JP4219274B2 - 無線通信装置におけるアイドルモードハンドオフの実行 - Google Patents

無線通信装置におけるアイドルモードハンドオフの実行 Download PDF

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Description

本出願は、2001年11月16日に出願された「無線システムにおいてアイドルモードハンドオフを実行するための方法および装置(Method and System for Performing an Idle Mode Handoff in a Wireless Communication Device)」と題する米国仮特許出願第60/332,492号からの優先権を主張する。この米国仮特許出願はその全体が参照によりここに組み込まれる。
本発明は、おおむね無線通信装置(WCD:wireless communication device)に関し、特にページング環境で動作するときに異なるページング信号間でハンドオフを実行することのできる無線通信装置(WCD)に関する。
地上通信環境ではWCDは、地理的に分散した複数の基地局から通信信号を受信できる。衛星を利用した通信システムではWCDは、1つ以上の衛星の複数の異なる衛星ビームに関連する通信信号を受信できる。WCDは、通信リンクを維持しながら1つの呼に係わっているときに基地局および/または衛星との間で情報チャネル信号と呼ばれる信号をやり取りする。その呼に係わっている間、WCDは、既知の手法を使用して異なる基地局間および/または異なる衛星ビーム間でハンドオフを行うことができ、それによってWCDは基地局および/または衛星ビームに対して移動しながら継ぎ目のないコールカバレージを維持できる。
WCDが呼あるいはアクティブな通信リンクに係わらないときには、WCDはリソースを節約するためにアイドル状態あるいはアイドルモードで動作できる。このモードに在るときWCDは、ページングモードで動作できる。ページングモードではWCDは、電力節約の睡眠状態(sleep state)に入って比較的長時間この状態に留まるというオプションを有する。WCDは、基地局から送信される、および/または衛星ビームに関連するページング信号を監視するために比較的短時間の間、睡眠状態から覚醒状態(awake state)に周期的に遷移する。
しばしばWCDは、信号妨害のために、あるいはWCDが基地局または1つ以上の衛星ビームに関連するカバレージゾーン(しばしばセルと呼ばれる)に関して圏外に移動したために基地局または衛星ビームに関連するページング信号を受信できなくなることがある。いずれの場合にも、WCDは継ぎ目のないページングカバレージを維持することが望ましい。
WCDが空き状態のとき、ページングモードはWCDが消費電力を減らす睡眠状態を使用できるようにしながらページングチャネル上でWCDにメッセージを送る機構を提供する。一般的に、WCDが空き状態でありページングモードで動作する間、WCDにおける電力消費をさらに削減するための改善された技術を使用する必要がある。
本発明の特徴は、ページングモードで動作しているWCDのために、あるいはそれに対して継ぎ目なしページングカバレージを与えることである。WCDは、多数の基地局および/または衛星ビームに関連する代替ページング信号を同時に監視/処理でき、それによってWCDは、ページング信号妨害時といった劣化した信号状態時に、あるいはWCDが多数の基地局および/または衛星ビームに関連するカバレージゾーン間あるいはカバレージ領域間を移動するときに継ぎ目なしページングカバレージをもたらすことができる。WCDは、第1の基地局および/または衛星ビームに関連する第1のページング信号から第2の基地局および/または衛星ビームに関連する第2のページング信号へのWCD内でのハンドオフの使用によって、継ぎ目なしページングカバレージを達成している。
本発明のもう1つの特徴は、WCDでの消費電力を削減しながらこのような継ぎ目なしページングカバレージを提供することである。
本発明の一実施形態は、通信システムで動作するWCDにおいてハンドオフ動作を実行する方法である。WCDは、このWCDが電力を節約するための睡眠状態と1つ以上のページング信号を受信するための覚醒状態との間を遷移するアイドルモードで動作する。この方法は、前の覚醒状態時に復調されつつあった第1のページング信号に関連した第1のパイロット信号を再取得しようと試み、前の覚醒状態時に追跡されつつあった第2のパイロット信号を再取得しよう試みることを含む。この方法はまた、第1のパイロット信号を再取得する試みが失敗して第2のパイロット信号を再取得する試みが成功したときに第1のページング信号から第2のパイロット信号に関連する第2のページング信号へのハンドオフを実行することを含む。本方法はまた、前記ハンドオフ動作の結果として現在の覚醒状態時に第2のページング信号を復調することを含む。上記の実施形態の方法ステップを実行するための装置が提供される。
本発明の更なる態様においてWCDは、第1のパイロット信号を再取得する試みの前に前の覚醒状態から前の睡眠状態に遷移し、そして前の睡眠状態から現在の覚醒状態に遷移しながら、再取得を試みるステップとハンドオフのステップとを実行する。WCDは、前の覚醒状態時に第1のページング信号を復調するように構成された受信器を含んでおり、これは適宜に、第2のページング信号を復調するように再構成される。一般に第1および第2のページング信号は、タイムスロットの予め決められたサイクルに関連するスロット化されたページング信号であり、前の睡眠状態から現在の覚醒状態に遷移するステップは現在の覚醒状態がWCDに割り当てられたサイクルのタイムスロットのうちの1タイムスロットと時間的にオーバーラップするように現在の覚醒状態に遷移することを含む。
前記通信システムが符号分割多元接続(CDMA)通信システムであるとき、第1および第2のパイロット信号は第1および第2の符号を使用して拡散され、この第2の符号は第1の符号とは異なる符号か第1の符号の時間シフトされたバージョンかである。この場合、第1のパイロットを再取得することは、第1の符号を使用して第1のパイロット信号を再取得する試みを含み、また第2のパイロットを再取得することは、第2の符号を使用して第2のパイロット信号を再取得する試みを含む。代替として第2のページング信号は、第2の符号に関連する第3の符号を使用して拡散され、第1のページング信号から第2のページング信号へのハンドオフを実行するステップは、第3の符号を使用して第2のパイロット信号を復調することを含む。
アイドルモードで動作することができ、電力を節約するための睡眠状態と1つ以上のページング信号を受信するための覚醒状態との間を遷移できるWCDにおいてハンドオフ動作を実行する装置が提供される。本装置は、前の覚醒状態時に復調されつつあった第1のページング信号に関連した第1のパイロット信号を再取得しようと試みる第1の手段と、前の覚醒状態時に追跡されつつあった第2のパイロット信号を再取得しようと試みる第2の手段と、第1のパイロット信号を再取得する試みが失敗して第2のパイロット信号を再取得する試みが成功したときに第1のページング信号から第2のパイロット信号に関連する第2のページング信号へのハンドオフ動作を実行する第3の手段と、前記ハンドオフ動作の結果として現在の覚醒状態時に第2のページング信号を復調する第4の手段と、を備える。前記第1、第2および第3の手段はWCDが前の睡眠状態から現在の覚醒状態に遷移しつつあるときにそれぞれの機能を実行する。
本装置の更なる態様において第1および第2のページング信号は、予め決められたサイクルのタイムスロットに関連するスロット化されたページング信号であり、WCDは現在の覚醒状態がこのWCDに割り当てられたサイクルのタイムスロットのうちの1タイムスロットと時間的にオーバーラップするように前の睡眠状態から現在の覚醒状態に遷移する。
通信システムが符号分割多元接続(CDMA)通信システムであると、第1のパイロット信号は第1の符号を使用して拡散され、第2のパイロット信号は第1の符号とは異なる符号かこの第1の符号の時間シフトされたバージョンかである第2の符号を使用して拡散され、また前記第1の手段は第1の符号を使用して第1のパイロット信号を再取得しようと試みる手段を含み、前記第2の手段は第2の符号を使用して第2のパイロット信号を再取得しようと試みる手段を含む。更に第2のページング信号は第2の符号に関連する第3の符号を使用して拡散され、前記第4の手段は第3の符号を使用して第2のページング信号を復調する手段を含む。
第2の実施形態によるアイドルモードで動作するWCDにおいてハンドオフ動作を実行する方法は、例えば第2の電力レベルが第1の電力レベルよりも所定の量だけ大きいときに第1のページング信号から第2のページング信号へのハンドオフが必要であることを覚醒状態時に決定し、次の覚醒状態までこのハンドオフを延期すべきかどうかを前記覚醒状態時に決定し、そして前記ハンドオフの延期が決定されたとき前記必要とされたハンドオフを実行せずに前記覚醒状態から睡眠状態に遷移することを含む。本方法はまた、WCDが睡眠状態から次の覚醒状態に遷移したときに第1のページング信号から第2のページング信号への前記必要とされたハンドオフを実行するステップを含む。第2の実施形態の方法ステップを実行するための装置もまた提供される。
更なる態様において本方法は、WCDが睡眠状態から次の覚醒状態に遷移した後に第1のページング信号から第2のページング信号への必要なハンドオフを実行し、その結果として前記次の覚醒状態時に第2のページング信号を復調することを含む。CDMAシステムでは、第2のページング信号はスペクトル拡散信号であり、復調することはある符号を使用して第2のページング信号を逆拡散することを含む。更にページング信号に関連するページングスロットメッセージが復調されたかどうかを決定することができ、またこのページング信号に関連するページングスロットメッセージが復調されたと決定されたとき、必要とされたハンドオフを実行せずに覚醒状態から睡眠状態に遷移できる。第1のページング信号に関連する第1のパイロット信号の第1の電力レベルと第2のページング信号に関連する第2のパイロット信号の第2の電力レベルは、第1および第2の電力レベルに基づいてハンドオフが必要であると決定することによって第1のページング信号から第2のページング信号へのハンドオフが必要であると決定する前に監視できる。
他の実施形態ではWCDは、予定された時刻に覚醒状態から睡眠状態に遷移するようにスケジューリングされ、また前記覚醒状態時の第1の時刻にハンドオフが必要であると決定し、前記第1の時刻が前記予定された時刻よりも所定の時間未満だけ先行しているかどうかを決定し、前記第1の時刻が前記予定された時刻よりも前記所定の時間未満だけ先行していると決定されたときに前記必要とされたハンドオフを実行せずに前記予定された時刻に覚醒状態から睡眠状態に遷移する。一般に所定の時間は必要とされるハンドオフを実行するために必要とされる時間より短い。
アイドルモードで動作し、電力を節約するための睡眠状態と1つ以上のページング信号を受信するための覚醒状態との間を遷移するWCDにおいて、ハンドオフ動作を実行する装置であって、覚醒状態時に第1のページング信号から第2のページング信号へのハンドオフが必要であると決定する第1の手段と、次の覚醒状態までハンドオフを延期すべきかどうかを前記覚醒状態時に決定する第2の手段と、ハンドオフの延期が決定されたとき前記必要とされたハンドオフを実行せずに前記覚醒状態から睡眠状態に遷移する第3の手段と、を備える装置。
更なる実施形態で本装置は、WCDが睡眠状態から次の覚醒状態に遷移した後に第1のページング信号から第2のページング信号への必要とされるハンドオフを実行する第4の手段と、次の覚醒状態時に第2のページング信号を復調する第5の手段と、を備える。この通信システムがCDMA通信システムであり、また第2のページング信号がスペクトル拡散信号であると、前記第5の手段は、ある符号を使用して第2のページング信号を逆拡散するための手段を備える。本装置は、第1のページング信号に関連する第1のパイロット信号の第1の電力レベルと第2のページング信号に関連する第2のパイロット信号の第2の電力レベルとを監視する手段を更に備えることができ、また前記第1の手段は前記第1および第2の電力レベルに基づいてハンドオフが必要であると決定するための手段を含む。この第1の手段は、第2の電力レベルが第1の電力レベルよりも所定の量だけ大きいときにハンドオフが必要であると決定する手段を更に含む。
いくつかの実施形態ではWCDは、予定された時刻に覚醒状態から睡眠状態に遷移するようにスケジューリングされ、また第1の手段は、前記覚醒状態時の第1の時刻にハンドオフが必要であると決定する手段を備え、第2の手段は、前記第1の時刻が前記予定された時刻よりも所定の時間未満だけ先行しているかどうかを決定する手段を備え、第3の手段は、前記第1の時刻が前記予定された時刻よりも前記所定の時間未満だけ先行していると決定されたときに前記必要とされたハンドオフを実行せずに前記覚醒状態から前記睡眠状態に遷移する手段を備えている。更に、前記所定の時間は前記必要とされたハンドオフを実行するために必要とされる時間より短い。前記第2の手段は、ページング信号に関連するページングスロットメッセージが復調されたかどうかを決定する手段を有してもよく、第3の手段は前記ページング信号に関連する前記ページングスロットメッセージが復調されたと決定されたときに前記必要とされたハンドオフを実行せずに前記覚醒状態から前記睡眠状態に遷移する手段を備える。
他の実施形態では、睡眠状態と1つ以上のページング信号を受信するための覚醒状態との間を遷移するようにアイドルモードで動作するWCDにおいてハンドオフ動作を実行する装置は、復調器と第1のフィンガと第2のフィンガとサーチャとコントローラとを含んでいる。コントローラは、サーチャに応答し、また第1のパイロット信号を再取得する試みが失敗して第2のパイロット信号を再取得する試みが成功したことを前記サーチャが示すときに、第2のページング信号を復調するように適応している。サーチャは、WCDの前の覚醒状態時に前記復調器によって復調されつつあって前記第1のフィンガによって追跡されつつあった第1のページング信号に関連する第1のパイロット信号を再取得しようと試みることと、前記前の覚醒状態時に前記第2のフィンガによって追跡されつつあった第2のパイロット信号を再取得しよう試みることと、に適応している。
本発明の特徴と目的と利点は、同様の参照文字が本書を通して同一または類似の要素を識別する図面に関連して取られるとき、上記の詳細説明から更に明らかになるであろう。
大勢のシステムユーザの間で情報を転送するために種々の多元接続通信システムおよび技術が開発されてきた。しかしながら符号分割多元接続(CDMA)通信システムで使用される技術といったスペクトル拡散変調手法は、特に大勢のシステムユーザにサービスを提供する際に他の変調方式よりも大きな利点を与える。このような技術は、参照によってここに組み込まれる、「衛星リピータまたは地上リピータを使用するスペクトル拡散多元接続通信システム(Spread Spectrum Multiple Access Communication System Using Satellite or Terrestrial Repeaters)」という題名で1990年2月13日に発行された米国特許第4,901,307号の教示に開示されている。
基本的なCDMA移動体通信技術は、一般にIS−95と呼ばれるTIA/EIA/IS−95−Aの電気通信工業会によって米国で標準化されているが、他の通信システムは、広帯域CDMA(WCDMA)、cdma2000(例えばcdma2000 1xまたは3x規格といったもの)またはTD−SCDMAと呼ばれるものをカバーする規格、IMT2000/UM、あるいは国際移動体電気通信システム2000/ユニバーサル移動体電気通信システム(International Mobile Telecommunications System 2000/Universal Mobile Telecommunications System)に記載されている。
I.通信環境の例
図1は、本発明の実施形態にしたがって構築され、運用される無線通信システムの例である。通信システム100は、WCD126、128(移動局およびユーザ端末とも呼ばれる)との通信にスペクトル拡散変調技術を利用している。通信システム100は、前述の米国特許第4,901,307号に記載されたスペクトル変調技術を使用できる。地上システムでは通信システム100は、基地局(基地局114、116として図示されている)を使用してWCD126、128と通信する。
衛星を利用したシステムでは通信システム100は、衛星リピータ(衛星118、120として図示されている)とシステムゲートウェイ(ゲートウェイ122、124として図示されている)を使用してWCD126、128と通信する。ゲートウェイ122、124は衛星118、120を介してWCD126、128に通信信号を送信する。
移動局あるいはWCD126、128は各々、セルラー電話、無線送受器、データトランシーバ、ページングあるいは位置決定受信器、または転送装置(例えばコンピュータ、PDA、ファクシミリ)といった、しかしこれらに限定されない無線通信コンポーネント/装置を含んでいる。典型的にはこのようなユニットは、所望に応じて車載型(例えば乗用車、トラック、船、列車、飛行機を含む)で、ハンドヘルドかポータブルである。これらのWCDは移動体であるとして論議されるが、本発明の教示は遠隔の無線サービスが希望される固定ユニットまたはその他のタイプの端末にも適用可能であることも理解される。この後者のタイプのサービスは、衛星リピータを使用して世界の多くの遠隔地域に通信リンクを確立することに特に適している。WCDは、好みによってあるいくつかの通信システムでは加入者ユニット、移動体ユニット、移動局、ユーザ端末、無線ユニット、あるいは単に「ユーザ」、「移動体」、「加入者」あるいは「端末」と呼ばれることもある。
衛星118、120は、分離された一般にオーバーラップしない地理的領域をカバーするように方向付けされる「フットプリント」内に多数のビームを備えている。一般に、CDMAチャネル、「サブビーム」、あるいは周波数分割多重化(FDM)信号、周波数スロット、またはチャネルとも呼ばれる異なる周波数の多数のビームは、同一地域をオーバーラップするように方向付けることができる。しかしながら異なる衛星に関するビームカバレージまたはサービスエリア、あるいは地上セルサイトに関するアンテナパターンは通信システム設計と提供されるサービスのタイプとによって所定の地域内で完全に、あるいは部分的にオーバーラップできることは直ちに理解される。これらの通信地域または装置のいかなる地域間あるいは装置間でも空間ダイバーシティを得ることができる。例えば各々は、異なる周波数で異なる特徴を有する異なるセットのユーザにサービスを提供でき、あるいは所定の移動体ユニットは、各々がオーバーラップする地球物理学的カバレージを有する多数の周波数および/または多数のサービスプロバイダを使用することができる。
図1に示すように通信システム100は一般に、地上システムにおける移動体電話交換局(MTSO)とも呼ばれるシステムコントローラ・交換ネットワーク112と、衛星とも通信する衛星システム用の(地上)コマンド・コントロールセンター(GOCC)とを使用する。このようなコントローラは典型的には、インタフェースと、擬似雑音(PN)符号生成、割当て、およびタイミングを含むある一定の動作に対して基地局114、116あるいはゲートウェイ122、124のためにシステム全体の制御を備える処理回路とを含んでいる。コントローラ112はまた、公衆交換電話網(PSTN)、基地局114、116またはゲートウェイ122、124およびWCD126、128の間での通信リンクあるいは電話呼の経路選択を制御する。PSTNインタフェースは一般に、このような通信ネットワークまたは通信リンクへの直接接続のための各ゲートウェイの一部を形成する。
コントローラ112を種々のシステム基地局114、116あるいはゲートウェイ122、124に接続する通信リンクは、専用電話回線、光ファイバリンク、マイクロ波、または専用衛星通信リンクといった、しかしこれらに限定されない既知の手法を使用して確立できる。
図1には単に2個の衛星が図示されているが、通信システムは一般に異なる軌道面を周回する多数の衛星118、120を使用する。多くのWCDにサービスするための一群の低軌道(Low Earth Orbit:LEO)衛星を使用するシステムを含む種々のマルチサテライト通信システムが提案されてきた。しかしながら当業者は、どのようにして本発明の教示が種々の地上および衛星両者のシステム構成に適用できるかを直ちに理解するであろう。
図1では基地局114、116とWCD126、128との間の通信リンクのための可能な信号経路のいくつかが、ライン130、132、134、136で示されている。これらのラインの矢印の先端は順方向リンクまたは逆方向リンクのいずれでもあるようにリンクに関する例示的な信号方向を示しており、またこれは単に分かりやすくするための図として役立つものであって、実際の信号パターンに対するいかなる制約にもならない。
同様の仕方でゲートウェイ122、124と衛星リピータ118、120とWCD126、128との間の通信リンクのための信号経路は、ゲートウェイ−衛星間リンクのためのライン146、148、150、152として、また衛星−ユーザ間リンクのためのライン140、142、144として図示されている。あるいくつかの構成ではライン154によって例示される直接的な衛星−衛星間リンクを確立することが可能であり望ましいこともある。
当業者には明らかであるように、本発明は、地上ベースのシステム、衛星を利用したシステムいずれにも適している。用語「基地局」と「ゲートウェイ」は、ゲートウェイが衛星を介して通信を方向付けることに特化した基地局と認識されることから、本技術では相互交換可能に使用されることがある。同様に衛星118、120は、一括して衛星118呼ばれ、またWCD126、128は、まとめてWCD128と呼ばれるであろう。
II.信号リンク
図1に示す信号経路あるいはリンク130〜152の各々は典型的には、順方向リンクと逆方向リンクの両者を含む。順方向リンクの各々は、基地局114、116とゲートウェイ122、124から送信された1セットの順方向リンク信号をWCD126、128に送る。逆に逆方向リンクの各々は、WCD126、128から送信された1セットの逆方向リンク信号を基地局114、116とゲートウェイ122、124に送る。地上環境では基地局114、116の各々は、1セットの順方向リンク信号を送信する。
衛星環境ではゲートウェイ122、124の各々が多数のセットの順方向リンク信号を送信する。すなわち1つの順方向リンクは、多数(例えば8あるいは16個)のビームに分割され、各ビームは更に、多数(例えば13個)のサブビームに再分割される。順方向リンク信号の各セットは、上述の多数のサブビームの異なる1セットに関連しており、あるいは各サブビームは順方向リンク信号の1セットに関連している。したがって、衛星118、120は各々、地表に多数のサブビーム(すなわち多数セットの順方向リンク信号)を転送する。
図2は、WCD128に送られる順方向リンク信号200の例示的な1セットの説明図である。地上環境では順方向リンク信号200は、基地局(例えば基地局114または116)から送信される。衛星環境では順方向リンク信号200は、衛星(例えば衛星118または120)に上向き送信され、それからある特定のサブビームで衛星からWCDに下向き送信される。順方向リンク信号200は、下記の信号、すなわちパイロット信号204とこのパイロット信号に関連する同期(sync)信号206とこのパイロット信号に関連するページング信号208のうちの1つ以上の信号を含む。順方向リンクはまた、本実施形態の必要部分を形成しない、したがってこれ以上は論議されないトラヒック信号といった追加的信号を含むこともある。パイロット信号204、同期信号206、ページング信号208およびトラヒック信号はまた、本技術ではそれぞれパイロットチャネル信号204、同期チャネル信号206、ページングチャネル信号208およびトラヒックチャネル信号とも呼ばれる。
地上環境では各基地局は、それぞれのパイロット信号(例えばパイロット信号204)を送信する。パイロット信号は、最初のシステム同期を取得して、基地局によって送信される他の順方向リンク信号のロバスト時間、周波数、および位相の追跡を与えるために、WCDによって使用される。各基地局によって送信されるパイロット信号は、異なる符号位相オフセット(例えば異なる時間オフセット)以外のPNシーケンスといった共通拡散符号を使用し、それによってWCDがそれぞれの基地局から送信されるパイロット信号を区別することを可能にしている。
同様に衛星環境では、各衛星および/または各ゲートウェイは、他の衛星(ゲートウェイ)に関連する符号と同じ、あるいは異なる可能性のあるPNシーケンスといった予め決められた符号に関連付けることができる。所定の衛星に関連する各ビームは、その所定の衛星に関して予め決められた符号を使用して拡散されるが、その他のビームとは異なる位相符号オフセットを有するパイロット信号を含んでいる。したがってWCDは、所定の衛星に関連するビーム間を識別でき、また異なる衛星間も区別できる。
同期信号206は、通信システム100に関連する全体的な通信システム時間を取得するためにWCD128によって使用されるシステムタイミングを含む変調されたスペクトル拡散信号である。同期信号206は、関連パイロット信号204を拡散するために使用される符号に関連するPN符号といった符号を使用して拡散される。一旦パイロット信号206がWCD128によって取得されると、このWCDは同期信号206を取得し、それによってWCDはWCDの内部タイミングをシステム全体のタイミングに同期させることが可能になる。代替としてタイミング差は記憶しておいて、符号化あるいは信号伝送時間調整といった後続の処理を修正するために使用できる。
ページング信号208は、メッセージをWCDに送るために使用される変調されたスペクトル拡散信号である。ページング信号208は、関連パイロット信号204を拡散するために使用される符号に関連するPN符号といった符号を使用して拡散される。説明の便宜上、上記の論議は同期信号、パイロット信号、およびページング信号の各々に単に1個の符号を関連付けている。しかしながら、これらの信号の各々を拡散する、および/またはチャネル通しするために典型的には1つ以上の符号(例えば1セットの符号)が使用されることと、各信号に関連するその1セットの符号はその信号を同期させ、逆拡散し、チャネル外しするためにも使用されることとは理解されるべきである。一旦WCD128がシステム時間に同期すると、このWCDはページング信号208を監視できる。通信システム100とWCD128は、下記に更に詳述するように、ページング信号208を使用してスロット化ページングモードで動作できる。
III.WCD受信器
図3は、システム100で使用されるCDMA信号を処理するためのWCD128の例示的な受信器300のブロック図である。受信器300は、順方向リンク無線周波数(RF)信号(パイロット、同期、ページング信号204、206、208といった信号)を受信し、これらの信号をRF/中間周波数(IF)システム304に送るためのアンテナシステム302を含む。RF/IFシステム304は、RF信号をフィルタリングし、周波数ダウンコンバート(低減変換)し、ディジタル化し、そしてそのディジタル化信号306をサーチャユニット308と複数の受信器フィンガエレメント310a、・・・、310nとに送る。サーチャ308は、ディジタル化信号306に含まれるパイロット信号を探索し、検出/取得し、そしてサーチャとフィンガエレメント310とに接続されたコントローラ312に探索結果を報告する。典型的にはコントローラ312は、ソフトウエアによって制御されるプロセッサを含んでおり、メモリ314に接続されている。コントローラ312はまた、受信器300内の時間を維持するために使用されるカウンタ/タイマ316にも接続されている。
サーチャ308によって報告された探索/信号取得結果に基づいてコントローラ312は、任意の所定の時間に受信器300によって最も受信されそうな順方向リンク信号(1つ以上のページング信号等)の種々の信号を追跡して少なくとも部分的に逆拡散するようにフィンガエレメント310の各々を構成する。コントローラ312は、追跡すべき信号(指定信号とも呼ばれる)を逆拡散するためにフィンガが使用する符号(指定符号と呼ばれる)と、この指定信号の符号オフセットとをフィンガに与えることによって信号を追跡するようにフィンガを構成することができる。指定符号は、指定信号を最初に拡散するためにゲートウェイで使用された。
フィンガエレメント310は、それぞれの逆拡散された信号320a〜320n(例えば、逆拡散されたページング信号)をコントローラ312によって制御されるセレクタ/マルチプレクサ322に送る。コントローラ312からのコマンド325にしたがってセレクタ322は、逆拡散された信号320(図3では信号324として図示されている)のうちの選択された信号を復調器326に経路選択する。コントローラ312は、例えば復調器に指定信号に関連する符号と復調すべき信号の符号位相オフセットに関連するタイミング情報とを与えることによって、この指定信号を復調するように復調器326を構成する。これに応じて復調器326は、選択され逆拡散された信号324を復調して復調信号328(復調されたページング信号等)を生成する。復調器326は、復調信号328をコントローラ312に供給する。
受信器300の代替の構成ではフィンガ310の各々は、復調器機能を含んでおり、それによって各フィンガは、それぞれの信号を追跡および復調することができる。この構成では別個の復調器326は省略されており、セレクタ322はフィンガ出力320の1つをコントローラ312に選択的に経路選択するように修正されている。受信器300の他の代替構成ではサーチャ308は、追跡機能と限定的復調機能の両者を含んでいる。
IV.スロット化されたページング動作
上述のように通信システム100は、スロット化されたページング環境で動作するときにページング信号208を使用できる。このスロット化ページング環境ではWCD128は、上記のようにスロット化ページングモードで動作する。スロット化ページングの使用例は、「スロット化ページング環境における適応型再取得時間(Adaptive Reacquisition Time In A Slotted Paging Environment)」と題する米国特許第6,101,173号と「アクセスチャネルスロットの共用(Access Channel Slot Sharing)」と題する第6,167,056号とに示されており、これら両者は本発明の譲受人に譲渡され、また参照によってここに組み込まれる。
図4は、スロット化ページングモードに在るWCD128の例示的な動作を説明する際に有用ないくつかの例示的な予定時刻表の説明図である。図4にはページング信号208の一部分を表す例示的な予定時刻表402が示されている。また図4には予定時刻表402に対応する例示的な予定時刻表403も示されている。予定時刻表403は、スロット化ページングモード時のWCD128の種々の動作状態に対応する時間を表す。ページング信号208(スロット化ページング信号208とも呼ばれる)は、図4に示すように反復する1サイクルのタイムスロット404に時分割される。ページング信号208の受信範囲内の各WCD(例えばWCD128)は、典型的にはタイムスロットの各サイクル内の単に1タイムスロットを監視するように割り当てられる。ゲートウェイは、意図したWCDに割り当てられたタイムスロットの時間中にこのWCDにメッセージを送信できる。図4で例示的なスロットAは、タイムスロットの第1の(または前の)サイクル中のこのような割り当てられたタイムスロットを表し、例示的なスロットBは、タイムスロットの第2の(または現在の)サイクル中のこのような割り当てられたタイムスロットを表している。
WCD128は、このWCDが「アイドル」モードに在るときにページング信号の割り当てられた、あるいは指定されたスロット(例えばスロットA、B)を監視する。このWCDは、通信システムを取得したときにアイドルモードに在ると見なされ、その通信システムのシステム時間に同期し、このようにして基地局あるいはゲートウェイとの間で呼を確立することができるが、このような呼は進行中ではない。アイドル状態にあってスロット化ページングモードで動作している時に、WCD128はページング信号208の非割当てスロットのすべての期間中、「睡眠」状態(睡眠サイクルとも呼ばれる)に入って、その状態に留まる。
図4を参照するとWCD128は、WCD128に割り当てられていないページング信号208のタイムスロットに対応する(すなわち非割当てタイムスロットに対応する)期間406a、400b、400c中は睡眠状態にある。睡眠状態は、信号をゲートウェイに送信し、またゲートウェイから信号を受信するために使用される構成部分といったWCDの1つ以上の構成部分から電力を取り除くことを含み得る電力節約モードに入ることによってWCDの消費電力を削減する。睡眠状態にある間中、WCDはパイロット信号の受信もページング信号の復調も行わない。しかしながら時間同期を維持するために、WCDの内部クロックまたはタイマ(例えばタイマ316)は時間を維持する。
割り当てられたスロット、例えばスロットAまたはBを監視する時刻になると、WCD128は、その割当てスロットの期間中にページング信号(例えばページング信号に含まれるページングメッセージ)を受信して復調するために睡眠状態から「覚醒」状態(覚醒サイクルとも呼ばれる)に遷移する。図4を参照するとこのWCDは、それぞれの割当てスロットA、Bに対応する期間410a、410b中は覚醒状態にある。割当てスロットに対応する期間が経過するとWCDは、再び覚醒状態から睡眠状態に遷移する。このようにしてスロット化ページングモードで動作している間中、WCDは睡眠状態と覚醒状態との間を繰り返し循環する。
V.方法
図5は、通信システムを取得する部分として受信器300によって行われ得る例示的方法500の流れ図である。方法500はまた、受信器300が覚醒状態にあってページングメッセージに関して割当てスロット(例えばスロットA)を監視しているときにも実施できる。受信器300は、図6および7に関連して以下に説明される本発明の方法のうちのいずれかを実行する前駆手段(precursor)として方法500を実行できる。
方法500の第1のステップ505でサーチャ308は、WCD128によって受信された1つ以上のパイロット信号を取得する。サーチャ308は、このパイロット取得プロセス時に取得された各パイロット信号の電力レベルを決定する。パイロット信号を取得(および再取得)するためにサーチャ308は、予め決められた探索ウィンドウにしたがってパイロット信号に関して信号306内を探索する。探索ウィンドウは例えば、取得すべきパイロット信号を拡散するために使用される符号と探索すべき符号位相オフセットの範囲と探索すべき周波数オフセット(例えばドップラー周波数オフセット)の範囲とを定義する。このような各ウィンドウは時には、探索される各パラメータ(符号、オフセット、周波数)に関して仮説を含むと言われることがある。探索ウィンドウを使用してパイロット信号を取得すること(および再取得すること)は、下記の例示的なステップ:
(a)信号306を異なるPN符号位相オフセットで、取得すべきパイロット信号に関連する(すなわちパイロット信号を拡散するために使用される)符号と相関させるステップと、
(b)異なる符号位相オフセットの各々に関して相関によって生成されるエネルギーを統合するステップと、
(c)最適な、または最もありそうな、またはありそうな符号位相オフセットを識別する(あるいは少なくとも識別し始める)ために符号オフセットの各々に関して統合されたエネルギーが予め決められた閾値を超えるかどうかを決定するステップと、を含む。
上記のステップは、サーチャ308がパイロット信号の最もありそうな、またはありそうな符号位相オフセットを識別する(あるいは少なくとも識別し始める)ことを可能にし、それによってパイロット信号を拡散するために使用される符号に受信器300を最初に同期させることを可能にする。
ステップ505で少なくとも2個のパイロット信号が取得されたと仮定すると、次のステップ510でサーチャ308は、これら少なくとも2個の取得されたパイロット信号をそれらの電力レベルにしたがって等級付けする。すなわちサーチャ308は、これら取得されたパイロット信号のうちで最も高い電力レベルを有する最良の、あるいは好適なパイロット信号とこれら取得されたパイロット信号のうちで2番目に高い電力レベルを有する次善のパイロット信号とを決定し、以下同様に決定する。サーチャ308は、パイロット信号電力レベルおよび/または等級付けといったステップ505、510からの結果をコントローラ312に報告する。
次のステップ515でコントローラ312は、サーチャ308によって報告された結果にしたがって、ある一定の信号を追跡して復調するように受信器300を構成する。例えばコントローラ312は、好適なパイロット信号に関連するページング信号を追跡して部分的に逆拡散するようにフィンガ310のうちの第1のフィンガ(例えばフィンガ310a)を構成する。コントローラ312はまた、次善のパイロット信号に関連する第2のページング信号を追跡して部分的に逆拡散するようにフィンガ310のうちの第2のフィンガ(例えばフィンガ310b)を構成する。これに応じて第1および第2のフィンガはそれぞれ、好適なページング信号と次善のページング信号とを追跡し、部分的に逆拡散して第1、第2のフィンガ出力信号(例えば信号320a、320b)をそれぞれ生成する。フィンガは、指定された符号を使用して拡散されたページング信号といった指定信号を追跡して部分的に逆拡散するために指定符号を使用する。フィンガは、指定信号の符号位相オフセットと指定信号の周波数オフセット(例えばドップラー周波数オフセット)と指定信号のタイミングオフセットとを追跡する。
ステップ515でコントローラ312はまた、第1のフィンガが好適なパイロット信号に関連するページング信号を追跡しているので第1のフィンガによって生成された出力信号(例えば信号320a)を復調器326に経路選択するようにセレクタ322を構成する。コントローラ312はまた、第1のページング信号を復調するように復調器326を構成する。
次のステップ520で復調器326は、第1のフィンガの出力信号を復調して復調信号(例えば復調ページング信号)を生成する。復調器326は、復調すべき信号に関連する指定符号を使用して指定信号の更なる逆拡散を実行することもできる。例えばPN符号、または直交チャネル通しあるいはカバーリング符号。
図6は、WCD128がアイドル状態にあってスロット化ページングモードで動作している間に、このWCDの受信器300内の信号間でアイドルモードハンドオフを実行する例示的方法600の流れ図である。このハンドオフはWCD128がアイドル状態にあるときに受信器300内で行われるので、「アイドルモードハンドオフ」と呼ばれる。
方法600が開始される前に下記の条件が存在しているものと仮定する。最初に、受信器300は好適なパイロット信号と次善のパイロット信号とを取得しており、方法600が開始される前に現れる覚醒サイクルのときに、好適なパイロット信号に関連するページング信号を復調し、次善のパイロット信号に関連するページング信号を追跡するように受信器自身を構成したものと仮定する。方法600が開始される前に現れる覚醒サイクルは、前の覚醒サイクルと呼ばれ、またこうして前の覚醒サイクル時に取得された好適なパイロット信号と次善のパイロット信号は同様に前の好適なパイロット信号と前の次善のパイロット信号と呼ばれる。方法500は、WCD128内で実行されて上記の条件を確立できる。次にWCD128は方法600が開始される直前には睡眠状態にあるものと仮定する。
方法600の最初のステップ605でサーチャ308は、前の好適なパイロット信号を再取得しようと試みる。言い換えればサーチャ308は、WCDが前の覚醒状態時に復調していたページング信号に関連するパイロット信号を再取得しようと試みる。
もしサーチャ308が前の好適なパイロット信号をうまく再取得すれば、処理あるいは方法はステップ610に進む。ステップ610でコントローラ312は、前の覚醒状態時に使用された同じ受信器構成を維持し、それによって受信器が前の好適なパイロット信号に関連するページング信号を追跡して復調するのを継続できるようにする。
次のステップ615でサーチャ308は、前の次善のパイロット信号(前のバックアップパイロット信号とも呼ばれる)を再取得しようと試みる。
次のステップ620で復調器316は、前の好適なページング信号を復調する。
再び最初のステップ605に戻って、もし前の好適なパイロット信号を再取得する試みが不成功であれば、すなわち前の好適なパイロット信号が再取得できなければ、本方法の処理はステップ625に進む。前の好適なパイロット信号の再取得の失敗は、信号妨害によって、あるいはWCDが前の好適なパイロット信号に関連するカバレージゾーン内にもはや存在しないために引き起こされる可能性がある。ステップ625でサーチャ308は、前のバックアップパイロット信号を再取得しようと試みる。もし前のバックアップパイロット信号が再取得できなければ、これは前の好適なパイロット信号も前のバックアップパイロット信号も再取得できないことを意味し、処理は初期システム再取得のためにステップ630に進む。
これに対してもし前のバックアップパイロット信号がステップ625でうまく取得されれば、処理はステップ635に進む。ステップ635では、WCD128内でアイドルモードハンドオフ動作が行われる。アイドルモードハンドオフ動作を実行するためにコントローラ312は、前のバックアップページング信号(すなわち前のバックアップパイロット信号に関連するページング信号)を追跡して復調するように受信器300を再構成する。例えばコントローラ308は、前の好適なページング信号に関連するページング信号の代わりに前のバックアップページング信号が復調できるようにセレクタ322と復調器326とを再構成する。
次のステップ640で前のバックアップページング信号が復調される。WCD128は、第1のページング信号に関して信号妨害が発生した場合、あるいはWCDが第1のページング信号に関して圏外に移動するときに、アイドルモードハンドオフを使用して継ぎ目なしページングカバレージを達成する。
方法600は、下記の例を用いて更に説明される。図4を参照し、この例では下記のことを仮定する。
1.覚醒サイクル期間410a(前の覚醒サイクルを表す)中に、WCD128は第1の衛星S1から第1のビームB1に関連する第1のセットの順方向リンク信号と第2の衛星S2から第2のビームB2に関連する第2のセットの順方向リンク信号とを受信する。
2.覚醒サイクル期間410a中に、WCD128は方法500を実行して第1のセットの信号(ビームB1の)に関連するパイロット信号を好適なパイロット信号として、また第2のセットの信号(ビームB2の)に関連するパイロット信号を次善の(すなわちバックアップ)パイロット信号として確立し、それによって第1のセットの信号は好適なセットの信号として、また第2のセットの信号は次善の(すなわちバックアップの)セットの信号として指定される。
3.覚醒サイクル410aの終了時に、フィンガ310aは第1のセットの信号内の信号を追跡するように構成され、フィンガ310bは第2のセットの信号内の信号を追跡するように構成され、セレクタ322はフィンガ310aからの信号320aを復調器326に経路選択し、それによって復調器326は第1のセットの信号内の信号を復調する。
4.WCD128は、期間410aに対応する覚醒サイクルから期間406bに対応する睡眠サイクルに遷移する。
5.WCD128は、期間406bに対応する睡眠サイクルから期間410bに対応する覚醒サイクル(現在の覚醒サイクル)に遷移するときに方法600を実行する。
最初のステップ605でサーチャ308は第1のセットの信号(ビームB1の)に関連するパイロット信号を再取得できないと仮定する。またステップ625でサーチャ308はビームB2に関連するパイロット信号を取得すると仮定する。このような状況下でWCD128は、第1のセットの信号から(すなわちビームB1から)第1のセットの信号への(すなわちビームB2への)ステップ635のアイドルモードハンドオフを実行し、それによってWCDが第2のセットの信号(ビームB2の)に関連するページング信号を復調することを可能にする。例えばコントローラ312は、信号320aの代わりに信号320bを復調器326に経路選択するようにセレクタ322を再構成し、それによって復調器はビームB2に関連するページング信号を復調する。
図7は、本発明の他の実施形態による、WCD128内でアイドルモードハンドオフを実行する例示的方法700の流れ図である。例えば図6に関連して前に説明したようなアイドルモードハンドオフ動作は、実行のためにある限定された時間を要する。方法700によればアイドルモードハンドオフは、単に予め決められた条件が当てはまるときにだけ覚醒サイクル時に開始される。そうでない場合にはこのハンドオフは次の覚醒サイクルの初めまで引き延ばされ、すなわち延期される。これは好都合にも、覚醒サイクルを短縮して電力を節約できる。またこの方法は、ハンドオフが覚醒サイクルの予定された終了時と干渉するのを、またおそらくは終了時を引き延ばすのを防止でき、それによって電力を節約できる。
方法700は、WCD128の少なくとも二つの覚醒サイクルにまたがっており、それによってステップ705、710、715、720は現在の覚醒サイクル時に実行され、ステップ730は次の覚醒サイクル時に実行される。好適なパイロット信号とバックアップパイロット信号は、方法700が開始される前に既に確立されているものと仮定する。
最初のステップ705でサーチャ308は、好適なパイロット信号の第1の電力レベルとバックアップパイロット信号の第2の電力レベルとを監視する。次のステップ710でサーチャ/コントローラ312は、ステップ705からの第1および第2の電力レベルに基づいて第1のパイロット信号に関連する第1のセットの順方向リンク信号から第2のパイロット信号に関連する第2のセットの順方向リンク信号へのハンドオフが必要であると決定する。例えば受信器300は、バックアップパイロット信号の電力レベルが好適なパイロット信号の電力レベルを所定の量だけ超えたときにハンドオフが必要であると決定できる。
次の決定ステップ715でコントローラ312は、必要とされたハンドオフが次の覚醒サイクルまで延期できるかどうかを決定する。もしこのハンドオフが延期できれば、処理はステップ725に進む。ステップ725でWCD128は、必要とされたハンドオフを実行せずに覚醒状態から睡眠状態に遷移する。
ステップ730でWCDは、睡眠状態から覚醒状態に遷移して、この遷移中、または遷移後にこの必要とされたハンドオフを実行する。例えばWCD128は、睡眠状態から覚醒状態に遷移し、それからこの遷移の直後に必要なハンドオフを実行できる。ステップ725、730で述べられたハンドオフは、WCD128の受信器300が第2のパイロット信号に関連するページング信号を復調するように再構成されるという点でステップ635において実行されるハンドオフと類似している。これらの実施形態の一構成では第1のページング信号と同様に第2のページング信号は、WCDに割り当てられた1サイクルのタイムスロットに関連するスロット化されたページング信号であって、WCDは次の覚醒状態がこのサイクルのタイムスロットのうちの1タイムスロットと時間的にオーバーラップするように睡眠状態から次の覚醒状態に遷移する。
上記のステップ715(すなわち、必要とされるハンドオフが延期できるかどうかを決定するステップ)は、本発明の異なる構成あるいは実施形態にしたがって実行できる。第1の例示的構成では、ステップ710において第1の時刻tでハンドオフが必要であると決定されたことが仮定されている。またWCD128は予定された時刻tに睡眠状態に(現在の覚醒状態から)入ることが予定されていることが仮定されている。これらの仮定の下で動作するとステップ715は、第1の時刻t(ステップ710からの)が予定された時刻t(WCD128が睡眠状態に入ろうとするとき)の前の予め決められた期間未満にあるかどうかを決定することを含んでいる。この予め決められた期間は、ハンドオフを実行するために必要とされる時間(すなわちハンドオフを実行するためにかかる限定された量の時間)以下になるように選択される。もし第1の時刻tが予定された時刻tより所定の時間未満だけ前に(すなわち先行して)現れれば、ハンドオフは延期されて処理はステップ725に進む。これは、ハンドオフが現在の覚醒サイクルの予定された終了時と干渉する可能性を、またおそらくは終了時を引き延ばすことを防止する。
第2の例示的構成でステップ715は、現在の覚醒サイクル時に受信されたページング信号に関連するページングスロットメッセージが完全に復調されたかどうかを現在の覚醒サイクル時に決定することを含んでいる。もしこのページングスロットメッセージが完全に復調されてWCD128によって捕捉されていれば、このWCDはもはや覚醒状態に留まる必要はない。したがって処理は、ステップ725に進み、WCD128は、ページングスロットメッセージが捕捉されているので必要とされるハンドオフを実行せずに覚醒状態から睡眠状態に遷移する。
VI.WCDコンピュータコントローラ
本発明の特徴は、事実上コンピュータシステムを含むプロセッサ/コントローラ312によって実行および/または制御できる。このようなコンピュータシステムは、例えば通信バスに接続された1つ以上のプロセッサおよび/または回路あるいは論理素子を含んでいる。本発明を実施するために電気通信固有のハードウエアを使用できるが、完全を期すために汎用コンピュータシステムの説明を下記に述べる。
コンピュータシステムはまた、主メモリ、好適にはランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができ、また二次メモリおよび/または他のメモリを含むこともできる。二次メモリは、例えばハードディスク駆動装置および/または着脱可能記憶駆動装置を含むこともできる。着脱可能記憶駆動装置は、良く知られた仕方で着脱可能記憶装置からの読取りおよび/またはこの装置への書込みをおこなう。着脱可能記憶装置は、着脱可能記憶駆動装置によって読取られるあるいは書き込まれるフロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ、光ディスクなどを表す。着脱可能記憶装置は、コンピュータソフトウエアおよび/またはデータを記憶するコンピュータ使用可能記憶媒体を含む。
二次メモリは、コンピュータプログラムあるいは他の命令がコンピュータシステム内にロードされることを可能にするための他の類似の手段を含むことができる。このような手段は、例えば着脱可能記憶装置とインタフェースとを含むことができる。このようなものの例は、プログラムカートリッジおよびカートリッジインタフェース(ビデオゲーム装置に見られるようなもの)と、着脱可能メモリチップ(EPROMまたはPROM等)および関連ソケットと、他の着脱可能記憶装置、およびソフトウエアとデータが着脱可能記憶装置からコンピュータシステムに転送されることを可能にするインタフェースと、を含むことができる。二次メモリはまた、FLASHメモリといった固定メモリを含むこともできる。
コンピュータシステムは、通信インタフェースを含むこともできる。この通信インタフェースは、ソフトウエアとデータがコンピュータシステムと外部装置との間で転送されることを可能にする。通信インタフェースを介して転送されるソフトウエアとデータは、電子信号、電磁信号、または光信号、あるいはこの通信インタフェースによって受信可能なその他の信号の形式になっている。図3に示すようにプロセッサ312は、情報を記憶するためのメモリ314と連絡している。プロセッサ312は、図3に関連して論じられた受信器300の他の構成部分と共に、本発明の方法を実行する。
本文書では用語「コンピュータプログラム媒体」と「コンピュータ使用可能媒体」は、一般にWCD128内の着脱可能記憶装置、着脱可能メモリチップ(EPROM、またはPROM等)といった媒体と信号とを指すために使用される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータシステムにソフトウエアを与えるための手段である。
コンピュータプログラム(コンピュータ制御論理とも呼ばれる)は、主メモリおよび/または二次メモリに格納される。コンピュータプログラムはまた、通信インタフェースを介して受信することもできる。このようなコンピュータプログラムは、実行されるとコンピュータシステムがここに論じたような本発明のあるいくつかの特徴を実行することを可能にする。例えば図5、6および7に示す流れ図の特徴は、このようなコンピュータプログラムに実現できる。特にこれらのコンピュータプログラムは、実行されるとプロセッサ312が本発明の特徴の動作を実行および/または惹起することを可能にする。したがってこのようなコンピュータプログラムは、WCD128のコンピュータシステムのコントローラ、したがってWCDのコントローラを表す。したがってこのようなコンピュータプログラムは、例えば前述のようなWCD128のアイドルモードハンドオフ動作を制御する。
本発明がソフトウエアを使用して実現される場合、そのソフトウエアはコンピュータプログラム製品内に格納でき、また着脱可能記憶駆動装置、メモリチップあるいは通信インタフェースを使用してコンピュータシステム内にロードできる。制御論理(ソフトウエア)は、プロセッサ312によって実行されると、プロセッサ312にここに論じたような本発明のあるいくつかの機能を実行させる。
本発明の特徴はまたあるいは代替として、例えば特定用途向け集積回路(ASIC)といったハードウエアコンポーネントを使用して主としてハードウエアに実現することもできる。ここに述べたような機能を実行するようにハードウエア状態機械を実現することは、当業者には明らかであろう。
好適な実施形態の前述の説明は、いかなる当業者でも本発明を実施することあるいは使用することができるようにするために提供されている。本発明はその好適な実施形態を参照しながら特定的に図示および説明してきたが、本発明の精神と範囲とから逸脱せずに形と細部についての種々の変更が可能であることは当業者によって理解されるであろう。
VII.結論
本発明は、指定された機能の働きとそれらの関係とを図示する機能構成ブロックの助けによって上記に説明されている。これらの機能構成ブロックの境界は、説明の便宜上ここでは任意に定義されている。所定の機能とその関係が適切に実施される限りにおいて、代替の境界が定義可能である。したがっていかなるこのような代替の境界も、請求される本発明の範囲と精神の内にある。当業者は、これらの機能構成ブロックが適当なソフトウエアなどを実行する個別構成部分、特定用途向け集積回路、プロセッサ等あるいはこれらのいかなる組合せによっても実現可能であることを理解されるであろう。したがって本発明の幅と範囲は、前述の例示的な実施形態のいかなるものによっても限定されるべきでなく、前述の請求項およびそれらと同等事項にしたがってのみ定義されるべきである。
例示的な無線通信システムの説明図である。 図1のWCDに送られる例示的な1セットの順方向リンク信号の説明図である。 図1のシステムで使用される符号分割多元接続(CDMA)信号を処理するための、図1のWCDの例示的な受信器のブロック図である。 スロット化ページングモードにあるときの図1のWCDの例示的な動作を説明する際に有用ないくつかの例示的な予定時刻表の説明図である。 システムとの通信リンクを取得する部分としての、あるいはスロット化モード動作中の図3の受信器によって実行可能な例示的方法の流れ図である。 WCDがアイドル状態であって一実施形態によるスロット化ページングモードで動作しているときの図1のWCD内での信号間のアイドルモードハンドオフを実行する方法の流れ図である。 他の実施形態による、WCDがアイドル状態にあってスロット化ページングモードで動作しているときの図1のWCDにおけるアイドルモードハンドオフを実行する方法の流れ図である。
符号の説明
100…通信システム、 112…コントローラ、 114…基地局、 116…システム基地局、 118…衛星、 120…衛星、 122…ゲートウェイ、 124…ゲートウェイ、 126…WCD、 128…WCD、 130…ライン、 132…ライン、 140…ライン、 142…ライン、 146…ライン、 148…ライン、 154…ライン、 300…受信器、 302…アンテナシステム、 304…中間周波数システム、 308…サーチャ、 310…フィンガ、 312…コントローラ、 314…メモリ、 316…タイマ、 320…フィンガ出力、 322…セレクタ、 325…コマンド、 326…復調器

Claims (26)

  1. 信システムで動作する無線通信装置(WCD)においてハンドオフ動作を実行する方法であって、該WCDはアイドルモードで動作し、該WCDは電力を節約するための睡眠状態と1つまたはそれより多いページング信号を受信するための覚醒状態との間を遷移し、前の覚醒状態時に、好適なパイロット信号および次善のパイロット信号が取得され、この方法は、
    a.前記前の覚醒状態時に復調されつつあった第1のページング信号に関連する好適なパイロット信号を再取得しようと試み、
    b.前記前の覚醒状態時に追跡されつつあった第2のページング信号に関連する次善のパイロット信号を再取得しようと試み、
    c.前記好適なパイロット信号を再取得する試みが失敗しそして前記次善のパイロット信号を再取得する試みが成功したときに、前記第1のページング信号から前記第2のページング信号へのハンドオフを実行し、そして
    d.前記ハンドオフ動作の結果として現在の覚醒状態時に前記第2のページング信号を復調することを含み、
    ここで前記WCDは予定された時刻に現在の覚醒状態から次の睡眠状態に遷移するようにスケジューリングされ、さらに
    第1の時刻においてハンドオフが必要とされることを決定し、そして
    第1の時刻が、所定の時間未満だけ、予定された時刻に先行しているかどうかを決定することをさらに含み、
    ここでステップ(c)は第1の時刻が、所定の時間に等しくまたはそれより多く、予定された時刻に先行していることが決定された時に実行される
    方法。
  2. ステップ(a)の前に前記前の覚醒状態から前の睡眠状態に遷移し、そして
    前記前の睡眠状態から前記現在の覚醒状態に遷移しながら、ステップ(a)、(b)および(c)を実行することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1および第2のページング信号はタイムスロットの予め決められたサイクルに関連するスロット化されたページング信号であり、前記前の睡眠状態から前記現在の覚醒状態に遷移する前記工程は前記現在の覚醒状態が前記WCDに割り当てられた前記サイクルのタイムスロットのうちの1タイムスロットと時間的にオーバーラップするように前記現在の覚醒状態に遷移することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記通信システムは符号分割多元接続(CDMA)通信システムであり、また前記第1のパイロット信号は第1の符号を使用して拡散され、前記第2のパイロット信号は前記第1の符号とは異なる符号か前記第1の符号の時間シフトされたバージョン(符号)かである第2の符号を使用して拡散され、また
    ステップ(a)は前記第1の符号を使用して前記好適なパイロット信号を再取得しようと試みることを含み、
    ステップ(b)は前記第2の符号を使用して前記次善のパイロット信号を再取得しようと試みることを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のページング信号は前記第2の符号に関連する第3の符号を使用して拡散され、またステップ(c)は前記第3の符号を使用して前記第2のページング信号を復調することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記WCDは前記前の覚醒状態時に前記第1のページング信号を復調するように構成された受信器を含んでおり、またステップ(c)は前記第2のページング信号を復調するように前記WCDを再構成することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 無線通信装置(WCD)が電力を節約するための睡眠状態と1つ以上のページング信号を受信するための覚醒状態との間を遷移するアイドルモードで動作する、通信システムで動作する無線通信装置(WCD)においてハンドオフ動作を実行する方法であって、
    a.覚醒状態時に、第1のページング信号から第2のページング信号へのハンドオフが必要であると決定し、
    b.次の覚醒状態まで前記ハンドオフを延期すべきかどうかを前記覚醒状態時に決定し、
    c.前記ハンドオフの延期が決定されたときこの必要とされたハンドオフを実行せずに前記覚醒状態から睡眠状態に遷移することを含み、
    前記WCDは予定された時刻に前記覚醒状態から前記睡眠状態に遷移するようにスケジューリングされ、また
    ステップ(a)は前記覚醒状態時の第1の時刻にハンドオフが必要であると決定することをさらに含み、
    ステップ(b)は前記第1の時刻が前記予定された時刻よりも所定の時間未満だけ先行しているかどうかを決定することをさらに含み
    ステップ(c)は前記第1の時刻が前記予定された時刻よりも前記所定の時間未満だけ先行していると決定されたときに前記必要とされたハンドオフを実行せずに前記予定された時刻に前記覚醒状態から前記睡眠状態に遷移することをさらに含む
    方法。
  8. d.前記WCDが前記睡眠状態から前記次の覚醒状態に遷移した後に前記第1のページング信号から前記第2のページング信号への前記必要とされたハンドオフを実行し、
    e.ステップdの結果として前記次の覚醒状態時に前記第2のページング信号を復調することを更に含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記通信システムは符号分割多元接続(CDMA)通信システムであり、また前記第2のページング信号はスペクトル拡散信号であり、ステップ(e)はある符号を使用して前記第2のページング信号を逆拡散することを含む、請求項7に記載の方法。
  10. ステップ(a)の前に、前記第1のページング信号に関連する第1のパイロット信号の第1の電力レベルと前記第2のページング信号に関連する第2のパイロット信号の第2の電力レベルとを監視することを更に含み、またステップ(a)は前記第1、第2の電力レベルに基づいてハンドオフが必要であると決定することを含む、請求項7に記載の方法。
  11. ステップ(a)は前記第2の電力レベルが前記第1の電力レベルよりも所定の量だけ大きいときにハンドオフが必要であると決定することを更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記所定の時間は前記必要とされるハンドオフを実行するために必要とされる時間より短い、請求項に記載の方法。
  13. ステップ(b)は前記ページング信号に関連するページングスロットメッセージが復調されたかどうかを決定することを含み、
    ステップ(c)は前記ページング信号に関連する前記ページングスロットメッセージが復調されたと決定されたときに前記必要とされるハンドオフを実行せずに前記覚醒状態から前記睡眠状態に遷移することを含む、請求項7に記載の方法。
  14. 信システムで動作する無線通信装置(WCD)においてハンドオフ動作を実行するための装置であって、該WCDはアイドルモードで動作可能であり、該WCDは電力を節約するための睡眠状態と1つまたはそれより多いページング信号を受信するための覚醒状態との間を遷移し、前の覚醒状態時に、好適なパイロット信号および次善のパイロット信号が取得され、この装置は、
    前の覚醒状態時に復調されつつあった第1のページング信号に関連する好適なパイロット信号を再取得しようと試みる第1の手段と、
    前記前の覚醒状態時に追跡されつつあった第2のページング信号に関連する次善のパイロット信号を再取得しようと試みる第2の手段と、
    前記好適なパイロット信号を再取得する試みが失敗しそして前記次善のパイロット信号を再取得する試みが成功したときに、前記第1のページング信号から第2のページング信号へのハンドオフ動作を実行する第3の手段と、
    前記ハンドオフ動作の結果として現在の覚醒状態時に前記第2のページング信号を復調する第4の手段と、
    を備え
    ここでWCDは予定された時刻に現在の覚醒状態から次の睡眠状態に遷移するようにスケジューリングされ、さらに
    第1の時刻においてハンドオフが必要とされることを決定する手段、そして
    第1の時刻が、所定の時間未満でけ、予定された時刻よりも先行しているかどうかを決定する手段を含み、
    ここでハンドオフ動作は第1の時刻が、所定の時間に等しくまたはそれより多く、予定された時刻に先行していることが決定された時に実行される
    る装置。
  15. 前記第1、第2および第3の手段は、前記WCDが前の睡眠状態から前記現在の覚醒状態に遷移しつつあるときにそれぞれの機能を実行する、請求項14に記載の装置。
  16. 前記第1および第2のページング信号は、所定のサイクルのタイムスロットに関連するスロット化されたページング信号であり、前記WCDは、前記現在の覚醒状態が前記WCDに割り当てられた前記サイクルのタイムスロットのうちの1タイムスロットと時間的にオーバーラップするように前記前の睡眠状態から前記現在の覚醒状態に遷移する、請求項15に記載の装置。
  17. 前記通信システムは符号分割多元接続(CDMA)通信システムであり、また前記第1のパイロット信号は第1の符号を使用して拡散され、前記第2のパイロット信号は前記第1の符号とは異なる符号か前記第1の符号の時間シフトされたバージョンかである第2の符号を使用して拡散され、また
    前記第1の手段は前記第1の符号を使用して前記好適なパイロット信号を再取得しようと試みる手段を含み、
    前記第2の手段は前記第2の符号を使用して前記次善のパイロット信号を再取得しようと試みる手段を含む、請求項14に記載の装置。
  18. 前記第2のページング信号は、前記第2の符号に関連する第3の符号を使用して拡散され、前記第4の手段は、前記第3の符号を使用して前記第2のページング信号を復調する手段を含む、請求項17に記載の装置。
  19. 無線通信装置(WCD)が電力を節約するための睡眠状態と1つ以上のページング信号を受信するための覚醒状態との間を遷移するアイドルモードで動作する、通信システムで動作する無線通信装置(WCD)においてハンドオフ動作を実行するための装置であって、
    覚醒状態時に、第1のページング信号から第2のページング信号へのハンドオフが必要であると決定する第1の手段と、
    次の覚醒状態までこのハンドオフを延期すべきかどうかを前記覚醒状態時に決定する第2の手段と、
    前記ハンドオフの延期が決定されたとき前記必要とされたハンドオフを実行せずに前記覚醒状態から睡眠状態に遷移する第3の手段と、
    を備え
    前記WCDは予定された時刻に前記覚醒状態から前記睡眠状態に遷移するようにスケジューリングされ、また
    前記第1の手段は前記覚醒状態時の第1の時刻に、ハンドオフが必要であると決定する手段をさらに備え、
    前記第2の手段は前記第1の時刻が前記予定された時刻よりも所定の時間未満だけ先行しているかどうかを決定する手段をさらに備え、
    前記第3の手段は前記第1の時刻が前記予定された時刻よりも前記所定の時間未満だけ先行していると決定されたときに前記必要とされたハンドオフを実行せずに前記予定され た時刻に前記覚醒状態から前記睡眠状態に遷移する手段を備える、
    装置。
  20. 前記WCDが前記睡眠状態から次の覚醒状態に遷移した後に前記第1のページング信号から前記第2のページング信号への前記必要とされるハンドオフを実行する第4の手段と、
    前記次の覚醒状態時に前記第2のページング信号を復調する第5の手段と、
    を更に備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記通信システムは符号分割多元接続(CDMA)通信システムであり、また前記第2のページング信号はスペクトル拡散信号であり、前記第5の手段はある符号を使用して前記第2のページング信号を逆拡散する手段を備える、請求項19に記載の装置。
  22. 前記第1のページング信号に関連する第1のパイロット信号の第1の電力レベルと前記第2のページング信号に関連する第2のパイロット信号の第2の電力レベルとを監視する第5の手段を更に含み、また前記第1の手段は前記第1および第2の電力レベルに基づいてハンドオフが必要であると決定する手段を含む、請求項19に記載の装置。
  23. 前記第1の手段は前記第2の電力レベルが前記第1の電力レベルよりも所定の量だけ大きいときにハンドオフが必要であると決定する手段を更に含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記所定の時間は前記必要とされるハンドオフを実行するために必要とされる時間より短い、請求項19に記載の装置。
  25. 前記第2の手段は前記ページング信号に関連するページングスロットメッセージが復調されたかどうかを決定する手段を備え、
    前記第3の手段は前記ページング信号に関連する前記ページングスロットメッセージが復調されたと決定されたときに前記必要とされたハンドオフを実行せずに前記覚醒状態から前記睡眠状態に遷移する手段を備える、請求項19に記載の装置。
  26. 信システムで動作する無線通信装置(WCD)においてハンドオフ動作を実行するための装置であって、該WCDはアイドルモードで動作可能であり、該WCDは電力を節約するための睡眠状態と1つまたはそれより多いページング信号を受信するための覚醒状態との間を遷移し、前の覚醒状態時に、好適なパイロット信号および次善のパイロット信号が取得され、この装置は、
    復調器と、
    第1のフィンガと、
    第2のフィンガと、
    前記WCDの前記前の覚醒状態時に前記復調器によって復調されつつあり、前記第1のフィンガを使用によって追跡されつつあった第1のページング信号に関連した好適なパイロット信号を再取得しようと試みることと、
    前記前の覚醒状態時に前記第2のフィンガによって追跡されつつあった第2のページング信号に関連する次善のパイロット信号を再取得しよう試みることと、に適応したサーチャと、
    前記サーチャに応答するコントローラであって、前記好適なパイロット信号を再取得する試みが失敗して前記次善のパイロット信号を再取得する試みが成功したことを前記サーチャが示すときに、前記第2のページング信号を復調するように前記復調器を再構成することに適応したコントローラとを含み
    ここでWCDは予定された時刻に現在の覚醒状態から次の睡眠状態に遷移するようにスケジューリングされ、そして、なお
    該コントローラは、第1の時刻においてハンドオフが必要とされることを決定するようにさらに適用され、
    該コントローラは、第1の時刻が、所定の時間未満だけ、予定された時刻に先行しているかどうかを決定するためにさら適用され、そして
    該コントローラは、第1の時刻が、所定の時間に等しくまたはそれより多く、予定された時刻に先行していることが決定されたとき、復調器が第2のページング信号を復調するように再構成するようにさらに適用される
    装置。
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