時動作及び位置登録のタイミングを模式的に示す模式図である。
図4は、図4(a)〜図4(d)の4つの部分から構成されている。また、図4(a)〜(d)のそれぞれは以下の3つの部分から構成されている。すなわち、パケット通信用管理サーバ2及び音声通話用管理サーバ3における通信規制の発生状況を示す部分と、パケット計時部13の計時動作(白矢印)及びパケット通信用管理サーバ2に対する位置登録のタイミングを示す部分と、音声計時部14の計時動作(黒矢印)及び音声通話用管理サーバ3に対する位置登録のタイミングを示す部分とから構成されている。上記2つの管理サーバのそれぞれにおいて、通信規制が発生しておらず通信可能な場合はマル印で、また、通信規制が発生しており通信不可能な場合はバツ印で示されている。また、位置登録のタイミングはQ1〜Q5で示されている。また、図4の横軸は時間軸(time)を示しており、T1からT8までの時間の経過とともに図4(a)から図4(d)まで順に遷移していることが示されている。
まず、図4(a)に示すように、パケット通信用管理サーバ2及び音声通話用管理サーバ3の両方において通信規制が発生しておらず通信可能な場合は、位置登録が、移動機1からパケット通信用管理サーバ2に対して行われた後で、パケット通信用管理サーバ2から音声通話用管理サーバ3に対して行われる(図1に示した経路R1)。これが、いわゆるCombined Updateといわれる種類の位置登録であり、周期的に行われる。このようにパケット通信用管理サーバ2における通信規制が発生していない間は、予め定められた時間(例えば54分)ごとに(T1)、移動機1の位置情報が自動的にパケット通信用としてパケット通信用管理サーバ2に登録される。またこの位置登録の後で、パケット通信用管理サーバ2により、移動機1の位置情報が自動的に音声通話用として音声通話用管理サーバ3に登録される(Q1)。また、この位置登録が行われるときに、パケット計時部13は、計時動作を再開する。
次に、図4(b)に示すように、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が発生すると(T2)、このような通信規制が報知情報によって移動機1において認識される。このとき、計時制御部12が、パケット計時部13に対して、予め定められた時間(例えば54分)を計時した後(T3)で計時動作を一時停止するよう制御する。この制御に従って、パケット計時部13の計時動作が一時停止される。またこのとき(T3)同時に、パケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3に位置登録ができていない状態であると移動機1が認識した場合、少なくとも規制されていない音声通話用管理サーバ3への位置登録を行う制御を開始する。音声通話用管理サーバへの位置登録が成功し、移動機1がこの位置登録に対する応答を受けると、音声計時部14が、報知情報で示されている時間情報(例えば180分)に従って計時動作の実行を開始する。
次に、図4(c)に示すように、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が解除され、かつ、音声通話用管理サーバ3において通信規制が発生すると(T4)、このような通信規制が報知情報によって移動機1において認識される。ここで、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が解除されている状態であるか否かと、パケット計時部13の計時動作が一時停止されている状態であるか否かとが、移動機1において判断される。パケット通信用管理サーバ2において通信規制されている状態である場合、または、パケット計時部13の計時動作が進行中である場合、移動機1は新たな報知情報を受信するまで待機する。一方、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が解除されている状態であり、かつ、パケット計時部13の計時動作が一時停止されている状態であるとき、位置登録制御部15が、位置登録部16に対して、パケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行うよう制御する。このため、移動機1の位置情報が自動的にパケット通信用としてパケット通信用管理サーバ2に登録される(Q3、図1に示した経路R2)。また、この位置登録が行われるときに、パケット計時部13は、計時動作を再開する。そして、パケット計時部13において、予め定められた時間(例えば54分)が経過すると(T5)、移動機1の位置情報が自動的にパケット通信用としてパケット通信用管理サーバ2に登録される(Q4、図1に示した経路R2)。また、この位置登録が行われるときに、パケット計時部13は、計時動作を再開する。
次に、図4(d)に示すように、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が発生し、かつ、音声通話用管理サーバ3において通信規制が解除されると(T6)、このような通信規制が報知情報によって移動機1において認識される。このとき、パケット計時部13および音声計時部14における計時動作が完了していないため、いずれの位置登録も行われない。この後で、音声計時部14により設定された時間(例えば180分)が計時されると(T7)、位置登録制御部15は、音声通話用管理サーバ3に対する移動機1の位置登録を行うよう位置登録部16を制御する。このため、移動機1の位置情報が自動的に音声通話用として音声通話用管理サーバ3に登録される(Q5、図1に示した経路R3)。この登録完了の応答を受けると、音声計時部14は再度、所定時間計時する。
なお、音声計時部14により設定された時間(例えば180分)が計時されたときに、パケット通信用管理サーバ2においても通信規制が解除されていた場合、このような通信規制が報知情報によって移動機1において認識される。そして、パケット通信用管理サーバに対する位置登録が行われ、次に、パケット通信用管理サーバから音声通話用管理サーバに対する位置登録(いわゆるCombined Update)が行われる。
さらにこの後で、計時制御部12が、パケット計時部13に対して、予め定められた時間(例えば54分)を計時した後(T8)で計時動作を一時停止するよう制御する。この制御に従って、パケット計時部13の計時動作が一時停止される。
つぎに、図4(c)で示されたパケット通信用管理サーバ2が通信規制状態であり、音声通話用管理サーバ3が通信規制解除状態である場合から、パケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3ともに通信規制解除状態であるとした場合に遷移した場合について説明する。図5は、通信規制の発生状況の一例に応じて変化する、計時動作及び位置登録のタイミングを模式的に示す模式図であり、図5(e)で示すように、パケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3ともに通信規制解除状態であるとした場合について記載されている点で、図4と相違している。
図5(e)に示すように、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が解除された状態であって、かつ、音声通話用管理サーバ3において通信規制が解除されると(T6)、このような解除状態が報知情報によって移動機1において認識される。このとき、パケット計時部13および音声計時部14における計時動作が完了していないため、いずれの位置登録も行われない。
そして、音声計時部14が、予め定められた時間を計時した後(T7)、パケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3の通信規制が解除されている場合には、移動機1の位置情報が自動的にパケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3に登録される。このとき、パケット通信用管理サーバ2から音声通話用管理サーバ3に対する位置登録(いわゆるCombined Update)が行われる(Q5、図1に示した経路R1)。また、この動作を行うとともに、パケット計時部13および音声計時部14の計時動作をリセットする。そして、パケット計時部13のみが再度計時動作を開始する。
また、パケット計時部13が、予め定められた時間(例えば54分)を計時した後(T8)、移動機1の位置情報が自動的にパケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3に登録される。このとき、パケット通信用管理サーバ2から音声通話用管理サーバ3に対する位置登録(いわゆるCombined Update)が行われる(Q7、図1に示した経路R1)。そして、パケット計時部13が、計時動作の実行を開始する。
また、図6(f)に示すように、パケット通信の通信規制が解除された場合であって、かつ声通話用管理サーバ3に対しての規制が解除されている状態において、パケット計時部13の計時動作が停止されている場合には(T9)、パケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行うよう制御するとともに、パケット通信用管理サーバ2に対して音声通話用管理サーバ3に対する位置登録(Combeind Update)を行わせる制御を行うことができる(Q8)。移動機1は、これら位置登録の完了応答を受けると、音声計時部14は、その計時動作を終了する。
また、パケット計時部13が所定時間を計時すると(T10)、同様にパケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行うよう制御するとともに、パケット通信用管理サーバ2に対して音声通話用管理サーバ3に対する位置登録(Combeind Update)を行わせる制御を行うことができる(Q9)。
引き続いて、移動機1、パケット通信用管理サーバ2、及び音声通話用管理サーバ3それぞれにおける動作について、図7に示すシーケンス図を用いて説明する。図7は、図4に示した通信規制の発生状況の一例における、移動機1の位置登録動作を示すシーケンス図である。
まず、パケット通信用管理サーバ2及び音声通話用管理サーバ3の両方において通信規制が発生しておらず通信可能な場合は、移動機1において位置登録処理が実行され(S10)、位置登録が、移動機1からパケット通信用管理サーバ2に対して行われる(S11、位置登録ステップ)。また、この位置登録処理が行われるときに、パケット計時部13(以下、PSタイマという。)は、計時動作を開始する(S10、パケット通信用計時ステップ)。この位置登録処理(S10〜11)が終わると、パケット通信用管理サーバ2から音声通話用管理サーバ3に対する、移動機1の位置登録が行われる(S12、位置登録ステップ)。
次に、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が実行されると(S20)、このような通信規制が報知情報によって移動機1において認識される。このとき、計時制御部12が、PSタイマに対して、予め定められた時間(例えば54分)を計時した後で計時動作を一時停止するよう制御する(計時制御ステップ)。この制御に従って、PSタイマの計時動作が一時停止される(S30)。またこのとき同時に、移動機1の位置情報が自動的に音声通話用として音声通話用管理サーバ3に登録される(S30〜S31、位置登録ステップ)とともに、音声計時部14(以下、CSタイマという。)が、計時動作の実行を開始する(S30、音声通話用計時ステップ)。
より詳しくは、S30において、パケット通信用管理サーバ2において発生した通信規制が報知情報によって移動機1において認識された後、PSタイマが所定時間計時し、その動作が満了する。ここでは、パケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3に対する位置登録(Combined Update)を行うことができない状態となる。そして、規制されていない音声通話用管理サーバ3に対して位置登録を行い、音声通話用管理サーバ3において位置登録の完了の旨を示す応答を移動機1が受けた時点で音声計時部14にて予め定められた時間(例えば180分)の計時を開始する。
次に、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が解除され(S40)、かつ、音声通話用管理サーバ3において通信規制が発生すると(S41)、このような通信規制が報知情報によって移動機1において認識される。ここで、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が解除されている状態であるか否かと、PSタイマの計時動作が一時停止されている状態であるか否かとが、移動機1において判断される(S42)。パケット通信用管理サーバ2において通信規制されている状態である場合、または、PSタイマの計時動作が進行中である場合、移動機1は新たな報知情報を受信するまで待機する。
一方、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が解除されている状態であり、かつ、PSタイマの計時動作が一時停止されている状態であるとき、位置登録制御部15が、位置登録部16に対して、パケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行うよう制御する(位置登録制御ステップ)。このため、移動機1の位置情報が自動的にパケット通信用としてパケット通信用管理サーバ2に登録される(S43〜S44、位置登録ステップ)。
また、この位置登録が行われ、その完了応答を受けたときに、PSタイマは、計時動作を再開する(S43、パケット通信用計時ステップ)。そして、PSタイマにおいて、予め定められた時間(例えば54分)が経過すると(S50)、移動機1の位置情報が自動的にパケット通信用としてパケット通信用管理サーバ2に登録される(S50〜S51、位置登録ステップ)。また、この位置登録が行われ、その完了応答を受けたときに、PSタイマは、計時動作を再開する(S50、パケット通信用計時ステップ)。
次に、パケット通信用管理サーバ2において通信規制が発生し(S60)、かつ、音声通話用管理サーバ3において通信規制が解除されると(S61)、このような通信規制が報知情報によって移動機1において認識される。このとき、PSタイマおよびCSタイマにおける計時動作が完了していないため、いずれの位置登録も行われない。この後で、CSタイマにより設定された時間(例えば180分)が計時されると(S70)、位置登録制御部15は、音声通話用管理サーバ3に対する移動機1の位置登録を行うよう位置登録部16を制御する(S70)。このため、移動機1の位置情報が自動的に音声通話用として音声通話用管理サーバ3に登録される(S70〜S71、位置登録ステップ)。
次に、計時制御部12が、PSタイマに対して、予め定められた時間(例えば54分)を計時した後(S80)で計時動作を一時停止するよう制御する(計時制御ステップ)。この制御に従って、PSタイマの計時動作が一時停止される(S80)。ここで、PSタイマの計時が満了しているため、パケット通信用管理サーバ2に対する位置登録の保留状態とし、パケット通信用管理サーバ2に対する位置登録は行わない。
つぎに、図7以降の動作であって、パケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3において通信規制が解除されている状態における動作について説明する。図8は、そのときの移動機1の位置登録動作を示すシーケンス図である。
パケット通信用管理サーバ2において通信規制が解除されると(S90)、このような通信規制の解除が報知情報によって移動機1において認識される。パケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3の両サーバの規制が解除されておりS80にて計時動作が一時停止されているため、移動機1において位置登録処理(いわゆるCombined Update)が可能と判断し、移動機1において位置登録処理がパケット通信用管理サーバ2に対して行われる(S91、位置登録ステップ)。
パケット通信用管理サーバ2は、移動機1の位置登録を行うとともに(S92)、音声通話用管理サーバ3に対して移動機1の位置登録を行わせ、いわゆるCombined Updateを行う(S93)。この位置登録処理が行われるときに、パケット計時部13は計時動作を開始し、音声計時部14は動作を停止する(S94)。
引き続き、本実施形態の作用効果について、図4から図6を参照しながら説明する。まず、予め定められた時間(例えば54分)ごとにパケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行い(Q1)、パケット通信の通信規制が発生した場合(T2)、予め定められた時間(例えば54分)を繰り返し計時することなく予め定められた時間(例えば54分)が計時されたことをもって計時動作を一時停止するよう制御する(T3)。そして、パケット通信の通信規制が解除された場合(T4)であって、かつ音声通話用管理サーバ3に対して規制がされた場合において、計時動作が停止されている場合(T4)には、パケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行うよう制御することができる(Q3)。
また、図6(f)に示すように、パケット通信の通信規制が解除された場合であって、かつ音声通話用管理サーバ3に対しての規制が解除されている状態において、パケット計時部13の計時動作が停止されている場合には(T9)、パケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行うよう制御するとともに、パケット通信用管理サーバ2に対して音声通話用管理サーバ3に対する位置登録(Combeind Update)を行わせる制御を行うことができる(Q8)。また、パケット計時部13が所定時間を計時すると(T10)、同様にパケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行うよう制御するとともに、パケット通信用管理サーバ2に対して音声通話用管理サーバ3に対する位置登録を行わせる制御を行うことができる(Q9)。
これにより、パケット通信用管理サーバ2において、移動機1の位置を把握することができずに、パケット通信用管理サーバ2の管理エリアに移動機1が存在しないと長時間の間(上記の例では最大180分間)誤って判断してしまうことを防止することができる。よって、パケット通信用管理サーバ2においては、通信規制が解除した場合(T4)には迅速に位置登録が行われ(Q3)、移動機1の存在を正しく把握することが可能となる。この結果、当該移動機1に対するパケット通信の呼び出し処理を確実に行うことができ、移動機1においては確実に着信を受けることができる。
また、パケット通信用管理サーバ2に対する位置登録を行うための計時動作が停止した場合(T3)に、移動機1は音声通話用管理サーバ3に対して位置登録(Q2)を行い、その完了応答を受けた後に音声計時部14の動作を開始させ、位置登録を行うための計時動作を行う(T3)とともに、報知情報で設定されている音声通話用に定められている時間(例えば180分)を計時する。そして、設定された時間(例えば180分)が計時された場合(T7)、音声通話用管理サーバ3に対する位置登録を行うことができる(Q5)。
このため、音声通話用管理サーバ3においては、移動機1の位置を把握することができずに、音声通話用管理サーバ3の管理エリアに移動機1が存在しないと長時間の間(上記の例では最大180分間)誤って判断してしまうことを防止することができる。よって、音声通話用管理サーバ3は、移動機1の存在を正しく把握することができるため、当該移動機1に対する音声通話の呼び出し処理を確実に行うことができ、移動機1においては確実に着信を受けることができる。この結果、パケット通信用管理サーバ2において予め定められた時間(例えば54分)か、音声通話用管理サーバ3において予め定められた時間(例えば180分)かどちらかが経過した時点で、位置登録を行うことが可能となる。
また、パケット通信の通信規制が発生した場合(T2)、計時動作が一時停止される(T3)のに伴って、位置登録も停止されるので、通信規制中(すなわち輻輳中)における移動機1からの不要な位置登録要求メッセージ(即ち、位置登録を要求する情報)を可能な限り抑制することができる。さらに、パケット通信の通信規制が発生した場合(T2)パケット通信用管理サーバ2と音声通話用管理サーバ3との間で不要な情報のやり取りを行うことなく、通信規制を発生させることができる。
また、図5(e)に示すように、パケット通信用管理サーバ2および音声通話用管理サーバ3がともに規制解除状態である場合には、音声計時部14により所定時間計時したときに(T7)、パケット通信用管理サーバ2に位置登録を行うとともに(Q5)、パケット通信用管理サーバ2に対して音声通話用管理サーバ3に対する位置登録(Combeind Update)を行わせるように指示を行う。
以上、本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。なお、上記の実施形態及び下記の変形例は、本発明の範囲を制限するものではなく、当業者がこれらの実施形態及び変形例を本発明の特許請求の範囲の主題に反することなく発展させることができるものである。
例えば、移動機1は、受信部11の機能と位置登録部16の機能とを兼ね備えた登録通信部を、受信部11及び位置登録部16の代わりに備えていてもよい。
本実施形態の移動機と、パケット通信用管理サーバと、音声通話用管理サーバとの間の通信関係を模式的に示す模式図である。 移動機の機能構成図である。 移動機のハードウェア構成図である。 通信規制の発生状況の一例に応じて変化する、計時動作及び位置登録のタイミングを模式的に示す模式図である。 通信規制の発生状況の一例に応じて変化する、計時動作及び位置登録のタイミングを模式的に示す他の例を示す模式図である。 Combeind Updateを行うときの計時動作及び位置登録のタイミングを模式的に示す他の例を示す模式図である。 図4に示した通信規制の発生状況の一例における、移動機の位置登録動作を示すシーケンス図である。 パケット通信用管理サーバ2が規制解除された場合で、Combeind Updateを行うときの、移動機の位置登録動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…移動機、2…パケット通信用管理サーバ、3…音声通話用管理サーバ、11…受信部、12…計時制御部、13…パケット計時部、14…音声計時部、15…位置登録制御部、16…位置登録部、19…無線制御装置、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…操作部、105…無線通信モジュール、106…ディスプレイ、NW…通信網、R1〜R3…経路。

Claims (3)

  1. パケット通信を行うための通信端末の位置情報を記憶するパケット通信用管理サーバに対して所定のパケット用時間ごとに位置登録を行うとともに、当該位置登録に基づいて前記パケット通信用管理サーバから、音声通話を行うための通信端末の位置情報を記憶する音声通話用管理サーバに対して位置登録を行わせるコンバイン位置登録を行うとともに、前記パケット通信用管理サーバにおいて通信規制が発生したときには、前記音声通信用管理サーバに対して前記パケット用時間より長く設定された音声用時間ごとに位置登録を行う移動機において、
    予め定められたパケット用時間を計時するパケット通信用計時手段と、
    前記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行う位置登録手段と、
    前記パケット通信用管理サーバにおいて通信規制が発生した場合、前記パケット通信用計時手段が予め定められたパケット用時間を計時すると当該パケット通信用計時手段の計時動作を一時停止するよう制御する計時制御手段と、
    前記パケット通信用計時手段が計時するパケット用時間ごとに、前記位置登録手段による前記パケット通信用管理サーバに位置登録を行わせるとともに、前記パケット通信用管理サーバにおける通信規制が解除された場合であって、前記計時制御手段により前記パケット通信用計時手段の計時動作が停止状態である場合には、前記位置登録手段に対して、前記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行うよう制御する位置登録制御手段と、
    を備える移動機。
  2. 音声通話用管理サーバに対する位置登録が完了した場合に、計時動作を開始する音声通話用計時手段を更に備え、
    前記位置登録制御手段は、前記音声通話用計時手段により音声用時間が計時された場合、前記音声通話用管理サーバに対する位置登録を行うよう位置登録手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動機。
  3. パケット通信を行うための通信端末の位置情報を記憶するパケット通信用管理サーバに対して所定のパケット用時間ごとに位置登録を行うとともに、当該位置登録に基づいて前記パケット通信用管理サーバから、音声通話を行うための通信端末の位置情報を記憶する音声通話用管理サーバに対して、位置登録を行わせるコンバイン位置登録を行うとともに、前記パケット通信用管理サーバにおいて通信規制が発生したときには、前記音声通信用管理サーバに対して前記パケット用時間より長く設定された音声用時間ごとに位置登録を行う位置登録方法において、
    予め定められたパケット用時間で計時するパケット通信用計時ステップと、
    前記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行う位置登録ステップと、
    前記パケット通信用管理サーバにおいて通信規制が発生した場合、前記パケット通信用計時ステップにおいて、予め定められたパケット用時間が計時されると計時動作を一時停止するよう制御する計時制御ステップと、
    前記パケット通信用計時ステップにおいて計時されるパケット用時間ごとに、前記位置登録ステップにおける前記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行わせるとともに、前記パケット通信用管理サーバにおける通信規制が解除された場合であって、前記計時制御ステップにより前記パケット通信用計時ステップの計時動作が停止状態である場合には、前記位置登録ステップにおいて、前記パケット通信用管理サーバに対する位置登録を行うよう制御する位置登録制御ステップと、
    を含む位置登録方法。
JP2006028984A 2006-01-31 2006-02-06 移動機および位置登録方法 Expired - Fee Related JP4224496B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006028984A JP4224496B2 (ja) 2006-01-31 2006-02-06 移動機および位置登録方法
CN2007100069191A CN101014191B (zh) 2006-01-31 2007-01-30 移动机以及位置登记方法
US11/668,894 US8626159B2 (en) 2006-01-31 2007-01-30 Mobile device and location registration method
TW096103562A TW200737801A (en) 2006-01-31 2007-01-31 Mobile device and method for registering a location
KR1020070009871A KR100855196B1 (ko) 2006-01-31 2007-01-31 이동기 및 위치 등록 방법
EP07002129A EP1814348B1 (en) 2006-01-31 2007-01-31 Location registration with a Packet-Switched or Circuit-Switched domain access restriction
AT07002129T ATE514306T1 (de) 2006-01-31 2007-01-31 Standortregistrierung mit einer zugangsbeschränkung für eine paketvermittlungs- oder leitungsvermittlungsdomäne

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006023769 2006-01-31
JP2006028984A JP4224496B2 (ja) 2006-01-31 2006-02-06 移動機および位置登録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007235186A JP2007235186A (ja) 2007-09-13
JP4224496B2 true JP4224496B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=38042778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006028984A Expired - Fee Related JP4224496B2 (ja) 2006-01-31 2006-02-06 移動機および位置登録方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8626159B2 (ja)
EP (1) EP1814348B1 (ja)
JP (1) JP4224496B2 (ja)
KR (1) KR100855196B1 (ja)
AT (1) ATE514306T1 (ja)
TW (1) TW200737801A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8761817B2 (en) * 2009-09-22 2014-06-24 Verizon Patent And Licensing Inc. Short messaging service delivery architecture in hybrid LTE/CDMA/GSM networks
KR20140019548A (ko) * 2012-08-06 2014-02-17 주식회사 케이티 이종망간의 통신 서비스 제공 방법
US10136396B2 (en) * 2014-09-30 2018-11-20 At&T Mobility Ii Llc Method and system for network assisted interference coordination and mitigation

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100231160B1 (ko) 1996-07-19 1999-11-15 서평원 이동단말기에서 자동 위치 등록 방법
KR19980013032U (ko) 1996-08-30 1998-06-05 전주상 맛사지기
JP2000023232A (ja) 1998-06-30 2000-01-21 Nec Mobile Commun Ltd 移動局の位置情報通知方法及び装置
KR100356958B1 (ko) 2000-03-06 2002-10-18 엘지전자 주식회사 이동교환 시스템에서 구역 및 타이머 기준 위치등록을이용한 가입자 정보 복구 방법
JP2002165260A (ja) 2000-11-28 2002-06-07 Ntt Docomo Inc 位置登録制御方法、管理装置、基地局制御装置および通信端末
KR20030039123A (ko) 2001-11-12 2003-05-17 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 소비전력 제어 방법
KR20030042396A (ko) 2001-11-22 2003-05-28 삼성전자주식회사 이동 단말의 적응적인 위치등록 방법 및 장치
JP3562525B2 (ja) 2003-07-22 2004-09-08 株式会社日立製作所 位置登録制御方法とそれを用いた移動局装置
US7660586B2 (en) * 2003-12-30 2010-02-09 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method relating to mobility in a mobile communication system
JP4291724B2 (ja) 2004-03-31 2009-07-08 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信方法及び移動局

Also Published As

Publication number Publication date
US20070254650A1 (en) 2007-11-01
EP1814348B1 (en) 2011-06-22
JP2007235186A (ja) 2007-09-13
EP1814348A1 (en) 2007-08-01
ATE514306T1 (de) 2011-07-15
TW200737801A (en) 2007-10-01
TWI351190B (ja) 2011-10-21
KR100855196B1 (ko) 2008-09-01
US8626159B2 (en) 2014-01-07
KR20070079044A (ko) 2007-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008530897A (ja) 移動端末機の特定の位置情報に対するアラートサービス方法とそのための管理装置及び移動端末機
JP2002209247A (ja) ロケーションレジスタ、位置登録システム及び位置登録方法
US7502613B2 (en) Wireless communication terminal and control method thereof
JP4224496B2 (ja) 移動機および位置登録方法
JP2019197990A (ja) 端末装置及び移動通信システム
JP2013078065A (ja) 無線通信端末及び無線通信方法
JP2010074554A (ja) 移動体通信システム及び同システムにおける信号送信方法並びに送信ノード
WO2006040970A1 (ja) 携帯通信端末
US20110256876A1 (en) Apparatus and method for reducing resource consumption in mobile terminal
JP4397916B2 (ja) 位置登録制御方法、通信端末および通信システム
JP2007134796A (ja) 移動通信システムおよび識別情報送信装置
CN101014191B (zh) 移动机以及位置登记方法
JP4805326B2 (ja) 移動通信端末、通信制御装置、通信システム及び通信方法
JP5298584B2 (ja) 情報端末、サーバ装置および情報処理方法
JP4709251B2 (ja) 加入者情報管理装置、加入者情報管理方法
JP4153532B2 (ja) コネクション管理装置、及びコネクション管理方法
JP4365419B2 (ja) 通信端末及び制御方法
JP2005109998A (ja) 携帯通信端末、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004200968A (ja) 無線通信システム
JP2006013640A (ja) 移動通信ネットワーク、無線基地局制御装置及びそれに用いる無線アクセス網内ユーザプレーンパス設定方法
JP6020272B2 (ja) 通信装置及び通信方法
JP5945445B2 (ja) 端末装置、通信方法、プログラム
JP2005184263A (ja) 着信履歴通知機能を備えた移動通信システム及び移動端末
JP4830682B2 (ja) 電話制御装置
KR100710676B1 (ko) 이동 통신 단말기의 부재중 원격 제어 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4224496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees