JP4219306B2 - 起風構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ハブとその外周部に備えた起風翼との一体回転で起風する起風構造に関する。
上記のような起風構造としては、エンジンからの動力をウォータポンプや発電機などに伝達するベルト式伝動機構と、エンジンからの動力で駆動される冷却ファンとの間に、電動シリンダの作動で、ベルト式伝動機構における伝動ベルトの内周側に正転プーリを圧接して冷却ファンを正転駆動する状態と、その伝動ベルトの外周側に逆転プーリを圧接して冷却ファンを逆転駆動する状態とに切り換えるベルト式の機構を設けることで、冷却ファンの正転駆動により、外気をエンジンボンネットの吸気口からエンジンボンネット内に取り入れてエンジンなどを冷却する順風生起状態と、冷却ファンの逆転駆動により、外気取り入れの際にエンジンボンネットの防塵網に付着した塵埃などを機外に吹き飛ばして防塵網から除去する逆風生起状態とに切り換え可能に構成したものがある(例えば特許文献1参照)。
特開平5−52243号公報
上記の従来構成では、ベルト式の機構によって順風生起状態と逆風生起状態とを切り換え現出することで、防塵網の目詰まりに起因した冷却能力の低下を招くことなくエンジンなどの冷却を行えるのであるが、そのベルト式の機構をベルト式伝動機構と冷却ファンとの間に配備することから、順風生起状態と逆風生起状態との切り換え現出を可能にするための全体構造が大型化する不都合を招くことになり、又、この大型化を抑制すると、ベルト式の機構を配備するための空間を、ベルト式伝動機構と冷却ファンとの間に確保することが難しくなることから、組み付け性が悪くなる不都合を招くことになる。
又、上記の従来構成では、ベルト式伝動機構の伝動ベルトに対するベルト式の機構における正転プーリ及び逆転プーリの圧接状態を変更して、それら正転プーリと逆転プーリと冷却ファンとの連動状態を現出する伝動ベルトの回動方向を切り換えることで、冷却ファンの回転方向が切り換えられて、冷却ファンが順風生起状態と逆風生起状態とに切り換えられることから、その切り換え操作時に、伝動ベルトのスリップに起因した異音の発生や伝動ベルトの劣化を招くことになる。
本発明の目的は、起風状態の切り換えを可能にする機構を装備することに起因した全体構造の大型化や組み付け性の低下を回避しながら、その機構の構成に起因した操作時における異音の発生や機構の劣化を防止することにある。
上記の課題を解決するための手段として、本発明では、回転駆動されるハブの外周部に、前記ハブの周方向に一定間隔を隔てる状態で複数の第1支持部を整列配備し、それらの各第1支持部に、前記ハブとのその回転軸心周りでの一体回転で起風する起風翼を、前記回転軸心と交差する方向に設定した軸心周りでの姿勢変更が可能となるように支持し、前記ハブの中心部に、前記ハブとその回転軸心周りに一体回転する回転体を配備し、この回転体と前記第1支持部のそれぞれとの間に、前記回転軸心に沿う方向での前記ハブと前記回転体との相対変位で前記起風翼の姿勢が変更されるように前記回転体と前記起風翼のそれぞれとを連係する連係機構を介装し、前記ハブにラジアルベアリングを介して前記回転軸心周りに相対回転可能に内嵌される移動部材を備え、この移動部材を前記回転軸心に沿う方向に移動させることで、前記ハブと前記回転体とを前記回転軸心に沿う方向に相対変位させて複数の前記起風翼を一斉に姿勢変更する操作機構を備え、前記ハブにおける複数の前記第1支持部の間に、前記ラジアルベアリングのアウターレースに外嵌する第2支持部を設けてある。
この構成によると、操作機構により、移動部材とともにハブをその回転軸心に沿う方向に移動させて、その回転軸心に沿う方向でハブと回転体とを相対変位させることで、その相対変位量がハブに対する各起風翼の回動操作量に連係機構によって変換され、各起風翼のハブに対する姿勢が一斉に変更されることになり、この姿勢変更によって、それらの起風翼がハブとともにその回転軸心周りに回転駆動された際の起風状態を切り換えることができ、この起風状態の切り換えによって、順風生起状態や逆風生起状態などの切り換え現出が可能になる。
そのため、この構成を、例えばコンバインのエンジン冷却構造などに採用すると、その順風生起状態を、外気を防塵網を介してエンジンなどに向けて流動させる状態とすれば、防塵網によって濾過した清浄な外気を冷却用としてエンジンなどに供給できる。
そして、その順風生起状態の現出によって防塵網に塵埃などが付着堆積した場合には、逆風生起状態を現出すれば、起風翼の回転に伴って、エンジン側の熱気が防塵網を介して機外に排出されるようになり、この排気によって防塵網に付着した塵埃などが機外に吹き飛ばされて防塵網から除去されることになる。
更に、この構成では、前述した順風生起状態と逆風生起状態のいずれにおいても風量調節を可能にすることができ、又、起風翼の回転軸心周りでの回転駆動にかかわらず起風しない非起風状態の現出を可能にすることもできるのであり、これらの構成を、例えば、エンジンからの動力で起風翼をハブとともにその回転軸心周りに一体回転させるものに採用し、エンジンの負荷に応じて起風翼の姿勢を変更して起風による負荷を調節するようにすれば、過負荷に起因した不測のエンジン停止を回避できる。
又、この構成では、ハブの外周部に整列配備される複数の第1支持部と、ハブの中心部に配備される回転体との間に形成されるハブの径方向での隙間を有効利用して、ハブの回転軸心に沿う方向でのハブと回転体との相対変位で起風翼の姿勢を変更する連係機構を配備し、かつ、操作機構によるハブと回転体との相対変位を可能にする移動部材を、ハブにラジアルベアリングを介して内嵌することから、回転体、連係機構、移動部材、及びラジアルベアリングなどのそれぞれを、ハブに対してその回転軸心に沿う方向に重合させた状態で配備できる。これに対し、前述した従来構成では、電動シリンダによるベルト式伝動機構の伝動ベルトに対するベルト式の機構における正転プーリ及び逆転プーリの圧接状態の切り換えで、冷却ファンを正逆転させて、冷却ファンで生起される風の流動方向を切り換えることから、そのベルト式の機構は、冷却ファンにおける起風翼を装備するハブに対して、その回転軸心に沿う方向で重合することはない。
つまり、前述した従来技術の構成に比較して、起風状態の切り換えを可能にする連係機構や操作機構などを、ハブの回転軸心に沿う方向においてよりコンパクトに構成でき、又、そのコンパクト化によって、その連係機構や操作機構などを配備する空間に余裕ができて、その連係機構や操作機構などを組み付ける際の作業性が向上する。
その上、ハブにおける複数の第1支持部の間にラジアルベアリングのアウターレースに外嵌する第2支持部を設けることで、第1支持部やそれに支持される起風翼を回転体に連係する連係機構に対して、ラジアルベアリングや移動部材を、ハブの径方向において重合させた状態で配備することができ、これによって、それらをハブの径方向において重合させない状態で配備する場合に比較して、ハブの径方向での長さを小さくすることができ、もって、ハブ及び起風翼などで構成されるファンの径方向での大型化を招くことなく、各起風翼の起風有効長さを大きくすることができて、各起風翼による高い起風性能を確保できる。
しかも、ハブの回転軸心と交差する方向に設定した軸心周りでの起風翼の姿勢変更によって、起風翼の回転軸心周りでの回転駆動で生起される風の流動方向の切り換えなどを行うことから、前述した従来構成のように、ベルト式の機構に備えた伝動ベルトの回動方向を変更することによる冷却ファンの正逆転切り換えで、冷却ファンによって生起される風の流動方向を切り換えるようにした場合に生じる、その切り換え操作時における伝動ベルトのスリップに起因した異音の発生や伝動ベルトの劣化を招くことがない。
従って、生起風の流動方向の切り換えや風量調節などの起風状態の切り換えを可能にするための機構を装備しながらも、その機構を装備することに起因した全体構造の大型化や組み付け性の低下を回避でき、又、その機構としてベルト式のものを採用した場合に生じる伝動ベルトのスリップに起因した異音の発生や伝動ベルトの劣化を招くことのない騒音の低減化や耐久性の面で優れたものにできる上に、ファンの径方向での大型化を招くことなく高い起風性能を確保でき、更に、この構成をコンバインのエンジン冷却構造などに採用した場合には、防塵網の目詰まりに起因した冷却能力の低下や、エンジン動力で起風翼を回転駆動する場合の過負荷に起因した不測のエンジン停止などの未然回避を可能にできる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、前記第2支持部を、前記ハブにおける前記第1支持部よりも前記ハブの径方向内側に設けてある。
この構成によると、ハブの径方向では、第1支持部に支持される起風翼を回転体に連係する連係機構に対して、ラジアルベアリングや移動部材を重合させた状態で配備するようにしながら、ハブの回転軸心に沿う方向では、ハブに対してラジアルベアリングや移動部材を重合させた状態で配備できるようになり、これによって、それらをハブの径方向において重合させない状態で配備する場合に比較して、ハブの径方向での長さを小さくすることができ、又、それらをハブの回転軸心に沿う方向において重合させない状態で配備する場合に比較して、ハブの回転軸心に沿う方向での長さを小さくすることができ、もって、ハブ及び起風翼などで構成されるファンの径方向での大型化を招くことなく、各起風翼の起風有効長さを大きくすることができて、各起風翼による高い起風性能を確保できるとともに、起風構造をハブの回転軸心に沿う方向においてコンパクトにすることができて、ハブの回転軸心に沿う方向での長さを確保し難い狭い空間への配備が可能になる。
その上、第2支持部を、第1支持部よりもハブの径方向内側に位置させた状態で、ハブの外周部全域にわたって形成する場合に生じる、第1支持部に起風翼を支持させる際や、起風翼と回転体とを連係機構で連係する際に、第2支持部が邪魔になることに起因した組み付け性の低下を回避できる。
従って、高い起風性能を確保しながら狭い空間への配備が可能な汎用性の高いものとしながら、起風状態の切り換えを可能にする操作機構の組み付け性の向上を図れる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、前記操作機構を、前記回転軸心に沿う方向に並設した一対のカムの前記回転軸心周りでの相対回転で、前記移動部材を前記回転軸心に沿う方向に移動させる乗り上げカム式に構成してある。
この構成によると、例えば、シフトフォークの揺動操作で移動部材とともにハブ又は回転体を回転軸心に沿う方向に揺動変位させる場合に生じる、ハブ又は回転体を回転軸心に沿う方向に相対変位可能に支持する支軸に対するハブ又は回転体の拗れを防止でき、ハブと回転体との相対変位にかかわらず、それらハブ及び回転体とハブに装備される各起風翼とを、支軸に対する適切な姿勢で回転軸心周りに円滑に一体回転させることができる。
従って、支軸に対するハブ又は回転体の拗れに起因した起風能力の低下や異音の発生を回避できる。
図1には作業車の一例である自脱形コンバインの全体右側面が、図2にはその全体平面がそれぞれ示されており、このコンバインは、角パイプ材などによって枠状に形成された機体フレーム1、この機体フレーム1の下部に配備された左右一対のクローラ式走行装置2、走行に伴って植立穀稈を刈り取って左右向き姿勢に姿勢変更しながら左後方に向けて搬送するように機体フレーム1の前部に昇降揺動可能に連結された刈取搬送部3、刈取搬送部3からの刈取穀稈を受け取って脱穀・選別処理を施すように機体フレーム1における刈取搬送部3の後方箇所に搭載された脱穀装置4、この脱穀装置4からの穀粒を貯留するように機体フレーム1における脱穀装置4の右側方箇所に配備された穀粒タンク5、及び、機体フレーム1における刈取搬送部3の右側方箇所に形成された搭乗運転部6、などによって構成されている。
穀粒タンク5は、その内部に貯留した穀粒を機外に排出するためのスクリュー式の排出機構7を備えるとともに、機体フレーム1における穀粒タンク5の後方箇所に立設した排出機構7の揚送スクリュー8を支点にして、脱穀装置4に隣接して脱穀装置4からの穀粒を貯留する作業位置と、脱穀装置4から離間して脱穀装置4の右側方を開放するメンテナンス位置とにわたって、左右方向に揺動変位可能に構成されている。
搭乗運転部6は、機体フレーム1の右前部に敷設された搭乗ステップ9、機体フレーム1における搭乗ステップ9の直前箇所に立設されたフロントパネル10、このフロントパネル10に装備された旋回操作用でかつ刈取搬送部昇降操作用の操縦レバー11、機体フレーム1における搭乗ステップ9の直左箇所に立設されたサイドパネル12、このサイドパネル12に装備された主変速レバー13や副変速レバー14、及び、搭乗ステップ9の後方に配備された運転座席15、などによって形成されている。
図1〜4に示すように、運転座席15は、機体フレーム1における穀粒タンク5の前方箇所に配備された原動部16を覆うエンジンボンネット17の上部に配備されている。
穀粒タンク5とエンジンボンネット17との間には、揚送スクリュー8を支点にした穀粒タンク5の揺動変位を許容する隙間が確保されている。
原動部16は、機体フレーム1上に出力軸18が左右向きになる横向き姿勢で防振搭載された水冷式のエンジン19、このエンジン19の右外側方に立設されたラジエータ20、及び、ベルト式伝動機構21を介して伝達される出力軸18からの動力で一定方向に回転駆動されるようにエンジン19とラジエータ20との間に配備された冷却ファン22、などによって構成されている。
エンジンボンネット17は、その右側壁23が導風経路24を備える中空構造に形成され、その右側壁23の外面25に除塵網26が張設された吸気口27が、その右側壁23の内面28にラジエータ20に対する連通口29がそれぞれ形成されており、冷却ファン22の吸引作用によって、除塵網26で塵埃などが濾過除去された清浄な外気を冷却用としてラジエータ20やエンジン19などに供給するように構成されている。
図3〜6に示すように、ベルト式伝動機構21は、出力軸18に装着された出力プーリ30、エンジン19の左側部に配備された発電機31の入力軸32に装着された第1入力プーリ33、エンジン19の前上部に配備されたウォータポンプ34のポンプ軸35に装着された第2入力プーリ36、及び、それらの各プーリ30,33,36にわたって回し掛けられた伝動ベルト37、などによって構成されている。
第2入力プーリ36は、その中心部38にウォータポンプ34の入り込みを許容する凹入空間を有するように、その中心部38が外方に向けて円筒状に膨出形成された板金製で、その膨出端部が、ポンプ軸35の突出端に固着された第1回転体39に4本のボルト40で連結されており、これによって、ウォータポンプ34のポンプ軸35に円盤状の第2入力プーリ36を装着する場合に比較して、ポンプ軸35の軸心P1に沿う方向でのそれらの配設長さを短くしながら、出力軸18からの動力をウォータポンプ34の駆動力としてポンプ軸35に伝達することができる。
そして、このようにベルト式伝動機構21を介したエンジン19からの動力でウォータポンプ34を駆動することで、エンジン19に備えた図外の冷却水ジャケットとラジエータ20との間で冷却水を循環流動させることができ、エンジン冷却効率の向上を図ることができる。
図3〜10に示すように、冷却ファン22は、ポンプ軸35の軸心P1を回転軸心としてポンプ軸35とともに回転駆動されるハブ41や、このハブ41との回転軸心P1周りでの一体回転で起風する7枚の起風翼42、などを備え、ベルト式伝動機構21を介したエンジン19からの動力で一定方向に回転駆動されることで起風するように構成されている。
ハブ41は、その中央部に凹入空間を有する碗状に形成され、その外周部には、ボス状の7つの第1支持部43が周方向に一定間隔を隔てる状態で整列形成され、それらの各第1支持部43に、起風翼42の支軸部44が、メタルベアリング45を介して、回転軸心P1と直交する方向に設定された対応する軸心P2周りに相対回動可能に支持されている。
ハブ41の凹入空間には、4本のボルト40によって第1回転体39に、第2入力プーリ36とともに一体回転するように連結される第2回転体46が配備され、この第2回転体46の中心部には、その軸心をポンプ軸35の軸心P1に一致させた状態で配備される断面円形の支軸47が、第2回転体46と一体回転する状態に圧入嵌合装備され、その支軸47に、ハブ41の中心部が、ガタによる傾動が抑制された嵌合精度の高い状態で回転軸心P1に沿う方向に相対摺動可能となるように、カラー48を介して嵌合支持されている。そして、ハブ41の中心部と支軸47との間におけるカラー48の外方側に、ハブ41の中心部と支軸47との間への異物の入り込みを防止するシール部材としてのオーリング49が嵌入されている。
ハブ41の中央部には、その周方向に所定間隔を隔てる状態でボルト操作用の4つの孔50が穿設されるとともに、それらの孔50を閉塞するとともにオーリング49を抜け止めする蓋体51が備えられ、その蓋体51と、支軸47にボルト連結されるバネ受具52との間に、その蓋体51とともにハブ41を第2入力プーリ36側に向けて付勢する1組の圧縮バネ53が介装されている。
第2回転体46の外周部には、ハブ41の中央部にその周方向に所定間隔を隔てる状態で穿設された4つの貫通孔54のうちの対応するものに、回転軸心P1に沿う方向に相対摺動可能に挿通されるとともに、第2回転体46の回転軸心P1周りでの回転に伴ってハブ41を回転軸心P1周りに回転駆動する4本の駆動軸55が、その周方向に所定間隔を隔てる状態で圧入嵌合装備されている。
各貫通孔54にはカラー56が内嵌され、それらのカラー56と対応する駆動軸55との間には、ハブ41及び第2回転体46における各回転軸心P1から外周方向に離れた位置に穿設又は配備される各貫通孔54と対応する駆動軸55との製造誤差に起因した貫通孔54に対する駆動軸55の挿通不良を回避するために、比較的に大きい隙間が形成され、又、各貫通孔54と対応する駆動軸55との間からの異物の入り込みを防止するとともに、駆動時や駆動停止時におけるハブ41と駆動軸55との接触に起因した異音の発生を防止するオーリング57が嵌入されている。そして、これらのオーリング57は、ハブ41にビス止めされるリング状の押さえ金具58によって抜け止めされている。
各起風翼42の支軸部44には、その軸心P2周りでの回動に伴ってその軸心P2周りに揺動する揺動アーム59が固着され、各揺動アーム59は、その支軸部44との連結部位から外れた遊端部位に、第2回転体46に向けて突出する連係ピン60が装備され、それらの各揺動アーム59や各連係ピン60などによって連係機構61が構成されている。
第2回転体46の外縁部には、対応する連係ピン60が係入される7つの溝部62が、その周方向に所定間隔を隔てる状態に形成され、各溝部62の間は、各起風翼42の支軸部44に揺動アーム59を固着するナット63との干渉を回避するために凹入形成されている。
つまり、ハブ41の凹入空間に第2回転体46が配備され、その凹入空間におけるハブ41の外周部と第2回転体46の外周部との隙間を有効利用して、回転軸心P1に沿う方向での第2回転体46に対するハブ41の相対変位によって、各起風翼42をそれらの軸心P2周りに姿勢変更する連係機構61が配備されており、これによって、各起風翼42の軸心P2周りでの姿勢変更を可能にしながらも冷却ファン22としてのコンパクト化を図れるようにしてある。
尚、第2入力プーリ36と第2回転体45との間には、第2入力プーリ36の回転軸心P1に沿う方向での位置決めや各駆動軸54の第2入力プーリ36側への抜け止めなどを行うスペーサ64が介装されている。
エンジン19の前部には、シフトフォーク65を回転軸心P1に沿う方向に揺動可能に支持する支持部材66がボルト連結され、そのシフトフォーク65の下端部には、第2入力プーリ36の中心部38を外囲する筒状の移動部材67が、一対のボルト68を介して、それらのボルト68を支点にしたシフトフォーク65に対する姿勢変更が可能な状態で支持連結され、その移動部材67に、ハブ41の外周部に形成した第2支持部69がラジアルベアリング70を介して支持されている。
つまり、ハブ41は、その中心部が支軸47にカラー48を介して支持され、その外周部が移動部材67にラジアルベアリング70を介して支持される比較的安定した状態で、シフトフォーク65の揺動に伴って、回転軸心P1に沿う方向に移動部材67とともに一体変位するように構成されている。
又、第2入力プーリ36の中心部38を外囲する移動部材67に、ハブ41の外周部に形成した第2支持部69を、ラジアルベアリング70を介して支持させることで、第2入力プーリ36の中心部38に対して、ハブ41の外周部、移動部材67、及びラジアルベアリング70を、ハブ41の回転軸心P1に沿う方向に重合させたコンパクトな状態で配備できる。
各第2支持部69は、ハブ41の外周部における各第1支持部43の間において、第1支持部43よりもハブ41の径方向内側に位置するように形成されており、これによって、それらの第2支持部69で支持される移動部材67及びラジアルベアリング70が、ハブ41の径方向では、各第1支持部43に支持される起風翼42を第2回転体46に連係する連係機構61に対して重合し、又、ハブ41の回転軸心P1に沿う方向では、ハブ41に対して重合する状態に配備されることになる。
その結果、第2支持部69を、ハブ41の径方向で第1支持部43と同じ位置に形成する場合に比較して、ハブ41の回転軸心P1に沿う方向での長さや径方向の長さを大きくすることなく、ハブ41の各第1支持部43における断面積を大きくすることができて、各第1支持部43での起風翼42の支持強度やハブ41の全体強度を高めることができる。
又、連係機構61に対して移動部材67及びラジアルベアリング70をハブ41の径方向で重合させない状態で配備する場合に比較して、ハブ41の径方向での長さを小さくすることができ、これによって、冷却ファン22の径方向での大型化を招くことなく、各起風翼42の起風有効長さを大きくすることができて、各起風翼42による高い起風性能を確保できる。
更に、ハブ41に対して移動部材67及びラジアルベアリング70をハブ41の回転軸心P1に沿う方向で重合させない状態で配備する場合に比較して、ハブ41の回転軸心P1に沿う方向での長さを小さくすることができ、もって、大きい空間の確保が難しいエンジン19とラジエータ20との間への配備が行い易くなる。
その上、各第2支持部69を、第1支持部43よりもハブ41の径方向内側に位置させた状態で、ハブ41の外周部全域にわたって形成する場合に生じる、第1支持部43に起風翼42を支持させる際や、起風翼42と第2回転体46とを連係機構61で連係する際に、第2支持部69が邪魔になることに起因した組み付け性の低下を回避できる。
ハブ41の外周部には、その外周部の各第2支持部69をラジアルベアリング70に支持固定するリング状の押さえ金具71がビス止めされている。
図1〜6に示すように、シフトフォーク65の上端部は、プルワイヤ72などを介して、エンジンボンネット17の後壁73に前後軸心P3に揺動可能に支持されたセクターギヤ74に連係され、このセクターギヤ74は、エンジンボンネット17の後壁73に配備した減速機付きで正逆転切り換え可能な電動モータ75の出力ギヤ76に噛合されている。
そして、電動モータ75からの動力で、セクターギヤ74が前後軸心P3周りで機体右方向に揺動駆動されると、その揺動でプルワイヤ72が引き操作されるとともにシフトフォーク65が回転軸心P1に沿う方向に揺動操作されて、移動部材67とともにハブ41が、圧縮バネ53の付勢に抗して、第2回転体46に対して回転軸心P1に沿って機体右方向に変位するようになり、この変位によって、各起風翼42の姿勢が順風生起姿勢から逆風生起姿勢に一斉に変更されるようになる。
又、電動モータ75からの動力で、セクターギヤ74が前後軸心P3周りで機体左方向に揺動駆動されると、その揺動でプルワイヤ72による引き操作が解除されるとともに、ハブ41が圧縮バネ53の付勢で移動部材67とともに第2回転体46に対して回転軸心P1に沿って機体左方向に変位するようになり、この変位によって、各起風翼42の姿勢が逆風生起姿勢から順風生起姿勢に一斉に変更されるようになる。
つまり、ハブ41、圧縮バネ53、連係機構61、シフトフォーク65、移動部材67、プルワイヤ72、セクターギヤ74、及び電動モータ75、などによって、その電動モータ75の作動で各起風翼42の姿勢を一斉に変更する操作機構77が構成されている。
そして、各起風翼42を順風生起姿勢に切り換えると、それらの回転軸心P1周りでの回転に伴って外気をエンジンボンネット17の各吸気口27からエンジンボンネット17内に吸引する順風生起状態が現出され、各起風翼42を逆風生起姿勢に切り換えると、それらの回転軸心P1周りでの回転に伴ってエンジンボンネット17内の熱気をエンジンボンネット17における右側壁23の各吸気口27から機外に排出する逆風生起状態が現出される。
電動モータ75は、マイクロコンピュータなどを備えて構成された制御装置78によって作動制御され、制御装置78は、予め記憶された制御プログラムに基づいて電動モータ75の作動を制御するとともに、セクターギヤ74の前後軸心P3周りでの揺動角度を電動モータ75による各起風翼42の操作量として検出する回転式のポテンショメータからなる角度センサ79からの検出値に基づいて、電動モータ75の作動による各起風翼42の順風生起姿勢又は逆風生起姿勢への姿勢変更を検知する。
制御装置78の制御作動について例示すると、制御装置78は、エンジン19の始動とともに計時を開始し、その計時が予め設定された第1設定時間(例えば3分間)が経過するまでの間、各起風翼42の姿勢を順風生起姿勢に維持して順風生起状態を現出することで、エンジンボンネット17の各吸気口27から取り込んだ外気をラジエータ20やエンジン19などに供給してそれらを冷却する。
その第1設定時間が経過すると、各起風翼42の姿勢を順風生起姿勢から逆風生起姿勢に切り換えるとともに、予め設定された第2設定時間(例えば5秒間)が経過するまでの間、その逆風生起姿勢を維持して逆風生起状態を現出することで、エンジンボンネット17の各吸気口27から排出する熱気で右側壁23の防塵網26に付着した塵埃などを機外に吹き飛ばして防塵網26から除去する。
その第2設定時間が経過すると、各起風翼42の姿勢を逆風生起姿勢から順風生起姿勢に切り換えるとともに、第1設定時間が経過するまでの間、各起風翼42の姿勢を順風生起姿勢に維持して順風生起状態を現出し、以後、計時に基づいて逆風生起状態と順風生起状態とを切り換え現出する。
つまり、冷却ファン22の吸気作用による原動部16の冷却を行いながら、冷却ファン22の排気作用による防塵網26の自動清掃を定期的に行うことから、エンジンボンネット17における右側壁23の防塵網26に塵埃などが付着して目詰まりすることに起因した冷却能力の低下を回避でき、もって、原動部16の冷却を効率良く効果的に行える。
電動モータ75は、セクターギヤ74や角度センサ79などとともにベースプレート80に装着され、ベースプレート80は、エンジンボンネット17における後壁73の背面81に、セクターギヤ74と電動モータ75とが穀粒タンク5とエンジンボンネット17との間に位置し、かつ、角度センサ79がエンジンボンネット17の内部に位置する状態となるようにボルト連結されている。
つまり、電動モータ75は、穀粒タンク5とエンジンボンネット17との間に、穀粒タンク5側が開放された状態で位置するようになっており、これによって、電動モータ75に、原動部16からの熱気が直接作用することを防止できるとともに、電動モータ75を、穀粒タンク5とエンジンボンネット17との間を流動する外気に、温度の低い穀粒タンク5側から晒すことができ、もって、電動モータ75を効果的に冷却することができて、原動部16からの熱気で、電動モータ75がその許容温度以上に昇温して正常に機能しなくなる虞を未然に回避できるようになり、真夏の悪条件下であっても、電動モータ75の作動不良による目詰まりで冷却能力が低下してエンジン19がオーバーヒートする虞を確実に防止できる。
又、角度センサ79をエンジンボンネット17の内部に位置させたことで、専用の防水構造を備えることによるコストの高騰や構成の複雑化などを招くことなく、圧力洗車などの際に放射される圧力のある水が角度センサ79の内部に侵入する不具合の発生を効果的に防止できる。
ところで、図11に示すように、シフトフォーク65とともにプルワイヤ72におけるアウターワイヤの一端を支持する支持部材66とシフトフォーク65との間に、シフトフォーク65を介して移動部材67とともにハブ41を第2入力プーリ36側に向けて付勢する圧縮バネ82を介装するようにしてもよい。このように、蓋体51とバネ受具52との間に、ハブ41を第2入力プーリ36側に向けて付勢する圧縮バネ53を介装するだけでなく、シフトフォーク65と支持部材66との間にも、ハブ41を第2入力プーリ36側に向けて付勢する圧縮バネ82を介装すれば、エンジン19とラジエータ20との間の限られた狭い空間に配備されるものでありながら、プルワイヤ72による引き操作を解除した際には、ハブ41を回転軸心P1に沿って機体左方向に変位させるのに必要な操作力をより確実に得られるようになり、もって、圧縮バネ53,82による各起風翼42の逆風生起姿勢から順風生起姿勢への姿勢変更操作をより円滑かつ確実に行える。
更に、図示は省略するが、プルワイヤ72に換えてプッシュプルワイヤを採用することで、各起風翼42を逆風生起姿勢から順風生起姿勢に姿勢変更する際の操作力として、プッシュプルワイヤによる押圧力を付加できるようにして、各起風翼42の逆風生起姿勢から順風生起姿勢への姿勢変更操作をより円滑かつ確実に行えるようにしてもよい。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
〔1〕本発明による起風構造を、ケーシング内に配備されるCPUやハードディスクなどに外気を供給して冷却する冷却装置や、運転キャビン内の空気を入れ換える換気装置などに適用してもよい。
〔2〕作業車としては、普通形コンバインあるいは人参収穫機や大根収穫機などであってもよい。
〔3〕原動部16としては、水冷式のエンジン19に代えて空冷式のエンジンを搭載するものであってもよい。
〔4〕起風翼42の姿勢変更を、電動シリンダあるいは油圧シリンダや油圧モータなどで行うように構成してもよく、又、手動操作で行うように構成してもよい。
〔5〕図12及び図13に示すように、操作機構77を、電動モータ75による回転軸心P1に沿う方向に並設した一対のカム83,84の回転軸心P1周りでの相対回転で、ハブ41を回転軸心P1に沿う方向に移動させて各起風翼42の姿勢を変更する乗り上げカム式に構成してもよい。
このように操作機構77を乗り上げカム式に構成すると、シフトフォーク65の揺動操作で移動部材67とともにハブ41を回転軸心P1に沿う方向に揺動変位させる場合に生じる支軸47に対するハブ41の拗れを防止でき、ハブ41の回転軸心P1に沿う方向への変位にかかわらず、冷却ファン22を、支軸47に対する適切な姿勢で回転軸心P1周りに円滑に回転駆動させることができ、支軸47に対するハブ41の拗れに起因した起風能力の低下や異音の発生を回避できる。
尚、一対のカム83,84のうち、カム83は、その中心が回転軸心P1と位置する状態に支持部材85を介して支持された固定カムであり、カム84は、固定カム83の支持部86に相対回動可能かつ相対摺動可能に支持されるとともに、電動モータ75にプルワイヤ72やセクターギヤ74などを介して回動操作可能に連係された可動カム(移動部材)であり、この可動カム84に、ハブ41がラジアルベアリング70を介して相対回動可能な状態で一体摺動するように支持されている。
〔6〕電動モータ75の作動で、各起風翼42の姿勢をそれらの回転軸心P1周りの回転駆動(冷却ファン22の回転駆動)にかかわらず起風しない非起風姿勢に維持する非起風状態の現出が可能となるように構成してもよい。
この構成によると、例えば、作業車などにおいては、エンジン19の始動時にその非起風状態を現出すれば、エンジン19からの動力で冷却ファン22を回転駆動するように構成しながらも、起風による負荷でエンジン19の始動負荷が増大することを回避でき、スタータモータによるエンジン19の始動を円滑に行える。
〔7〕電動モータ75の作動で、各起風翼42の姿勢を任意の順風生起姿勢や逆風生起姿勢に維持する風量調節が可能となるように構成してもよい。
この構成によると、作業車などにおいては、エンジン19の負荷に応じて各起風翼42の姿勢を変更して起風による負荷を調節すれば、各起風翼42の起風による冷却状態や除塵状態を維持しながら、作業走行時などにおける過負荷に起因した不測のエンジン停止を回避できる。
〔8〕第2入力プーリ36に、第1回転体39と第2回転体46のいずれか一方又は双方を一体形成するようにしてもよい。
〔9〕支軸47に、ハブ41を回転軸心P1に沿う方向に相対摺動不能に、又、第2回転体46を回転軸心P1に沿う方向に相対摺動可能に支持させるとともに、支軸47とハブ41と第2回転体46とが一体回転するように構成し、更に、ハブ41と第2回転体46との間に、第2回転体46を第2入力プーリ36側に向けて付勢する圧縮バネ53を介装し、回転軸心P1に沿う方向での圧縮バネ53の付勢による移動部材67の移動操作、又は、圧縮バネ53の付勢に抗した移動部材67の移動操作で、その移動部材67とともに第2回転体46がハブ41に対して変位することで、各起風翼42の姿勢が一斉に変更されるように構成してもよい。
自脱形コンバインの全体側面図 自脱形コンバインの全体平面図 原動部の一部縦断背面図 原動部の縦断側面図 冷却ファンの構成を示す要部の縦断背面図 順風生起状態及び逆風生起状態を示す要部の一部縦断背面図 起風翼の順風生起姿勢及び逆風生起姿勢を示す要部の平面図 冷却ファンの構成を示す要部の縦断側面図 操作機構の構成を示す要部の縦断側面図 冷却ファンの中心部の構成を示す拡大縦断側面図 支持部材とシフトフォークとの間にハブ付勢用の圧縮バネを介装した構成を示す要部の縦断側面図 操作機構を乗り上げカム式に構成した別実施形態での要部の背面図 操作機構を乗り上げカム式に構成した別実施形態での要部の縦断側面図
符号の説明
41 ハブ
42 起風翼
43 第1支持部
46 回転体
61 連係機構
67 移動部材
69 第2支持部
70 ラジアルベアリング
77 操作機構
83カム
84カム
P1 回転軸心
P2 軸心

Claims (3)

  1. 回転駆動されるハブの外周部に、前記ハブの周方向に一定間隔を隔てる状態で複数の第1支持部を整列配備し、それらの各第1支持部に、前記ハブとのその回転軸心周りでの一体回転で起風する起風翼を、前記回転軸心と交差する方向に設定した軸心周りでの姿勢変更が可能となるように支持し、前記ハブの中心部に、前記ハブとその回転軸心周りに一体回転する回転体を配備し、この回転体と前記第1支持部のそれぞれとの間に、前記回転軸心に沿う方向での前記ハブと前記回転体との相対変位で前記起風翼の姿勢が変更されるように前記回転体と前記起風翼のそれぞれとを連係する連係機構を介装し、前記ハブにラジアルベアリングを介して前記回転軸心周りに相対回転可能に内嵌される移動部材を備え、この移動部材を前記回転軸心に沿う方向に移動させることで、前記ハブと前記回転体とを前記回転軸心に沿う方向に相対変位させて複数の前記起風翼を一斉に姿勢変更する操作機構を備え、前記ハブにおける複数の前記第1支持部の間に、前記ラジアルベアリングのアウターレースに外嵌する第2支持部を設けてある起風構造。
  2. 前記第2支持部を、前記ハブにおける前記第1支持部よりも前記ハブの径方向内側に設けてある請求項1に記載の起風構造。
  3. 前記操作機構を、前記回転軸心に沿う方向に並設した一対のカムの前記回転軸心周りでの相対回転で、前記移動部材を前記回転軸心に沿う方向に移動させる乗り上げカム式に構成してある請求項1又は2に記載の起風構造。
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