JP4221746B2 - ヘッドホン装置 - Google Patents

ヘッドホン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4221746B2
JP4221746B2 JP2003377537A JP2003377537A JP4221746B2 JP 4221746 B2 JP4221746 B2 JP 4221746B2 JP 2003377537 A JP2003377537 A JP 2003377537A JP 2003377537 A JP2003377537 A JP 2003377537A JP 4221746 B2 JP4221746 B2 JP 4221746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
speaker
delayed
reverberation
speakers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003377537A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005117594A (ja
Inventor
勇 小泉
Original Assignee
勇 小泉
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勇 小泉 filed Critical 勇 小泉
Priority to JP2003377537A priority Critical patent/JP4221746B2/ja
Priority to PCT/JP2004/014984 priority patent/WO2005034574A1/ja
Publication of JP2005117594A publication Critical patent/JP2005117594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4221746B2 publication Critical patent/JP4221746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1058Manufacture or assembly
    • H04R1/1075Mountings of transducers in earphones or headphones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1008Earpieces of the supra-aural or circum-aural type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1058Manufacture or assembly
    • H04R1/1066Constructional aspects of the interconnection between earpiece and earpiece support
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2205/00Details of stereophonic arrangements covered by H04R5/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2205/022Plurality of transducers corresponding to a plurality of sound channels in each earpiece of headphones or in a single enclosure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/033Headphones for stereophonic communication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Description

本発明は立体音響が再生可能なヘッドホン装置に関、例えば三次元的音響空間を再現するマルチチャンネル立体音響再生装置として好適なヘッドホン装置に関する。
従来のヘッドホンのスピーカーは、耳介全体に音波を放射している。(例えば、特許文献1参照。)
従来のヘッドホンでは前方音と後方音を分離して再生するには、図12のように従来のヘッドホンより2−3倍の大きさを必要とし、実用が困難であった。また従来のヘッドホンの大きさでマルチチャンネルを再生させるためには、特殊なアンプを使用する必要があった。このため従来の大きさのヘッドホンでは、マルチチャンネル音場の再生や、真の立体音場を再生出来なかった。またこの特殊なアンプを使用してマルチチャンネル音を再生した場合においては音信号を電気的に加工しているため音質の劣化が生じ、高品位な音質の再生が困難であり、さらに特殊アンプであるために、高価となる。
特許公開2001−218293 号公報
本発明は、耳介の集音機能と耳介の方向認知機能を活用したヘッドホンとしたことにより、従来どおりのヘッドホンの大きさでありながら特殊なアンプ無しで、安価に、前後音の分離されたマルチチャンネル音場の再生が可能で、且つ、音像が頭頂部や、頭内定位しない、高品位な音質で広がり感のある自然な立体音場が再生可能なヘッドホン立体音響装置の提供を目的とする。
耳介には、集音機能と方向認知機能のあることはよく知られている。(新臨床耳鼻咽喉科学 I 中外医学社)しかしその詳細な仕組みに関しては未だ解明されていない。耳介は図1に示すように複雑な外形をしており、全体として均一な立体構造ではなく、耳介の各部分ごとにその立体構造が大きく異なっている。(生体の観察 第2版 星野 一正著)
この耳介の局所解剖学的形態の違いに着眼すれば、耳介は複数の音波集音器の集合体としてとらえることができる。
本発明者は、この複数の集音器が、それぞれに異なる方向に感度を持った指向特性を持ち、聴覚の方向認知に寄与していることを見出した。
ある方向から耳に到達した音波は、耳介全体でではなく、到来した音波の方向に最も集音効率の高い、感度の高い耳介局所部分で集音された音波が有効情報として鼓膜へ伝達される。この耳介に到来した音波は、その局所の形態の特異的差違に基づいて、反射、吸収がなされ、その結果として音の方向情報が生成されて、音量や音質の情報とともに鼓膜へと伝達される。
聴覚中枢では、これらの音情報を過去の経験した音源位置と音方向情報との位置関係とを比較分析し、音源の位置を把握、認知している。
図2に示すように、音波を発生させるスピーカーの中心から発生音波進行方向の音波の中心とを結ぶ方向軸を音波放射軸とし、この音波放射軸と外耳道口近傍での矢状面(カラーアトラス人体解剖と機能 第3版 以後参照1とする。)や、横断面(参照1)との成す角度を音波放射軸角度とし、以後この角度を単に入射角と称することとする。なお、矢状面とは人体を左右対称に切る面とこれに平行なすべての面をいい、横断面とは床に平行で、矢状面と直行する面をいい、水平面とも言う。
図2に示すスピーカーの音波放射軸を用い、耳介に対して異なる音波放射軸角度を持つN個(Nは、自然数)のスピーカーから耳介局所領域に音波を放射すると、耳介局所領域の立体構造の差違によってそれぞれの音波放射軸角度に応じて異なる音波の反射、吸収が生じ、それぞれに異なる音波放射軸のスピーカーから放射された音波に応じたN個の音方向情報が生成される。従って異なる音波放射軸を持つスピーカーから放射された音波は、それぞれに異なる方向からの仮想音源として定位することとなる。このことから、再生しようとするそれぞれ左右N個の音源と同数の音波放射軸角度の異なるスピーカーをそれぞれ左右ヘッドフォンユニット内に配設すればそれぞれ左右にN個の仮想音源を定位させることが可能となる。
音源方向情報は、音源からの音波が耳介局所へ到達する際の矢状面への入射角度をθ、横断面への入射角度をαとすると、この入射角度θと入射角度αに応じて、最も集音率の高い耳介局所部位での形態的特異性に基づいて音波が反射、吸収されて、音源の方向情報が発生する。音源からの音波は、この発生した音方向情報に基づいて三次元空間の特定位置に定位した仮想音源として聴取される。そしてこの音方向情報は、音量や、音質情報とともに、鼓膜へと伝達される。このことから音信号再生用の前方用スピーカーと後方用スピーカーとの振動面は、耳珠近傍から耳輪近傍までの間に配設してあれば受聴者は、前後の音を、聞き分けることが可能となる。また3個以上配設すれば、複数の音源を異なる三次元の空間に仮想定位させることが可能となる。
そこでスピーカーからの音波入射角度θと仮想音源位置との関係を検証すると図3で示すように横断面での、スピーカーの矢状面に対する音波入射角度θを増加させると増加された程度に相応して仮想音源が後方へ移動することが判明した。
同様に図4に示すように横断面上に対する音波入射角度αを増加させると仮想音源が上方向へ、横断面下に対する音波入射角度を増加させると仮想音源位置が下方向へ移動することも判明した。
上記の原理により左右各チャンネルユニットごとに、N個の音波入射角度の異なるスピーカーを配設することにより、三次元空間の異なる空間位置に定位するN個の仮想音源の再生が可能なヘッドホンが実現できる。
録音時の左右各チャンネルごとの音源数と同数の音波入射角度の異なるスピーカーを右耳用と左耳用にそれぞれ配設すると、音波入射角度の違いにより、スピーカーからの音信号は、三次元空間において異なる空間位置に仮想音源として定位するため録音時の音源と同数の仮想音源を三次元の異なる空間位置に定位させて再生することが可能となる。
複数の音信号をミキシングアンプを用いてミキシングする場合、アンプの歪みが問題となる。特に音源数が増すにつれて混変調歪みの増加は避けることが出来ない。しかし音波放射軸方向の異なる複数のスピーカーを同側チャンネルに配設し、この複数のスピーカーに対してミキシングする音信号を供給することにより、この音波放射軸方向の異なるスピーカーが放射するそれぞれの音波を、耳介の形成する空間を通して、混合音波として鼓膜へ伝達させることにより、複数の音信号を歪み無くミキシングされた音として聴取することが可能となる。
低音(たとえばサラウンド再生における0.1チャンネル)は、指向性が低いため左右の耳用にそれぞれ耳介近傍の任意の個所に設置することが可能である。このことにより耳介より遠い頭部や首、肩に低音用スピーカーを配設する場合に比べて、低音と中高音のスピーカーから放射される音波が鼓膜へ到達する時間差がほとんど生じないことになる。
聴覚中枢に立体音場を認知させるためには、前後、左右、上下の音情報が鼓膜へ入力される必要がある。従って立体音場再生のためには、耳介の局所形態的特性による音波の反射、吸収をへて生成される音の方向情報を鼓膜に入力することが必須であり、この耳介の音方向情報生成機能を生かしたヘッドホンでなければ真に高品位な音質で自然な立体音場の再生することは不可能である。
遅延残響音処理装置を備え、この遅延音残響音処理装置により、遅延、エコーなど効果音である間接音を異なる音波放射軸のスピーカーに付与させることにより、再生する音場の大きさや距離感がよりリアルに聴取可能となる。
図5に示すN番目の遅延音残響音処理器は、N番目のスピーカーの音波放射軸によって生じる仮想音源位置より到来する間接音信号であるN番目の遅延残響信号を発生させる。
左音源の直接音と間接音の一部を図6で示す。例えば遅延残響音処理装置が作る(N−1)番目の遅延残響信号は、間接音3を再生するために、3aの定点をとおる方向に仮想定位する音波放射軸を持つスピーカーに付与する。N番目の遅延音残響音処理器が作るN番目の遅延残響信号は、間接音4を再生するために、4cの定点をとおる方向に仮想定位する音波放射軸を持つスピーカーに付与する。この結果、直接音2を除く、(N−1)個の三次元空間に仮想定位する位置を定点として、この定点からの間接音と、反対チャンネルからN個の三次元空間に仮想定位する位置を点定として、この定点からの間接音とを聴取することが可能となるため、再生される音場空間の大きさや直接音源との距離感がより忠実に再現可能となる。マルチチャンネル再生において受聴者がより正確な音場を知覚できることとなる。すなわち、左音源からの異なる二つの間接音を左右の耳で同時に聞くことができるため、より立体的に聞こえるのである。
また再生したい音場の効果音の音量を上げても、直接音が間接音である効果音の中に埋没することなく明暸性を損なわず、クッキリとした直接音の再生が可能となる。
従来の反射残響音などの間接音は、直接音を再生するスピーカーと同じスピーカーから放音されているため、同じ音波放射軸角度のスピーカーから間接音が放音されることとなり、本来直接音とは異なる方向から聞こえるはずの間接音が直接音と同一方向から聴取されることとなる。従って間接音による効果がほとんど無く、また間接音の音量を上げると直接音が間接音の中に埋没し、肝心な直接音の再生が不明暸になってしまう問題点があった。
耳介の集音機能や、方向認知機能を活用したヘッドホンシステム構造にしたので、立体音響再生やマルチチャンネル立体音響再生において、従来のような音電気信号加工による音像定位処理(たとえば頭部音響伝達関数をオーディオ信号に重畳する)を施す音像定位手段を必要としない。このため複雑な電気信号加工による音質の劣化が無く、且つ安価に製作が可能である。また自然な広がり感のある音像定位が可能となった。
擬似的な位相変化や遅延音などを用いたヘッドホンと比べて不自然な圧迫感や違和感がなく、長時間、聞いていても疲れない。またマルチチャンネル立体音場再生においては、最適聴取位置は、一箇所にしか存在しえないが、本ヘッドホン装置により、どのような姿勢や、どのような部屋の位置にいたとしても常に最適聴取位置でマルチチャンネル立体音響を聴くことができる。ゲームでの複数の人間による対戦も全員が最適聴取位置でゲームに臨むことが出来る。
低コストでの5.1チャンネル再生が出来ることはもちろん、将来増加が想定される7.1チャンネル以上のチャンネル数にも対応することが可能である。その応用範囲はDVDプレーヤーなどのマルチチャンネル立体音場再生システムだけではなく、ゲーム機や自動車航空機などのシュミレーションシステムにも使用できる効果がある。
図5から図8、図13、14を参照して、本発明の一実施形態のヘッドホン装置を説明する。図7において、ヘッドホンは、受聴者の左耳用の前方音再生用スピーカー1、後方音再生用3と、受聴者の右耳用の前方音再生用スピーカー2、後方音再生用4と、スピーカー1〜4を支持する支持部材5,6とを含む。
支持部材5と6は、以下の条件(1)〜(3)を満たすようにスピーカー1〜4を支持する。
条件(1):前方スピーカー1,2は、図13Aに示すように耳珠方向から耳甲介腔、対輪、耳輪領域に音波放射軸を向けて音波を放射可能な位置に配置する。
条件(2):後方スピーカー3,4は、図14Bに示すように対輪外側方向あるいは、耳輪外側方向から外耳道口周囲(耳の穴を除く)、耳甲介領域に音波放射軸を向けて音波を放射可能な位置に配置する。
条件(3):前方スピーカー1,2の音波放射軸は、図3で示すように、矢状面に対して略0度から略90度の範囲内の角度に配設し、後方スピーカー3,4の音波放射軸は、矢状面に対して略90度から略180度の範囲内の角度に配設する。
スピーカーと耳介の配設距離には制限はないが、実質的には、スピーカーの指向性が維持され、耳介の局所に十分な音圧放射が確保される距離であればよい。従って前方スピーカーを図13Aから図13Bのスピーカー位置までのいずれの間に配設しても、後方スピーカーを図14Aから図14Bのスピーカー位置までのいずれの間に配設しても同様な効果が得られる。図8は、実際の装着した図である。図9に示したヘッドホンのスピーカーは、横断面に対してやや上に傾斜させているので音源はやや目線の下から聞こえる。逆に図10に示したヘッドホンのにスピーカーを横断面に対して下向きに配設すれば音源は、やや目線の上から聞こえる。低音専用再生スピーカーは、図11のように前方スピーカーと後方スピーカーの間に配設するのは、好ましい一例である。この音源は、目線と同じ高さから聞こえる。
本発明は、立体音響を聞くことができるヘッドホン装置に関するものであり、特に、DVDプレーヤーなどのサラウンドシステムだけではなく自動車、航空機などのシュミレーションシステムやゲーム機器やリクライニング機器などに使用し立体音響を聞くことができる。
耳介の解剖図である。 スピーカーの音波放射軸を示すための説明図である。 上から見た頭部と音波入射角を示すための説明図である。 横から見た頭部と音波入射角を示すための説明図である。 遅延残響音処理装置の構成を示すブロック図である。 立体音場における直接音と間接音の説明図である。 本発明の耳介機能を考慮した立体音響を聞くことができるヘッドホンの構造を示す概略斜視図である。 本発明によるヘッドホンの装着状態の外観図である。 本発明の概略斜視図であるが音源は、目線よりやや上方向から聞こえる例を示す図である。 図9と同じ概略斜視図であるが音源は、目線よりやや下方向から聞こえる例を示す図である。 低音増強スピーカーを備えた他の実施を示す図である。 従来の立体音響ヘッドホンの一例を示す図である。 スピーカー以外主要部を分離した斜め後ろから見た左前方スピーカーの配設位置を示すための説明図である スピーカー以外主要部を分離した横から見た左後方用スピーカーの配設位置を示すための説明図である。
符号の説明
図2 1 音波放射軸、 2 スピーカー、3 音波
図3 1 左前方スピーカーの音波放射軸
2 左前方スピーカーの音波入射角度θ
3 左後方スピーカーの音波放射軸
4 左後方スピーカーの音波入射角度θ
5 矢状面、6 矢状面に対する垂線、7 耳介 8 鼻
図4 1 左前上方スピーカーの音波放射軸
2 左前上方スピーカーの音波入射角度α
3 左後上方スピーカーの音波放射軸
4 左後上方スピーカーの音波入射角度α
5 左後下方スピーカーの音波放射軸
6 左後下方スピーカーの音波入射角度α
7 左前下方スピーカーの音波放射軸
8 左前下方スピーカーの音波入射角度α
9 横断面、10 耳介、11 鼻
図5 LSP1 左耳用1番目のスピーカー
LSP2 左耳用2番目のスピーカー
LSP(N−1) 左耳用(N−1)番目のスピーカー
LSPN 左耳用N番目のスピーカー
RSP1 右耳用1番目のスピーカー
RSP2 右耳用2番目のスピーカー
RSP(N−1) 右耳用(N−1)番目のスピーカー
RSPN 右耳用N番目のスピーカー
図6 1 左音源、2 直接音、3 N−1番目の間接音
3a N−1番目の間接音の反射点、4 N番目の間接音
4a、4b、4c N番目の間接音の反射点、5 鼻 6上から見た頭部、
7 耳介
図7 1 左前方スピーカー、2 右前方スピーカー、3 左後方スピーカー
4 右後方スピーカー、5、6 スピーカー支持具
図8 1 左前方スピーカー 3 左前方スピーカー音波放射面
2 左後方スピーカー 4 左後方スピーカー音波放射面
5 ヘッドバンド
図9、図10、図11
1 右前方スピーカー 2 右後方スピーカー
3 右チャンネルユニット台座部 4 左立体音像出力ユニット
5 ヘッドバンド6 イヤーパッド
図13 1 外耳道口 2 耳輪 3 対輪
4 前方スピーカー(網目が音波放射面)
図14 1 耳輪 2 対輪 3 後方スピーカー(網目が音波放射面)

Claims (5)

  1. 受聴者の左耳用の左前方音再生用の第1スピーカー及び左後方音再生用の第3スピーカー、右耳用の右前方音再生用の第2スピーカー及び右後方音再生用の第4スピーカー、並びに前記各スピーカーを支持する支持部材を少なくとも備えたヘッドホン装置であって、
    前記第1乃至第4のスピーカーは、装着された状態において耳介の前方に来るように配置され、かつ、
    前記第1スピーカー及び第2スピーカーから成る前記前方用スピーカーの音波放射軸の前記受聴者の矢状面に対する入射角度が略0度から略90度の範囲内の角度をなし、前記前方用スピーカーから放射された音波が、前記耳介の耳珠近傍方向から、前記耳介の前方音集音器として機能する領域である対輪や耳輪近傍領域からこれに連なる耳甲介腔の近傍領域を標的として入射されるように配設され、
    前記第3スピーカー及び第4スピーカーから成る前記後方用スピーカーの音波放射軸の前記矢状面に対する入射角が略90度から略180度の範囲内の角度をなし、前記後方用スピーカーから放射された音波が、前記対輪あるいは前記耳輪近傍の方向から、外耳道口の周囲(ただし、耳の穴を除く。)と耳甲介腔の近傍領域を標的として入射されるように配設されたことを特徴とするヘッドホン装置。
  2. さらに遅延残響音処理装置を備え、前記左前方音の直接音信号を前記第1のスピーカーに付与し、前記遅延残響音処理装置によって遅延処理された前記左前方音の遅延残響音信号を前記第3のスピーカーに付与し、前記遅延残響音処理装置によって遅延処理された前記左前方音の他の二つの遅延残響音信号を前記第2及び第4のスピーカーにそれぞれ独立に付与し、
    さらに、前記右前方音の直接音信号を前記第2のスピーカーに付与し、前記遅延残響音処理装置によって遅延処理された前記右前方音の遅延残響音信号を前記第4のスピーカーに付与し、前記遅延残響音処理装置によって遅延処理された前記右前方音の他の二つの遅延残響音信号を前記第1及び第3のスピーカーにそれぞれ独立に付与するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のヘッドホン装置。
  3. 前記第1スピーカーと前記第3スピーカーとの間、及び前記第2スピーカーと前記第4スピーカーとの間に、それぞれ(N−2)個(Nは3以上の自然数)のスピーカーを、音波放射軸の前記矢状面に対する入射角度が互いに異なる方向を向き、かつ、該入射角度が前記第1スピーカーの入射角度と前記第3スピーカーの入射角度との間、及び前記第2スピーカーの入射角度と前記第4スピーカーの入射角度との間の角度になるように配置したことを特徴とする請求項1に記載のヘッドホン装置。
  4. さらに遅延残響音処理装置を備え、前記左前方音の直接音信号を前記第1のスピーカーに付与し、前記遅延残響音処理装置によって遅延処理された前記左前方音の(N−1)個の遅延残響音信号を前記左側の(N−1)個のスピーカーにそれぞれ付与し、前記遅延残響音処理装置によって遅延処理された前記左前方音の他のN個の遅延残響音信号を前記右側のN個のスピーカーにそれぞれ独立に付与し、
    さらに、前記右前方音の直接音信号を前記第2のスピーカーに付与し、前記遅延残響音処理装置によって遅延処理された前記右前方音の(N−1)個の遅延残響音信号を前記右側の(N−1)個のスピーカーにそれぞれ付与し、前記遅延残響音処理装置によって遅延処理された前記右前方音の他のN個の遅延残響音信号を前記左側のN個のスピーカーにそれぞれ独立に付与するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のヘッドホン装置。
  5. 左耳用及び右耳用の低音専用再生スピーカー又は低音補強用スピーカーを前記耳介近傍の任意の位置に配置したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のヘッドホン装置。
JP2003377537A 2003-10-02 2003-10-02 ヘッドホン装置 Expired - Fee Related JP4221746B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003377537A JP4221746B2 (ja) 2003-10-02 2003-10-02 ヘッドホン装置
PCT/JP2004/014984 WO2005034574A1 (ja) 2003-10-02 2004-10-04 ヘッドホンによる立体音響再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003377537A JP4221746B2 (ja) 2003-10-02 2003-10-02 ヘッドホン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005117594A JP2005117594A (ja) 2005-04-28
JP4221746B2 true JP4221746B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=34420258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003377537A Expired - Fee Related JP4221746B2 (ja) 2003-10-02 2003-10-02 ヘッドホン装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4221746B2 (ja)
WO (1) WO2005034574A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4930382B2 (ja) * 2006-02-01 2012-05-16 ソニー株式会社 電気音響変換器及びイヤースピーカ装置
JP4826467B2 (ja) * 2006-02-01 2011-11-30 ソニー株式会社 電気音響変換器及びイヤースピーカ装置
JP4826457B2 (ja) * 2006-02-01 2011-11-30 ソニー株式会社 電気音響変換器及びイヤースピーカ装置
JP4826454B2 (ja) * 2006-02-01 2011-11-30 ソニー株式会社 イヤースピーカ装置
US8175316B2 (en) 2006-12-05 2012-05-08 Sony Corporation Ear speaker device
JP4913256B1 (ja) * 2011-07-05 2012-04-11 勇 小泉 カナル型受話器用イヤーピース及びそれを利用したカナル型受話器、並びにカナル型受話器を利用した聴診器及び補聴器
JP7068476B2 (ja) 2018-01-24 2022-05-16 ハーマン ベッカー オートモーティブ システムズ ゲーエムベーハー 固有の方向性耳介手がかりを生成するヘッドフォン装置
JP6687275B1 (ja) * 2019-10-27 2020-04-22 勇 小泉 ヘッドホン装置
JP7005062B1 (ja) * 2021-06-11 2022-02-14 富士音響技研株式会社 言語学習用機器、言語学習用システム及び音声記録媒体
CN117956363A (zh) 2022-10-28 2024-04-30 深圳市韶音科技有限公司 一种耳机

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3042731B2 (ja) * 1991-08-02 2000-05-22 日本電信電話株式会社 音声再生装置
JPH05336599A (ja) * 1992-06-03 1993-12-17 Fujitsu Ltd 音像定位ヘッドホン装置および、それを用いた仮想現実視聴覚装置
JPH0851687A (ja) * 1994-08-03 1996-02-20 Kiyoaki Kakegawa サウンドフォログラムおよび関連機器
JP2000078698A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Hiroshi Katagawa ヘッドホン
JP2003125499A (ja) * 2001-10-17 2003-04-25 Sony Corp 音響再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005117594A (ja) 2005-04-28
WO2005034574B1 (ja) 2005-06-16
WO2005034574A1 (ja) 2005-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3346730B1 (en) Headset arrangement for 3d audio generation
CN111213387B (zh) 在空间中定位声音信号的扬声器系统和耳机
WO2012053446A1 (ja) ヘッドフォン装置
JP4913256B1 (ja) カナル型受話器用イヤーピース及びそれを利用したカナル型受話器、並びにカナル型受話器を利用した聴診器及び補聴器
US9107018B2 (en) System and method for sound reproduction
JP4924119B2 (ja) アレイスピーカ装置
JP2009141880A (ja) ヘッドフォン装置
JP2008131089A (ja) 音響システム、音響装置及び最適音場生成方法
US8442244B1 (en) Surround sound system
JPWO2007089033A1 (ja) 電気音響変換器及びイヤースピーカ装置
JP2013535894A5 (ja)
JP4221746B2 (ja) ヘッドホン装置
US6990210B2 (en) System for headphone-like rear channel speaker and the method of the same
TWM471725U (zh) 重現音樂舞台音場的耳機
JP2007235929A (ja) 電気音響変換器及びイヤースピーカ装置
JP2009141879A (ja) ヘッドフォン装置、ヘッドフォン音響再生システム
US7050596B2 (en) System and headphone-like rear channel speaker and the method of the same
KR102155574B1 (ko) 개방형 헤드폰의 노이즈 캔슬링 방법 및 이를 위한 장치
US6983054B2 (en) Means for compensating rear sound effect
JP4826456B2 (ja) 電気音響変換器及びイヤースピーカ装置
JP2010263354A (ja) イヤホンおよびイヤホンシステム
JP6687275B1 (ja) ヘッドホン装置
JP3374731B2 (ja) バイノーラル再生装置、バイノーラル再生用ヘッドホンおよび音源評価方法
US20230362578A1 (en) System for reproducing sounds with virtualization of the reverberated field
JP2007325069A (ja) マルチチャンネルイヤホン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080716

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080716

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4221746

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141128

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees