JP4221839B2 - データ受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ通信に用いられるデータ受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に従来のデータ受信装置の構成を示す。図6において、1はアンテナ、2は高周波増幅手段(以下RF増幅手段と呼ぶ)、3は周波数変換手段、4は中間周波増幅手段(以下IF増幅手段と呼ぶ)、5は復調手段、6はPLL手段、7はコンパレータ、8はマイクロコンピュータで構成された制御手段、9はコンパレータ7のコンパレートレベルを決定する電圧源である。
【0003】
アンテナ1に入力した高周波信号はRF増幅手段2で選択増幅された後、周波数変換手段3で中間周波数に変換される。IF増幅手段4で所定の中間周波数のみが選択増幅され、復調手段5でもとのデータに復調され制御手段8でデータ解析が行われる。PLL手段6ではローカル周波数を決定し周波数変換手段3にローカル信号を供給する。IF増幅手段4の途中の段からRSSI信号を取り出している。RSSI信号とは選択増幅される中間周波信号のレベルの大きさに比例した直流電圧信号である。そして、コンパレータ7は電圧源9から供給される所定の閾値より前記RSSI信号レベルが大きくなると制御手段8に信号を出力する。図6に示すデータ受信装置は間欠的に動作している。すなわち制御手段8の制御により間欠的にデータ受信装置に電源を供給し受信動作を開始する。動作を開始すると、制御手段8はPLL手段6を制御して所定のチャンネルを受信させ、コンパレータ7の出力を監視して前記所定のチャンネルに電波があるかどうかを識別する。電波がなければ制御手段8はPLL手段6を制御して他のチャンネルをスキャンし電波があるかどうかを識別する。あらかじめ定めた複数のチャンネルをスキャンして電波がなければ受信状態を中止し、電源をOFFして待機状態に戻る。電波があればチャンネルスキャンを中止し復調動作を開始する。復調データは制御手段8で解析され自局宛のデータであれば受信を継続し、自局宛のデータでなければ受信を中断する。自局宛かどうかの識別は復調データに含まれる宛先アドレス情報により識別する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のデータ受信装置では、例えばAチャンネルとBチャンネルが隣接したチャンネルであり、かつAとBの二つのチャンネルをA→Bの順番で間欠的にスキャンする場合、以下に示す課題があった。
【0005】
通信相手が近くにおり、かつ通信相手がBチャンネルでデータを送信している場合、最初にスキャンするAチャンネルで隣接するBチャンネルを検出しデータ復調をしてしまう可能性がある。さらに自局宛であることを識別した後に受信レベルが低下し受信できなくなるという課題があった。前記課題が生じる原因は、間欠的に電源をONし、PLL手段6を立ち上げてローカル周波数が所定の範囲内に収束したことを検出してAチャンネルに電波があるかどうかを識別する動作において、前記所定の周波数の範囲内にローカル周波数が収束した場合でも完全には収束しきっておらずローカル周波数の両サイドにPLLの基準周波数離れたスプリアス信号が発生している。前記基準周波数はAチャンネルとBチャンネルのチャンネル間隔に相当する周波数であり、前記スプリアス信号はBチャンネルのローカル信号に相当する信号となる。そのため、前記スプリアス信号により周波数変換手段3でBチャンネルの信号が中間周波信号に変換されてIF増幅手段4で増幅受信され、電波有りと識別されデータ復調される。そしてデータの最初の部分に含まれる識別信号により自局宛であると識別しデータ受信を継続する。ローカル信号は徐々に収束していくため、前記スプリアス信号のレベルは徐々に下がっていく。従ってデータ受信の途中においてデータ受信ができなくなり誤りが発生することとなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のデータ受信装置は、あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし所定値を越えるチャンネルを検出した後、その所定値を大きくして再度あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし、大きくした所定値を越えるチャンネルを検出した時、優先的にデータ受信を開始するように構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし、スキャンしたチャンネルの受信レベルが所定値より大きい時、前記チャンネルのスキャンを停止しデータ受信を開始するデータ受信装置であって、あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし前記所定値を越えるチャンネルを検出した後、前記所定値を大きくして再度あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし、前記大きくした所定値を越えるチャンネルを検出した時、優先的にデータ受信を開始するようにしている。これによって、隣接チャンネルを誤って受信してしまうことを防止している。また、アナログ的なレベル検出を行う必要なく、隣接チャンネルを誤って受信してしまうことを防止している。
【0009】
また、所定値の変更は、受信信号レベルとのレベル比較を行うコンパレータの閾値を変更するように構成している。
【0010】
また、所定値の変更は、受信信号レベルに対する出力レベルの傾きを変更するように構成している。
【0011】
また、所定値の変更は、受信信号を増幅する増幅手段の増幅度を切り替えるように構成している。
【0012】
また、所定値の変更は、ローカル信号の注入レベルを切り替えるように構成している。
【0013】
そして、簡単な構成で隣接チャンネルを誤って受信してしまうことを防止している。
【0014】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0015】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1のデータ受信装置のブロックである。図1において、1はアンテナ、2は高周波増幅手段(以下RF増幅手段と呼ぶ)、3は周波数変換手段、4は中間周波増幅手段(以下IF増幅手段と呼ぶ)、5は復調手段、6はPLL手段、7はコンパレータ、8はマイクロコンピュータで構成された制御手段、9はコンパレータ7のコンパレートレベルを決定する電圧源、10はアナログであるRSSI信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段である。図6に示す従来例と同じ機能を有する機能ブロックには同一の番号を付与している。
【0016】
本実施例の構成の特徴はIF増幅手段4から出力されるRSSI信号のアナログレベルをA/D変換手段10によりデジタル信号に変換して制御手段8に出力していることである。制御手段8では間欠的にA,B両チャンネルをスキャンし電波の有無を検出し、電波があると識別した時にはA/D変換手段10からの信号によりRSSI信号のレベルを測定する。
【0017】
例えば最初にスキャンするAチャンネルに電波があると検出した場合、RSSI信号のレベルAを測定する。次にBチャンネルをスキャンし電波があると検出した場合、RSSI信号のレベルBを測定する。制御手段8はレベルAとレベルBを比較し、レベルの大きなチャンネルから受信を開始する。レベルの大きなチャンネルを受信して自局宛でないと判定した場合あるいは所定時間内に自局宛と判定できなかった時は次に大きなレベルのチャンネルを受信する。通信相手がBチャンネルで送信している場合を考える。従来例と同様、PLLの収束過程で発生するスプリアス信号のため、Aチャンネルのスキャンにおいて隣接するBチャンネルの電波で電波ありと識別する。そしてRSSI信号のアナログレベルAを測定する。次にBチャンネルをスキャンし電波ありと識別する。そしてRSSI信号のアナログレベルBを測定する。レベルAはスプリアス信号によりBチャンネル信号が中間周波信号に変換されて生じたレベルである。
【0018】
一方レベルBは正規のチャンネルでの受信で生じたレベルである。よって必ずレベルA<レベルBとなる。従ってレベルの大きなBチャンネルから受信を開始することとなり、通信相手の電波を正規のチャンネルで受信できる。
【0019】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2のデータ受信装置のブロックである。
【0020】
図1の実施例1と同じ機能ブロックには同一の番号を付与している。本実施例2の特徴はコンパレータ7の閾値を決める電圧源11の出力を制御手段8の制御で2段階に切り替えている点である。制御手段8では間欠的にA,B両チャンネルをスキャンし電波の有無を検出し、電波があると識別した時には電圧源11を制御してコンパレータ7の閾値を大きくする。例えば最初にスキャンするAチャンネルに電波があると検出した場合、コンパレータ7の閾値を大きくして再度Aチャンネルをスキャンし、電波の有無を確認する。電波があれば受信を開始し、電波がなければ閾値をもとに戻して次のBチャンネルをスキャンする。以下Aチャンネルの時と同様の動作を繰り返す。このように閾値が低い状態で電波有りと識別した場合には閾値を大きくして再度同じチャンネルをスキャンし電波があれば優先的に受信を開始する。そしてあらかじめ設定されているスキャンすべきすべてのチャンネルをスキャンし終わった後、再度閾値が低い状態で電波ありと識別したチャンネルでかつ閾値を大きくした時には電波なしと識別したチャンネルについて順次受信動作を開始し、自局宛の電波であるかどうかを識別していく。
【0021】
さて、通信相手がBチャンネルで送信している場合を考える。従来例と同様、PLLの収束過程で発生するスプリアス信号のため、Aチャンネルのスキャンにおいて隣接するBチャンネルの電波で電波ありと識別する。そして閾値を大きくするように切り替える。RSSI信号のアナログレベルはスプリアス信号によりBチャンネル信号が中間周波信号に変換されて生じたレベルであり、切り替え後の閾値レベル以下の小さなレベルである。よって閾値を切り替え後は電波無しと識別される。次にBチャンネルをスキャンし電波の有無を検出する。この時のRSSI出力レベルは正規のチャンネルでの受信で生じたレベルである。そして隣接チャンネルで検出されるほどの大きな信号であるのでBチャンネル受信時のRSSI信号レベルは切り替え後の閾値レベルより大きな値である。従ってBチャンネルから受信を開始することとなり、通信相手の電波を正規のチャンネルで受信できる。
【0022】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3のデータ受信装置のブロックである。
【0023】
図1の実施例1と同じ機能ブロックには同一の番号を付与している。本実施例3の特徴はIF増幅手段4から出力されるRSSI信号のアンテナ入力レベルの変化に対する出力レベルの変化の割合を切り替える傾き調整手段12を設けている点である。制御手段8では間欠的にA,B両チャンネルをスキャンし電波の有無を検出し、電波があると識別した時には傾き調整手段12を制御してRSSI出力変化の傾きを小さくする。例えば最初にスキャンするAチャンネルに電波があると検出した場合、傾き調整手段12の出力変化の傾きを小さくして再度Aチャンネルをスキャンし、電波の有無を確認する。電波があれば受信を開始し、電波がなければ傾きをもとに戻して次のBチャンネルをスキャンする。以下Aチャンネルの時と同様の動作を繰り返す。このように傾きが初期状態で電波有りと識別した場合には傾きを小さくして再度同じチャンネルをスキャンし電波があれば優先的に受信を開始する。そしてあらかじめ設定されているスキャンすべきすべてのチャンネルをスキャンし終わった後、再度傾きが初期状態で電波ありと識別したチャンネルでかつ傾きを小さくした時には電波なしと識別したチャンネルについて順次受信動作を開始し、自局宛の電波であるかどうかを識別していく。
【0024】
さて、通信相手がBチャンネルで送信している場合を考える。従来例と同様、PLLの収束過程で発生するスプリアス信号のため、Aチャンネルのスキャンにおいて隣接するBチャンネルの電波で電波ありと識別する。そして傾きを小さくするように切り替える。RSSI信号のアナログレベルはスプリアス信号によりBチャンネル信号が中間周波信号に変換されて生じたレベルであり、切り替え後に傾きが小さくなるとRSSI出力レベルは閾値レベル以下の小さなレベルとなる。よって傾きを切り替え後は電波無しと識別される。次にBチャンネルをスキャンし電波の有無を検出する。この時のRSSI出力レベルは正規のチャンネルでの受信で生じたレベルである。そして隣接チャンネルで検出されるほどの大きな信号であるのでBチャンネル受信時のRSSI信号レベルは傾き切り替え後であっても閾値レベルより大きな値である。従ってBチャンネルから受信を開始することとなり、通信相手の電波を正規のチャンネルで受信できる。
【0025】
(実施例4)
図4は本発明の実施例4のデータ受信装置のブロックである。
【0026】
図1の実施例1と同じ機能ブロックには同一の番号を付与している。本実施例4の特徴はRF増幅手段13の増幅度を切り替えるように構成している点である。制御手段8では間欠的にA,B両チャンネルをスキャンし電波の有無を検出し、電波があると識別した時にはRF増幅手段13を制御して増幅度を小さくする。例えば最初にスキャンするAチャンネルに電波があると検出した場合、RF増幅手段13の増幅度を小さくして再度Aチャンネルをスキャンし、電波の有無を確認する。電波があれば受信を開始し、電波がなければ増幅度をもとに戻して次のBチャンネルをスキャンする。以下Aチャンネルの時と同様の動作を繰り返す。このように増幅度が初期状態で電波有りと識別した場合には増幅度を小さくして再度同じチャンネルをスキャンし電波があれば優先的に受信を開始する。そしてあらかじめ設定されているスキャンすべきすべてのチャンネルをスキャンし終わった後、再度増幅度が初期状態で電波ありと識別したチャンネルでかつ増幅度を小さくした時には電波なしと識別したチャンネルについて順次受信動作を開始し、自局宛の電波であるかどうかを識別していく。
【0027】
さて、通信相手がBチャンネルで送信している場合を考える。従来例と同様、PLLの収束過程で発生するスプリアス信号のため、Aチャンネルのスキャンにおいて隣接するBチャンネルの電波で電波ありと識別する。そして増幅度を小さくするように切り替える。RSSI信号のアナログレベルはスプリアス信号によりBチャンネル信号が中間周波信号に変換されて生じたレベルであり、RF増幅手段切り替え後に増幅度が小さくなるとRSSI出力レベルは閾値レベル以下の小さなレベルとなる。よって増幅度を切り替え後は電波無しと識別される。次にBチャンネルをスキャンし電波の有無を検出する。この時のRSSI出力レベルは正規のチャンネルでの受信で生じたレベルである。そして隣接チャンネルで検出されるほどの大きな信号であるのでBチャンネル受信時のRSSI信号レベルは増幅度切り替え後であっても閾値レベルより大きな値である。従ってBチャンネルから受信を開始することとなり、通信相手の電波を正規のチャンネルで受信できる。
【0028】
なお、RF増幅手段13の増幅度を切り替えるように構成しているが、IF増幅手段4または周波数変換手段3の増幅度を切り替えるように構成してもかまわない。
【0029】
(実施例5)
図5は本発明の実施例5のデータ受信装置のブロックである。
【0030】
図1の実施例1と同じ機能ブロックには同一の番号を付与している。本実施例5の特徴はPLL手段6からのローカル信号出力と周波数変換手段3との間にレベル調整手段14を挿入した点である。制御手段8では間欠的にA,B両チャンネルをスキャンし電波の有無を検出し、電波があると識別した時にはレベル調整手段14を制御して周波数変換手段3へのローカル信号の注入レベルを小さくする。例えば最初にスキャンするAチャンネルに電波があると検出した場合、レベル調整手段14の出力を小さくして再度Aチャンネルをスキャンし、電波の有無を確認する。電波があれば受信を開始し、電波がなければ傾きをもとに戻して次のBチャンネルをスキャンする。以下Aチャンネルの時と同様の動作を繰り返す。このようにローカル信号の注入レベルが初期状態で電波有りと識別した場合には注入レベルを小さくして再度同じチャンネルをスキャンし電波があれば優先的に受信を開始する。そしてあらかじめ設定されているスキャンすべきすべてのチャンネルをスキャンし終わった後、再度注入レベルが初期状態で電波ありと識別したチャンネルでかつ注入レベルを小さくした時には電波なしと識別したチャンネルについて順次受信動作を開始し、自局宛の電波であるかどうかを識別していく。
【0031】
さて、通信相手がBチャンネルで送信している場合を考える。従来例と同様、PLLの収束過程で発生するスプリアス信号のため、Aチャンネルのスキャンにおいて隣接するBチャンネルの電波で電波ありと識別する。そして注入レベルを小さくするように切り替える。RSSI信号のアナログレベルはスプリアス信号によりBチャンネル信号が中間周波信号に変換されて生じたレベルであり、注入レベル切り替え後に注入レベルが小さくなると変換手段3における変換ゲインが小さくなり、よってRSSI出力レベルは閾値レベル以下の小さなレベルとなる。従って注入レベルを切り替え後は電波無しと識別される。次にBチャンネルをスキャンし電波の有無を検出する。この時のRSSI出力レベルは正規のチャンネルでの受信で生じたレベルである。そして隣接チャンネルで検出されるほどの大きな信号であるのでBチャンネル受信時のRSSI信号レベルは注入レベル切り替え後であっても閾値レベルより大きな値である。従ってBチャンネルから受信を開始することとなり、通信相手の電波を正規のチャンネルで受信できる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンしスキャンしたチャンネルの受信レベルが所定値より大きい時、前記チャンネルスキャンを停止しデータ受信を開始するデータ受信装置であって、あらかじめ設定された複数のチャンネルの受信レベルを測定した後に受信レベルの大きなチャンネルから順次データ受信を開始し自局宛の信号であれば受信を継続し、自局宛でない時には次の受信レベルのチャンネルのデータ受信を開始するように構成しているため、ローカル周波数が完全に収束しきっていないことにより隣接チャンネルを誤って受信してしまうことを防止することができる。
【0033】
また、あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンしスキャンしたチャンネルの受信レベルが所定値より大きい時、前記チャンネルのスキャンを停止しデータ受信を開始するデータ受信装置であって、あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし所定値を越えるチャンネルを検出した後、前記所定値を変更して再度あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし前記変更された所定値を越えるチャンネルを検出した時、優先的にデータ受信を開始するように構成している。すなわち、所定値の変更は、受信信号レベルとのレベル比較を行うコンパレータの閾値を変更するように構成したり、所定値の変更は、受信信号レベルに対する出力レベルの傾きを変更するように構成したり、所定値の変更は、受信信号を増幅する増幅手段の増幅度を切り替えるように構成したり、所定値の変更は、ローカル信号の注入レベルを切り替えるように構成しているため、A/変換手段を必要とせずに簡単な構成でローカル周波数が完全に収束しきっていないことによる隣接チャンネルの誤受信を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のデータ受信装置のブロック図
【図2】本発明の実施例2のデータ受信装置のブロック図
【図3】本発明の実施例3のデータ受信装置のブロック図
【図4】本発明の実施例4のデータ受信装置のブロック図
【図5】本発明の実施例5のデータ受信装置のブロック図
【図6】従来のデータ受信装置のブロック図
【符号の説明】
2 RF増幅手段
3 周波数変換手段
4 IF増幅手段
5 復調手段
6 PLL手段
7 コンパレータ
8 制御手段
9 電圧源
10 A/D変換手段
11 電圧源
12 傾き調整手段
13 RF増幅手段
14 レベル調整手段

Claims (5)

  1. あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし、スキャンしたチャンネルの受信レベルが所定値より大きい時、前記チャンネルのスキャンを停止しデータ受信を開始するデータ受信装置であって、あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし前記所定値を越えるチャンネルを検出した後、前記所定値を大きくして再度あらかじめ設定された複数のチャンネルをスキャンし、前記大きくした所定値を越えるチャンネルを検出した時、優先的にデータ受信を開始するデータ受信装置。
  2. 所定値の変更は、受信信号レベルとのレベル比較を行うコンパレータの閾値を変更するように構成した請求項1記載のデータ受信装置。
  3. 所定値の変更は、受信信号レベルに対する出力レベルの傾きを変更するように構成した請求項1記載のデータ受信装置。
  4. 所定値の変更は、受信信号を増幅する増幅手段の増幅度を切り替えるように構成した請求項1記載のデータ受信装置。
  5. 所定値の変更は、ローカル信号の注入レベルを切り替えるように構成した請求項1記載のデータ受信装置。
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