JP4217601B2 - 通信アダプタおよびホームネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器をネットワークに接続して、ネットワーク上の他の電気機器から遠隔制御や遠隔監視などを行うために使用される通信アダプタに関する。
複数の家庭用電気機器(家電機器)が家庭内ネットワークに接続されるホームネットワークシステムにおいて、家電機器は、ネットワーク上の通信媒体に対応した通信プログラムおよびネットワークに接続するための通信制御プラグラムを機器内部に備えている。しかしながら、家電機器に通信プログラムと通信制御プログラムを内蔵させることによって、家電機器の制御処理内容が増大し、機器のコストアップに繋がる。また、接続するネットワークの通信方式の変更に対して、柔軟に対応させることができず、不便であった。
そこで、特許文献1では、ネットワークとの通信に用いる通信制御部および通信プログラムの記憶部を家電機器から分離して、脱着可能な通信アダプタとする。そして、家電機器の機器情報により自動的に通信プログラムを最適なものに更新する動的更新手段を備えている。
特開2000−354053号公報
特許文献1のように通信アダプタが家電機器から分離された構成であると、通信アダプタのソフトウエアの暴走や家電機器と通信アダプタ間の設定不一致などにより、家電機器と通信アダプタ間で通信異常が発生すると、家電機器はネットワークに接続された他の機器とは通信できなくなってしまう。この場合、通信アダプタは、他の機器から制御や状態取得などの要求を受け取っても、家電機器に対して通信することができず、しかも他の機器に対応不可を知らせる応答も送信ができないという問題があった。
そのため、他の機器からは異常の発生を掌握することが困難である。特に、遠隔制御あるいは遠隔監視を行うコントローラ等の電気機器は、通信異常になったことをいち早く察知して、ネットワークを正常な状態にする必要がある。
本発明は、上記に鑑み、電気機器と通信アダプタ間で通信異常が発生した場合、ネットワーク上において異常状態をすばやく認識できるようにしたホームネットワークシステムでの使用に適した通信アダプタの提供を目的とする。
本発明は、家庭用電気機器と、該電気機器をネットワークに通信可能に接続する通信アダプタとから構成されるホームネットワークシステムであって、通信アダプタは、前記電気機器と通信する通信手段と、前記電気機器との通信状態を監視する通信監視手段と、通信異常を検知したとき、異常発生をネットワーク上に通知する通知手段とを備えたものである。
通信アダプタと電気機器との間に通信異常が発生すると、ネットワーク上に通知されるので、ネットワークにつながった他の電気機器は、通信異常の電気機器と通信できないことを認識する。これによって、ネットワークからは通信異常の電気機器に対する通信を行わない。
そして、ネットワーク上に通信異常を通知した後、通信監視手段は、監視を続け、通信可能になったことを検知したとき、通知手段は、通信正常をネットワーク上に通知する。通信異常が発生していても、その原因がノイズであったり、あるいは家電機器の電源がオフである場合がある。これらの場合、一時的な現象であるので、通信異常は解消する。そこで、監視を続けることによって、通信が正常になったことがわかり、ネットワークにつながる他の電気機器に通知する。他の電気機器は、通信可能であることを認識し、必要に応じて電気機器と通信を行う。
ここで、通信監視手段は、電気機器からの送信が一定時間ない状態となるか否かによって通信異常を判断する。電気機器からの送信は、通信アダプタの要求に対する応答であったり、あるいは電気機器自ら情報を送信するものである。
具体的には、通信アダプタは、第1の通信形式で通信する電気機器を接続する第1通信インタフェース部と、前記第1の通信形式とは異なる第2の通信形式で通信するネットワークを接続する第2通信インタフェース部と、第1の通信形式のデータと第2の通信形式のデータとを相互に変換するデータ変換部と、前記第1通信インタフェース部を通じての通信を制御するとともに前記電気機器との通信状態を監視する制御部とを備える。制御部は、通信異常を検知したとき、前記第2通信インタフェース部を通じて異常発生をネットワーク上に通知する。すなわち、通信手段は第1通信インタフェース部と制御部によって構成され、通信監視手段は制御部に含まれ、通知手段は制御部と第2通信インタフェース部によって構成される。
制御部は、電気機器が保持している機器情報を通知するように指示する要求信号を送信して、該要求信号に対する前記電気機器からの応答を受信しないとき、通信異常と判断する。制御部は、ネットワーク上に通知した後、継続的に電気機器からの送信の有無を監視し、前記送信があったことを検知したとき、通信正常をネットワーク上に通知する。
また、電気機器が自ら通信状態を監視して、異常を検知してもよい。そのためには、通信アダプタに送信したデータに対する応答の有無によって通信異常を検知する制御部を備える。そして、通信異常が発生したとき、前記データを破棄する。これによって、不要な通信をなくすことができる。
そして、制御部は、通信異常が発生した後、通知すべきデータが生じると、該データを送信する。ノイズ等によって一時的に通信異常が発生している場合には、時間が経過すれば、異常が回復することがあるので、通信アダプタに通信を試みることによって、データを送信することが可能となる。
本発明によると、通信アダプタと電気機器との間で通信異常が発生したとき、この異常発生を検知して、すぐにネットワーク上に通知される。そのため、ネットワーク上にあるコントローラ等の他の電気機器は、ネットワークにつながった電気機器が通信できない異常状態にあることを正確に認識できる。これによって、この電気機器に対する通信が行われることはなく、ネットワーク上での無用な通信を減らすことができる。したがって、セキュリティアプリケーションなどを運用するシステムにおいては、電気機器の正確な通信状態を把握でき、信頼性が向上する。
本実施形態のホームネットワークシステムは、図1に示すように、家電機器1と、家電機器1をネットワークに接続するための通信アダプタ2とから構成される。通信アダプタ2は、接続された家電機器1とネットワーク上の他の家電機器あるいはコントローラ等の電気機器との通信を中継する。ここで、家電機器1と通信アダプタ2との通信形式は、ネットワークの通信形式とは異なる。
家電機器1は、通信アダプタ2と接続するためのインタフェース部3と、インタフェース部3を通じた通信アダプタ2との通信を制御する制御部4とを備える。なお、制御部4は、マイコンからなり、機器全体の制御も司る。
通信アダプタ2は、家電機器1と接続するための第1のインタフェース部6と、このインタフェース部6を通じた電気機器1との通信を制御する機器通信制御部7と、ネットワークと接続するための入出力部8と、入出力部8を通じたネットワーク上の電気機器との通信を制御するネットワーク通信制御部9と、一方の通信形式のデータを他方の通信形式に適合したデータに変換するデータ変換部10と、各種の情報を表示する表示部11とを備える。なお、機器通信制御部7、ネットワーク通信制御部9およびデータ変換部10は、機器全体の制御を司るマイコンからなる制御部12に含まれる。
家電機器1のインタフェース部3と通信アダプタ2のインタフェース部6とは、通信ケーブルによって接続される。家電機器1と通信アダプタ2との通信形式は、特に限定されるものでないが、例えばUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)による通信方式を利用する。また、通信を無線で行ってもよく、この場合、各インタフェース部3、6は、無線ユニットとなる。
家電機器1の制御部4および通信アダプタ2の機器通信制御部7は、所定の通信形式で通信を行うための通信プログラムを実行する。ネットワーク通信制御部9は、TCP/IP等のネットワークの規格に応じた通信方式で通信を行うための通信プログラムを実行する。ネットワークは、LAN、WANとされる。あるいは、インターネットを利用したものであってもよい。
入出力部8は、ネットワークとの接続が通信ケーブル、電話線、電力線等の有線の場合にはコネクタ、USBとされる。また、無線LANのように無線により接続される場合には、電波を送受信する無線ユニットとされる。すなわち、入出力部8は、ネットワークと接続するための第2のインタフェース部である。
家電機器1の制御部4は、機器情報通知手段15を有する。機器情報通知手段15は、家電機器1が保持する機器情報を通信アダプタ2に規定の通信方式にしたがって送信する。機器情報は、家電機器1における機種、機能、型番、メーカ名、製造年月日、使用履歴、MACアドレスといった、その家電機器1における固有情報である。これらの情報は、メモリに記憶されており、機器情報通知手段15は、これらの情報のうち少なくとも1つの情報を所定のフォーマットにしたがって通信アダプタ2に送信する。
通信アダプタ2の機器通信制御部7は、機器情報取得手段16と通信異常検知手段17を有する。機器情報取得手段16は、機器情報を送信するように家電機器1に要求するとともに、送信されてきた機器情報を取得する。取得した家電機器1の機器情報に基づいて、家電機器1がネットワークと通信可能になるように、データ変換部10の設定が行われる。そして、制御部12は、ネットワーク上にあるコントローラ等の他の電気機器に機器情報を送信する。
通信異常検知手段17は、家電機器1との通信の異常を監視する。そして、機器情報要求に対する家電機器1から応答がないとき、あるいは電源オンした後、家電機器1からの通信がないとき、通信異常と判断する。制御部12は、通信異常と判断したとき、外部に報知する。すなわち、表示部11において通信異常を報知するとともに、ネットワーク上に異常発生を通知する。この場合、コントローラ等の特定の電気機器に送信する。なお、ネットワークにつながった電気機器全部に送信してもよい。
なお、この通信アダプタ2から家電機器1への機器情報要求ならびに応答のシーケンスは、通信アダプタ2が起動したときの最初の動作である。また、起動時に加えて、起動した後も定期的に行うようにする。これによって、通信の確認や通信相手の確認を行うことができ、通信を行う上で有効である。
家電機器1から返信される機器情報のデータ構成の例を図2に示す。このとき、家電機器1の機種データの他に各家電機器1に固有の特殊機能などの情報を同時に通信アダプタ2に送るようにすれば、接続されている家電機器1を詳細に識別することができるようになる。これによって、その特殊機能毎に適した変換プログラムを選択することが可能となる。
家電機器1と通信アダプタ2間での通信時に用いられる通信用データフォーマットについて説明する。図3に、家電機器1と通信アダプタ2間での通信時に用いられる家電通信用データフォーマットの一例を示す。通信用データは、「HD」コードを先頭バイトとして、順に「FCC」コードまでの(5+n)バイトで構成されるものである。このデータフォーマットを用いて、家電機器1の制御部4と通信アダプタ2の機器通信制御部7は、家電機器1毎に規定されるプロパティコードに対する設定もしくは読み出しを行う。
エアコン用通信データの一例を図4に示す。エアコンの制御を行う場合、例えば停止状態から運転ON、冷房モード、温度25度に設定する場合、図3に示した「PC」コードを「0xF0」、「CC」コードを「0x61」、「DT」コードの1バイト目を「0x01」、2バイト目を「0x02」、3バイト目を「0x08」に設定する。
また、冷蔵庫用通信データの例を図5に示す。例えば、ドアが開閉しているかどうかを問い合わせに対する応答データは、「PC」コードを「0xF1」、「CC」コードを「0x72」、「DT」コードの1バイト目を「0x00(開)、あるいは0x01(閉)」と設定する。
データ変換部10の処理の概要について説明する。例として、家電機器1がエアコンであって、通信アダプタ2がネットワークからエアコンの動作状態変更を要求する指令を受信した場合について説明する。
まず、ネットワークの規格および通信媒体に対応した形式の受信データから「ネットワークアドレス」などのネットワーク通信固有のデータを削除する。次に、家電機器1に対するデータのみを抽出して、そのデータを家電機器1が処理可能なデータ形式であるエアコン制御プロパティ(PC=0xF0)に対応した設定データに変換する。そして、家電通信用データフォーマットの設定要求電文に変換して、エアコンに対してデータ送信を行う。
このようにデータ変換部10によってデータ変換することにより、各家電機器固有の通信仕様で必要最小限のデータのやりとりを行うことができる。そのため、家電機器1にかかる負荷が少なくなり、容易にネットワークと通信することができる。
次に、通信アダプタ2を起動したときの動作について図6に基づいて説明する。通信アダプタ2は、電源が供給され動作を開始すると、家電機器1に対して機器情報要求信号を送信する(S001)。この機器情報要求信号を受信した家電機器1は、機器情報要求に対して機器情報を含んだ応答信号を送信する。応答信号を受信した通信アダプタ2は、応答信号に基づいて、データ変換部10の機能を設定する(S002)。
このデータ変換部10の設定は、家電機器1の機器情報に従い、家電機器1の種別毎に用意された変換プログラムを選択することによって行う。あるいは、家電機器1の種別に適した変換プログラムを家電機器1からダウンロードしてもよいし、同様にネットワーク上の電気機器からダウンロードしてもよい。また、圧縮されて保存されたライブラリデータをメモリから読み込んでもよい。
通信アダプタ2の制御部12は、家電機器1がネットワークと通信可能になったアナウンスとして家電機器登録要求信号をネットワーク上に送信して、立ち上げシーケンスが完了する(S003)。機器情報要求信号を送信したとき、制御部12の通信異常検知手段17は、家電機器1から応答がなければ、無応答が所定の回数を超過しているかどうかを判断する。超過していなければ、一定の時間間隔で再び家電機器1に対して機器情報を要求する(S001)。無応答回数が所定の回数を超過していれば、通信異常と判断する。制御部12は、その旨をネットワーク上に送信する(S010)。その後、再び一定の時間間隔を待って、再び機器情報要求のシーケンスを繰り返す(S001)。
このような立ち上げシーケンスの完了後、ネットワークから家電機器1に対する送信、あるいは家電機器1からネットワークに対する送信が無い状態をアイドリング状態と呼称する。通信アダプタ2は、このアイドリング状態のときに一定の時間間隔をおいて(S004)、家電機器1に対して機器情報を要求する(S005)。正常に家電機器1から応答があったとき、定期的な機器情報要求のシーケンスを繰り返す(S004)。
家電機器1から正常に応答が返ってこなかった場合、制御部12は、無応答が所定の回数を超過しているかどうかを判断する。超過していなければ、一定の時間間隔をおいた後、再び家電機器1に対して機器情報を要求する(S004、S005)。無応答回数が所定の回数を超過していれば、通信異常と判定して、その旨をネットワーク上に送信する(S006)。
その後、再び一定の時間間隔をおいて再び機器情報要求のシーケンスを開始する(S008)。家電機器1から正常に応答が返ってくるまで、上記のシーケンスを繰り返すループ状態に入る(S007)。ループ状態中に通信異常が解消したり、家電機器1の電源が再び入ったりして通信可能な状態になれば、通信アダプタ2は、ネットワークの他の電気機器に対して、家電機器1が通信可能になったことを伝える電文を送信する(S009)。通信可能となった後、一定の時間間隔をおいて機器情報を要求する正常時のループ状態に戻る。ところで、通信異常が解消しない場合、ネットワーク上のコントローラ等の他の電気機器は、通信異常であることを認識しているので、所定時間異常状態が続くと、回復の見込みがないと判断する。そして、電気機器は、遠隔操作により通信アダプタ2の制御部12を初期化するための再起動を試みる。また、サービスマンを派遣して、点検、修理等の作業を行って、修復を図る。
次に、家電機器1、通信アダプタ2、コントローラ等のホームネットワーク間の電源投入時の通信シーケンスを図7に基づいて説明する。通信アダプタ2が起動し、家電機器1との通信開始に先立ち、機器情報取得手段16が家電機器1に対して機器情報要求信号を送信した(S701)とき、家電機器1が電源オフ状態などで通信不可能な状態である場合、応答信号は返信されない。機器情報取得手段16は、機器情報要求に対して正常な応答が返信されない場合、例えば3秒後に再度機器情報要求を再送する(S702、S703)。これにより、家電機器1の電源がオン状態になるなどして、通信アダプタ2と通信可能な状態になり次第、通信アダプタ2は機器情報を取得することができる。
通信アダプタ2は、家電機器1からの応答信号によって機器情報を取得する(S704)と、データ変換部10の選択、確認を行い、家電機器1との通信確認を行う。その後、コントローラ等のネットワーク上の電気機器に家電機器1をネットワークに登録するための家電機器登録要求信号の送信(S705)、家電機器登録応答信号の受信(S706)など一連のネットワーク側との通信を行う。
このように、通信アダプタ2と家電機器1との間で双方の通信が確認されることにより、初めてネットワーク側と通信を行えるようになる。すなわち、家電機器1からネットワーク通信機能を分離して、通信アダプタ2の形態としても、ネットワーク側から見て、一体的な電気機器として取り扱うことができる。通信アダプタ2のみが通信可能な状態であっても、家電機器1と通信できず、機器情報が判らないと、データ変換部10を設定することができない。このような場合、通信アダプタ2はネットワーク側との通信を行わないため、ネットワークの通信輻輳を減らすことができる。
次に、データ変換部10の設定後の通信アダプタ2、家電機器1とコントローラ等のネットワーク側との通信シーケンスを図8に示す。通信アダプタ2の通信異常検出手段17は、一定周期、例えば10秒毎に機器情報要求を家電機器1に送信したときに、家電機器1からの応答信号の有無を検知する。応答信号を受信したとき、家電機器1の種別、家電機器1の動作状態を確認して、正常通信であると判断する。家電機器1から応答信号を取得できない場合、所定回数だけ機器情報要求信号の再送を行う(S802)。これによっても通信できない場合には、通信異常と判断する。例えば、1秒毎に3回再送を行うことで、ノイズ等による一時的な通信異常であれば、異常はすぐに解消するので、正確に通信異常を検知することができる。
通信アダプタ2の制御部12は、家電機器1との通信異常を検知すると、ネットワーク上のコントローラ等に家電機器1の通信異常を通知し、ネットワーク側から家電機器1を制御あるいはモニタできないことを知らせる(S803)。したがって、コントローラ等の電気機器は、家電機器1を制御あるいはモニタできないと認識する。ネットワーク上の電気機器から家電機器1への通信を行わないようにでき、ネットワークの通信輻輳を減らすことができる。
通信アダプタ2は、家電機器1との通信異常を検知してからも、定期的に、例えば10秒毎に機器情報要求を家電機器1に送信する(S802)。応答信号を確認する。これにより、家電機器1の電源がオン状態になるなどして、通信アダプタ2と通信可能状態になり次第、通信アダプタ2は、応答信号を受信する(S804)。制御部12は、応答信号の内容から家電機器1の種別が一致している等、家電機器1が変更されていないことを確認すると、通信が正常であると判断する。そして、ネットワーク上に家電機器1の通信正常を通知し、ネットワーク側から家電機器1を制御、モニタできるようになったことを知らせる(S805)。
なお、上記では、通信アダプタ2からの機器情報要求に基づく通信異常の検出方法について説明したが、家電機器1から通信アダプタ2に一定周期でポーリング通信を行っている場合、家電機器1は、一定時間受信がないことを検知することにより、通信異常を検知することができる。
ここで、家電機器1、通信アダプタ2共に正常に動作しているときに、家電機器1の電源がオフされるなどで突然通信アダプタ2との通信ができなくなることがある。この場合でも、通信アダプタ2に通信異常検知手段17を設けることにより、通信アダプタ2は家電機器1との通信異常を検知することができ、ネットワーク上に通信異常を通知することができる。特に電子レンジ等のような、動作終了後、オートパワーオフする家電機器1をネットワークに接続する場合に適している。すなわち、通信アダプタ2側で通信異常(家電機器1の電源オン/オフに起因する通信異常を含む)を検知し、ネットワーク上に家電機器1との通信異常(家電機器1の電源オフ等で制御できない状態を含む)を通知して知らせる。このとき、電子レンジがオートパワーオフする前に、電子レンジから通信アダプタ2に、予めオートパワーオフすることを機器情報として通知する。したがって、故障などによる通信異常と電源オン/オフによる通信異常とを区別することができるため、通信アダプタ2は、家電機器1の正確な状態をネットワーク上に通知することができる。また、遠隔制御等を行うコントローラは、家電機器1の状態を正しく把握でき、無用な通信といった混乱を防げる。
上記のホームネットワークシステムでは、通信アダプタ2において通信異常を判断していた。これの代わりに家電機器1において通信異常を判断してもよい。すなわち、図9に示すように、家電機器1の制御部4は、機器情報通知手段15、通信異常検知手段20、機器制御手段21を有する。また、表示部22も備える。通信アダプタ2の機器通信制御部7は、機器情報取得手段16、機器情報記録手段23を有する。
機器情報通知手段15、通信異常検知手段20および機器情報取得手段16は、上記のものと同じ機能を有する。機器制御手段21は、ネットワークにつながった他の電気機器の動作を自己の動作や状況に基づいて制御する。通信アダプタ2の機器情報記録手段23は、家電機器1の最新の機器情報を絶えずメモリに記録する。
通信アダプタ2、家電機器1とコントローラ等のネットワーク側との通信シーケンスを図10に示す。家電機器1の機器情報通知手段15は、コントローラ等のネットワーク上の電気機器に通知すべき状態変化が発生した場合、例えば運転の切替、運転条件の設定変更といったような家電機器1の状態が変化すると、機器情報を通信アダプタ2に送信する(S901)。家電機器1は、通信アダプタ2から機器情報通知に対する応答信号が受信しないとき、所定回数再送を行う。応答信号を受信できなかったとき、通信異常と判断する。例えば、1秒毎に3回再送を行うことにより、ノイズ等による一時的な通信異常を排除でき、正確に通信異常を検知することができる。家電機器1は、通信アダプタ2との通信異常を検知すると、通知しようとした送信データを破棄して、送信動作を終了する(S902)。
家電機器1は、再度ネットワーク上の電気機器に通知すべき状態変化が発生すると、機器情報通知信号を通信アダプタ2に送信する(S901)。このとき、通信アダプタ2が電源オンされ、家電機器1と通信可能な状態に回復していれば、通信アダプタ2は機器情報通知信号を受信することができる。通信アダプタ2は、受信確認として機器情報応答信号を家電機器1に返信する(S903)とともに、機器情報記録手段23は、受信した機器情報を記録する。そして、コントローラ等のホームネットワーク側に家電機器情報通知信号を送信して(S904)、家電機器1の最新の状態をネットワーク側に知らせる。
ところで、通信アダプタ2が電源オンであっても通信異常が発生する場合、通信アダプタ2が上記のような通信異常検知手段20を有しておくことにより、家電機器1との通信が所定時間ないことを検知すると、通信異常と判断し、ネットワーク上に通知することができる。したがって、重大な異常であっても修復することができる。
このように、通信異常時には、変化した機器情報を通知する通信データを破棄して、その後、再度機器情報の変化が発生するたびに送信を行うことにより、通信異常が解消した時点で最新の機器情報の通知を行うことができる。したがって、家電機器1は、通信異常になったときの送れなかった送信データを保存するメモリ領域を確保する必要が無くなり、回路構成が簡単になり、安価にできる。
また、機器情報通知のフォーマットは、状態変化の発生した項目だけでなく、知らせるべき機器の全情報を含むものとする。これによって、通信アダプタ2は、通信異常の回復後に受信した機器情報から家電機器1の最新状態を一度に確認することができる。しかも、通信アダプタ2は家電機器1の最新状態を絶えず記録しているため、ネットワーク上の他の電気機器から家電機器1の動作状態のモニタ要求があった場合、家電機器1と通信を行わずに、最新の機器情報を返送することができる。したがって、動作状態のモニタ要求の都度、通信アダプタ2は家電機器1に問い合わせる通信を行う必要がなくなり、すばやく応答することができ、通信の効率化を図れる。
なお、上記では、機器情報通知手段15に関する動作を説明したが、家電機器1からネットワーク上の他の電気機器を制御する機器制御手段21に関しても同様である。機器制御手段21は、他の電気機器を制御する操作あるいは状況、例えば使用者がエアコンのリモコン操作によって、加湿器を連動制御する操作を行う、あるいはエアコンの湿度センサが一定以下の湿度を検知すると、加湿器を動作させる等が発生したとき、機器情報制御コマンドを通信アダプタ2に送信する。このとき、通信異常が検知されると、送信データを破棄して、送信動作を終了する。再度、操作あるいは状況が発生すると、新しい送信データの送信を行う。
以上のように、通信異常が発生したとき、通信アダプタ2あるいは家電機器1が自ら異常を報知する。通信アダプタ2の表示部11あるいは家電機器1の表示部22は、通信異常が検出されたとき、この異常状態を表示して、使用者に報知する。例えば、エアコンから加湿器を動作させる操作を行った場合に通信異常が発生すると、通信できていないことを表示することにより、使用者に再度操作を促すことができる。なお、このような報知は、音声で行ってもよい。
次に、他の形態の通信アダプタ2を図11に示す。この通信アダプタ2のデータ変換部10は、複数種類の家電機器用の変換部a〜nによって構成される。各変換部a〜nは、複数種類の家電機器1に対応した変換プログラムを有している。家電機器選択手段25によって、任意の変換部a〜nが選択される。例えば、エアコン用のデータ変換部として変換部a、冷蔵庫用のデータ変換部として変換部b、洗濯機用のデータ変換部として変換部cがある。なお、その他の構成は、上記と同じである。
そして、通信アダプタ2の機器情報取得手段16は、家電機器1との通信開始に先立ち、家電機器1に対して機器情報要求信号を送信する。一方、家電機器1の機器情報通知手段15は、通信アダプタ2からの機器情報要求信号に対して自己の保持している機器情報を応答信号に含めて返信する。通信アダプタ2は、返信された機器情報により、接続されている家電機器1を識別し、データ変換部10の中から対応する変換部a〜nを選択する。例えば、家電機器1から返信される機器情報のデータが「エアコン」の場合、エアコン用の変換部aを選択する。
このように、異なる家電機器1毎に変換部を用意しておくことにより、異なるメーカ間であっても、データ変換部10を相互に共有することができる。したがって、汎用性の高い通信アダプタ2を実現できる。また、新機種に合わせて変換部を追加する場合などに、容易に対応することができ、開発効率が向上する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。ホームネットワークシステムでは、1つの家電機器が1つの通信アダプタを通じてネットワークに接続されているが、1つの通信アダプタに複数の家電機器を接続したり、通信アダプタにさらに副通信アダプタを接続する構成にしてもよい。上記実施形態では、通信アダプタは、家電機器から独立した別体のものとしているが、家電機器に着脱可能に内蔵させてもよい。
本発明の一実施形態のホームネットワークシステムにおける家電機器および通信アダプタの要部構成図 機器情報の内容の一例を示す図 通信アダプタと家電機器間での通信に用いられるデータフォーマットを示す図 エアコン用通信データの一例を示す図 冷蔵庫用通信データの一例を示す図 通信アダプタと家電機器との通信異常を検知するときのフローチャート 通信アダプタ起動時の通信シーケンスを示す図 通信アダプタ動作時の通信シーケンスを示す図 通信異常検知機能を有する家電機器および通信アダプタの要部構成図 家電機器において通信異常を検知するときの通信シーケンスを示す図 他の形態の家電機器および通信アダプタの要部構成図
符号の説明
1 家電機器
2 通信アダプタ
3 インタフェース部
4 制御部
6 第1のインタフェース部
7 機器通信制御部
10 データ変換部
11 表示部
15 機器情報通知手段
16 機器情報取得手段
17 通信異常検知手段

Claims (7)

  1. 第1の通信形式で通信する電気機器を接続する第1通信インタフェース部と、前記第1の通信形式とは異なる第2の通信形式で通信するネットワークを接続する第2通信インタフェース部と、第1の通信形式のデータと第2の通信形式のデータとを相互に変換するデータ変換部と、前記第1通信インタフェース部を通じての通信を制御する制御部とを備え、前記制御部は、機器情報を送信するように電気機器に要求信号を送信し、電気機器から取得した機器情報に基づいて前記データ変換部の設定が行われ、前記制御部は、要求信号に対する電気機器からの応答がないとき、通信異常があったと判断して、前記第2通信インタフェース部を通じて異常発生をネットワーク上に通知することを特徴とする通信アダプタ。
  2. 制御部は、継続的に電気機器に要求信号を送信して、電気機器からの送信の有無を監視し、通信異常を検知することを特徴とする請求項1記載の通信アダプタ。
  3. 制御部は、ネットワーク上に通知した後、通信可能になったことを検知したとき、通信正常をネットワーク上に通知することを特徴とする請求項1または2記載の通信アダプタ。
  4. オートパワーオフする電気機器が接続されている場合、制御部は、電気機器がオートパワーオフする前に、電気機器からの機器情報により予めオートパワーオフすることを知り、故障による通信異常と電源オフによる通信異常とを区別して、ネットワーク上に通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信アダプタ。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の通信アダプタと、家庭用電気機器とから構成されたことを特徴とするホームネットワークシステム。
  6. 電気機器は、通信アダプタに送信した機器情報の通知に対する応答の有無によって通信異常を検知する制御部を備え、該制御部は、通信異常が発生したとき、前記通知のデータを破棄することを特徴とする請求項5記載のホームネットワークシステム。
  7. 制御部は、通信異常が発生した後、通知すべき機器情報が生じると、該機器情報を送信することを特徴とする請求項6記載のホームネットワークシステム。
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