JP4219785B2 - 界面活性剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪洗浄剤組成物、身体洗浄剤組成物、食器用洗剤、洗顔フォーム等に好適に用いられる界面活性剤組成物に関する。
従来、1,2−アルカンジオール誘導体は、化粧料用基剤として、又はカチオン界面活性剤、高分子小胞体との組み合わせについて報告されている。例えば、特許文献1には、1,2−アルカンジオール誘導体を化粧料用基剤として配合する事で、油状の性質を賦与し、塗布時の感触を向上させることが記載されている。特許文献2には、カチオン界面活性剤と1,2−アルカンジオール誘導体を含有する毛髪化粧料が開示され、洗髪乾燥後の毛髪の保水性を増加させ、しっとり感及びなめらかさを付与することが記載されている。また。特許文献3には、高分子小胞体と1,2−アルカンジオール誘導体の組み合わせによる毛髪保護効果、毛髪へのしっとり感付与効果について記載されている。
しかしながら、これらの特許文献には、1,2−アルカンジオール誘導体を界面活性剤と併用させることによる増泡剤としての機能については記載されておらず、また、これらの特許文献にみられる界面活性剤組成物は、いずれも起泡性、速泡性において満足できるものではなかった。
特公昭59−46926号公報 特開平1−153610号公報 特許第2576198号明細書
本発明の課題は、高い起泡性及び速泡性を有する界面活性剤組成物を提供することにある。
本発明は、工程(1)と工程(2)を有する製造法で得られる、式(I)で表されるジオール誘導体(以下ジオール誘導体(I)という)含有組成物(以下(A)成分という)と、界面活性剤(以下(B)成分という)とを含有する界面活性剤組成物を提供する。
工程1:酸触媒存在下、式(II)で表される1,2−エポキシアルカン(以下1,2−エポキシアルカン(II)という)と、式(III)で表されるアルコール(以下アルコール(III)という)とを、仕込みモル比で、1,2−エポキシアルカン(II)/アルコール(III)=1/1〜1/20の割合で反応させる工程。
Figure 0004219785
(式中、R1は炭素数4〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基或いはアルケニル基を示す。)
2−OH (III)
(式中、R2は炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基或いはアルケニル基を示す。)
工程2:工程1で得られる反応物から、未反応のアルコール(III)を除去して、ジオール誘導体(I)含有組成物を得る工程。
Figure 0004219785
(式中、R3及びR4のうち一方はR1に由来する炭素数4〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基或いはアルケニル基であり、他方は水素原子である。R2は前記の意味を示す。)
本発明の界面活性剤組成物は、起泡性及び速泡性の向上という優れた効果を奏する。
[(A)成分]
本発明の(A)成分は、上記工程(1)と工程(2)を有する製造法で得られるが、工程(1)で用いられる1,2−エポキシアルカン(II)としては、例えば、1,2−エポキシオクタン、1,2−エポキシデカン、1,2−エポキシドデカン、1,2−エポキシテトラデカン、1,2−エポキシヘキサデカン、1,2−エポキシオクタデカン、1,2−エポキシエイコサン、1,2−エポキシドコサン等が挙げられる。増泡性の観点から、好ましくは1,2−エポキシオクタン、1,2−エポキシデカン、1,2−エポキシドデカン、1,2−エポキシテトラデカン、1,2−エポキシヘキサデカン等の炭素数8〜16の1,2−エポキシアルカンであり、より好ましくは1,2−エポキシオクタン、1,2−エポキシデカン、1,2−エポキシドデカンである。増粘性の観点からは、1,2−エポキシデカン、1,2−エポキシドデカン、1,2−エポキシテトラデカンが好ましい。
また、アルコール(III)としては、例えば、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、オクチルアルコール、デシルアルコール、ドデシルアルコール等が挙げられる。泡安定性の観点から、好ましくはメタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール等の炭素数1〜8のアルコールであり、より好ましくはメタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコールである。
1,2−エポキシアルカン(II)とアルコール(III)との仕込みモル比は、速泡性及び起泡性を向上させる観点から、(II)/(III)=1/1〜1/20であり、1/1〜1/10が好ましい。
工程(1)に用いられる酸触媒としては、例えば硫酸、塩酸、硝酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸、m−キシレンスルホン酸や、三フッ化硼素エーテル錯体のようなルイス酸型の触媒が挙げられ、ルイス酸型触媒が好ましい。これら酸触媒の添加量は、1,2−エポキシアルカン(II)のモル数に対して0.001〜0.1モル倍が好ましく、0.005〜0.05モル倍が更に好ましい。
工程(1)においては、好適には1,2−エポキシアルカン(II)とアルコール(III)とを、酸触媒としてルイス酸、例えば、三フッ化硼素ジエチルエーテル錯体を用いて、反応温度40〜60℃の温度範囲で反応させる。溶媒は特に必要としないが、ヘキサン等の非極性溶媒を使用しても差し支えない。
工程(2)は、工程(1)で得られる反応物から、未反応のアルコール(III)を除去する工程であるが、除去方法としては、水蒸気蒸留、減圧蒸留等が挙げられる。
アルコール(III)を除去した後の(A)成分中の、アルコール(III)の濃度は、においの観点から、好ましくは0.5重量%以下、さらに好ましくは0.1重量%以下である。
このような製造法で得られる(A)成分中のジオール誘導体(I)において、R3及びR4のうち一方は、1,2−エポキシアルカン(II)のR1に由来する炭素数4〜22、好ましくは6〜14、更に好ましくは6〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基或いはアルケニル基であり、他方は水素原子である。また、アルコール(III)に由来するR2は、炭素数1〜18、好ましくは1〜8、更に好ましくは1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基或いはアルケニル基である。
(A)成分中のジオール誘導体(I)の含有量は、速泡性と起泡性の両方を満足させる観点から、50〜99面積%が好ましく、60〜97面積%が更に好ましい。また、(A)成分中には、1,2−エポキシアルカン(II)の二量体等のジオール誘導体(I)より高分子量の成分を含有することが好ましい。このような高分子量成分の含有量は、(A)成分中、1〜50面積%が好ましく、3〜40面積%が更に好ましい。
尚、(A)成分中のジオール誘導体(I)及び高分子量成分の含有量は、以下の実施例に示す条件のガスクロマトグラフィー分析により測定した値である。
[(B)成分]
(B)成分の界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、ベタイン型界面活性剤等の1種以上が挙げられる。洗浄剤に用いられ、増泡性に優れる観点から、特にアニオン界面活性剤の少なくとも1種を含むものが好ましい。また、シャンプー、ボディーシャンプー等の製剤化の観点から、アニオン界面活性剤の少なくとも1種と、ベタイン型界面活性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種とを含有するものが更に好ましい。
本発明に用いられるアニオン界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル脂肪酸塩、アルキルフォスフェート塩、ポリオキシエチレンアルキルフォスフェート塩、アシル化アミノ酸塩、アルキルアミドエーテル硫酸塩等が挙げられる。
本発明に用いられるベタイン型界面活性剤としては、アミドプロピルジメチルカルボベタイン、ラウリルアミドプロピルベタイン等のアミド基含有のベタイン、ラウリル酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等が挙げられる。
本発明に用いられるノニオン界面活性剤としては、モノエタノールアミド、ジエタノールアミド等のアルカノールアミド型界面活性剤や、アルキルグリコシドやアルキルグリシジルエーテル等が挙げられる。
[界面活性剤組成物]
本発明の界面活性剤組成物において、(A)成分と(B)成分との配合比率は、重量比で、(A)/(B)=1/100〜50/50が好ましく、5/95〜25/75が更に好ましい。
また、本発明の界面活性剤組成物中の(A)成分の含有量は、その用途により異なり特に限定されないが、0.1〜30重量%が好ましく、0.3〜20重量%が更に好ましい。また、(B)成分の含有量も、その用途により異なり特に限定されないが、0.1〜50重量%が好ましく、0.3〜30重量%が更に好ましい。
また、(B)成分としてアニオン界面活性剤を用いる場合、本発明の界面活性剤組成物中のアニオン界面活性剤の配合量は5〜50重量%が好ましく、10〜30重量%が更に好ましい。また、(B)成分として、アニオン界面活性剤の少なくとも1種と、ベタイン型界面活性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種とを併用する場合、これらの配合比率(重量比)は、(ベタイン型界面活性剤とノニオン界面活性剤の合計量)/アニオン界面活性剤=1/100〜25/75が好ましく、本発明の界面活性剤組成物中のベタイン型界面活性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の配合量は0.1〜10重量%が好ましく、0.1〜5重量%が更に好ましい。
本発明の界面活性剤組成物は、毛髪洗浄剤組成物や身体洗浄剤組成物、或いは、食器用洗剤や衣料用洗剤等の洗浄剤組成物として用いることができ、毛髪洗浄剤組成物、身体洗浄剤組成物として用いるのが好ましい。
本発明の界面活性剤組成物は、毛髪洗浄剤組成物や身体洗浄剤組成物等の洗浄剤組成物として用いる場合、上記(A)成分及び(B)成分以外に、必要に応じて、通常の洗浄剤に用いられる成分、例えば、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール等の保湿剤;メチルセルロース、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、エタノール等の粘度調整剤;トリクロサン、トリクロロカルバン等の殺菌剤;グリチルリチン酸カリウム、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤;ジンクピリチオン、オクトピロックス等の抗フケ剤;メチルパラベン、ブチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン等の防腐剤;その他、油性成分、キレート剤、香料、色素、感触向上剤、塩類、パール化剤、スクラブ剤、冷感剤、紫外線吸収剤、植物エキス、酸化防止剤等を配合することができる。
以下の製造例において、ジオール誘導体含有組成物のガスクロマトグラフィー分析の条件は以下の通りである。
カラム:ウルトラアオイ、15m×0.25mmφ、フィルム厚さ0.15μm
メーカー:HEWLETT PACKARD HP4890
測定条件:初期温度 60℃、60℃で2分
昇温速度 10℃/分(320℃迄)、15℃/分(320−350℃)
製造例1
温度計、攪拌機、窒素吹き込み管、還流冷却器を備えた1リットル容の反応容器中にメタノール64g(2モル)と3フッ化硼素ジエチルエーテル錯体2gを仕込んだ後に、60℃まで昇温し、その後、1,2−エポキシオクタン128.2g(1モル)を1時間かけて滴下し、3時間保持した。反応の終了は、ガスクロマトグラフィーにより、残存の1,2−エポキシオクタンが1%未満になった事を確認して、冷却を行った。その後、窒素の吹き込み管、減圧装置や留分の冷却装置を備えた1リットル容のヘルツに移して、30℃の加温後、40kPaにて窒素を吹き込みながらメタノールを除去し、ジオール誘導体含有組成物を得た。
得られたジオール誘導体含有組成物は、ガスクロマトグラフィー分析の結果、2−ヒドロキシオクチルメチルエーテル68%(面積)、2−ヒドロキシオクチルメチルエーテルより高分子量成分が32%(面積)であった。
製造例2
メタノールの仕込量を256g(8モル)とする以外は製造例1と同様にして、ジオール誘導体含有組成物を得た。
得られたジオール誘導体含有組成物は、ガスクロマトグラフィー分析の結果、2−ヒドロキシオクチルメチルエーテル94%(面積)、2−ヒドロキシオクチルメチルエーテルより高分子量成分が6%(面積)であった。
製造例3
1,2−エポキシオクタンの代わりに、1,2−エポキシデカン156.2g(1モル)を1時間かけて滴下する以外は実施例1と同様にして、ジオール誘導体含有組成物を得た。
得られたジオール誘導体含有組成物は、ガスクロマトグラフィー分析の結果、2−ヒドロキシデシルメチルエーテル69%(面積)、2−ヒドロキシデシルメチルエーテルより高分子量成分が31%(面積)であった。
製造例4
1,2−エポキシオクタンの代わりに、1,2−エポキシドデカン184.3g(1モル)を1時間かけて滴下する以外は実施例1と同様にして、ジオール誘導体含有組成物を得た。
得られたジオール誘導体含有組成物は、ガスクロマトグラフィー分析の結果、2−ヒドロキシドデシルメチルエーテル70%(面積)、2−ヒドロキシドデシルメチルエーテルより高分子量成分が30%(面積)であった。
比較製造例1
メタノールの仕込量を800g(25モル)とする以外は製造例1と同様にして、ジオール誘導体含有組成物を得た。
得られたジオール誘導体含有組成物は、ガスクロマトグラフィー分析の結果、2−ヒドロキシオクチルメチルエーテル99.3%(面積)、2−ヒドロキシオクチルメチルエーテルより高分子量成分が0.7%(面積)であった。
実施例1〜4及び比較例1〜5
製造例1〜4及び比較製造例1で得られたジオール誘導体含有組成物及び下記比較品、並びにポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(AES)を用い、表1に示す界面活性剤組成物を調製した。これらの組成物について、下記方法で速泡性及び泡量を試験した。結果を表1に示す。
<比較品>
MEA:ヤシ脂肪酸モノエタノールアミド
DEA:パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド
CAPB:ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
<速泡性の試験法>
特開平10−73584号公報の図1に示す構造の速泡性試験器により、下記条件及び手順で、疑似皮脂0.2mL存在下、界面活性剤組成物1.0mLを用い、起泡量が250mLに達するまでに要する時間を測定し、下記に従い4段階で評価した。
・条件
毛髪量 30g
付加水量 32g
界面活性剤組成物 1.0mL
疑似皮脂量 0.2mL(精製ラノリン95%、オレイン酸5%)
・手順
1) 特開平10−73584号公報の段落0053に記載されているように、90mmの毛髪30gを直径略160mmの円板に植毛し、この円板を直径160mm、高さ22mmの円筒状容器に装着する。この円筒状容器の蓋は、直径15mm、高さ12mmの円柱状の第1の突起物3個と、縦10mm、横2mm、高さ12mmの第2の突起物9個を備えている。
2)毛髪をアニオン界面活性剤を主体とする市販シャンプーで2度洗い後、カチオン界面活性剤と高級アルコールを主体とする市販コンディショナー約2gを塗布し、温水にて十分濯ぐ。
3)円筒状容器中に疑似皮脂0.2mLを添加し、回転数60rpmにて回転させる。
4)シリンジにて1.0mL量り取った界面活性剤組成物を、円筒状容器中に添加し、添加と同時に時間測定を開始する。
5)円筒状容器の上部に据え付けられた計量器の起泡量が250mLに達するまでの時間を測定する。
・評価基準
◎:60秒未満(非常に良好)
○:60秒以上120秒未満(良好)
△:120秒以上180秒未満(普通)
×:180秒以上(不良)
<泡量の試験法>
日本人女性の毛髪20g(長さ20cm)を束ね、40℃の水道水を用い、界面活性剤組成物1.0mLを毛髪に均一に塗布し、30秒間手揉みすることにより洗浄した。パネラー5名により、泡量について下記基準で評価を行い、5名の評価を平均した。
◎:泡量が非常に多い
○:泡量が多い
△:泡量が普通
×:泡量が少ない
Figure 0004219785
製造例1又は4で得られたジオール誘導体含有組成物を含む洗浄剤組成物の処方例1〜4を下記に示す。
処方例1:毛髪洗浄剤
表2に示す組成の毛髪洗浄剤を調製した。この毛髪洗浄剤は、適度な粘度、且つ優れた速泡性、十分な増泡性を示した。洗浄時、すすぎ時共にきしみが無く指通りは非常に良好で、さっぱりとした洗い上がりであった。
Figure 0004219785
処方例2:毛髪洗浄剤
表3に示す組成の毛髪洗浄剤を調製した。この毛髪洗浄剤は、適度な粘度、且つ優れた速泡性、十分な増泡性を示し、コシのあるクリーミーな泡が得られた。洗浄時、すすぎ時共にきしみが無く指通りは非常に良好で、しっとりとした洗い上がりであった。
Figure 0004219785
処方例3:身体用洗浄剤
表4に示す組成の身体用洗浄剤を調製した。この身体用洗浄剤を手洗いに用いると、きめ細かいクリーミーな泡立ちで、さっぱりとした洗い上がりであった。
Figure 0004219785
処方例4:身体用洗浄剤
表5に示す組成の身体用洗浄剤を調製した。この身体用洗浄剤を手洗いに用いると、非常にきめ細かいクリーミーな泡立ちで、しっとりとした洗い上がりであった。
Figure 0004219785

Claims (6)

  1. 工程(1)と工程(2)を有する製造法で得られる、式(I)で表されるジオール誘導体含有組成物(以下(A)成分という)と、界面活性剤(以下(B)成分という)とを含有し、(A)成分中の式(I)で表されるジオール誘導体の含有量が50〜99面積%であり、(A)成分中の式(I)で表されるジオール誘導体より高分子量の成分の含有量が1〜50面積%である洗浄剤用界面活性剤組成物。
    工程1:酸触媒存在下、式(II)で表される1,2−エポキシアルカン(以下1,2−エポキシアルカン(II)という)と、式(III)で表されるアルコール(以下アルコール(III)という)とを、仕込みモル比で、1,2−エポキシアルカン(II)/アルコール(III)=1/1〜1/20の割合で反応させる工程。
    Figure 0004219785
    (式中、Rは炭素数4〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基或いはアルケニル基を示す。)
    −OH (III)
    (式中、Rは炭素数1〜の直鎖又は分岐鎖のアルキル基或いはアルケニル基を示す。)
    工程2:工程1で得られる反応物から、未反応のアルコール(III)を除去して、式(I)で表されるジオール誘導体含有組成物を得る工程。
    Figure 0004219785

    (式中、R及びRのうち一方はRに由来する炭素数4〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基或いはアルケニル基であり、他方は水素原子である。Rは前記の意味を示す。)
  2. (B)成分が、アニオン界面活性剤の少なくとも1種を含有する請求項1記載の界面活性剤組成物。
  3. (B)成分が、アニオン界面活性剤の少なくとも1種と、ベタイン型界面活性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種とを含有する請求項2記載の界面活性剤組成物。
  4. 界面活性剤組成物中の(A)成分と(B)成分の割合が重量比で、(A)/(B)=1/100〜50/50である請求項1〜3いずれかに記載の界面活性剤組成物。
  5. 毛髪洗浄剤組成物である請求項1〜4いずれかに記載の界面活性剤組成物。
  6. 身体洗浄剤組成物である請求項1〜4いずれかに記載の界面活性剤組成物。
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