JP4216552B2 - 代表ポイント選択方法、およびエリア分割方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、代表ポイント選択方法、およびエリア分割方法に関する。本発明は特に、対象地域に含まれる複数のポイントから、所望の条件を満たす複数の代表ポイントを選択する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一つの地域内に分散配置された複数の候補地点から、所望の条件を満たす地点を適切に選択するということは日常生活の様々な場面で必要である。たとえば、ある地域でサービスを提供する場合、その地域全体にサービスが行き渡るように、複数のサービスポイントを好適に配置する試みがなされる。
【0003】
このような例として、移動体通信の分野では、無線通信網の基地局を適切な位置に設置するのが重要である。基地局の設置計画や基地局の保守計画を作成する場合、サービスエリアのどの位置に基地局を設置すれば効率よく高品質なサービスを提供できるかということを考慮する必要がある。
【0004】
例えば、所定のサービスエリアに対して、基地局の複数の異なる設置パターンを用意し、設置パターン毎に品質評価値およびコスト評価値を算出し、これらに基づいて設置パターンを決定する方法が提案されている(特許文献1参照)。ここで、品質評価値は、各設置パターンについて、電界強度分布のシミュレーションを行い、設置パターン毎にシミュレーション結果に基づいて、サービスエリアの面積に対する通話可能エリアの面積の比率として算出される。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−317458号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、複数の巡回ポイントを含む営業地域を、複数の作業員の担当エリアに分割するような場合に、巡回作業を効率よく行い、作業員の数を増やすことなく巡回ポイントの数を増やすことは重要な問題である。巡回作業を効率よく行うためには、各担当エリアにおける巡回ポイント間の移動距離が少なくなるように担当エリアを分割するのが好ましい。そのための一例として、複数の巡回ポイントを、互いの距離が短い巡回ポイントの組み合わせが同一のエリアに含まれるように複数のエリアに分類するという手法が挙げられる。しかし、このような処理を無秩序に行ったのでは、営業地域をきれいにエリア分割することはできず、全体としてはかえって効率が悪くなってしまうこともある。そのため、複数の巡回ポイントの中から、各エリアの起点となる巡回ポイントを適切に選択することが重要である。
【0007】
本発明の目的は、対象地域内に配置された複数の候補地点から、複数の代表地点を適切な配置で選択する技術を提供することである。本発明のまた別の目的は、複数の巡回ポイントを含む対象地域をエリア分割する際に、各エリアの起点となる巡回ポイントを適切に選択する技術を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、
コンピュータシステムにより、複数のポイントを含む対象地域を複数のエリアに分割し、前記複数のポイントを各前記エリアに帰属させる際の各前記エリアの起点として、前記対象地域に含まれる複数のポイントから前記複数のエリアの数に対応する複数の代表ポイントを選択する方法であって、
前記コンピュータシステムは、仮代表ポイント選択手段、および距離パラメータ比較手段を備え、
前記仮代表ポイント選択手段が、前記複数のポイントの中から前記複数のエリアの数に対応する複数の仮代表ポイントを選択した後、
前記距離パラメータ比較手段が、仮代表ポイント間の位置情報に基づいて定まる距離パラメータが大きくなるように、前記複数の仮代表ポイントを選択しなおす処理を繰り返して実行し、次いで前記仮代表ポイントを前記代表ポイントとして確定することを特徴とする代表ポイント選択方法が提供される。
【0009】
本発明に係る代表ポイントの選択方法は、距離パラメータが大きくなるように仮代表ポイントを選択しなおす処理を繰り返し実行するため、互いに適切に分散された配置の代表ポイントを選択することができる。仮代表ポイントは任意に選択していくことができる。距離パラメータは、たとえば仮代表ポイント間の最小値、仮代表ポイント間の平均値、またはこれらと仮代表ポイント間距離の差の逆数との組み合わせとすることができる。ここで、たとえば、仮代表ポイントを選択しなおす処理を所定回数行った時点において仮代表ポイントとして選択されているポイントを代表ポイントとして確定することができる。また、仮代表ポイントを選択しなおした場合における距離パラメータの変化量が所定の値以下になった時点で選択されているポイントを代表ポイントとして確定することもできる。これにより、適切に分散された代表ポイントを複数のエリアの起点として他のポイントを各エリアに帰属させることができるので、複数のポイントをブロック状に分割することができる。
【0010】
また、本発明によれば、
コンピュータシステムにより、複数のポイントを含む対象地域を複数のエリアに分割し、前記複数のポイントを各前記エリアに帰属させる際の各前記エリアの起点として、前記対象地域に含まれる複数のポイントから前記複数のエリアの数に対応する複数の代表ポイントを選択する方法であって、前記コンピュータシステムは、仮代表ポイント選択手段、置換候補ポイント選択手段、および距離パラメータ比較手段を備え、
前記仮代表ポイント選択手段が、前記複数のポイントの中から前記複数のエリアの数に対応する複数の仮代表ポイントを選択した後、
前記置換候補ポイント選択手段が、前記仮代表ポイント以外の他のポイントから置換候補ポイントを選択する第一のステップと、
前記距離パラメータ比較手段が、前記仮代表ポイントの位置情報に基づいて定まる第一の距離パラメータを算出し、前記仮代表ポイントを前記置換候補ポイントに置換したときの仮代表ポイントの位置情報に基づいて定まる第二の距離パラメータを算出し、前記第二の距離パラメータが前記第一の距離パラメータよりも大きくなる場合に、前記仮代表ポイントを前記置換候補ポイントに置換する第二のステップと、
を順次繰り返して実行し、次いで前記仮代表ポイントを前記代表ポイントとして確定することを特徴とする代表ポイント選択方法が提供される。
【0011】
本発明に係る代表ポイントの選択方法は、距離パラメータが大きくなる場合に、仮代表ポイントを置換候補ポイントに置換する処理を繰り返し実行するため、互いに適切に分散された配置の代表ポイントを選択することができる。また、置換候補ポイントと置換した場合の距離パラメータと既存の仮代表ポイントの距離パラメータとを比較するので、前回の処理で置換されなかった仮代表ポイントの距離パラメータを改めて算出する必要がなく、距離パラメータの比較を行う際の手順を簡略化することができる。これにより、迅速に代表ポイントを選択することができる。また、置換候補ポイントは、複数のポイントから順次選択していくことができる。これにより、すべてのポイントについて仮代表ポイントと置換するか否かを判断することができるので、好適に分散された配置の代表ポイントを選択することができる。また、このような処理を繰り返して実行することにより、代表ポイントの分散状態を最適化することができる。これにより、適切に分散された代表ポイントを複数のエリアの起点として他のポイントを各エリアに帰属させることができるので、複数のポイントをブロック状に分割することができる。
【0012】
また、本発明の代表ポイント選択方法において、距離パラメータ比較手段は、仮代表ポイント間距離の最小値を距離パラメータとして利用することができる。
【0013】
このようにすれば、ポイント間距離が小さくなるようなポイントの組み合わせが排除されていくので、最終的に、ポイント間の距離が互いに離れたポイントの組み合わせを代表ポイントとして選択することができる。
【0014】
また、本発明の代表ポイント選択方法において、距離パラメータ比較手段は、仮代表ポイント間距離の平均値を距離パラメータとして利用することができる。
【0015】
このようにすれば、ポイント間距離が大きくなるようなポイントの組み合わせが仮代表ポイントとして選択されていくので、最終的に、ポイント間の距離が互いに離れたポイントの組み合わせを代表ポイントとして選択することができる。
【0016】
本発明の代表ポイント選択方法において、距離パラメータ比較手段は、仮代表ポイント間距離の差の逆数を距離パラメータとして利用することができる。
【0017】
このようにすれば、ポイント間距離の差が小さくなるようなポイントの組み合わせが仮代表ポイントとして選択されていくので、最終的に、ポイント間の距離が均等に近づくポイントの組み合わせを代表ポイントとして選択することができる。これにより、代表ポイントの地域的な偏りを防ぐことができる。
【0018】
また、本発明によれば、
コンピュータシステムにより、複数のポイントを含む対象地域を複数のエリアに分割し、前記複数のポイントを各前記エリアに帰属させる際の各前記エリアの起点として、前記対象地域に含まれる複数のポイントから前記複数のエリアの数に対応する複数の代表ポイントを選択する方法であって、
前記コンピュータシステムは、仮代表ポイント選択手段、および距離比較手段を備え、
前記仮代表ポイント選択手段が、前記複数のポイントから前記複数のエリアの数に対応する複数の仮代表ポイントを任意に選択した後、
前記仮代表ポイント選択手段が、前記仮代表ポイント以外の他のポイントから任意に選択した一のポイントを前記仮代表ポイントに加える第一のステップと、
前記距離比較手段が、前記仮代表ポイントをそれぞれ結ぶ線分のうち最短の線分の両端のポイントのいずれか一方を前記仮代表ポイントから外す第二のステップと、を順次繰り返して実行し、次いで前記仮代表ポイントを代表ポイントとして確定することを特徴とする代表ポイント選択方法が提供される。
【0019】
この代表ポイント選択方法において、第二のステップにおいて、仮代表ポイントをそれぞれ結ぶ線分の中で最短の線分の両端のポイントのうち、他の仮代表ポイントとの最短距離が短い方のポイントを仮代表ポイントから外すことができる。また、この代表ポイント選択方法において、第二のステップにおいて、仮代表ポイントをそれぞれ結ぶ線分の中で最短の線分の両端のポイントのうち、第一のステップで加えられたポイントからの距離が短い方のポイントを仮代表ポイントから外すことができる。これにより、適切に分散された代表ポイントを複数のエリアの起点として他のポイントを各エリアに帰属させることができるので、複数のポイントをブロック状に分割することができる。
【0020】
また、本発明の代表ポイント選択方法において、コンピュータシステムは、代表ポイント選別手段をさらに備えることができ、代表ポイント選別手段が、代表ポイント以外の他のポイントを代表ポイントのいずれかに帰属させるステップと、各代表ポイントに帰属するポイントの数またはポイントの配置状態を考慮して代表ポイントの中から一以上のポイントを削除し、代表ポイントを選別するステップと、をさらに含むことができる。
【0021】
このようにすれば、適切に分散された代表ポイントの中から、他のポイントの配置に応じて目的に応じて好適な代表ポイントを選別することができ、所望の条件を満たす代表ポイントを選択することができる。
本発明の代表ポイント選択方法において、前記ポイントは、作業員が巡回する巡回ポイントとすることができ、前記対象地域は、複数の前記巡回ポイントを含む営業地域とすることができ、前記代表ポイントは、前記営業地域を複数の作業員の担当エリアに分割した際の各エリアの起点となる巡回ポイントとすることができる。
本発明の代表ポイント選択方法において、前記代表ポイントは、前記巡回ポイントへの商品配送処理を複数の前記作業員で分担して行うために前記営業地域を複数の作業員の担当エリアに分割した際の各エリアの起点となる巡回ポイントとすることができる。
本発明の代表ポイント選択方法において、前記巡回ポイントは、店舗とすることができる。本発明の代表ポイント選択方法において、前記巡回ポイントは、コンビニエンスストアとすることができる。
【0022】
本発明によれば、コンピュータシステムにより、複数のポイントを含む対象地域を複数のエリアに分割し、それぞれのエリアにポイントを帰属させるエリア分割方法であって、前記コンピュータシステムは、代表ポイント選択手段、およびエリア分割手段を備え、前記代表ポイント選択手段が、上述した代表ポイント選択方法のいずれかにより選択された代表ポイントを選択した後、前記エリア分割手段が、各前記代表ポイントを含むエリアを初期値として複数設定した後、各前記エリアに追加するポイントを、各前記エリアの代表点からの距離を考慮して選択する処理を繰り返して各前記エリアを拡張し、複数のポイントをいずれかの前記エリアに帰属させることを特徴とするエリア分割方法が提供される。
このようにすれば、適切に分散された代表ポイントの中から、他のポイントの配置に応じて適切に分散された代表ポイントを複数のエリアの起点として他のポイントを各エリアに帰属させるので、複数のポイントをブロック状に分割することができる。
【0023】
従来、複数のポイントの中から複数の代表ポイントを選択する場合、手動で任意に行われていた。しかし、以上で説明した本発明においては、複数のポイントの中から複数の代表ポイントを一定の手順に従って自動的に選択することができる。これにより、複数のポイントの中から所望の条件を満たす複数の代表ポイントを勘や経験に頼ることなく客観的に選択することができる。
【0024】
こうしたことから、たとえばエリア分割を例として説明すると、従来、エリア分割をする際に起点となる各エリアの代表ポイントを複数のポイントの中から選択するということすら想定されておらず、ましてやこれらの代表ポイントを一定の手順に従って自動的に選択するという技術については何ら検討されたことがなかった。本発明によれば、対象地域をエリア分割する際に、各エリアの起点となる代表ポイントを適切に選択することができるので、所望の形状のエリア分割を行うことができる。
本発明のエリア分割方法において、前記ポイントは、作業員が巡回する巡回ポイントとすることができ、前記対象地域は、複数の前記巡回ポイントを含む営業地域とすることができ、前記代表ポイントは、前記営業地域を複数の作業員の担当エリアに分割した際の各エリアの起点となる巡回ポイントとすることができる。
本発明のエリア分割方法において、前記代表ポイントは、前記巡回ポイントへの商品配送処理を複数の前記作業員で分担して行うために前記営業地域を複数の作業員の担当エリアに分割した際の各エリアの起点となる巡回ポイントとすることができる。
本発明のエリア分割方法において、前記巡回ポイントは、店舗とすることができる。本発明のエリア分割方法において、前記巡回ポイントは、コンビニエンスストアとすることができる。
【0025】
本発明によれば、複数のポイントの中から代表ポイントを選択する方法であって、複数のポイントから、複数の仮代表ポイントを選択した後、複数のポイントのうち、仮代表ポイント以外の他のポイントから、置換候補ポイントを任意に選択するステップと、仮代表ポイントをそれぞれ結ぶ線分の中で、最短である第一の線分の長さを算出するステップと、仮代表ポイントのうち、置換候補ポイントから一番目に近い位置にある第一の仮代表ポイントと置換候補ポイントとを結ぶ第二の線分の長さを算出するステップと、を含み、第一の線分および第二の線分の長さを比較する第一の検査を行うステップと、第一の検査において第二の線分が第一の線分よりも長い場合に、第一の線分の両端のポイントのいずれか一方を仮代表ポイントから外して、置換候補ポイントを新たな仮代表ポイントとして選択するステップと、第一の検査において、第二の線分が第一の線分よりも短い場合に、置換候補ポイントから二番目に近い位置にある第二の仮代表ポイントと置換候補ポイントとを結ぶ第三の線分の長さを算出するステップと、仮代表ポイントのうち、第一の仮代表ポイントから最も近い位置にある第三の仮代表ポイントと、第一の仮代表ポイントとを結ぶ第四の線分の長さを算出するステップと、を含み、第三の線分と第四の線分の長さとを比較する第二の検査を行うステップと、第二の検査において、第三の線分が第四の線分よりも長い場合に、第一の仮代表ポイントを仮代表ポイントから外して、置換候補ポイントを新たな仮代表ポイントとして選択するステップと、を順次繰り返して実行し、次いで仮代表ポイントを代表ポイントとして確定することを特徴とする代表ポイント選択方法が提供される。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
以下、複数の店舗が設置された営業区域をエリア分割する場合に、各エリアの起点となるシードを設定する方法を例に挙げて本発明の第一の実施の形態を説明する。ここでは、分割対象の営業区域に含まれる店舗への商品配送処理を複数の作業員で分担して行う場合に、全体の作業効率が上昇し、かつ各作業員の労力が均等となるようにエリア分割を行う。ここで、店舗は、たとえはコンビニエンスストア等のチェーン店や自動販売機等である。また、各作業員は、毎日在庫センターなどの拠点を出発点として自己の担当エリア内の店舗に商品を配送し、1日の終了時にはまた拠点に戻るという巡回作業を行うものとする。したがって、全体の作業効率を上昇させるためには、各作業員の拠点−店舗間および店舗−店舗間の距離がそれぞれなるべく短くなるようにしてエリア分割を行うのが好ましい。
【0027】
図4は、本実施の形態におけるエリア分割処理の手順を示すフローチャートである。まず、エリア分割の処理に必要な各種データの登録が行われる(S90)。つづいて、エリア分割に必要なパラメータの設定が行われる(S91)。次いで、営業区域のエリア数の設定(S92)や各エリアにおける起点となるシードの設定(S93)等の初期設定が行われる。つづいて、シードを起点としたエリア分割が行われる(S94)。次いで、エリア分割の結果が表示され、評価および調整が行われる(S95)。
【0028】
図5は、本実施の形態におけるエリア分割処理を行うエリアシュミレータ装置の構成を示すブロック図である。エリアシュミレータ装置100は、表示処理部108と、パラメータ設定部110と、初期設定部114と、候補選択処理部116と、分割制御部118と、地図情報記憶部T1と、拠点情報記憶部T2と、店舗情報記憶部T3と、パラメータ記憶部T4と、初期設定記憶部T5と、エリア分割情報記憶部T6と、ロジック記憶部T7とを有する。
【0029】
地図情報記憶部T1は、分割の対象となる営業区域の地図情報データを記憶する。拠点情報記憶部T2は、拠点情報データを記憶する。拠点情報データは、拠点の識別コード、拠点の名称、拠点の位置(緯度および経度、またはX座標およびY座標)等を含む。ここで、拠点とは、たとえばその営業区域における在庫センターである。
【0030】
店舗情報記憶部T3は、店舗情報データを記憶する。店舗情報データは、拠点の識別コード、店舗の識別コード、店舗の名称、店舗の位置(緯度および経度、またはX座標およびY座標)、月売上(円)、1回あたりの作業時間(分)、月配送回数、拠点からの移動速度(km/時間)、店舗間移動速度(km/時間)等を含む。
【0031】
表示処理部108は、各種データを画面(不図示)上に表示する処理を行う。パラメータ設定部110は、営業区域をエリア分割するために必要なパラメータの設定を受け付ける。パラメータは、各作業員の1日の標準作業時間、各店舗での標準作業時間、店舗間の標準移動速度、拠点と店舗間の標準移動速度、距離倍率、店舗取得制限距離等を含む。パラメータ記憶部T4は、これらのパラメータを記憶する。
【0032】
初期設定部114は、営業区域をエリア分割するために必要な初期設定を行う。初期設定部114は、ユーザからエリア数(シード数)の設定等を受け付ける。たとえば分割の対象となる営業区域を4つのエリアに分割する場合、4つのシードが設定される。初期設定部114は、複数の店舗の中からシードとなる店舗を選択する。初期設定記憶部T5は、これらの初期設定を記憶する。
【0033】
候補選択処理部116および分割制御部118は、初期設定部114にて設定された各シードを起点として、分割対象の営業区域のエリア分割を行う。候補選択処理部116は、各シードについて、それぞれそのシードから近い位置にある店舗をそのシードと同じエリアに分類する候補として選択する。分割制御部118は、複数のエリアのうち、そのエリアにおける統計量が最も小さいエリアが候補の店舗をそのエリア内に取り込むように処理する。分割制御部118は、算出されたエリア別の統計量が全エリアにおいてほぼ均等となるように、複数の店舗を順次各エリアに帰属させていく。ここで、統計量とは、たとえば各エリアのコース数(1日毎の作業量)、各エリアに含まれる店舗の数、店舗あたりの平均作業時間、店舗あたりの平均月配送回数、店舗あたりの拠点からの距離平均、店舗間距離平均、コースあたりの店舗数、総売上、店舗あたりの売上平均等、各エリアに含まれる店舗の特性を示す情報である。
【0034】
ロジック記憶部T7は、初期設定部114、候補選択処理部116および分割制御部118において、それぞれ、シードの選択、分割処理、統計量の算出等に必要なロジックを記憶する。
【0035】
候補選択処理部116および分割制御部118による自動エリア分割処理が終了すると、その結果はエリア分割情報記憶部T6に記憶される。また、表示処理部108は、エリア分割状態を画面(不図示)に表示する。これにより、ユーザはエリア分割状態を把握することができる。パラメータ設定部110は再度のパラメータの設定を受け付ける。初期設定部114も、再度の初期設定を行う。
【0036】
図1は、本実施の形態において、初期設定部114がシードとなる店舗を選択する手順を示すフローチャートである。
初期設定部114は、営業区域内の複数の店舗の中から、ユーザから受け付けたエリア数(シード数)の任意の店舗を初期ポイントとして選択する(S12)。初期設定部114は、店舗情報記憶部T3を参照して、リスト順に初期ポイントを選択していくことができる。初期設定部114は、選択された初期ポイント間の最短距離Iを検出する(S14)。次に、初期設定部114は、店舗情報記憶部T3のリストの次の店舗を検査ポイントとして選択する(S16)。初期設定部114は、初期ポイントの中で、検査ポイントから最近隣のポイントと検査ポイントとの最短距離Iを算出する(S18)。つづいて、初期設定部114は、第一検査を行う(S20)。第一検査において、初期設定部114は、ステップ14で検出した初期ポイント間の最短距離Iと、ステップ18で算出した検査ポイントとの最短距離Iとを比較する(S22)。最短距離Iが最短距離Iよりも大きい場合(S22のYes)、初期設定部114は、検査ポイントを初期ポイントのいずれかと置換して新たな選択ポイントとする(S24)。ここで置換対象となるのは、初期ポイント間の最短距離Iを与えるポイントのうち、検査ポイントからの距離が短い方のポイントである。
【0037】
ステップ22において、最短距離Iが最短距離I以下の場合(S22のNo)、初期設定部114は、検査ポイントから最近隣の初期ポイント以外の初期ポイントへの最短距離Iを算出する(S26)。また、初期設定部114は、最近隣の初期ポイントから他の初期ポイントへの最短距離Iを算出する(S28)。つづいて、初期設定部114は、第二検査を行う(S30)。第二検査において、初期設定部114は、最近隣ポイントと他のポイントとの最短距離Iとステップ26で算出された最短距離Iとを比較する(S32)。最短距離Iが大きい場合(S32のYes)、ステップ24に進み、初期設定部114は、検査ポイントを最近隣のシードと置換して新たな選択ポイントとする(S24)。
【0038】
ステップ32において、最短距離Iが最近隣ポイントと他のポイントとの最短距離I以下だった場合(S32のNo)、ポイントの置換は行われない。
【0039】
以上の処理は、すべてのポイントについて順に所定回数、たとえばここでは100回行われる。ステップ34において、nが100以下の場合(S34のNo)、ステップ14に戻り、新たに選択されたポイント間の最短距離が選択される。初期設定部114は、店舗情報記憶部T3のリストの次の店舗を検査ポイントとして選択し(S16)、以下同様の処理を繰り返す。一方、ステップ34において、n>100の場合(S34のYes)、ポイントの選択処理は終了し、ここで選択ポイントとされていたポイントがシードとして設定される。
【0040】
図2は、図1を参照して説明したシードとなる店舗の選択処理を具体的に説明する図である。ここでは、営業区域内のシードとなる店舗数を「3」とする。まず、図2(a)に示すように、初期ポイントとして候補地点a、候補地点b、および候補地点cが選択される。初期設定部114は、これらのポイント間の最短距離を検出する。ここでは、候補地点aおよび候補地点b間が最短距離Lとなる。次に、候補地点情報記憶部22におけるリストの次のポイントである候補地点dが検査ポイントとして選択される。初期設定部114は、候補地点dから最近隣の候補地点を検出し、候補地点dと最近隣の候補地点との間の最短距離を算出する。ここでは、候補地点dおよび候補地点c間が最短距離Lとなる。初期設定部114は、最短距離Lと最短距離Lとを比較する。ここで、最短距離L>最短距離Lとなるので、初期設定部114は、候補地点dを初期ポイントと置換し、新たな選択ポイントとする。ここで、候補地点dとの置換対象となるのは、最短距離Lを構成する候補地点aまたは候補地点bのいずれかである。初期設定部14は、候補地点dと置換する置換対象の候補地点を決定するために、図2(b)に示すように、候補地点dと置換対象の候補地点aおよび候補地点bとの距離LおよびLをそれぞれ算出する。ここで、L>Lとなるので、候補地点aが候補地点dの置換対象となる。以上の処理により、図2(c)に示すように、候補地点b、候補地点c、および候補地点dが新たな選択ポイントとなる。同様の処理を繰り返し、所定回数の処理が終了した時点における選択ポイントがシードとなる店舗として選択される。
【0041】
図3は、シードとなる店舗の選択処理の他の例を説明する図である。ここでも、シードとなる店舗数を「3」とする。まず、図3(a)に示すように、初期ポイントとして候補地点a、候補地点b、および候補地点cが選択される。初期設定部114は、これらのポイント間の最短距離を検出する。ここでは、候補地点aおよび候補地点b間が最短距離Lとなる。次に、候補地点情報記憶部22におけるリストの次のポイントである候補地点eが検査ポイントとして選択される。初期設定部114は、候補地点eから最近隣の候補地点を検出し、候補地点eと最近隣の候補地点との間の最短距離を算出する。ここでは、候補地点eおよび候補地点b間が最短距離Lとなる。初期設定部114は、最短距離Lと最短距離Lとを比較する。ここで、最短距離L<最短距離Lとなるので、初期設定部114は、図3(b)に示すように、第二検査を行う。初期設定部114は、検査ポイントである候補地点eと候補地点bの次に候補地点eに近い候補地点aとの間の最短距離Lを算出する。また、最近隣の候補地点bとこの候補地点bに最も近い候補地点aとの間の最短距離Lを算出する。初期設定部114は、最短距離Lと最短距離Lとを比較する。ここでは、最短距離L>最短距離Lとなるので、候補地点eを候補地点bと置換する。以上の処理により、図3(c)に示すように、候補地点a、候補地点c、および候補地点eが新たな選択ポイントとなる。同様の処理を繰り返し、所定回数の処理が終了した時点における選択ポイントがシードとなる店舗として選択される。
【0042】
以上の処理において、第一検査では、検査ポイントと既存の選択ポイント間の最短距離が選択ポイント間の最短距離よりも長い場合にポイントの置換が行われるので、ポイント間の距離が短いようなポイントの組み合わせは排除されていく。また、置換対象の選択ポイントのうち、検査ポイントとの距離が短い方のポイントが置換されるので、新たに選択されたポイント間の距離をより一層長くすることができる。また、第一検査の条件を満たしていなくても、第二検査では、検査ポイントと既存の選択ポイントのいずれかとを置換した場合に、他の選択ポイントとの距離がより長くなる場合にポイントの置換が行われる。したがって、ポイント間の距離が長くなるようにポイントが置換されていく。そのため、複数の店舗の中から、互いの距離が均等に長くなるような店舗をシードとして選択することができる。
【0043】
図6は、エリア分割処理の手順を示すフローチャートである。
まず、上述したように初期設定部114によりシードが設定される(S102)。候補選択処理部116は、各シードについて、同じエリアに帰属させる店舗の候補を選択する(S104)。
【0044】
ここで、図7を参照して、ステップ104の店舗の候補を選択する手順を説明する。各エリアについて同様の処理を行うので、一のエリアについてのみ説明する。
【0045】
まず、まだいずれのエリアにも属していない無所属の店舗の中から、シードから最短の位置にある店舗を候補として検出する(S132)。つづいて、そのエリアに既に取得されている店舗のうち、検出された店舗の候補から最近隣の店舗と、検出された店舗との最短距離を算出する(S134)。ここで算出された最短距離と、予め設定された店舗取得制限距離とを比較し(S136)、最短距離が制限内の場合(S136のYes)、その候補をそのエリアの候補として決定する(S138)。一方、ステップ136において、算出された最短距離が制限内でない場合(S136のNo)、無所属の店舗が他にあるか否かを判断する(S140)。無所属の店舗が他にある場合(S140のYes)、ステップ132に戻り、シードから次に最短の位置にある店舗を候補として検出する。以下、同様の処理を繰り返す。
【0046】
ステップ140において、無所属の店舗が他にない場合(S140のNo)、他のエリアに既に取得されている取得済の店舗の中から、シードから最短の店舗を候補として検出する(S142)。つづいて、そのエリアに既に取得されている店舗のうち、検出された店舗の候補から最短の位置にある店舗と、検出された店舗との距離を算出する(S144)。ここで算出された最短距離と、予め設定された店舗取得制限距離とを比較し(S146)、最短距離が制限内の場合(S146のYes)、その候補をそのエリアの候補として決定する(S138)。一方、ステップ146において、算出された最短距離が制限内でない場合(S146のNo)、取得済の店舗の中で奪取可能なものが他にあるか否かを判断する(S148)。奪取可能なものがある場合(S148のYes)、ステップ142に戻り、シードから次に最短の位置にある店舗を候補として検出する。以下、同様の処理を繰り返す。なお、ステップ148において、奪取可能な店舗がない場合(S138のNo)、このエリアについての候補の選択処理を終了する。
【0047】
図6に戻り、ステップ104で候補が選択されたか否かが判断される(S106)。ステップ104で候補が選択されている場合(S106のYes)、分割制御部118は候補の店舗を含めたそのエリアの統計量を算出する(S108)。統計量としてはたとえば合計コース数を挙げることができる。合計コース数の算出方法については後述する。
【0048】
つづいて、分割制御部118は、エリアの統計量が最小となるエリアを検出する(S110)。分割制御部118により、統計量が最小であることが検出された場合(S110のYes)、そのエリアは候補の店舗を取得する(S112)。つづいて、営業区域内に無所属の店舗があるか否か、またはステップ112の候補取得処理が所定回数、たとえば100回行われたか否かが判断される(S114)。営業区域内に無所属の店舗があるか、またはステップ112の候補取得処理の回数が100回以下の場合(S114のNo)、ステップ104に戻り、次の候補を選択する。ステップ114において、無所属の店舗がないか、またはステップ112の候補取得処理の回数が100を超えた場合(S114のYes)、エリア分割処理は終了する。
【0049】
ステップ110において、統計量が最小でないことが検出された場合(S110のNo)、ステップ116に進み、他のエリアにより候補が取得されるまで待機する(S116のNo)。ステップ116において、他のエリアにより候補が取得された場合(S116のYes)、自己のエリアで既に取得していた店舗が他のエリアに奪取されたか否かを検出する(S118)。奪取されなかった場合(S118のNo)、このエリアにおける既得の店舗および候補に変動がないということであるので、ステップ110に戻り、再び統計量が最小となるか否かが判断される(S110)。
【0050】
ステップ118において、自己のエリアで既に取得していた店舗が他のエリアに奪取された場合(S118のYes)、このエリアにおける既得の店舗に変動があることを意味する。したがって、新たな候補を選択する必要があるため、ステップ114に進み、営業区域内に無所属の店舗があるか否か等が判断され、同様の処理が行われる。
【0051】
一方、ステップ118において、候補の修正が必要ない場合(S118のNo)、ステップ110に戻り、他のエリアとの関係で統計量が最小になるまで同様の処理を繰り返す。
【0052】
一方、ステップ104で候補が選択されなかった場合(S106のNo)、ステップ120に進み、他のエリアにより候補が取得されるまで待機する(S120のNo)。ステップ120において、他のエリアにより候補が取得された場合(S120のYes)、自己のエリアで既に取得していた店舗が他のエリアに奪取されたか否かを検出する(S122)。自己のエリアで既に取得していた店舗が他のエリアに奪取された場合(S122のYes)、このエリアにおける既得の店舗に変動があることを意味する。したがって、新たな候補を選択する必要があるため、ステップ114に進み、営業区域内に無所属の店舗があるか否かが判断され、同様の処理が行われる。
【0053】
一方ステップ122において、自己のエリアで既に取得していた店舗が他のエリアに奪取されなかった場合(S122のNo)、ステップ124に進み、営業区域内に無所属の店舗があるか否か、またはステップ112の候補取得処理が所定回数、たとえば100回行われたか否かが判断される。ステップ124において、営業区域内に無所属の店舗がないと判断された場合(S124のNo)、エリア分割処理は終了する。また、ステップ124において、営業区域内に無所属の店舗があるか、またはステップ112の候補取得処理の回数が100回以下の場合(S124のNo)、ステップ120に戻り、他のエリアにより候補が取得されるまで待機する(S120)。ステップ124において、無所属の店舗がないか、またはステップ112の候補取得処理の回数が100を超えた場合(S124のYes)、エリア分割処理は終了する。
【0054】
なお、以上の処理において、他のエリアの候補として選択されている店舗については無所属として扱い、複数のエリアの候補の店舗が重複する場合、取得の優先順位の高いエリアがその店舗を取得するものとする。
【0055】
図8は、図6および図7に示したエリア分割処理の一例を説明する図である。ここでは、各エリアにおける合計コース数が均等になるように、エリア分割が行われる。図8(a)に示すように、この営業区域には、複数の店舗が設置されている。ここで、エリア数を4とし、店舗a、b、c、dがそれぞれエリアA、B、C、およびDのシードとして設定されたものとする。図8(b)に示すように、候補選択処理部116は、各シード店舗a、b、c、dと同じエリアに帰属させる店舗の候補を選択していく。候補選択処理部116は、各シード店舗a、b、c、dから最も近い位置にある店舗を順次各エリアA、B、C、およびDの候補として選択する。分割制御部118は、後述する算定方法に従って、各エリアにおける合計コース数を逐次算出する。分割制御部118は、合計コース数が最小となるエリアから候補を取得させ、あるエリアが候補を取得する毎に、合計コース数が最小となるエリアを検出して、候補を取得させる処理を繰り返す。
【0056】
このようにして順次店舗を選択させていくと、図8(c)に示すように、複数の店舗が徐々に各エリアに所属するようになる。表示処理部108は、異なるエリアに所属する店舗が異なるマークや異なる色で表示されるように処理を行う。ここで、エリアCにおける候補は店舗eである。候補選択処理部116は、エリアCに既に取得されている店舗のうち、店舗eから最も近い位置にある店舗fと店舗eとの距離を算出し、この距離と予め設定された店舗取得制限距離とを比較する。ここで、算出された距離は制限距離より大きいものとする。この場合、候補として店舗eを選択することはできない。候補選択処理部116は、この営業区域内の店舗のうち、いずれのエリアにも取得されていない他の店舗について順次シード店舗cからの距離が近い順に候補を検出していく。その結果、いずれの店舗も店舗取得制限距離より大きかった場合、候補選択処理部116は、既に他のエリアに取得されている店舗の中から候補を検出する。そこで、候補選択処理部116は、他のエリアDに既に取得されている店舗gを候補として検出する。候補選択処理部116は、エリアCに既に取得されている店舗のうち、店舗gから最も近い位置にある店舗fと店舗gとの距離を算出する。ここで、算出された距離は制限距離より小さいものとする。この場合、候補選択処理部116は、店舗gをエリアCの候補として選択する。なお、直前の処理で他のエリアに奪取された店舗については、たとえばフラグを立てるなどして再奪取が行われないようにしておく。
【0057】
本実施の形態におけるエリア分割処理によれば、適切に配置されたシード店舗を起点として、各シード店舗からの位置が近い店舗が次の候補として選択されていくので、各エリアをブロック状に形成していくことができる。また、既にそのエリアに帰属している他の店舗の中で、最短のものからの距離が制限距離を超える場合は候補として取得しないので、営業区域に含まれる複数の店舗を店舗の統計量を考慮しつつ複数のグループに分割するときに、これらの店舗が領域間でまたがることなく、エリアに分割することができる。そのため、グループ分けの状態が把握しやすく、作業員に公平感を持たせることができる。
【0058】
本実施の形態におけるエリアシュミレータ装置100によれば、合計コース数等の統計量が最小となるエリアから順に店舗を取得していくので、すべてのエリアにおける統計量を均等にすることができる。また、各エリアにおいては、店舗間の距離が短くなるように候補の店舗が選択されるので、各エリアにおける移動時間を低減することができ、全エリアにおける移動時間も低く抑えることができる。これにより、営業区域における作業効率を高めることができる。
【0059】
図9は、各分割エリアにおける合計コース数の算出処理の手順を示すフローチャートである。各エリアについて同様の処理を行うので、ここでは一つのエリアについてのみ説明する。
【0060】
まず、拠点からそのエリア内で既に取得されている店舗および候補の店舗への平均移動時間Mを算出する(S160)。拠点から各店舗への合計距離を求めた後、拠点−店舗間移動速度から合計移動時間を求めることができる。この合計移動時間をそのエリア内の全店舗数で除すことによりMが求められる。
【0061】
つづいて、店舗間の平均移動時間Mを算出する(S162)。平均移動時間Mは、(i)各店舗から直近n個の店舗への合計距離を算出した後、店舗間移動速度から合計移動時間を求める。(ii)この合計移動時間をnで除すことにより、各店舗から他の店舗への平均移動時間m〜mを得る。(iii)m〜mを合計し、そのエリア内の全店舗数で除す、ことにより求められる。ここで、nが小さいときはその全店舗数をnとすることができる。
【0062】
次いで、1日で作業可能な店舗数Nを算出する(S164)。1日で作業可能な店舗数Nは、(i)1日の合計作業時間Tz=M×2+M(N−1)+T×N(Tは1店舗当たりの平均作業時間)を求め、(ii)N=(Tz−M×2+M)/(M+T)から得られる。
【0063】
一方、1日あたりの処理が必要な店舗数Nを算出する(S166)。1日あたりの処理が必要な店舗数Nは、(i)各店舗毎に月ごとの配送回数を算出して合計することにより、月ごとの配送回数Wを算出する。(ii)各作業員の1月の労働日数を4週間×5日とすると、N=W/20から得られる。
【0064】
その後、各エリアにおけるコース数=N/Nが求められる。(S168)
【0065】
以上の処理によれば、1日で作業可能な店舗数Nを算出する際に、拠点から各エリアの店舗までの移動時間をも考慮しているので、各エリアを拠点からの距離がほぼ均等となるように分割することができる。また、コース数は、各エリアにおける店舗間の距離をも考慮して算出されるので、各エリアにおける移動距離が均等となるように営業区域を分割することができる。
【0066】
図10図13は、パラメータの設定および初期設定を行うための画面を示す。図10は、分割対象の拠点を選択する画面を示す。ここでは、分割対象の拠点として「東京2」が選択されている。
【0067】
図11は、分割のための基礎条件の設定画面を示す。この営業区域において、各作業員の作業時間(オペ時間)、各店舗毎の作業時間、拠点−店舗間の移動速度、店舗−店舗間の移動速度、距離倍率、店舗取得制限距離を設定する。ここでは、各作業員の作業時間が「7時間30分」、店舗毎の作業時間が「20分」、拠点−店舗間の移動速度が「50Km/h」、店舗−店舗間の移動速度が「50Km/h」、距離倍率が「1」、店舗取得制限距離が「10Km」と設定されている。これらのパラメータは、図9を参照して説明した各エリアにおけるコース数を算出する際に用いられる。その際、たとえば距離倍率が「2」と設定されていれば、図9のステップ160およびステップ162の処理における拠点から各店舗への合計距離および各店舗から直近n個の店舗への合計距離を2倍としてMおよびMが算出される。各エリアのコース数は、拠点−店舗間、店舗−店舗間の移動距離から算出される移動時間と、各店舗における作業時間とから算出されるが、距離倍率を適宜設定することにより、移動時間にウェイトをかけることができる。本実施の形態において、コース数の算出には、拠点−店舗間および店舗−店舗間の直線距離が用いられている。しかし、実際に拠点−店舗間および店舗−店舗間を移動する場合には、曲がりくねった道を通ることや複雑に入り組んだ道を通ることが多い。したがって、営業区域毎の地域特性として所定の距離倍率を設定することにより、実際の移動距離をコース数に反映させることができる。
【0068】
また、店舗取得制限距離が「10Km」と設定されていれば、図7のステップ136およびステップ146において、既にそのエリアに取得されている店舗のいずれかから10Kmを超える距離にある店舗はそのエリアに取得されないようにされる。したがって、各エリアにおける店舗間の最長距離を10Km以下とすることができ、営業区域を複数のエリアのブロックに分割することができる。店舗取得制限距離は、分割対象の営業区域の大きさに応じて適宜設定することができる。
【0069】
図12は、エリア数の入力画面を示す。ここで、ユーザは分割対象の拠点配下におけるシード数(エリア数)を入力する。ここでは、シードの数が「6」となるように設定されている。
【0070】
次に、図13に示すように、ウェイトの設定画面が表示される。たとえばエリアが1〜6まである場合、いずれかのエリアのコース数にウェイトをかけることができる。ここで設定されたウェイトは、各エリアにおいて統計量を算出する際に用いられる。たとえば、ここではエリア「4」にウェイト「2」が設定されている。したがって、分割制御部118は、図9に示した合計コース数の算出処理において、エリア「4」で算出されたコース数を2倍したものを他のエリアのコース数と比較する。このようにすれば、最終的にエリア4のコース数は他のエリアの約半分に設定されることになる。たとえば、パートタイムの作業員をエリア4の担当者に割り当てるような場合にこのようなウェイト設定を行うことができる。
【0071】
以上のように、本実施の形態におけるエリア分割処理によれば、各エリアにおいて、店舗間の距離が短くなるように順次店舗が取り込まれていくので、最終的に、エリア間の距離が短い店舗が各エリアに分類されることになる。したがって、一つの営業区域をブロック単位のエリアに分割することができるとともに、各エリア内における店舗間の移動距離等を低減することができるので、店舗の巡回作業の効率を高めることができる。また、各エリアに含まれる複数の店舗の統計量が均等になるように各エリアに店舗が取り込まれていくので、作業員に公平感を持たせることができる。さらに、これらの結果は地図情報とともにマッピングされるので、担当者が客観的に公平感を認識することができる。
【0072】
(第二の実施の形態)
本実施の形態においては、第一の実施の形態とは異なる方法でシード設定処理を行う。ここでは、まず、実際に必要とされるシード数よりも多い数のシードが選択され、そのシードの中から所定の条件を満たすシードが最終的にシードとして選択される。
【0073】
図14は、本実施の形態におけるシード設定処理の手順を示すフローチャートである。初期設定部114は、シード候補数および選択条件の設定を受け付ける(S200)。ここで選択条件とは、シード候補数から最終的にいくつのシードをそのような条件で選択するか等である。
【0074】
初期設定部114は、図1に示したのと同様の手順で、シード候補数として設定された数のシード候補を設定する(S202)。つづいて、初期設定部114は、営業区域内の店舗を、ステップ202で設定されたシード候補のいずれかに帰属させるグループ分割を行う(S204)。
【0075】
グループ分割としては、営業区域内の店舗を、ステップ202で設定されたシード候補のうちそれぞれ最も近い位置にあるシード候補に帰属させることができる。また、グループ分割の他の例としては、候補選択処理部116および分割制御部118に、ステップ202で設定されたシード候補を起点として、図6および図7に示したのと同様の手順で、予備的なエリア分割を行わせることもできる。
【0076】
その後、初期設定部114は、グループ分割の結果、各シード候補に分割された店舗の情報を考慮して、選択条件に基づき、いくかのシード候補をシードとして選択する(S206)。
【0077】
以上の処理により、実際にエリア分割を行うためのシードが設定され、図6および図7に示したのと同様の手順でエリア分割が行われる(S208)。
【0078】
図15は、本実施の形態におけるシード候補数および選択条件の設定画面を示す図である。ここでは、シード候補として「6」が入力されている。また、選択条件としては、「分割結果から、店舗数の多いグループより、いくつをシード候補として選択しますか」という条件と、「分割結果から、店舗数の少ないグループより、いくつをシード候補として選択しますか」という条件が記載されている。ここで、「分割結果から、店舗数の少ないグループより、いくつをシード候補として選択しますか」という条件に対して「3」が入力されている。
【0079】
このように入力した場合、まずシード候補として6個の店舗が選択され、他の店舗は、これらの6個の店舗のいずれかに帰属されてグループ分割が行われる。つづいて、各グループにおける店舗の数が検出され、6つのグループのうち、店舗の数が少ない順から3つのグループが選択され、そのグループにおけるシード候補が最終的なシードとして選択される。
【0080】
本実施の形態におけるエリア分割処理によれば、グループ分割の結果、各グループに属する店舗の数や配置状態を考慮して所望のシードを選別することができる。そのため、店舗が密集した領域にシードが設定されたり、他の店舗から極端に離れた位置にシードが設定されたりしても、それらを外すようにシードを選択することができる。これにより、複数のエリアにおけるコース数を均等にするとともに、各エリアに含まれる店舗の数も近くなるようにエリア分割をすることができる。そのため、各エリアを担当する作業員の不公平感を低減することができる。
【0081】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、そのような変形例を説明する。
【0082】
また、第一の実施の形態および第二の実施の形態で説明したエリア分割処理は、種々の手順を用いて行うことができる。たとえば、第一の実施の形態において、図7のステップ132またはステップ142を参照して各エリアのシードから最短の位置にある店舗を候補として検出するとして説明したが、各エリアで取得済みの店舗の重心から最短の位置にある店舗を候補として検出するようにしてもよい。この場合も、検出された店舗を候補として決定するか否かの判断は、図7と同様の処理で行うことができる。
【0083】
また、この処理は、MST(minimum spanning tree)と同様の原理を用いて、各エリアで取得済みの店舗のいずれかから最短の位置にある店舗を候補として検出するようにしてもよい。この場合も、検出された店舗を候補として決定するか否かの判断は、図7と同様の処理で行うことができる。
【0084】
また、第一の実施の形態および第二の実施の形態において、統計量として各エリアの合計コース数を例示して説明したが、各エリアにおいて、たとえば、各エリアに含まれる店舗の数、店舗あたりの平均装填作業時間、店舗あたりの平均月装填回数、店舗あたりの拠点からの距離平均、店舗間距離平均、コースあたりの店舗数、総売上、店舗あたりの売上平均等、コース数以外の統計量が均等となるようにエリア分割を行うこともできる。たとえば、統計量として店舗あたりの売上平均を用いた場合、各エリアにおける売上を均等にすることができる。このような処理を第二の実施の形態において説明したように、実際に必要なシード数より多くのシード候補を設定してグループ分割を行う処理と組み合わせることもできる。この場合、各エリアに含まれる店舗の数が均等になるようなシードを適切に設定することができるので、最終的に各エリアにおけるコース数もある程度均等にしつつ、各エリアにおける売上をも均等にすることもできる。これにより、作業員の公平感をより高めることもできる。
【0085】
また、第一の実施の形態および第二の実施の形態において、各店舗を単独に処理するとして説明したが、ユーザは同じエリアに含めたい店舗間の関連付けを手動で行うこともできる。この場合、関連付けられた店舗は一つの店舗として取り扱うことができる。
【0086】
さらに、第一の実施の形態および第二の実施の形態において、図9のステップ164で説明したように、各エリアにおけるコース数の算出には、図11の基礎条件として入力された店舗毎作業時間の平均作業時間が用いられるとして説明したが、店舗情報記憶部T3に記憶された各店舗毎の実際の作業時間を考慮してコース数を算出するようにすることもできる。このようにすれば、店舗の種類に応じて作業時間が異なる場合であっても、より厳密にコース数を算出することができるので、各エリアにおける作業員の労力を均等にすることができる。
【0087】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、対象地域内に配置された複数の候補地点から、複数の代表地点を適切な配置で選択することができる。本発明によれば、複数の巡回ポイントを含む対象地域をエリア分割する際に、各エリアの起点となる巡回ポイントを適切に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態において、初期設定部がシードとなる店舗を選択する手順を示すフローチャートである。
【図2】 図1を参照して説明した初期設定部の選択処理を具体的に説明する図である。
【図3】 図1を参照して説明した初期設定部の選択処理の他の例を説明する図である。
【図4】 本発明の第一の実施の形態におけるエリア分割処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の第一の実施の形態におけるエリア分割処理を行うエリアシュミレータ装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第一の実施の形態におけるエリア分割処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】 図6に示したステップ104の自販機の候補を選択する手順を示すフローチャートである。
【図8】 図6および図7に示したエリア分割処理の一例を説明する図である。
【図9】 各分割エリアにおける合計コース数の算出処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】 パラメータの設定および初期設定を行うための画面を示す図である。
【図11】 パラメータの設定および初期設定を行うための画面を示す図である。
【図12】 パラメータの設定および初期設定を行うための画面を示す図である。
【図13】 パラメータの設定および初期設定を行うための画面を示す図である。
【図14】 本発明の第二の実施の形態におけるシード設定処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の第二の実施の形態におけるシード候補数および選択条件の設定画面を示す図である。
【符号の説明】
100 エリアシュミレータ装置
108 表示処理部
110 パラメータ設定部
114 初期設定部
116 候補選択処理部
118 分割制御部
T1 地図情報記憶部
T2 拠点情報記憶部
T3 店舗情報記憶部
T4 パラメータ記憶部
T5 初期設定記憶部
T6 エリア分割情報記憶部
T7 ロジック記憶部

Claims (16)

  1. コンピュータシステムにより、複数のポイントを含む対象地域を複数のエリアに分割し、前記複数のポイントを各前記エリアに帰属させる際の各前記エリアの起点として、前記対象地域に含まれる複数のポイントから前記複数のエリアの数に対応する複数の代表ポイントを選択する方法であって、
    前記コンピュータシステムは、仮代表ポイント選択手段、および距離パラメータ比較手段を備え、
    前記仮代表ポイント選択手段が、前記複数のポイントの中から前記複数のエリアの数に対応する複数の仮代表ポイントを選択した後、
    前記距離パラメータ比較手段が、仮代表ポイント間の位置情報に基づいて定まる距離パラメータが大きくなるように、前記複数の仮代表ポイントを選択しなおす処理を繰り返して実行し、次いで前記仮代表ポイントを前記代表ポイントとして確定することを特徴とする代表ポイント選択方法。
  2. コンピュータシステムにより、複数のポイントを含む対象地域を複数のエリアに分割し、前記複数のポイントを各前記エリアに帰属させる際の各前記エリアの起点として、前記対象地域に含まれる複数のポイントから前記複数のエリアの数に対応する複数の代表ポイントを選択する方法であって、
    前記コンピュータシステムは、仮代表ポイント選択手段、置換候補ポイント選択手段、および距離パラメータ比較手段を備え、
    前記仮代表ポイント選択手段が、前記複数のポイントの中から前記複数のエリアの数に対応する複数の仮代表ポイントを選択した後、
    前記置換候補ポイント選択手段が、前記仮代表ポイント以外の他のポイントから置換候補ポイントを選択する第一のステップと、
    前記距離パラメータ比較手段が、前記仮代表ポイントの位置情報に基づいて定まる第一の距離パラメータを算出し、前記仮代表ポイントを前記置換候補ポイントに置換したときの仮代表ポイントの位置情報に基づいて定まる第二の距離パラメータを算出し、前記第二の距離パラメータが前記第一の距離パラメータよりも大きくなる場合に、前記仮代表ポイントを前記置換候補ポイントに置換する第二のステップと、
    を繰り返して実行し、次いで前記仮代表ポイントを前記代表ポイントとして確定することを特徴とする代表ポイント選択方法。
  3. 請求項1または2に記載の代表ポイント選択方法において、
    前記距離パラメータ比較手段は、前記仮代表ポイント間距離の最小値を前記距離パラメータとして利用することを特徴とする代表ポイント選択方法。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の代表ポイント選択方法において、
    前記距離パラメータ比較手段は、前記仮代表ポイント間距離の平均値を前記距離パラメータとして利用することを特徴とする代表ポイント選択方法。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の代表ポイント選択方法において、
    前記距離パラメータ比較手段は、前記仮代表ポイント間距離の差の逆数を前記距離パラメータとして利用することを特徴とする代表ポイント選択方法。
  6. コンピュータシステムにより、複数のポイントを含む対象地域を複数のエリアに分割し、前記複数のポイントを各前記エリアに帰属させる際の各前記エリアの起点として、前記対象地域に含まれる複数のポイントから前記複数のエリアの数に対応する複数の代表ポイントを選択する方法であって、
    前記コンピュータシステムは、仮代表ポイント選択手段、および距離比較手段を備え、
    前記仮代表ポイント選択手段が、前記複数のポイントから前記複数のエリアの数に対応する複数の仮代表ポイントを任意に選択した後、
    前記仮代表ポイント選択手段が、前記仮代表ポイント以外の他のポイントから任意に選択した一のポイントを前記仮代表ポイントに加える第一のステップと、
    前記距離比較手段が、前記仮代表ポイントをそれぞれ結ぶ線分のうち最短の線分の両端のポイントのいずれか一方を前記仮代表ポイントから外す第二のステップと、を順次繰り返して実行し、次いで前記仮代表ポイントを代表ポイントとして確定することを特徴とする代表ポイント選択方法。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の代表ポイント選択方法において、
    前記コンピュータシステムは、代表ポイント選別手段をさらに備え、
    前記代表ポイント選別手段が、
    前記代表ポイント以外の他のポイントを前記代表ポイントのいずれかに帰属させるステップと、
    各代表ポイントに帰属するポイントの数またはポイントの配置状態を考慮して前記代表ポイントの中から一以上のポイントを削除し、代表ポイントを選別するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする代表ポイント選択方法。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載の代表ポイント選択方法において、
    前記ポイントは、作業員が巡回する巡回ポイントであって、前記対象地域は、複数の前記巡回ポイントを含む営業地域であって、前記代表ポイントは、前記営業地域を複数の作業員の担当エリアに分割した際の各エリアの起点となる巡回ポイントであることを特徴とする代表ポイント選択方法。
  9. 請求項8に記載の代表ポイント選択方法において、
    前記代表ポイントは、前記巡回ポイントへの商品配送処理を複数の前記作業員で分担して行うために前記営業地域を複数の作業員の担当エリアに分割した際の各エリアの起点となる巡回ポイントであることを特徴とする代表ポイント選択方法。
  10. 請求項8または9に記載の代表ポイント選択方法において、
    前記巡回ポイントが、店舗であることを特徴とする代表ポイント選択方法。
  11. 請求項8乃至10いずれかに記載の代表ポイント選択方法において、
    前記巡回ポイントが、コンビニエンスストアであることを特徴とする代表ポイント選択方法。
  12. コンピュータシステムにより、複数のポイントを含む対象地域を複数のエリアに分割し、それぞれのエリアにポイントを帰属させるエリア分割方法であって、
    前記コンピュータシステムは、代表ポイント選択手段、およびエリア分割手段を備え、
    前記代表ポイント選択手段が、請求項1乃至7いずれかに記載の代表ポイント選択方法により選択された代表ポイントを選択した後、
    前記エリア分割手段が、各前記代表ポイントを含むエリアを初期値として複数設定した後、各前記エリアに追加するポイントを、各前記エリアの代表点からの距離を考慮して選択する処理を繰り返して各前記エリアを拡張し、複数のポイントをいずれかの前記エリアに帰属させることを特徴とするエリア分割方法。
  13. 請求項12に記載のエリア分割方法において、
    前記ポイントは、作業員が巡回する巡回ポイントであって、前記対象地域は、複数の前記巡回ポイントを含む営業地域であって、前記代表ポイントは、前記営業地域を複数の作業員の担当エリアに分割した際の各エリアの起点となる巡回ポイントであることを特徴とするエリア分割方法。
  14. 請求項13に記載のエリア分割方法において、
    前記代表ポイントは、前記巡回ポイントへの商品配送処理を複数の前記作業員で分担して行うために前記営業地域を複数の作業員の担当エリアに分割した際の各エリアの起点となる巡回ポイントであることを特徴とするエリア分割方法。
  15. 請求項13または14に記載のエリア分割方法において、
    前記巡回ポイントが、店舗であることを特徴とするエリア分割方法。
  16. 請求項13乃至15いずれかに記載のエリア分割方法において、
    前記巡回ポイントが、コンビニエンスストアであることを特徴とするエリア分割方法。
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