JP4223494B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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この発明は給湯機等のバ−ナとして利用される加圧噴霧式の燃焼装置に関するものである。
従来よりこの種のものに於いては、例えば特開平3−20516号公報に開示されている如く、燃油供給路より電磁ポンプによって加圧された燃油が燃油噴射ノズルに供給され、ここで噴霧されて燃焼するものであり、この時油比例弁の駆動でリタ−ン流路を介して戻されるリタ−ン量を制御することで、被制御対象の温度に応じた無段階の燃焼量制御を行うものであった。(例えば、特許文献1参照)
また、図3で示すように、燃油噴射ノズルとこの燃油噴射ノズルに燃油を供給する電磁ポンプを燃油供給路で接続して設け、前記燃油噴射ノズルより燃焼室内に火炎を噴出し、前記燃油噴射ノズルの前方に火炎を分散させる拡炎板を設けることによって、火炎を分散して熱交換器や燃焼室が部分的に加熱される事を防止している。
特開平3−20516号公報
しかし、この従来の加圧噴霧式の燃焼装置では拡炎板(旋回器)が火炎の影響で高温になり経年劣化によって変形や破損しても、最初は燃焼火炎の変化や、騒音の変化等は小さいので故障を発見することができず、変形や破損の程度が大きくなるまで、拡炎板の変形や破損を発見する事が難しいものであった。
また、燃焼不良の発生により拡炎板以外の他の部品が故障する危険が有った。
そこで、本発明は上記課題を解決するため、燃油噴射ノズルとこの燃油噴射ノズルに燃油を供給する電磁ポンプを燃油供給路で接続して設け、前記燃油噴射ノズルより燃焼室内に火炎を噴出し、前記燃油噴射ノズルの前方に火炎を分散させる拡炎板を備えた燃焼装置に於いて、前記拡炎板は燃焼室壁面に固定され、この固定部の一端は絶縁体を介して燃焼室壁面に固定される絶縁固定部とし、この絶縁固定部に直流電源を接続し、前記固定部の他端はアースされるアース固定部とし、前記拡炎板の電気抵抗に応じて運転を停止する安全装置を備えたものである。
前記拡炎板の導通不良発生時には前記電磁ポンプの運転を停止すると共に拡炎板の異常を表示するようにしたものである。
以上のように、本発明によれば、拡炎板の変形や破損を早期に発見することができ、故障が拡大して拡炎板以外の部品も故障する事を防止するものである。
次にこの発明に係る燃焼制御装置を給湯機に利用した状態を示す一実施例で説明する。
1は燃油リタ−ン方式の燃油噴射ノズルで、内部にはリタ−ン穴を有したディストリビュ−タ(図示せず)を備え、供給された燃油の一部をリタ−ンさせると共に、残りを旋回噴霧し燃焼させるものである。
2は上記燃油噴射ノズル1と燃油タンク等の燃油供給源(図示せず)とを結ぶ燃油供給路で、途中には常に約11kg/cm2の定圧で燃油を圧送する電磁ポンプ3を備えている。
4は燃油噴射ノズル1のリタ−ン穴と電磁ポンプ3より上流側の燃油供給路2とを連通したリタ−ン流路で、途中には電磁コイルと弁体とスプリング等(何れも図示せず)から構成された油比例弁5を備え、該油比例弁5の電磁コイルに供給される電流値で開口量を可変しリタ−ン量を制御することで、燃油噴射ノズル1からの噴霧量を決定するものである。
6は燃焼空気を供給する燃焼ファンで、燃油噴射ノズル1から噴霧される燃油量に応じた燃焼空気を、予め設定して一定の空燃比になるように回転数を制御して供給するものである。
7は燃油噴射ノズル1と電磁ポンプ3との間の燃油供給路2途中に備えられたサ−ミスタから成る油温サ−ミスタで、燃油供給路2を流通する燃油温度を常に検知するものである。
8は設定温度の出湯を末端の給湯栓9より可能とする給湯路で、途中には前記燃油噴射ノズル1の燃焼熱を受けて加熱される熱交換器10を備えている。
11は前記燃油噴射ノズル1の前方約75mmに噴射方向に直交して取り付けられ、燃油噴射ノズルから噴出する火炎を分散させる拡炎板で、断面コの字型の一方の固定部12は石綿状の絶縁体を介して燃焼室壁面13に固定される絶縁固定部14であり、直流電源15に接続されている。
また、他方の固定部12は板金製の燃焼室壁面13を通じてアースされるアース固定部16にて固定されており、燃焼装置運転中は拡炎板11に流れる電流値を電圧に変換してマイコン17のポートに接続し、拡炎板11が変形や破壊を起こしたときに、これをマイコン17により検知して燃焼装置の運転を停止する安全装置18を備えている。
また、この拡炎板11の異常を表示部19に備えたランプの点灯等によってエラー表示を行うものである。
前記直流電源15は5Vの電源であり、拡炎板11が正常な場合の運転時にはマイコン17のポートはアース固定部16と同じ0Vになるが、高温にさらされる拡炎板11が経年劣化して変形や破壊を起こしたときにはアース固定部16と絶縁固定部14の導通が無くなる事で、マイコン17のポートは5Vが発生し、予めマイコン17内に記憶されていた安全装置18によって運転を停止すると共に表示部19に異常の表示を行うことで、拡炎板11の変形や破損を早期に発見することができ、故障が拡大して拡炎板11以外の部品も故障する事を防止するものである。
20は給湯栓9近傍に設けられ給湯機の各種制御を行う操作部を司るリモコンで、所望の出湯温度を適宜設定可能な温度設定手段21や運転スイッチ22等と前記表示部19を備えている。
23は熱交換器10下流側の給湯路8途中に備えられた出湯サ−ミスタで、実際の出湯温度を常に検出するものである。
前記マイコン17は給湯機の制御回路を構成するもので、入力側には油温サ−ミスタ7及び温度設定手段21及び出湯サ−ミスタ23が接続し、又出力側には電磁ポンプ3及び油比例弁5及び燃焼ファン6が接続しているものである。
そしてマイコン17では温度設定手段21の設定温度と、出湯サ−ミスタ23で検知される実際の出湯温度との偏差値を演算して油比例弁5の開度を決定して制御するものであり、更にこの油比例弁5の開度により設定される燃油量に応じて燃焼ファン6は回転数を決定するが、この決定された回転数に油温サ−ミスタ7によって検出された油温に応じた補正値を加算して、最終的には燃焼ファン6の回転数は予め設定された前記の値に補正を掛けて制御されるものであり、油温に応じて変動する燃油量に対応して燃焼空気量も増減して、常に一定の空燃比で燃焼されるようにしたものである。
又上記油温に応じた補正値は、予め実験で得られた定数と、この定数を代入する計算式とをマイコン17内に記憶させておくことで、随時温度に応じた補正値を瞬時に得られるようにしたものである。
次にこの一実施例の作動について説明する。
今リモコン20の温度設定手段21で希望出湯温度を設定後に運転スイッチ22をONし、そして給湯栓9を開栓すれば給湯路8内の流水をフロ−スイッチ(図示せず)が検知し、マイコン17に燃焼開始信号を入力させることで、該マイコン17は電磁ポンプ3及び油比例弁5及び燃焼ファン6及び点火装置(図示せず)等を駆動させて燃油噴射ノズル1から噴霧される燃油を燃焼させ、熱交換器10を加熱して出湯を行うものである。
そしてこの燃焼は、温度設定手段21で設定された設定温度と出湯サ−ミスタ23で検出される実際の出湯温度との偏差値に応じて、油比例弁5の開口度を調節してリタ−ン量を制御することで、燃焼される燃油量が決定され、この燃油量に応じて燃焼空気量が決定されて燃焼ファン6の回転数がマイコン17によって制御されるが、このマイコン17で演算された燃油量と実際の燃油量とは相違し、空燃比を一定にするには燃焼ファン6の回転数の補正が必要となる。
直流電源15は5Vの電源であり、拡炎板11が正常な場合の運転時にはマイコン17のポートはアース固定部16と同じ0Vになるが、高温にさらされる拡炎板11が経年劣化して変形や破壊を起こし、導通不良発生したときにはアース固定部16と絶縁固定部14の導通が無くなる事で、マイコン17のポートは5Vが発生し、予めマイコン17内に記憶されていた安全装置18によって運転を停止すると共に表示部19に異常の表示を行うことで、拡炎板11の変形や破損を早期に発見することができ、故障が拡大して拡炎板11以外の部品も故障する事を防止するものである。
この発明一実施例を付した給湯機の概略構成図。 同電気回路の要部ブロック図。 従来例の分解斜視図。
符号の説明
1 燃油噴射ノズル
2 燃油供給路
3 電磁ポンプ
4 リタ−ン流路
5 油比例弁
6 燃焼ファン
7 油温サ−ミスタ
11 拡炎板
14 絶縁固定部
15 直流電源
16 アース固定部
17 マイコン
18 安全装置
19 表示部

Claims (2)

  1. 燃油噴射ノズルとこの燃油噴射ノズルに燃油を供給する電磁ポンプを燃油供給路で接続して設け、前記燃油噴射ノズルより燃焼室内に火炎を噴出し、前記燃油噴射ノズルの前方に火炎を分散させる拡炎板を備えた燃焼装置に於いて、前記拡炎板は燃焼室壁面に固定され、この固定部の一端は絶縁体を介して燃焼室壁面に固定される絶縁固定部とし、この絶縁固定部に直流電源を接続し、前記固定部の他端はアースされるアース固定部とし、前記拡炎板の電気抵抗に応じて運転を停止する安全装置を備えた事を特徴とする燃焼装置。
  2. 前記拡炎板の導通不良発生時には前記電磁ポンプの運転を停止すると共に拡炎板の異常を表示する請求項1記載の燃焼装置。
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