JP4222081B2 - バックライトユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックライトユニットに係り、詳しくは、ランプ室に連通した吸排気孔を改良することによりランプ室内の温度上昇を抑えたバックライトユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
フラット型表示装置に使用されるバックライトは、光源ランプに冷陰極又は熱陰極管等の極細蛍光ランプが使用され、一般にエッジライト型と直下型に大別されている。このうち直下型バックライトは、エッジライト型と比べて多数本の光源ランプをハウジング内に配設することができることから、高輝度を必要とする表示装置、例えばモニタ、テレビジョン受像機等におけるバックライトとして多く採用されている。
【0003】
この直下型バックライトユニットは、通常、光源に長尺蛍光ランプが使用されるが、近年、表示画面の大型化に伴い、使用される長尺蛍光ランプが、ますます長尺化されると共にその使用本数も多くなっている。
【0004】
ところが、これらの蛍光ランプが収納されるランプ室は、一般に上部が開口された底浅の箱型に形成され、その上部の開口面も光学部材等で覆われてほぼ密閉状態となっている。このため多数本の蛍光ランプから発生する熱が、このランプ室に滞留して室内の温度が外気温度より高くなってしまうことがある。
【0005】
一方、使用される蛍光ランプは、管内に微量な水銀が封入され、この水銀に電子が衝突し、その際に励起される紫外線が管壁の蛍光体に衝突し、これにより可視光に変換されるものであり、その光出力は周囲温度の影響を受ける特性をもっている。すなわち、低温時には、水銀の蒸気圧が低く気化する水銀量が少ないので光出力も小さく、周囲温度が上昇すると、これに伴って水銀蒸気圧も上昇し光出力が増加する特性をもっている。しかし、この光出力の増加は一定温度まで持続するが、この温度を超えると水銀蒸気圧が過大となり、増加した水銀蒸気により紫外線が再吸収されてしまい、その結果、光出力が低下してしまう特性も兼ね備えている。
【0006】
このため、ランプ室内の温度が所定値を超えてしまうと、ランプへの供給電力を増加させても、それに見合った光出力の増大を図ることができず、たとえ光出力のアップがあったとしても、一時的なもので直ぐ低下してしまうことになる。
【0007】
そこで、ランプ室内の温度上昇を抑える工夫がこれまで多く提案され、実施されてきており、特許文献でも多く紹介されている。(例えば、特許文献1、特許文献2)。
【0008】
図6は、上記特許文献1に記載されたバックライト装置であって、同図(a)は正面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のC−C断面図である。
【0009】
このバックライト装置BKのランプ室Dは、光源ランプ1で暖められた室内の空気を外部へ放出する通気孔2と、光源ランプ1の挿入用切欠き溝5bを光源ランプ1に密着してほぼ閉塞すると共に外部の空気を遮断するシール部材4とからなり、ランプ室の上側面3a1に通気孔2、また下側面3a2にシール部材4がそれぞれ形成された構成を有している。
【0010】
このランプ室によると、ランプ室D内で暖められた空気は上方へ移動し、ランプ室Dの上側面3a1の通気孔2から外部へ放散され、ランプ室D内の温度上昇が抑えられる。一方、ランプ室Dの下方部分は、シール部材4で閉鎖されているので、冷たい外気は遮断され、その結果、ランプ室全体の温度分布が改善されるようになっている。
【0011】
また、上記特許文献2には、光拡散板を除いた部材で反射板、或いは上下側壁面に複数の通気孔が形成され、ランプ室の温度上昇を抑えたバックライト装置が記載されている。
【0012】
【特許文献1】
特開平6−273765号(第2〜3頁、図1)
【特許文献2】
特開2001−297623号(第3〜4頁、図1)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1に記載されたバックライト装置では、ランプ室Dの一側面、すなわち上側面3a1にのみ複数個の通気孔2が形成され他側面、すなわち下側面3a1はシール部材4で閉鎖されていることから、放熱量は上側面3a1の通気孔2に限定されしまうことになる。また、この上側面3a1でも側面に複数本の蛍光ランプ1を挿通する挿通孔5aが設けられ、これらの挿通孔5aの間に通気孔2が設けられているので、通気孔2の設置個数も限定されてしまうことになる。
【0014】
近年、液晶表示装置が大型化し、これに伴ってワット数の高い蛍光ランプが使用され、且つその使用本数も多くなって、ランプ室内の温度がますます上昇される傾向にあるが、上記のバックライト装置では、放熱量に限界があり、大型液晶表示装置のバックライトとしての採用が難しい。
【0015】
また、上記特許文献2に記載されたバックライト装置は、通気孔の開口面積が比較的大きい(実施例では15mm角)ので、この開口から埃或いは塵等がランプ室に侵入しランプに付着し易く、また通気孔を上下側壁に形成しょうとすると、通常、側壁の縦幅が比較的狭く設計されているので、通気孔の設置個数も限られ大型の液晶表示装置のバックライトには適しない。更に、開口面積が大きくなるに伴い、それだけ通気孔が形成された筐体の強度が低下するため、大型の液晶表示装置のバックライトには適していない。
【0016】
そこで、本発明は、これらの従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、光源から発生する熱を効率よく室外へ放散し、ランプ室内の温度上昇を抑えたバックライトユニットを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、以下の手段により達成される。本発明のバックライトユニットは、複数本の長尺光源ランプと、該複数の光源ランプをそれぞれ両端で支持固定する一対のランプ支持台とを備え、前記各ランプ支持台は、長手方向の両端部分を除いた側壁に、前記光源ランプの固定部から上部へ向かって、外部に連通したスリットが長手方向に1乃至複数本形成されていることを特徴とする。
【0018】
そして、前記一対のランプ支持台は、長手方向の両端部分を除いた側壁が肉薄に形成され、前記スリットは、この肉薄側壁に形成されていることが好ましい。
【0019】
このバックライトユニットにおいては、側壁に1乃至複数本のスリットが一端部から他端部へ向けて形成されるので、開口面積を大きくできる。したがって、この大きな開口により、ランプ室内の吸排気が効率的に行われることになり、ランプ室の温度上昇を抑えることができる。また、これらのスリットは、側壁の薄肉部に設けられるので、スリットの成型が極めて簡単になると共に、任意の形状に成型できる。
【0020】
また、前記一対のランプ支持台は、それぞれ複数の支持枠に分割され、分割された支持枠は長手方向の両端部分を除いた側壁が肉薄に形成され、前記スリットは、この肉薄側壁に形成されると共に、前記分割された個々の支持枠が端部で結合されて、それぞれ一対のランプ支持台を形成しており、前記一対のランプ支持台は、結合部を含めほぼ等間隔に前記複数本の光源ランプをそれぞれの両端で固定支持していることが好ましい。
【0021】
このバックライトユニットにおいては、一対のランプ支持台をそれぞれ複数の支持枠に分割し、分割した個々の支持枠を端部で結合することにより、バックライトユニットの大型化に伴う放熱を効率よく外部へ放散することができ、ランプ室内の温度上昇を抑制することができる。また、一対のランプ支持台には、分割した支持枠の結合部においても、複数の光源ランプがほぼ等間隔に配設されるので、表示画面をほぼ均一に照射することが可能になる。
【0022】
また、スリットの後方に、スリットに沿って梁状の板状片が形成されていることが好ましく、さらにはスリットの後方にはスリットをまたぐように肉厚部が1乃至複数形成されていることが好ましい。これらの板状片や肉厚部が補強手段となり、複数のスリットを形成しても強度を維持することができる。
【0023】
【発明の実施形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態を示すバックライトユニットの外観斜視図、図2は図1のA部分の拡大側面図、図3は図1のB部分の拡大側面図、図4は図1のa−a断面図、第5図は図1のb−bの断面図である。
【0024】
このバックライトユニット10は、表示パネル(図示省略)とほぼ同じ矩形状をした底板20と、この底板20の上に載置される反射シート25と、底板20の長手側端に配設される一対のランプ支持台40、40’と、各ランプ支持台40、40’にそれぞれの端部が固定される複数本の光源ランプ30i、30iと、これら部品組立体の外周囲を囲み固定する固定枠50、50’とから構成される。なお、この組立体の上に拡散板及び光学シート材が載置され、載置された組立体の外周囲に支持台が装着されるが、これらを図4、5に示し、図1では省略されている。
【0025】
以下、上記バックライトユニットを構成する主要部品を説明する。底板20は、所定の長さ及び幅を有する表示パネル(図示省略)とほぼ同じ矩形状をなした板材からなり金属材或いは樹脂材等で形成されている。また、この底板20の表面には、ほぼ円錐形状をなしたスペーサ23iが複数個所定の間隔で配設され、これらのスペーサ23iの頂部が反射シート25の表面から突出するようになっている。
【0026】
反射シート25は、底板20とほぼ同じ形状を有し、その底板20の表面に敷設される。反射シート材25の表面には、反射材が塗布ないし貼着されている。
【0027】
光源ランプ30iには、長尺の蛍光ランプが使用される。第5図に示すように、光源ランプ30iの両端には、それぞれリード線31i、32i(以下、第1、第2のリード線という)が接続され、これらのリード線が導出されるようにしてランプホルダ33i、34i(以下、第1、第2のホルダという)が装着されている。また、第1、第2のリード線31i、32iは、対をなしその先端に電気コネクタ35iが接続されている。(第1図参照)。
【0028】
上記底板20の長手方向の両側端には、それぞれ対向して一対のランプ支持台40、40’(以下、第1、第2のランプ支持台という)が配設される。各ランプ支持台40、40’は、底板20の長手方向の幅長とほぼ同じ長さ有し、長手方向と直交する断面が変形台形状をなした枠体からなり、樹脂材料により形成される。また、各ランプ支持台40、40’は、ほぼ中央部でそれぞれ支持枠に分断され、端部が所定の固定手段により連結される。すなわち、図2、3を参照して、第1のランプ支持台40は、ほぼ中央部で支持枠401、402(以下、第1、第2の支持枠という)に分割され、各支持枠は互いに端部で任意の固定手段により結合される。同様に第2のランプ支持台40’も、支持枠403、403(以下、第3、第4の支持枠という)からなり端部で結合される。この固定手段には、例えば、各支持枠の端部にそれぞれ傾斜ないし段部を形成して、これらの傾斜面ないし段部を相互に接合して、機械的な固定手段ないし接着剤等用いて結合する。
【0029】
なお、固定手段は、上記のものに限定されず既に公知の種々の固着手段を使用してもよい。勿論、各支持枠の連結部を同一構造に成型して結合してもよい。連結部を同一構造にすることにより、各支持枠を共通の金型で成型することができるようになる。また、第1、第2のランプ支持台40、40’は、バックライトユニットの大型化に伴い、一部品で形成することが製造上及びその組立て等で難しいことから、複数に分割するもので、分割数は2分割でなくそれ以上の分割でもよい。
【0030】
上記第1、第2の支持枠及び第3、第4の支持枠は、連結部分を除いてほぼ同じ構造を有している。そこで、以下の説明では、重複説明を避けるために第1の支持枠の構造について詳述し、第3の支持枠は第1の支持枠と同一符号を用い、その符号にダッシュを付しその説明を省略する。なお、第2、第3の支持枠については、その説明を省略する。
【0031】
第1の支持枠401(以下、単に支持枠という)は、長手方向と直交する断面が変形台形状をなした枠体からなり、この枠体は、長手方向の両端部40a(図3に一端部40aを図示した)が肉厚に、この両端部を除く部分が肉薄に形成され、一端の肉厚部に上記の固定手段が設けられ他の支持枠と結合されるようになっている。両端部を除く部分を薄肉に形成することにより、材料の節約及び軽量化を図ることができる。
【0032】
この支持枠401は、その内壁面42aが底部41から上方部43に向って鋭角に傾斜した傾斜面で形成され、また底部41にランプホルダ34iを固定する固定部41iが形成されている。また、第1の支持枠401の上部43には、図4、5に示すように、拡散板70及び光学シート材71を位置決めする凸条部43aが外側側縁に設けられる。
【0033】
ホルダ固定部41iは、光源ランプ30iのランプホルダ34iが収容される複数個の凹状溝からなり、これらのホルダ固定部41iは、複数本の光源ランプ30iを等間隔に配設するために底部41に等間隔に設けられる。しかし、第1、第2の支持枠401、402を途中で結合するものに、複数のホルダ固定部41iを等間隔に配設しようとすると、第1、第2の支持枠401、402の連結部において、均等に配置できない場合が発生することがある。このような場合には、図3に示すように、第1、第2の支持台401、402のホルダ固定部411、412の間隔が他のホルダ固定部41iと411との間隔と同じになるように、一方のホルダ固定部412を支持枠402の端部に近接させることにより、均等間隔なるように形成する。第3、第4の支持枠403、404も図2に示すようにホルダ固定部41’2を支持台444の端部に近接させることにより、均等間隔なるように形成する。
【0034】
傾斜面42aには、ランプホルダ34iを装着するホルダ固定部41iから上部において、外部に連通した複数のスリット46iがランプ支持台の長手方向に沿って形成される。これらのスリット46iは、肉薄側壁では内壁面42aから外壁面42bに連通し、端部の肉厚部へも延びている。
【0035】
これらのスリット46iは、側壁の薄肉部に底部から上方へ向かってほぼ等間隔に平行に形成され、各スリット46iが長手方向の一端部から他端部へ連続しているので、開口面積が大きくできる。したがって、開孔面積が大きくなることから、ランプ室内の吸排気が効率化し、ランプ室の温度上昇を抑えることができる。これらのスリット46iは、側壁の薄肉部に設けられるので、スリット46iの成型が極めて簡単になると共に、任意の形状に成型できる。
【0036】
また、側壁の肉厚及びスリット46iの形状は、任意の厚さ、形状に選定される。例えば、側壁の肉厚を少し厚くし、スリット46iを底部と平行でなく、少し傾斜して形成することにより、埃、塵等の浸入を防ぐことができる。
【0037】
また、側壁を薄肉にすることにより、機械的強度が劣る場合が発生する恐れがあるが、このような場合に備え、この薄肉部に補強手段が形成される。その補強手段は、ランプ支持台の長手方向に梁状の板状片42c、42c’が設けれている。この板状片42c、42c’はスリット46iを平行して設けられ、スリット46iの後方に張り出している。この板状片42c、42c’はスリット46iの後方に奥行きのあるものとなるので、バックライト内の光がスリット46iから外に漏れても、奥行きある補強梁で外部へ光が漏れるのを防止できる。
【0038】
また、補強手段として、図5に示すようにスリット46iの後方に肉厚部42d、42’dが設けられている。この肉厚部42d、42’dはランプ支持台の短辺方向に設けられ、スリット46iをまたぐように形成されている。この肉厚部42d、42’dは板状片42c、42c’と上方部43、43’の間のスペースを埋めるように形成され、奥行き方向に対して厚く、ランプ支持台の長手方向における幅は小さく形成されている。肉厚部42d、42’dはスリット46iの後方に複数設けるのがよく、このときランプ支持台の長手方向にほぼ均等間隔で配置するのがよい。肉厚部42d、42’dは、厚み部分を利用して側壁の補強効果を発揮でき、結果としてスリット開口の大きくできる。更に、板状片42c、42’cの下方にスペースが形成されるので、このスペースを配線ダクトとしても利用できる。
【0039】
拡散板70は、乳白色アクリル樹脂等で形成された板材からなり、また、光学シート材71は、複数枚の集光シートの積層体からなる。更に、固定枠50、50’は、金属板材を折曲しアングル状に形成されたものからなり、ランプ支持台40、40’の外側壁を囲み、これらの支持台に載置された拡散板70及び光学シート材71を固定する。また、符合60、60’は、底板20の短辺側端に配設され上記一対のランプ支持台と連結されランプ室の側壁を形成する枠体である。
【0040】
これらの部品を用いバックライトユニットは、以下の手順で組立てられる。
図1〜5を参照して、先ず、複数の蛍光ランプ30iには、その両端に接続された第1、第2のリード線31i、32iが一端から導出されるようにして第1、第2のランプホルダ33i、34iを装着し、第1のリード線31iを第2のリード線32i側まで延設し、これらのリード線31i、32iを組にして、その先端に電気コネクタ35iを接続する。
【0041】
次いで、第1、第2のランプ支持台40、40’を平行に配設し、各支持台40、40’に第1、第2のランプホルダ33i、34i等を取付けた複数本の蛍光ランプ30iを装着する。その装着は、各蛍光ランプ30iの第1、第2のランプホルダ33i、34iを各支持台40、40’のホルダ固定部41i、41'iに挿入することによって行う。ランプ支持台40、40’が長尺の場合は、各ランプ支持台40、40’を構成する一対の支持台を固定手段により連結して置く。
【0042】
複数本の蛍光ランプ30iが装着された各ランプ支持台40、40’は、底板20の表面に取付ける。この取付けの際に、各蛍光ランプ30iに接続された第1、第2のリード線31i、32iのうち、第1のリード線31iを底板20の裏面に配線されるようにする。また、この取付けにより、底板20に装着された複数のスペーサ23iは、反射シート25から突出される。このようにして組立てた後、各ランプ支持台40、40’とこの支持台に結合した枠体60、60’との上に拡散板70及び光学部材71を載置し、これらの組立体の外周囲を固定枠50、50'で囲み固定しバックライトユニットを完成する。
【0043】
【発明の効果】
このバックライトユニットによれば、組立体の上面が積層体によって覆われ形成されたランプ室は、密閉状態になるが各ランプ支持台の側壁の設けられた複数のスリットにより、ランプ室内の吸排気が効率よく行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すバックライトユニットの外観斜視図である。
【図2】図1のA部分の拡大側面図である。
【図3】図1のB部分の拡大側面図である。
【図4】図1のa−a断面図である。
【図5】図1のb−bの断面図である。
【図6】従来技術のバックライト装置を示し、同図(a)は正面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のC−C断面図である。
【符号の説明】
10 バックライトユニット
40、40' ランプ支持台
30i 長尺光源ランプ
46i スリット
401、402、403、404 支持枠
50 固定枠
71 光学部材
Claims (6)
- 複数本の長尺光源ランプと、該複数の光源ランプをそれぞれ両端で支持固定する一対のランプ支持台とを備え、前記各ランプ支持台は、長手方向の両端部分を除いた側壁に、前記光源ランプの固定部から上部において、外部に連通したスリットが長手方向に1乃至複数本形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
- 前記一対のランプ支持台は、長手方向の両端部分を除いた側壁が肉薄に形成され、前記スリットは、この肉薄側壁に形成されていることを特徴とする請求項1記載のバックライトユニット。
- 前記一対のランプ支持台は、それぞれ複数の支持枠に分割され、分割された支持枠は長手方向の両端部分を除いた側壁が肉薄に形成され、前記スリットは、この肉薄側壁に形成されると共に、前記分割された個々の支持枠が端部で結合されて、それぞれ一対のランプ支持台を形成していることを特徴とする請求項1記載のバックライトユニット。
- 前記一対のランプ支持台は、結合部を含めほぼ等間隔に前記複数本の光源ランプをそれぞれの両端で固定支持していることを特徴とする請求項3記載のバックライトユニット。
- スリットの後方に、スリットに沿って梁状の板状片が形成されていることを特徴する請求項1〜請求項4のいずれかに記載のバックライトユニット。
- スリットの後方にはスリットをまたぐように肉厚部が1乃至複数形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のバックライトユニット。
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