JP4221650B2 - 搭載物着脱式運搬車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水平昇降するサブフレームを用いてリヤフレームにコンテナなどの搭載物を着脱自在として搭載することのできる搭載物着脱式運搬車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の搭載物着脱式運搬車には、例えば図29〜35に示したようなコンテナ着脱式運搬車が存在する。このコンテナ着脱式運搬車は、図に示すように、車体31の後方のリヤフレーム32の前後部にリフトシリンダ付き昇降機構33a、33bを介してサブフレーム34を水平昇降するようにしたものとしている。前記サブフレーム34には、コンテナ35を着脱自在として搭載可能とした搭載着脱機構36を備えたものとしている。そして、前記リフトシリンダ付き昇降機構33a、33bによるサブフレーム34の上昇配置時に、このサブフレーム34の後部を支持する後部支持機構37を備えたものとしている。さらに、前部のリフトシリンダ付き昇降機構33aを固定するロックピン38をリヤフレーム32に配設すると共に、後部のリフトシリンダ付き昇降機構33b及び後部支持機構37を車両横方向に拘束して保持するストッパー39を、前記後部支持機構37のリフトアーム40に配設したものとしている。
【0003】
前記ロックピン38は、リヤフレーム32に配設されたロックシリンダ41のロッド41aの作動により、サブフレーム34に垂設された固定プレート42に形成したピン穴42aに嵌挿することにより、前記リフトシリンダ付き昇降機構33aを固定するようにしている。
【0004】
前記ストッパー39は、リフトアーム40の下部に設けられたリヤロックシリンダ43のロッド43aにより揺動されて外方向に出っ張り、リヤフレーム32の後端の凹部44の内側面44a、44aに設けられたポケット45、45の底部に突き当たった状態で支持されるようにしている。
【0005】
また、前記リヤフレーム32及びサブフレーム34間にダンプシリンダ46を備えたものとし、リフトシリンダ付き昇降機構33a、33bによるサブフレーム34の上昇配置時に、このサブフレーム34をダンプ可能としたものとしている。
【0006】
そして、このコンテナ着脱式運搬車では、搭載着脱機構36は、図35、38に示すように、サブフレーム34の前部両側に突設されたストッパー47と、サブフレーム34に配設されたロックシリンダ48のロッド48aの作動によりサブフレーム34の側部から出没するロックピン49からなり、コンテナ本体35aの底面下に配置した下降配置時のサブフレーム34を上昇させ、前記ロックピン49をサブフレーム34の側部から突出させ、このロックピン49をコンテナ本体35aのプレート50に形成された長穴50aに嵌挿して、サブフレーム34上にコンテナ35を固定して搭載するようにしている。
【0007】
さらに、このコンテナ着脱式運搬車では、後部支持機構37は、リフトアーム40の前部上端にリフトシリンダ51のロッド51aの先端を軸支すると共に、その前部上端の上面にサブフレーム34の下面を支承するようにし、リフトアーム40の後部上端にサブフレーム34の後端を軸支したものとし、さらにリフトアーム40の後部下端寄りに前記ストッパー39を配設したものとしている(特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−289517号公報(第2頁右欄〜第3頁右欄、図1〜図10)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の搭載物着脱式運搬車では、リフトシリンダ付き昇降機構33a、33bは、リヤフレーム32の前後部に備えたものとしているので、リヤフレーム32の前後部の構造が複雑なものとなると共に、車体重量が重くなるという課題を有していた。
【0010】
さらに、従来の搭載物着脱式運搬車では、搭載着脱機構36は、上記したような構成としているため、ロックシリンダ48のロッド48aの作動させるための動力源が必要なものとなり、車体重量が重くなるという課題を有していた。
【0011】
また、上記従来の搭載物着脱式運搬車では、後部支持機構37は、上記したような構成としているため、ストッパー39が車両内部に隠れることなく、その整備や点検がし易いものとなるが、リヤロックシリンダ43のロッド43aの作動させるための動力源が必要なものとなると共に、後部支持機構37自体の構造が複雑なものとなり、嵩の高いものとなって、車体重量が重くなるという課題を有していた。
【0012】
そこで、この発明は、上記従来の課題を解決するものであり、ダンプシリンダをリフトシリンダに兼用させることにより、リヤフレームの前部に備えたリフトシリンダを取り除いてもサブフレームが水平昇降可能なものとし、搭載着脱機構を動力源が不要な機構に変更し、さらに後部支持機構に相当するような機構を取り除いても車両の安定性が確保できるようにし、車体重量の軽量化およびエネルギーの省力化を図った搭載物着脱式運搬車を提供することを目的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明の搭載物着脱式運搬車は、車体1の後方のリヤフレーム2の前部に、リヤフレーム2とサブフレーム4間に介在させたダンプ兼リフトシリンダ8aを備えた前部昇降機構3aを配設すると共に、前部トグル支持機構5aを配設し、前記リヤフレーム2の後部に、リヤフレーム2とサブフレーム4間に介在させたリフトシリンダ9aを備えた後部昇降機構3bを配設すると共に、後部トグル支持機構5bを配設し、これら前後部昇降機構3a、3bおよび前後部トグル支持機構5a、5bを同調油圧回路に接続し、同時に作動させることにより、前記サブフレーム4を水平昇降するようにしたものとし、前後部昇降機構3a、3bによってサブフレーム4を上昇配置状態にすると、前後部トグル支持機構5a、5bの前後部トグルシリンダ10a、10bの前後部ロッド11a、11bがそれぞれ収縮し、前後部トグルアーム12a、12bがそれぞれスライドしながら回動して立ち上がり、前後部トグルアーム12a、12bが前後部支持アーム13a、13bによってそれぞれ支持された状態で、前後部リフトビーム4a、4bによってサブフレーム4の前後部をそれぞれ支持するようにし、さらに前記サブフレーム4には搭載物6を着脱自在として搭載可能とした搭載着脱機構7を備えたものとし、しかも前記前部昇降機構3aはサブフレーム4の上昇配置時に、このサブフレーム4をダンプ操作可能なものとしている。
【0014】
そして、この発明の搭載物着脱式運搬車において、前記前部トグル支持機構5aは、前部トグルシリンダ10aの後端をリヤフレーム2に軸支し、前部トグルシリンダ10aの前部ロッド11aの先端を前部トグルアーム12aの後端に軸支したものとし、さらに前部支持アーム13aの後端をリヤフレーム2に軸支し、前部支持アーム13aの先端を前記前部トグルアーム12aの先端に軸支したものとし、これら軸支した前部支持アーム13aの先端および前部トグルアーム12aの先端と同軸としてサポートブラケット14を設け、このサポートブラケット14にサブフレーム4の前部リフトビーム4aを支持したものとし、前記後部トグル支持機構5bは、後部トグルシリンダ10bの後端をリヤフレーム2に軸支し、後部トグルシリンダ10bの後部ロッド11bの先端を後部トグルアーム12bの後端に軸支したものとし、さらに後部支持アーム13bの後端をリヤフレーム2に軸支し、後部支持アーム13bの先端を前記後部トグルアーム12bの先端に軸支したものとし、これら軸支した後部支持アーム13bの先端および後部トグルアーム12bの先端と同軸としてサブフレーム4の後部リフトビーム4bを軸支したものとしている。
【0015】
さらに、この発明の搭載物着脱式運搬車において、前記搭載物6は、本体部6aの両側部の下方に支持脚6bが設けられ、これら支持脚6bの間をリヤフレーム2の進入空間Sとし、さらに支持脚6bの前端上部寄りにはそれぞれクッション体16が取り付けられ、本体部6aの底部フレーム6cには前端部に前部ロック部材17aを設けたものとし、略中央部に中部ロック部材17bを幅方向に複数個、並列させて設けたものとし、前記中部ロック部材17bは前記底部フレーム6cから下方向に突き出した二個のブラケット18間にピン19を軸支したものとしている。
【0016】
また、この発明の搭載物着脱式運搬車において、前記搭載着脱機構7は、サブフレーム4の前両側部に横方向に突設したストッパー20と、サブフレーム4の前端部に上方向に突設した前部ロック体21aと、サブフレーム4の略中央部において、幅方向に複数個、並列させて設け、リヤフレーム2に突設したガイド22によって作動する中部ロック体21bからなるものとしており、前記中部ロック体21bは上端にフック部23を有し、下端にローラ部24を有したものとし、略中央をサブフレーム4に軸支したものとしており、しかもフック部23がサブフレーム4の前方側にバネ25の付勢力を与えられた状態となるようにし、前記ガイド22には下接地端部22a、転動傾斜部22bおよび上接地端部22cを形成したものとしている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の搭載物着脱式運搬車の一実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1〜7に示したように、この発明の搭載物着脱式運搬車は、車体1の後方のリヤフレーム2の前部両側に前部昇降機構3aを配設すると共に、前部トグル支持機構5aを配設したものとし、さらに前記リヤフレーム2の後部両側に後部昇降機構3bを配設すると共に、後部トグル支持機構5bを配設したものとし、これら前後部昇降機構3a、3bおよび前後部トグル支持機構5a、5bを同調油圧回路に接続し、同時に作動させることにより、サブフレーム4を水平昇降するようにしたものとしている。さらに、前記サブフレーム4には、搭載物6を着脱自在として搭載可能とした搭載着脱機構7を備えたものとしている。また、前記前部昇降機構3aは、図8に示したように、サブフレーム4の上昇配置時に、このサブフレーム4をダンプ操作可能なものとしている。
【0019】
前記前部昇降機構3aは、図1〜3、5、6に示したように、リヤフレーム2とサブフレーム4間に介在させたダンプ兼リフトシリンダ8aを備えたものとしており、ダンプ兼リフトシリンダ8aの下端をリヤフレーム2に軸支し、ダンプ兼リフトシリンダ8aのロッド8bの上端をサブフレーム4に軸支したものとしている。
【0020】
前記後部昇降機構3bは、図1、4、5、7に示したように、リヤフレーム2とサブフレーム4間に介在させたリフトシリンダ9aを備えたものとしており、リフトシリンダ9aの下端をリヤフレーム2に軸支し、リフトシリンダ9aのロッド9bの上端をサブフレーム4に軸支したものとしている。
【0021】
前記前部トグル支持機構5aは、図9、10に示したように、前部トグルシリンダ10aの後端をリヤフレーム2に軸支し、前部トグルシリンダ10aの前部ロッド11aの先端を前部トグルアーム12aの後端に軸支したものとし、さらに前部支持アーム13aの後端をリヤフレーム2に軸支し、前部支持アーム13aの先端を前記前部トグルアーム12aの先端に軸支したものとしている。また、これら軸支した前部支持アーム13aの先端および前部トグルアーム12aの先端と同軸としてサポートブラケット14を設け、このサポートブラケット14にサブフレーム4の前部リフトビーム4aを支持したものとしている。なお、図11に示したように、前記サポートブラケット14の内側面には下がり傾斜面P1が形成されると共に、前部リフトビーム4aの外側面には上がり傾斜面P2が形成されており、サブフレーム4の下降配置時には、前記下がり傾斜面P1と上がり傾斜面P2が当接して、サブフレーム4が横方向にずれるのを防止している。
【0022】
前記後部トグル支持機構5bは、図12、13に示したように、後部トグルシリンダ10bの後端をリヤフレーム2に軸支し、後部トグルシリンダ10bの後部ロッド11bの先端を後部トグルアーム12bの後端に軸支したものとし、さらに後部支持アーム13bの後端をリヤフレーム2に軸支し、後部支持アーム13bの先端を前記後部トグルアーム12bの先端に軸支したものとしている。また、これら軸支した後部支持アーム13bの先端および後部トグルアーム12bの先端と同軸としてサブフレーム4の後部リフトビーム4bを軸支したものとしている。
【0023】
そして、前記サブフレーム4の上昇配置時には、前後部トグルシリンダ10a、10bの前後部ロッド11a、11bがそれぞれ収縮し、前後部トグルアーム12a、12bがそれぞれ前後部ガイド枠15a、15bに沿ってスライドしながら回動して立ち上がり、前後部トグルアーム12a、12bが前後部支持アーム13a、13bによってそれぞれ支持された状態で、前後部リフトビーム4a、4bによってサブフレーム4の前後部をそれぞれ支持するようにしている。また、前記サブフレーム4の下降配置時には、前後部トグルシリンダ10a、10bの前後部ロッド11a、11bがそれぞれ伸長し、前後部トグルアーム12a、12bがそれぞれ前後部ガイド枠15a、15bに沿ってスライドしながら回動して略水平状態になるようにしており、この略水平状態で、前後部リフトビーム4a、4bによってサブフレーム4の前後部をそれぞれ支持するようにしている。前記前後部支持アーム13a、13bは、サブフレーム4の上昇配置時に、前後部トグルアーム12a、12bと共にこのサブフレーム4の重量を分担して支持するためのものである。
【0024】
そして、前記前後部昇降機構3a、3bおよび前後部トグル支持機構5a、5bは、例えば図14に示したような、同調油圧回路に接続したものとしている。
【0025】
すなわち、この同調油圧回路は、タンクTaからの作動油がサクションストレーナSsからギヤポンプGpを経て、ソレノイドバルブSbを通過し、フローデバイダFdにより分岐され、ダブルリリーフバルブDrを経て、分岐された一方の作動油は前部トグルシリンダ10aに送られると共に、ダブルパイロットチェックバルブDpを通過しダンプ兼リフトシリンダ8aに送られ、分岐された他方の作動油は後部トグルシリンダ10bに送られると共に、パイロットチェックバルブPc、スローリターンチェックバルブSrを通過しリフトシリンダ8bに送られるようにした送油回路Aを構成している。また、前記同調油圧回路は、ダンプ兼リフトシリンダ8aからダブルパイロットチェックバルブDpを通過した排油と、リフトシリンダ8bおよび前後部トグルシリンダ10a、10bからの排油とが合流し、ソレノイドバルブSbを通過し、リターンフィルタRfを通過してタンクTaに戻るようにした送油回路Bを構成している。このような同調油圧回路により、ダンプ兼リフトシリンダ8a、リフトシリンダ8bおよび前後部トグルシリンダ10a、10bは、互いに協力し合って同時に作動するのでシリンダ径が小さくて済むと共に、前後部トグル支持機構5a、5bの機械的ロック機能が得られるので小型軽量化が図れるものとなる。なお、前記フローデバイダFdは、ダンプ兼リフトシリンダ8aとリフトシリンダ8bの内径および各々の取付角度から、サブフレーム4の水平昇降に必要な油量比に作動油を配分し、サブフレーム4を水平昇降するようにしている。
【0026】
さらに、前記前部昇降機構3aによるサブフレーム4のダンプ操作時には、例えば図15に示したような、油圧回路を構成したものとすることができる。
【0027】
すなわち、この油圧回路は、タンクTaからの作動油がサクションストレーナSsからギヤポンプGpを経て、ソレノイドバルブSbを通過し、ダンプ兼リフトシリンダ8aに送られるようにした送油回路Cを構成している。また、前記油圧回路は、ダンプ兼リフトシリンダ8aからソレノイドバルブSbを通り、リターンフィルタRfを経てタンクTaに戻るようにした送油回路Dを構成している。
【0028】
前記搭載物6は、図16、17に示したような、岩石、鉱石、土砂等の搬送に適したバケット型のコンテナ、図18に示したような、散水用、油やガス等の輸送用に適したタンク、図19に示したような、木材、金属材等の長尺物の搬送に適したパレットなどとすることができる。このような搭載物6の本体部6aの両側部の下方には支持脚6bが設けられ、これら支持脚6bの間をリヤフレーム2の進入空間Sとしている。さらに、支持脚6bの前端上部寄りにはそれぞれクッション体16が取り付けられている。また、本体部6aの底部フレーム6cには、図20に示したように、前端部に前部ロック部材17aを設けたものとし、略中央部に中部ロック部材17bを幅方向に複数個(図示したものは二個)、並列させて設けたものとしている。前記前部ロック部材17aは、前記底部フレーム6cから下方向に突設したプレートとしており、中部ロック部材17bは、前記底部フレーム6cから下方向に突設した二個のブラケット18間にピン19を軸支したものとしている。そして、前記搭載物6を地上に置いた場合、下降配置時のサブフレーム4が本体部6aの底部フレーム6c下に配置される高さとし、サブフレーム4の上昇配置時に、本体部6aの底部フレーム6cが押し上げられることにより本体部6aが上昇して支持脚6bが浮き上がり、運搬可能となるようにしている。
【0029】
前記搭載着脱機構7は、図1、2に示したように、サブフレーム4の前両側部に横方向に突設したストッパー20と、サブフレーム4の前端部に上方向に突設した前部ロック体21aと、サブフレーム4の略中央部において、幅方向に複数個(図示したものは二個)、並列させて設け、リヤフレーム2に突設したガイド22によって作動する中部ロック体21bからなるものとしている。前部ロック体21aは、図1、2、20に示したように、前記サブフレーム4の前端部の両側において、上方向に突設したプレートとしている。また、中部ロック体21bは、図21、22に示したように、上端にフック部23を有し、下端にローラ部24を有したものとし、略中央をサブフレーム4に軸支したものとしており、しかもフック部23がサブフレーム4の前方側にバネ25の付勢力を与えられた状態となるようにしている。前記ガイド22は、図23、24に示したように、リヤフレーム2に固着した板状体などからなり、下接地端部22a、転動傾斜部22bおよび上接地端部22cを形成したものとしている。そして、サブフレーム4の下降配置時においては、図25に示したように、中部ロック体21bのローラ部24がガイド22の下接地端部22aに接地した状態となり、中部ロック体21bが略水平状態となっており、中部ロック体21bのフック部23は搭載物6の本体部6aの底部フレーム6cに設けた中部ロック部材17bのピン19から離脱した状態となっている。そこで、この下降配置時のサブフレーム4を徐々に上昇させていくと、図20に示したように、前記搭載物6の前部ロック部材17aが搭載着脱機構7の前部ロック体21aにロックされると共に、図26、27に示したように、中部ロック体21bのフック部23がバネ25の付勢力により引き寄せられ、ローラ部24がガイド22の転動傾斜部22bを転動し、サブフレーム4の上昇配置時においては、図28に示したように、中部ロック体21bのローラ部24がガイド22の上接地端部22cに接地またはこの上接地端部22cから離間した状態となる。そして、この状態においては、図28に示したように、前記中部ロック体21bのフック部23が搭載物6の本体部6aの底部フレーム6cに設けた中部ロック部材17bのピン19に引っ掛かって、搭載物6が跳ね上がるのを防止する。
【0030】
このように構成したこの発明の搭載物着脱式運搬車を用いて、リヤフレームに搭載物を着脱自在として搭載するには、次のようにして行う。
【0031】
先ず、車体1を後退させ、あらかじめ岩石、鉱石、土砂等を荷積みされ地上に置かれた搭載物6の進入空間S内に、前後部昇降機構3a、3bによってサブフレーム4を図1〜4に示す下降配置状態にしたリヤフレーム2を進入させて行き、搭載着脱機構7のストッパー20に搭載物6の支持脚6bに取り付けたクッション体16が接触したところでリヤフレーム2の進入を停止させる。そして、前後部昇降機構3a、3bによってサブフレーム4を図5〜7に示す上昇配置状態にすると、前記したように前後部トグル支持機構5a、5bの前後部トグルシリンダ10a、10bの前後部ロッド11a、11bがそれぞれ収縮し、前後部トグルアーム12a、12bがそれぞれ前後部ガイド枠15a、15bに沿ってスライドしながら回動して立ち上がり、前後部トグルアーム12a、12bが前後部支持アーム13a、13bによってそれぞれ支持された状態で、前後部リフトビーム4a、4bによってサブフレーム4の前後部をそれぞれ支持することになる。さらに、図5〜7に示す上昇配置状態では、前記したように搭載物6の前部ロック部材17aが搭載着脱機構7の前部ロック体21aにロックされ、搭載物6が横方向に移動しない安定した状態となる共に、搭載着脱機構7の中部ロック体21bのフック部23が搭載物6の本体部6aの底フレーム6cに設けた中部ロック部材17bのピン19に引っ掛かって、搭載物6が跳ね上がるのを防止し、搭載物6が横方向にも上方向にも移動しない安定した状態としてサブフレーム4に搭載される。したがって、この発明の搭載物着脱式運搬車では、搭載物6を運搬する道が悪かったりして横揺れした場合にも、搭載物6を目的の場所まで安定した状態で運搬することができる。
【0032】
また、この発明の搭載物着脱式運搬車において、リヤフレーム2に搭載した搭載物6を降ろすには、前後部昇降機構3a、3bによってサブフレーム4を下降配置にした状態にすると、前記したように搭載着脱機構7の中部ロック体21bのローラ部24がリヤフレーム2に突設したガイド22の下接地端部22aに接地した状態となって、中部ロック体21bが略水平状態となり、中部ロック体21bのフック部23は搭載物6の本体部6aの底部フレーム6cに設けた中部ロック部材17bのピン19から離脱する。したがって、前記前後部昇降機構3a、3bによってサブフレーム4を下降配置にした状態で、車体1を前進させればよい。このようにすれば、搭載物6の進入空間S内からリヤフレーム2が引き出され、リヤフレーム2に搭載した搭載物6を降ろすことができる。
【0033】
なお、この発明の搭載物着脱式運搬車では、岩石、鉱石、土砂等の積み荷は前記したように搭載物6ごと降ろしたり、積み荷のみクレーン等によって吊り降ろすこともできるが、搭載物6をサブフレーム4上に搭載したまま、図8に示したようにダンプ兼リフトシリンダ8aによりサブフレーム4を傾動させて、搭載物6内から積み荷を滑り降ろすこともできる。この場合、搭載物6は、前部ロック部材17aが搭載着脱機構7の前部ロック体21aにロックされているので滑り落ちることはない。
【0034】
【発明の効果】
この発明の搭載物着脱式運搬車は、以上に述べたように構成されており、ダンプシリンダをリフトシリンダに兼用させることにより、リヤフレームの前部に備えたリフトシリンダを取り除いてもサブフレームが水平昇降可能なものとし、搭載着脱機構を動力源が不要な機構に変更し、さらに後部支持機構に相当するような機構を取り除いても車両の安定性が確保できるようにしたので、車体重量の軽量化およびエネルギーの省力化が図られるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の搭載物着脱式運搬車の一部断面側面図である。
【図2】この発明の搭載物着脱式運搬車の平面図である。
【図3】図1中のA−A線によるこの発明の搭載物着脱式運搬車の断面図である。
【図4】この発明の搭載物着脱式運搬車の一部断面背面図である。
【図5】この発明の搭載物着脱式運搬車のサブフレームを上昇させた状態の一部断面側面図である。
【図6】図5中のB−B線によるこの発明の搭載物着脱式運搬車の断面図である。
【図7】図5に示す状態のこの発明の搭載物着脱式運搬車の一部断面背面図である。
【図8】この発明の搭載物着脱式運搬車のサブフレームをダンプ操作して傾動させた状態の側面図である。
【図9】この発明の搭載物着脱式運搬車のサブフレームの前部を支持するトグル支持機構の側面図である。
【図10】図9に示すトグル支持機構の略半部を示す平面図である。
【図11】この発明の搭載物着脱式運搬車のサブフレームをダンプ操作して少し傾動させた状態の説明図である。
【図12】この発明の搭載物着脱式運搬車のサブフレームの後部を支持するトグル支持機構の側面図である。
【図13】図12に示すトグル支持機構の略半部を示す平面図である。
【図14】この発明の搭載物着脱式運搬車の昇降機構とトグル支持機構の同調油圧回路の一例を示す図である。
【図15】この発明の搭載物着脱式運搬車のサブフレームのダンプ操作時の昇降機構の油圧回路の一例を示す図である。
【図16】この発明の搭載物着脱式運搬車に搭載する搭載物の一例であるコンテナの側面図である。
【図17】図16に示すコンテナの正面図である。
【図18】この発明の搭載物着脱式運搬車に搭載する搭載物の他の例であるタンクの側面図である。
【図19】この発明の搭載物着脱式運搬車に搭載する搭載物のさらに他の例であるパレットの側面図である。
【図20】この発明の搭載物着脱式運搬車に搭載する搭載物のロック部材が搭載着脱機構のロック体にロックされた状態を示す説明図である。
【図21】この発明の搭載物着脱式運搬車の搭載着脱機構の中部ロック体の側面図である。
【図22】図21に示す中部ロック体の正面図である。
【図23】この発明の搭載物着脱式運搬車のリヤフレームに突設したガイドの側面図である。
【図24】図23に示すガイドの正面図である。
【図25】この発明の搭載物着脱式運搬車の搭載着脱機構の中部ロック体の作動状態を示す側面図である。
【図26】この発明の搭載物着脱式運搬車の搭載着脱機構の中部ロック体の作動状態を示す側面図である。
【図27】この発明の搭載物着脱式運搬車の搭載着脱機構の中部ロック体の作動状態を示す側面図である。
【図28】この発明の搭載物着脱式運搬車の搭載着脱機構の中部ロック体の作動状態を示す側面図である。
【図29】従来の搭載物着脱式運搬車の一部断面側面図である。
【図30】従来の搭載物着脱式運搬車の図29中のC−C線による断面図である。
【図31】従来の搭載物着脱式運搬車の図29中のD−D線による断面図である。
【図32】従来の搭載物着脱式運搬車のサブフレームを上昇させた状態の一部断面側面図である。
【図33】従来の搭載物着脱式運搬車の図32中のE−E線による断面図である。
【図34】従来の搭載物着脱式運搬車の図32中のF−F線による断面図である。
【図35】従来の搭載物着脱式運搬車の一部を破断して示す平面図である。
【図36】従来の搭載物着脱式運搬車に搭載する搭載物であるコンテナの側面図である。
【図37】図36に示すコンテナの正面図である。
【図38】従来の搭載物着脱式運搬車の図32中のG−G線による断面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 リヤフレーム
3a 前部昇降機構
3b 後部昇降機構
4 サブフレーム
4a 前部リフトビーム
4b 後部リフトビーム
5a 前部トグル支持機構
5b 後部トグル支持機構
6 搭載物
6a 本体部
6b 支持脚
6c 底部フレーム
7 搭載着脱機構
8a ダンプ兼リフトシリンダ
9a リフトシリンダ
10a 前部トグルシリンダ
10b 後部トグルシリンダ
11a 前部ロッド
11b 後部ロッド
12a 前部トグルアーム
12b 後部トグルアーム
13a 前部支持アーム
13b 後部支持アーム
14 サポートブラケット
16 クッション体
17a 前部ロック部材
17b 中部ロック部材
18 ブラケット
19 ピン
20 ストッパー
21a 前部ロック体
21b 中部ロック体
22 ガイド
22a 下接地端部
22b 転動傾斜部
22c 上接地端部
23 フック部
24 ローラ部
25 バネ
S 進入空間

Claims (4)

  1. 車体(1)の後方のリヤフレーム(2)の前部に、リヤフレーム(2)とサブフレーム(4)間に介在させたダンプ兼リフトシリンダ(8a)を備えた前部昇降機構(3a)を配設すると共に、前部トグル支持機構(5a)を配設し、前記リヤフレーム(2)の後部に、リヤフレーム(2)とサブフレーム(4)間に介在させたリフトシリンダ(9a)を備えた後部昇降機構(3b)を配設すると共に、後部トグル支持機構(5b)を配設し、これら前後部昇降機構(3a、3b)および前後部トグル支持機構(5a、5b)を同調油圧回路に接続し、同時に作動させることにより、前記サブフレーム(4)を水平昇降するようにしたものとし、前後部昇降機構(3a、3b)によってサブフレーム(4)を上昇配置状態にすると、前後部トグル支持機構(5a、5b)の前後部トグルシリンダ(10a、10b)の前後部ロッド(11a、11b)がそれぞれ収縮し、前後部トグルアーム(12a、12b)がそれぞれスライドしながら回動して立ち上がり、前後部トグルアーム(12a、12b)が前後部支持アーム(13a、13b)によってそれぞれ支持された状態で、前後部リフトビーム(4a、4b)によってサブフレーム(4)の前後部をそれぞれ支持するようにし、さらに前記サブフレーム(4)には搭載物(6)を着脱自在として搭載可能とした搭載着脱機構(7)を備えたものとし、しかも前記前部昇降機構(3a)はサブフレーム(4)の上昇配置時に、このサブフレーム(4)をダンプ操作可能なものとしたことを特徴とする搭載物着脱式運搬車。
  2. 前記前部トグル支持機構(5a)は、前部トグルシリンダ(10a)の前端をリヤフレーム(2)に軸支し、前部トグルシリンダ(10a)の前部ロッド(11a)の先端を前部トグルアーム(12a)の後端に軸支したものとし、さらに前部支持アーム(13a)の前端をリヤフレーム(2)に軸支し、前部支持アーム(13a)の先端を前記前部トグルアーム(12a)の先端に軸支したものとし、これら軸支した前部支持アーム(13a)の先端および前部トグルアーム(12a)の先端と同軸としてサポートブラケット(14)を設け、このサポートブラケット(14)にサブフレーム(4)の前部リフトビーム(4a)を支持したものとし、前記後部トグル支持機構(5b)は、後部トグルシリンダ(10b)の前端をリヤフレーム(2)に軸支し、後部トグルシリンダ(10b)の後部ロッド(11b)の先端を後部トグルアーム(12b)の後端に軸支したものとし、さらに後部支持アーム(13b)の前端をリヤフレーム(2)に軸支し、後部支持アーム(13b)の先端を前記後部トグルアーム(12b)の先端に軸支したものとし、これら軸支した後部支持アーム(13b)の先端および後部トグルアーム(12b)の先端と同軸としてサブフレーム(4)の後部リフトビーム(4b)を軸支したものとしたことを特徴とする請求項1記載の搭載物着脱式運搬車。
  3. 前記搭載物(6)は、本体部(6a)の両側部の下方に支持脚(6b)が設けられ、これら支持脚(6b)の間をリヤフレーム(2)の進入空間(S)とし、さらに支持脚(6b)の前端上部寄りにはそれぞれクッション体(16)が取り付けられ、本体部(6a)の底部フレーム(6c)には前端部に前部ロック部材(17a)を設けたものとし、略中央部に中部ロック部材(17b)を幅方向に複数個、並列させて設けたものとし、前記中部ロック部材(17b)は前記底部フレーム(6c)から下方向に突き出した二個のブラケット(18)間にピン(19)を軸支したものであることを特徴とする請求項1記載の搭載物着脱式運搬車。
  4. 前記搭載着脱機構(7)は、サブフレーム(4)の前両側部に横方向に突設したストッパー(20)と、サブフレーム(4)の前端部に上方向に突設した前部ロック体(21a)と、サブフレーム(4)の略中央部において、幅方向に複数個、並列させて設け、リヤフレーム(2)に突設したガイド(22)によって作動する中部ロック体(21b)からなるものとしており、前記中部ロック体(21b)は上端にフック部(23)を有し、下端にローラ部(24)を有したものとし、略中央をサブフレーム(4)に軸支したものとしており、しかもフック部(23)がサブフレーム(4)の前方側にバネ(25)の付勢力を与えられた状態となるようにし、前記ガイド(22)には下接地端部(22a)、転動傾斜部(22b)および上接地端部(22c)を形成したものとしたことを特徴とする請求項1記載の搭載物着脱式運搬車。
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