JP4224461B2 - 機能強化されたｑｏｓ（サービスの質）制御 - Google Patents

Description

本発明は無線通信に関する。特に、本発明は無線通信のためのサービスの質（ＱｏＳ）の制御に関する。

従来の無線通信網は、静的で限られたトラフィック分類機能という問題を抱えている。図１は、それぞれのＱｏＳ制御１１０−１から１１０−ｎを通してゲートウェイＧＰＲＳサービスノード（ＧＧＳＮ）４４０に接続される複数のアプリケーションプロバイダネットワーク（ＡＰＮ）１００−１から１００−ｎを有するネットワークを示している。通信サービスは対応する無線アクセス網１５０およびサービスＧＰＲＳサービスノード１３０を通して端末１６０に提供される。無線アクセス網１５０は、基地局システムまたは３ＧＰＰ Ｒ９９／Ｒ４準拠のＷＣＤＭＡ無線アクセス網を含むＲ９９準拠のＧＰＲＳネットワークであってよい。ホームロケーションレジスタ（ＨＬＲ）１４０は、ＡＰＮ１００ごとに１つのＱｏＳプロファイルを含んでいる。

少なくとも端末１６０のいくつかはＱｏＳ要求を行うことができない、あるいは別の通信サービスに対するＱｏＳ要求を行うことができない可能性がある。したがって、通信サービスは端末１６０からのトラフィッククラスに基づいた分類に依存することができない。代わりに、ネットワークは単一のＡＰＮにより提供されるすべてのサービスについて同じＨＬＭベースのＱｏＳ制御を適用し、たとえＨＬＲ１４０がトラフィッククラスごとに最大ＱｏＳプロファイルを設定できるとしても、同じＡＰＮからの無線アプリケーションプロトコル（ＷＡＰ）ブラウジングおよびマルチメディア媒体メッセージングサービス（ＭＭＳ）に差別化された処理を提供することができない。このような静的ＨＬＲベースの制御はサービスを認識して（ｓｅｒｖｉｃｅ−ａｗａｒｅ）おらず、不利点を有している。１つのトラフィッククラス内でのさまざまな種類のサービス使用のために差別化された処理を達成することはできず、ネットワークは短期の簡略な通信サービスに対してのみ十分である。

第３世代パートナーシッププロジェクト（３ＧＰＰ）は、その仕様のリリース５において方針に基づいた許可制御を実現しようと試みていた。ｗｗｗ．３ｇｐｐ．ｏｒｇを参照すること。この仕様は、プロキシ接続状態制御機能（Ｐ−ＣＳＣＦ）と別個の論理エンティティがリリース５ではＰ−ＣＳＣＦの物理的な一部分として説明されているにも関わらず、図２がＰ−ＣＳＣＦ１８０の部分としてＰＣＦのインプリメンテーションを実現する方針制御機能（ＰＣＦ）を含んでいる。したがって、方針に基づいた許可制御はＩＰマルチメディアサブシステムを通して提供される通信サービスだけに使用可能であり、ＩＰマルチメディアサブシステムだけが通信サービスのために無線アクセス網（たとえば、ＧＳＭまたはＵＭＴＳ）のリソースを要求してよい。ゲートウェイＧＰＲＳサービスノード（ＧＧＳＮ）４４０は、パケットデータプロトコル（ＰＤＰ）コンテキストの起動時または修正時に方針要求を開始する。ＰＤＰコンテキストのＱｏＳ制御の場合、Ｐ−ＣＳＣＦ／方針制御機能１８０のＰＣＦはＧＧＳＮ４４０に最大許容ＱｏＳの表示を送信し、ＧＧＳＮは次にＰＤＰコンテキスト用のＱｏＳ（最大許容ＱｏＳより高くない）を設定する。

３ＧＰＰ ＴＳ ２３．２０７（Ｖ５．５０（２００２−０９）およびＴＳ２９．２０７ Ｖ５．１．０（２００２−０９）がＰＣＦの機能を説明している。これらの出版物は全体として本願に引用して援用する。

ＰＣＦの３ＧＰＰリリース５の方針制御手順は図３にさらに詳細に説明されている。

１．ＳＤＰペイロードを含むＳＩＰメッセージがＰ−ＣＳＣＦ２１０によって受信される。セッション記述プロトコル（ＳＤＰ）ペイロードは媒体種別およびビットレートなどのセッションＱｏＳ関連の情報を含んでいる。

２．ＰＣＦ２２０は決定点であり、セッションのために必要とされるＱｏＳリソースを許可し、Ｐ−ＣＳＣＦ２１０からの情報に基づいたＩＰベアラレベル方針をインストールする。ＰＣＦ２２０は許可トークンを生成し、Ｐ−ＣＳＣＦ２１０に該トークンを送信する。セッションが無事に許可されると、Ｐ−ＣＳＣＦ２１０は該許可トークンとともにＳＤＰペイロードを発信側用のＵＥ１６０に転送する（方法論は図解されていないが、周知である）。

３．ＵＥ１６０は、ＵＭＴＳ ＱｏＳパラメータとともに起動（二次）ＰＤＰコンテキスト要求をＳＧＳＮ１３０に送信する。ＵＥ１６０は、ＰＤＰコンテキスト起動要求の中に結合情報（許可トークンおよびフローＩＤ）を含む。ＳＧＳＮ１３０はＧＧＳＮ４４０に対応するＰＤＰコンテキスト作成要求を送信する。

４．ＧＧＳＮ４４０は、関連した方針情報を取得するためにＰＣＦ２２０に対して、結合情報とともに共通オープンポリシーサービスプロトコル（ＣＯＰＳ）プロトコルＲＥＱメッセージを送信する。メッセージは１つのトークンおよびフロー識別（複数の場合がある）を含んでいる。

５．ＰＣＦ２２０は、ＧＧＳＮ４４０にＣＯＰＳ決定（ＤＥＣ）メッセージを送り返す。ＰＣＦ２２０からＧＧＳＮ４４０へのＤＥＣメッセージは決定オブジェクトを含んでいる。決定オブジェクトは以下のコマンドの内の１つを含むものとする。
・ヌル決定（構成データ使用不可）
・インストール（要求許可／構成インストール、コミット）
・削除（要求削除／構成削除）
・これらのコマンドは、（ａ）ＱｏＳを許可する／１つまたは複数のＩＰフローのためのＱｏｓ許可を取り消すために、（ｂ）１つまたは複数のＩＰフローのための転送を制御するために使用される。

６．ＧＧＳＮ４４０はＩＰフローに基づいた方針情報をＰＤＰコンテキストに基づいた方針情報にマッピングし、ＰＤＰコンテキストに基づいた方針情報を使用しＰＤＰ起動要求を受け入れ、ＳＧＳＮ１３０にＰＤＰコンテキスト応答メッセージ作成を送り返す。ＳＧＳＮ１３０はＵＥ１６０に起動（二次）ＰＤＰコンテキスト受け入れを送信する。

第３世代パートナーシッププロジェクト（３ＧＰＰ）は、現在、機能強化された方針に基づいた許可制御を含むその仕様のリリース６を作成中である。ＩＰマルチメディアサブシステムを通して実現されるサービス以外のサービスが方針に基づいた許可制御から恩恵を得ることができるようにＰＣＦ２２０をＰ−ＣＳＣＦ２１０から分離することが提案された。

サービスを取得するユーザ装置のユーザに関する加入者情報を記憶するデータベースを含む通信網内のユーザ装置、セッションへの接続を取得するためにユーザ装置が結合される方針施行エンティティ、ならびに方針施行エンティティに対し、および方針決定エンティティに結合される少なくとも１つのネットワークまたはサーバからのサービスの提供を規定する方針を決定するデータベースに結合される方針決定エンティティに対し本発明にしたがってサービスを提供する方法は、データベースから方針決定エンティティに、ユーザがサービスを取得するための許可された条件に関する加入者情報を提供することと、方針決定エンティティにより活用されるユーザ装置に提供されるサービスに関して該少なくとも１つのネットワークまたはサーバからの情報をサービスプロバイダに提供することと、加入者情報およびサービス情報に基づいて方針決定エンティティで方針規則を形成することとを含み、そこでは要求側ユーザ装置がセッションに対する要求を、セッションが許可されるべきかどうか、および要求側ユーザ装置に与えられるサービスの特徴を決定するセッションが許可されるべきかどうかを決定するために方針規則にしたがって方針決定エンティティにより処理される通信網にセッションに対する要求を送信し、方針施行エンティティが、要求側ユーザ装置により取得された許可されたセッションが許可されたセッションの該少なくとも１つの特徴を有することを保証するために、通信網での許可されたセッションの少なくとも１つの特徴を施行する。方針決定エンティティは方針制御機能であってよい。方針施行エンティティはゲートウェイ汎用パケット無線アクセスノード（ＧＧＳＮ）であってよい。加入者情報は該少なくとも１つのネットワークまたはサーバによりユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備えてよい。許可されたサービスは、サービス名、サービスクラスの質、および要求されたセッションが該少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより要求側ユーザ装置に与えられるビットレートにより定められてよい。加入者情報は、該少なくとも１つのネットワークまたはサーバによりユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備えてよい。サービスのリストは、サービス名、サービスクラスの質を含んでよく、許可されたビットレートは方針規則を形成することの部分として方針決定エンティティにより処理される。サービス情報はサービス情報の質を備えてよい。サービス情報の質は帯域幅を備えてよい。サービス情報はサービス情報の質を備えてよい。方針規則は、加入者情報が入手可能ではないときにはさまざまな加入者に伴い変化する情報に依存していないデフォルト方針規則であってよい。通信はパケット交換網であってよい。

本発明にしたがったユーザ装置に対するサービスの提供を制御するためのシステムは、サービスのセッションを取得するためにユーザ装置のユーザの加入に関する加入者情報を記憶するデータベースを含む通信システムと、ユーザ装置がサービスを取得するために結合される方針施行エンティティと、方針施行エンティティに対し、およびデータベースに対し結合される方針決定エンティティと、方針決定エンティティを通してユーザ装置にサービスのセッションを提供する方針決定エンティティに結合される少なくとも１つのネットワークまたはサーバを含み、該少なくとも１つのネットワークまたはサーバはユーザ装置に提供されるサービスのセッションに関するサービス情報を方針決定エンティティに提供し、データベースは該少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより提供されるサービスのセッションを取得するためにユーザ装置のユーザの加入に関する記憶されている加入者情報を方針決定エンティティに提供し、方針決定エンティティは加入者情報およびサービス情報に応えて該少なくとも１つのネットワークまたはサーバからユーザ装置のユーザによって取得されてよいセッションの特徴を定義する方針規則を策定し、方針施行エンティティは、方針規則に応えて少なくとも１つの特徴にしたがって無線システムを通してユーザ装置弐よりサービスのセッションを取得することを施行する。方針決定エンティティは方針制御機能である。方針施行エンティティはゲートウェイ汎用パケット無線アクセスノード（ＧＧＳＮ）であってよい。特徴はサービスの名前、サービスの質、および要求側ユーザ装置弐提供されるサービスのビットレートを備えてよい。加入者情報は、ユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備えてよい。許可されたサービスは、サービス名、サービスクラスの質、および要求されたセッションが要求側ユーザ装置弐提供されるビットレートを含む情報により定義されてよい。サービス情報はサービス情報の質を備えてよい。通信網はパケット交換網であってよい。

ユーザ装置がサービスを取得するために結合される方針施行エンティティ、および方針施行エンティティにおよびデータベースに結合される方針決定エンティティを含む通信システムを備えるユーザ装置に対してサービスを提供することを制御するためのシステムにおいて、本発明にしたがったエンティティは該少なくとも１つのネットワークまたはサーバからサービスを取得するためにユーザ装置のユーザの加入に関する加入者情報を記憶する通信システム内のデータベースを含み、そこでは該少なくとも１つのネットワークまたはサーバがユーザ装置に提供されるサービスに関するサービス情報を方針決定エンティティに提供し、データベースは方針決定エンティティに該少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより提供されるサービスを取得するためにユーザ装置のユーザの加入に関する記憶されている加入者情報を方針決定エンティティに提供し、方針決定エンティティは加入者情報およびサービス情報に応えて該少なくとも１つのネットワークまたはサーバからユーザ装置のユーザにより取得されてよいサービスの特徴を定義する方針規則を策定し、方針施行エンティティは方針規則に応えて少なくとも１つの特徴にしたがってシステムを通したユーザ装置によるサービスの取得を施行する。方針決定エンティティは方針制御機能であってよい。方針施行エンティティはゲートウェイ汎用パケット無線アクセスノード（ＧＧＳＮ）であってよい。特徴はサービスの名前、サービスの質、および要求側ユーザ装置に提供されるセッションのビットレートを備えてよい。加入者情報はユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備えてよい。許可されたサービスは、サービス名、サービスクラスの質、および要求されたセッションが要求側ユーザ装置に提供されるビットレートを含む情報により定義されてよい。サービス情報はサービス情報の質を備えてよい。サービス情報の質は帯域幅を備えてよい。通信システムはパケット交換網であってよい。

加入者情報およびサービス情報に基づいた方針規則を策定するために方針決定エンティティに活用される、該少なくとも１つのネットワークまたはサーバによってユーザ装置に提供されるサービスに関するサービス情報が少なくとも１つのネットワークまたはサーバから提供され、要求側ユーザ装置が、サービスが許可されるべきかどうか、および要求側ユーザ装置に提供されるサービスの特徴を決定するサービスが許可されるかどうかを決定するために方針規則にしたがって処理される、該少なくとも１つのネットワークまたはサーバの少なくとも１つを使用してサービスに対する要求を送信し、方針施行エンティティが要求側ユーザ装置により取得される許可されたサービスが許可されたサービスの該少なくとも１つの特徴を有することを保証するために通信網上で許可されたサービスの少なくとも１つの特徴を施行する、ユーザ装置がサービスへの接続を取得するために結合される方針施行エンティティ、および方針決定エンティティに結合される少なくとも１つのネットワークまたはサーバからのサービスの提供を規定する方針を決定する方針施行エンティティに結合される方針決定エンティティを含む通信システムにおいて、本発明にしたがった方法は、方針規則の策定の部分として方針決定エンティティにより使用されるサービスを取得するためにユーザ装置用の許可された条件に関する加入者情報をデータベースから方針決定エンティティに提供することと、許可されたサービスの該少なくとも１つの特徴にしたがってユーザ装置にサービスを提供することとを含む。方針決定エンティティは方針制御機能であってよい。方針施行エンティティはゲートウェイ汎用パケット無線アクセスノード（ＧＧＳＮ）であってよい。加入者情報は、該少なくとも１つのネットワークまたはサーバによってユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備えてよい。許可されたサービスはサービス名、サービスクラスの質、および要求されたセッションが該少なくとも１つのネットワークまたはサーバによって要求側ユーザ装置に提供されるビットレートにより定義されてよい。加入者情報は該少なくとも１つのネットワークまたはサーバによってユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備えてよい。サービスに対する要求は方針施行エンティティに、および方針施行エンティティから方針決定エンティティに送信されてよく、そこではサービス要求元である該少なくとも１つのネットワークまたはサーバの識別およびアクセスポイント名が方針決定エンティティに対し、およびそれに応えて要求側ユーザ装置に提供できるサービスのリストを送信するデータベースを含むシステムに対して送信されてよい。サービス情報はサービス情報に質を備えてよい。サービス情報の質は帯域幅を備えてよい。サービスに対する要求は方針施行エンティティに対し、および方針施行エンティティから方針施行エンティティに送信されてよく、サービス要求元の該少なくとも１つのネットワークまたはサーバの識別およびアクセスポイント名は、方針決定エンティティに対し、およびそれに応えて要求側ユーザ装置に提供されるのが許可されているサービスのリストを送信するデータベースを含むシステムに対し送信されてよい。通信システムはパケット交換網であってよい。

本発明は、サービスを提供するさまざまなネットワークまたはサーバの方針に基づいた許可ＱｏＳ制御を提供する。本発明にしたがった該方針に基づいた許可ＱｏＳ制御のインプリメンテーション実施形態２５０は図４に示されている。図１に示されている従来の技術のネットワークとは異なり、図４の完全にネットワーク制御されるＱｏＳは、個別のネットワークまたはサーバ１００が同じ事業者から提供されるとしても、パケット交換ネットワーク内のネットワークまたはサーバの集合的なグループ２６０に別々のＱｏＳ制御を提供する。ネットワークまたはサーバ１００は、さまざまな設計のサービスプロバイダネットワークまたはサービスプロバイダサーバのどちらかである。ＱｏＳ制御装置１１０は好ましくは１つのＡＰＮ事業者２７０の中で有効にされ、提供するマルチメディアサービスの組み合わせを簡略にし、端末実現を簡略にし、ベンダの端末のすべてで同じサービスの一貫した処理を提供する。好ましくはＱｏＳ制御装置１１０はエンドユーザから非表示とされ、つねに提供されているサービスにリンクされ、つねにユーザサービス選択の部分であり、ユーザは購入されたものを受け取る。

事業者がサービスニーズおよび事業の可能性にしたがってＱｏＳを動的に割り当てることができるようにする本発明の実施形態４００が図５に示されている。加入管理データベース４２０は方針決定点／エンティティとして機能するＰＣＦ４０５に接続されている。ＰＣＦ４０５は前記に参照される３ＧＰＰＴＳにしたがってよい。ＰＣＦ４０５はどのＱｏＳ処理を割り当てるのか、サービスの結合およびＰＤＰコンテキストを決定する。加入管理データベース４２０から、ＰＣＦ４０５は、加入者がサービスに対するアクセス（たとえば、最大帯域幅「Ｘ」のストリーミングサービス）を取得するために加入するＵＥ１６０にサービスを提供する加入者に特殊な情報ネットワークまたはサーバ１００を含んでよい加入者情報を受信する。サービス論理４１０は、サービスおよびＱｏＳの識別を含む、ネットワークまたはサーバ１００からのサービス情報をＰＣＦ４０５に提供する。ＰＣｆ４０５は加入者および加入管理データベース４２０から提供される加入情報、およびＵＥ１６０におよび／またはサービス論理４１０からサービスを提供する該少なくとも１つのネットワークまたはサーバ１００から提供されるサービス情報に基づいて方針規則を策定する。局所規則レポジトリ４２５はデフォルトの方針情報を決定論理の形で記憶する。加入者情報が加入管理データベース４２０からどういうわけか不在の場合にはデフォルト方針規則が適用されてよい。デフォルト方針規則はサービスを要求するさまざまなカスタマに依存して変化しない。

好ましくは、ＧＧＳＮ４４０は、ＰＣＦ４０５に要求を送信することにより方針に基づいた許可制御を開始する。これはＰＤＰコンテキスト起動時、ＰＤＰコンテキスト修正時、またはＧＧＳＮ４４０が、新しいフローがユーザ平面に導入されることを通知するときのどちらかに発生する可能性がある。ユーザ平面において新しいフローを特定するためには、ＧＧＳＮ４４０はソースＩＰアドレスおよび宛て先ＩＰアドレス、ソースポートおよび宛て先ポート、ならびにプロトコルなどの既存のフローに関する情報を記憶する。また、ＧＧＳＮ４４０は、ユーザ平面トラフィックをフィルタリングし、ユーザ平面トラフィックがいつ既存のフローのどれかに一致しないのかを理解してよい。

ＰＣＦ４０５はＧＧＳＮ４４０から要求を受け取り、どのＱｏＳ処理をＰＤＰコンテキストまたはフローに割り当てるのかを決定する。決定のために、ＰＣＦ４０５は、（たとえばＳＤＰ交渉の結果）、加入管理データベース４２０から受信される加入者特殊情報、およびＰＣＦ４０５内で構成される静的情報（たとえば、事業者のネットワーク内のトラフィックをストリーミングする優先順位）を含む、サービス論理４１０（たとえば、Ｐ−ＣＳＣＦ２１０に関連付けられているサービス論理１）から受信されるサービス／ＱｏＳ情報を使用してよい。この情報のどれかあるいはすべてはＰＣＦ４０５のローカルレポジトリ４２５に記憶されてよい。ＰＣＦ４０５はまたサービスおよびＰＤＰコンテキストの結合も提供する。

ＰＣＦ４０５は、ＧＧＳＮ４４０にＱｏＳ処理に対する決定を送信する。ＱｏＳ処理はＱｏＳ属性のための最大値またはＱｏＳ属性のためのターゲット値を含んでよい。ＧＧＳＮ４４０はＵＥ１６０に接続性を提供する無線網（不図示）の方針施行点エンティティとして機能する。ＧＧＳＮ４４０は、ＰＣＦ４０５から受信されるＰＣＦによって設定される方針規則に基づいてＱｏＳ方針処理決定を施行する。処理決定に基づき、ＧＧＳＮ４４０はＰＤＰコンテキストまたはフローに対して要求されたＱｏＳをダウングレードまたはアップグレードしてよい。

本発明の方針制御例は、図６から図８と関連して説明されている。図６は、ユーザがサービスプロバイダネットワークまたはサーバ１００との通信をまだ確立していない一次ＰＤＰコンテキストセットアップのための制御手順を示している。図７は、既存のＰＤＰコンテキストにおいて検出された新しいフローのための制御手順を示している。図８は、ＰＣＦ４０５およびサービス論理４１０が適用および／または更新の前に情報を交換するときの制御手順を説明している。

図６の制御手順は以下の６つの工程を有する。

１．ＵＥ１６０は、ＵＭＴＳ ＱｏＳパラメータとともに（一次）ＰＤＰコンテキスト起動メッセージをＳＧＳＮ１３０に送信する。ＳＧＳＮ１３０は、ＨＬＲ（図６には描かれていないが、図１にしたがってよい）から初期に受信されたＰＤＰコンテキスト加入レコードに対して要求を検証する。ＳＧＳＮ１３０はＱｏＳ要求済みをダウングレードしてよい。ＳＧＳＮ１３０は対応するＰＤＰコンテキスト作成メッセージをＧＧＳＮ４４０に送信する。

２．ＧＧＳＮ４４０は、関連する方針情報を取得するために結合情報とともにＣＯＰＳ ＲＥＱメッセージをＰＣＦ４００に送信する。ここで使用される結合情報は、加入者アイデンティティ（ＩＭＳＩ）およびアクセスされたアクセスポイント名（ＡＰＮ）を含んでいる。無線システムのバックボーンネットワークでは、ＡＰＮは使用されるＧＧＳＮに対する参照である。加えて、ＡＰＮは、ＧＧＳＮ内でＵＥ１６０にサービスを提供するために使用されるネットワークまたはサーバ１００、およびオプションで提供されるサービスを特定してよい。

全体で本願に引用して援用し、本発明の制限ではない３ＧＰＰ ＴＳ２３．００３に定義されるようなＡＰＮは、いかに説明される。

ＡＰＮネットワーク識別子は必須であり、ラベル（たとえば「法人」または「サービス」）またはドットで分けられるラベルの集合であり、ＤＳＮ命名規約にしたがって完全に修飾されたドメイン名（たとえば、「ｃｏｍｐａｎｙ．ｃｏｍ」や「ｓｅｒｖｉｃｅ．ｃｏｍｐａｎｙ．ｃｏｍ」）である。ＡＰＮの一意性を保証するために、パケット−ドメイン公衆陸上移動網はＩＳＰまたは企業に公衆インターネット内でのそれらのドメイン名に同一のＡＰＮネットワーク識別子を割り当てる必要がある。ＡＰＮネットワーク識別子は「．ｇｐｒｓ」で終了しないものとする。３つまたはそれ以上のラベルの、予約サービスラベルで開始するＡＰＮネットワーク識別子、あるいは予約サービスラベルだけから構成されるＡＰＮネットワークは、ＡＰＮについて、ＧＧＳＮが外部ＰＤＮアドレス割り当てまたは移動ＩＰサポートなどの追加サービスをサポートすることを示している。たとえば「ｄｈｃｐ」または「ＭＩＰｖ４ＦＡ」などの予約サービスラベル、およびＤＨＣＰまたは移動ＩＰ外国エージェントサポートなどの外部ＰＤＮアドレス割り当てなどのそれらが表す対応するサービスは、事業者間で合意されなければならない。ＡＰＮ事業者識別子はオプションである。それはＤＮＳ命名規約にしたがって完全に修飾されたドメイン名であり、３つのラベルから構成されている。ＡＰＮ事業者識別子は「．ｇｐｒｓ」で終了するものとする。たとえば、それは「ＭＮＣｙｙｙ．ＭＣＣｚｚｚｚ．ｇｐｒｓ」であってよい。正確なフォーマットは３Ｇ ＴＳ ２９．０６０に定義されている。ＨＬＲに記憶されているＡＰＮはＡＰＮ事業者識別子を含まないものとする。ワイルドカードはＡＰＮの代わりにＨＬＲに記憶されてよい。このワイルドカードは、ユーザがＨＬＲに記憶されていないＡＰＮを選択してよいことを示している。ワイルドカードの仕様は付録Ａに説明されている。

３．情報がすでにローカル規則レポジトリ４２５に局所的に存在していない場合、ＰＣＦ４００は加入管理データベース４２０から加入データを検索してよい。加入データが、加入者が、たとえば図５に示されていないＡＰＮ１００からサービスセッションを受信するために有する各加入についての情報を表していることに注意する必要がある。ＵＥ１６０のユーザである各加入者は、それぞれが異なるサービスパラメータを定義する複数の加入を有している。ＰＣＦ４０５はこの目的のためＧＧＳＮ４４０により提供される加入者アイデンティティを使用する。さらに、ＰＣＦ４０５は、さらに特殊な加入データを検索するためにアクセスされたネットワークまたはサーバ１００も使用してよい。

４．購読マネージャデータベース４２０内に記憶されている購読データは、指定された加入者用の許可されたサービス、ＱｏＳクラス、およびビットレート情報を購読ごとに含む。

５．ＰＣＦ４０５の局所規則レポジトリ４２５に局所的に記憶されている規則だけではなく、購読情報にも基づいて、ＰＣＦは割り当てられる処理決定を下す。ＰＣＦ４０５はＣＯＰＳ ＤＥＣメッセージをＧＧＳＮ４００に送り返す。ＰＣＦ４０５からＧＧＳＮ４４０への決定（ＤＥＣ）メッセージは決定オブジェクトを含む。決定オブジェクトはＰＤＰコンテキストＱｏＳクラスおよびビットレート、ＰＤＰコンテキストにより搬送される許可されたサービスのリスト、およびサービスごとのＱｏＳクラスおよびビットレートを含んでいる。

６．ＧＧＳＮ４４０はＰＤＰコンテキストに基づいた方針情報を使用しＰＤＰ起動要求を受け入れ、ＰＤＰコンテキスト作成応答メッセージをＳＧＳＮ１３０に送り返す。

ＧＧＳＮ４４０は方針決定に基づいて、新しいＵＭＴＳ ＱｏＳ属性を提案してよい。ＳＧＳＮ１３０は、（二次）ＰＤＰコンテキスト受け入れ起動メッセージをＵＥ１６０に送信する。

図７の手順は以下の３つの工程を有する。

１．ＧＧＳＮ４４０は、方針制御を必要とする継続中のＰＤＰコンテキストのユーザ平面内でＵＥからの新しいフローを検出する。これを発生させるためには、ＧＧＳＮ４４０はたとえばソースＩＰアドレスおよび宛て先ＩＰアドレス、ソースポートおよび宛て先ポート、およびプロトコルである分類子の事前に設定された（ｐｒｅ−ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ）情報を含む。

２．ＧＧＳＮ４４０は該フローを、サービス名で記述されるサービスと関連付ける。ＧＧＳＮ４４０は、方針規則を策定するために使用される関連方針情報を取得するために、ＣＯＰＳ ＲＥＱメッセージを結合情報とともにＰＣＦ４０５に送信する。ここで使用される結合情報はサービス名および／または分類子を含んでいる。

３．加入情報、ＰＣＦ４０５内のローカルレポジトリ４３０内に局所的に記憶される方針規則、およびこの時点の前の関連するサービスプロバイダネットワーク１００との通信に基づき、ＰＣＦは割り当てられる新しい処理決定を下す。ＰＣＦ４０５はＧＧＳＮ４４０にＣＯＰＳ ＤＥＣメッセージを送り返す。ＧＧＳＮ４４０は許可決定を施行し、ＰＤＦコンテキストまたはフローのために要求されたＱｏＳを修正してよい。

図８の手順は以下の６つの工程を有する。

１．ＰＣＦ４０５は、たとえば図５のＰ−ＣＳＣＦ２１０と関連付けられたサービス論理４１０を通して、特定のネットワークまたはサービス（不図示）からＵＥに提供されるサービスのＱｏＳ関連情報（たとえば媒体タイプおよびビットレート）を受信する。

２．ＰＣＦ４０５は、前述されたような加入情報およびサービス情報、局所規則、およびオプションで適用する場合はあらゆるデフォルトの規則に一緒に基づいてセッションのために必要とされるＱｏＳリソースを許可する。たとえば、ＰＣＦ４０５はサービスによって使用されるビットレートを制限してよい。ＰＣＦ４０５は許可トークンを生成し、Ｐ−ＣＳＣＦ（不図示）にこれを送信する。セッションが無事に許可されると、Ｐ−ＣＳＣＦ（不図示）は、許可トークンとともにＳＤＰペイロードを発信側用のＵＥ１６０に転送する。

３．ＵＥ１６０はＵＭＴＳ ＱｏＳパラメータとともに、（二次）ＰＤＰコンテキスト起動をＳＧＳＮ１３０に送信する。ＵＥ１６０はＰＤＰコンテキスト起動の中に結合情報（許可トークンおよびフローＩＤ）を含む。ＳＧＳＮ１３０は対応するＰＤＰコンテキスト作成をＧＧＳＮ４４０に送信する。

４．ＧＧＳＮ４４０は、関連する方針情報を取得するために、結合情報（許可トークンおよびフローＩＤ）とともにＰＣＦ４０５にＣＯＰＳ ＲＥＱメッセージを送信する。

５．ＲＥＱを方針決定と結合する。ＰＣＦ４０５はＧＧＳＮ４４０にＣＯＰＳ ＤＥＣを送り返す。ＰＣＦ４０５からＧＧＳＮ４４０への決定（ＤＥＣ）は、決定オブジェクトを含む。決定オブジェクトはＰＤＰコンテキストＱｏＳクラスおよびビットレート、ＰＤＰコンテキストにより搬送される許可されたサービスフローのリスト、およびサービスフローごとのＱｏＳクラスおよびビットレートを含む。

６．ＧＧＳＮ４４０はＰＤＰ起動要求を受け入れるためにＰＤＰコンテキストに基づいた方針情報を使用し、ＰＤＰコンテキスト応答作成をＳＧＳＮ１３０に送り返す。ＳＧＳＮ１３０は（二次）ＰＤＰコンテキスト受け入れ起動をＵＦ１６０に送信する。

図９は、ストリーミング通信サービスに対するＱｏＳ制御を有効にする例である。ストリーミングベアラＰＤＰコンテキスト要求がＧＧＳＮ４４０と端末１６０のあいだで渡される。ＰＣＦ４０５は前述されたように機能し、ストリーミングベアラＰＤＰコンテキスト等とのストリーミングセッションの結合を提供する。ストリーミングサーバまたはＲＴＳＰプロキシ１００のサービス論理４１０は、ＳＤＰに基づいてどのＱｏＳ情報を提供するのかを決定する。

この実施形態は、加入者情報およびサービスプロバイダ情報を検討することから決定される方針規則に基づいた静的サービス加入だけではなく、セッションごとに基づいたＱｏＳ制御を可能にする。それは、ベアラが許可されたトラフィックだけを搬送し、たとえばユーザはｅメールトラフィックを搬送するためにストリーミングベアラを仕様できないことも保証する。

図１０は、ＰＣＦ４０５を通して提供されるＩＭＳＩおよびＡＰＮに基づいて加入管理データベース４２０から加入者情報を取得するプロセスを図解している。ＰＣＦ４０５は、ＰＤＰコンテキストクラス、ビットレート、および局所規則レポジトリに記憶され、ＧＧＳＮ４４０に渡されるサービス名を含む許可されたサービスのリストを作成する。

本発明の実施形態により提供される多数の優位点がある。１つの単一アーキテクチャはさまざまなサービス使用およびユーザサービス選択／加入のすべてのトラフィックに対するＱｏＳ割り当てを制御するために使用できる。ＱｏＳ割り当ては、セッションＱｏＳ情報と動的に結合されてよい。本発明は、ネットワークが、制御され、一貫した方法で対話型および背景トラフィックの差別化された処理を提供できるようにする。ＨＬＲからのトラフィッククラスに基づいた静的加入制御に比較されるさらに優れた制御解決策があるが、従来のＨＲＬとの下位互換性が提供される。この解決策は、それがＵＭＴＳ ＱｏＳベアラアーキテクチャおよび標準ＰＤＰコンテキスト交渉手順を活用するので、マルチベンダ無線アクセス網１５０とうまく相互作用する。これはＧＧＳＮ４４０内だけではなく、移動網全体でのＱｏＳ方針施行も可能にする。

本発明は以下を達成する。

１．差別化を可能にする。許可制御および生成されたトラフィックの分類につながるＱｏＳ交渉を介して個々の加入者、サービス、およびプロバイダ間の差別化が達成できる。次に、分類により、ネットワーク内でのトラフィックのさまざまな種類の優先順位付けが生じ、したがって考えられる裁量の品質レベルの確率に影響が及ぼされる。このアーキテクチャは、さまざまなサービスの事業の可能性だけではなく、ユーザにより選択されるサービスにも基づいたＱｏＳ差別化を可能にする。

２．集中方針決定機能を可能にする。本発明の重要な値は事業者の事業論理を施行すること、つまりさまざまなカスタマおよびサービスの事業の優先順位にしたがってモバイルネットワークの活用を可能にすることである。このアーキテクチャは、モバイルネットワークの端縁での集中した方針決定をサポートし、さらに具体的には関連性のあるＧＰＲＳベアラＱｏＳ属性（複数の場合がある）へのユーザトラフィックの事業の重要性のマッピングを可能にし、その結果として無線アクセス網が正しい優先順位にしたがってトラフィックを処理できるようにする。

本発明は好適実施形態に関して説明されてきたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく多数変型が加えられてよいことが理解されなければならない。すべてのこのような変型は添付請求項の範囲内に含まれることが意図される。

従来の技術の無線通信網におけるＱｏＳ制御問題を図解する。 ３ＧＰＰリリース５にしたがった従来の技術の無線通信網における方針制御機能のインプリメンテーションを図解する。 ３ＧＰＰリリース５の従来の技術の方針制御制御手順の詳細なフロー図を示す。 さまざまなれ維持的な通信サービスを提供する本発明にしたがったネットワーク制御されたＱｏＳの実施形態を示す。 事業者がサービスニーズおよびビジネス可能性にしたがってＱｏＳを動的に割り当てることができるようにする本発明の実施形態を示す。 ユーザ装置がサービスを提供する少なくとも１つのネットワークまたはサーバとの通信を確立していないときの一次ＰＤＰコンテキストセットアップの制御手順を説明する。 既存のＰＤＰコンテキストでの検出された新しいフローの制御手順を説明する。 ＰＣＦおよびネットワークまたはサーバに関連付けられるサービスロジックが、方針を適用するおよび／または更新する前にサービス交換情報を提供するときの制御手順を示す。 ストリーミング通信サービスに対するＱｏＳ制御を有効にする本発明の例である。 要求側ユーザ装置に提供されるサービスの質を定義するために使用される加入管理データベースからの情報を取得するプロセスを示す。

類似する数字は図面全体で類似したパーツを識別する。

Claims (51)

1. サービスを取得するユーザ装置のユーザに関する加入者および加入情報を記憶するデータベースを含む通信網内のユーザ装置、ユーザ装置がセッションへの接続を取得するために結合される方針施行エンティティ、ならびに方針施行エンティティに、および少なくとも１つのネットワークまたはサーバからのサービスの提供を規定する方針を決定するデータベースに結合される方針決定エンティティにサービスを提供する方法であって、
   ユーザがサービスを提供するための許可された条件に関する加入者情報をデータベースから方針決定エンティティに取得すること、
   少なくとも１つのネットワークまたはサーバ、および／またはサービス論理からユーザ装置へサービスを提供すること、
   加入情報および／またはサービス情報に基づいて方針決定エンティティで方針規則を形成することと、
   を備え、そこでは
   要求側ユーザ装置が、セッションが許可されるべきかどうか、および要求側ユーザ装置に提供されるセッションおよび／またはサービスの特徴を決定するセッションが許可されるかどうかを決定するために、方針決定エンティティにより許可されるセッションに対する要求を送信し、方針施行エンティティが、通信網上で許可されたセッションの少なくとも１つの特徴を施行し、要求側ユーザ装置により取得される許可されたセッションが許可されたセッションの該少なくとも１つの特徴を有することを保証し、前記方針規則がサービスの質の方針決定を策定するために用いられる方法。
2. 前記方針決定エンティティが方針制御機能である請求項１記載の方法。
3. 前記方針施行エンティティがゲートウェイ汎用パケット無線アクセスノード（ＧＧＳＮ）である請求項１、２記載の方法。
4. 前記加入者情報が、前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバによりユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備える請求項１〜３のいずれかに記載の方法。
5. 前記許可されたサービスがサービス名、サービスクラスの質および前記要求されたセッションが前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより前記要求側ユーザ装置に提供されるビットレートにより定義される請求項４記載の方法。
6. セッションに対する前記要求が前記方針施行エンティティに、および前記方針施行エンティティから前記方針決定エンティティに送信され、そこでは
   セッション要求元の前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバの識別およびアクセスポイント名が前記方針決定エンティティに、およびそれに応えて前記要求側ユーザ装置に提供される許可されたサービスのリストを送信する前記データベースを含むシステムに送信される請求項１〜５のいずれかに記載の方法。
7. サービスの前記リストが、サービス名、サービスクラスの質を含み、許可されたビットレートが前記方針決定エンティティにより前記方針規則を形成することの部分として処理される請求項６記載の方法。
8. 前記サービス情報がサービスの質情報を備える請求項１〜７のいずれかに記載の方法。
9. 前記サービスの質情報が帯域幅を備える請求項８記載の方法。
10. セッションに対する前記要求が前記方針施行エンティティに、および前記方針施行エンティティから前記方針決定エンティティに送信され、
    セッション要求元である前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバの識別およびアクセスポイント名が前記方針決定エンティティに、およびそれに応えて前記要求側ユーザ装置に提供される許可されたサービスのリストを送信するデータベースを含むシステムに送信される請求項１〜９のいずれかに記載の方法。
11. サービスをユーザ装置に提供することを制御するシステムであって、
    サービスのセッションを取得するためにユーザ装置のユーザの加入に関する加入者およ び加入情報を記憶するデータベース、前記ユーザ装置が前記サービスを取得するために結合される方針施行エンティティ、ならびに前記方針施行エンティティに、および前記データベースに結合される方針決定エンティティを含む通信システムと、
    前記サービスの前記セッションを、制御を介して前記方針決定エンティティ、前記サーバ、またはサービス情報を提供するサービス論理から前記ユーザ装置に提供する少なくとも１つのネットワークまたはサーバと、
    を備え、そこでは
    前記データベースが、前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバによって提供される前記サービスの前記セッションを取得するために前記ユーザ装置の前記ユーザの加入に関する前記記憶されている加入者および加入情報を前記方針決定エンティティに提供し、前記方針決定エンティティが前記加入者情報および／またはサービス情報に応えて前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバから前記ユーザ装置のユーザにより取得されてよい前記セッションおよび／またはサービスの特徴を定義する方針規則を策定し、前記方針決定エンティティが前記方針規則に応えて、少なくとも１つの特徴にしたがって前記無線システムを通して前記ユーザ装置により前記サービスの前記セッションを前記取得することを施行し、前記方針規則がサービスの質の方針決定を策定するために用いられることを特徴とするシステム。
12. 前記方針決定エンティティが方針制御機能である請求項１１記載のシステム。
13. 前記方針施行エンティティがゲートウェイ汎用パケット無線アクセスノード（ＧＧＳＮ）である請求項１１および１２記載のシステム。
14. 前記特徴がサービスの名前、サービスの質、および要求側ユーザ装置に提供される前記セッションのビットレートを備える請求項１０〜１３のいずれかに記載のシステム。
15. 前記加入者情報が、前記ユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備える請求項１０〜１４のいずれかに記載のシステム。
16. 前記許可されたサービスが、サービス名、サービスクラスの質、および前記要求されたセッションが前記要求側ユーザ装置に提供されるビットレートを含む情報によって定義される請求項１５記載のシステム。
17. 前記サービス情報がサービスの質情報を備える請求項１０〜１６のいずれかに記載のシステム。
18. 前記サービスの質情報が帯域幅を備える請求項１７記載のシステム。
19. ユーザ装置がサービスを取得するために結合される方針施行エンティティ、および前記方針施行エンティティに、およびデータベースに結合される方針決定エンティティを含む通信システム、および前記方針施行エンティティを通して前記ユーザ装置に前記サービスを提供する少なくとも１つのネットワークまたはサーバを備えるユーザ装置に対するサービスの前記提供を制御するためのシステムにおいて、前記サーバまたはサービス論理がサービス情報を提供し、
    前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバから前記サービスを取得するために前記ユーザ装置のユーザの加入に関する加入者および加入情報を記憶する前記通信システムのデータベースとを備え、そこでは
    前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより提供される前記サービスを取得するために前記ユーザ装置の前記ユーザの加入に関する記憶されている加入者および加入情報を前記方針決定エンティティに提供し、前記方針決定エンティティが前記加入者情報、加入情報および／またはサービス情報に応えて前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバから前記ユーザ装置のユーザによって取得されてよい前記サービスの特性を決定する方針規則を策定し、前記方針施行エンティティが前記方針規則に応えて少なくとも１つの特徴にしたがって前記システムを通して前記ユーザ装置による前記サービスの前記取得を施行するエンティティであって、前記方針規則がサービスの質の方針決定を策定するために用いられることを特徴とするエンティティ。
20. 前記方針決定エンティティが方針制御機能である請求項１９記載のエンティティ。
21. 前記方針施行エンティティがゲートウェイ汎用パケット無線アクセスノード（ＧＧＳＮ）である請求項１９、２０記載のエンティティ。
22. 前記特徴がサービスの名前、サービスの質、および要求側ユーザ装置に提供される前記セッションのビットレートを備える請求項１９〜２１のいずれかに記載のエンティティ。
23. 前記加入者情報が前記ユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備える請求項１９〜２２のいずれかに記載のエンティティ。
24. 前記許可されたサービスが、サービス名、サービスクラスの質、および前記要求されたセッションが前記要求側ユーザ装置に提供されるビットレートを含む情報により定義される請求項１９〜２３のいずれかに記載のエンティティ。
25. 前記サービス情報がサービスの質情報を備える請求項１９〜２４のいずれかに記載のエンティティ。
26. 前記サービスの質情報が帯域幅を備える請求項２５記載のエンティティ。
27. 少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより、加入者情報および／またはサービス情報に基づいて方針規則を策定するために方針決定エンティティによって活用されるユーザ装置に提供されるサービスに関するサービス情報が少なくとも１つのネットワークまたはサーバから提供され、前記サーバまたはサービス論理が方針決定エンティティへサービス情報を提供し、要求側ユーザ装置が、前記サービスが許可されるべきかどうか、および前記要求側ユーザ装置に提供されるセッションおよび／またはサービスの特徴を決定する前記サービスが許可されるかどうかを決定するために、前記方針規則にしたがって許可される前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバの少なくとも１つを使用してサービスに対する要求を送信し、前記方針施行エンティティが、前記要求側ユーザ装置により取得される前記許可されたサービスが許可されたサービスの前記少なくとも１つの特徴を有することを保証するために、通信網の上で許可されたサービスの少なくとも１つの特徴を施行する、ユーザ装置がサービスに対する接続を取得するために結合される方針施行エンティティおよび少なくとも１つのネットワークまたはサーバからのサービスの前記提供することを規定する方針を決定する前記方針施行エンティティに結合される方針決定エンティティを含む通信システムにおいて、
    前記ユーザ装置が、加入者および加入情報をデータベースから前記方針決定エンティティに提供し、
    前記方針エンティティが前記許可されたサービスの前記少なくとも１つの特徴にしたがって前記ユーザ装置に前記サービスを提供し、前記方針規則がサービスの質の方針決定を策定するために用いられることを特徴とする方法。
28. 前記方針決定エンティティが方針制御機能である請求項２７記載の方法。
29. 前記方針施行エンティティが、
    ゲートウェイ汎用パケット無線アクセスノード（ＧＧＳＮ）である請求項２７または２８記載の方法。
30. 前記加入者情報が、前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより前記ユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備える請求項２７〜２９のいずれかに記載の方法。
31. 前記許可されたサービスがサービス名、サービスクラスの質、および前記要求されたセッションが前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより前記要求側ユーザ装置に提供されるビットレートにより定義される請求項２７〜３０のいずれかに記載の方法。
32. 前記加入者情報が、前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバによって前記ユーザ装置に提供されてよい許可されたサービスを備える請求項２７〜３１の いずれかに記載の方法。
33. 前記許可されたサービスがサービス名、サービスクラスの質、および前記要求されたセッションが前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより前記要求側ユーザ装置に提供される請求項２７〜３２のいずれかに記載の方法。
34. 前記サービスに対する前記要求が前記方針施行エンティティに、および前記方針施行エンティティから前記方針決定エンティティに送信され、
    前記サービス要求元である前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバの識別およびアクセスポイント名が、前記方針決定エンティティに、およびそれに応えて前記要求側ユーザ装置に提供される許可されたサービスのリストを送信する、前記データベースを含むシステムに送信される請求項２７〜３３のいずれかに記載の方法。
35. 前記サービス情報がサービスの質の情報を備える請求項２７〜３４のいずれかに記載の方法。
36. 前記サービスの質情報が帯域幅を備える請求項３５記載の方法。
37. 前記方針規則が、さまざまな加入者にしたがって変化する情報に依存していない前記加入者情報が使用できないときのデフォルト方針規則である請求項１〜１０のいずれかに記載の方法。
38. 前記通信網がパケット交換網である請求項１〜１０および２７〜３７のいずれかに記載の方法。
39. 前記通信網がパケット交換網である請求項１１〜１８のいずれかに記載のシステム。
40. 前記通信網がパケット交換網である請求項１９〜２６のいずれかに記載のシステム。
41. 前記方針決定エンティティが、少なくとも１つのネットワークまたはサーバからのサービスの提供を規定する請求項１記載のサービスを提供する方法。
42. 前記方針決定エンティティによって活用される前記ユーザ装置に提供されるサービスに関して、少なくとも１つのネットワークまたはサーバからの情報をサービスプロバイダに提供することをさらに備える請求項１記載の方法。
43. 前記要求側ユーザ装置が、前記方針決定エンティティにより許可されるセッションに対する要求をゲートウェイに送信する請求項１記載の方法。
44. 前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバが前記方針決定エンティティに結合されてなる請求項１１記載のシステム。
45. 前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバが前記方針決定エンティティに結合されてなる請求項１９記載のシステム。
46. 前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバが、前記ユーザ装置に提供される前記サービスに関するサービス情報を前記方針決定エンティティに提供する請求項１９記載のシステム。
47. 前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバが、前記方針決定エンティティに結合されてなる請求項２７記載の通信システム。
48. 前記ユーザ装置が、前記方針規則の策定の部分として前記方針決定エンティティにより使用される前記サービスを取得するために許可された条件に関する加入者情報をデータベースから前記方針決定エンティティに提供する請求項２７記載の通信システム。
49. 前記方針決定エンティティがパケットデータゲートウェイからなる請求項１９記載のエンティティ。
50. データベースから提供される加入者および加入情報、およびユーザ装置にサービスを提供する少なくとも１つのネットワークサーバにより提供されるサービス情報、およびサービス論理に基づいて方針規則を策定する方針決定エンティティに加入者および加入情報を送信するための送信ユニットからなる加入管理装置であって、前記加入者および加入情報が、少なくとも１つのネットワークまたはサーバにより提供されたサービスを取得するためにユーザ装置のユーザの加入に関する方針決定エンティティに提供され、
    ユーザの加入に関する情報によって、前記方針決定エンティティが前記加入者情報、加入情報および／またはサービス情報を基にした方針規則を策定することが可能になり、
    前記方針規則に応えて前記少なくとも１つのネットワークまたはサーバから前記ユーザ装置のユーザにより取得されてよい前記セッションおよび／またはサービスの特徴を定義し、前記方針規則がサービスの質の方針決定を策定するために用いられることを特徴とする加入管理装置。
51. ユーザによって取得されたサービスにおける許可された条件に関する加入者および加入情報が受信されるレシーバであって、前記情報が、前記情報を取得するユーザ装置のユーザに関する加入者および加入情報を記憶するデータベースから受信されるレシーバと、
    データベースに記憶された加入者および加入情報およびサービスをユーザ装置に提供する少なくとも１つのネットワークサーバから提供されたサービス情報および／またはサービス論理に基づいて方針規則を形成するように構成されたプロセッサであって、前記加入者情報が、少なくとも１つのネットワークまたはサーバによって提供されるセッションおよび／またはサービスを取得するためのユーザ装置のユーザの加入に関し、前記加入者情報はデータベースからアクセスされ、
    ユーザ装置の要求側ユーザが、セッションが許可されるべきかどうか、および要求側ユーザ装置に提供されるセッションおよび／またはサービスの特徴を決定するセッションが許可されるかどうかを決定するために、方針規則どおりにプロセッサによって処理される通信網へセッション用の要求を送信し、前記方針規則がサービスの質の方針決定を策定するために用いられることを特徴とする方針決定エンティティ。

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